男「ここを突かれたら弱いんじゃないの？」

女「ら、らめっ！そこ突かれたら奥まで届いちゃう…！」

男「待ったはダメだよ」ﾊﾟﾁﾘ

女「うう…負けました」

女「悔しい！美濃囲いが丸々残ってたから勝てると思ったのに！」

男「美濃囲いは玉のコビンを突かれると一気に崩れることがあるから気を付けてね」

女「角の斜めのラインで攻められると美濃囲いも弱いんですね…」

男「実戦で練習するのもいいけど、たまには次の一手問題で鍛えよう」

女「寄せの手筋ですか！私、寄せは得意ですよ！」ｽﾞﾘｽﾞﾘ

男「物理的に僕によって来なくていいからね。問題解いて」

女「えーと、こうやって金を打っていけば王手しながら相手の銀も取れる！」ﾊﾟﾁﾘ

男「…っていうのが初心者がやりがちなミス。そのまま追いかけたら広い所に逃げられるよ」

男「正解は飛車を切って金打ちで縛る。玉を追い詰めるときは縛ることが重要だから」

女「確かに！私もいつもせんぱいに縛られて好き勝手されてますよね…」

男「じゃあ次の問題ね」

女「スルーしないでくださいよぉ！」

男「今日は受けの勉強をしてもらうよ」

女「ハイ！かわいい顔の方が受けだと思わせて実は攻めるのが萌えます！」

男「BL漫画には興味ないからよそでやってね。はい問題」

女「王手されてるから、歩で合い駒でどうでしょう！」

男「残念。ここは手番が欲しいから銀を合い駒にして相手の角を叱りつけるのが正解だよ」

女「叱りつける…やっぱり受けと思わせて実はSなんですね」

男「こらこら」

男「…」ﾊﾟﾁﾘ

女「あ！これはチャンスですね！これでどうだ！」ﾊﾟﾁﾘ

男「実は今のは詰めろだったんだ」ﾊﾟﾁﾘ

女「キャッ！？叩かないでぇ」ﾊﾟﾁﾘ

男「さらに叩く」ﾊﾟﾁﾘ

女「ふわぁ！？」ﾊﾟﾁﾘ

男「これで飛車を打てば…」ﾊﾟﾁﾘ

女「ああ…逃げ道がない…」ｶﾞｯｸｼ

男「歩のタタキでこんな一気に寄せられたりするから気を付けてね」

女「せんぱい大人気ないですよ！こんなにいっぱい叩いて！もしかしてそういうプレイなんですか！？」

男「なんでもそういう方向にもっていくのやめない？」

くぅ～疲れましたw これにて完結です！
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ

まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね！」

さやか「いやーありがと！
私のかわいさは二十分に伝わったかな？」

マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

京子「見てくれありがとな！
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ！」

ほむら「・・・ありがと」ﾌｧｻ

では、

まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました！」

終

まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが！？
改めまして、ありがとうございました！」

本当の本当に終わり

女「せんぱーい！見てくださいよこれ」

男「なにそれ、月刊将棋ワールド？女ちゃんもそういうの読むようになったんだ」

女「ここのページに出てる戦法、なんて名前かわかりますか？これ絶対難しいと思うなあ」

男「風車でしょ、知ってるけど」

女「ええーなんで知ってるんですか！？せんぱいって将棋オタク？」

男「あとオタクって言わないで。あと僕に将棋のクイズで勝とうなんて無理だからね」

女「むぅーっ！ていうか、今のクイズはせんぱいに肩車してほしいって意味なんですけど！！」

男「詰将棋のやりすぎで頭おかしくなったのかな」

女「せんぱい！次の土曜日空いてますか？」

男「何？練習将棋でもするの？空いてるけど」

女「詰将棋のやりすぎで頭おかしいのせんぱいじゃないですか！土曜日は夏祭りですよ」

男「残念だけどこのご時世に縁日で将棋やってるところはないよ」

女「もう！私はせんぱいと将棋指すだけじゃなくて金魚すくいしたり花火みたりしたいんでｓ……！！！！！」ｶｱｱｱ

女「と、とにかく考えといてくださいね！！/////」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

女「ううー、あたまいたい…」

男「かき氷一気に食べ過ぎだよ」

女「せんぱい、りんご飴買ってきたんですか。意外とかわいいものが好きなんですね」

男「いや、可愛いりんご飴だったから女ちゃんに似合うと思って」

女「～～～！！？？！？！？！な、なに言ってるんですか！！」ﾎﾟｶﾎﾟｶ

男「ちょっ、かき氷の器で殴るのやめよう！こぼれるから！！」

ﾄﾞｰﾝﾄﾞｰﾝ

女「うわぁ…すごいですね…」

男「すごいよね、でも女ちゃんのほうが…」

女「－－－－－っ/////」

男「女ちゃんの食欲の方がすごかったよ。かき氷に焼きそば、たこ焼きにフランクフルトにフライドポテト」

女「！！！もうっ、うるさいです！花火の音が聞こえないじゃないですか！」

男「どんな爆音の話し声だよ…」

ﾄﾞｰﾝﾄﾞｰﾝ

女「終盤になるとより一層激しくなってきますね」ﾄﾞｰﾝﾄﾞｰﾝ

男「まるで将棋だな」ﾄﾞｰﾝﾄﾞｰﾝ

女「もう、花火まで将棋に見えてくるんですか！？この将棋オタク！」ﾄﾞｰﾝﾄﾞｰﾝ

男「いや、そうじゃなくてさ、きみのこと」ﾄﾞｰﾝﾄﾞｰﾝ

男「僕にとって将棋はなくてはならないもので、まるで君も将棋みたいだなって」ﾄﾞｰﾝﾄﾞｰﾝ

女「…それって」

男「きみのことが…ﾄﾞ₋₋₋₋ﾝ



おわり