2: 2016/12/24(土) 21:49:53.84 ID:EGdhc7qr0.net
~12月、終業式後の練習の終わった後~                          


千歌「いやー、それにしても、まさかAqoursが最終予選を突破できるとはねー」

ダイヤ「またですか千歌さん。それについては何度も言ったではありませんか」

ダイヤ「まさかではありませんわ。Aqoursは、着実に実力が身についていってるのですわ!」

鞠莉「そうよちかっち! もっと自信を持ちなさい!」

千歌「あはは……そうだよね! これでも、Aqoursのリーダーだもんね! 自信持たないと!」

曜「千歌ちゃん! その意気だよ!」

梨子「……あの、それで、冬休み中は練習はどうするんですか?」

果南「ああ、そのことなんだけど……」

3: 2016/12/24(土) 21:50:28.42 ID:EGdhc7qr0.net
鞠莉「休みよ休み! パーッと休みよ!」

ルビィ「休み!?」

鞠莉「練習は正月明けから再開! それまで、しっかり休んでちょうだい♪」

花丸「いいんですか、ダイヤさん?」

ダイヤ「ええ。最終予選まで全力で練習に明け暮れてきましたからね」

果南「そして、私たちは最終予選を突破した」

果南「だから、冬休みは心身を休めることに重点を置いてもいいと思うんだ」

千歌「というわけで! 明日からみんな休みだよー! イエーイ!」

梨子「千歌ちゃん……」

善子「千歌が一番嬉しそうね」

4: 2016/12/24(土) 21:51:32.35 ID:EGdhc7qr0.net
鞠莉「さーて、クリスマスまであとわずか!」

鞠莉「楽しみねー、ね、果南?」

果南「ま、鞠莉……///」

ダイヤ「わたくしはルビィと姉妹水入らずで過ごしますわ!」

ルビィ「あの……そういうわけだから、花丸ちゃん、善子ちゃん」

善子「べ、別に気にしなくていいわよ!」

花丸「楽しんできてねー、ルビィちゃん、ダイヤさん♪」

千歌「私たちは3人仲良く楽しんでくるよー」

曜「うん! 待ち遠しいなー」

梨子「ふふっ、もうすぐだよ」

7人「「「「「「「じゃあねーーー!」」」」」」」

6: 2016/12/24(土) 21:53:08.72 ID:EGdhc7qr0.net
花丸「じゃあねー♪」

善子「ふっ、せいぜい楽しんでくることね……リア充共め」

花丸「さて……オラたちも帰ろっか」

善子「ね、ねえ……ず、ずら丸は、クリスマスに予定ないの?」

花丸「え? 特にないよ?」

花丸「そもそもうちお寺だし、そこまでクリスマスを重視してないっていうか……」

善子「そ、そう」

花丸「善子ちゃんは?」

善子「フッ……堕天使であるこの私が、聖なる『降誕祭』を祝うなんて、ありえるはずないでしょう?」

花丸「そっか。まあお互い、ルビィちゃんとダイヤさんみたいに、家族水入らずで……」クルッ

善子「待ちなさい」ガシッ

7: 2016/12/24(土) 21:54:42.13 ID:EGdhc7qr0.net
花丸「? どうしたの、善子ちゃん」

善子「あ、あれよあれ! そう! 私クリスマスイヴ、暇なのよ!」

花丸「うん……それで?」

善子「か、買い物とか、付き合いなさいよ! クリスマス関係なく、ね!」

花丸「いいよ」

善子「あんたは家でゆっくり家族と過ごしたいでしょうけど、できれば……」

花丸「いいよ」

善子「できれば……え? いい?」

花丸「うん。マルも暇だから、別にいいよ」

善子「! そ、そう! じゃあそういうことで!」ダッ

花丸「あ、待って善子ちゃん! バス停まで一緒に帰ろうよー!」ダッ

9: 2016/12/24(土) 21:56:34.22 ID:EGdhc7qr0.net
~バス停~


善子「じゃあ24日の11時に、沼津駅前で待ち合わせね」

花丸「うん、分かった」

善子(やったわ……イヴに花丸と2人っきり……)

善子(集合時間を遅めにしちゃったのは、これはまあ仕方ない)

善子(だって、そこまで時間を潰せるほどには、寄るところが思いつかなかったから……)

善子(それはまあ、仕方ないわ……。でも! これは、実質デ、デー……)

花丸「善子ちゃん、何ニヤニヤしてるの?」

善子「な、なんでもないっ!」バッ

花丸「あっ、バス来たよ」

善子「そ、そうね。それじゃ、そろそろ」

花丸「うん、またねー」

10: 2016/12/24(土) 21:59:40.19 ID:EGdhc7qr0.net
~24日、10時、沼津駅前~


善子「……待ち合わせ場所に1時間も早く来てしまった……」

善子「我ながら馬鹿みた……え!?」


花丸「…………」ポツーン


善子(いるーー!! 既にいるーーーー!!! 先越されたーーーー!!!!)

善子(私も馬鹿だけどあいつも馬鹿ね…………ふぅ、早めに来といてよかった……)

善子(さてと、それなら……定番のやり取りを2つ……目隠しと、待った? を……!)


花丸(善子ちゃんもこんなに早く来てくれたんだ……嬉しいずら……)

花丸(ところで、なんでマルの視界に入らないようにコソコソしてるんだろう……)

11: 2016/12/24(土) 22:00:41.30 ID:EGdhc7qr0.net
善子「だ~れだ?」バッ

花丸「うぁっ、目の前が真っ暗になったずら!?」

善子「私は誰でしょう?」

花丸「……善子ちゃん」

善子「不正解っ!」バッ

花丸「ええっ!?」

善子「なぜなら、この私は堕天使ヨハネなのだからっ!」ギランッ

花丸「もう善子ちゃん、冗談はよしてほしいずら」

善子「冗談じゃないしっ!!」

12: 2016/12/24(土) 22:03:01.04 ID:EGdhc7qr0.net
善子「えと、その……ごめん、待った?」

花丸「ううん、オラも今来たところだよ」ニコッ

善子(か……完璧ッッッ!!)

善子「よし……とりあえずやってみたいやり取り2つはこなせたわ……」

花丸「?」

善子「あ、ずら丸、待ってる間寒くなかった?」

花丸「ううん、大丈夫だったよ♪」

善子「そう、ならよかったわ」

善子(そうだ、後1つ定番のが……)

13: 2016/12/24(土) 22:03:43.05 ID:EGdhc7qr0.net
善子「ずら丸、その服可愛いわね」

花丸「えっ!? そ、そう? ///」

善子「ええ、とってもあなたに似合ってるわ」

花丸「な、なんかいつもの善子ちゃんとキャラが違う……」

善子「い、いーでしょ褒めたって! 後、私のことはヨハネと呼びなさいよっ!!」

花丸「冗談ずら。ありがとう、善子ちゃん」

花丸「善子ちゃんの服はとってもカッコイイね」

善子「そ、そう……コホン、あ、あったりまえじゃないの! ///」

花丸「もちろん、可愛らしさもあるよ?」

善子「~~~~っ! も、もういいわ、そろそろ行きましょう! ///」

花丸「うん!」

14: 2016/12/24(土) 22:07:49.06 ID:EGdhc7qr0.net
善子「まずは映画館ね」

花丸「映画? 買い物は?」

善子「後よ後! た、たまには2人で何かして1日過ごしたっていいでしょ」

花丸「! うん! そうだね!」ニコッ


~~~~~~

善子「で、ずら丸、見たいのある?」

花丸「善子ちゃんは?」

善子「私はなんでもいいわよ」

花丸「ふーん、そっかぁ……、じゃあこれで」

善子「れ、恋愛もの……」

15: 2016/12/24(土) 22:08:31.22 ID:EGdhc7qr0.net
花丸「善子ちゃんが何でもいいって言ったからねー」ニヤニヤ

善子「な、何ニヤニヤしてんの? へー、あんたこういうの好きなのねー」ニヤニヤ

花丸「さあねー」ニヤニヤ

善子「ふーん?」ニヤニヤ


~~~~~~

映画「ずっと前から好きだったの! 心から愛してるの!」

映画「う、嘘!? そんなそぶり、一度も……!)

花丸(久しぶりに再開した幼馴染の少女2人の告白シーン……)

善子(うわぁなんてシンプルかつどストレートな……でも一応参考に……)

16: 2016/12/24(土) 22:09:44.23 ID:EGdhc7qr0.net
~~~~~~

映画「嬉しい! これで……!」

映画「やっと……想いが……叶う……」チュッ

花丸(キ、キスシーン……/////)

善子(ぷっ、ずら丸のやつ、照れてやんの……///)


~~~~~~

映画「夢にまで見た私たち2人の!」

映画「結婚生活!!」

花丸(ついに結婚かぁ……)

善子(ついに結婚ね……)

17: 2016/12/24(土) 22:10:27.77 ID:EGdhc7qr0.net
~~~~~~

映画「もうすぐ子供が生まれるよ!」

映画「私たちの子供……嬉しいわ! 名前はどうしましょう……!」

花丸(子供……)

善子(子供の名前……か……)

善子(仮によ? 仮に……あいつとの……こ、子供ができた場合は……///)

善子(私は本当はヨハネなんだけど、仕方ない……人間界での仮の名を使ってやるわ……)

善子(本当に不本意だけど、ただの人間であるこいつに仕方なく合わせてやるんだからね!)チラッ

花丸(よ、善子ちゃんがこっちを見てる……///)

善子(私なら……例えば……自分の名前の一部を使って……)

18: 2016/12/24(土) 22:11:37.50 ID:EGdhc7qr0.net
善子(よ、善子の善……に、は、花丸、の……花……はな……は……葉……)

善子(よ……し……は…………善……葉……な、なんてね! なんてね!! //////)ニヤニヤ

善子(津島善葉……それとも……く、国木田善葉……とかね! な、なんちゃってねっ!! //////)ニヤニヤ

善子「…………///////」ニヤニヤ ニヤニヤ

花丸(うわぁ……善子ちゃんがめちゃくちゃニヤニヤしてるずら……)

花丸(よっぽど映画の中の2人が微笑ましかったんだろうなぁ……)


~~~~~~

花丸「ふぅ、見終わったずら……結構よかったよね」

善子「……久しぶりに再会した幼馴染の少女2人がすれ違いながらも、」

善子「なんとかお互いの想いを告白し合うことができて……」

花丸「その後は甘々の結婚生活、そして無事に子供を出産……」

善子「単純なストーリーだったけど、まあ悪くなかったわね」

花丸「そうだね。見れてよかったずら」

19: 2016/12/24(土) 22:12:09.46 ID:EGdhc7qr0.net
善子「さて、お昼でも食べる?」

花丸「賛成……お腹すいたずら……」

善子「あんた、ポップコーンLサイズを食べてたでしょ」

善子「上映開始早々に無くなってたけど……」

花丸「あれじゃ全然足りないずら……」

善子「まあ、ずら丸ならそうよね」

善子「とりあえずあの店でいい?」

花丸「うん!」


~~~~~~

店員「ご注文は何になさいますか?」

花丸「このセットメニューに、単品でこれとこれに、それからデザートにこれで!」

善子「そんなに!?」

20: 2016/12/24(土) 22:12:46.98 ID:EGdhc7qr0.net
~~~~~~

花丸「おいしかったずら~♡」

善子「お金は大丈夫なの?」

花丸「大丈夫、これでもセーブしてるずら。ほんとはもっと食べたかったずら……」

善子(なんでこいつ太らないのかしら。いや、別に太ってほしいんじゃないけど……)

善子(さては……)

花丸「でもおいしかったからよかったずら~♪」ユサユサ

善子(む、胸っ! 食べたものが全部あの胸に行ってるのね! キィィィィ!!)ジロッ

花丸「よ、善子ちゃん……そんな怖い目で、一体どこを見てるずら……」バッ

善子「あ……いや、なんでもないわ、なんでも……」

21: 2016/12/24(土) 22:13:39.47 ID:EGdhc7qr0.net
~~~~~~

花丸「あ! アイスとクレープのお店があるよ!」

善子「そうね」

花丸「食べたいずら!」キラキラ

善子「お腹にはどうせ余裕があるとして、お金は?」

花丸「うーん……どっちか片方なら……」

花丸「この先別のことに使うかもしれないから残しておきたいし……」

善子「本当なら?」

花丸「どっちも食べたいずら……」

善子「冬にアイスってのも変だけど……まあ思ったより寒くないし、いっか」

善子「じゃあこうしましょう」

22: 2016/12/24(土) 22:15:34.87 ID:EGdhc7qr0.net
~~~~~~

善子「はい、私のチョコバナナクレープ。半分食べていいから」スッ

花丸「ありがとう、善子ちゃん♪ オラの苺ジェラートも半分あげるね」スッ

善子「ありがと。うん、おいしいわねこれ」ペロペロ

花丸「このクレープもおいしいずら~♪」ハムハム

善子「…………」ペロペロ

花丸「…………」ハムハム

花丸「半分食べたよ。おいしかった」スッ

善子「うん、私も。じゃあ、交換……」スッ

善子「…………」ピタリ

花丸「…………」ピタリ

23: 2016/12/24(土) 22:16:05.94 ID:EGdhc7qr0.net
善子(今気付いたんだけど……ヤバイわ、これ)

花丸(これって……間接キス!?)

善子「ず、ずら丸……早く食べないとそれ、溶けちゃうわよ……」

花丸「善子ちゃんこそ、手が止まってるよ……食べないの?」

善子「…………」

花丸「…………」タラァー

花丸(あああヤバイ、溶けるずら! も、もう気にしないずら! ///)

花丸「…………///」ペロペロ

善子「……!」チラッ

善子「…………///」ハムッ ハムハム

24: 2016/12/24(土) 22:18:21.46 ID:EGdhc7qr0.net
~~~~~~

花丸「こ、この後どうする?」

善子「と、とりあえずそろそろ買い物にしましょう。そのあと水族館ね」

花丸「わ、分かったずら……それで、買い物って何を買うの?」

善子「え? えーと……服とか?」

花丸「へえ。悪魔グッズショップとかじゃないんだね」

花丸「あ、それとも堕天使用の真っ黒い服を買うとか?」

善子「ふ、普通の服よっ!!」


~~~~~~

善子「えっと、これに、これでしょ。そして……」

花丸「……善子ちゃん。きっと似合うとは思うけど……」

花丸「そんなに黒づくめで身を固めるのも、どうかと思うずら」

25: 2016/12/24(土) 22:19:04.96 ID:EGdhc7qr0.net
善子「ほう。言ったわね……だったらあんたが選んでみなさい、ずら丸」

花丸「うーん、オラもファッションにはあまり詳しくないずら……」

善子「オラも、って一緒にしないでちょうだい」

善子「この私はファッションセンスの塊よ! 自信あるんだから」

花丸「それは重々承知してるずら。今善子ちゃんが来てる服もすごくカッコイイずら」

花丸「でも、たまにはカッコイイ系じゃなくて可愛い系なのもどうかなって」

善子「か、可愛い系……」

善子「いいわよずら丸。あんたが可愛いと思う組み合わせ、持ってきなさいよ」

花丸「わ、分かったずら……」

26: 2016/12/24(土) 22:20:15.81 ID:EGdhc7qr0.net
~~~~~~

花丸「選んでみたよ……といっても、ちょうどいい組み合わせのが置いてあったんだけど……」

花丸「明るくて、温かみのある感じで……」

花丸「なおかつ、善子ちゃんの好きそうな黒いフリルが付いてるやつの組み合わせ……」

善子「! おお、これは……」

善子「ちょっと試着するから待ってなさい」

花丸「うん……」


~~~~~~

善子「ど、どうかしら……」

no title


花丸「…………」ポー

27: 2016/12/24(土) 22:21:10.22 ID:EGdhc7qr0.net
善子「ちょっと! ずら丸!」

花丸「はっ!」

善子「その……似合ってる?」

花丸「うん! すっごく似合ってる!」

善子「ほんと!?」

花丸「とっても可愛いずら~~!」

善子「そ、そう……分かったわ。じゃあこれ、買おうかしら」

花丸「えっと、お金は大丈夫なの?」

善子「大丈夫、もともと服買うつもりだったから。その分のお金は持ってきてるわ」

28: 2016/12/24(土) 22:23:37.88 ID:EGdhc7qr0.net
善子「ずら丸……あんたは新しい服買わないの?」

善子「なんならこの私が選んであげても……」

花丸「マルはいいよ。服を買えるほどお金持ってきてないし……あとは水族館の分かな」

善子「そ、そう……」

花丸「でも、今度服を買う時は、善子ちゃんに選んでもらおうかな♪」ニコッ

善子「! ええ、いいわよ! この私に任せなさい!」


~~~~~~

花丸「すっかり暗くなってきたね」

善子「そりゃ、服買ってから長々ウィンドウショッピングした後に水族館まで行ったしね」

29: 2016/12/24(土) 22:24:17.41 ID:EGdhc7qr0.net
花丸「お財布の方は随分寂しくなったけど……」

善子「そっか……」

花丸「心はとってもあったかくなったよ。ありがとう、善子ちゃん」ニコッ

善子「なっ……、そ、それはどうも///」

善子「あんたが楽しめたのなら、良かったわ」

花丸「うん♪ 今日1日、善子ちゃんと一緒に過ごせてよかった」

善子「…………///」スタスタ

花丸「ああっ! 歩く速度を速めないで!」トトトッ

花丸「ところで、今どこに向かってるの?」

善子「着いたら分かるわ……いい感じに暗くなってきたわね」

30: 2016/12/24(土) 22:27:11.02 ID:EGdhc7qr0.net
~~~~~~

パアァァァァァ キラキラキラキラキラ

花丸「わあぁぁ……!」

善子「どう? いいでしょ」

花丸「綺麗ずら~~!」キラキラ

善子「ここ、イルミネーションで有名なスポットなのよ」

花丸「すごい……あちこちキラキラしてる……」キラキラ

善子(ふふっ、ずら丸の目もキラキラしてるわね……)

善子(喜んでもらえてよかったわ……)

千歌「あ! 善子ちゃん! 花丸ちゃん!」

善子「!」

花丸「!」

31: 2016/12/24(土) 22:27:49.59 ID:EGdhc7qr0.net
曜「偶然だねー!」

梨子「あまりにも偶然過ぎるけど……よかった! これで……」

善子「千歌! それに梨子、曜……」

ルビィ「みんな集まっちゃったね!」

ダイヤ「そうですわね。9人全員……ふふっ」

花丸「ルビィちゃん! ダイヤさん!」

果南「私たちも、せっかくだからこれを見に来たんだよ」

鞠莉「このシャイニー・スポットにね♪」

善子「果南に……」

花丸「鞠莉さん……」

32: 2016/12/24(土) 22:28:22.10 ID:EGdhc7qr0.net
千歌「これはまさに、奇跡だよ!」

千歌「同じ時間に、同じ場所に、Aqours9人が揃っちゃった!」

梨子「うん!」

曜「そうだね♪」

ダイヤ「ええ、偶然ではありますけど……」

ルビィ「来てよかったね、お姉ちゃん!」

鞠莉「果南、私たちも来て良かったわね♪」

果南「ふふっ、そうだね、鞠莉♪」

花丸「ずら~~!」

花丸「善子ちゃん、やったね! ちょうどみんなと集まれて!」

善子「ええ、そうね……」

34: 2016/12/24(土) 22:29:30.95 ID:EGdhc7qr0.net
善子(2人きりじゃなくなっちゃったけど、これはこれでいいかもね)

善子(……あれ? よく見たら……千歌、梨子、曜の3人……)

花丸(ルビィちゃんとダイヤさんの2人が……果南さんと鞠莉さんの2人が、それぞれ……)

善子・花丸((みんなさっきからずっと、手を繋いでる……!))

花丸「…………」

花丸「……」スッ

善子「!」

善子「…………」ギュッ

善子(……今日1日、ずら丸と一緒に……ずっとそばに居られて、楽しかった)

花丸(……今日1日、善子ちゃんと2人きりで過ごせて……嬉しかった)

善子(これで花丸と……)

花丸(善子ちゃんと……)

善子・花丸((少しは距離を縮められたかな……))ギュウッ 



おしまい

36: 2016/12/24(土) 22:55:47.94 ID:vq+mM3Wl0.net
よしまるええな
おつです!

引用元: 花丸「クリスマスだけど、オラたちには関係ないよね」 善子「待ちなさい」ガシッ