1: 平成31年 04/12(金)08:20:14 ID:m6I
梓「あーあ、澪先輩のベースがおしっこまみれだよ」
唯「……あう?」
律「おっす! おっすおす! おっすおっす!」
梓「チッ、うるせえのがまた一匹……」
律「ん? 唯てめえええええええええええええ!」ボコッ
唯「あぎゃっ!」
梓「あっ」
律「トイレもまともにできねえのか! 犬や猫以下かてめえはああああああああああ!」ボコッ
梓「や、やめてください! ちょっと!」
唯「ぐほっ……」
律「ったく」
唯「あ、あ、あぎゃああああああああああああああああああああ!」
律「!? 痛ッ!」
唯「……あう?」
律「おっす! おっすおす! おっすおっす!」
梓「チッ、うるせえのがまた一匹……」
律「ん? 唯てめえええええええええええええ!」ボコッ
唯「あぎゃっ!」
梓「あっ」
律「トイレもまともにできねえのか! 犬や猫以下かてめえはああああああああああ!」ボコッ
梓「や、やめてください! ちょっと!」
唯「ぐほっ……」
律「ったく」
唯「あ、あ、あぎゃああああああああああああああああああああ!」
律「!? 痛ッ!」
2: 平成31年 04/12(金)08:20:30 ID:m6I
唯「あああああああああああああああああ!」
律「うぐっっ!」
梓「ひっ! り、律先輩……それッ!」
律「……え?」
律「わ、私の右腕が……無い? い、痛ぇえええええええええええ!」
澪「おい、うるさいぞお前ら! ってなんで律の腕が!?」
唯「おぎゃああああああああああああ!」
梓「澪先輩、このとおり暴走してるんです!」
律「うぐっっ!」
梓「ひっ! り、律先輩……それッ!」
律「……え?」
律「わ、私の右腕が……無い? い、痛ぇえええええええええええ!」
澪「おい、うるさいぞお前ら! ってなんで律の腕が!?」
唯「おぎゃああああああああああああ!」
梓「澪先輩、このとおり暴走してるんです!」
3: 平成31年 04/12(金)08:20:43 ID:m6I
澪「あ、私のベース!」
唯「あ、あああああああああ///」ビチャビチャ
澪「……ク、ク、クソォオオオオオ!!」
唯「ごあっ!」
澪「うっ!? くっ……」
梓「もう誰も止められないです……ん?」
紬「梓! 律! 澪! そこから逃げて!」
律「な、なんだぁ? ヘリ!?」
唯「おぎゃああああああああああああ!」
さわ子「こっちよ、早く!」
梓「さわ子! 分かったです!」
律「澪、しっかりしろ! 一緒に逃げるんだ!」
澪「あ……」
唯「あ、あああああああああ///」ビチャビチャ
澪「……ク、ク、クソォオオオオオ!!」
唯「ごあっ!」
澪「うっ!? くっ……」
梓「もう誰も止められないです……ん?」
紬「梓! 律! 澪! そこから逃げて!」
律「な、なんだぁ? ヘリ!?」
唯「おぎゃああああああああああああ!」
さわ子「こっちよ、早く!」
梓「さわ子! 分かったです!」
律「澪、しっかりしろ! 一緒に逃げるんだ!」
澪「あ……」
6: 平成31年 04/12(金)08:21:21 ID:m6I
澪「(さよなら、私のベース……)」ダッ
紬「よし、ミサイル用意……撃て!」
唯「おぎゃ? おぎゃああああああああああああああ! あがあああああああああああ」
紬「よし、ミサイル用意……撃て!」
唯「おぎゃ? おぎゃああああああああああああああ! あがあああああああああああ」
7: 平成31年 04/12(金)08:21:31 ID:m6I
梓「はぁはぁ……」
さわ子「もう大丈夫ね」
さわ子「あの池沼が暴れてるのを見て、とっさに琴吹グループに始末するよう連絡したのよ」
律「……痛っっ! 腕がぁ!」
さわ子「あらあら。でも大丈夫よ、スタップ細胞で元通りになるわ」
澪「良かったな、律」
梓「さわ子、アンタは一体……」
唯「あ、あがが……」
さわ子「!?」
紬「に、逃げてください皆さん……うっ」
さわ子「もう大丈夫ね」
さわ子「あの池沼が暴れてるのを見て、とっさに琴吹グループに始末するよう連絡したのよ」
律「……痛っっ! 腕がぁ!」
さわ子「あらあら。でも大丈夫よ、スタップ細胞で元通りになるわ」
澪「良かったな、律」
梓「さわ子、アンタは一体……」
唯「あ、あがが……」
さわ子「!?」
紬「に、逃げてください皆さん……うっ」
8: 平成31年 04/12(金)08:21:40 ID:m6I
澪「そ、そんな……」
律「ウソだろ」
唯「……」
唯「おぎゃあああああああああああ!」ダッ
さわ子「みんな、私があの化物を食い止めるから逃げて!」
梓「で、でも……」
律「早く逃げようぜ! このままじゃ皆氏んじまう!」
律「ウソだろ」
唯「……」
唯「おぎゃあああああああああああ!」ダッ
さわ子「みんな、私があの化物を食い止めるから逃げて!」
梓「で、でも……」
律「早く逃げようぜ! このままじゃ皆氏んじまう!」
10: 平成31年 04/12(金)08:22:57 ID:gh5
梓「ここまで来れば大丈夫ですかね……」
律「くっっ!」フラッ
澪「律、大丈夫か!?」
律「ああ……はぁはぁ」
澪「腕のケガ……このままじゃ出血多量か感染症で……」
梓「とりあえず病院へ運びましょう!」
澪「あの池沼め、くそっ」
梓「……」
律「くっっ!」フラッ
澪「律、大丈夫か!?」
律「ああ……はぁはぁ」
澪「腕のケガ……このままじゃ出血多量か感染症で……」
梓「とりあえず病院へ運びましょう!」
澪「あの池沼め、くそっ」
梓「……」
11: 平成31年 04/12(金)08:23:09 ID:gh5
澪「病院に着いた……これでもう大丈夫だぞ、律」
律「澪、ドラムはこれから先叩けねえだろうな」
澪「何言ってんだよ! 律が生きてることが何よりだ!」
テレビ「え~、たった今入りました速報です。桜ヶ丘高校の敷地内で暴れているとのことです」
梓「!?」
律「こ、これって……」
テレビ「中継映像が入ってきました。倒れている教師らしき女性の姿が見受けられますね」
梓「さわ子……」
テレビ「周りを警察官が囲んでいます。少女が何か呼びかけていますね」
律「澪、ドラムはこれから先叩けねえだろうな」
澪「何言ってんだよ! 律が生きてることが何よりだ!」
テレビ「え~、たった今入りました速報です。桜ヶ丘高校の敷地内で暴れているとのことです」
梓「!?」
律「こ、これって……」
テレビ「中継映像が入ってきました。倒れている教師らしき女性の姿が見受けられますね」
梓「さわ子……」
テレビ「周りを警察官が囲んでいます。少女が何か呼びかけていますね」
12: 平成31年 04/12(金)08:23:22 ID:gh5
唯「あ、あう……あう」
憂「お姉ちゃん、もうやめて! 皆、お姉ちゃんの大切な人でしょ!」
唯「う、う……」
憂「お姉ちゃん……」
憂「お姉ちゃん、もうやめて! 皆、お姉ちゃんの大切な人でしょ!」
唯「う、う……」
憂「お姉ちゃん……」
13: 平成31年 04/12(金)08:23:34 ID:gh5
テレビ「妹さんのようですね」
梓「……」
律「妹相手にゃ攻撃しないってか」
梓「……いや、そうじゃないです」
テレビ「おっと、警察官が発砲しました!」
梓「!?」
テレビ「これが国家権力のやることでしょうか! 平静さを取り戻しつつあった池沼が再び暴れています!」
澪「ああっ……ひっ」
梓「……」
梓「……」
律「妹相手にゃ攻撃しないってか」
梓「……いや、そうじゃないです」
テレビ「おっと、警察官が発砲しました!」
梓「!?」
テレビ「これが国家権力のやることでしょうか! 平静さを取り戻しつつあった池沼が再び暴れています!」
澪「ああっ……ひっ」
梓「……」
14: 平成31年 04/12(金)08:23:51 ID:gh5
律「お、おい梓、どこ行くんだよ!」
梓「……唯先輩のところです」ダッ
梓「……唯先輩のところです」ダッ
15: 平成31年 04/12(金)08:23:59 ID:gh5
唯「おぎゃああああああああああああああ」
警官「撃て! 撃つんだ!」
警官「この化物め!」
憂「お姉ちゃん、やめて! やめて!」
梓「先輩!」
警官「撃て! 撃つんだ!」
警官「この化物め!」
憂「お姉ちゃん、やめて! やめて!」
梓「先輩!」
16: 平成31年 04/12(金)08:24:10 ID:gh5
唯「うご?」
梓「はぁはぁ……」
梓「唯先輩、今までごめんなさい! 皆で唯先輩のこと邪険に扱ったり、いじめたりして……」
唯「……」
梓「私気づいたんです、唯先輩は私に"何もしてない"って。そしてそれは何故かって」
梓「唯先輩が律の腕をもいだのは、律に殴られたからです。そうですよね?」
唯「……う」
梓「警官に攻撃したのは、発砲されたからです。こっちから何もしなければ、唯先輩は攻撃してこないんです!」
警官「……本当か?」
梓「はぁはぁ……」
梓「唯先輩、今までごめんなさい! 皆で唯先輩のこと邪険に扱ったり、いじめたりして……」
唯「……」
梓「私気づいたんです、唯先輩は私に"何もしてない"って。そしてそれは何故かって」
梓「唯先輩が律の腕をもいだのは、律に殴られたからです。そうですよね?」
唯「……う」
梓「警官に攻撃したのは、発砲されたからです。こっちから何もしなければ、唯先輩は攻撃してこないんです!」
警官「……本当か?」
17: 平成31年 04/12(金)08:24:20 ID:gh5
テレビ「現場にゴキブリのような少女が乱入し、再び平静状態にしました!」
律「唯、そうだったのか……」
澪「私も愛用のベースを小便まみれにされて、怒りに任せて殴りかかったんだった……」
律「唯、そうだったのか……」
澪「私も愛用のベースを小便まみれにされて、怒りに任せて殴りかかったんだった……」
18: 平成31年 04/12(金)08:24:28 ID:gh5
唯「う、うあ……ああああ」
憂「お姉ちゃん!」ダッ
梓「先輩……」
唯「……あ、あう……うっ……」
憂「お姉ちゃん!」ダッ
梓「先輩……」
唯「……あ、あう……うっ……」
19: 平成31年 04/12(金)08:24:53 ID:gh5
こうして唯の騒動は終息を迎えた。律同様にさわ子も重傷を負っていたが、命に別状は無かった。
唯にミサイルを撃ったため、徹底的に反撃された紬だけは助からなかった。また、ミサイルを所有していた責任を追及され、琴吹グループは崩壊へと向かった。
唯にミサイルを撃ったため、徹底的に反撃された紬だけは助からなかった。また、ミサイルを所有していた責任を追及され、琴吹グループは崩壊へと向かった。
20: 平成31年 04/12(金)08:25:29 ID:gh5
完
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