214:◆6RLd267PvQ 18/07/24(火)23:20:32 ID:zZ5
15話。
ぷちかれシリーズ
ユミラウネ 夏の一日

215: 18/07/24(火)23:21:21 ID:zZ5
~屋上、酷暑~

ユミラウネ「アツーイ」

ユミラウネ「ナカデスズモウット」ピョコピョコ

216: 18/07/24(火)23:21:38 ID:zZ5
~事務所~

P「ひゃぁ……見ろよニュース、今年の暑さ、とうとう災害認定されたんだと」

加蓮「道理で……ちょっと異常だもん、この暑さは」

P「熱中症で倒れないように気をつけないとな……可能な限り行き帰りは車出すよ」

ユミラウネ「アツイヨー」ピョコピョコ

加蓮「うわ、あのユミラウネが避難してきたよ」

P「晴れの日はいつもものすごい元気なのになぁ…まぁほら、冷凍庫にスイカバーあるし、水も好きなだけ飲んでいいから」

ユミラウネ「アリガトー…コレジャソトニデラレナイヨッ」 

P「うーむ…せめてもう少し涼しくなればなぁ」

217: 18/07/24(火)23:22:06 ID:zZ5
~そして、夕方~


P「日が落ちると、少しはマシになるな…」

ユミラウネ「オサンポッ」ピョコン

P「今からか?薄暗いから車に気をつけるんだぞ」

ユミラウネ「ハーイッ」ピョコンピョコン

218: 18/07/24(火)23:22:26 ID:zZ5
~公園~


ユミラウネ「カダンノオハナガシオレソウ…」

ユミラウネ「オミズ オミズアゲナキャッ」ピョコン

ピョコン ピョコン ピョコン ジャーッ

※近くにあったバケツに水を入れています。

ユミラウネ「ヨイショ ヨイショ」ズリズリ ズリズリ

ユミラウネ「フー」

ユミラウネ「ヨイショ ヨイショ」ズリズリ ズリズリ

ユミラウネ「アトチョットッ」ズリズリ

ユミラウネ「ヒャッ」ズテッ バシャッ

ユミラウネ「ウー…」

ユミラウネ「モウイッカイヤリナオシッ」ピョコン

219: 18/07/24(火)23:22:47 ID:zZ5
ちぇり「アノ」コソッ

ユミラウネ「ナァニ?」

ちぇり「オテツダイシマスッ」パタパタ

ユミラウネ「ワー アリガトウッ」

※四葉を探しに、ちぇりも公園にやってきていたようです。

ちぇり「ヨイショ ヨイショ」パタパタ パタパタ

ユミラウネ「ヨイショ ヨイショ」ズリズリ ズリズリ

※ちぇりには羽があるので飛べます。

※力を合わせてバケツを運び、花壇の前まで来ることができました。

※ですが、困りましたね。じょうろがないのでお水をうまくあげられません。

ちぇり「ドウシマショウ」

ユミラウネ「ドウシヨッカ」

藍子「あらっ?」

※お散歩中の藍子が現れました。

220: 18/07/24(火)23:23:08 ID:zZ5
藍子「なるほど、じょうろが…でも、小さいのに花壇のお花にお水をあげようとするなんて、偉いね、頑張ったね」

ユミラウネ「エヘヘッ」

ちぇり「フフッ…」

藍子「ええと……どこかにホースとかなかったかなぁ…あっ!」

※物置きの脇に、ありました、ホースです。


ユミラウネ「コレ ナァニ?」

ちぇり「スッゴクナガイデスネ」

藍子「これはね、こうやって、水道の蛇口に取り付けて…」

藍子「えいっ」ジャーッ

ユミラウネ「スゴーイッ」ピョコピョコ

ちぇり「オミズガイッパイデテキマスッ」ピョコピョコ

221: 18/07/24(火)23:23:25 ID:zZ5
藍子「ふふっ、使い方は簡単だから、ふたりにも使えると思うよ」

ユミラウネ「カシテカシテッ」ピョコピョコン

ちぇり「コレデオハナタチモオミズガノメマスネッ」パタパタ

藍子「そうだね、ホントによかったよね。二人が頑張ったから、私もお水をあげなきゃって思ったんだよ」

藍子「きっとお花達も二人に、ありがとうって…感謝してくれてると思うよ」ニコッ

222: 18/07/24(火)23:23:46 ID:zZ5
ユミラウネ「アイコチャン」

藍子「何かな?」

ユミラウネ「アリガトネッ」ペカーッ

ちぇり「ハイッ スゴクスゴクタスカリマシタ」ペコッ

藍子「お礼なんて…私こそ、ありがとうって言いたいし……あっ」

※ホースの水で小さな虹がかかりました。

ユミラウネ「ニジダー」

ちぇり「ワァア……トッテモ、キレイデスッ」

藍子「本当……夕方でも、虹ってかかるんだね…あ、そうだ」

藍子「ふたりとも、そのまま笑って笑ってっ」

ユミラウネ「ニコーッ」

ちぇり「ニ、ニコーッ」

藍子「……ぱしゃりっ」

カシャッ

223: 18/07/24(火)23:24:03 ID:zZ5
~数日後、事務所~

藍子「ほら、この前撮った虹の写真っ」

ユミラウネ「ウワアイ」

ちぇり「キレイデスッ」

加蓮「え、何これ、すごくかわいい…」

ありす「ユミラウネとちぇりがいますね、いい笑顔です」

ちーな「キレイダナー」

ぷちりす「ミセテ ミセテクダサイ」ピョンピョン

P「ひゃー暑い暑い暑い」ガチャリ

P「アイス、まだ残ってるかな…お、麦茶が冷えてるじゃないか」

茜「お疲れ様です……!」ガチャリ

224: 18/07/24(火)23:24:20 ID:zZ5
P「うお、茜? いつもの勢いがないじゃないか」

藍子「もしかして、外走ってきたの?」

茜「ええ、まぁ……しかし……流石の私でも……この暑さは……!」

ちーあか「ヒノ…ヒノ…」

加蓮「ちーあかの鳴き声初めて聴いたんだけど」

ありす「い、いつも叫んでますしね…」

P「ほら、まぁ二人もアイス食べて落ち着いてごらん」

茜「これは…ありがとうございます…!んんんーっ!」

ちーあか「ヒヤアアア♪」

茜「冷たくて……!  実に……! 美味しいですね……癒やされます……!」

225: 18/07/24(火)23:24:33 ID:zZ5
ユミラウネ「……キョウモアツイネー」

※窓ぎわから空を仰ぐ一輪の花、ユミラウネ。

藍子「今日も行くなら、お手伝いさせてね、ユミラウネ」

ユミラウネ「…ウンッ!」ペカーッ


※暑い暑い夏。

ユミラウネに、新しいお友達ができたのでした。

226: 18/07/24(火)23:24:44 ID:zZ5
おまけ。


~事務所~

ぷちかれ「ポテテ!」ボコッ

「ポテ」「ポテテ」「ポテェ」「ポポテ」ヨジヨジ


「「「「「ポテエエエエ」」」」」


※朝9時。ぷちかれ、事務所に到着。

227: 18/07/24(火)23:25:14 ID:zZ5
P「お、まーた穴空けて来たのか?」

「「「「「ポテェ?」」」」」

P「まぁ、不思議なことにいつの間にか消えるんだよな、この穴……」

P「とは言え、事務所に穴があくのなんてウチくらいなもんだろなぁ」ハッハッハ




~765プロ~



雪歩「ひとつ掘っては父のため…人を呪わば穴ふたつ~みっつ見かねた悪党を~よっつ四葉のクローバー~♪」ザッザッ

百合子「…深淵の闇に続きそうな程深い穴……はっ………もしかしてこの先に、徳川の埋蔵金が……」

765P「事務所に穴があくのなんてウチくらいなもんだろなぁ」ハッハッハ




おわれ。

228: 18/07/24(火)23:27:15 ID:zZ5
改めまして、今回から酉をつけてみたりしています。

色々と、自分のペースで挑戦できたらと思います。
ひとつお手柔らかに。


PS デレステで加蓮のファンが500万人になりました♪


では、お目汚し、失礼をば。
夏に負けるな、です。

引用元: 加蓮「イモ掘ったら何か食いついてきた」ぷちかれ「ポテエエ」