優花里「で、これがブルガンダーですね」

沙織「なんか可愛いね、みぽりんこういうの好きじゃない？」

みほ「いや…、どうかな…」

麻子「これ、どこから乗るんだ？ていうかそもそも人が乗れるのか？」

杏「ブルガンダーがあんこうチームでデスガンダーがウサギさんチームの担当ね」

梓「あの…、これ下半身が軽自動車なんですけど…」

あゆみ「スズキのフロンテかな？」

あや「６人も乗れませんって」

優季「それに上の人の下半身が中にぶら下がってるし」

柚子「カモさんチームとかアリクイさんチームとか３人組のとこにまわせばいいのに」

杏「いや、阪口ちゃん特撮好きだから喜んでくれるかなーって…」

桂利奈「うーん…、東映とか円谷とかは大好きなんですけど、ピープロのは専門外で…」

杏「悪之宮博士が戦車道を通してΣ団の考えを世に知らせて欲しいって…」

桃「悪の秘密結社の手先になってどうするんですか」

華「あら？この額についてる赤いのはなんでしょう？」

杏「あっ！それ触っちゃダメ！それ弱点だから！」

沙織「うわぁ…、分かりやすいなあ…」

優花里「『弱点だから触らないでください』って札を下げておきましょう」

みほ「それもどうかなあ…」

杏「みんなー、黒森峰と特別試合することになったよー」

一同「ええっ！」


ルール　・２対２の殲滅戦

チーム編成　　

大洗女子学園

・あんこうチーム　ブルガンダー
・ウサギさんチーム　デスガンダー

黒森峯女学園

・まほ　ザボーガー
・エリカ　マシーンバッハ　

まほ「これこそが私の相棒！そして私の兄弟、ザボーガーだ！」

みほ「あの…、お姉ちゃん、私の立場は？」

エリカ「あと私も…、それに隊長、この松江健のコスチューム、すごく恥ずかしいんですけど…」

まほ「電人ザボーガー、ゴー！」

エリカ「無視しないでくださいよ」

まほ「エリカ！ストロングザボーガーだ！合体するぞ！合体といっても
釣りバカ日誌風の性的な意味ではない！」

エリカ「当たり前だ！」

まほ「合体！ストロングザボーガー、ゴー！」

まほ「とおっ！飛龍３段蹴り！」

杏「いやー、西住ちゃんのお姉さん強いねえ、素手でロボットと渡り合ってるじゃない。
やっぱあれも西住流かなあ？」

柚子「多分違うと思います」

杏「今更だけどもはや戦車道でも何でもないねえ」

柚子「ただの懐かしヒーローショーですね」

桃「こんなの、幼い頃、夕方５時半の再放送を楽しみにしてた７０年代生まれのガルパン親父にしかわかんないですよ」

杏「あー河嶋、そういうスレ主がグサっとくるような発言は控えてあげてね？」

まほ「ザボーガー、速射破壊銃！」

どかーん

『試合終了！黒森峰女学園の勝利！』

沙織「負けちゃった…」

優花里「やはり弱点をわかりやすく明記しておいたのが敗因でしょうか」

みほ「それ以前の問題だと思うけどなあ…」

まほ「勝った！エリカ、勝ったぞ！」

エリカ「はあ…、よかったですね…」

まほ「だが一度の勝利で慢心してはいけない、ここは更なる強化が必要だ。そこでエリカ、
サイボーグ手術を受けろ！バーナー８かグリーンベレーがおすすめだ！」

エリカ「これ以上付き合いきれるかぁぁぁ！そんなもん自分でやれぇぇぇ！」


その後、彼女たちは人造人間ジンラ號と超人機メタルダーを装備した
新生知波単チームと壮絶な氏闘を繰り広げるのだが、それはまた別の話である。

杏「西住ちゃん、スカイライダーのネオショッカーが使ってた戦車もらってきたから、
今度はこれの車長やってね」

みほ「もう勘弁してください…」


　　　　　　　　　　　　　　終

次回、『杏「西住ちゃんは西部警察の第１話に出てきた装甲車の車長やってね」』にご期待ください（嘘）

乙

どういう事だ、本当におっさんにしか判らんぞ！

良かった…マカロンの食べ過ぎで糖尿病に悩む中年みぽりんは居なかったんだ！！