1: [ここ壊れてます] .net
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ここはどこでしょう?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「サヤさん……ちびぃ……」
ʃt(c◜•̥ ᴗ •̥ )「うぅ……」ポロポロ
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「サヤさん……ちびぃ……」
ʃt(c◜•̥ ᴗ •̥ )「うぅ……」ポロポロ
3: [ここ壊れてます] .net
お姉さん「あれれ? どーしたのお嬢ちゃん?
ʃt(c◜•̥ ᴗ •̥ )「え?」
お姉さん「ほらほら泣かないで。かわいいお顔がだいなしだよ? ほら、ハンカチで
お顔拭いてあげる」フキフキ
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「んぐんぐ」
お姉さん「よし。キレイになったね!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ありがとうございます」
お姉さん「いえいえ、どういたしまして」
ʃt(c◜•̥ ᴗ •̥ )「え?」
お姉さん「ほらほら泣かないで。かわいいお顔がだいなしだよ? ほら、ハンカチで
お顔拭いてあげる」フキフキ
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「んぐんぐ」
お姉さん「よし。キレイになったね!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ありがとうございます」
お姉さん「いえいえ、どういたしまして」
4: [ここ壊れてます] .net
お姉さん「ところでアナタはどーして泣いてたのかな? どこかケガしちゃったかな?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ちがいます。まいごになってしまいました」
お姉さん「あらら、かわいそうに……。お母さんやお父さんとお出かけしてたの?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「おかあさまはいません。おとうさまはがいこくにいます」
お姉さん「そ、そうなんだ……」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ちがいます。まいごになってしまいました」
お姉さん「あらら、かわいそうに……。お母さんやお父さんとお出かけしてたの?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「おかあさまはいません。おとうさまはがいこくにいます」
お姉さん「そ、そうなんだ……」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
6: [ここ壊れてます] .net
お姉さん「そ、それじゃあ今はおうちで一緒に暮らしてる人はいるの?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい。いまはサヤさんとちびといっしょにくらしています」
お姉さん「サヤさんとちび? えっと……親戚のお姉さんかなにかかな?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ちがいます。しんせきではありません」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「でも、ふたりともたいせつなかぞくです」
お姉さん「そうなんだ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい。いまはサヤさんとちびといっしょにくらしています」
お姉さん「サヤさんとちび? えっと……親戚のお姉さんかなにかかな?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ちがいます。しんせきではありません」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「でも、ふたりともたいせつなかぞくです」
お姉さん「そうなんだ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
8: [ここ壊れてます] .net
お姉さん「じゃあ今日はそのサヤさんと一緒にお出かけだったのかな?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ちがいます。今日はひとりでおでかけしました」
お姉さん「へぇ、そっか」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
お姉さん「あなたはどこからきたの?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「おうちです」
お姉さん「あはは、おうちかぁ。おうちはどこにあるの?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「あおやまれーえんのちかくです」
お姉さん「あっちの方か……そんなに遠くはないな」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ちがいます。今日はひとりでおでかけしました」
お姉さん「へぇ、そっか」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
お姉さん「あなたはどこからきたの?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「おうちです」
お姉さん「あはは、おうちかぁ。おうちはどこにあるの?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「あおやまれーえんのちかくです」
お姉さん「あっちの方か……そんなに遠くはないな」
10: [ここ壊れてます] .net
お姉さん「おうちの近くまで行けば帰り道が分かるかな?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい、たぶん」
お姉さん「よし、じゃあ私が近くまで一緒に案内してあげようか」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「それはダメです」
お姉さん「え? なんでなんで?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「知らない人について行ってはいけないとサヤさんに言われています」
お姉さん「そっか! それは大事だね!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい、たぶん」
お姉さん「よし、じゃあ私が近くまで一緒に案内してあげようか」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「それはダメです」
お姉さん「え? なんでなんで?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「知らない人について行ってはいけないとサヤさんに言われています」
お姉さん「そっか! それは大事だね!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
11: [ここ壊れてます] .net
お姉さん「う~ん、それじゃあ……おうちの人に電話して迎えに来てもらうとか!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「それが、スマホの電池が切れてしまって電話できないのです」
お姉さん「あらら……まてよ? 私のモバイルバッテリーが使えるかも!」
お姉さん「ねぇねぇ、ちょっとスマホ見せてもらっていい?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「それが、スマホの電池が切れてしまって電話できないのです」
お姉さん「あらら……まてよ? 私のモバイルバッテリーが使えるかも!」
お姉さん「ねぇねぇ、ちょっとスマホ見せてもらっていい?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
12: [ここ壊れてます] .net
お姉さん「あ、これなら私のバッテリー使えそう! コードを差して……」
お姉さん「うん! 充電が開始されたよ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「お姉さんのバッテリーを使わせていただいても良いのですか?」
お姉さん「もちろんだよ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ありがとうございます」
お姉さん「でもスマホが使える様になるまではしばらくかかりそうだね。それまでお喋
りでもして待ってようか」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
お姉さん「うん! 充電が開始されたよ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「お姉さんのバッテリーを使わせていただいても良いのですか?」
お姉さん「もちろんだよ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ありがとうございます」
お姉さん「でもスマホが使える様になるまではしばらくかかりそうだね。それまでお喋
りでもして待ってようか」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
13: [ここ壊れてます] .net
ーーー
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「それでお友達はみんなお休みの日にまちでひとりでぶらぶら食べ歩きや
ウィンドゥショッピングをやる事があるそうで……」
お姉さん「だから恋ちゃんもやってみたくなったんだ?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい……でも色んなお店を見て歩いているうちに知らないみちに入ってしま
い……」
お姉さん「それで迷子になっちゃったんだね」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい……」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「それでお友達はみんなお休みの日にまちでひとりでぶらぶら食べ歩きや
ウィンドゥショッピングをやる事があるそうで……」
お姉さん「だから恋ちゃんもやってみたくなったんだ?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい……でも色んなお店を見て歩いているうちに知らないみちに入ってしま
い……」
お姉さん「それで迷子になっちゃったんだね」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい……」
14: 2022/08/28(日) 14:58:25.13 ID:PH0Tpchs.net
ーーー
お姉さん「へぇ、いちご飴! そんなのがあるんだ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい。とってもおいしかったですよ」
お姉さん「いいないいな。私も食べてみたいな~」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「お姉さんもいちご好きですか?」
お姉さん「うん! 私いちご大好きなんだ~」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「私もいちごすっごく大好きです」
お姉さん「そうなんだ! 一緒だね~」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
お姉さん「へぇ、いちご飴! そんなのがあるんだ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい。とってもおいしかったですよ」
お姉さん「いいないいな。私も食べてみたいな~」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「お姉さんもいちご好きですか?」
お姉さん「うん! 私いちご大好きなんだ~」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「私もいちごすっごく大好きです」
お姉さん「そうなんだ! 一緒だね~」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
16: 2022/08/28(日) 15:03:38.63 ID:PH0Tpchs.net
ーーー
お姉さん「えぇ!? 恋ちゃんスクールアイドルやってるの!?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
お姉さん「なんて名前のグループ?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「Liella!です」
お姉さん「りえら、リエラ……」スマホスッスッ
お姉さん「あ! このグループ?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はいそうです」
お姉さん「すごい! 優勝候補って書いてある! 恋ちゃんたち大人気なんだねぇ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「えへへ」テレテレ
お姉さん「えぇ!? 恋ちゃんスクールアイドルやってるの!?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
お姉さん「なんて名前のグループ?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「Liella!です」
お姉さん「りえら、リエラ……」スマホスッスッ
お姉さん「あ! このグループ?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はいそうです」
お姉さん「すごい! 優勝候補って書いてある! 恋ちゃんたち大人気なんだねぇ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「えへへ」テレテレ
17: 2022/08/28(日) 15:08:54.17 ID:PH0Tpchs.net
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「お姉さんはスクールアイドルは好きですか?」
お姉さん「うん! すーーーっごく大好きだよ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「そうなんですか」
お姉さん「って言ってもしばらく海外に居たから最近のスクールアイドルの情報はわか
んないんだけどね」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「そうなんですね」
お姉さん「うん! すーーーっごく大好きだよ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「そうなんですか」
お姉さん「って言ってもしばらく海外に居たから最近のスクールアイドルの情報はわか
んないんだけどね」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「そうなんですね」
18: 2022/08/28(日) 15:11:50.65 ID:PH0Tpchs.net
ーーー
お姉さん「へぇ、それじゃあ恋ちゃんのお母さんもスクールアイドルだったんだ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
お姉さん「親子二代でスクールアイドルなんてすごいなぁ……もうそんな時代なんだ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「お母様のころはスクールアイドルはスクールアイドルじゃなかったのですが」
お姉さん「???」
お姉さん「へぇ、それじゃあ恋ちゃんのお母さんもスクールアイドルだったんだ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
お姉さん「親子二代でスクールアイドルなんてすごいなぁ……もうそんな時代なんだ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「お母様のころはスクールアイドルはスクールアイドルじゃなかったのですが」
お姉さん「???」
19: 2022/08/28(日) 15:14:46.43 ID:PH0Tpchs.net
ブー、ブー
お姉さん「あ、スマホが使える様になったみたいだよ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ほんとですか。あっあっ」
お姉さん「どうしたの恋ちゃん?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「サヤさんと……お友達からのつーちがいっぱいです」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「……どーやらサヤさんがわたくしとれんらくが取れないからわたくしのお友
達にもれんらくしていたようです」
お姉さん「そっか、サヤさんもお友達も心配してたみたいだね。それじゃあ早くサヤさ
んに電話して安心させてあげなきゃ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「…………」
お姉さん「恋ちゃん?」
お姉さん「あ、スマホが使える様になったみたいだよ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ほんとですか。あっあっ」
お姉さん「どうしたの恋ちゃん?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「サヤさんと……お友達からのつーちがいっぱいです」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「……どーやらサヤさんがわたくしとれんらくが取れないからわたくしのお友
達にもれんらくしていたようです」
お姉さん「そっか、サヤさんもお友達も心配してたみたいだね。それじゃあ早くサヤさ
んに電話して安心させてあげなきゃ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「…………」
お姉さん「恋ちゃん?」
20: 2022/08/28(日) 15:17:01.00 ID:PH0Tpchs.net
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「サヤさんにしんぱいさせてお友達にもごめいわくをかけて……」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「いっぱいおこられてしまうかも知れません……」シュン
お姉さん「そうだねぇ。怒られちゃうかもね」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい……」ションボリ
お姉さん「でも大丈夫だよ恋ちゃん」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「え?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「いっぱいおこられてしまうかも知れません……」シュン
お姉さん「そうだねぇ。怒られちゃうかもね」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい……」ションボリ
お姉さん「でも大丈夫だよ恋ちゃん」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「え?」
21: 2022/08/28(日) 15:19:22.10 ID:PH0Tpchs.net
お姉さん「私もね。恋ちゃんと同い年の時に迷子になった事あるんだぁ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「そうなんですか?」
お姉さん「うん。その時に探してくれてた友達にすっごく怒られた」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「やっぱり……」
お姉さん「でもね、その子そのあとすぐに泣き出しちゃって」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「え?」
お姉さん「それだけいっぱい心配してくれてたんだって。私の事を想ってくれてたんだっ
てすごく感じた」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「…………」
お姉さん「だから……恋ちゃんも怒られちゃうかも知れないけど……」
お姉さん「それは恋ちゃんをすごく大切に想ってるからで……」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「…………」
お姉さん「恋ちゃんもサヤさんがすごく大切なんでしょう? だから早く安心させてあ
げる為にも……ね?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい……わかりました」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「そうなんですか?」
お姉さん「うん。その時に探してくれてた友達にすっごく怒られた」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「やっぱり……」
お姉さん「でもね、その子そのあとすぐに泣き出しちゃって」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「え?」
お姉さん「それだけいっぱい心配してくれてたんだって。私の事を想ってくれてたんだっ
てすごく感じた」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「…………」
お姉さん「だから……恋ちゃんも怒られちゃうかも知れないけど……」
お姉さん「それは恋ちゃんをすごく大切に想ってるからで……」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「…………」
お姉さん「恋ちゃんもサヤさんがすごく大切なんでしょう? だから早く安心させてあ
げる為にも……ね?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい……わかりました」
22: 2022/08/28(日) 15:21:24.91 ID:PH0Tpchs.net
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「もしもし、サヤさん」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「……はい……はい……ごめんなさい」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「……はい大丈夫です……はい」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「……はい……はい……ごめんなさい」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「……はい大丈夫です……はい」
23: 2022/08/28(日) 15:24:50.67 ID:PH0Tpchs.net
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「……はい……えっとここは……えーっと……」
お姉さん「ねぇねぇ恋ちゃん。ちょっと電話代わってくれる?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「え、あ、はい」
お姉さん「ありがと。……もしもし。私、恋ちゃんにバッテリーを貸した者なんですが」
お姉さん「……いえいえ、そんな……はい……はい……いいえ、それは大丈夫です」
お姉さん「……はい……はい……ではお迎えが来るまでここで恋ちゃんと一緒に待ってます
ので……」
お姉さん「……いえいえそんな……はい、場所は……」
お姉さん「ねぇねぇ恋ちゃん。ちょっと電話代わってくれる?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「え、あ、はい」
お姉さん「ありがと。……もしもし。私、恋ちゃんにバッテリーを貸した者なんですが」
お姉さん「……いえいえ、そんな……はい……はい……いいえ、それは大丈夫です」
お姉さん「……はい……はい……ではお迎えが来るまでここで恋ちゃんと一緒に待ってます
ので……」
お姉さん「……いえいえそんな……はい、場所は……」
24: 2022/08/28(日) 15:27:33.07 ID:PH0Tpchs.net
お姉さん「はい。それでは恋ちゃんに代わりますね……恋ちゃん、はい」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい……もしもしサヤさん」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「……はい……はい、では待っています……それでは」
ツー、ツー
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はぁ……」
お姉さん「サヤさんが迎えにきてくれて良かったね」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい。でもやっぱり怒られてしまいました」
お姉さん「あはは。でもきっと安心したと思うよ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい……」
お姉さん「よし、それじゃあサヤさんが来るまでもう少しお話してよっか?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「いいんですか?」
お姉さん「もちろん! 私も恋ちゃんともっとお話したいし!」
お姉さん「あ、でもその前に心配してくれてたお友達にも連絡しておこっか」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい……もしもしサヤさん」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「……はい……はい、では待っています……それでは」
ツー、ツー
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はぁ……」
お姉さん「サヤさんが迎えにきてくれて良かったね」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい。でもやっぱり怒られてしまいました」
お姉さん「あはは。でもきっと安心したと思うよ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい……」
お姉さん「よし、それじゃあサヤさんが来るまでもう少しお話してよっか?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「いいんですか?」
お姉さん「もちろん! 私も恋ちゃんともっとお話したいし!」
お姉さん「あ、でもその前に心配してくれてたお友達にも連絡しておこっか」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
25: 2022/08/28(日) 15:31:07.80 ID:PH0Tpchs.net
ーーー
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「お姉さんのおうちはわがしやさんなんですか?」
お姉さん「うん! 恋ちゃんは和菓子好き?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい。とくにいちごだいふくが大好きです」
お姉さん「あはは。恋ちゃんは本当に苺が大好きなんだねぇ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
お姉さん「うちにも美味しい苺大福があるよ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ほんとうですか? 食べてみたいです」
お姉さん「じゃあ今度遊びにきてよ! サヤさんやお友達も連れて!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「いいんですか?」
お姉さん「もっちろん! 私の妹や友達にも恋ちゃん達を紹介したいし」
お姉さん「スクールアイドルの皆を紹介したらきっと私の友達たちもびっくりするよ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「そうなんですか?」
お姉さん「うん! だってこんなに素敵なスクールアイドルで、しかも9人だなんて! きっとみんな驚くよ♪」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「???」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「お姉さんのおうちはわがしやさんなんですか?」
お姉さん「うん! 恋ちゃんは和菓子好き?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい。とくにいちごだいふくが大好きです」
お姉さん「あはは。恋ちゃんは本当に苺が大好きなんだねぇ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
お姉さん「うちにも美味しい苺大福があるよ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ほんとうですか? 食べてみたいです」
お姉さん「じゃあ今度遊びにきてよ! サヤさんやお友達も連れて!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「いいんですか?」
お姉さん「もっちろん! 私の妹や友達にも恋ちゃん達を紹介したいし」
お姉さん「スクールアイドルの皆を紹介したらきっと私の友達たちもびっくりするよ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「そうなんですか?」
お姉さん「うん! だってこんなに素敵なスクールアイドルで、しかも9人だなんて! きっとみんな驚くよ♪」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「???」
26: 2022/08/28(日) 15:33:48.47 ID:PH0Tpchs.net
ーーー
お姉さん「それじゃあ今は予選突破に向けて練習頑張ってるんだね」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「それで一年生のみなさんもすごくがんばってて」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「わたくしもせんぱいとして見本になれるようにしっかりしないとって思っ
てるんですけどんです」
お姉さん「そっか。偉いね恋ちゃんは」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「でも今日は一年生のみなさんにもごめいわくをかけてしまって……」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「せんぱいなのになさけないです……」
お姉さん「それじゃあ今は予選突破に向けて練習頑張ってるんだね」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「それで一年生のみなさんもすごくがんばってて」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「わたくしもせんぱいとして見本になれるようにしっかりしないとって思っ
てるんですけどんです」
お姉さん「そっか。偉いね恋ちゃんは」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「でも今日は一年生のみなさんにもごめいわくをかけてしまって……」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「せんぱいなのになさけないです……」
28: 2022/08/28(日) 15:36:34.44 ID:PH0Tpchs.net
お姉さん「ふふふ、そっかぁ。でも私も後輩の子達にはいっぱい迷惑かけてたよ?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「そうなんですか?」
お姉さん「うん。特に一年下の子にすごくしっかりした子がいてね。よく怒られてたなぁ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「そうですか……」
お姉さん「でもね。それでも私が頑張ってるとその子もちゃんとそれを認めてくれるの。
だから……それでイイんじゃないかなぁ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「え?」
お姉さん「先輩とか後輩とか関係なく……同じ仲間として出来る事を精一杯頑張って」
お姉さん「それで足りない部分を皆で補い合って……」
お姉さん「チームなんだからそれでイイんだよ」
お姉さん「恋ちゃんの後輩ちゃん達も恋ちゃんが頑張ってる所ちゃんと見てると思うよ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「そうでしょうか?」
お姉さん「絶対そうだよ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「……はい!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「そうなんですか?」
お姉さん「うん。特に一年下の子にすごくしっかりした子がいてね。よく怒られてたなぁ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「そうですか……」
お姉さん「でもね。それでも私が頑張ってるとその子もちゃんとそれを認めてくれるの。
だから……それでイイんじゃないかなぁ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「え?」
お姉さん「先輩とか後輩とか関係なく……同じ仲間として出来る事を精一杯頑張って」
お姉さん「それで足りない部分を皆で補い合って……」
お姉さん「チームなんだからそれでイイんだよ」
お姉さん「恋ちゃんの後輩ちゃん達も恋ちゃんが頑張ってる所ちゃんと見てると思うよ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「そうでしょうか?」
お姉さん「絶対そうだよ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「……はい!」
29: 2022/08/28(日) 15:38:47.88 ID:PH0Tpchs.net
ーーー
サヤ「お嬢様ーーーっ!!!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「あ、サヤさん」
お姉さん「うわ、すごい! 本物のメイドさんが来た!?」
サヤ「はぁ、はぁ……お嬢様……」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「サヤさん……あの……」
サヤ「もうっ! なにをやっているんですかお嬢様っ! 何にも言わずに一人で出掛け
て、連絡も取れなくなるなんてっ……」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「サヤさん……ごめんな
サヤ「どれだけ心配したと思ってるんですか……お嬢様に何かあったら私は……私
は……うっ……うぅ……」ギュウ
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「サヤさ……」
ʃt(c◜•̥ ᴗ •̥ )「ごめんなさいサヤさん……」
サヤ「お嬢様ーーーっ!!!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「あ、サヤさん」
お姉さん「うわ、すごい! 本物のメイドさんが来た!?」
サヤ「はぁ、はぁ……お嬢様……」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「サヤさん……あの……」
サヤ「もうっ! なにをやっているんですかお嬢様っ! 何にも言わずに一人で出掛け
て、連絡も取れなくなるなんてっ……」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「サヤさん……ごめんな
サヤ「どれだけ心配したと思ってるんですか……お嬢様に何かあったら私は……私
は……うっ……うぅ……」ギュウ
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「サヤさ……」
ʃt(c◜•̥ ᴗ •̥ )「ごめんなさいサヤさん……」
31: 2022/08/28(日) 15:43:40.65 ID:PH0Tpchs.net
サヤ「はい……でもご無事でよかったです」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい。もうにどと一人でお出かけしたりしません」
お姉さん「えぇー? それはダメだよ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「え?」
サヤ「あ、貴女は……」
お姉さん「はい、先程お電話でお話した……」
サヤ「はっ……こ、これは大変失礼しました! この様なご迷惑をお掛けしておいて
お礼も挨拶もせずに……」
お姉さん「いえいえそんな事は良いんですよ。私も恋ちゃんとお話してて楽しかった
し」
お姉さん「そんな事より恋ちゃん。もう二度とひとりでお出掛けしないなんてダメだよ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「どうしてですか?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい。もうにどと一人でお出かけしたりしません」
お姉さん「えぇー? それはダメだよ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「え?」
サヤ「あ、貴女は……」
お姉さん「はい、先程お電話でお話した……」
サヤ「はっ……こ、これは大変失礼しました! この様なご迷惑をお掛けしておいて
お礼も挨拶もせずに……」
お姉さん「いえいえそんな事は良いんですよ。私も恋ちゃんとお話してて楽しかった
し」
お姉さん「そんな事より恋ちゃん。もう二度とひとりでお出掛けしないなんてダメだよ」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「どうしてですか?」
32: 2022/08/28(日) 15:47:19.21 ID:PH0Tpchs.net
お姉さん「今回はちょっと失敗しちゃったけど……この経験を活かして次に頑張れば良い
んだよ」
お姉さん「今度は道に迷わない様に事前にちゃんと調べたり、ちゃんとおうちの人に
どこに行くか知らせておいたり」
お姉さん「あと、スマホの充電もちゃんとチェックしておいたり」
お姉さん「そうやってちょっとずつ失敗してちょっとずつ考えて成長していくんだよ。
ね、サヤさん?」
サヤ「はい……奥様が亡くなってから私がしっかりしなければと思い……思えばそれが
過保護になって今回の事に繋がったのかも知れません」
お姉さん「だからね。今度はみんなに心配かけない為にどうすれば良いかちゃんと考え
て。またお出掛けしてみよう?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「いいんでしょうかサヤさん……?」
サヤ「はい……そうですね。でも今度はちゃんと私に黙って出掛けない事。約束ですよ
お嬢様」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい、やくそくします」
んだよ」
お姉さん「今度は道に迷わない様に事前にちゃんと調べたり、ちゃんとおうちの人に
どこに行くか知らせておいたり」
お姉さん「あと、スマホの充電もちゃんとチェックしておいたり」
お姉さん「そうやってちょっとずつ失敗してちょっとずつ考えて成長していくんだよ。
ね、サヤさん?」
サヤ「はい……奥様が亡くなってから私がしっかりしなければと思い……思えばそれが
過保護になって今回の事に繋がったのかも知れません」
お姉さん「だからね。今度はみんなに心配かけない為にどうすれば良いかちゃんと考え
て。またお出掛けしてみよう?」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「いいんでしょうかサヤさん……?」
サヤ「はい……そうですね。でも今度はちゃんと私に黙って出掛けない事。約束ですよ
お嬢様」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい、やくそくします」
33: 2022/08/28(日) 15:50:00.38 ID:PH0Tpchs.net
サヤ「それでは私達はこれで。本当に大変お世話になりました。今度また改めて御礼を」
お姉さん「良いんですよ本当に! それよりもうちのお饅頭を買いに来て下さい。うち
の家族も喜びます」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい。必ずいきます」
お姉さん「うん、待ってるね! あ、そうだ恋ちゃん。今度の大会のライブ、私も絶対
観に行くからね!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ほんとうですか?」
お姉さん「うん! 私もしばらく日本に居るつもりだし全力で応援しちゃうよ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ありがとうございます、うれしいです」
お姉さん「良いんですよ本当に! それよりもうちのお饅頭を買いに来て下さい。うち
の家族も喜びます」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい。必ずいきます」
お姉さん「うん、待ってるね! あ、そうだ恋ちゃん。今度の大会のライブ、私も絶対
観に行くからね!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ほんとうですか?」
お姉さん「うん! 私もしばらく日本に居るつもりだし全力で応援しちゃうよ!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「ありがとうございます、うれしいです」
34: 2022/08/28(日) 15:53:55.81 ID:PH0Tpchs.net
お姉さん「うん。楽しみにしてるからね! それじゃあまたね恋ちゃん!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい、ではまた」
お姉さん「おーい、恋ちゃーん!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい?」
お姉さん「ファイトだよっ!!!」
おしまい
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい、ではまた」
お姉さん「おーい、恋ちゃーん!」
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「はい?」
お姉さん「ファイトだよっ!!!」
おしまい
35: 2022/08/28(日) 15:56:38.63 ID:9UUAr1Cz.net
スバラシイʃt(c◜・ ᴗ ・)ノヒト!🥰
42: 2022/08/28(日) 17:24:13.05 ID:9HOgFSJM.net
ʃt(c◜・ ᴗ ・)「おれいにお姉さんにピーマンの肉詰めをごちそうしてあげたいです」
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