1: 2008/05/10(土) 04:02:16.48 ID:ClkzLgcy0
@
ハルヒ「ほらキョン! 早く部室行くわよ! さっさとしなさい!」
キョン「うるっせえなぁ…」
ハルヒ「えっ?」
キョン「わかったよ行くよ。行けばいいんだろ」」
ハルヒ「……」
ハルヒ「ほらキョン! 早く部室行くわよ! さっさとしなさい!」
キョン「うるっせえなぁ…」
ハルヒ「えっ?」
キョン「わかったよ行くよ。行けばいいんだろ」」
ハルヒ「……」
5: 2008/05/10(土) 04:06:49.09 ID:ClkzLgcy0
ハルヒ「……」
ハルヒ(今…もしかしてうるさい、って言ったのかしら)
ハルヒ(まさかね…キョンがそんなこと言うわけないわよね)
ハルヒ(聞き違いよ聞き違い)
ハルヒ(今…もしかしてうるさい、って言ったのかしら)
ハルヒ(まさかね…キョンがそんなこと言うわけないわよね)
ハルヒ(聞き違いよ聞き違い)
9: 2008/05/10(土) 04:11:03.96 ID:ClkzLgcy0
─────
ハルヒ「みんな揃ったわね! じゃあミーティングを始めるわ!」
キョン「…はぁ」
ハルヒ「こらキョン! なに溜息なんかついてんの! ヤル気あんの!?」
バンッ
キョン「!! 痛って…!!」
ハルヒ「シャキっとしなさいシャキっと! はいそれじゃ、みんな今日はね」
キョン「おいちょっと待て」
ハルヒ「みんな揃ったわね! じゃあミーティングを始めるわ!」
キョン「…はぁ」
ハルヒ「こらキョン! なに溜息なんかついてんの! ヤル気あんの!?」
バンッ
キョン「!! 痛って…!!」
ハルヒ「シャキっとしなさいシャキっと! はいそれじゃ、みんな今日はね」
キョン「おいちょっと待て」
11: 2008/05/10(土) 04:15:40.59 ID:ClkzLgcy0
ガタッ
ハルヒ「ん? 何キョン?」
キョン「痛てえよ」
ハルヒ「え…」
キョン「痛てえっつってんだよ」
ハルヒ「え…え?」
キョン「…ちっ」
ガチャッ スタスタスタ
ハルヒ「……」
ハルヒ「ん? 何キョン?」
キョン「痛てえよ」
ハルヒ「え…」
キョン「痛てえっつってんだよ」
ハルヒ「え…え?」
キョン「…ちっ」
ガチャッ スタスタスタ
ハルヒ「……」
19: 2008/05/10(土) 04:21:28.72 ID:ClkzLgcy0
古泉「…帰ってしまいましたね」
みくる「ど、どうしたんですかぁ今のキョン君…怖かったですぅ…」
ハルヒ「……」
みくる「大丈夫ですか涼宮さん…あ、震えてる…」
ハルヒ「! な、何言ってんのよそんなわけないでしょ! なんであたしが震えなきゃなんないのよ!」
ハルヒ「何よキョンのヤツ、かってに帰ったりして! 罰金ものだわ!」
ハルヒ「来週の不思議探索の時の昼ご飯代はあいつに出させましょ!!」
みくる「ど、どうしたんですかぁ今のキョン君…怖かったですぅ…」
ハルヒ「……」
みくる「大丈夫ですか涼宮さん…あ、震えてる…」
ハルヒ「! な、何言ってんのよそんなわけないでしょ! なんであたしが震えなきゃなんないのよ!」
ハルヒ「何よキョンのヤツ、かってに帰ったりして! 罰金ものだわ!」
ハルヒ「来週の不思議探索の時の昼ご飯代はあいつに出させましょ!!」
22: 2008/05/10(土) 04:26:04.83 ID:ClkzLgcy0
─────
ハルヒ(ど、どうしようどうしようどうしよう)
ハルヒ(キョンに…キョンに嫌われた…嫌われちゃった…!?)
ハルヒ(嘘…嘘よね…きっとさっきのは演技よね…ていうかあたしの考えすぎよね…)
ハルヒ(もしくは、たまには俺だって怒るんだぞっていうのをアピールしたかっただけよね)
ハルヒ(そうよ…そうに決まってる…そうよ…)
ハルヒ(ど、どうしようどうしようどうしよう)
ハルヒ(キョンに…キョンに嫌われた…嫌われちゃった…!?)
ハルヒ(嘘…嘘よね…きっとさっきのは演技よね…ていうかあたしの考えすぎよね…)
ハルヒ(もしくは、たまには俺だって怒るんだぞっていうのをアピールしたかっただけよね)
ハルヒ(そうよ…そうに決まってる…そうよ…)
25: 2008/05/10(土) 04:32:40.28 ID:ClkzLgcy0
翌日。
ハルヒ「ドキドキドキドキ」
ハルヒ「…あ」
ハルヒ「お、おはようキョン!」
キョン「……」
ハルヒ「あんたねぇ、昨日いったい何だったのよもう! いきなり帰ったりして、何様のつもり!? 」
ハルヒ「とにかく罰として、日曜日の昼ご飯代はあんたのおごりに決まったからね! 命令よ!」
キョン「あ?」
ハルヒ「ビクッ」
ハルヒ「ドキドキドキドキ」
ハルヒ「…あ」
ハルヒ「お、おはようキョン!」
キョン「……」
ハルヒ「あんたねぇ、昨日いったい何だったのよもう! いきなり帰ったりして、何様のつもり!? 」
ハルヒ「とにかく罰として、日曜日の昼ご飯代はあんたのおごりに決まったからね! 命令よ!」
キョン「あ?」
ハルヒ「ビクッ」
28: 2008/05/10(土) 04:35:44.26 ID:ClkzLgcy0
ハルヒ「な、なによ文句ある!?」
キョン「文句ある?」
ハルヒ「ビクッ」
キョン「…ざけんなよおまえ」
キョン「何様のつもりっておまえが何様だよ。いつもいつもよ」
ハルヒ「……」
キョン「……」
キョン「…はーっ」
キョン「文句ある?」
ハルヒ「ビクッ」
キョン「…ざけんなよおまえ」
キョン「何様のつもりっておまえが何様だよ。いつもいつもよ」
ハルヒ「……」
キョン「……」
キョン「…はーっ」
34: 2008/05/10(土) 04:39:21.02 ID:ClkzLgcy0
ハルヒ「……」
国木田「おーいキョン。おはよう」
キョン「おお、おっす」
谷口「聞いてくれよキョン。昨日すげーかわいい子ナンパしちゃってよ」
キョン「またか。どうせ成功しなかったんだろ?」
ハルヒ「……」
国木田「おーいキョン。おはよう」
キョン「おお、おっす」
谷口「聞いてくれよキョン。昨日すげーかわいい子ナンパしちゃってよ」
キョン「またか。どうせ成功しなかったんだろ?」
ハルヒ「……」
37: 2008/05/10(土) 04:45:33.48 ID:ClkzLgcy0
─────
ハルヒ「……」
ハルヒ「あ…」
ハルヒ「ね、ねえキョン」
キョン「…んだよ」
ハルヒ「ビクッ」
ハルヒ「あ、あのさ…ちょっと教科書忘れちゃったの」
ハルヒ「見せて…くれる…?」
キョン「……」
ハルヒ「……」
ハルヒ「あ…」
ハルヒ「ね、ねえキョン」
キョン「…んだよ」
ハルヒ「ビクッ」
ハルヒ「あ、あのさ…ちょっと教科書忘れちゃったの」
ハルヒ「見せて…くれる…?」
キョン「……」
40: 2008/05/10(土) 04:48:30.16 ID:ClkzLgcy0
ポイッ ドサッ
ハルヒ「あ…わ、悪いわね…」
キョン「…それが礼のつもりか」
ハルヒ「……」
キョン「ちっ」
教師「それじゃここ、涼宮読んでみろ」
ハルヒ「……」
教師「涼宮?」
ハルヒ「あ…は、はい…」
ハルヒ「あ…わ、悪いわね…」
キョン「…それが礼のつもりか」
ハルヒ「……」
キョン「ちっ」
教師「それじゃここ、涼宮読んでみろ」
ハルヒ「……」
教師「涼宮?」
ハルヒ「あ…は、はい…」
53: 2008/05/10(土) 04:56:46.16 ID:ClkzLgcy0
キーンコーンカーンコーン
ハルヒ「……」
古泉「…おや? 涼宮さん。彼は今日はどうしたんですか?」
ハルヒ「あ、さ、さぁ…さっきまでいたんだけど」
古泉「帰ってしまったんですか。残念ですねぇ新しいゲームを仕入れてきたというのに」
みくる「…もしかしてキョン君、昨日のことまだ怒ってるんですか?」
ハルヒ「!! べ、べつにそんなことなかったわよ。普通だったけど」
みくる「そうですかぁ。よかったぁ」
ハルヒ「……」
古泉「…おや? 涼宮さん。彼は今日はどうしたんですか?」
ハルヒ「あ、さ、さぁ…さっきまでいたんだけど」
古泉「帰ってしまったんですか。残念ですねぇ新しいゲームを仕入れてきたというのに」
みくる「…もしかしてキョン君、昨日のことまだ怒ってるんですか?」
ハルヒ「!! べ、べつにそんなことなかったわよ。普通だったけど」
みくる「そうですかぁ。よかったぁ」
58: 2008/05/10(土) 05:02:12.09 ID:ClkzLgcy0
古泉「ではなぜ彼は帰ってしまったんでしょうか」
ハルヒ「ふんっ。知ったこっちゃないわよ。罰金さらに追加ね」
みくる「具合でも悪くしたのかなぁ…」
長門「…ならばお見舞いに行くべき」
ハルヒ「いいのよ有希! そんな甘やかしたりしなくても!」
ハルヒ「大丈夫よきっとたいした理由じゃないわ」
ハルヒ「…きっと…」
ハルヒ「ふんっ。知ったこっちゃないわよ。罰金さらに追加ね」
みくる「具合でも悪くしたのかなぁ…」
長門「…ならばお見舞いに行くべき」
ハルヒ「いいのよ有希! そんな甘やかしたりしなくても!」
ハルヒ「大丈夫よきっとたいした理由じゃないわ」
ハルヒ「…きっと…」
71: 2008/05/10(土) 05:10:59.47 ID:ClkzLgcy0
─────
ハルヒ「……」
ハルヒ「…どうしよう…」
ハルヒ「あたし…キョンに嫌われちゃった…」
ハルヒ「嫌われ…」
ハルヒ「う…うっ…ぐすっ…ずずっ」
ハルヒ「…なんで…なんでよぉ…」
ハルヒ「あたし…何もしてない…してないもん…」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…どうしよう…」
ハルヒ「あたし…キョンに嫌われちゃった…」
ハルヒ「嫌われ…」
ハルヒ「う…うっ…ぐすっ…ずずっ」
ハルヒ「…なんで…なんでよぉ…」
ハルヒ「あたし…何もしてない…してないもん…」
75: 2008/05/10(土) 05:15:57.30 ID:ClkzLgcy0
翌日。
国木田「おはよ~キョン。まだ朝は寒いね~」
キョン「おう。そーだなー」
チョンチョン
ハルヒ「……」
キョン「…なんだ。なんか用か?」
ハルヒ「…ちょっと来て。話があるの」
国木田「おはよ~キョン。まだ朝は寒いね~」
キョン「おう。そーだなー」
チョンチョン
ハルヒ「……」
キョン「…なんだ。なんか用か?」
ハルヒ「…ちょっと来て。話があるの」
89: 2008/05/10(土) 05:22:26.66 ID:ClkzLgcy0
─────
ハルヒ「……」
キョン「…なんだよ。言いたいことがあんなら早くしてくれ」
ハルヒ「…あ…」
ハルヒ「…あんたさ、何、怒ってるのよ…」
キョン「あ?」
ハルヒ「あたしが…あんたに嫌なことなんかしたっていうなら今謝るわよ…」
ハルヒ「…ごめん…」
ハルヒ「……」
キョン「…なんだよ。言いたいことがあんなら早くしてくれ」
ハルヒ「…あ…」
ハルヒ「…あんたさ、何、怒ってるのよ…」
キョン「あ?」
ハルヒ「あたしが…あんたに嫌なことなんかしたっていうなら今謝るわよ…」
ハルヒ「…ごめん…」
95: 2008/05/10(土) 05:25:58.24 ID:ClkzLgcy0
キョン「……」
ハルヒ「だからさ…SOS団には今まで通り来なさいよね」
ハルヒ「もしあたしのせいで昨日も来なかったんだったら…あたしそんなの嫌だから…」
キョン「……」
キョン「…はーっ」
ハルヒ「…え…?」
キョン「話はそれだけか?」
ハルヒ「だからさ…SOS団には今まで通り来なさいよね」
ハルヒ「もしあたしのせいで昨日も来なかったんだったら…あたしそんなの嫌だから…」
キョン「……」
キョン「…はーっ」
ハルヒ「…え…?」
キョン「話はそれだけか?」
106: 2008/05/10(土) 05:28:55.57 ID:ClkzLgcy0
ハルヒ「……」
キョン「なら俺からもおまえにちょっと話があるんだ。いいか?」
ハルヒ「な、なによ」
キョン「これ」
ハルヒ「…?」
ハルヒ「…な、なによこれ…!!」
ハルヒ「冗談じゃないわよ!! なによこれどういうことよ!!」
キョン「なら俺からもおまえにちょっと話があるんだ。いいか?」
ハルヒ「な、なによ」
キョン「これ」
ハルヒ「…?」
ハルヒ「…な、なによこれ…!!」
ハルヒ「冗談じゃないわよ!! なによこれどういうことよ!!」
126: 2008/05/10(土) 05:35:58.34 ID:ClkzLgcy0
キョン「何って、見りゃわかるだろ。退部届けだよ」
ハルヒ「退部届けって何よ!! あんたまさかSOS団を辞める気!?」
キョン「うん」
ハルヒ「は!? 何いってんのよふざけないで!! そんなことあたしが許すわけないじゃ」
キョン「…うるせえな!!」
ハルヒ「ビクッ!!」
キョン「なんでおまえにそんなこと言われなきゃなんないんだ? え? 俺が部活やろうがやらなかろうが俺の勝手だろうが」
キョン「許すわけない? 本気でおまえはいったい何様なんだ? なあおい。教えてくれよ」
キョン「おい!!」
ハルヒ「プルプルプル」
ハルヒ「退部届けって何よ!! あんたまさかSOS団を辞める気!?」
キョン「うん」
ハルヒ「は!? 何いってんのよふざけないで!! そんなことあたしが許すわけないじゃ」
キョン「…うるせえな!!」
ハルヒ「ビクッ!!」
キョン「なんでおまえにそんなこと言われなきゃなんないんだ? え? 俺が部活やろうがやらなかろうが俺の勝手だろうが」
キョン「許すわけない? 本気でおまえはいったい何様なんだ? なあおい。教えてくれよ」
キョン「おい!!」
ハルヒ「プルプルプル」
155: 2008/05/10(土) 05:54:26.12 ID:ClkzLgcy0
ハルヒ「…何よ…」
ハルヒ「何よ! あんたこそ…ぐすっ…あんたこそなんなのよ! う…ひっぐ…ばか…馬鹿ぁ!!」
バンバンバン
キョン「!! 痛ってえな…やめろこの馬鹿!!」
ドンッ!
ハルヒ「きゃっ!」
ドテッ
キョン「……」
キョン「…じゃ、俺もう部室にもいかないから」
ハルヒ「何よ! あんたこそ…ぐすっ…あんたこそなんなのよ! う…ひっぐ…ばか…馬鹿ぁ!!」
バンバンバン
キョン「!! 痛ってえな…やめろこの馬鹿!!」
ドンッ!
ハルヒ「きゃっ!」
ドテッ
キョン「……」
キョン「…じゃ、俺もう部室にもいかないから」
167: 2008/05/10(土) 06:00:33.42 ID:ClkzLgcy0
ハルヒ「うっ…ひっぐ…うああああああああああん」
ハルヒ「待って…キョン…ぐすっ…待ってよキョン…!」
ハルヒ「ごめん…ごめんなさい…謝るからぁ…お願い…お願い辞めないでぇ…」
ハルヒ「キョンに辞められたら…あたし…あたしまた一人に…」
ハルヒ「も…もう…あんなの…あんなのは…」
キョン「離せっ」
ハルヒ「やだぁ!!」
ハルヒ「待って…キョン…ぐすっ…待ってよキョン…!」
ハルヒ「ごめん…ごめんなさい…謝るからぁ…お願い…お願い辞めないでぇ…」
ハルヒ「キョンに辞められたら…あたし…あたしまた一人に…」
ハルヒ「も…もう…あんなの…あんなのは…」
キョン「離せっ」
ハルヒ「やだぁ!!」
177: 2008/05/10(土) 06:06:54.71 ID:ClkzLgcy0
ぎゅっ
キョン「離せって!」
ハルヒ「や…だ…!!」
キョン「しつけえな…この!!」
ハルヒ「きゃっ…!!」
ドサァッッ
キョン「……」
ハルヒ「うっ…ひっぐ…うう…」
キョン「離せって!」
ハルヒ「や…だ…!!」
キョン「しつけえな…この!!」
ハルヒ「きゃっ…!!」
ドサァッッ
キョン「……」
ハルヒ「うっ…ひっぐ…うう…」
189: 2008/05/10(土) 06:16:49.19 ID:ClkzLgcy0
キョン「ちっ」
スタスタスタ
ハルヒ「待って…キョン…まっ…」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…ぐすっ…ひっぐ…ぐす…」
長門「…大丈夫?」
ハルヒ「!! ゆ、有希ぃ…!」
スタスタスタ
ハルヒ「待って…キョン…まっ…」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…ぐすっ…ひっぐ…ぐす…」
長門「…大丈夫?」
ハルヒ「!! ゆ、有希ぃ…!」
205: 2008/05/10(土) 06:30:13.05 ID:ClkzLgcy0
ハルヒ「うあああああああああああああ…!」
長門「……」
ハルヒ「有希…有希ぃ…!!」
長門「よしよし」
ハルヒ「キョンが…キョン辞めちゃう…」
長門「……」
ハルヒ「有希…有希ぃ…!!」
長門「よしよし」
ハルヒ「キョンが…キョン辞めちゃう…」
222: 2008/05/10(土) 06:46:11.32 ID:ClkzLgcy0
お願い…お願いするからぁ…>>192zipでくださいぃ…
343: 2008/05/10(土) 15:58:17.43 ID:ClkzLgcy0
─────
ハルヒ「ひっぐうっくふうううううう…」
長門「……」
ハルヒ「はあううううっひっぐひっぐ」
長門「…使って」
ハルヒ「ぶびいいいいいいいいいい」
ハルヒ「……」
長門「…落ち着いた?」
ハルヒ「ひっぐうっくふうううううう…」
長門「……」
ハルヒ「はあううううっひっぐひっぐ」
長門「…使って」
ハルヒ「ぶびいいいいいいいいいい」
ハルヒ「……」
長門「…落ち着いた?」
346: 2008/05/10(土) 16:00:18.29 ID:ClkzLgcy0
長門「お茶…飲んで」
ハルヒ「ありがとう…有希…」
グビグビグビ
ハルヒ「……」
ハルヒ「…ごめんね…あたしに付き合わせて…授業までさぼらせちゃって…」
長門「かまわない」
ハルヒ「ありがとう…有希…」
グビグビグビ
ハルヒ「……」
ハルヒ「…ごめんね…あたしに付き合わせて…授業までさぼらせちゃって…」
長門「かまわない」
347: 2008/05/10(土) 16:03:59.49 ID:ClkzLgcy0
長門「…何があったの?」
ハルヒ「え…」
長門「彼のあの豹変ぶりは異常。何か原因があるとしか思えない」
ハルヒ「あ…さっきの…見てたの…?」
長門「コクリ」
ハルヒ「…ひっぐ…うっく…」
ハルヒ「え…」
長門「彼のあの豹変ぶりは異常。何か原因があるとしか思えない」
ハルヒ「あ…さっきの…見てたの…?」
長門「コクリ」
ハルヒ「…ひっぐ…うっく…」
348: 2008/05/10(土) 16:07:27.48 ID:ClkzLgcy0
ハルヒ「わかんない…わかんないよぅ…」
ハルヒ「あたし…今まで通りだったのに…別になんにもしてないのに…」
長門「何か彼を怒らせるようなことをした?」
ハルヒ「フルフル」
長門「そう」
ハルヒ「…でも、ね…」
ハルヒ「きっと…やっぱり…あたしが悪いんだと思う…」
ハルヒ「あたし…今まで通りだったのに…別になんにもしてないのに…」
長門「何か彼を怒らせるようなことをした?」
ハルヒ「フルフル」
長門「そう」
ハルヒ「…でも、ね…」
ハルヒ「きっと…やっぱり…あたしが悪いんだと思う…」
351: 2008/05/10(土) 16:10:16.58 ID:ClkzLgcy0
長門「……」
ハルヒ「だって…あたし今まで我儘ばっかりで…みんなにたくさん迷惑かけて…」
ハルヒ「それなのに団長だなんて偉そうにして…そんなやつに昼ご飯奢りなさいなんて言われたら…」
ハルヒ「…いくらキョンだってそりゃ怒るわよね」
長門「……」
ハルヒ「…ひっぐ…ひっぐ」
なでなで
長門「よしよし」
ハルヒ「だって…あたし今まで我儘ばっかりで…みんなにたくさん迷惑かけて…」
ハルヒ「それなのに団長だなんて偉そうにして…そんなやつに昼ご飯奢りなさいなんて言われたら…」
ハルヒ「…いくらキョンだってそりゃ怒るわよね」
長門「……」
ハルヒ「…ひっぐ…ひっぐ」
なでなで
長門「よしよし」
361: 2008/05/10(土) 16:26:19.45 ID:ClkzLgcy0
ハルヒ「……」
ハルヒ「あたし、ね…有希…」
長門「なに?」
ハルヒ「あたし…高校に入るまで…SOS団を作るまで、友達なんて一人もいなかったの」
ハルヒ「…なんか…どんなヤツもくだらなく見えて…自分から壁を作って…」
ハルヒ「でもね…違ったの。キョンや有希や…SOS団のみんなと会って…初めてわかった…」
ハルヒ「くだらないのは自分だったって…どんな人だっていい人で、いっしょにいると楽しいんだって…」
ハルヒ「…友達っていいなって、初めてわかった…」
ハルヒ「あたし、ね…有希…」
長門「なに?」
ハルヒ「あたし…高校に入るまで…SOS団を作るまで、友達なんて一人もいなかったの」
ハルヒ「…なんか…どんなヤツもくだらなく見えて…自分から壁を作って…」
ハルヒ「でもね…違ったの。キョンや有希や…SOS団のみんなと会って…初めてわかった…」
ハルヒ「くだらないのは自分だったって…どんな人だっていい人で、いっしょにいると楽しいんだって…」
ハルヒ「…友達っていいなって、初めてわかった…」
362: 2008/05/10(土) 16:30:12.59 ID:ClkzLgcy0
長門「……」
ハルヒ「キョンは…あたしの初めての本当の友達なの…」
ハルヒ「…あたしにいろんなことを教えてくれたのがキョンなの…」
ハルヒ「…う…ひっぐ…」
長門「…あなたは彼のことが好きなの」
ハルヒ「……」
ハルヒ「わかんない…わかんないけど…ひっぐ…」
ハルヒ「キョンは…あたしの初めての本当の友達なの…」
ハルヒ「…あたしにいろんなことを教えてくれたのがキョンなの…」
ハルヒ「…う…ひっぐ…」
長門「…あなたは彼のことが好きなの」
ハルヒ「……」
ハルヒ「わかんない…わかんないけど…ひっぐ…」
363: 2008/05/10(土) 16:32:23.99 ID:ClkzLgcy0
ハルヒ「キョンが…キョンがいなくなっちゃったら…ぐすっ…あたしは…」
ハルヒ「…あたしは…また一人ぼっちになっちゃう…」
長門「……」
長門「大丈夫」
長門「あなたの友達は彼だけではない。あたしがいる」
ハルヒ「!! ゆ、有希ぃ…」
ハルヒ「…あたしは…また一人ぼっちになっちゃう…」
長門「……」
長門「大丈夫」
長門「あなたの友達は彼だけではない。あたしがいる」
ハルヒ「!! ゆ、有希ぃ…」
366: 2008/05/10(土) 16:35:05.74 ID:ClkzLgcy0
長門「私だけではない。朝比奈みくるや、古泉一樹も」
長門「だから…大丈夫」
ハルヒ「有希…有希…うああああああああああん」
長門「もう泣かないで」
ハルヒ「ありがとう…ありがとう有希…」
ハルヒ「あたしたち…ずっと友達よね…」
長門「もちろん」
ハルヒ「ありが…ぐすっ…うああああああああん」
長門「だから…大丈夫」
ハルヒ「有希…有希…うああああああああああん」
長門「もう泣かないで」
ハルヒ「ありがとう…ありがとう有希…」
ハルヒ「あたしたち…ずっと友達よね…」
長門「もちろん」
ハルヒ「ありが…ぐすっ…うああああああああん」
370: 2008/05/10(土) 16:40:33.29 ID:ClkzLgcy0
─────
長門「……」
ピンポーン
長門「…はい」
キョン「長門、俺だ。開けてくれ」
長門「どうぞ」
キョン「おう」
長門「……」
ピンポーン
長門「…はい」
キョン「長門、俺だ。開けてくれ」
長門「どうぞ」
キョン「おう」
373: 2008/05/10(土) 16:46:56.59 ID:ClkzLgcy0
ガチャッ
キョン「よっ長門。メシ買ってきたけど食うか? あ、あとなーアイスとかお菓子とか…って」
キョン「な…なんだよその傷は…どうしたんだよ!?」
長門「…なんでもない」
キョン「隠すなよ! またハルヒにやれらたのか!!」
長門「……」
キョン「ちくしょうあの野郎…!!」
キョン「よっ長門。メシ買ってきたけど食うか? あ、あとなーアイスとかお菓子とか…って」
キョン「な…なんだよその傷は…どうしたんだよ!?」
長門「…なんでもない」
キョン「隠すなよ! またハルヒにやれらたのか!!」
長門「……」
キョン「ちくしょうあの野郎…!!」
376: 2008/05/10(土) 16:49:45.80 ID:ClkzLgcy0
長門「私は大丈夫。彼女を怒らないであげて」
キョン「何言ってんだよおまえ! そんなに傷だらけになって…大丈夫なはずないだろ! 普通なら病院いかなきゃ行けない怪我だぞ!」
長門「平気…」
キョン「くそう…なんでおまえは怒らないんだ!? あいつが神さまだからなのか!? そんなの関係ないだろ!」
長門「……」
キョン「ハルヒのやつ…長門がおとなしいからってここまでするなんて…信じられねえよ…!」
長門「私は…大丈夫…」
長門「あなたがここにいてくれれば…それでいい」
キョン「何言ってんだよおまえ! そんなに傷だらけになって…大丈夫なはずないだろ! 普通なら病院いかなきゃ行けない怪我だぞ!」
長門「平気…」
キョン「くそう…なんでおまえは怒らないんだ!? あいつが神さまだからなのか!? そんなの関係ないだろ!」
長門「……」
キョン「ハルヒのやつ…長門がおとなしいからってここまでするなんて…信じられねえよ…!」
長門「私は…大丈夫…」
長門「あなたがここにいてくれれば…それでいい」
379: 2008/05/10(土) 16:50:28.53 ID:ClkzLgcy0
チョコン
キョン「! な、長門…」
長門「ずっと…ここにいて」
キョン「……」
ぎゅっ
キョン「長門…俺は…俺だけはどんなことがあってもおまえの味方だからな…」
キョン「俺が…俺は絶対おまえを…どんなことからでも守ってみせるから…」
長門「…ありがとう…」
381: 2008/05/10(土) 16:50:53.62 ID:ClkzLgcy0
長門「……」
長門「……」
長門「ニヤリ」
382: 2008/05/10(土) 16:51:12.43 ID:ClkzLgcy0
終
384: 2008/05/10(土) 16:52:03.64 ID:LWZ20vKf0
>>1
乙。なwwwwwwがwwwwwとwwwwww
乙。なwwwwwwがwwwwwとwwwwww
引用元: ハルヒがキョンに嫌われたようです
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