聞いてる？青葉ちゃん

つよい

幹部だからな

初っ端から躓いててﾜﾛﾀ

りん「聞いてる？青葉ちゃん」

青葉「？寝言？それとも同じ名前のスタッフでもいるのかな」

りん「この盗聴器で聞いてる青葉ちゃん？」

青葉「！？」ｿﾞｸ

りん「ちょっと私のデスクまで来てくれる？」

青葉（え！？何で気づいたの！？目立たないようにセットしたのに）

りん「なるべく早く、ね」

青葉「」ｶﾞｸｶﾞｸ

青葉「すいません…ちょっとした出来心というか」ﾌﾙﾌﾙ

りん「まあ実を言うとデスクで何かしてる青葉ちゃんが見えたんだけどね」

青葉「そ、そうなんですか」

りん「青葉ちゃんも会社の皆と仲良くやってるとはいえイタズラも度が過ぎたら青葉ちゃんのクビが危ないわ」

青葉（クビが危ないというのが物理的なほうに聞こえる…）

りん「今回は目をつむってあげるから、あまり落ち込まないでね？」

青葉「はい…」

りん（青葉ちゃんにアレなこととか聞かれないで良かったわ）ｱｾ

青葉「ふー、一発目から冷や汗モノだよ」

青葉「やっぱり遠山さん、普段おっとりしてるようで鋭いんだな」

青葉「…でもまだやめません」ｷﾘ

青葉「むしろますます他の人が気になってきたし！」

青葉「最初にも言ったけど使わないと勿体無いしね」

青葉「これは有効活用だよ、うん」

青葉「うーんと…次はねねっちでも行ってみようかな」ﾋﾟｯ

ねねっち「>>17」

あおっちさぁ、盗聴はどうかと思うよ？

これもう青葉監視されてるだろ

青葉解雇まったなし。

ねねっち「あおっちさぁ、盗聴はどうかと思うよ？」

青葉「」

ねねっち「おいーあおっちー、聞こえてますかー」

青葉「え？え？」

ねねっち「私が馬鹿っぽいから隠し通せると思ったでしょー」

青葉（どうして気づいたんだろ）

ねねっち「とりあえず盗聴器越しってのもアレだから、こっち来てよ」

青葉「…」ｶﾞﾀ

ねねっち「もう、あおっちも人が悪いなー」

青葉「いつ気づいたか、聞いてもいい？」

ねねっち「床にペン落としたからさ、それを拾ったら机の裏に変な機械見つけてー」

ねねっち「アイドルの部屋が盗聴されてたみたいなニュース見たことあって」

ねねっち「その時見た機械とそっくりだからもしかしてと思ったんだー」

青葉「へ、へえ…」

ねねっち「気をつけなよ？私だったから良かったものの警察に通報する人だっているんだよ」

青葉「うう…」

ねねっち「でも意外だなー、あおっちが盗聴器仕掛けるなんて」

青葉「まあ、魔が差したというか」

ねねっち「私たち付き合い長いけどあおっちの知らない面が見られるなんて新鮮だよ」

青葉「恥ずかしい…」

ねねっち「まあこの話はおしまい！後でお昼一緒に食べよ？」

青葉「う、うん！そうだね！」

ｽﾀｽﾀ

青葉（あれ？どうして私が仕掛けたってわかったんだろ）

ねねっち（まあ、私も人のこと言えないけど）

ねねっち（私が席を外してる時にあおっちのGPSの位置が私の席にあったから分かったんだよね）

青葉「いやー、みんな意外と油断できないなー」

青葉「もしかして全員仕掛けたの気づいてたりするのかな」

青葉「まあ違った反応も見てみたいけどね」

青葉「ゆんさんはどんな独り言言ってたりするんだろ」

青葉「隣だけど注意深く聞いたことないから楽しみだね」

青葉「ゆんさんにしよう」ﾋﾟｯ

ゆん「>>36」

青葉ちゃんうち今からはじめニーするから聞いててや

バレバレやないかい

ゆん「青葉ちゃんうち今からはじめニーするから聞いててや」

青葉（またバレてた！？ていうかはじめニーってなに！？ジャンピングニーの亜種！？）

ゆん「じゃあ行くで」ｺﾞｿｺﾞｿ

青葉（すぐ隣だけど怖くて顔向けられない…）ﾌﾞﾙ

ゆん「…んっ」

青葉（な、なにしてるんだろ）

ゆん「ふ…んっ、んふ…はああ」

青葉（どこか色っぽい声…）

ゆん「はじめ…はじめぇ」ｸﾁｭ

青葉（え？この水音…）ﾁﾗ

パンツ

青葉（足元しか見えなかったけど、あれってゆんさんのパンツ！？）ﾄﾞｷｰﾝ

青葉（こ、これって）

ゆん「あんたの無駄にでかい胸…揉みしだきたいわぁ///」

青葉（ｶﾞｰﾝ

青葉（いや、仕事中だよ！？結構大胆に股広げてるけど！）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

青葉（隣の人達は気づいてないの！？）

ゆん「ん…そうや…ウチをもっと虐めてはじめぇ」

青葉（ゆんさんの中のはじめさんってどんなイメージなの！？）

りん「？どうしたの？」

ゆん「いやぁ…何でもありませんよぉ？」ﾊｱﾊｱ

青葉（そんな紅潮した顔で言っても説得力ないですよ！？）

ゆん「…」ﾁﾗ

青葉「！」

ゆん「どお、青葉ちゃん…楽しんでくれた？」ﾆｺ

青葉（！そ、そんなうっすら涎たらして頬染めた顔で言われたら…）

青葉（変な気持ちになっちゃいます…！）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ゆん「今まで気付いてなかったかも知れんけど…青葉ちゃんが仕事に集中してる時も
　　　　こうやっていじってたんやで」ｺｿ

青葉（えぇー！？）

ゆん「気持ち悪いって思った…？」

青葉「いや、その、なんというか…はじめさんへの思いがストレートだったというのか」

青葉「わ、私は応援してますよ！」

ゆん「よかった…最悪嫌われるかと思ったわ」

青葉「…」

ゆん「じゃあ、これからも自家発電してもええ？」

青葉「それはちょっと…控えてほしいかなって…」

ゆん「分かった、1日6回から2回に減らす」

青葉（どんだけ性欲吐き出してるんですか！？もはや猿ですよ！！）

青葉「ゆんさんのは衝撃だったなー」

青葉「というかここの会社の人って基本的に勘がいいというかなんというか」

青葉「実を言うと一番気になってたのがひふみ先輩なんだよね」

青葉「最初に来たときよりは積極的に話してくれるし」

青葉「少なくとも悪くは思われてないはずだけど、本音が聞けたら嬉しいかな」

青葉「よし、聞いてみよう！」ﾋﾟｯ

ひふみ「>>48」

青葉ちゃん聞こえてる？青葉ちゃん聞こえてる？青葉ちゃん聞こえてる？青葉ちゃん

ひふみ「青葉ちゃん聞こえてる？青葉ちゃん聞こえてる？青葉ちゃん聞こえてる？青葉ちゃん」

青葉「ひっ！」ﾌﾞﾂ

シーン

青葉「…」ｸﾙ

ひふみ「…」ｶﾞﾀ

スタスタ

ひふみ「青葉ちゃん」ﾆｺ

青葉「！！」ｿﾞｸ

ひふみ「私は最初からちゃあんと知ってたよ？盗聴器のこと」ｺｿ

青葉「あ、あ…」

ひふみ「嬉しいな…私のこと知りたいってことだよね？」

青葉「ひ、ふみ先輩…」

ひふみ「怖がらなくていいよ？私がどれだけ青葉ちゃんが好きか、体の隅々まで教えてあげる」ﾌﾌ

ひふみ「お昼休み…一緒に来てくれる？」

青葉（…ねねっち…お昼一緒に食べられそうにない、ごめん…）

青葉（私がひふみ先輩に性的に食べられることになるかも…）

おわり

全然盗めて無くてワロタ