1: 2016/05/14(土) 21:42:24.001 ID:V84jxgI60.net
――教室――
ソーニャ「てめぇ!!」ゴス!!
やすな「うぎゃ!?」
やすな「もう! なんですぐ暴力を振るうの!? いつも通り煽ってただけなのに!!」
ソーニャ「まず煽るのをやめろ」
やすな「くそぅ……なんとかソーニャちゃんをぎゃふんと言わせたい……!」
やすな「あ、そうだ! あぎりさんから何かすごい忍法道具を貰えば、ぎゃふんと言わせられるかも!」
3: 2016/05/14(土) 21:47:12.498 ID:V84jxgI60.net
ソーニャ「ふふふ、でしたら、いい物がありますよー」
やすな「ソーニャちゃん……?」
あぎり「どうもー」バリバリ
やすな「わ、マスクを破って中からあぎりさんが出てきた!?」
あぎり「変わり身の術です」
やすな「ソ、ソーニャちゃんはどこ行ったの!? ねぇ!?」キョロキョロ
4: 2016/05/14(土) 21:53:18.075 ID:V84jxgI60.net
あぎり「それより、忍法道具が必要と聞きまして」
やすな「そうそう! ソーニャちゃんをぎゃふんと言わせられるような、物凄い忍法道具ないですか!?」
あぎり「なら、これなんてどうですか?」ス
やすな「これはなんですか? スイッチ?」
あぎり「押すとソーニャのスカートがめくれ上がるボタンです」
やすな「すごいけどけっこう地味!」
あぎり「1000円です」
やすな「そしてけっこう高い!」
7: 2016/05/14(土) 21:57:12.097 ID:V84jxgI60.net
やすな「でも買っちゃう!」バン
あぎり「まいどー」
やすな(くっくっく……これでソーニャちゃんは大衆の前でパンツ丸出しに……!)
ガラガラ
ソーニャ「……やすなと話していたと思ったらいつのまにか部室のロッカーの中にいた……なにがなんだか……」
あぎり「おかえりー」
やすな「そこまでだ! 止まれ!」
ソーニャ「あ?」
9: 2016/05/14(土) 22:03:13.867 ID:V84jxgI60.net
やすな「くっくっく……このボタンが目に入らぬか! 押されたくなかったらおとなしくするんだな!」
ソーニャ「はあ? 何言ってんだ?」
やすな「これを押すと、なんとソーニャちゃんのスカートがめくれ上がってパンツ丸出しになるのだ! きゃー恥ずかしいぃ!!」
ソーニャ「ぶっ!?」
ソーニャ「おい、なんだよそれは!? まさか、あぎりの道具か!?」
やすな「1000円で買ったのさ!」
あぎり「まいどですー」
ソーニャ「なに売ってんだよ!?」
10: 2016/05/14(土) 22:08:40.414 ID:V84jxgI60.net
やすな「てことで、ソーニャちゃんのパンツの運命は私の指一本で決まっちゃうわけだね!」
ソーニャ「おいバカ、やめろ! シャレにならないぞ!」
やすな(お、予想以上の反応)
やすな「まぁ私も鬼じゃないし、私の言う通りにするならパンツ丸出しは勘弁してあげよう」
ソーニャ「ぐ……何をしろっていうんだ?」
やすな「逆立ち腕立て伏せして」
ソーニャ「んなことしたらどっちにしろパンツ丸出しじゃないか!!」
やすな「あ、ヘボのソーニャちゃんにはそんな高等技できないか! じゃあ三点倒立で勘弁してあげるよ」
ソーニャ「変わんねーよ!!」
やすな「えー? 三点倒立すらできないの? ちょっと貧弱すぎない?」
ソーニャ「ぐぬぬ……!」
12: 2016/05/14(土) 22:16:06.961 ID:V84jxgI60.net
ソーニャ(クソ、いいように遊んでやがる……)
ソーニャ(だが、やつがボタンを手に持っている以上うかつなことはできない………どうしたら……)
やすな「もー、パンツみられるくらいでそんなに恥ずかしがるなんて乙女だなぁ」
ソーニャ「う、うるさい!」
やすな「でもここまで恥ずかしがるなんておかしいぞ。さては何かやましいことがあるんだね!」
ソーニャ「無いわ!」
やすな「無い? そうか! ソーニャちゃん今日はパンツはいてないんだ! それは見せられないよねー! うわー! そんな趣味があったなんて!」
14: 2016/05/14(土) 22:20:14.587 ID:V84jxgI60.net
ソーニャ「バカ言うな! はいてるわ!」
やすな「ええー? 本当にぃ?」
ソーニャ「当たり前だろ」
やすな「じゃあ証拠見せて」
ソーニャ「しょ、証拠……!?」
やすな「どうしたの? 見せられないの?」
18: 2016/05/14(土) 22:25:40.047 ID:V84jxgI60.net
ソーニャ「いや、だって……証拠って言われても……」
やすな「ははーん! やっぱりソーニャちゃんはノーパンだったんだ! ……ちょっと引くかも」
ソーニャ「それはない!! 断じてそれはない!!」
やすな「ちゃんとはいてる?」
ソーニャ「ああ」
やすな「じゃあボタン押していいよね!」
ソーニャ「なんでそうなるんだ!?」
22: 2016/05/14(土) 22:32:09.139 ID:V84jxgI60.net
やすな(……もしかして、人に見せられない恥ずかしいパンツをはいているとか……?)
やすな「わかった! 幼稚園児みたいなクマさんパンツはいてるから見せられないんだね!」
ソーニャ「ぎくっ!!」
ソーニャ「バ、バカ! そんなのはくか! 高校生だぞ!?」アタフタ
やすな(もしかして図星?)
24: 2016/05/14(土) 22:36:35.360 ID:V84jxgI60.net
ソーニャ「あぎり! 変なの売るからあいつが調子乗ってるじゃないか!」
あぎり「うーん、ちょっと申し訳ないのでソーニャにはこれをあげます。お代は要りません」ス
ソーニャ「なんだこれは?」
あぎり「ソーニャのスカートがめくれ上がるボタンです」
ソーニャ「いるか!!」グシャ!!
渡されたボタンをソーニャは握りつぶした。
ソーニャ「私にどう使えっていうんだ!?」
25: 2016/05/14(土) 22:42:40.525 ID:V84jxgI60.net
あぎり「気に入りませんでしたか……。ではこの、ソーニャが全裸になるボタンはどうですか?」ス
ソーニャ「ふざけんな!!」シュパパパ
手刀でボタンを粉みじんにした。
やすな「あ! それ欲しかったのに!」
ソーニャ「なんなんだよ! 全部被害受けるの私じゃないか! なんでこんなのばっかなんだよ!?」
あぎり「需要を感じましたので」
ソーニャ「明らか1人にしか需要ねーよ!!」
あぎり「では、これなんてどうですか? 押した人が全裸になるボタンです」
ソーニャ「やっぱり私が被害受けるじゃないか!!」
28: 2016/05/14(土) 22:48:13.596 ID:V84jxgI60.net
ソーニャ「もう何もいらん!」
『押した人が全裸になるボタン』を差し出すあぎりの腕を、ソーニャは無造作に振り払った。
ポチ
あぎり「あ」
やすな「ああ! ソーニャちゃんのせいであぎりさんがボタンを押してしまった!」
ソーニャ「ハッ……! あぎり!? 」
あぎり「ああ! 大変、どうしましょう!?」シュウウウウウ…
シュパーーーーン
あぎりの服が、細切れに裂け、花火のように飛び散った。
やすな「あぎりさああああん!!」
29: 2016/05/14(土) 22:55:20.079 ID:V84jxgI60.net
やすな「ひどい! ソーニャちゃんのせいであぎりさんが素っ裸に!」
ソーニャ「わ、わざとじゃないし……!」
あぎり『いやーん、恥ずかしー!』
やすな「あぎりさん! 大丈夫ですか!?」タッタッタ
やすな「あ、あれ!? あぎりさんじゃなくてマネキン人形だ!」
マネキン『なんちゃって。変わり身の術ですー』ザザザ…
やすな「スピーカーから声が出てたのか……」
31: 2016/05/14(土) 23:00:37.615 ID:V84jxgI60.net
ソーニャ(マネキンに気を取られている今がチャンスだ……。ナイフを投げつけてボタンを真っ二つにしてやる)チャキ
やすな「ソーニャちゃ――」クルッ
やすな「――あれ? ナイフなんて出してどうしたの?」
ソーニャ「げっ!」
ソーニャ「いや、こ、これは別にお前に投げようとしたわけでなく……その……小腹が空いたから食べようとしただけだ」
やすな「え!? ソーニャちゃんナイフ食べるの!?」
ソーニャ「ああ。実は私はナイフが大好物でな、小腹が空くと3本くらいバリバリと……」
ソーニャ「食べるわけないだろ、たわけ!!」ヒュン!!
ソーニャはナイフを勢いよく投げつける。
やすなは「ぬわぁ!?」と驚きつつも、咄嗟にマネキンを盾にしてナイフを防いだ。
ソーニャ「しまった!」
32: 2016/05/14(土) 23:07:08.515 ID:V84jxgI60.net
やすな「なんてひどいことするの!? もう怒ったんだから!!」
ソーニャ「ぐ……」
やすな「ナイフ食べるソーニャちゃんを見れると思ったのに! 嘘だったなんて許せない!!」
ソーニャ「そっちかよ!!」
やすな「もっとたくさん煽ってから押そうと思ってたけどもうボタン押しちゃう!!」
ソーニャ「や、やめろ!!」
やすな「恥ずかしいクマさんパンツをクラスメート全員にさらけ出すがいい!!」ポチ
ソーニャ「わああああああああああ!?」
33: 2016/05/14(土) 23:11:15.543 ID:V84jxgI60.net
ふぁさ……
一瞬だけ、ソーニャのスカートの裾が2センチほど浮き上がった。
やすな「……」
ソーニャ「……」
やすな「……」
ソーニャ「……」
やすな「え? これだけ?」
34: 2016/05/14(土) 23:15:21.536 ID:V84jxgI60.net
ソーニャ「ほー、確かにめくれ上がったな。ほんの少し」
やすな「あっれー? おかしくないー? このボタンおかしくないー?」ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
やすなはボタンを猛連打する。
ふぁさーふぁさーとソーニャのスカートの裾がはためいた。
ソーニャ「……」
やすな「なんでなの!? 押すとソーニャちゃんがパンツ丸出しになるはずなのに!?」
ソーニャ「あぎりがそう言ったのか?」
やすな「……」
やすな「言ってなかったかも!」
35: 2016/05/14(土) 23:21:11.939 ID:V84jxgI60.net
ソーニャ「さんざんコケにしやがって……どう料理してくれようか」ゴゴゴゴゴゴ…
やすな「ひいっ」
ソーニャ「まずはパンツ一丁にひんむいてやるか」ゴゴゴゴ…
やすな(ソーニャちゃん目がマジだ)
やすな「よ、よーし! ソーニャちゃんには特別にこのボタンを500円で売ってあげよう! 誰かに1000円で売れば500円の儲けだよ! やったね!」
やすなは持っていたボタンを差し出すが、ソーニャは間髪入れずに手刀でボタンを真っ二つにした。
やすな「ぎゃあ!?」
36: 2016/05/14(土) 23:30:46.239 ID:V84jxgI60.net
ソーニャ「てめーはぁあああああ!!」
ソーニャは猛獣のごとくやすなに襲いかかった。
やすなはソーニャの両腕を掴んで、なんとか耐える。
やすな「やめて! 暴力反対! 話せば分かる! 話せば分かるから!」
ソーニャ「黙れ!」
取っ組み合いつつもソーニャに押されてじりじり後ずさるやすなは、背後にあった、あぎりのマネキンにつまづいて大きくバランスを崩した。
やすな「わっ!?」
ソーニャ「うぉ!?」
やすなにつられてソーニャもバランスを崩し、重なり合うように転倒して2人そろって床に手をついた。
ポチ
やすな「ポチ?」
37: 2016/05/14(土) 23:37:24.803 ID:V84jxgI60.net
ソーニャ「おい……まさか、これって……」
やすな「こ、これは確か……『押した人が全裸になるボタン』!」
ソーニャ「ど、どっちが押した!? 先に手をついたのはどっちだ!? やすな! お前だよな! お前が裸になれ!」シュウウウウウ…
やすな「いや、たぶん同時……」シュウウウウウ…
ソーニャ・やすな「わあああああああああああああああああ!?」シュパーーーーーーーーン
あぎり「うーん……。なにか、忘れ物をしたような…………」
あぎり「……ま、いっか」
~おわり~
38: 2016/05/14(土) 23:47:40.885 ID:ctY/XAACM.net
乙!
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