129: 18/07/15(日)22:15:22 ID:Zgr
11話目。ちょっと長いよ。
ぷちかれシリーズ
加蓮「今日は夏祭り!」ぷちかれ「「「「「ポテエエエエエエ」」」」」

130: 18/07/15(日)22:16:19 ID:Zgr
ぷちきょこ「タニタニタニタニタニ」パタタタタ

※今日もぷちきょこが掃除中のようです。

ぷちきょこ「タニタニタニタニタニ」ポフポフ

あつみに「ヤマヤマヤマヤマヤマ」

ぷちきょこ「タニ?」

あつみに「オヤマ!」

ぷちきょこ「タニタニタニタニタニ!」プンスコ

あつみに「オヤマァァァ」ズルズルズル

※ぷちきょこに連行されました。

131: 18/07/15(日)22:16:43 ID:Zgr
~事務所・夕方~

加蓮「Pさん、見て見て~」

P「おお…」

加蓮「じゃーん、浴衣だよっ」

P「似合ってるじゃないか加蓮…そうか、今日だったな花火大会」

加蓮「えへへ…浴衣なんてほとんど着たことないし、どうかな、変じゃないといいけど」

響子「全然そんなことないですよ、よく似合ってます!ですよねプロデューサーさん?」

P「あぁ、バッチリだ。…しかし、一緒に行けないのは残念だな…」

ぷちかれ「ポテテ」

P「おう、加蓮のことは頼んだぞ、ぷちかれ達」

ぷちかれ「「「「「ポテエエエエェ」」」」」

P「…相変わらず元気いいよな…」

132: 18/07/15(日)22:17:09 ID:Zgr
※河川敷で花火大会が開かれるため、沿道は出店や見物客で賑わっているようです。

※少しだけ早めに着いた加蓮達。
まずは出店を回ることにしてみたのですが……





加蓮「……よし、これなら……狙って……当てるっ!」パシュン


スカッ


射的屋「あー、惜しい、惜しいねえ…はい、残念賞そこからどれか取ってって」

加蓮「むー…じゃあこの風車にしよ…」

ぷちかれ「ポテ……」ユラッ

※サングラスを装着したぷちかれが現れました。

ぷちかれ「ポテ-テ…」フーッ

※棒付きキャンディーをくわえています。やる気のようです。

133: 18/07/15(日)22:17:27 ID:Zgr
ぷちかれ「ポテ!」パシュン

スカッ

ぷちかれ「ポテェ?」

※そう簡単にはいかないのでした。

134: 18/07/15(日)22:17:51 ID:Zgr
ぷくかれ「ムスーッ」

加蓮「膨れない膨れない」

李衣菜「も~仕方ないなぁ二人して…」クルクルクル

加蓮「李衣菜?」

李衣菜「狙った獲物は外さない!ここはこのスナイパーリーナと相棒チーナに任せておくといいよ…!」ガシャッ

ちーな「ロックオンダナー」ジャキッ

加蓮「おお……見るからに……外しそう…」

李衣菜「ちょっと!?」バシュン

コンッ

李衣菜「ああ、手元狂って引き金引いちゃった…!今のナシ、今のは私の実力じゃあ…」

射的屋「大当たり~っ!!!!」カランカラン

李衣菜「えっ」

ちーな「エモイナー」

135: 18/07/15(日)22:18:04 ID:Zgr
加蓮「べ、別な意味でちょっとすごいかも…ぷっ…」

李衣菜「ま、まぁ……ほら、運も実力のうちって言うし…こういうのもロックっていうか、ほら、当たりの方が私を選んだっていうかさ?」

射的屋「2等賞は熊のぬいぐるみだね、はい、おめでとさん!」

李衣菜「ちょ、でかっ……持ち歩くにもちょっとこれは……」

ぷちみほ「クマシャンダー♪」ギュムッ

李衣菜「しかもなんかくっついてるしー!」


136: 18/07/15(日)22:18:23 ID:Zgr
李衣菜「係の人が荷物預かってくれてよかったよ、後で取りに行くの忘れないようにしないと……」

ぷちみほ「クマシャン……」シュン

李衣菜(って言うか、部屋に置いても持て余しちゃう気が……別にかわいいのは嫌いじゃないけど…でもなぁ…)

美穂「あ、加蓮ちゃん達いたーっ!」

加蓮「美穂~」フリフリ

美穂「えと、私のぷちが見つかったって聞いたから来てみたんだけど……元気、ない?」

ぷちみほ「クマシャン」シュン

李衣菜「あー、ぬいぐるみのおっきな熊にずっとしがみついてたみたいで」

美穂「そうなんだ…じゃあ私の部屋のぬいぐるみともすぐに仲良くなれるかな」

ぷちみほ「クマシャン?」

美穂「うん、くまさんもいるよ、それから……」

李衣菜「そうだよ、美穂ちゃんにあのぬいぐるみ引き取って貰えばいいんじゃん!」

美穂「えっ?い、いいの!?」

加蓮「あの大当たりのぬいぐるみを!?」

ちーな「ロックダナー」

137: 18/07/15(日)22:18:54 ID:Zgr
李衣菜「い、いやほら…あそこまで大きいと場所も取るし、もしよければなんだけど……ぷちみほも気に入ってるみたいだしさ」

ぷちみほ「クマシャン!」パァァァ

美穂「いいのかな……私は嬉しいけど、李衣菜ちゃん…」

李衣菜「たまに遊びに行ったら撫でさせてよ、それで充分だからさ」

美穂「な、ならありがたく頂いちゃおうかなっ。あの、いつかお返しさせてね?」

李衣菜「気にしなくていいのにー」

加蓮「…ほんっとこういうとこ…だから面白いんだけどさ」

ぷちかれ「ポテ?」クンクン

※向こうの方からいい匂いをかぎつけたぷちかれ。

※でかでかと、フライドポテトと書かれた屋台が。

138: 18/07/15(日)22:19:24 ID:Zgr

ぷちかれ「フライドポテテエエエエエ……!」パァァァ

加蓮「え、何?どうしたの?向こう?」

加蓮「………ポテトの屋台……!」パァァァ

「「「「ポテテエエエエ」」」」ポコッ ピョイーン

※地下に待機していたぷちかれ×4も飛び出しました。

李衣菜「うわっまぶしっ」

加蓮「ポーテートー!」「ポテテエエエエ」ダダダダダダ

美穂「……人って、あんなに輝けるんだね李衣菜ちゃん」

李衣菜「あ、アイドルだもん、あれくらい……多分……普通に……」

ちーな「カガヤカシーナー」

139: 18/07/15(日)22:20:28 ID:Zgr
その頃。

射撃屋「いらっしゃい………あんた達は」

清良「今年もこの季節がやってきましたね……銃の手触り……手に馴染みます」ギュッ

亜季「トリガーが我々を呼んでいるであります……!さぁ、今宵の狩りを愉しむといたしましょう!」

ぷちあき「ニンム ニンム」

ぷちきよ「アラアラ…」キュッ

射的屋「キヨラ13に軍曹大和……この界隈で名を知らぬ者はいないという伝説の射的屋潰し……終わった……うちの店もこれまでか…!」





清良「あら、なかなか当たりませんね…」スカッ

亜季「清良殿の射撃は実戦向きでありますからなー、標的が無機物だとやはりイメージし辛いのではありませんか?」

清良「そうね、ぬいぐるみやおもちゃのロボットに急所や臓物はないものね…」シュン

射的屋「良かった…首の皮一枚繋がった…」

清良「あ、店員さんなら…」

射的屋「!!?」

亜季「いやいや清良殿、流石に人に向けるのはルール違反では…」

清良「大丈夫ですよ、これはコルクですし、撃たれても私、元看護師ですし♪」



ぷちきよ「アラアラ…」ハァ…

ぷちあき「テッタイ テッタイ-」アタフタアタフタ


射的屋「ひええええええ…………」


ヒエエエエエエ

ヒエエエエ

ヒエエ……

140: 18/07/15(日)22:21:36 ID:Zgr
~少しして。~


隣の屋台店主「おう射的屋、調子はどうだ……射的屋?」

射的屋「清良さぁん………」ホワワ

隣の屋台店主「射的屋!どうした射的屋!しっかりしろ!おいっ!」


※ハートを撃ち抜かれたようです。
流石キヨラ13ですね。


清良「うふっ♪」パチン

141: 18/07/15(日)22:21:57 ID:Zgr
~一方その頃、とある焼きそば屋~


茜「さああああ焼き上がりましたよおおお!!!ファイヤアアアアアア」

ちーあか「ファイヤアアアアア」ボオオウ

裕子「いやー……まさか今年も焼きそば屋でバイトしているとは思いませんでしたよ」

茜「なんていうか!成り行きですね!!!」

ちーあか「ファイヤアアアアア」ボオオウ

裕子「まぁ、楽しそうで何よりですっ。今年は私はじっくり屋台を回るつもりですけどね」

裕子「何かこう……この辺りを回っていると……インスピレーションと言いますか……ぎゅんぎゅん湧いてくるものがありましてですね……」

142: 18/07/15(日)22:22:21 ID:Zgr

茜「ほう、ぎゅんぎゅんと!それは興味深い!!」

裕子「そうなんですよ……大変に興味深い……そう……いーい匂いですねぇ……」ギュンギュン

茜「はて?それはもしやユッコちゃんは単にお腹が減っているだけなのでは?」

裕子「今日のユッコは食べますよー……来てます……来てます……ムムムーン!」ジリジリ……

茜「ユッコちゃん?おーい、焼きそばならすぐに出せますよ~」

ちーあか「サンダアアアアア」バリバリバリ

143: 18/07/15(日)22:22:46 ID:Zgr
かな子「んーっっ♪」

志保「んむっ……んん、このクリーム……」

「「最高………」」ホワッ

かな子「志保さん志保さん、向こうにも何か甘い匂いが漂ってます…!」

志保「くんくんくん……確かに…!何か、焼き菓子の様な……綿菓子の様な……かき氷の様な……」

かな子「ど、どうします!?」

志保「今日だけはやるしかないですよっっ!!それに……屋台のたこ焼き……フランクフルト………焼きもろこし……」

かな子「そ、そんなに食べて大丈夫ですかね?」

志保「かな子ちゃん……あのね、甘いモノはね……別腹なんだよ………」

かな子「…………!そ、そっかあ………!」

かな子「別腹だから別なところに入るんですもんね……じゃあ私も気にしないでもっと色々試してみようかなあ……向こうの屋台にも美味しそうなもの、たくさんありましたけど……」

かな子「美味しいから大丈夫ですよね、志保さんっ」

志保「その通りですよかな子ちゃん!お祭りは今日、今しかないんです!!」ドオオン

かな子「よーっし、張り切って行きましょう!」

志保「おーっ♪」

144: 18/07/15(日)22:23:03 ID:Zgr
アヤ「…とんでもない理屈が聞こえた気がしたんだが……」

こずえ「アヤも食べよ~……」

アヤ「そうだな…あっちはあっちでもう止められそうにないし、まぁ大丈夫だろ…多分…」

こずえ「わたあめ~……ふわふわぁ……」

ぷちこず「フワフワー…」

こずえ「アヤー……この子も、わたあめ~……」

アヤ「うおう!?どっから出てきたんだ…!?……つか、ちっちゃいこずえとか…マジ反則だろオイ……」ニマー

こずえ「もふもふ~…」

ぷちこず「モフー…」

145: 18/07/15(日)22:23:21 ID:Zgr
莉嘉「あーっ!お姉ちゃんお姉ちゃん、アレ見てアレ!カブトムシ売ってるーっ!」


美嘉「うええっ、な、なんでお祭りでカブトムシ…!だ、ダメだかんね莉嘉!ウチで買っても忙しくて面倒見きれないんだからっ」

莉嘉「えー、かわいいのにー…ぶー」

美嘉「……今日のところはカブトムシのカタチしたぬいぐるみとか、おもちゃとかで我慢しときな。そのうち暇があったら、お母さんと一緒に見に行けばいいでしょ?」

莉嘉「ん…じゃあそうしよっと…でも、じゃあ何にしよっかなー…」

奏「こんな雑踏だと、生き物は荷物になってしまうものね…」

周子「あー、誰にも気付かれずに忘れられたまんまの金魚の袋とか、逃げ出したヒヨコとか、たまに聞くけどね」

奏「一口に生き物を飼うと言っても、子供一人の力じゃなかなか難しいものなのよね…」

146: 18/07/15(日)22:23:42 ID:Zgr

奏「で、かわいい周子ちゃんに質問なのだけど」

周子「ほいほい、かわいいかわいい周子ちゃんに、なんの質問だい?」

奏「その頭に乗ってる小さな周子ちゃんにはあなた、気づいているのかしら」

周子「ほえ?」

ぷちしゅー「モグモグ」

周子「うわ、頭にシュークリームみたいなんおるやん」

奏「プチシュークリームではないわよ周子…」

周子「しかも私らのたい焼きかじってるし…あ、でも結構見込みあるかもこの子」

美嘉「なになに、見込みってなんの話?」

莉嘉「あ、ちっちゃい周子ちゃんだー!」

ぷちしゅー「オナカスイターン」モグモグ

周子「現在進行系で食うとるやないかーい」

美嘉「それで、見込みって?」

147: 18/07/15(日)22:23:58 ID:Zgr
奏「大方、食べてるたい焼きがクリームじゃなくあんこの入ったスタンダードなものだから、じゃないかしら」

周子「そそ、クリームも別にナシとは言わないけど、邪道だよねー」

美嘉「えー、アタシはクリームのたい焼きも栗とかチョコとか入ってるのも結構好きだけどな」

莉嘉「アタシもアタシもー!あ、でもあんこのたい焼きも美味しいよねっ☆」

周子「異端主義者はゆるさーん!がおーっ」

莉嘉「ひゃー!周子ちゃんが怒ったー!」

美嘉「……ぷっ。ホント、飽きないよね」

奏「たい焼きみたいなものなのかもね」

ぷちしゅー「コンコーン」

148: 18/07/15(日)22:24:13 ID:Zgr
美羽「焼きもろこしだーっ!!」

未央「お祭りだーっ!!!」

二人「「わーっ!!」」

久美子「はーしゃーがーなーい。まぁ、わかるけどね?」

未央「みうみう、あれを見るんだ……あそこにおわすは祭り太鼓だよ!」

美羽「おおー、あれを叩けば一躍ぴょ~んとスターダムだね未央ちゃんっ!」

未央「その通りだよみうみう!さぁわれわれで一躍お祭りのトップスターに名乗りを上げてしまおうじゃあないかね!」

久美子「ちょっと未央……って、あれは太鼓叩くの体験させて貰えるのね…」

久美子「……私も叩いてみたりなんかして」ボソッ

未央「くみちー、はーやーくー」

美羽「早くしないと順番来ちゃいますよ~」

久美子「あーもう、ちょっとくらい落ち着きさないって、もー」クスッ

149: 18/07/15(日)22:24:27 ID:Zgr
加蓮「太鼓に笛の音……いかにもな夏祭りって感じだね」

李衣菜「花火大会だけど、ついででお祭りまで便乗しちゃうのがなんかロックだよね」

加蓮「お祭り、かぁ……」

響子「加蓮さん?」


加蓮「ううん、別に…ただ、こうしてお祭りに来られるなんて、思わなかったなって」

150: 18/07/15(日)22:24:44 ID:Zgr
響子「……また来ましょう、お祭りに」

李衣菜「そうだよ、また来ようよ、皆で、浴衣着てさ」

ぷちきょこ「タニタニ」

ちーな「マタキタイナー」

ぷちかれ「「「「「カレン」」」」」

加蓮「ん」

151: 18/07/15(日)22:25:16 ID:Zgr
ぷちかれ「「「「「フライドポテテー」」」」」ハイッ

加蓮「くれるんだ?…そっか。……アリガトね」

ぷちかれ「「「「「ポテエエエ♪」」」」」

加蓮(……そうだね、そうだよね)

P「おーい!」

ユミラウネ「オマタセー」

ちひろ「全く、ちょっとくらい休んで貰わないと困りますからねPさんは」

響子「わあっ、ちひろさん浴衣似合ってます!」

李衣菜「ユミラウネも来たの?花火を見る花って………」

ユミラウネ「ロックデショー」

李衣菜「え、いや、多分…そうなのかな?」

ユミラウネ「マダカナー マダカナー」ルンルン

P「加蓮、疲れてないか?」

加蓮「うん、平気。昔より体力ついたんだよ?」

P「そうだな…けどやっぱ、な」

加蓮「ねえ、Pさん」

P「ん?」

加蓮「今ね……すごく楽しいよ」

152: 18/07/15(日)22:25:34 ID:Zgr
P「そっか。…それは、何よりだ」

加蓮「…ふふ。照れたでしょ」

P「うるせーやい。…自分だって真っ赤な癖して」

加蓮「何それ、見間違いでしょ?」

P「お前なあ…」

ぷちかれ「「「「「ポテ」」」」」

P「ん」加蓮「あ…」

153: 18/07/15(日)22:25:46 ID:Zgr
ヒュルルルル







ドオオン…………!!

154: 18/07/15(日)22:26:04 ID:Zgr
ぷちかれ「ポテエ………」

ドオオン  ドオオン……


響子「わぁ……」 「タニタニ…」


李衣菜「おー……」「ロックダナー」



155: 18/07/15(日)22:26:22 ID:Zgr
茜「たーまーやー!!!」「ファイヤアアアアア」

裕子「あああ私の焼きそば焦げてますよ茜ちゃんっ!!」



こずえ「おおー………」「フワァ…」

アヤ「ヒュウ……♪ アツいじゃんか」


かな子「流石に食べ過ぎたでしょうか……」

志保「たあまあやあー!!」ドオオン

かな子「し、志保さん?」

志保「さ、叫べばカ口リー消費するよ、きっと…!」

かな子「たーまやー!!!」

志保「かーぎやー!!!」

かな子「たーまやー!!!」

156: 18/07/15(日)22:26:43 ID:Zgr
清良「一食あたりのカ口リーがこれだけだから、運動量に換算すると多分……」

亜季「清良殿、情けも時には必要ですぞ……」

ぷちきよ「アラアラ…」 

ぷちあき「シングン シングン-」



ぷちしゅー「スヤア」

周子「この花火の音でよー寝れるなあ」

奏「誰かさんに似たんでしょ、きっと」

周子「誰かさんて……一人しかおらんやないのー…」ハッ!

周子「そうか、それでぷちもこんな美人なんやね、合点いったわ~」

美嘉「白々しい…」

莉嘉「おねーちゃん……おんぶ…」

美嘉「あー、こっちもか…まぁあれだけはしゃげばそうなるよねー」

久美子「あれ、皆も来てたんだ」

奏「あら、久美子さん。奇遇ね。」

久美子「あ、そっちももうおネムなのが…実はこっちもなのよね」

美羽「みうさぎ…は……夜行性じゃ……ないですから……もうおやすみう……です……」

未央「いやー、みうみうも重くなりましたなぁ…お姉さんは嬉しいぞよ、うんうん」

美嘉「そっちは未央がおぶってるんだね、一緒一緒」

未央「あはは、ホントだ」

莉嘉「えへへ……お姉ちゃんの背中……暖かい……」

157: 18/07/15(日)22:26:57 ID:Zgr

美嘉「……ったく」フゥ


未央「お互い苦労が絶えませんなあ」

美嘉「ま、望むところだけどね★」

158: 18/07/15(日)22:27:17 ID:Zgr
美穂「えっと、熊ちゃんのぬいぐるみを取りに来たんですけど……」

係員「あー、ついでにアレも引き取ってくれんかね」


美穂「はい?」ぷちみほ「シャン?」


楓「いや~、お祭りはいいですねえ……」

智絵里「楓さん、そろそろ帰りますよ、楓さんってば…」

美穂「か、楓さんに智絵里ちゃん?」

智絵里「美穂ちゃあん……」ウルッ

楓「お祭りですから……皆さんを、待つ、理由に、お酒をですね、ヒック」

美穂「祭り、待つ、理由……あっ」

智絵里「ダジャレはいいですから、早く行きましょうよ~っ」グイグイ

楓「もう一杯~、もう、いっぱーい」

美穂「わ、私プロデューサー呼んできた方がいいかも……ちょっと行ってくるねっ」バタバタ

159: 18/07/15(日)22:27:41 ID:Zgr
P「今度は今日来れなかった皆とも来たいよな」

加蓮「そうだね、そしたらまた賑やかに…ふぁ……」

加蓮「流石に眠いかも……」

ぷちかれ「「「「「ポヒュー……ポヒュー……」」」」」

P「ぷちかれ達も寝てしまったしな、そろそろ引き上げるか、送って……」

美穂「プロデューサーさーん!楓さんが、楓さんがーっ」アタフタ


加蓮「休む暇もないねー、敏腕プロデューサーさん」

P「どうせろくなことじゃないと思うんだがなあ…仕方ないな」

加蓮「じゃ、大きな荷物引き取って帰るとしますか……ぷちかれ、おーい」ポンポン

ぷちかれ「「「「「ポテ」」」」」パチクリ

加蓮「帰るよ!」

ぷちかれ「ポテテー!」ビシッ

160: 18/07/15(日)22:27:59 ID:Zgr
※ぷちかれ達5匹、そして加蓮達。


それぞれに思い出を刻み込み、夜はふけていく……

おまけ。

幸子「夜はふけていく……じゃなくてですよ」

番組D「相変わらずメタいねえ幸子ちゃん」

161: 18/07/15(日)22:28:36 ID:Zgr
幸子「なんであんないい雰囲気なのに、このボクがいないんですか!おかしいじゃないですか、ねえ!」

番組D「いや、だから、ね?プロデューサーさんにも了解を得て今回の企画なわけですよ、お祭りだよ、海外で」

幸子「世界の何祭りとかそういうのはろくな目に合わないって相場が決まってるんですよ!!!」

幸子「で、何を食べるんですか、どこから飛ぶんですか、何を競わされるんですか!」

みにさち「フフーン!」

番組D「それがうっかり手違いでみにさちちゃんが大会に参加して優勝しちゃったのよねえ」

幸子「もうなんなんですかあの子!!!」


162: 18/07/15(日)22:28:53 ID:Zgr
おまけ2

~明くる日の事務所~

裕子「さあさあ、お立ち会い…これよりお見せするサイキックイリュージョン……この先割れスプーンを稀代のサイキック美少女堀裕子が見事に曲げ…」

ぷちみく「マゲナイヨ マゲナイヨ」

裕子「曲げますよぉっ!!もーっ!!」



~別の部屋~


P「プリンター、故障かな……印刷した字がエラい曲がるんだが……」

163: 18/07/15(日)22:29:12 ID:Zgr
おまけ3

志保「うわああああああ!!!」ダダダダダダ

かな子「待ってください志保さーん!!」


志保「今月分のカ口リーを大幅に上回ってしまった……このままじゃ今月パフェ食べられないーーっ!」ダダダダダダ

かな子「志保さーん!」



~甘味の大秘宝、超盛マカロンパフェ~


志保「あの看板は!!!!」キキキーッ



志保「よし!」パフェーン

かな子「食べる気ですか!!??」


しほみに「パフェパフェ-」パクパク

志保「ほら、この子もいますし!」

かな子「理由になってませんからね?」

164: 18/07/15(日)22:29:27 ID:Zgr
おまけ3

~祭りの夜~

係員「次に太鼓叩く方は……君か、ちっちゃいけど、大丈夫?」

ちぇり「…………」コクン



ドコドコドコドコドコドコドドカカドドカカドンドカドンドン

智絵里「……!」

美穂「ち、智絵里ちゃん?」

智絵里「太鼓が呼んでる」

美穂「太鼓が呼んでる!??」







おわれ。

165: 18/07/15(日)22:30:24 ID:Zgr
ぷち大増量。
今後の管理が大変だぞぉ、メモせねば……

ではお目汚し、失礼をば。

ひゃ~…

引用元: 加蓮「イモ掘ったら何か食いついてきた」ぷちかれ「ポテエエ」