502:◆Vysj.4B9aySt 19/05/07(火) 21:59:26 ID:JQt
第43話 ゆいと一緒に歌おうよ
今夜の夜食は食べ過ぎ注意シリーズ

503: 19/05/07(火) 22:03:59 ID:JQt
――5月6日夜

唯「るんらら~、明日はゆいの誕生日♪」

「どこに連れていってもらおっカナ?」

「でー、夜は景気のいいレストランで…むふ……むふふふ☆」

バタン

モバP(今回は唯P以下P)「ただいま……」ズーン

唯「アレ?どったのプロデューサーちゃん。すんごい疲れた顔をして……」

P「唯……」

唯「どったのプロデューサーちゃん?」





P「明日から一週間仕事が入っちまった……」



唯「え……」



「ええー――――――――――っ!!」

504: 19/05/07(火) 22:12:18 ID:JQt
――次の日。事務所

ガツガツガツガツ

かな子「ほ、ホール丸ごと……」

加奈「さすがに手づかみで食べるのは……」

ガツガツガツガツ

ありす「気持ちはわかりますが、さすがに食欲に回すのは……」

唯「ガツガツガツガツ……ゴックン。でもね、ありすちゃん。負けるってわかっていても、漢はやらなければならないことだってあるんだから!」

ガツガツガツガツ

ありす「うぅ……」

朋「まぁまぁ、唯ちゃん。ありすちゃんだって心配してるんだから……」

唯「いーの!もう、ゆいのことはほおっておいて!!」

柚「唯チャン……」

505: 19/05/10(金) 04:55:45 ID:g4p
…………
……

柚『というわけなんだ……』

藍子「唯ちゃん……」

夕美「唯ちゃんは、まだ愛梨ちゃんみたいに火力全快だからね」

柚『火力っテ?』

志保「例えば、同じガスコンロでも、ずっと強火にしているとカセットボンベがすぐに無くなっちゃうでしょ」

柚『ウンウン』

芳乃(とはいえー、弱火ばかりでは具材は煮えない……つまり恋は成立しないのでしてー)

柚『へぇー』

智絵里(お鍋でも材料を入れたら、ちょっと温度が下がっちゃうからね)

こずえ(たまにー………強火にするのー…)

千枝(つまり、激しく愛し合うのですね!)

柚『アノ……』

夕美「電話での会話なのに、みんながみんなで脳内に語りかけるのは止めて欲しいな……」



芳乃(失礼しましたー)

506: 19/05/10(金) 05:29:06 ID:g4p
志保「えっと……つまり」

夕美「唯ちゃんと唯ちゃんのプロデューサーさんは、まだ接し方の加減を知らないから」

藍子「その分の落ち込みは激しいからね……」

柚『そっか……』

藍子「柚ちゃんも、誰かを真剣に好きになればわかるよ」

夕美「痛くて苦しい……でも心が温かくなって嬉しくて気持ちいい気持ちを…ね」

柚『それって……まるでセックs』

相葉、高森、槙原「Say Shit!!」←海兵隊風



柚「ゴメンナサイ……」

507: 19/05/10(金) 06:56:07 ID:g4p
藍子『だから、見守ってあげてください』

夕美『今はその「好き」ってエネルギーをどうしたらいいのかわからないと思うから……』



柚「そっか……」

バタン

「よーし、そうと決まれば」

あずき「誕生日パーティー続行大作戦だね」ニュッ

柚「うわぁ!?」

忍「ちょっと、そんなに驚かないでも」

穂乃香「柚ちゃんの、唯ちゃんを想う気持ち、伝わります」

柚「みんな……ありがとう」







「でもいちごパスタの時は、柚を見捨てるくせにぃ……」

三人『るんらら~』

508: 19/05/10(金) 07:03:15 ID:g4p
…………
……


唯「というわけで、事務所内、ゆいの誕生日記念。第一回カラオケ大会開催!!」

みんな『わー!』パチパチパチ

唯「じゃあ、一番槍はゆいだよー!!」

加奈「いぇーい」



カチッ

ピュリィ

唯「はろー!」

ワー

509: 19/05/10(金) 08:31:34 ID:g4p
柚「♪男なりゃこそ、ほにゃらら空を~」

あずき「♪でかいはずだよ、大空暮らし~」

忍「♪落とす爆弾、敵の中~」

穂乃香「♪翼いっぱい吹晴らせ~」

唯「何それ☆ムチャクチャだよ~♪」ケタケタ



朋「♪油は尽きて翼折れて、還るも交じるつわものを~」

加奈「♪目指すはハワイ~真珠湾~」

唯「イエーイ!」



あかり「♪七ツの海の底を征く~」

りあむ「♪由愛また厳しい」

みんな『潜水艦!!』

りあむ「ちょ!」

510: 19/05/10(金) 08:45:43 ID:g4p
ワイワイ

あきら「……どうデスか?」

唯P(以下P)『うん……ありがとう、みんな』

あきら「あ、この配信はみんなには内緒デスからね」

P『そりゃ困ったな』アハハ



あきら「……あとは本人の前で言ってあげてくださいデス」

P『……ありがと』

ピッ

P「ふぅ……俺もまだまだってヤツか」

「唯のこと……」

夕美「ダメだよ。お仕事中に」ニュッ

P「うわっ!」ガタッ

藍子「んもぅ……せっかく唯ちゃんは一つ成長したかもしれないのに、プロデューサーさんがこれじゃあねぇ」

志保「帰ったら唯ちゃんに言っとかないと……ね」

P「……すまん。プロデューサーとしても恋人としても失格だな」



三人『ふふっ』

P「ん?」

三人『なーんてね』

夕美「絶対に寂しがってますから、ちゃんと抱きしめてあげてくださいね」

藍子「あ、玄関でスルとにおいがついちゃいますから」

P「何の話!?ねぇ、何の話!?」

志保「まぁまぁ、パフェどうぞ」コトッ

P「ったく……」

511: 19/05/10(金) 08:46:45 ID:g4p




――一週間後、帰宅したがあいにくあの日とぶつかって二人ともモンモンしっぱなしだったそうな

おわり

512: 19/05/10(金) 08:50:04 ID:g4p
えっと……唯、誕生日おめでとう(奮え声)



はい、誕生日当日書いている最中、寝落ちしました。スミマセン

では、みなさんに紅豆餅を

引用元: 【モバマス】千枝「今夜の夜食は」ネネ「食べ過ぎ注意ですよ」