127: 2008/06/03(火) 00:20:42.77 ID:ymsPPW0y0
男の子ここ……どこ?」
みくる「こ、ここはSOS団の部室ですよ~」
男の子「おねえちゃんたち……だれ?」
長門「SOS団の団員。この高校の生徒」
男の子「ぼく……どーしてここにいるの?」
古泉「それは僕たちも聞きたいんですよ。とりあえず、名前を教えてもらえますか?」
男の子「んっとね……」
古泉「これは……さすがに驚きましたね」
長門「原因不明」
みくる「ま、まさかこの子が……」
みくる「キョンくんだなんて!!」
キョン「?」
みくる「こ、ここはSOS団の部室ですよ~」
男の子「おねえちゃんたち……だれ?」
長門「SOS団の団員。この高校の生徒」
男の子「ぼく……どーしてここにいるの?」
古泉「それは僕たちも聞きたいんですよ。とりあえず、名前を教えてもらえますか?」
男の子「んっとね……」
古泉「これは……さすがに驚きましたね」
長門「原因不明」
みくる「ま、まさかこの子が……」
みくる「キョンくんだなんて!!」
キョン「?」
128: 2008/06/03(火) 00:26:39.87 ID:ymsPPW0y0
古泉「とりあえず、彼のことは涼宮さんには隠しておいた方がいいでしょう」
みくる「はい……でも、これからどうしましょう?」
長門「まずは彼をここから連れ出す事を優先すべき」
キョン「?」
古泉「……そうですね、このままここにいては
いつ彼のことが露見するかわかりませんから」
みくる「わ、わたしすぐに着替えてきますね!」
長門「その時間はない」
みくる「で、でもでもっ!」
長門「……わたしがやる」
古泉「そうですね。彼の状態はわかりませんが、女性の方が安心感が増すはずです」
みくる「……わかりました。キョンくんのことお願いします」
長門「……」コクリ
長門「……ついてきて」
キョン「え?」
みくる「はい……でも、これからどうしましょう?」
長門「まずは彼をここから連れ出す事を優先すべき」
キョン「?」
古泉「……そうですね、このままここにいては
いつ彼のことが露見するかわかりませんから」
みくる「わ、わたしすぐに着替えてきますね!」
長門「その時間はない」
みくる「で、でもでもっ!」
長門「……わたしがやる」
古泉「そうですね。彼の状態はわかりませんが、女性の方が安心感が増すはずです」
みくる「……わかりました。キョンくんのことお願いします」
長門「……」コクリ
長門「……ついてきて」
キョン「え?」
130: 2008/06/03(火) 00:32:31.46 ID:ymsPPW0y0
キョン「どうして?」
長門「……このままここにいては大変なことになる」
キョン「ええっ! たいへんなことってどんなこと!?」
長門「……」
キョン「……いっしょうおやつぬき?」
長門「……もっと大変」
キョン「!? い、いっしょにいくっ!」
長門「……」コクリ
ぎゅっ
長門「!?」
キョン「これでまいごにならないよね!」
長門「……」コクリ
キョン「おねーちゃんがまいごになったら、ぼくこまるもん」
長門「……そう」
キョン「はやくいこうよ!」
長門「……行ってくる」
がちゃっ
古泉「さて、僕たちは彼がこうなった原因を探ってみましょう」
みくる「はい。……でもあの二人、大丈夫でしょうか?」
長門「……このままここにいては大変なことになる」
キョン「ええっ! たいへんなことってどんなこと!?」
長門「……」
キョン「……いっしょうおやつぬき?」
長門「……もっと大変」
キョン「!? い、いっしょにいくっ!」
長門「……」コクリ
ぎゅっ
長門「!?」
キョン「これでまいごにならないよね!」
長門「……」コクリ
キョン「おねーちゃんがまいごになったら、ぼくこまるもん」
長門「……そう」
キョン「はやくいこうよ!」
長門「……行ってくる」
がちゃっ
古泉「さて、僕たちは彼がこうなった原因を探ってみましょう」
みくる「はい。……でもあの二人、大丈夫でしょうか?」
131: 2008/06/03(火) 00:39:45.77 ID:ymsPPW0y0
キョン「このおっきいたてものって、“こうこう”?」
長門「……そう」
キョン「おねーちゃんは、ここのせいと?」
長門「……」コクリ
キョン「すごいね!」
長門「?」
キョン「“こうこう”って、あたまのいいひとたちばっかりなんでしょ?」
長門「……正確には違う」
キョン「?」
谷口「あ~、空からおっOいが降ってこねぇかな~」
長門「……彼のようなケースも存在する」
キョン「うん! そらからふるのは“あめ”だよね!」
長門「……」コクリ
キョン「おっOいはおんなのひとについてるってしってるよ!」
長門「……」
キョン「……あれ? おねーちゃんおっOいついてる?」
長門「……」
長門「……そう」
キョン「おねーちゃんは、ここのせいと?」
長門「……」コクリ
キョン「すごいね!」
長門「?」
キョン「“こうこう”って、あたまのいいひとたちばっかりなんでしょ?」
長門「……正確には違う」
キョン「?」
谷口「あ~、空からおっOいが降ってこねぇかな~」
長門「……彼のようなケースも存在する」
キョン「うん! そらからふるのは“あめ”だよね!」
長門「……」コクリ
キョン「おっOいはおんなのひとについてるってしってるよ!」
長門「……」
キョン「……あれ? おねーちゃんおっOいついてる?」
長門「……」
132: 2008/06/03(火) 00:46:49.35 ID:ymsPPW0y0
古泉「……とりあえず、彼がこうなったのはまず間違いなく……」
みくる「ええ……涼宮さんが関係してると思います」
古泉「しかし、彼女が彼をああした理由がわかりません」
みくる「はい。まずはその理由を突き止めるのが先決ですね」
バタンッ!
古泉(おや、噂をすれば役者が登場してくれましたね)
みくる(なんとか理由を聞き出さないと……)
ハルヒ「あれ? 有希と……キョンはどうしたの?」
古泉「……長門さんははずせない用事が出来てしまったみたいです」
みくる「キョンくんは……どうしたんでしょうね」
ハルヒ「ふ~ん……。ま、別にいいわ」
みくる「ええ……涼宮さんが関係してると思います」
古泉「しかし、彼女が彼をああした理由がわかりません」
みくる「はい。まずはその理由を突き止めるのが先決ですね」
バタンッ!
古泉(おや、噂をすれば役者が登場してくれましたね)
みくる(なんとか理由を聞き出さないと……)
ハルヒ「あれ? 有希と……キョンはどうしたの?」
古泉「……長門さんははずせない用事が出来てしまったみたいです」
みくる「キョンくんは……どうしたんでしょうね」
ハルヒ「ふ~ん……。ま、別にいいわ」
133: 2008/06/03(火) 00:55:23.60 ID:ymsPPW0y0
キョン「うわぁ!」
長門「……」
キョン「ぼく、“げーむせんたー”ってはじめてなんだ!」
長門「……そう」
キョン「うん、こういうところは、あぶないからきちゃだめって」
長門「……」
キョン「でも、おとなのひとといっしょならいいんだよ!」
長門「……そう」
キョン「そうだよ!……あ」
長門「?」
キョン「……なんでもない」
長門「……」
キョン「……」
長門「……まかせて」
キョン「!? ぼ、ぼく、ぬいぐるみなんてほしくないよ!」
長門「……そう」
キョン「ほ、ほしくないってば」
長門「…………とれた」
キョン「このぬいぐるみ、かっこよくないね」
長門「……ユニーク」
長門「……」
キョン「ぼく、“げーむせんたー”ってはじめてなんだ!」
長門「……そう」
キョン「うん、こういうところは、あぶないからきちゃだめって」
長門「……」
キョン「でも、おとなのひとといっしょならいいんだよ!」
長門「……そう」
キョン「そうだよ!……あ」
長門「?」
キョン「……なんでもない」
長門「……」
キョン「……」
長門「……まかせて」
キョン「!? ぼ、ぼく、ぬいぐるみなんてほしくないよ!」
長門「……そう」
キョン「ほ、ほしくないってば」
長門「…………とれた」
キョン「このぬいぐるみ、かっこよくないね」
長門「……ユニーク」
134: 2008/06/03(火) 01:03:56.78 ID:ymsPPW0y0
古泉「涼宮さん、そういえば彼と何かありましたか?」
ハルヒ「? どうしてそんなこと聞くの?」
みくる「いえ、キョンくんが“子供”とか言ってたんで……気になっちゃって」
ハルヒ「別にあたしはキョンとは何もなかったわよ」
古泉「あたしは、とは?」
みくる「もしかして、他の人と何かあったんですか?」
ハルヒ「別に大したことじゃないんだけどね」
古泉「……良ければ聞かせてもらえますか?」
ハルヒ「そんなこと気にするなんて二人共変わってるわね」
みくる「あ、あはは! 今日はそういう気分なんですよ~」
ハルヒ「まぁいいわ。今日教室で馬鹿の一人が子供の頃の写真を持ってきたのよ」
古泉(これは、いきなりヒットですね)
みくる(でも、それとキョンくんがああなったのに何の関係が……)
ハルヒ「それでキョンも写真を持ってくるはずだったんだけど」
古泉「けど?」
ハルヒ「なんか、子供の頃の写真をどこにやったか忘れちゃったらしいの」
みくる「そ、それで……?」
ハルヒ「別に……それだけよ」
ハルヒ「? どうしてそんなこと聞くの?」
みくる「いえ、キョンくんが“子供”とか言ってたんで……気になっちゃって」
ハルヒ「別にあたしはキョンとは何もなかったわよ」
古泉「あたしは、とは?」
みくる「もしかして、他の人と何かあったんですか?」
ハルヒ「別に大したことじゃないんだけどね」
古泉「……良ければ聞かせてもらえますか?」
ハルヒ「そんなこと気にするなんて二人共変わってるわね」
みくる「あ、あはは! 今日はそういう気分なんですよ~」
ハルヒ「まぁいいわ。今日教室で馬鹿の一人が子供の頃の写真を持ってきたのよ」
古泉(これは、いきなりヒットですね)
みくる(でも、それとキョンくんがああなったのに何の関係が……)
ハルヒ「それでキョンも写真を持ってくるはずだったんだけど」
古泉「けど?」
ハルヒ「なんか、子供の頃の写真をどこにやったか忘れちゃったらしいの」
みくる「そ、それで……?」
ハルヒ「別に……それだけよ」
136: 2008/06/03(火) 01:10:56.16 ID:ymsPPW0y0
キョン「いっぱいあそんだね!」
長門「……」コクリ
キョン「おねーちゃん、しんきろくいっぱいだしてた」
長門「……」
キョン「みんな、すっごくおどろいてたよ!」
長門「……あなたは何もせず、わたしのプレイを見ていた」
キョン「うん! だっておねーちゃんがやるの、みててたのしいもん!」
長門「……そう」
キョン「……おねーちゃんはたのしくなかった?」
長門「……割と」
キョン「よかった!」
キョン「おねーちゃんがたのしそうだと、なんかぼくうれしいんだ!」
長門「……」
キョン「なんでだろ? あったことないのに」
長門「……初めてではない」
キョン「あれ? じゃあ、ぼくがわすれちゃってるだけなのかな」
長門「……」
キョン「……ごめんね、わすれちゃって」
長門「……構わない」
長門「……」コクリ
キョン「おねーちゃん、しんきろくいっぱいだしてた」
長門「……」
キョン「みんな、すっごくおどろいてたよ!」
長門「……あなたは何もせず、わたしのプレイを見ていた」
キョン「うん! だっておねーちゃんがやるの、みててたのしいもん!」
長門「……そう」
キョン「……おねーちゃんはたのしくなかった?」
長門「……割と」
キョン「よかった!」
キョン「おねーちゃんがたのしそうだと、なんかぼくうれしいんだ!」
長門「……」
キョン「なんでだろ? あったことないのに」
長門「……初めてではない」
キョン「あれ? じゃあ、ぼくがわすれちゃってるだけなのかな」
長門「……」
キョン「……ごめんね、わすれちゃって」
長門「……構わない」
138: 2008/06/03(火) 01:18:23.72 ID:ymsPPW0y0
古泉「……すいません、少し電話をしたいので席をはずします」
ハルヒ「どうしたの古泉くん?」
みくる「……」
古泉「……」コクリ
ハルヒ「何? 急に頷いちゃって」
古泉「いえ、朝比奈さんにお茶を人数分煎れて置いて欲しいとアイコンタクトを」
ハルヒ「人数分?」
みくる「はい。わたしも、長門さんとキョンくんがここに来る気がしました」
ハルヒ「へぇ! もし二人が来たら、二人共超能力者みたいで面白いわね!」
古泉「!」
みくる「!」
ハルヒ「ま、こんなに近くに超能力者がいたら苦労はしないわよね」
みくる「そ、そうですよぉ~!」
古泉「じゃ、じゃあ僕は行きますね」
ハルヒ「わかったわ」
ハルヒ「どうしたの古泉くん?」
みくる「……」
古泉「……」コクリ
ハルヒ「何? 急に頷いちゃって」
古泉「いえ、朝比奈さんにお茶を人数分煎れて置いて欲しいとアイコンタクトを」
ハルヒ「人数分?」
みくる「はい。わたしも、長門さんとキョンくんがここに来る気がしました」
ハルヒ「へぇ! もし二人が来たら、二人共超能力者みたいで面白いわね!」
古泉「!」
みくる「!」
ハルヒ「ま、こんなに近くに超能力者がいたら苦労はしないわよね」
みくる「そ、そうですよぉ~!」
古泉「じゃ、じゃあ僕は行きますね」
ハルヒ「わかったわ」
139: 2008/06/03(火) 01:25:40.65 ID:ymsPPW0y0
キョン「……そうだ! いっしょにしゃしんとろうよ!」
長門「……どうして」
キョン「しゃしんがあれば、それをいつもみてればわすれないもん!」
長門「……そう」
キョン「でも、“かめら”がないしなぁ……」
谷口「おい国木田! もっと寄れって!」
国木田「男二人でプリクラなんて……どうして谷口はそんなに楽しそうなのさ」
キョン「……あれでしゃしんがとれるみたいだよ!」
長門「……」コクリ
キョン「いっしょにとろっ!」
長門「……わかった」
キョン「それじゃあいこう!」
ぎゅっ!
長門「……」
長門「……どうして」
キョン「しゃしんがあれば、それをいつもみてればわすれないもん!」
長門「……そう」
キョン「でも、“かめら”がないしなぁ……」
谷口「おい国木田! もっと寄れって!」
国木田「男二人でプリクラなんて……どうして谷口はそんなに楽しそうなのさ」
キョン「……あれでしゃしんがとれるみたいだよ!」
長門「……」コクリ
キョン「いっしょにとろっ!」
長門「……わかった」
キョン「それじゃあいこう!」
ぎゅっ!
長門「……」
140: 2008/06/03(火) 01:34:25.93 ID:ymsPPW0y0
古泉(確証はないですが、涼宮さんが彼を小さくした原因は……)
みくる(キョンくんが、子供の頃の写真を紛失している)
古泉(涼宮さんは、永遠に彼の子供の頃の姿を見る事が出来ないかもしれない)
みくる(もし写真が残っているなら話は違いますけど)
古泉(見ることが出来ないものほど、見たくなってしまうのが人間というものです)
みくる(それの好奇心と欲求を解消するためには……)
prrrrr! prrrrr!
古泉「……もしもし長門さん、彼がああなった原因と解決策を伝えます」
みくる(キョンくんが、子供の頃の写真を紛失している)
古泉(涼宮さんは、永遠に彼の子供の頃の姿を見る事が出来ないかもしれない)
みくる(もし写真が残っているなら話は違いますけど)
古泉(見ることが出来ないものほど、見たくなってしまうのが人間というものです)
みくる(それの好奇心と欲求を解消するためには……)
prrrrr! prrrrr!
古泉「……もしもし長門さん、彼がああなった原因と解決策を伝えます」
141: 2008/06/03(火) 01:40:41.05 ID:ymsPPW0y0
キョン「どうしてそんなにはなれるの?」
長門「……」
キョン「いっしょにとるんだから、くっついてとろうよ」
長門「……」
キョン「もしかして……いや、だった?」
長門「そんな事はない」
キョン「じゃあどうして?」
長門「……わたしはこの機械を使用するのが初めて。勝手がわからない」
キョン「ん~……わかんないけど、てをつなごうよ」
長門「……わかっt」
prrrrr! prrrrr!
長門「電話」
キョン「あ、どこいくのおねーちゃん!」
カシャッ!
キョン「……あ~あ、ひとりでうつっちゃった」
長門「……」
キョン「いっしょにとるんだから、くっついてとろうよ」
長門「……」
キョン「もしかして……いや、だった?」
長門「そんな事はない」
キョン「じゃあどうして?」
長門「……わたしはこの機械を使用するのが初めて。勝手がわからない」
キョン「ん~……わかんないけど、てをつなごうよ」
長門「……わかっt」
prrrrr! prrrrr!
長門「電話」
キョン「あ、どこいくのおねーちゃん!」
カシャッ!
キョン「……あ~あ、ひとりでうつっちゃった」
143: 2008/06/03(火) 01:47:43.40 ID:ymsPPW0y0
キョン「たのしかったね!」
長門「……」コクリ
キョン「でも、しゃしんいっしょにとれなくてざんねんだったね」
長門「……問題ない」
キョン「どうして?」
長門「すぐにわかる」
キョン「そっか、それならいいや」
長門「……」
キョン「でも……」
長門「?」
キョン「また、いっしょにあそんでくれる?」
長門「……」
キョン「こんどはどこにしよっか」
長門「……図書館」
キョン「わかった」
長門「……」
キョン「でも、としょかんにいくまえにさ……」
キョン「……やくそくだよ!」
長門「……約束」
長門「……」コクリ
キョン「でも、しゃしんいっしょにとれなくてざんねんだったね」
長門「……問題ない」
キョン「どうして?」
長門「すぐにわかる」
キョン「そっか、それならいいや」
長門「……」
キョン「でも……」
長門「?」
キョン「また、いっしょにあそんでくれる?」
長門「……」
キョン「こんどはどこにしよっか」
長門「……図書館」
キョン「わかった」
長門「……」
キョン「でも、としょかんにいくまえにさ……」
キョン「……やくそくだよ!」
長門「……約束」
144: 2008/06/03(火) 01:57:16.85 ID:ymsPPW0y0
がちゃっ
ハルヒ「あれ、有希じゃない」。用事の方はもういいの?」
長門「……」コクリ
ハルヒ「ん? 何それ。プリクラ?」
長門「彼から預かった」
ハルヒ「彼って……キョンから?」
長門「……」コクリ
ハルヒ「なんであたしにこんな物を……」
長門「……」
ハルヒ「まぁいいわ。明日の不思議探索の時に聞いてみればわかるし」
長門「……」
ハルヒ「これ、キョンの子供の時の写真みたいね」
長門「……」
ハルヒ「それにしてもヘッタクソな字ね~! 知らなきゃこれが名前だってわかんないわ!」
長門「……」
ハルヒ「それにしても、子供の時に一人でプリクラなんてさみしい奴だったのね」
長門「……違う」
ハルヒ「え? 有希、何か言った?」
長門「……なんでもない」
ハルヒ「まぁ、明日はちょっとだけ優しくしてあげようかしらね」
長門「……」
ハルヒ「あれ、有希じゃない」。用事の方はもういいの?」
長門「……」コクリ
ハルヒ「ん? 何それ。プリクラ?」
長門「彼から預かった」
ハルヒ「彼って……キョンから?」
長門「……」コクリ
ハルヒ「なんであたしにこんな物を……」
長門「……」
ハルヒ「まぁいいわ。明日の不思議探索の時に聞いてみればわかるし」
長門「……」
ハルヒ「これ、キョンの子供の時の写真みたいね」
長門「……」
ハルヒ「それにしてもヘッタクソな字ね~! 知らなきゃこれが名前だってわかんないわ!」
長門「……」
ハルヒ「それにしても、子供の時に一人でプリクラなんてさみしい奴だったのね」
長門「……違う」
ハルヒ「え? 有希、何か言った?」
長門「……なんでもない」
ハルヒ「まぁ、明日はちょっとだけ優しくしてあげようかしらね」
長門「……」
145: 2008/06/03(火) 02:03:24.16 ID:ymsPPW0y0
翌日
キョン「なぁ、長門。どうして俺は昨日お前の家にいたんだ?」
長門「……覚えていないのなら気にしなくていい」
キョン「いや、覚えてないってのも怖いもんなんだぞ」
長門「……大丈夫」
キョン「ま、お前がそう言うならそうなんだろうな」
長門「……」
キョン「まぁ、とりあえず図書館にでも行くか」
長門「……」コクリ
キョン「ちょっとその前にいいか?」
長門「……」コクリ
キョン「ゲーセンでプリクラ撮って行かないか?」
長門「!」
キョン「なんか、お前と約束したような気がしてな」
長門「……覚えていた」
「ほら、もっと寄れって。……何? 手、繋ぐのか?」
おわり
キョン「なぁ、長門。どうして俺は昨日お前の家にいたんだ?」
長門「……覚えていないのなら気にしなくていい」
キョン「いや、覚えてないってのも怖いもんなんだぞ」
長門「……大丈夫」
キョン「ま、お前がそう言うならそうなんだろうな」
長門「……」
キョン「まぁ、とりあえず図書館にでも行くか」
長門「……」コクリ
キョン「ちょっとその前にいいか?」
長門「……」コクリ
キョン「ゲーセンでプリクラ撮って行かないか?」
長門「!」
キョン「なんか、お前と約束したような気がしてな」
長門「……覚えていた」
「ほら、もっと寄れって。……何? 手、繋ぐのか?」
おわり
150: 2008/06/03(火) 02:59:15.79 ID:vcs04Cjg0
乙!
面白かった
面白かった
引用元: キョン「おねえちゃんたちだれー」
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