196: 2008/05/19(月) 01:34:19.38 ID:xbRM4DKU0
キョン「おう、ハルヒ」
ハルヒ「……」(チラリ
キョン「登校中に会うなんて珍しいな」
ハルヒ「……そう?」
キョン「いや、そうでもないか? よくわからん」
ハルヒ「はぁ……」
キョン「ため息なんてついてどうした?」
ハルヒ「別に」
キョン「どうした、今日は機嫌が悪いな」
ハルヒ「……そんなことないわよ」
キョン「何かあったのか?」
ハルヒ「……」
キョン「おい、ハルh」
ハルヒ「ああもう、うるっさいわね! ほっといてくれない!?」
キョン「!?」
ハルヒ「……先行く」
キョン「え、あ……行っちまった」
キョン(ハルヒの奴、いったいどうしちまったんだ?)
ハルヒ「……」(チラリ
キョン「登校中に会うなんて珍しいな」
ハルヒ「……そう?」
キョン「いや、そうでもないか? よくわからん」
ハルヒ「はぁ……」
キョン「ため息なんてついてどうした?」
ハルヒ「別に」
キョン「どうした、今日は機嫌が悪いな」
ハルヒ「……そんなことないわよ」
キョン「何かあったのか?」
ハルヒ「……」
キョン「おい、ハルh」
ハルヒ「ああもう、うるっさいわね! ほっといてくれない!?」
キョン「!?」
ハルヒ「……先行く」
キョン「え、あ……行っちまった」
キョン(ハルヒの奴、いったいどうしちまったんだ?)
199: 2008/05/19(月) 01:38:49.26 ID:xbRM4DKU0
キョン「全く、教室で顔をあわせるっていうのに……」
谷口「くらえキョン! カンチョー!」
ズブッ!
キョン「ぐおわっ!?」
谷口「朝からしけたツラしてる奴に、俺の攻撃はかわせまい……」
キョン「っ……何しやがる!」
谷口「おはようキョン」
キョン「……おう」
谷口「朝っぱらからそんな顔してんな。こっちの方が気が滅入るんだよ」
キョン「そんなに変な顔してたか?」
谷口「ああ。思わずカンチョーしちまうくらいになw」
キョン「……はは、なんだそりゃ」
キーンコーンカーンコーン
谷口「お、急ぐぞキョン!」
キョン「おう……ありがとな」
谷口「なあに、いいってことよ!」
谷口「くらえキョン! カンチョー!」
ズブッ!
キョン「ぐおわっ!?」
谷口「朝からしけたツラしてる奴に、俺の攻撃はかわせまい……」
キョン「っ……何しやがる!」
谷口「おはようキョン」
キョン「……おう」
谷口「朝っぱらからそんな顔してんな。こっちの方が気が滅入るんだよ」
キョン「そんなに変な顔してたか?」
谷口「ああ。思わずカンチョーしちまうくらいになw」
キョン「……はは、なんだそりゃ」
キーンコーンカーンコーン
谷口「お、急ぐぞキョン!」
キョン「おう……ありがとな」
谷口「なあに、いいってことよ!」
200: 2008/05/19(月) 01:44:07.92 ID:xbRM4DKU0
キョン(……結局ハルヒの機嫌が悪い原因はわからなかったな)
古泉「……ふぅ、また僕の負けなようですね」
キョン「いいかげん強くなってくれ。暇つぶしにもならんぞ」
古泉「これは手厳しいお言葉」
キョン「まだやるか?」
古泉「ええ、もちろんです」
ハルヒ「……みくるちゃん遅いわね」
キョン「掃除当番なんじゃないか?」
ハルヒ「別に聞いてないわよ」
キョン「そうかい」
古泉「……ふむ」
長門「……」(ペラッ
ガチャッ!
みくる「……遅れました」
古泉「……ふぅ、また僕の負けなようですね」
キョン「いいかげん強くなってくれ。暇つぶしにもならんぞ」
古泉「これは手厳しいお言葉」
キョン「まだやるか?」
古泉「ええ、もちろんです」
ハルヒ「……みくるちゃん遅いわね」
キョン「掃除当番なんじゃないか?」
ハルヒ「別に聞いてないわよ」
キョン「そうかい」
古泉「……ふむ」
長門「……」(ペラッ
ガチャッ!
みくる「……遅れました」
202: 2008/05/19(月) 01:52:18.49 ID:xbRM4DKU0
ハルヒ「遅かったじゃないみくるちゃん」
みくる「え、ええ。ちょっと用事があったんです」
ハルヒ「ふ~ん? まぁ、いいわ! 早く着替えて」
みくる「は、はい」
・ ・ ・
古泉「今日の涼宮さんは少し機嫌が悪そうですね」
キョン「やっぱりお前もそう思うか?」
古泉「ええ、実はこちらで小規模な閉鎖空間の発生を観測しているんですよ」
キョン「なんだと!?」
古泉「しかし、涼宮さんの不機嫌な理由がわからない今、具体的な対策h」
ガシャーン!
キョン&古泉「!?」
「ちょっと、いきなりどうしちゃったの!?」
「いきなりじゃねえよ、いいかげんうざったいんだよ!」
キョン(な、中で一体何が!?)
みくる「え、ええ。ちょっと用事があったんです」
ハルヒ「ふ~ん? まぁ、いいわ! 早く着替えて」
みくる「は、はい」
・ ・ ・
古泉「今日の涼宮さんは少し機嫌が悪そうですね」
キョン「やっぱりお前もそう思うか?」
古泉「ええ、実はこちらで小規模な閉鎖空間の発生を観測しているんですよ」
キョン「なんだと!?」
古泉「しかし、涼宮さんの不機嫌な理由がわからない今、具体的な対策h」
ガシャーン!
キョン&古泉「!?」
「ちょっと、いきなりどうしちゃったの!?」
「いきなりじゃねえよ、いいかげんうざったいんだよ!」
キョン(な、中で一体何が!?)
209: 2008/05/19(月) 02:04:44.01 ID:xbRM4DKU0
キョン「おい、どうした!? 何かあったのか!?」
「いきなりじゃないってどういうこと?」
「いいかげんウンザリなんだよ、変な服着せられたりセクハラされたり」
「い、イヤならそう言えばよかったじゃない!」
「こっちにも事情があるんだっつうの」
「……どうしてそんなにイライラしてるの? 今日のみくるちゃん変よ?」
「変なのはそっちだから」
「はっ! みくるちゃんのクセに言うじゃない!」
「センパイに対する口の聞き方がなってないよな?」
古泉「これは……まずいですね」
キョン「言い争ってるのはハルヒと……朝比奈さん?」
古泉「ええ多分。確証はもてませんが、間違いないでしょう」
prrrrrrr! prrrrrrr!
古泉「ああ、どうやら涼宮さんは相当ご立腹のようだ」
キョン「……こっちの方は任せろ」
古泉「お願いします」
「いきなりじゃないってどういうこと?」
「いいかげんウンザリなんだよ、変な服着せられたりセクハラされたり」
「い、イヤならそう言えばよかったじゃない!」
「こっちにも事情があるんだっつうの」
「……どうしてそんなにイライラしてるの? 今日のみくるちゃん変よ?」
「変なのはそっちだから」
「はっ! みくるちゃんのクセに言うじゃない!」
「センパイに対する口の聞き方がなってないよな?」
古泉「これは……まずいですね」
キョン「言い争ってるのはハルヒと……朝比奈さん?」
古泉「ええ多分。確証はもてませんが、間違いないでしょう」
prrrrrrr! prrrrrrr!
古泉「ああ、どうやら涼宮さんは相当ご立腹のようだ」
キョン「……こっちの方は任せろ」
古泉「お願いします」
210: 2008/05/19(月) 02:11:26.43 ID:xbRM4DKU0
ガチャッ!
キョン「あ、朝比奈さん!」
みくる「……」
キョン「一体どうしたんですか? またハルヒの奴が何か……」
みくる「……ちっ」
キョン「えっ?」
みくる「……どいて」
キョン「あ、朝比奈さん?」
みくる「どけ、っつってんだよ」
キョン「え、あ……は、はい」
みくる「とろくせぇな」
キョン「あ、朝比奈さん、一体どこへ……?」
みくる「帰るに決まってんだろ」
キョン「ちょちょちょ、ちょっと待ってくださいよ!」(ガシッ
みくる「離せよ」
キョン「いえ、事情がわかるまでは……」
パアンッ!
キョン「つっ!?」
みくる「うぜぇから、そういうの」
キョン「あ、朝比奈さん!」
みくる「……」
キョン「一体どうしたんですか? またハルヒの奴が何か……」
みくる「……ちっ」
キョン「えっ?」
みくる「……どいて」
キョン「あ、朝比奈さん?」
みくる「どけ、っつってんだよ」
キョン「え、あ……は、はい」
みくる「とろくせぇな」
キョン「あ、朝比奈さん、一体どこへ……?」
みくる「帰るに決まってんだろ」
キョン「ちょちょちょ、ちょっと待ってくださいよ!」(ガシッ
みくる「離せよ」
キョン「いえ、事情がわかるまでは……」
パアンッ!
キョン「つっ!?」
みくる「うぜぇから、そういうの」
211: 2008/05/19(月) 02:18:29.89 ID:xbRM4DKU0
キョン(結局あのあとすぐハルヒも帰っちまった)
キョン「なぁ長門、一体何があったんだ?」
長門「……」
キョン「あの二人があんなに言い争って……しかも朝比奈さんはまるで別人だったぞ?」
長門「特に何も」
キョン「いやいや! 何も無いわけがないだろうが」
長門「原因は別」
キョン「ど、どういうことだ? もしかして何か知ってるのか?」
長門「……」(コクリ
キョン「教えてくれ長門! 頼む!」
長門「……他人に話してはだめ」
キョン「ああ、もちろん約束する! 当然だ!」
長門「……体に悪いものが溜まっている」
キョン「悪いもの?」
長門「……」(コクリ
キョン「病気? しかし機嫌が悪くなるなんて……まさか新手の宇宙人か!?」
長門「……」(フルフル
キョン「それじゃあ一体何なんだ!?」
長門「……便」
キョン「なぁ長門、一体何があったんだ?」
長門「……」
キョン「あの二人があんなに言い争って……しかも朝比奈さんはまるで別人だったぞ?」
長門「特に何も」
キョン「いやいや! 何も無いわけがないだろうが」
長門「原因は別」
キョン「ど、どういうことだ? もしかして何か知ってるのか?」
長門「……」(コクリ
キョン「教えてくれ長門! 頼む!」
長門「……他人に話してはだめ」
キョン「ああ、もちろん約束する! 当然だ!」
長門「……体に悪いものが溜まっている」
キョン「悪いもの?」
長門「……」(コクリ
キョン「病気? しかし機嫌が悪くなるなんて……まさか新手の宇宙人か!?」
長門「……」(フルフル
キョン「それじゃあ一体何なんだ!?」
長門「……便」
213: 2008/05/19(月) 02:23:20.95 ID:xbRM4DKU0
キョン「……」
長門「……」
キョン「……すまん、何だって?」
長門「便」
キョン「あ~……つまりあれか? まさかとは思うが……」
長門「……」
キョン「二人共、すっごい便秘でイライラしてたってことか?」
長門「理解が早くて助かる」
キョン「……」
長門「……」
キョン「なんじゃそらあああああああぁぁぁっ!?」
長門「……」
キョン「……すまん、何だって?」
長門「便」
キョン「あ~……つまりあれか? まさかとは思うが……」
長門「……」
キョン「二人共、すっごい便秘でイライラしてたってことか?」
長門「理解が早くて助かる」
キョン「……」
長門「……」
キョン「なんじゃそらあああああああぁぁぁっ!?」
214: 2008/05/19(月) 02:28:39.89 ID:xbRM4DKU0
翌日
キョン(さすがにこればっかりはどうすることも出来んぞ……)
キョン(はぁ……ちゃんと野菜食っとけよな)
キョン(……ん? あれは谷口か?)
谷口「WAWAWA~♪」
キョン(あの野郎、人の気持ちも知らないで呑気に歌なんて歌いやがって)
キョン(そういえば、昨日の仕返しがまだだったな)
キョン(くくく、あいつの驚く顔が目に浮かぶぜ!)
そ~っ……
谷口「WAWA~♪」
キョン「隙ありだ!」
キョン(さすがにこればっかりはどうすることも出来んぞ……)
キョン(はぁ……ちゃんと野菜食っとけよな)
キョン(……ん? あれは谷口か?)
谷口「WAWAWA~♪」
キョン(あの野郎、人の気持ちも知らないで呑気に歌なんて歌いやがって)
キョン(そういえば、昨日の仕返しがまだだったな)
キョン(くくく、あいつの驚く顔が目に浮かぶぜ!)
そ~っ……
谷口「WAWA~♪」
キョン「隙ありだ!」
218: 2008/05/19(月) 02:36:13.17 ID:xbRM4DKU0
谷口「後ろをとられただと!?」
キョン「くらえ谷口! カンチョー!」
ズブッ!
谷口「ぐおわっ!?」
キョン「朝から呑気に歌ってる奴に、俺の攻撃はかわせまい……」
谷口「ぬぅ……ぐ、ぎ、ぎ、ぎ……」
キョン「おはよう谷口……谷口?」
谷口「ぎ、ぎぎっ、ぎぎぎぎ!」
キョン「お、おい、どうした谷口!?」
谷口「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁっっっ!!!!」
キョン「んなあっ!?」
ぶ……ぶぶぶ……ぶりいいいいいいっ!!
――――――――――谷口、脱糞
キョン「くらえ谷口! カンチョー!」
ズブッ!
谷口「ぐおわっ!?」
キョン「朝から呑気に歌ってる奴に、俺の攻撃はかわせまい……」
谷口「ぬぅ……ぐ、ぎ、ぎ、ぎ……」
キョン「おはよう谷口……谷口?」
谷口「ぎ、ぎぎっ、ぎぎぎぎ!」
キョン「お、おい、どうした谷口!?」
谷口「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁっっっ!!!!」
キョン「んなあっ!?」
ぶ……ぶぶぶ……ぶりいいいいいいっ!!
――――――――――谷口、脱糞
221: 2008/05/19(月) 02:41:34.00 ID:xbRM4DKU0
キョン「長門、助けてくれ!」
長門『?』
キョン「俺、カンチョー、谷口……脱糞……っ!」
長門『意味が分らない』
キョン「俺だってわかんねーんだよコンチクショウ!」
長門『……』
キョン「と、とにかく部室に来てくれ! そこで詳しく説明する」
長門『わかった』
キョン(全く、一体何がどうなってやがるんだ!?)
キョン「くそっ!」
長門『?』
キョン「俺、カンチョー、谷口……脱糞……っ!」
長門『意味が分らない』
キョン「俺だってわかんねーんだよコンチクショウ!」
長門『……』
キョン「と、とにかく部室に来てくれ! そこで詳しく説明する」
長門『わかった』
キョン(全く、一体何がどうなってやがるんだ!?)
キョン「くそっ!」
222: 2008/05/19(月) 02:42:14.42 ID:zOglp5GFO
テンパりすぎwwwww
224: 2008/05/19(月) 02:48:25.10 ID:xbRM4DKU0
キョン「……それで、谷口は病院に運ばれて行ったんだ」
長門「……そう」
キョン「一体俺は、いや、谷口かもしれないが一体どうしちまったんだ?」
長門「……」(フルフル
キョン「どんな小さな可能性でもいいんだ!」
長門「可能性があるとすれば……」
キョン「……」
長門「涼宮ハルヒには、願望を実現する能力がある」
キョン「つまり……俺の指をおかしくしちまうほどに」
長門「……」
キョン「あいつはウンコがしたい……のか?」
長門「……」(コクリ
キョン「なんてこった……あのクソったれめ!」
長門「……たれていないからこうなった」
長門「……そう」
キョン「一体俺は、いや、谷口かもしれないが一体どうしちまったんだ?」
長門「……」(フルフル
キョン「どんな小さな可能性でもいいんだ!」
長門「可能性があるとすれば……」
キョン「……」
長門「涼宮ハルヒには、願望を実現する能力がある」
キョン「つまり……俺の指をおかしくしちまうほどに」
長門「……」
キョン「あいつはウンコがしたい……のか?」
長門「……」(コクリ
キョン「なんてこった……あのクソったれめ!」
長門「……たれていないからこうなった」
226: 2008/05/19(月) 02:56:03.67 ID:xbRM4DKU0
長門「今のあなたは危険」
キョン「……ああ、そうかい」
長門「今のあなたの指は、対象の状態に関わらず排泄を促す可能性がある」
キョン「そりゃまた嬉しくない可能性だな」
長門「……」
キョン「ん? つまりお前にもきくかもしれないってことか?」
長門「!」
キョン「その反応を見るに、ききそうだな」
長門「……」(コクリ
キョン「しかし、ハルヒ以外にも効果があるってことはだ」
長門「?」
キョン「俺が……ハルヒと朝比奈さんを元に戻す!」
キョン「……ああ、そうかい」
長門「今のあなたの指は、対象の状態に関わらず排泄を促す可能性がある」
キョン「そりゃまた嬉しくない可能性だな」
長門「……」
キョン「ん? つまりお前にもきくかもしれないってことか?」
長門「!」
キョン「その反応を見るに、ききそうだな」
長門「……」(コクリ
キョン「しかし、ハルヒ以外にも効果があるってことはだ」
長門「?」
キョン「俺が……ハルヒと朝比奈さんを元に戻す!」
229: 2008/05/19(月) 03:04:40.31 ID:xbRM4DKU0
キョン「朝比奈さん、放課後ちょっといいですか?」
みくる『はぁ? センパイを呼び出すっておかしくない?』
キョン「すいません、そこをなんとか……」
みくる『電話でいいだろ』
キョン「大事な……ことなんです」
みくる『じゃあ尚更今電話で話せよ』
キョン「直接じゃないと、いや、服越しでもいいんです!」
みくる『いや、意味わかんねーから』
キョン「……わかりました、正直に言います」
みくる『とっととしろ』
キョン「あなたと……二人っきりで会いたい!」
みくる『はぁ!? ちょ、意味わかんね……ふぇ!?』
キョン「お願いします……!」
みくる『……ちっ、しょーがねーな』
キョン「! ありがとうございます! 詳しいことはメールしておくんで!」
みくる『……ったく』
みくる『はぁ? センパイを呼び出すっておかしくない?』
キョン「すいません、そこをなんとか……」
みくる『電話でいいだろ』
キョン「大事な……ことなんです」
みくる『じゃあ尚更今電話で話せよ』
キョン「直接じゃないと、いや、服越しでもいいんです!」
みくる『いや、意味わかんねーから』
キョン「……わかりました、正直に言います」
みくる『とっととしろ』
キョン「あなたと……二人っきりで会いたい!」
みくる『はぁ!? ちょ、意味わかんね……ふぇ!?』
キョン「お願いします……!」
みくる『……ちっ、しょーがねーな』
キョン「! ありがとうございます! 詳しいことはメールしておくんで!」
みくる『……ったく』
231: 2008/05/19(月) 03:08:45.68 ID:xbRM4DKU0
ごめんまたお腹痛くなった
232: 2008/05/19(月) 03:12:14.00 ID:T9WGTOX30
>>231
急かしはしない、ごゆっくり。
急かしはしない、ごゆっくり。
236: 2008/05/19(月) 03:23:36.55 ID:xbRM4DKU0
みくる「ったく、一体何の用だっての」
みくる(どうせあれだろ? 涼宮とケンカすんなって話だろ?)
みくる「……ちっ、イライラすんな」
みくる(でも、なんかやけに必氏だったな……)
みくる「まさか、ね。……まさか」
きゅるうっ
みくる(この感覚は……)
みくる「とうとうきやがった!」
・ ・ ・
みくる「……ふぅ」
みくる「それにしても、キョンくんは何の用なんだろう……?」
みくる「も、もしかしてこ、こここ告白とか!?///」
みくる「ふ、ふええ、もしそうだったら嬉しいけどどうしようぅ///」
鶴屋「何ぶつぶつ言ってるにょろ?」
みくる「は、はわわわ!/// な、何か言ってましたかっ!?」
みくる(どうせあれだろ? 涼宮とケンカすんなって話だろ?)
みくる「……ちっ、イライラすんな」
みくる(でも、なんかやけに必氏だったな……)
みくる「まさか、ね。……まさか」
きゅるうっ
みくる(この感覚は……)
みくる「とうとうきやがった!」
・ ・ ・
みくる「……ふぅ」
みくる「それにしても、キョンくんは何の用なんだろう……?」
みくる「も、もしかしてこ、こここ告白とか!?///」
みくる「ふ、ふええ、もしそうだったら嬉しいけどどうしようぅ///」
鶴屋「何ぶつぶつ言ってるにょろ?」
みくる「は、はわわわ!/// な、何か言ってましたかっ!?」
238: 2008/05/19(月) 03:31:35.22 ID:xbRM4DKU0
みくる(キョンくんはまだ来てない、か)
みくる(でも、本当に校舎裏って人気がないな)
みくる(えうぅ、ちょっと怖いかも)
みくる(キョンくん、早く来ないかな……)
キョン(時間よりも10分も早く来るとは)
キョン(……焦って隠れちまった)
キョン(しかし、相変わらず天使のような横顔だ)
キョン(そして、あの愛らしい唇が暴言を吐く姿をもう見たくはない)
みくる(も、もし、もしもキョンくんと付き合ったら……///)
キョン(この指で……あなたを救ってみせます!)
みくる(でも、本当に校舎裏って人気がないな)
みくる(えうぅ、ちょっと怖いかも)
みくる(キョンくん、早く来ないかな……)
キョン(時間よりも10分も早く来るとは)
キョン(……焦って隠れちまった)
キョン(しかし、相変わらず天使のような横顔だ)
キョン(そして、あの愛らしい唇が暴言を吐く姿をもう見たくはない)
みくる(も、もし、もしもキョンくんと付き合ったら……///)
キョン(この指で……あなたを救ってみせます!)
239: 2008/05/19(月) 03:39:40.40 ID:xbRM4DKU0
キョン「……俺のこの手がまっ茶に染まる」
みくる(デートしたら……一日中キョンくんと一緒で……)
キョン「朝比奈さんを救えと轟き叫ぶ……!」
みくる(もしかしてもしかして、き、きき、キスとかしちゃったりして!///)
キョン「必殺!」
ガササッ!
みくる「えっ?」
キョン「俺の、フィンガァーッ!!」
……ズドンッ!!
みくる(デートしたら……一日中キョンくんと一緒で……)
キョン「朝比奈さんを救えと轟き叫ぶ……!」
みくる(もしかしてもしかして、き、きき、キスとかしちゃったりして!///)
キョン「必殺!」
ガササッ!
みくる「えっ?」
キョン「俺の、フィンガァーッ!!」
……ズドンッ!!
241: 2008/05/19(月) 03:44:21.44 ID:T9WGTOX30
新ジャンル『フィンガァーッ!!』
242: 2008/05/19(月) 03:48:32.83 ID:xbRM4DKU0
みくる「ふえあっ!?」
キョン「……」
みくる「ああ、な、何……を……」
キョン「俺は、いつもの朝比奈さんに戻ってもらいたいんです」
みくる「い、意味がわからな……ふああっ!?」
キョン「だから……すみません」
みくる「あ、あ……」
キョン「ヒート……エンドッ!」
ぬぽっ……
みくる「んふうっ!」
キョン「さぁ! 悪いものは全て出し切ってください!」
みくる「……」
キョン「さぁ! さぁさぁさぁ! 遠慮せずに!」
みくる「……な」
キョン(……おかしい、谷口の時はこんなに時間がかからなかったはずだ)
みくる「……おい」
キョン「へ?」
みくる「何してくれてんだゴルァ!」
キョン「……おや?」
キョン「……」
みくる「ああ、な、何……を……」
キョン「俺は、いつもの朝比奈さんに戻ってもらいたいんです」
みくる「い、意味がわからな……ふああっ!?」
キョン「だから……すみません」
みくる「あ、あ……」
キョン「ヒート……エンドッ!」
ぬぽっ……
みくる「んふうっ!」
キョン「さぁ! 悪いものは全て出し切ってください!」
みくる「……」
キョン「さぁ! さぁさぁさぁ! 遠慮せずに!」
みくる「……な」
キョン(……おかしい、谷口の時はこんなに時間がかからなかったはずだ)
みくる「……おい」
キョン「へ?」
みくる「何してくれてんだゴルァ!」
キョン「……おや?」
244: 2008/05/19(月) 03:57:03.85 ID:xbRM4DKU0
ハルヒ「みくるちゃんはほんっとうに可愛いわね!」
みくる「ふ、ふええっ!?///」
古泉「どうやら二人共仲直りできたようですね」
キョン「……」
古泉「今日の昼頃には僕も“あれ”の消失を確認してほぼ確信していました」
キョン「……そうかい」
古泉「全く、一体今回はどんな手を使ったんですか?」
キョン「手じゃなくて指を使った。だが、その必要はなかった……」
古泉「はい?」
みくる「はい、お茶ですよ~」
ハルヒ「ありがと、みくるちゃん」
長門「……」(コクリ
古泉「どうもありがとうございます」
キョン「……あの、俺の分は……」
みくる「ちっ」
キョン「……ふぃんがぁ」
おわり
みくる「ふ、ふええっ!?///」
古泉「どうやら二人共仲直りできたようですね」
キョン「……」
古泉「今日の昼頃には僕も“あれ”の消失を確認してほぼ確信していました」
キョン「……そうかい」
古泉「全く、一体今回はどんな手を使ったんですか?」
キョン「手じゃなくて指を使った。だが、その必要はなかった……」
古泉「はい?」
みくる「はい、お茶ですよ~」
ハルヒ「ありがと、みくるちゃん」
長門「……」(コクリ
古泉「どうもありがとうございます」
キョン「……あの、俺の分は……」
みくる「ちっ」
キョン「……ふぃんがぁ」
おわり
245: 2008/05/19(月) 03:58:41.79 ID:Fu2zrO5Q0
乙フィンガァー
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります