64: 18/12/04(火)15:33:41 ID:FlM
65: 18/12/04(火)15:35:37 ID:FlM
--スピカプロダクション
P「とまあ、そんなことがあって、この2人が事務所に所属することになった。よろしく頼むぞ」
朋「あたしは藤居朋。これでも19才よ。よろしくね」
ほたる「白菊ほたるです......。迷惑かけることが多いと思いますが、よろしくお願いします......」
P「迷惑なんてことはないさ。ほたるの前の事務所が倒産でドタキャンした仕事のいくつかが回ってきたんだ。企画を知ってるほたるがウチに移籍したことが決め手になったらしい。ウチとしてはむしろラッキーだな」
P「急なオファーだから準備はほとんどできないけど、どれも大きな仕事ばかりだから楽しみにしててくれ!」
P「とまあ、そんなことがあって、この2人が事務所に所属することになった。よろしく頼むぞ」
朋「あたしは藤居朋。これでも19才よ。よろしくね」
ほたる「白菊ほたるです......。迷惑かけることが多いと思いますが、よろしくお願いします......」
P「迷惑なんてことはないさ。ほたるの前の事務所が倒産でドタキャンした仕事のいくつかが回ってきたんだ。企画を知ってるほたるがウチに移籍したことが決め手になったらしい。ウチとしてはむしろラッキーだな」
P「急なオファーだから準備はほとんどできないけど、どれも大きな仕事ばかりだから楽しみにしててくれ!」
66: 18/12/04(火)15:36:32 ID:FlM
--撮影現場
久美子「大きな仕事とは言ってたけど、初仕事がまさか有名雑誌の撮影とは思わなかったわ」
ほたる「すいません、せっかくのお仕事が私なんかと一緒で......」
久美子「 何言ってるのよ、初仕事でこんな大きい仕事、経験のあるほたるちゃんがいないと怖くてやってられないわよ。むしろほたるちゃんが一緒でよかった」
P「そういうことだ。ほたるもあまり気にしすぎるなよ。前にも言ったけど、何が不幸かはその人が決めるんだからな」
P「よし、じゃあ、先輩に挨拶しに行くか。久美子より年下だけど、芸歴としてははベテランの域だから失礼のないようにな」
ほたる「確か岡崎さんですよね? 天才子役として有名だった......」
P「そうだ。もっとも今は昔ほどは見なくなったけどな」
久美子「大きな仕事とは言ってたけど、初仕事がまさか有名雑誌の撮影とは思わなかったわ」
ほたる「すいません、せっかくのお仕事が私なんかと一緒で......」
久美子「 何言ってるのよ、初仕事でこんな大きい仕事、経験のあるほたるちゃんがいないと怖くてやってられないわよ。むしろほたるちゃんが一緒でよかった」
P「そういうことだ。ほたるもあまり気にしすぎるなよ。前にも言ったけど、何が不幸かはその人が決めるんだからな」
P「よし、じゃあ、先輩に挨拶しに行くか。久美子より年下だけど、芸歴としてははベテランの域だから失礼のないようにな」
ほたる「確か岡崎さんですよね? 天才子役として有名だった......」
P「そうだ。もっとも今は昔ほどは見なくなったけどな」
67: 18/12/04(火)15:37:04 ID:FlM
--泰葉の楽屋
コンコン
泰葉「空いてますよ」
久美子、ほたる「失礼します!」
久美子「本日ご一緒させていただく松山久美子です。お願いします」
ほたる「お願いします」
泰葉「お願いします。いきなりのオファーだったって聞いてますけど、頑張ってください」
泰葉「あと、そんなにかしこまらなくていいですよ。白菊さんはほとんど同世代でしょうし、松山さんは年上ですよね?」
泰葉「わざわざ挨拶してくれてありがとうございます。お互い頑張りましょう」
ほたる「あの、撮影してる間、見学しててもいいですか? 岡崎さんの撮影を見て勉強したいんです」
泰葉「勉強だなんて、そんないいものじゃないですけど、私のでよかったらどうぞ見ていてください」
ほたる「ありがとうございます」
コンコン
泰葉「空いてますよ」
久美子、ほたる「失礼します!」
久美子「本日ご一緒させていただく松山久美子です。お願いします」
ほたる「お願いします」
泰葉「お願いします。いきなりのオファーだったって聞いてますけど、頑張ってください」
泰葉「あと、そんなにかしこまらなくていいですよ。白菊さんはほとんど同世代でしょうし、松山さんは年上ですよね?」
泰葉「わざわざ挨拶してくれてありがとうございます。お互い頑張りましょう」
ほたる「あの、撮影してる間、見学しててもいいですか? 岡崎さんの撮影を見て勉強したいんです」
泰葉「勉強だなんて、そんないいものじゃないですけど、私のでよかったらどうぞ見ていてください」
ほたる「ありがとうございます」
68: 18/12/04(火)15:38:16 ID:FlM
久美子、ほたるの楽屋
久美子「すごいしっかりしてたわね。私があれくらいの歳の頃はあんな余裕なかったわよ」
P「なんたって芸歴11年だからなぁ。いやでも礼儀とかは身につくんだろう」
P「それにしても、ほたるが自分から見学したいなんて言い出すとは思ってなかったよ。前までなら俺が誘っても迷惑だから楽屋にいるとか言いそうだったのに」
ほたる「岡崎さんの撮影はいつも順調だって聞いたので、どんなテクニックがあるのか、気になったんです」
P「ほたるも成長したってことだな。自分の意思を伝えられるようになったのはいいことだ」
P「さて、そろそろ始まる頃だし、見に行くか」
久美子「すごいしっかりしてたわね。私があれくらいの歳の頃はあんな余裕なかったわよ」
P「なんたって芸歴11年だからなぁ。いやでも礼儀とかは身につくんだろう」
P「それにしても、ほたるが自分から見学したいなんて言い出すとは思ってなかったよ。前までなら俺が誘っても迷惑だから楽屋にいるとか言いそうだったのに」
ほたる「岡崎さんの撮影はいつも順調だって聞いたので、どんなテクニックがあるのか、気になったんです」
P「ほたるも成長したってことだな。自分の意思を伝えられるようになったのはいいことだ」
P「さて、そろそろ始まる頃だし、見に行くか」
69: 18/12/04(火)15:38:50 ID:FlM
--泰葉撮影中
カメラマン「さすが岡崎さん! 完璧だよ。この調子だったら30分は早く終われそうだな」カシャッカシャッ
久美子「すごいわね、カメラマンさんの指示を聞く前から要求通りのポーズが出来るなんて......」
ほたる「これは私たちが一回見学したくらいで真似出来るものではないですね......」
P「二人もまだまだだな。あれではファンの心は掴めない。」
久美子「どういうこと? 撮影は順調じゃない。カメラマンさんも絶賛してるし」
P「一回、勉強しようとするんじゃなくて、ファンとして見てみたら分かるんじゃないか? 今の彼女にはやるべきことをやっているだけで、情熱が感じられないということが」
ほたる「そうでしょうか......? 私には分からないです」
久美子「私もよ。まあ、Pがそう言うならそうなのかもしれないけど、それでも私たちでは到底敵わないのは確かね」
P「まあ、そのうち分かるようになるさ。今はレッスンも碌に出来てないからそれでも仕方ないよ」
アシスタント「それでは次、松山さんの撮影開始しまーす!」
P「俺は岡崎さんに話があるから少し外すけど、頑張ってくれ。カメラマンさんはベテランだから上手く行くはずだし、ほたるもいるから大丈夫だろ?」
久美子「そうね。緊張は少ししてるけど、イメージトレーニングはたくさんしてきたし、なんとかなると思う」
P「何かあったら連絡くれればすぐ行くからな。初仕事頑張れよ!」
カメラマン「さすが岡崎さん! 完璧だよ。この調子だったら30分は早く終われそうだな」カシャッカシャッ
久美子「すごいわね、カメラマンさんの指示を聞く前から要求通りのポーズが出来るなんて......」
ほたる「これは私たちが一回見学したくらいで真似出来るものではないですね......」
P「二人もまだまだだな。あれではファンの心は掴めない。」
久美子「どういうこと? 撮影は順調じゃない。カメラマンさんも絶賛してるし」
P「一回、勉強しようとするんじゃなくて、ファンとして見てみたら分かるんじゃないか? 今の彼女にはやるべきことをやっているだけで、情熱が感じられないということが」
ほたる「そうでしょうか......? 私には分からないです」
久美子「私もよ。まあ、Pがそう言うならそうなのかもしれないけど、それでも私たちでは到底敵わないのは確かね」
P「まあ、そのうち分かるようになるさ。今はレッスンも碌に出来てないからそれでも仕方ないよ」
アシスタント「それでは次、松山さんの撮影開始しまーす!」
P「俺は岡崎さんに話があるから少し外すけど、頑張ってくれ。カメラマンさんはベテランだから上手く行くはずだし、ほたるもいるから大丈夫だろ?」
久美子「そうね。緊張は少ししてるけど、イメージトレーニングはたくさんしてきたし、なんとかなると思う」
P「何かあったら連絡くれればすぐ行くからな。初仕事頑張れよ!」
70: 18/12/04(火)15:40:03 ID:FlM
--泰葉の楽屋前
泰葉「......人の楽屋の前で待ち伏せして、一体何の用ですか」
P「どうも、松山久美子と白菊ほたるのプロデューサーのPです」
泰葉「知ってますよ。そんなことを伝えるために待ってた訳じゃないですよね。撮影の時も私のことを何か言ってましたし、そのことじゃないんですか」
P「おっと、聞こえてたのか。ただ、本当にそう思ったもので」
泰葉「余計なお世話ですよ。私に構うより、松山さんの撮影見てた方がいいんじゃないですか? 確か初仕事ですよね」
P「久美子はしっかりしてるし、ほたるはそれなりに場数を踏んでるから大丈夫だろう」
泰葉「でもあなたがいるのに越したことはないですよね。なんで私の楽屋なんかに来てるんですか」
P「単に気になったんだ。一昔前に子役として一世を風靡して、その後もずっと活躍を続けていた岡崎泰葉がなぜあんなしょうもない撮影をするようになってしまったのかってね」
泰葉「......人の楽屋の前で待ち伏せして、一体何の用ですか」
P「どうも、松山久美子と白菊ほたるのプロデューサーのPです」
泰葉「知ってますよ。そんなことを伝えるために待ってた訳じゃないですよね。撮影の時も私のことを何か言ってましたし、そのことじゃないんですか」
P「おっと、聞こえてたのか。ただ、本当にそう思ったもので」
泰葉「余計なお世話ですよ。私に構うより、松山さんの撮影見てた方がいいんじゃないですか? 確か初仕事ですよね」
P「久美子はしっかりしてるし、ほたるはそれなりに場数を踏んでるから大丈夫だろう」
泰葉「でもあなたがいるのに越したことはないですよね。なんで私の楽屋なんかに来てるんですか」
P「単に気になったんだ。一昔前に子役として一世を風靡して、その後もずっと活躍を続けていた岡崎泰葉がなぜあんなしょうもない撮影をするようになってしまったのかってね」
71: 18/12/04(火)15:40:34 ID:FlM
泰葉「中々きつい事を言いますね。じゃあ何がしょうもなかったっていうんですか」
P「聞こえてたんだろ? 情熱感じられなかった。与えられた仕事を全うするだけ。まるで操り人形だ。そんなものを人間がやる意味はない」
泰葉「情熱なんて必要ありませんよ。仕事に感情を持ち込んだら、クオリティにムラができます」
P「それで君は楽しいのか? 本当に自分のやりたい事ができているのか?」
泰葉「私が楽しいかどうかなんて関係ありません。共演者やスタッフさんに迷惑をかけないように、やるべきことだけをやる。それだけでいいんです。それができなくて消えていった人をたくさん知ってますから」
P「そうやって自分の意思を消しても周りからの評価は上がってないぞ。そんな事をしているから仕事が減ったんじゃないのか?」
泰葉「っ!......余計なお世話です。次のお仕事の準備がしたいので失礼します」
P(芸能界を知りすぎたが故にああなってしまったということだろうな。さて、久美子の撮影見に行くか)
P「聞こえてたんだろ? 情熱感じられなかった。与えられた仕事を全うするだけ。まるで操り人形だ。そんなものを人間がやる意味はない」
泰葉「情熱なんて必要ありませんよ。仕事に感情を持ち込んだら、クオリティにムラができます」
P「それで君は楽しいのか? 本当に自分のやりたい事ができているのか?」
泰葉「私が楽しいかどうかなんて関係ありません。共演者やスタッフさんに迷惑をかけないように、やるべきことだけをやる。それだけでいいんです。それができなくて消えていった人をたくさん知ってますから」
P「そうやって自分の意思を消しても周りからの評価は上がってないぞ。そんな事をしているから仕事が減ったんじゃないのか?」
泰葉「っ!......余計なお世話です。次のお仕事の準備がしたいので失礼します」
P(芸能界を知りすぎたが故にああなってしまったということだろうな。さて、久美子の撮影見に行くか)
72: 18/12/04(火)15:41:12 ID:FlM
--久美子撮影中
カメラマン「いいねぇ、松山さん。モデルの才能あるよ。初仕事でこんなに上手く行くとは思わなかったよ」
久美子「ありがとうございます!」
P「えっ、もう終わったのか!? ちょっと早すぎないか?」
カメラマン「アンタ、いい子スカウトしたね。こんな逸材中々いないよ。それで、予定より早く進んでかなり時間に余裕があるから白菊さんの前に一回休憩入れようと思うんだけど、どうかな?」
P「大丈夫です。後半もよろしくお願いします」
P「お腹空いてきてないか? 俺は近くのコンビニに行ってくるけど、何か買ってきてほしいものとかあったら買ってくるぞ」
久美子「私も行くわ。緊張してたから少し動いてリラックスしたいし」
ほたる「私は何もいらないです。楽屋で撮影の準備してます」
カメラマン「いいねぇ、松山さん。モデルの才能あるよ。初仕事でこんなに上手く行くとは思わなかったよ」
久美子「ありがとうございます!」
P「えっ、もう終わったのか!? ちょっと早すぎないか?」
カメラマン「アンタ、いい子スカウトしたね。こんな逸材中々いないよ。それで、予定より早く進んでかなり時間に余裕があるから白菊さんの前に一回休憩入れようと思うんだけど、どうかな?」
P「大丈夫です。後半もよろしくお願いします」
P「お腹空いてきてないか? 俺は近くのコンビニに行ってくるけど、何か買ってきてほしいものとかあったら買ってくるぞ」
久美子「私も行くわ。緊張してたから少し動いてリラックスしたいし」
ほたる「私は何もいらないです。楽屋で撮影の準備してます」
73: 18/12/04(火)15:41:47 ID:FlM
--コンビニ帰り
P「本当に何もいらなかったのか?」
久美子「コンビニの食べ物ばかり食べてると栄養のバランスが崩れて美容に悪いからいいの。Pも気をつけておかないといつか身体壊すわよ?」
P「耳が痛いな......。体に悪いのは分かってるけど、時間がないとつい行っちゃうんだよな」
??「あっ、あのっ! すいません!!」ガシッ
P「うわっ、なんだ!」
??「あそこで撮影してる事務所のプロデューサーさんですよね!? 私、工藤忍って言います! 私をアイドルにしてください! お願いします、今日を逃したらもうチャンスは無いんです!」
P「おいおい、いきなりなんだよ君」
忍「お願いです! 青森から家出してきて東京まで来てるんですけど、もうお金がなくて今日の夜には帰らなきゃいけないんです! 両親には反対されているから今日を逃したらもう二度と東京なんて行かせてくれない......」
P「本当に何もいらなかったのか?」
久美子「コンビニの食べ物ばかり食べてると栄養のバランスが崩れて美容に悪いからいいの。Pも気をつけておかないといつか身体壊すわよ?」
P「耳が痛いな......。体に悪いのは分かってるけど、時間がないとつい行っちゃうんだよな」
??「あっ、あのっ! すいません!!」ガシッ
P「うわっ、なんだ!」
??「あそこで撮影してる事務所のプロデューサーさんですよね!? 私、工藤忍って言います! 私をアイドルにしてください! お願いします、今日を逃したらもうチャンスは無いんです!」
P「おいおい、いきなりなんだよ君」
忍「お願いです! 青森から家出してきて東京まで来てるんですけど、もうお金がなくて今日の夜には帰らなきゃいけないんです! 両親には反対されているから今日を逃したらもう二度と東京なんて行かせてくれない......」
74: 18/12/04(火)15:42:36 ID:FlM
P「だいたい、何で俺がプロデューサーだって知ってるんだ?」
忍「あの建物の中でアイドルが撮影してるって聞いて、そこでスカウトしてもらおうと待ってたらあなたが綺麗な女の人と一緒に出てきたのできっとそうだと思ったんです。あなたはアイドルですよね?」
久美子「ええそうよ。まあ、今日が初仕事の新米だけどね」
忍「やっぱり! そうだと思った! ねえ、いいでしょ、アタシをスカウトして!」
P「悪いけど、今は忙しいんだ。まだ撮影も終わってないしな。今日の夜に帰るんだったら他を当たった方がいい」
久美子「えっ? でも撮影はもうほたるちゃんだけじゃ......」
P「それじゃあな。スカウトしてもらえるといいな。頑張ってくれ」
忍「そんな!? そうだ、今から少しだけ踊って見せるから、それだけでも見てよ!」
P「悪いな、本当に時間が無いんだ」
忍「あの建物の中でアイドルが撮影してるって聞いて、そこでスカウトしてもらおうと待ってたらあなたが綺麗な女の人と一緒に出てきたのできっとそうだと思ったんです。あなたはアイドルですよね?」
久美子「ええそうよ。まあ、今日が初仕事の新米だけどね」
忍「やっぱり! そうだと思った! ねえ、いいでしょ、アタシをスカウトして!」
P「悪いけど、今は忙しいんだ。まだ撮影も終わってないしな。今日の夜に帰るんだったら他を当たった方がいい」
久美子「えっ? でも撮影はもうほたるちゃんだけじゃ......」
P「それじゃあな。スカウトしてもらえるといいな。頑張ってくれ」
忍「そんな!? そうだ、今から少しだけ踊って見せるから、それだけでも見てよ!」
P「悪いな、本当に時間が無いんだ」
75: 18/12/04(火)15:42:56 ID:FlM
--撮影所
久美子「中々衝撃的な子だったわね、かなりアイドルになりたかったみたいだけど、何で無視しちゃったの?」
P「あんなに必氏になってるのを見てちょっと引いてた。今冷静に考えれば別にダンスくらい見ても良かったな」
久美子「今からでもさっきの場所戻る? もしかしたらまだいるかも」
P「流石にもういないだろ。あの子には悪いことしたな。工藤忍って言ってたっけ?」
久美子「そうね。ウチのスカウトマンはPしかいないんだから次からはちゃんと見逃さないようにしてよ。ちひろさんも今はスケジュール管理とかで忙しくて他の事に手が回らないみたいだし」
P「ああ、気をつけるよ。あの子、スカウトされるといいな」
久美子「中々衝撃的な子だったわね、かなりアイドルになりたかったみたいだけど、何で無視しちゃったの?」
P「あんなに必氏になってるのを見てちょっと引いてた。今冷静に考えれば別にダンスくらい見ても良かったな」
久美子「今からでもさっきの場所戻る? もしかしたらまだいるかも」
P「流石にもういないだろ。あの子には悪いことしたな。工藤忍って言ってたっけ?」
久美子「そうね。ウチのスカウトマンはPしかいないんだから次からはちゃんと見逃さないようにしてよ。ちひろさんも今はスケジュール管理とかで忙しくて他の事に手が回らないみたいだし」
P「ああ、気をつけるよ。あの子、スカウトされるといいな」
76: 18/12/04(火)15:43:38 ID:FlM
--撮影後
カメラマン「そろそろ撮影再開しようか。白菊さん、よろしく頼むよ」
ほたる「よろしくおねがいします」
P「うまくいってるな。楽しんでるのが伝わってくる。いい写真になりそうだ」
久美子「久しぶりに順調なお仕事なんじゃない? 前の事務所ではなかなかうまくいかなかったって言ってたし」
P「ああ、岡崎さんもこれくらい楽しそうにやればもっと良くなるのになぁ」
久美子「あんまり大きな声で言うと聞こえちゃうかもしれないわよ。ここから楽屋まであまり離れてないんだから」
泰葉「そうですね。些細なことで干されることもある世界で、そういうことを言うのはどうかと思いますよ」
P「なんだ、いたのか。次の仕事の準備してるんじゃなかったのか?」
カメラマン「そろそろ撮影再開しようか。白菊さん、よろしく頼むよ」
ほたる「よろしくおねがいします」
P「うまくいってるな。楽しんでるのが伝わってくる。いい写真になりそうだ」
久美子「久しぶりに順調なお仕事なんじゃない? 前の事務所ではなかなかうまくいかなかったって言ってたし」
P「ああ、岡崎さんもこれくらい楽しそうにやればもっと良くなるのになぁ」
久美子「あんまり大きな声で言うと聞こえちゃうかもしれないわよ。ここから楽屋まであまり離れてないんだから」
泰葉「そうですね。些細なことで干されることもある世界で、そういうことを言うのはどうかと思いますよ」
P「なんだ、いたのか。次の仕事の準備してるんじゃなかったのか?」
77: 18/12/04(火)15:44:06 ID:FlM
泰葉「少し息抜きです。別に私が何していようが貴方には関係ないですよね」
P「息抜きねぇ......だったらほたるの撮影見ていってくれないか? 後でアドバイスやったら喜ぶと思うぞ」
泰葉「私のことをあれだけ酷評しておいてそんな都合のいいことがよく言えますね」
P「勘違いしないでくれよ。俺は岡崎さんの技術は素晴らしいものだと思ってる。ただ気持ちが見えないってだけだ」
P「それに、岡崎さんにも何か得るものはあるんじゃないかな。ほたるは自信なさそうにしてるけど意外となかなかの実力者だぞ」
泰葉「別に元から見学するつもりで出てきたのでいいですけどね」
泰葉(......楽しそう。私も昔はあんな顔してお仕事してたのかな......)
P「息抜きねぇ......だったらほたるの撮影見ていってくれないか? 後でアドバイスやったら喜ぶと思うぞ」
泰葉「私のことをあれだけ酷評しておいてそんな都合のいいことがよく言えますね」
P「勘違いしないでくれよ。俺は岡崎さんの技術は素晴らしいものだと思ってる。ただ気持ちが見えないってだけだ」
P「それに、岡崎さんにも何か得るものはあるんじゃないかな。ほたるは自信なさそうにしてるけど意外となかなかの実力者だぞ」
泰葉「別に元から見学するつもりで出てきたのでいいですけどね」
泰葉(......楽しそう。私も昔はあんな顔してお仕事してたのかな......)
78: 18/12/04(火)15:44:39 ID:FlM
--撮影後
P「無事に終わってよかったな」
ほたる「はい。機材が故障しない撮影なんて初めてだったので少し新鮮な気分です」
久美子「あっという間だったわね。カメラマンさんもすごい褒めてくれたし、少し自信ついたわ」
P「二人ともよくやったよ。俺の出る幕も無かったしな。さて、今から帰れば暗くなる前に着くと思うけど、どうする? どこか寄っていきたい場所とかあるか?」
久美子「私はないわ。さすがに疲れたし、早く帰って休みたいかな」
ほたる「私もです。何か悪いことが起こる前に落ち着きたいです」
P「そうか、それならさっさと帰ろう。忘れ物はないよな。じゃあ車に......ん? 岡崎さん、何か用か?」
P「無事に終わってよかったな」
ほたる「はい。機材が故障しない撮影なんて初めてだったので少し新鮮な気分です」
久美子「あっという間だったわね。カメラマンさんもすごい褒めてくれたし、少し自信ついたわ」
P「二人ともよくやったよ。俺の出る幕も無かったしな。さて、今から帰れば暗くなる前に着くと思うけど、どうする? どこか寄っていきたい場所とかあるか?」
久美子「私はないわ。さすがに疲れたし、早く帰って休みたいかな」
ほたる「私もです。何か悪いことが起こる前に落ち着きたいです」
P「そうか、それならさっさと帰ろう。忘れ物はないよな。じゃあ車に......ん? 岡崎さん、何か用か?」
79: 18/12/04(火)15:45:18 ID:FlM
泰葉「あのすいません、白菊さん、ちょっといいですか?」
ほたる「え? 私は大丈夫ですけど......」チラッ
久美子「私のことは気にしなくていいよ。車で待ってるわ」
ほたる「それなら少しだけ......」
泰葉「ありがとうございます。少しここでは話しづらいので私の楽屋で話しましょう」
ほたる「え? 私は大丈夫ですけど......」チラッ
久美子「私のことは気にしなくていいよ。車で待ってるわ」
ほたる「それなら少しだけ......」
泰葉「ありがとうございます。少しここでは話しづらいので私の楽屋で話しましょう」
80: 18/12/04(火)15:46:18 ID:FlM
--泰葉の楽屋
ほたる「あの、なんでしょうか。私何か失礼なことでもしてましたか?」
泰葉「あっ、いや、そういうのじゃなくて、その......何であんなに楽しそうなのかなと思って......」
泰葉「白菊さんって呪われたアイドルって言われて、実際酷い目に沢山遭ってるのに、それでも本当の笑顔でお仕事できるって何でなのかなって。私はとうの昔に笑顔なんて失ってしまったので......」
ほたる「? 岡崎さんは素敵な笑顔でしたよ?」
泰葉「あれは嘘の笑顔です。白菊さんの心からの笑顔とは違う。私はそんな嘘の笑顔を本当の笑顔と他からは区別できなくなるほどにやり慣れてしまったんです。私はもうどう笑ったらいいのか分からない」
泰葉「あのプロデューサーの言う通りなんです。私はスタッフさんの命令通りに動くだけの意思のない操り人形なんです」
泰葉「でも、白菊さんは違った。散々苦しい思いをしてきて、いつも不安そうな顔をしてるのに、いざ撮影が始まれば眩しいくらいの笑顔なんです。それでどんな工夫をしてるのかって気になったので......」
ほたる「あの、なんでしょうか。私何か失礼なことでもしてましたか?」
泰葉「あっ、いや、そういうのじゃなくて、その......何であんなに楽しそうなのかなと思って......」
泰葉「白菊さんって呪われたアイドルって言われて、実際酷い目に沢山遭ってるのに、それでも本当の笑顔でお仕事できるって何でなのかなって。私はとうの昔に笑顔なんて失ってしまったので......」
ほたる「? 岡崎さんは素敵な笑顔でしたよ?」
泰葉「あれは嘘の笑顔です。白菊さんの心からの笑顔とは違う。私はそんな嘘の笑顔を本当の笑顔と他からは区別できなくなるほどにやり慣れてしまったんです。私はもうどう笑ったらいいのか分からない」
泰葉「あのプロデューサーの言う通りなんです。私はスタッフさんの命令通りに動くだけの意思のない操り人形なんです」
泰葉「でも、白菊さんは違った。散々苦しい思いをしてきて、いつも不安そうな顔をしてるのに、いざ撮影が始まれば眩しいくらいの笑顔なんです。それでどんな工夫をしてるのかって気になったので......」
81: 18/12/04(火)15:46:42 ID:FlM
ほたる「何の工夫もありませんよ。ただお仕事が楽しいだけです。岡崎さんは楽しくないんですか?」
泰葉「お仕事が楽しい、ですか。私にもそんな時がありました。あの頃はただがむしゃらにオファーをこなして、必氏でした。あの時の私は本当の笑顔だったんでしょうか......」
ほたる「私は岡崎さんほど芸能界にいないのでよく分からないですけど、自分が楽しくないのにファンを楽しませるなんて無理なんじゃないかなって思うんです」
泰葉「自分が楽しむことで、ファンも楽しませる......。なるほど、私はいつのまにか楽しませる対象がスタッフさんに変わっていたのかもしれませんね。だから自分の意思を頃すようになってしまった......」
泰葉「ありがとうございました。何か掴めたような気がします。私ももう一度、お仕事の楽しさを思い出してみます」
泰葉「お仕事が楽しい、ですか。私にもそんな時がありました。あの頃はただがむしゃらにオファーをこなして、必氏でした。あの時の私は本当の笑顔だったんでしょうか......」
ほたる「私は岡崎さんほど芸能界にいないのでよく分からないですけど、自分が楽しくないのにファンを楽しませるなんて無理なんじゃないかなって思うんです」
泰葉「自分が楽しむことで、ファンも楽しませる......。なるほど、私はいつのまにか楽しませる対象がスタッフさんに変わっていたのかもしれませんね。だから自分の意思を頃すようになってしまった......」
泰葉「ありがとうございました。何か掴めたような気がします。私ももう一度、お仕事の楽しさを思い出してみます」
82: 18/12/04(火)15:47:11 ID:FlM
--同時刻、駐車場
久美子「岡崎さん、何かしらね。結構深刻な顔してたけど......」
P「まあ、向こうも色々あるんだろうさ。あまり詮索してやるなよ」
久美子「ええ、それは分かってるけど、何でほたるちゃんなのかしら......」
P「さあな。考えても分からないだろうし、座席で待ってよう」
忍「あのっ、すいません。もしかして撮影終わりました?」
P「はい、終わりましたけど、どうかしましたか......って君はさっきの、工藤さん......だったかな?」
忍「はいっ! 急いでるのに無理やり声かけてすいませんでした」
P「こちらこそ無視してしまって申し訳なかった。それより時間は大丈夫なのか? てっきり他の現場とかに行ってると思ってたけど」
忍「他のところは出待ちが多くて声すらかけられなかったんです。それで最後のチャンスと思ってまた戻ってきました。今からお時間ありますか? 5分だけでいいので」
P「そりゃあ大変だったな。じゃあ近所に迷惑にならない程度で5分と言わず好きなだけやってごらん」
忍「本当ですか!? ありがとうございます! じゃあ歌とダンスをやります!」
久美子「岡崎さん、何かしらね。結構深刻な顔してたけど......」
P「まあ、向こうも色々あるんだろうさ。あまり詮索してやるなよ」
久美子「ええ、それは分かってるけど、何でほたるちゃんなのかしら......」
P「さあな。考えても分からないだろうし、座席で待ってよう」
忍「あのっ、すいません。もしかして撮影終わりました?」
P「はい、終わりましたけど、どうかしましたか......って君はさっきの、工藤さん......だったかな?」
忍「はいっ! 急いでるのに無理やり声かけてすいませんでした」
P「こちらこそ無視してしまって申し訳なかった。それより時間は大丈夫なのか? てっきり他の現場とかに行ってると思ってたけど」
忍「他のところは出待ちが多くて声すらかけられなかったんです。それで最後のチャンスと思ってまた戻ってきました。今からお時間ありますか? 5分だけでいいので」
P「そりゃあ大変だったな。じゃあ近所に迷惑にならない程度で5分と言わず好きなだけやってごらん」
忍「本当ですか!? ありがとうございます! じゃあ歌とダンスをやります!」
83: 18/12/04(火)15:47:36 ID:FlM
忍「♪~」
P(普通だな。決して下手ではないが、才能があるわけではなさそうだ。まあ、素人が独学でやってたらこんなものだろうな。しかし......)
P(ものすごい集中力だ。さっきから通行人にジロジロ見られてるのに、全く気にしていない。それに気持ちが強く伝わってくる。これは生半可な覚悟で上京してないぞ......)
久美子「ねえ、P、彼女......」
P「ああ、まさかここまでやるとは思わなかった。おい! ちょっと、聞こえてるか!?」
忍「あっ、はい! すいません。何ですか?」
P「最後まで見るまでもない。採用だ。うちの事務所でアイドルになってくれ」
忍「本当ですか!? ありがとうございます! これで安心して青森に帰れる......!」
P「これが名刺だ。事務所の住所宛に履歴書とか送ってくれたら後は好きなタイミングでもう一回上京してくればいい。あと、両親にはしっかりと話をしておくようにな。俺の名刺を見せても反対してくるようだったら俺が青森まで行って話してやる」
忍「大丈夫です。絶対に説得してみせます。それじゃあそろそろ新幹線の時間が近いので帰ります。ありがとうございました。これからよろしくお願いします!」
P「ああ、いい知らせを待ってる。説得頑張れよ!」
P(普通だな。決して下手ではないが、才能があるわけではなさそうだ。まあ、素人が独学でやってたらこんなものだろうな。しかし......)
P(ものすごい集中力だ。さっきから通行人にジロジロ見られてるのに、全く気にしていない。それに気持ちが強く伝わってくる。これは生半可な覚悟で上京してないぞ......)
久美子「ねえ、P、彼女......」
P「ああ、まさかここまでやるとは思わなかった。おい! ちょっと、聞こえてるか!?」
忍「あっ、はい! すいません。何ですか?」
P「最後まで見るまでもない。採用だ。うちの事務所でアイドルになってくれ」
忍「本当ですか!? ありがとうございます! これで安心して青森に帰れる......!」
P「これが名刺だ。事務所の住所宛に履歴書とか送ってくれたら後は好きなタイミングでもう一回上京してくればいい。あと、両親にはしっかりと話をしておくようにな。俺の名刺を見せても反対してくるようだったら俺が青森まで行って話してやる」
忍「大丈夫です。絶対に説得してみせます。それじゃあそろそろ新幹線の時間が近いので帰ります。ありがとうございました。これからよろしくお願いします!」
P「ああ、いい知らせを待ってる。説得頑張れよ!」
84: 18/12/04(火)15:48:01 ID:FlM
久美子「あの子の諦めが悪くて助かったわね」
P「本当にそうだな。危うくダイヤの原石を見逃すところだった」
久美子「これで一件落着ね、ほたるちゃんもそろそろ帰ってくるだろうし、車で待ってましょう」
P「いや、まだ一つだけ残ってる。まあ、俺に出来ることはもうないからほたる次第だけどな」
久美子「?」
P「本当にそうだな。危うくダイヤの原石を見逃すところだった」
久美子「これで一件落着ね、ほたるちゃんもそろそろ帰ってくるだろうし、車で待ってましょう」
P「いや、まだ一つだけ残ってる。まあ、俺に出来ることはもうないからほたる次第だけどな」
久美子「?」
85: 18/12/04(火)15:48:27 ID:FlM
--数日後、スピカプロダクション
ちひろ「Pさん、この前言ってた忍ちゃんって子の履歴書が届きましたよ。ご両親も納得してくれたみたいです」
P「おっ、そうですか。案外早く解決したな」
ほたる「忍さんって誰のことですか?」
久美子「そうか、ほたるちゃんは会ってなかったわね。撮影の時にPがスカウトした子よ」
ほたる「また一人メンバーが増えるんですね」
ピンポ-ン
P「はい、今出まーす!」
ガチャ
P「どちら様で......、ふふっ、増えるのは一人じゃないみたいだぞ」
ちひろ「Pさん、この前言ってた忍ちゃんって子の履歴書が届きましたよ。ご両親も納得してくれたみたいです」
P「おっ、そうですか。案外早く解決したな」
ほたる「忍さんって誰のことですか?」
久美子「そうか、ほたるちゃんは会ってなかったわね。撮影の時にPがスカウトした子よ」
ほたる「また一人メンバーが増えるんですね」
ピンポ-ン
P「はい、今出まーす!」
ガチャ
P「どちら様で......、ふふっ、増えるのは一人じゃないみたいだぞ」
86: 18/12/04(火)16:03:12 ID:FlM
超えていないはずなのに行数制限がかかって続きが投稿できません。もう少々お待ちください。
87: 18/12/04(火)16:04:37 ID:FlM
泰葉「私をこの事務所に入れてください! 芸能界に入ったばかりの頃の気持ちを思い出して、全力でお仕事に取り組みます!」
P「ちゃんと人間の顔になったじゃないか。前の事務所はどうした?」
P「ちゃんと人間の顔になったじゃないか。前の事務所はどうした?」
88: 18/12/04(火)16:06:16 ID:FlM
泰葉「白菊さんに言われたことをプロデューサーに相談したら、ものすごい怒られたんです。楽しいだけが芸能界じゃないだろって」
泰葉「でもそのときに、プロデューサーは私に人形になれって言ってきたんです。だから辞めてきました。私は事務所にお金を運んでくる馬車馬の一つでしかなかったんです」
P「まあ、そんなことだろうと思ったよ。何はともあれ、ようこそスピカプロダクションへ。前の事務所みたいな力はないけど、出来る限りのことはするよ」
泰葉「はい! よろしくお願いします!」
ちひろ(ウチもだんだん賑やかになってきましたね。ただ、泰葉ちゃんもあまり話し合って辞めた感じではないですし、変ないちゃもんつけられなければいいですけど......)
泰葉「でもそのときに、プロデューサーは私に人形になれって言ってきたんです。だから辞めてきました。私は事務所にお金を運んでくる馬車馬の一つでしかなかったんです」
P「まあ、そんなことだろうと思ったよ。何はともあれ、ようこそスピカプロダクションへ。前の事務所みたいな力はないけど、出来る限りのことはするよ」
泰葉「はい! よろしくお願いします!」
ちひろ(ウチもだんだん賑やかになってきましたね。ただ、泰葉ちゃんもあまり話し合って辞めた感じではないですし、変ないちゃもんつけられなければいいですけど......)
89: 18/12/04(火)16:08:17 ID:FlM
~~4話 Original Intention完~~
90: 18/12/04(火)16:09:37 ID:FlM
最後かなり細かくなってしまいすいません。
前話からかなり期間が空いてしまいましたが、今後も書き続けていきます。最後まで読んでいただきありがとうございました。
前話からかなり期間が空いてしまいましたが、今後も書き続けていきます。最後まで読んでいただきありがとうございました。
引用元: [デレマスss]REVENGE!
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