1: 2014/05/13(火) 11:22:11.23 ID:cM2qH6P50
3: 2014/05/13(火) 11:24:47.53 ID:cM2qH6P50
部室
淡以外座ってます
淡「菫せーんぱいっ」ダキッ
菫「ん?どうした?」
淡「抱きついてみたー」ニヘヘ
菫「……はあ、重いから離れろ」
淡「ぶー、女の子に重いとか言っちゃだめでしょ!デリカシーに欠けるよ!」
菫「じゃあなんて言えば離れてくれるんだ?」
淡「何言われても離れないよ!……んー、うなじがいい匂い……」スンスン
菫「押し付けるなって……やれやれ」
照「……」ポリポリ
尭深「……」ズズ……
照「……平和だね」ポリポリ
尭深「そうですね」
照「……あ、おかしなくなっちゃった」
尭深「はい、どうぞ」スッ
照「ありがとう……手作り?」
尭深「はい。今日は無難にクッキーを作ってきました」
照「……うん、美味しいね」サクサク
尭深「ありがとうございます」ニコッ
誠子「なんだこれ」
4: 2014/05/13(火) 11:25:30.36 ID:cM2qH6P50
淡「むー……後ろから飽きたー!前から抱きつきたいー!」
菫「わかったわかった……しょうがないな」
淡「わーい!」ガバッ
菫「おっと……ふふっ」ダキッ
淡「おお、この包まれるような感覚……」
菫「……こうしてると、子供ができたみたいだな」ナデナデ
淡「私は子供じゃなーいぃ……」
菫「そんなふやけた顔じゃ、説得力ないぞ?」ナデナデ
尭深「……あ、ちょっと眠くなってきちゃいました……」
照「肩、使う?」
尭深「いいんですか?」
照「うん。……尭深になら、いつでもいいよ」
尭深「ふふ、ではお言葉に甘えて……」コテッ
照「……」ペラッ
尭深「すう……」
照「……くすっ」ペラッ
誠子「なんだこれ」
5: 2014/05/13(火) 11:27:23.48 ID:cM2qH6P50
淡「だんだん眠くー……うゆ……」ウトウト
菫「眠くなってきたか?」ナデナデ
淡「うん。菫先輩あったかいし、落ち着くー……」
菫「……仕方ないな。このままがいいか?」
淡「んー……背中が寂しい……」ウトウト
菫「じゃあ背中を預けろ。抱いててやるから」
淡「わーい……えへへ」
菫「しかし軽いな……お前」ナデナデ
照「……」ペラッ
尭深「……」スウスウ
照「んー……私も寝よう、かな」
尭深「……」スウスウ
照「ふふ、おやすみ」コテッ
尭深「……」スウスウ
照「……」スウスウ
誠子「なんだこれ」
6: 2014/05/13(火) 11:28:32.72 ID:cM2qH6P50
淡「んへへ……」スウスウ
菫「……こいつも、疲れていたのかもな」ナデナデ
淡「んん……♪」スウスウ
菫「ふふっ……」ナデナデ
照「……」スウスウ
尭深「……」スウスウ
照「……」
(手を握る音)
尭深「ん……」
(握り返す音)
誠子「なんだこれ」
7: 2014/05/13(火) 11:29:44.93 ID:cM2qH6P50
淡「……♪」スウスウ
菫「はあ……しかし、これじゃ私の作業が出来んな……」
菫「……私も寝るか。最近夜更かしが続いたしな」
淡「んー……♪」スリスリ
菫「……おやすみ」スウ……
淡「……」スウスウ
菫「……」スウスウ
照「……」スウスウ
尭深「……」スウスウ
誠子「なんだこれ」
8: 2014/05/13(火) 11:30:50.11 ID:cM2qH6P50
~二時間後~
キーンコーンカーンコーン
菫「ん……」パチッ
淡「んぅ……?」
菫「ん、下校時間か……」
淡「あさ……?」
菫「帰る時間だぞ。ほら、起きろ」
淡「やだー……」ギュウ
照「……」パチッ
尭深「あ、起きました?」ナデナデ
照「あれ、私……膝枕されてる」クシクシ
尭深「……肩を貸してくれたお礼です」ニコ
照「……ありがとう」ニコ
尭深「じゃ、帰りましょうか」
誠子「なんだこれ」
9: 2014/05/13(火) 11:32:21.99 ID:cM2qH6P50
菫「ほら、わがまま言うな。先生に怒られるぞ」
淡「むー、わかったよっ」バッ
菫「よく眠れたか?」
淡「うん、すっごいよかった!今日から菫の膝は私の特等席だね!」
菫「……物好きだな、お前も」ナデナデ
淡「んー……♪」スリスリ
照「忘れ物、ない?」
尭深「はい」
照「……今日は、ありがとう」
尭深「いえいえ、こちらこそ」
照「……」フフッ
尭深「……」ニコ
誠子「なんだこれ」
10: 2014/05/13(火) 11:33:33.18 ID:cM2qH6P50
帰り道
カーカー(烏の鳴き声)
淡「今日は麻雀、しなかったねぇ」
菫「あー……まぁ、たまにはいいんじゃないか?息抜きも必要だろう」
淡「おおー、珍しい。菫先輩がそんなことを言うなんて」
菫「私を何だと思っているんだ……」ハァ
淡「えっとー、かっこよくてー、美人でー、やさしくてー、あったかくてー」
菫「やめろやめろ、恥ずかしい」
照「何もしなかったけど、楽しかった」
尭深「私も、充実してました」ニコ
照「尭深の膝、柔らかかった」
尭深「あう」カァァ
照「ふふ、かわいい」
尭深「も、もう……」
誠子「なんだこれ」
11: 2014/05/13(火) 11:34:55.84 ID:cM2qH6P50
寮の前
菫「ほら、着いたぞ。手を離せ」
淡「えー……やだよー!」イヤイヤ
菫「そんなこと言っても仕方ないだろ……」ハァ
淡「むむむ……いいもーん!このまま菫先輩の部屋まで行く!」
菫「私の部屋?……面白いものなんて何もないぞ」
淡「わーかってないなー、菫先輩は……」ヤレヤレ
照「……着いたね」
尭深「……着いちゃいましたね」
照「……どうする?」クビカシゲ
尭深「えっ……と、その……じゃあ……」
照「うん?」
尭深「照さんの部屋、で……」カァァ
誠子「なんだこれ」
12: 2014/05/13(火) 11:37:58.98 ID:cM2qH6P50
菫「……まぁ、いい。しかし、本当に何もないぞ?」
淡「だって菫先輩がいるじゃんっ!行くよ!」グイッ
菫「おいっ、いきなり手を引っ張るなっ!っとと」
淡「えへへー」ギュウ
菫「腕を奪うな、歩きづらいだろ」ハァ
淡「いーじゃないですかっ。減るもんじゃないし!」ニヘヘ
菫「はいはい……」フフッ
キョウハタノシカッタナー
ネタダケダロウニ
…ア!ツイデニオトマリシテモ?
アア、カマワナイヨ……
照「このまま、来る?」
尭深「……はいっ」
照「ん、わかった。散らかっているかもしれないけど」
尭深「あ、でしたら片付けますよ?」
照「いいの?さすがに悪い」
尭深「いいえ、私がしたいんです」ニコ
照「……ありがとう」フフッ
カタヅケオワッタラ、ドウシヨウ?
ソノトキニカンガエレバイインデス
……ソッカ、ソウダネ
ハイッ……
誠子「なんだこれ」
誠子「なんだこれ」
13: 2014/05/13(火) 11:39:31.22 ID:cM2qH6P50
あ、カンって入れるのを忘れてました……これで終わりです!
読んでくださった方、ありがとうございました!
誠子ちゃんごめんなさい
淡菫流行れ!
読んでくださった方、ありがとうございました!
誠子ちゃんごめんなさい
淡菫流行れ!
18: 2014/05/14(水) 00:28:47.72 ID:FD79H/cho
淡かわいい
乙
乙
引用元: 淡「菫せーんぱいっ」
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