海未「あれはA-RISEの…彼女もコミケに」

あんじゅ「！」

海未「！」

海未(気づかれてしまいました…仕方ありません)

海未「お…お早うございます」

あんじゅ「あ…ぅお…お早うございます」

海未(気まずい)

あんじゅ「ひょっ…園田さんはどうしてここにぃ？」

海未「えっ…あコミケに」

あんじゅ「あ…そうですよね」ｵﾄﾞｵﾄﾞ

海未「はい…」

海未(帰りたい)

あんじゅ「あ…あにょっ…あの」

海未「はっはい」

あんじゅ「なに目的なの…？」

海未「それは…」

あんじゅ「私は今日は企業目的なの」

海未「どこですか？」

あんじゅ「ロンドローブとブロッコリーよ、今回はageが無いのは少し残念ねでも他にも見たいところはあるし」

海未「ロンドローブ！もしかしてごちうさですか！？」

あんじゅ「！もしかして貴女も？」

海未「こんなところで仲間に会えるとは！」

あんじゅ「誰が好きなの！」

海未「勿論ココアですよ！声が特に可愛いです！」

あんじゅ「わかるわぁでも私はチノちゃんが好きね」

海未「ああ！分かります！」

あんじゅ「でも今回は厳しそうね…」

海未「そうですねブロッコリーも人気アニメが集まってますからね」

あんじゅ「幸い今回は気候は私たちの味方よ」

海未「はい…昨年は雲が出来てましたからね」

あんじゅ「貴女も味わったのねあの地獄を…」

海未「はい、携帯は水没しました」

あんじゅ「それは大変だったわね」

あんじゅ「冬は行ったの？」

海未「はい…というか初詣で会ったときは帰ったばっかりだったんですね」

あんじゅ「貴女もね、冬はきんモザに完敗したわよ」

海未「そこまで厳しかったのですか？」

あんじゅ「えぇ５時に並んでも完敗だったわよ」

海未「恐ろしい」

あんじゅ「まぁ今は今回のことに集中しましょう」

海未「はい…あと四時間以上ありますけど」

あんじゅ「でも良かった」

海未「？」

あんじゅ「いつも一人で並んでだけど今回は貴女と会えて」

海未「あんじゅ…」

あんじゅ「貴女は他にどこか目当てがあるの？」

海未「そうですね…ちょっと言いにくいのですが」

あんじゅ「ここに来てる時点でもう問題ないわよ」

海未「それなら…」

あんじゅ「うん」

海未「その…少し卑猥な物にも並ぼうかと」

あんじゅ「やるわね」

あんじゅ「平気よ私もだから」

海未「そうなのですか！」

あんじゅ「コミケに来て健全な物だけ買う人なんていると思う？」

海未「思いません」

あんじゅ「だから恥ずかしがらないでいいわ」

海未「抱き枕やおっOいマウスパットや工口同人を買っても！？」

あんじゅ「平気よ」

海未「それなら良かった…」

あんじゅ「抱き枕ね…確かにすばらだけど私たち高校生には高いのよね」

海未「最高でも一つしか買えないのが…その他の物も買いたいですし、あんじゅはどのような物を？」

あんじゅ「私はageが出す抱き枕は全て買ったわ」

あんじゅ「ごちうさの抱き枕必ず手にいれてみるわ！」

海未「私もラブライブのカーテン手に入れて見せます！」

海未「うぅ…」

あんじゅ「どうしたの？」

海未「あの…トイレに」

あんじゅ「あぁ結構時間がたったものね、丁度いいし少し列を外れましょうか」

あんじゅ「私も飲みとかを買いたかったし」

海未「ありがとうございます」

あんじゅ「あっすいません私たち少し列を外れるんで」

隣の兄ちゃん「あっはい分かりました」

あんじゅ「行きましょうか」

海未「はい」

海未「トイレ凄い混んでしたね」

あんじゅ「女性も結構いるのね」

あんじゅ「次はコンビニで何か買いましょう」

海未「はい」

あんじゅ「朝ごはんと念のため昼も買っておきましょう」

海未「昼も買うのですか？」

あんじゅ「並んでる時に食べられるでしょ？」

海未「なるほど、私は昼は抜かしてしまってました」

あんじゅ「ダメよそれは倒れたら大変、栄養と水分は取っておかないと」

海未「なるほど、それではゴハンと水を買いましょう」

店員「ｼｬｰｾｰ!」

あんじゅ「店員は忙しそうね」

海未「これも醍醐味です」

あんじゅ「あっ！女の子が書いてある飲み物が売ってるわよ！」

海未「あれは艦これのキャラですね」

あんじゅ「可愛いし買っていきましょう」

海未「食料、水分も確保出来ました！」

あんじゅ「ゴハンは列に戻る前に食べちゃいましょう」

海未「あのベンチに座りましょうか」

あんじゅ「もぐもぐ」

海未「もぐもぐ」

海未「あと二時間ですが、かなり人が集まって来ましたね」

あんじゅ「早めに並んでて良かったわ」

海未「そろそろ戻りましょう」

コミケスタッフ「まのなく列の移動が開始します！！列を外れてる方はお戻りくださーい！！」

あんじゅ「そうね、戻りましょう」

海未「はい、ん？」

トラック「ﾊﾅﾓﾉｶﾞﾀﾘﾊﾁｶﾞﾂｼﾞｭｳﾛｸﾆﾁﾎｳｿｳ」

海未「なんでしょうかあのトラック？」

あんじゅ「あれは！」

あんじゅ「ちょっと写真撮ってくる！」

海未「ラッピングトラックですか」

あんじゅ「！！」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

あんじゅ「悪かったわね」

海未「大丈夫ですよ」

あんじゅ「少し暑くなって来たわね」

海未「あと少しで入場です」

あんじゅ「貴女と話してたらあっという間だったわ」

海未「そうですか…嬉しいです」

あんじゅ「ふふっ」

海未「ついにコミケが始まります」ﾜｸﾜｸ

周り「わーわーガヤガヤ」

ﾀﾀﾞｲﾏﾖﾘ ｺﾐｯｸﾏｰｹｯﾄｶｲｻｲｲﾀｼﾏｽ

周り「わーわー」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

海未「始まりましたね」

あんじゅ「ここからよ！」

海未「はい！」

あんじゅ「せっかく二人なんだし手分けしましょう」

海未「そうですね、どちらに行きますか？」

あんじゅ「そうね私はブシロードに行くわ」

海未「なら私はロンドローブに、欲しいものは何ですか？」

あんじゅ「まってメモとお金をを渡すから」

海未「確かに受けとりました、では私も渡しておきます」

あんじゅ「わかったわ、買い終わったらどうする？」

海未「念のため連絡先を交換しましょう、その時になってみないと分かりませんし」

あんじゅ「そうね、そうしましょう」

海未「ではおくりますよ」ﾋﾟｯ

あんじゅ「送信っと」ﾋﾟｯ

海未「ではお互い頑張りましょう！」

あんじゅ「えぇ！」

あんじゅ「やっぱりロンドローブは人が多いわね、みんなごちうさ目当てね」

あんじゅ「それにしても列が流れるの遅すぎよ！」

あんじゅ「まったく…ないしてるんだか」

ﾜｰﾜｰ

あんじゅ「ん？」

VIPPER「おい！列が流れるの遅すぎるだろ！」

レジ「そんなこといわれても」

VIPPER「もういい！俺がレジをやってやる！」

レジ「ええ！？」

VIPPER「おらおらおら！」ﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟｯ

レジ「はっ…速い！」

あんじゅ「えー」

あんじゅ「でもあの人が入ってから流れが早くなったわね」

あんじゅ「あと少しで買えるわ」

スタッフ「商品の在庫をお知らせしま
ーす！」

あんじゅ「っ！」ｿﾞｯ!

スタッフ「ごちうさ添い寝シーツ残りわずかとなりました！」

あんじゅ「良かった…私の目当てはまだ無事ね」ﾎｯ

スタッフ「ごちうさ抱き枕完売致しましたー！」

あんじゅ「えっ…？」

あんじゅ「そんな海未に頼まれた抱き枕が…」

あんじゅ「海未ごめんなさい」

レジ「次のお客様どうぞー」

あんじゅ「本当にあと少しで買えたのに…」

あんじゅ「ごちうさセット二つと高校生組シーツ二つお願いします」

レジ「分かりましたー」

あんじゅ(海未ごめんなさい、変わりにシーツは私からの奢りよ)

あんじゅ「海未は大丈夫かしら…」

海未「さすがブロッコリー凄い人です」

レジ「次のお客様どうぞー」

海未「ふぅなんとか目的の物は買えそうです」

海未「ラブライブのカーテンとレジャーシート２年生で」

レジ「かしこまりました」

海未「まぁカーテンなんか中々売り切れませんよね」

海未「次はジーストアでTシャツを買いましょう」

海未「穂乃果とことりのTシャツを下さい、あとあんじゅは…」

海未「私のTシャツを買ってもくれるのですねありがとうございます！」

レジ「あの？」

海未「あっ穂乃果とことりと海未のTシャツを下さい」

レジ「ありがとうございましたー」

海未「なんとか目当ては買えましたね、集合の時間まで工口ゲ会社でも回りますか」

海未「これは！」

店員「どうです？等身大おっOいマウスパット？」

海未「確かに魅力的です…しかし」

13000円

海未「高すぎます！」

海未「他に少し安いのは、あれは！」

海未「恋姫無双ですか…いいですね、すいません信長の抱き枕を」

店員「ありがとうございました」

海未「ふふっこんな感じですかね、さてあんじゅはどうでしょうか」

>>65
悪い完全に戦国†恋姫と勘違いしてた・
すまない

海未「そろそろ時間ですが…」

あんじゅ「海未！」

海未「あぁ良かった、頼まれてた物は全て買えましたよ！」

あんじゅ「そうなの…私は海未から頼まれてまた物買えなかったわ、ごめんなさい」

海未「そうですか…でも仕方ありませんそれがコミケですから！」

あんじゅ「海未ぃ…」

海未「泣かないで下さい、私は大丈夫ですから」

あんじゅ「これ高校組のシートだけど買ってきたわ」

海未「ありがとうございました、それだけあれば十分です」

あんじゅ「お金は返すわ…私からの奢りよ」

海未「！」

海未「ダメですよ、それではあんじゅのお金が…」

あんじゅ「いいの、買えなかったのは私のせいだし」

海未「私も高校組のシートは欲しいと思ってましたし、問題ありません！」

あんじゅ「でも」

海未「だからお金はいいですよ」

あんじゅ「海未、ありがとう」

海未「さぁ早く一般ブースへ行きましょう！まだ始まったばかりですよ」

あんじゅ「えぇ！」

あんじゅ「海未は一般で何を買うの？」

海未「今日は目当ては少ないのでブラブラ回るつもりでしたね」

あんじゅ「私も同じよ、なら一緒に回らない？」

海未「いいですよ、その方が楽しいですし」

あんじゅ「決まりね」

海未「どっちのブースから行きましょうか？」

あんじゅ「私は腐に興味はないしそっちには行かないつもりだけどどう？」

海未「問題ありませんね」

あんじゅ「なら二人で色々回ってみましょ」

海未「凄い人…でも昨年よりは暑くないですね」

あんじゅ「そうね良かったわ」

海未「壁から回って行きましょう」

あんじゅ「今年は東方だけじゃなく艦これも多いわね」

海未「そうですね、なにか好みの本があればいいのですが」

あんじゅ「これなんて凄いわよ」

海未「切り絵ですね、ここまで来ると芸術ですね」

あんじゅ「本以外もかなりあるわね」

海未「確かに、どれも魅力的です」

海未「この本いいですね、ちょっと読んでいいですか？」

売り子「どうぞ」

海未「ほぅやっぱり百合はいいですね、下さい」

売り子「500円です」

海未「はい」

あんじゅ「私はこのタペストリーを」

売り子「1000円です」

あんじゅ「はい」

売り子「ありがとうございました」

海未「いいもの買っちゃいましたね」

あんじゅ「普段は来ない日に来るのも良いわね」

海未「次の所に行って見ましょう！」

あんじゅ「結構時間がたったわね」

海未「本当だ、終わりの時間ですね」

あんじゅ「そろそろ切り上げましょうか」

海未「そうですね、明日はどうするんですか？」

あんじゅ「ホテルに泊まってまた行くつもりよ」

海未「いいですね、私もホテルに泊まれたら良かったのですが」

あんじゅ「予約とれなかったの？」

海未「はい…ですから時間は多少掛かりますが家に帰ろうかと」

あんじゅ「それなら…」

あんじゅ「私と一緒に泊まる？」

海未「え！？」

あんじゅ「もしよかったらよ、どう？」

海未「いっいいのですか？」

あんじゅ「海未なら大歓迎よ」

海未「ありがとうございます！」

あんじゅ「その代わりベットは一つしか無いけど」

海未「構いません、私は床に寝ますよ」

あんじゅ「それはダメよ、風邪引いちゃう少し狭いかも知れないけど一緒に寝ましょ？」

海未「そっ…それは」///

あんじゅ「…だめ？」

海未「…だめじゃないですけど」

あんじゅ「なら決まりね！」

海未「なにからなにまで、ありがとうございます」

あんじゅ「今回のコミケもずっと一人だと思ってただけど楽しかったわ」

海未「私もあんじゅに色々助けられました」

あんじゅ「ならお互い様ね」

海未「はいお互い様です」

あんじゅ「それじゃ行きましょ！」

海未「はい！」

海未(いつもとは違う楽しさが味わえました、あんじゅ本当にありがとうございました。それに…)

海未「～！」///

海未(私たちは女の子同士なのだから間違いが起こるなんてこと…)

海未(ない…ですよね？)

あんじゅ「どうしたの？」

海未「なっなんでもないです！」

あんじゅ「そう？」

海未「だっ大丈夫です！さっさぁ行きましょう！！」

あんじゅ「？そうね、そろそろ時間だし」

海未「夕飯も食べに行きましょう！」

あんじゅ「あっ！ちょっと、海未待って！」

海未(今年は、楽しいコミケになりそうです！)

一応終わりです、遅くまで付き合っていただきありがとうございました

乙
うみあんは初めて見たが良かったよ

このあと自分の身に何が起こるのか
このときの海未は知る由もなかった