Ｐ「……」ｺｿｺｿ

Ｐ「(…森久保ォ！)」ﾋｿ

乃々「んえ……なんですか……？」zzz

Ｐ「(お前の下に、一通のメールが届いた)」ﾋｿﾋｿ


Ｐ「(差出人はマウントマッシブプロダクションのアイドル……)」

Ｐ「(曰く、MMプロは非人道的な実験により最強のアイドルを生み出そうとしているらしい……)」

Ｐ「(森久保ォ……お前はハンディカメラを持ってMMプロの惨状を撮影してくるのだォ……！)」

Ｐ「(お前はファイターではない……森久保に出来るのは逃げること、隠れること)」

Ｐ「(さもなくば……アレされる)」


乃々「あ…アレ……？ なんでもりくぼに命じるんですか……むーりぃー……」zzz

Ｐ「(お前にしか出来ない事なのだ森久保ォ…！)」

Ｐ「(皆が森久保の活躍を……森久保の救いを求めている……！)」

Ｐ「(さあ行くのだ森久保ォ……！)」


乃々「ひぃ……！」zzz

――――――――――――――――――――


Ｐ（森久保の夢をコントロールすることで、森久保にoutlastのゲームシステムを再現してもらう）

Ｐ（森久保のことだ。ショッキングなoutlastの世界観も、森久保フィルターにかかれば色々と緩和されるだろう）

Ｐ（俺はその世界を寝言で聞き届け……癒される）

Ｐ（完璧っ……！）



乃々「あ…つきました」zzz

乃々「ここがマウントマッシブプロダクション……おっきい……」zzz

乃々「入り口は閉まってるから…窓から入るんですか……？」zzz

乃々「……！？」zzz


乃々「ひいぃ……きらりさんが追いかけて来るぅ……！」zzz

乃々「捕まったら……捕まったら……！」zzz


乃々「きらりんるーむ行きぃ……！」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

乃々「机……隠れられる机はどこですか……！！」ﾓｼﾞﾓｼﾞ


Ｐ（ロッカーは全部、机に置き換わってるんだろうか）

Ｐ（今のモジモジは全力疾走ってことか？）


Ｐ（かわいい）

乃々「だ…だれですか…シスターさん……？」zzz

乃々「……穂乃香さん……？」zzz


乃々「…ぴにゃライダー……って……？」zzz


Ｐ（オチが見えたぞ）

Ｐ（でももうちょい見てよう）


乃々「ひい……」zzz

乃々「裸でケーキ持ったかな子さんと……」zzz

乃々「裸でメガネ持った春菜さんに……」zzz

乃々「はさまれくぼ……！！？」zzz


乃々「…なんで皆さん、ちょくちょく裸なんですか……？」zzz

乃々「ひぃ……李衣菜さんが裸でエアギター弾いてるんですけどぉ……！！」zzz


乃々「……傍を通り過ぎても何もしてきませんでした……」zzz


Ｐ（えっ何それ見たい）

――――――――――――――――――――


乃々「ひいぃ……裸のアイドル軍団に追われてるぅ……！！」zzz

乃々「こ……このエレベーターは……？」zzz

Ｐ（お。問題のシーン来たか）

Ｐ（無いとは思うが、あんまり内容がアレだったら起こそう）


乃々「た…助かった……？」zzz

乃々「あ、ありがとうございま……」zzz



乃々「……裸エプロンのみちるさん……！？」zzz



Ｐ（よし起こさなくて大丈夫だな）



乃々「待ってください……この拘束解いてぇ……出口に行かせてぇ……」zzz

乃々「違うんですけど……」zzz

乃々「もりくぼの髪はチョココロネなんかじゃないんですけどぉ……！！」zzz


Ｐ（ショートの森久保……アリだな！）



Ｐ（ここから先はネタバレなのでカット）

Ｐ（とりあえず森久保がマウントマッシブに潜入した夢はカワイイ話で終わった）


Ｐ（癒されたぜ）

――――――――――――――――――――

～おまけ～


輝子「ち…違うんだ響子ちゃん。違うからな……？」


響子「どうしたんですか輝子ちゃん？ そんなに怯えて……」


輝子「私は新郎じゃない……私はこれでも、女だから……新郎にはなれない……！！」

輝子「響子ちゃんは良い新婦になれるから……！ 分かるな…？ 分かってくれるな……！？」


響子「……何の話ですか！？」



Ｐ（…スマン輝子）

Ｐ（そういや森久保の隣で寝てたな）


～おしまい～

outlastの逃げゲー・隠れゲーってところが何か森久保を思い起こさせたので書きました。

裸エプロンのみちるが書けたので満足。

響子が輝子の夢で何したのかは想像にお任せします。


ここまで読んでいただきありがとうございました<(_ _)>

良ければこっちもどうぞ
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