1: 2022/08/16(火) 19:36:38.13 ID:B0gR3n/x.net
栞子「それは出来ません」

しずく「なんで?」

栞子「楽しくないからです」

しずく「そりゃまあ…罰ゲームでやらされてるわけだしね」

栞子「はい しかも、坦々麺早食いというしずくさんに圧倒的に有利なゲームで」

しずく「でも栞子さん乗ってくれたじゃん」

栞子「断ったらしずくさんがいじけそうなので」

しずく「そんな子供じゃないもん!」

栞子「では、わたしが断っていたら?」

しずく「いじけてた」

栞子「そうですか」

4: 2022/08/16(火) 19:42:15.43 ID:Lmq1sIU+.net
栞子「ではわたしもいじけましょう」

しずく「なんで?」

栞子「わたしに不利な条件でゲームさせた挙句、猫耳としっぽをわたしにつけさせてオマケににゃんにゃん言えなどと指示されたからです」

しずく「…」

栞子「…しずくさんのいじわる」

しずく「…」

栞子「…」

しずく「…」

栞子「…無反応ですか?!」

しずく「いや、可愛いなって」

7: 2022/08/16(火) 19:43:42.89 ID:Lmq1sIU+.net
しずく「子供みたいで」

栞子「…しずくさんの方がよっぽど子供ですよ」

しずく「はあ?」

栞子「全てが子供です」

しずく「どこが!?」

栞子「全てです」

しずく「全てってなに?!」

栞子「全てです」

しずく「栞子さんのばか!」

栞子「そういうところですよ」

しずく「はっ」

栞子「ふっ」

しずく「…ばかー!!!」

栞子「ちょっ、叩かないでください!」

8: 2022/08/16(火) 19:45:15.57 ID:Lmq1sIU+.net
しずく「……なんかわたしのことからかってるけどさあ」

栞子「そんなつもりはありませんが」

しずく「栞子さんさ、猫耳としっぽつけてるの忘れてない?」

栞子「!?」

しずく「猫のかっこしてる人に言われてもねぇ」

栞子「しずくさんがつけろと言ったのでしょう!?」

しずく「そうだっけ~?」

栞子「しずくさん~?!」

しずく「あ、そういうとこ子供っぽい」

栞子「くっ…」

9: 2022/08/16(火) 19:46:34.42 ID:Lmq1sIU+.net
栞子「もういいです しずくさんなんて嫌いです」

しずく「いじけた」

栞子「これも外しますからね」

しずく「だめだよ」

栞子「なぜです?」

しずく「にゃんにゃんしてないじゃん」

栞子「さっきしましたが」

しずく「だから、もっと楽しそうにやってほしいの」

栞子「楽しくないです」

しずく「も~、栞子さんの頑固」

栞子「しずくさんもそういうとこありますけどね」

12: 2022/08/16(火) 19:48:19.51 ID:Lmq1sIU+.net
しずく「ねー、お願い~」

栞子「いやです」

しずく「どうしても?」

栞子「はい」

しずく「残念…絶対可愛いのに」ボソッ

栞子「!」

しずく「元から可愛い栞子さんのにゃんにゃんなんて、もっと可愛いのに」

栞子「…」

しずく「わたしだけに見せてほしかったのになぁ」

栞子「……にゃんにゃん///」

しずく「ぶふっ!栞子さん単純だね~」

栞子「こ、この!!!」

13: 2022/08/16(火) 19:50:44.50 ID:Lmq1sIU+.net
しずく「まあそういうところ含めて全部可愛いし好きなんだけどね♪」

栞子「なっ///」

しずく「ふふ」

栞子「……な、なんかムカつきます!」

しずく「ええ!?なんで?!」

栞子「わたしが手玉に取られてる気がするからです!」

しずく「そんなこと…」

栞子「しずくさんもこれ付けてください!!」

しずく「ええ、いやだよ」

栞子「なぜです!!」

しずく「高校生でこれは…ちょっとね?」

栞子「は?」

しずく「…」

栞子「……絶対つけてもらいますからね」ゴゴゴ

しずく「し、栞子さんこわいよ…?」

15: 2022/08/16(火) 19:52:34.98 ID:Lmq1sIU+.net
「にゃーーーーーーーーーーーん///」

「ふふ、中々似合ってますよ しずにゃんさん♪」

「き~~~~~!!!!!!!!」

16: 2022/08/16(火) 19:52:42.51 ID:Lmq1sIU+.net
終わり

17: 2022/08/16(火) 19:54:33.62 ID:c7/87B8m.net
ニヤける

19: 2022/08/16(火) 20:03:59.19 ID:sGRSC2nE.net
脳が開いた

20: 2022/08/16(火) 20:26:10.43 ID:KBp/H3Mo.net
かわいい

引用元: 栞子「にゃんにゃんしおにゃんです」 しずく「もっと楽しそうにやって!」