1: 2013/06/07(金) 00:38:13.30 ID:uOfYrmog0
キャラ崩壊ネタバレあり


キース(なんだこれ)

キース(毎回毎回入団にあたって覚悟のなってない新兵を恫喝するのだが)

エレン「……」ゴゴゴゴ

ミカサ「……」ゴゴゴゴ

アルミン「……」ゴゴゴゴ

コニー「……」ゴゴゴゴ

サシャ「……」ゴゴゴゴ

キース(どいつもこいつも気合十分なんだけど……っていうか怖い)

4: 2013/06/07(金) 00:39:57.34 ID:uOfYrmog0
キース(えー、でも何も言わないってのも沽券に関わるし……あ、適当にあいつにしよう)

キース「おい!貴様は何者だ!」

ジャン「はっ!トロスト区出身!ジャン・キルシュタインでありますっ!」バッ

キース「何しにここへ来た!」

ジャン「調査兵団に入って……巨人共を皆頃しにするためです……」ゴゴゴゴ

キース「……そうか」

キース(怖い。なんだこいつ超怖いよ)

キース(なんだ……なんなんだ今年は……全員ヤバいやつじゃないか……え?)

サシャ「……」モグモグ

キース(カモだー!)

11: 2013/06/07(金) 00:42:03.38 ID:uOfYrmog0
キース「おい……貴様。何をしている」

サシャ「……?」モグモグ

キース「貴様だ!貴様に言っているんだ!何者なんだ貴様は!」

サシャ「ダウパー村出身!サシャ・ブラウスです!」バッ

キース「貴様……何故芋を食った?」

サシャ「巨人共を駆逐するために、今食べるべきだと判断しました!」

キース「……いや、わからんな……何故貴様は今芋を食った?」

サシャ「? それは人は何故巨人を駆逐するのか、ということでありますか……?」ゴゴゴゴ

キース「いや、もういい……」

キース(何なんだ今年の訓練兵は……)

13: 2013/06/07(金) 00:44:50.10 ID:uOfYrmog0
キース「えー、最初の訓練はあれにぶら下がってもらう!これが出来ない者は囮にも使えん!」

キース「開拓地に戻ってもら……う……?」

ミカサ「……」ピタッ

アルミン「……」ピタッ

コニー「……」ピタッ

ジャン「……」ピタッ

サシャ「……」ピタッ

キース(全員全くブレがない……ほんと何なのこの子達)

エレン「……お……おお?」フラフラ

キース(まともな奴いた!なんとなく安心したぞ!)

16: 2013/06/07(金) 00:47:31.88 ID:uOfYrmog0
エレン「くっそー。ぶら下がれるけどなんかふらつくなあ」

アルミン「あ、エレン。ちょっとベルト見せてよ」

エレン「ベルト?ああ。ほら」スッ

アルミン「ああ、やっぱり。ここの金具が壊れてるんだよ。教官ー!ベルト交換してくださーい!」

キース(……金具壊れてる状態でぶら下がってたのかあいつ)

エレン「おお!ベルト交換したらブレなくなったぜ!ありがとなアルミン!」ピタッ

キース(グリシャ……お前の息子おかしい。いや、全員おかしいんだけども)

22: 2013/06/07(金) 00:50:33.56 ID:uOfYrmog0
~行軍訓練~

キース(おかしい。明らかに今年はおかしい)

キース(なんだこいつらの行軍の速度。馬に乗ってるのについていくのがやっとじゃないか……ん?)

アルミン「はぁ……はぁ……」ザッザッザッ

キース(良かった。普通の奴がいた)

キース「どうしたアルレルト!貴様だけここに残るか!?」

アルミン「……」ザッザッザッ

キース「返事をせんか!アルレ……ルト……?」

アルミン「……?はっ!なんでありましょうか!教官殿!」

キース(こいつの荷物なんだ。通常の3倍の量じゃないか)

25: 2013/06/07(金) 00:53:53.87 ID:uOfYrmog0
キース「アルレルト訓練兵。その荷物はなんだ」

アルミン「はっ!自分は体力面に関して他の皆よりも劣っているので、大きく負荷をかけて鍛錬すべきと判断しました!」

キース「……そうか。励め」

アルミン「はっ!」

キース(もう考えるの面倒くさくなってきた)

~立体機動訓練~

ユミル「せいやせいやせいやああああああああああ!!!!」ザシュッ!!

クリスタ「てやああああああああ!!!!」ザシュッ!

マルコ「どっせえええええええええええい!!!!」ザシュッ!

監視員「巨人の模型ごと叩き斬った……」

キース「あー。うん。すごいねー」

30: 2013/06/07(金) 00:57:36.57 ID:uOfYrmog0
~卒業式~

キース「えー、今日を持って貴様達は正式な兵となるわけだがー」

キース「毎年成績上位者10名を発表して、上位の者だけ憲兵団になり内地へ行ける権利があるわけだがー」

キース「君たちがこちらの採点基準を大きく上回るので上位が決められませんでしたー」

キース「でもどうせお前らは皆調査兵団に行くんだろ?」

ジャン「憲兵……団?」

コニー「なんだそれ」

ミカサ「聞いたことがない。兵といえば調査兵団以外の選択肢はない」

エレン「内地……?そんなところ行ったら巨人を駆逐できないじゃないか」

アルミン「だよねえ。何の意味があるんだろう?」

サシャ「可哀想な役職もあったもんですねえ。巨人を殺せないだなんて」

キース「だよねー。分かってた分かってた。皆頑張ってねー」

104期全員「「はっ!」」ババッ

キース「もうなんでもいいや」

34: 2013/06/07(金) 01:01:46.58 ID:uOfYrmog0
~固定砲整備にて~

コニー「はやく巨人を頃してえ……」

サシャ「こんな所で呑気に砲台掃除してる場合じゃないですよねえ」

エレン「まあそう言うなよ。明日になればやっと巨人共とやりあえるんだからさ」

ナック「楽しみだなあ」

トーマス「待ち切れないよね」

サシャ「あ、そういえば教官の食料庫からお肉持って来ました」

サムエル「マジで!?」

40: 2013/06/07(金) 01:04:18.77 ID:uOfYrmog0
ミーナ「いいの?それ」

サシャ「あー、なんか食料庫入ろうとしたら教官が」

教官『あー?肉?いいよ持ってけ持ってけ。他の奴らの分も持ってけよ』

サシャ「って言ってたのでありがたく頂きました」

ミリウス「やったー」

エレン「食おうぜ食おうぜ」

コニー「俺にも分けてくれー」

カッ!

超大型巨人「……」ズズズズ

コニー「あ……」

サシャ「超……大型巨人……」

48: 2013/06/07(金) 01:08:42.05 ID:uOfYrmog0
ドゴオオオオン!

エレン「壁が壊されたぞ!」

ミーナ「やってくれるじゃない……」

エレン「チャンスだあああああ!殺せええええええ!」バシュウッ

超大型「!?」

サシャ「殺ったらあ!!」バシュウッ

サムエル「氏ねオラー!」バシュウッ

ナック「袋叩きにしてやる!!」バシュウッ

コニー「肉全部削ぎ落としたらぁ!!」バシュウッ

トーマス「超大型巨人がなんぼのもんじゃあああああい!!!!」バシュウッ

ミリウス「人類舐めんなよォ!」バシュウッ

ミーナ「往生せいやあああああああ!!!」バシュウッ

56: 2013/06/07(金) 01:14:07.06 ID:uOfYrmog0
超大型「……!」ブシュウウウウウ!

コニー「うお!?なんだあ!?」

ナック「なんだこの蒸気は!?」

エレン「関係あるかああああ!!!!」シュバッ

超大型「!?」

エレン「とったああああああああああ!!!!!!!!」

カッ!

エレン「!?」スカッ

ミーナ「消えたわ……!」

エレン「五年前と同じだ……!」

サシャ「あの阿呆……!逃げよったんかい!」ギリッ

61: 2013/06/07(金) 01:18:13.61 ID:uOfYrmog0
モブ兵「新兵!何をしている!超大型出現時の作戦はもう始まってるんだ!ただちに持ち場につけ!」

エレン「はっ!」

エレン「行くぞお前ら!」

全員「「おおう!!」」

モブ兵「なんでこいつらこんなやる気満々なの……?」




モブ司令官「それでは訓練通り各班に分かれ、行動開始だ!」

104期全員「「はっ!」」

ミカサ「エレン」

エレン「ミカサか。確か俺とお前は別の班だったよな」

ミカサ「そう。私は別の班で巨人を駆逐しまくる。エレンも頑張って」

エレン「おう!」

69: 2013/06/07(金) 01:21:49.08 ID:uOfYrmog0
ミーナ「やるわよー!」

ナック「!? 奇行種だ!」

奇行種「アー」ピョーン

アルミン「避けろ!」

エレン「トーマス!来てるぞ!」

トーマス「なに!?うわあ!」

奇行種「」アムアム

ミリウス「トーマスが食われたぞ!」

ミーナ「トーマス!」

トーマス「う……ああ……」

トーマス「奇行種が……」

トーマス「奇行種がなんぼのもんじゃあああああい!!!!」バチコーン!

72: 2013/06/07(金) 01:24:35.22 ID:uOfYrmog0
ナック「やった!トーマスが奇行種の口を引き千切って出てきたぞ!」

エレン「よっしゃあ!袋にしてやれ!」

アルミン「うおおお!!!」ザシュッ!

ミーナ「よっせええええ!!」ザシュッ!

奇行種「アー……」シュウウウ

ミリウス「うおおお!!ぶっ頃したぞおお!!!!」

エレン「ミーナ!あぶねえ!」

巨人「ウアーウ」グイッ

ミーナ「え?きゃっ!」ドシーン!

アルミン「ミーナのワイヤーが引っ張られてミーナが壁に叩きつけられた!」

ナック「ミーナ!前から別の巨人が来てるぞ!」

ミーナ「……え?」フラフラ

78: 2013/06/07(金) 01:28:46.72 ID:uOfYrmog0
巨人「……」ジー

ミーナ「あ……ああ……」

ミーナ「揃いも揃って……」

ミーナ「面白い顔しやがってえええええええ!!!」ザシュッ!

巨人「ウウウ……」シュウウウ

エレン「やったぜミーナ!あ、ついでにさっきミーナの事引っ張った巨人ぶっ頃しとこ」ザシュッ!

巨人「ウアアア……」シュウウウ

アルミン「いいなーエレン。巨人を殺せてさあ」

ミリウス「羨ましいなあ」

トーマス「さっきの奇行種も俺が頃したかったのに……」

コニー「おーいお前らー」

85: 2013/06/07(金) 01:32:01.72 ID:uOfYrmog0
ミカサ「撤退だって。もう入ってきた巨人は皆片付けてしまった」

アルミン「もうそんなかあ。はやいなあ」

ジャン「名残惜しいけど撤退だな」

エレン「だなあ。帰るか」

~兵科希望調査の日~

エルヴィン「あー、104期兵の諸君。私が調査兵団の団であるエルヴィン・スミスだ」

エルヴィン「知っての通り調査兵団は過酷な状況に晒される。新兵が初遠征で生還できる確率は5割ほどだ」

エルヴィン「さらに現時点での調査兵団の人員は約9割が戦氏している。我々は常に人員不足だ」

エルヴィン「それでも人類の発展に命を捧げられるものは残って欲しい。そうではないものはここから立ち去ってくれ。では、移動開始だ」

104期兵「「……」」

87: 2013/06/07(金) 01:35:28.20 ID:uOfYrmog0
エルヴィン「……?聞こえなかったかな?移動開始していいんだよ?」

104期兵「「……」」

エルヴィン「え、なに?全員調査兵団希望なのかな?」

104期兵「「はっ!!」」ババッ

エルヴィン「え……?あ、そう」

リヴァイ「すごい」

ベルトルト「ライナー」

ライナー「なに」

ベルトルト「もう人類への侵攻やめよう。勝てる気しないよ」

アニ「私も嫌だ。怖い」

ライナー「そうだな。やめよ」

88: 2013/06/07(金) 01:38:08.57 ID:uOfYrmog0
エレン(こうして104期生全員を加えた調査兵団は戦力が大幅アップ)

エレン(ちなみに初の壁外遠征からは104期生全員が生還し、104期兵は人類最強の集団と呼ばれた)

エレン(人類は104期兵の活躍でウォール・マリアをあっさりと奪還。壁外へとどんどん活動地域を広めていった)

エレン「人類の反撃はここからだ!」



おわり

96: 2013/06/07(金) 01:39:56.94 ID:uOfYrmog0
勢いだけで書くの楽しかったです!!!

97: 2013/06/07(金) 01:40:10.79 ID:oSpQf67u0
よくやった!

引用元: エレン「みんな最強104期」