1: 2013/06/28(金) 21:46:15.20 ID:92qCm0fx0
イラッシャイマセー

友紀「はいはい詰めて詰めてー!」

千秋「ちょっと友紀、押さないで」

若葉「わぁー、こんな雰囲気のお店、初めてです~♪」

ケイト「けっこう人がいマスネ」

美世「飲むとなると運転できないから辛いよね」

洋子「私は自分で走るタイプだからなぁ!」
第31話~第34話 海の回/音楽フェスの回/ようこそおいかわ牧場へ/夏祭りの回
2: 2013/06/28(金) 21:51:15.13 ID:92qCm0fx0
若葉「色とりどりで素敵なメニューですね~」

美世「若葉ちゃん、先にドリンク決めよっ?」

友紀「ビール! ビールビール!」

ケイト「ペアサイダーは…やっぱりないデスよね」

洋子「にぎやかだねー!」

千秋「もうちょっと静かだと落ち着くのだけど」

5: 2013/06/28(金) 21:58:01.06 ID:92qCm0fx0
友紀「ていうか若葉ちゃんはさーお酒飲めんの?」ケラケラ

若葉「わ、私オトナですよ~!」

千秋「友紀だって高校生くらいにしか見えないわよ」

友紀「えっへっへ、千秋ちゃんに誉められたぁ」

千秋「誉めてないわ」

ケイト「ニッポンのヒト、みんな若く見えマスヨ?」

洋子「私はだいじょうぶだよね?」

美世「うーん…。洋子ちゃんもどうだろう…」

7: 2013/06/28(金) 22:02:34.93 ID:92qCm0fx0
「以上でよろしいですか?」

美世「はい、お願いします」

若葉「これ、なんですか~?」

ケイト「私もわかりマセン」

洋子「お通しだよ! 今日はポテトサラダかーっ」

若葉「日によって違うんですか~」

友紀「ほら千秋ちゃん、あ~ん!」

千秋「友紀あなたまだ飲んでないわよね?」

友紀「うぇっへっへ」

8: 2013/06/28(金) 22:08:21.42 ID:92qCm0fx0
ケイト「ヨーコ、それなんデスカ?」

洋子「これ? これはウーロンハイだよ!」

友紀「あたしは生中ー! いえーっ!」

美世「若葉ちゃん、ビール飲めるんだ?」

若葉「オトナですから~」

千秋「みんな揃ったようね」

友紀「いえーっ! かんぱぁーいっ!」

「「かんぱーい!」」

9: 2013/06/28(金) 22:14:03.64 ID:92qCm0fx0
若葉「こくこく…ひゃわぁ、苦いです~っ」

美世「ムリしなくていいんだよ若葉ちゃん。友紀ちゃんが飲むから」

千秋「…まぁ、こんなものかしらね」

ケイト「私もチョット…苦いデス」

友紀「ごくごくっ! ぶはーっ! ビールいえーっ! もう一杯!」

洋子「早すぎるよユッキ!」

11: 2013/06/28(金) 22:22:13.80 ID:92qCm0fx0
友紀「すいませーん! 生と枝豆、あったこわさ! たこわさいえーっ!」

美世「はい、たこわさひとつ。それから、だしまきとこのサラダをひとつずつ」

ケイト「マンゴーサワーお願いしマース!」

洋子「あとこの漬物ひとつっ!」

若葉「こくこく…うぅ~にが…」

千秋「みんなよく食べるわね」

友紀「まだまだぁーっ!」

12: 2013/06/28(金) 22:27:01.29 ID:92qCm0fx0
美世「みんなってよく飲むほうなの?」

洋子「私はあんまり飲まないなー! スポドリならいっぱい飲むよ!」

ケイト「私もあまり飲まないデス」

若葉「わ、私はオトナですから飲みまくりですよ~!」

千秋「時々、夜にちょっとね」

友紀「休肝日をねー作らないとねーと思いつつ飲んじゃうんだなーこれが!」

美世「友紀ちゃんはアイドルだよね?」

13: 2013/06/28(金) 22:35:05.71 ID:92qCm0fx0
千秋「友紀、はい来たわよ」

友紀「きゃほーっ! 枝豆ちゅっちゅー! 千秋ちゃんもちゅっちゅー!」

千秋「やっやめなさい!」

ケイト「チアキとユキは仲良しデスネ!」

洋子「あははーそうだねー!」

美世「若葉ちゃん、これなんか甘…美味しいと思うんだ」

若葉「はい~お願いします~…」

14: 2013/06/28(金) 22:39:30.46 ID:92qCm0fx0
友紀「よしっ王様ゲームしよう! 千秋ちゃん! プロデューサー呼んで!」

千秋「はぁ!? それただの命令でしょう!」

美世「あ、いいね。一度プロデューサーさんと飲んでみたかったんだ」

ケイト「プロデューサー、これマスカ?」

洋子「どうだろうね。そろそろ仕事も終わってる、といいけど」

友紀「ほらほら千秋ちゃん! 電話でんわ!」グイグイ

千秋「わかったから離しなさい!」

15: 2013/06/28(金) 22:46:47.75 ID:92qCm0fx0
千秋「…もしもし、プロデューサー? ええ、おつかれさま。えと、今だいじょうぶかしら?」

美世「これと、あとこっちのをふたつ。はい、以上で」

洋子「漬物あっさりしてておいしいー♪」

友紀「プロデューサー! はやくこないとたこわさ無くなっちゃうよー! たこわさー!」

千秋「ええ、ごめんなさい、それで、プロデューサーも来れないかと思って…」

友紀「またまたぁー! 千秋ちゃんが呼びたいって言ったくせにー!」

千秋「ちょっと友紀! うるさいわよ!」

ケイト「ユキはいっつもにぎやかデス」

17: 2013/06/28(金) 22:52:48.71 ID:92qCm0fx0
千秋「えっ? …本当にばかなひと。ええ、わかったわ」

美世「千秋ちゃん笑うの我慢できてないよ」

洋子「あははー! 千秋ちゃん嬉しそー!」

友紀「うひゅひひふ、プロデューサーになんて言われたのかなぁん?」

千秋「なっ、何も! もう少しで上がって向かうと言っていただけよ!」

ケイト「チアキ、顔まっかデス」

洋子「千秋ちゃん照れてるー!」

19: 2013/06/28(金) 22:59:12.96 ID:92qCm0fx0
友紀「千秋ちゃんはプロデューサーのことダイスキだもんねぇ~?」ニヤニヤ

千秋「なっちっ違っ友紀ィ!」

美世「へぇ~?」

若葉「……です」

友紀「へ?」

若葉「私もぷろりゅーさーさんのころ、らいすきですからっ」

千秋「わ、若葉?」

ケイト「私もデスヨー」

洋子「あははーケイトちょっとストップ」

20: 2013/06/28(金) 23:04:08.50 ID:92qCm0fx0
若葉「わらしっもうオトナれすからっ! ケッコンもれきますから!」

友紀「結婚は16歳からできるけどねー」ケラケラ

千秋「ち、ちょっと洋子、若葉を止めなさい!」

美世「千秋ちゃんライバル登場で焦ってるの?」

千秋「違うわよ!」

洋子「私パス~」

ケイト「ワカバ、目が怖いデス…」

21: 2013/06/28(金) 23:09:36.28 ID:92qCm0fx0
P「おっいたいた。お疲れー、ってなにやってんだ」

洋子「やっほープロデューサー!」

友紀「待ってましたぁーっ!」

ケイト「ハァイ、プロデューサー」

若葉「あは~ぷろりゅーさーさんれす~」

P「うわっ若葉だいじょうぶか」

美世「そんな飲んでないんだけどね」

千秋「お、遅かったわね」

22: 2013/06/28(金) 23:13:40.86 ID:92qCm0fx0
P「すいませーん、生中とお冷、お願いします」

友紀「あたしもあたしも! もう一杯!」

P「あーじゃあ瓶で、はい、ふたつで」

若葉「ぷろりゅーさーさぁん、わかばはオトナですよ~?」

ケイト「ハグいいデスネー」

洋子「もはや赤ちゃんに見えるね!」

23: 2013/06/28(金) 23:20:05.65 ID:92qCm0fx0
千秋「……」

美世「千秋ちゃん、顔怖いよ?」

千秋「…美世も、目が笑ってないわよ」

友紀「いやー席が悪かったなー! 隣ならあたしも抱きついてあげたんだけどなー!」

P「うん、勘弁してくれ」

洋子「えーっじゃあ私が代わりにやってあげるよ!」ムギュッ

P「うわぁ洋子それはダメだろ!」

千秋「プロデューサー」

25: 2013/06/28(金) 23:24:22.81 ID:92qCm0fx0
P「なんだ千秋…えぇっすごい睨まれてる!」

美世「はーい洋子ちゃんは離れようね」

洋子「えー」

若葉「ぷろりゅーさーさんってばぁ~」

P「う、うん。若葉は大人だなぁ!」

若葉「えへへ~そうれすよね~♪」

千秋「プロデューサー」

P「はい。はい、千秋さん」

27: 2013/06/28(金) 23:31:24.20 ID:92qCm0fx0
友紀「まぁまぁ千秋ちゃん、まずは一杯ぐいっと行こう!」

千秋「友紀はちょっと黙ってて」

ケイト「わぁーチアキ怒ってマスカ?」

千秋「いいえ、怒ってなんていないわ。ええ、怒ってない」

美世「洋子ちゃん、これ食べたくない?」

洋子「いいねいいねー! 頼もうっ」

P「誰か助けてー! あっ、はい。ゆ、友紀、瓶ビール来たぞ!」

友紀「きゃっほう! 注いで注いでーっ!」

28: 2013/06/28(金) 23:39:01.63 ID:92qCm0fx0
友紀「おぉーっ泡まで完璧っさっすがー!」

P「ビール注ぐのはキホンだからな!」

友紀「へっへ、じゃあ今度はあたしが注いだげるーっ!」

P「おぉーアイドルのお酌とは、嬉しいねぇ」

千秋「友紀」

友紀「へ?」

千秋「貸して。私が注ぐわ」

P「……あの千秋さん?」

30: 2013/06/28(金) 23:45:38.05 ID:92qCm0fx0
千秋「………」トクトクトク

P「………」

美世「千秋ちゃん、そろそろ…」

ケイト「あっ溢れましたネ」

若葉「すぅ…すぅ…」

千秋「っ!」

洋子「あーっ千秋ちゃんがこぼしたー!」

34: 2013/06/28(金) 23:57:35.00 ID:92qCm0fx0
P「だ、大丈夫だ千秋、よくあることだから、な!」

千秋「は…はじめてだったからよ!」

P「ごくごく…おう、うまい! やっぱ千秋が注いでくれたからだな!」

千秋「…ばかね」

美世「ほんとにプロデューサーさんは女の子のメンテ上手だね!」

洋子「あははーえろーい!」

ケイト「免停?」

P「洋子やめなさい。あとmaintenanceのことな」

37: 2013/06/29(土) 00:01:20.76 ID:5xnhF9Fw0
友紀「ぷはぁーっ! 千秋ちゃん千秋ちゃん!」

千秋「なによ」

友紀「もう一杯! おねがいしゃす!」

千秋「仕方ないわね」トクトク

P「つくねうめー。今気付いたけど俺めちゃくちゃ腹減ってたわ」

洋子「あーんしてあげようか?」

美世「あ、それならあたしが!」

P「いや自分で食べられるから」

38: 2013/06/29(土) 00:08:39.06 ID:5xnhF9Fw0
P「ケイトってイギリスでも飲んでたのか?」

ケイト「ンー…時々飲んでたデスネ。ロンドンでは18歳からアルコールOKデスから」

P「そうなのか。16歳からだと思ってた」

友紀「日本も16歳からならもっとみんなと来れるのにねー!」

美世「それはやっぱりまずいって思うな」

千秋「……」トクトクトク

39: 2013/06/29(土) 00:19:26.94 ID:5xnhF9Fw0
ケイト「18歳に…エート、引き上げられた、デス」

P「へー。日本はずっと20歳からだよな」

洋子「そだねー。私も飲み始めたのはこの前からだし」

友紀「ぷはぁーっ! 千秋ちゃんいいよ! その調子!」

千秋「ふふ、当然よ」

美世「若葉ちゃんだいじょうぶ?」

若葉「すぅ…むにゃ…」

P「よく寝ている」

41: 2013/06/29(土) 00:28:41.08 ID:5xnhF9Fw0
―――
――

友紀「いやっほーぅ! ビール最高!」

ケイト「Yeah!」

千秋「えへへ…楽しい♪」ユラユラ

若葉「むにゃ…オトナれすから~…」

P「だからな、アイドルをプロデュースするっていっても、その業務範囲は多岐に亘るわけでな、」ブツブツ

洋子「わかる! わかるよプロデューサー! あははー」

美世「…みんな酔っ払っちゃった」

42: 2013/06/29(土) 00:36:36.18 ID:5xnhF9Fw0
美世「もう、みんな仕方ないなぁ」

友紀「ん、美世ちゃん。どこ行くの?」

美世「会計済ませちゃおうと思って」

友紀「あぁ、それならさっきやっといたよー!」

美世「!?」

P「じゃそろそろ出るかー。若葉は…背負ってくわ」

43: 2013/06/29(土) 00:42:22.12 ID:5xnhF9Fw0
美世「ぷ、プロデューサーさん酔ってたんじゃ…」

P「酒に酔っ払ってプロデューサーは務まらんぞ。ほら、洋子を頼む」

美世「う、うん」

洋子「あははーフラフラするっ!」

友紀「千秋ちゃん! ケイトちゃん! いくよー!」

ケイト「Oh,yeah!」

千秋「わぁ~い♪」

44: 2013/06/29(土) 00:46:27.89 ID:5xnhF9Fw0
ケイト「チアキ! Yeah!」

千秋「いえ~っえへへ♪」

洋子「私も私もーいえいっ!」

若葉「すぅ…」

P「友紀、あとで清算しよう」

友紀「おっけー! じゃ、かえろっかー!」

美世「…まさか、友紀ちゃんってすごく強いの…?」



おわり

45: 2013/06/29(土) 00:53:19.94 ID:5xnhF9Fw0
ありがとござましたー

46: 2013/06/29(土) 00:57:31.62 ID:MiPeRfQH0
おっつおっつばっちし☆
いい組み合わせよなー

引用元: モバP「アイドルから居酒屋に呼び出された」