1: 2008/06/08(日) 20:10:19.16 ID:vn3qac8CO
――葬儀所――
そうじろう「…今日は来てくれて、本当にありがとう。」
みゆき「ほ、本当に急なことで…。何と申せばいいのか…。」
かがみ「ほら、つかさ…いい加減に泣くのやめなさいよ…。」
つかさ「だって…だって…。こ、こなちゃんが…。」
かがみ「…つかさ。」
そうじろう「…今日は来てくれて、本当にありがとう。」
みゆき「ほ、本当に急なことで…。何と申せばいいのか…。」
かがみ「ほら、つかさ…いい加減に泣くのやめなさいよ…。」
つかさ「だって…だって…。こ、こなちゃんが…。」
かがみ「…つかさ。」
3: 2008/06/08(日) 20:11:21.44 ID:vn3qac8CO
――学校――
黒井「ほんまに伝えにくいことやけどな…泉が……先日亡くなってな…。」
ザワザワ
黒井「みんなも知っての通り…飛行機の墜落事故でや…。」
ザワザワ
黒井「好きな声優の追っかけをして命を落とすなんて…ほんまにアホなやっちゃなぁ泉は……。」
白石「(あの先生が泣いてる…。)」
黒井「ほんまに伝えにくいことやけどな…泉が……先日亡くなってな…。」
ザワザワ
黒井「みんなも知っての通り…飛行機の墜落事故でや…。」
ザワザワ
黒井「好きな声優の追っかけをして命を落とすなんて…ほんまにアホなやっちゃなぁ泉は……。」
白石「(あの先生が泣いてる…。)」
4: 2008/06/08(日) 20:11:46.05 ID:vn3qac8CO
――3-C――
あやの「…柊さん、今日も来ていませんね…。」
みさお「柊は本当に友達思いだからな…。一番ショックだったのかもな…。」
あやの「今度一緒にお見舞いに行ってみようよ。」
みさお「……そうだな。」
あやの「…柊さん、今日も来ていませんね…。」
みさお「柊は本当に友達思いだからな…。一番ショックだったのかもな…。」
あやの「今度一緒にお見舞いに行ってみようよ。」
みさお「……そうだな。」
6: 2008/06/08(日) 20:12:06.49 ID:vn3qac8CO
――柊宅――
ピンポーン
つかさ「どうぞ中に入ってください。」
あやの「お邪魔します。」
みさお「それで、柊の様子は……?」
つかさ「……。お姉ちゃん、お友達が来てくれたよ。」
ガラッ
みさ・あやの「!」
かがみ「……こ、こなたぁ。……うぅ、こなたぁ。」
つかさ「ずっと放心して泣いたままの状態で…。」
あやの「柊さん…。」
みさお「柊…。」
ピンポーン
つかさ「どうぞ中に入ってください。」
あやの「お邪魔します。」
みさお「それで、柊の様子は……?」
つかさ「……。お姉ちゃん、お友達が来てくれたよ。」
ガラッ
みさ・あやの「!」
かがみ「……こ、こなたぁ。……うぅ、こなたぁ。」
つかさ「ずっと放心して泣いたままの状態で…。」
あやの「柊さん…。」
みさお「柊…。」
7: 2008/06/08(日) 20:12:30.78 ID:vn3qac8CO
――1-D――
ひより「ゆたかさん、あれからずっと元気ないね…。」
パトリシア「ダイジなヒトをウシナッタんですから、トウゼンですよ…。」
みなみ「……ゆたか。」
ゆたか「……お姉ちゃん。」
ひより「ゆたかさん、あれからずっと元気ないね…。」
パトリシア「ダイジなヒトをウシナッタんですから、トウゼンですよ…。」
みなみ「……ゆたか。」
ゆたか「……お姉ちゃん。」
8: 2008/06/08(日) 20:13:04.50 ID:vn3qac8CO
みなみ「ゆたか、この胸においで!」
ゆたか「みなみちゃ~ん!」
みなみ「私がずっと側にいてあげるから、ゆたかは何も心配しなくていい。」
ゆたか「う、うん。」
みなみ「…ゆたか。」
ゆたか「…みなみちゃん。」
ひより「自重しろ私!!」
ゆたか「みなみちゃ~ん!」
みなみ「私がずっと側にいてあげるから、ゆたかは何も心配しなくていい。」
ゆたか「う、うん。」
みなみ「…ゆたか。」
ゆたか「…みなみちゃん。」
ひより「自重しろ私!!」
9: 2008/06/08(日) 20:13:23.63 ID:vn3qac8CO
――泉宅――
ゆい「お姉さん遊びに来たよ~!」
ゆたか「あ、ゆい姉さん…。」
ゆい「ゆたかぁ!元気出して!」
ゆたか「う…うん。」
ゆい「こなたの分も身長伸ばしてグラマーになるんだよ!」
ゆたか「そ、そうだね。(それはちょっと違うんじゃ…。)」
ゆい「こなたの部屋は…?」
ゆたか「あの事故以来…ずっとそのままだよ…。」
ゆい「ちょっと覗いてみようかね。」
ゆい「お姉さん遊びに来たよ~!」
ゆたか「あ、ゆい姉さん…。」
ゆい「ゆたかぁ!元気出して!」
ゆたか「う…うん。」
ゆい「こなたの分も身長伸ばしてグラマーになるんだよ!」
ゆたか「そ、そうだね。(それはちょっと違うんじゃ…。)」
ゆい「こなたの部屋は…?」
ゆたか「あの事故以来…ずっとそのままだよ…。」
ゆい「ちょっと覗いてみようかね。」
11: 2008/06/08(日) 20:13:42.39 ID:vn3qac8CO
――こなた部屋――
ゆい「相変わらず漫画だらけだね~。」
ゆたか「こなたお姉ちゃん、いつも読んでたもんね…。」
ゆい「いつもゲームもしてたしねぇ~。」
ゆたか「いつもパソコンもしてたよね。」
ゆい「ちょっと電源入れてみようかねぇ。」
ポチッ ガーッ
ゆい「起動したねぇ。……ディ、Dドライブ?」
カチッ
ゆたか「い、淫辱スタジオTake2……姦獄鬼畜ショータイム…。」
ゆい「はっ、ゆたか見ちゃダメ!」
ゆたか「どんだけ~。」
ゆい「相変わらず漫画だらけだね~。」
ゆたか「こなたお姉ちゃん、いつも読んでたもんね…。」
ゆい「いつもゲームもしてたしねぇ~。」
ゆたか「いつもパソコンもしてたよね。」
ゆい「ちょっと電源入れてみようかねぇ。」
ポチッ ガーッ
ゆい「起動したねぇ。……ディ、Dドライブ?」
カチッ
ゆたか「い、淫辱スタジオTake2……姦獄鬼畜ショータイム…。」
ゆい「はっ、ゆたか見ちゃダメ!」
ゆたか「どんだけ~。」
13: 2008/06/08(日) 20:14:25.62 ID:vn3qac8CO
――ゲマズ――
店長「臨戦体制でいるというのに、最近は伝説の少女Aを見かけないな…。」
店員男「店長……先日墜落事故のあった飛行機に乗ってたらしいっすよ、彼女。」
店長「な、なぁに?」
店員女「まだ中学生くらいで…あんなに若かったのに……。」
店長「く、くぉなったらぁ!哀悼の意を込めて、店の商品を全力で家におくるぞ!」
店員男「そ、そんなことしたら、遺族の方に迷惑じゃ…。」
店長「ブァッカモーン!!」
店員「グワァー。」
店長「あの手の娘は大抵、家族の影響を受けてヲタクに染まるんだ!」
店員女「でも遺族はそれ処ではないんじゃ…。」
店長「アフォンダレー!」
店員女「キャ―!」
店長「悲しみの涙を笑顔に変える!それがアニメやゲームの持つドラマティックパワーだろ!!」
店員男・女「す、すいませんでした!」
店長「とりあえず、エースコンバットとパイロットになろうは必ず入れとけ!!」
店長「臨戦体制でいるというのに、最近は伝説の少女Aを見かけないな…。」
店員男「店長……先日墜落事故のあった飛行機に乗ってたらしいっすよ、彼女。」
店長「な、なぁに?」
店員女「まだ中学生くらいで…あんなに若かったのに……。」
店長「く、くぉなったらぁ!哀悼の意を込めて、店の商品を全力で家におくるぞ!」
店員男「そ、そんなことしたら、遺族の方に迷惑じゃ…。」
店長「ブァッカモーン!!」
店員「グワァー。」
店長「あの手の娘は大抵、家族の影響を受けてヲタクに染まるんだ!」
店員女「でも遺族はそれ処ではないんじゃ…。」
店長「アフォンダレー!」
店員女「キャ―!」
店長「悲しみの涙を笑顔に変える!それがアニメやゲームの持つドラマティックパワーだろ!!」
店員男・女「す、すいませんでした!」
店長「とりあえず、エースコンバットとパイロットになろうは必ず入れとけ!!」
14: 2008/06/08(日) 20:14:45.84 ID:vn3qac8CO
――3-B――
みゆき「かがみさんのご様子はどうですか?」
つかさ「少し落ち着いたけど、飲まず食わずで…。」
みゆき「あのかがみさんがここまでなるとは想像もつきませんでした。」
つかさ「何だかんだ言って一番こなちゃんのこと好きだったんだね…。」
みゆき「悲しんでくれる人がたくさんいてくれて、こなたさんもきっと天国で喜んでますよ…。」
つかさ「…うん。元気で暮らしてると、いいね…。」
みゆき「かがみさんのご様子はどうですか?」
つかさ「少し落ち着いたけど、飲まず食わずで…。」
みゆき「あのかがみさんがここまでなるとは想像もつきませんでした。」
つかさ「何だかんだ言って一番こなちゃんのこと好きだったんだね…。」
みゆき「悲しんでくれる人がたくさんいてくれて、こなたさんもきっと天国で喜んでますよ…。」
つかさ「…うん。元気で暮らしてると、いいね…。」
16: 2008/06/08(日) 20:15:40.99 ID:vn3qac8CO
――高速道路――
ブーン
トラック野郎「お嬢ちゃん若いねぇ。まだ小学生かい?」
こなた「おっちゃん、こう見えても高校生だから!18だよ!」
トラック野郎「ひゃ~、たまげたでぇ!確かに小学生でヒッチハイクっつうのはおかしいわな。」
こなた「いやでも、おっちゃんに口リコン属性なくて良かったですよ。襲われる心配ないし。」
トラック野郎「ははっ、あんたに似た孫がいるでね。そんな真似しないったらさ。」
こなた「ホテルで寝坊して飛行機逃したって言ったら、お父さん驚くだろうな。」
トラック野郎「はっは、誰にでも失敗はあるでな。」
こなた「ライブの後ってつい気が抜けちゃうんですよね~。貯金全部グッズに費やしたから正直焦りましたよ~。」
トラック野郎「青春は二度と帰って来ねぇすけ、散財も大事だってばよ!」
こなた「ですよね~。この戦利品眺める度に、おっちゃんのこと思い出します!」
トラック野郎「グスッ……泣けるねぇ~。」
こなた「もう、泣き真似だってバレバレですよ!」
トラック野郎「バレてたか?」
二人「ハハハハッ。」
ブーン
ブーン
トラック野郎「お嬢ちゃん若いねぇ。まだ小学生かい?」
こなた「おっちゃん、こう見えても高校生だから!18だよ!」
トラック野郎「ひゃ~、たまげたでぇ!確かに小学生でヒッチハイクっつうのはおかしいわな。」
こなた「いやでも、おっちゃんに口リコン属性なくて良かったですよ。襲われる心配ないし。」
トラック野郎「ははっ、あんたに似た孫がいるでね。そんな真似しないったらさ。」
こなた「ホテルで寝坊して飛行機逃したって言ったら、お父さん驚くだろうな。」
トラック野郎「はっは、誰にでも失敗はあるでな。」
こなた「ライブの後ってつい気が抜けちゃうんですよね~。貯金全部グッズに費やしたから正直焦りましたよ~。」
トラック野郎「青春は二度と帰って来ねぇすけ、散財も大事だってばよ!」
こなた「ですよね~。この戦利品眺める度に、おっちゃんのこと思い出します!」
トラック野郎「グスッ……泣けるねぇ~。」
こなた「もう、泣き真似だってバレバレですよ!」
トラック野郎「バレてたか?」
二人「ハハハハッ。」
ブーン
21: 2008/06/08(日) 20:17:57.48 ID:vn3qac8CO
――泉宅――
そうじろう「ゆたかちゃん、日曜日俺とゆいと一緒に墓地にきてくれるか。」
ゆたか「はい、墓地ですか…?」
そうじろう「あぁ。亡くなった妻の命日で墓参りをしなきゃならんし…。」
ゆたか「わかりました!(おじさん、すっかり痩せたなぁ…。)」
そうじろう「ゆたかちゃん、日曜日俺とゆいと一緒に墓地にきてくれるか。」
ゆたか「はい、墓地ですか…?」
そうじろう「あぁ。亡くなった妻の命日で墓参りをしなきゃならんし…。」
ゆたか「わかりました!(おじさん、すっかり痩せたなぁ…。)」
24: 2008/06/08(日) 20:18:20.93 ID:vn3qac8CO
――3-B――
不良女子A「キモいヲタクがいなくなって清々したよな。」
不良女子B「ホントホント。あんな奴氏んで当然だっつうの。」
スタスタ
つかさ「そ、そんな言い方ないんじゃないの!」
不良女子A「んだよお前!喧嘩売ってんの?」
みゆき「…つかささん。」
つかさ「あ、あぁ!喧嘩売ってんだよこっちは!」
不良女子B「上等じゃねぇか!今度の日曜日、○×公園で待ってるからな!」
つかさ「わかったよ!せいぜい腹くくって待ってろよ!」
みゆき「…つかささん。」
不良女子A「キモいヲタクがいなくなって清々したよな。」
不良女子B「ホントホント。あんな奴氏んで当然だっつうの。」
スタスタ
つかさ「そ、そんな言い方ないんじゃないの!」
不良女子A「んだよお前!喧嘩売ってんの?」
みゆき「…つかささん。」
つかさ「あ、あぁ!喧嘩売ってんだよこっちは!」
不良女子B「上等じゃねぇか!今度の日曜日、○×公園で待ってるからな!」
つかさ「わかったよ!せいぜい腹くくって待ってろよ!」
みゆき「…つかささん。」
26: 2008/06/08(日) 20:18:57.12 ID:vn3qac8CO
――職員室――
黒井「……泉。」
ひかる「黒井先生、全く元気ないな。」
ふゆき「大切な教え子を亡くしたんですものね。」
黒井「(いかん、いかん。私が落ちこんでどないするねん。)」
黒井「(日曜日に泉ん家に挨拶しに行くかな。)」
黒井「……泉。」
ひかる「黒井先生、全く元気ないな。」
ふゆき「大切な教え子を亡くしたんですものね。」
黒井「(いかん、いかん。私が落ちこんでどないするねん。)」
黒井「(日曜日に泉ん家に挨拶しに行くかな。)」
27: 2008/06/08(日) 20:19:34.97 ID:vn3qac8CO
――マック――
ひより「ゆたかさん、相変わらず元気ないよね。」
みなみ「…とても心配…。」
パトリシア「ノンノン!コレだからニホンジンはいけません!」
ひより「ん?どうかしたの?」
パトリシア「ウジウジしたってナニモカワリませんよ!」
みなみ「…私もそう思う。」
ひより「そうだね…。何か行動を起こそうか。」
パトリシア「コンナときはサプライズをおこすのが一番です!」
みなみ「…サプライズ?」
パトリシア「ソウです!コンドのニチヨウ、ユタカさんチにトツゲキしましょう!」
ひより「ゆたかさん、相変わらず元気ないよね。」
みなみ「…とても心配…。」
パトリシア「ノンノン!コレだからニホンジンはいけません!」
ひより「ん?どうかしたの?」
パトリシア「ウジウジしたってナニモカワリませんよ!」
みなみ「…私もそう思う。」
ひより「そうだね…。何か行動を起こそうか。」
パトリシア「コンナときはサプライズをおこすのが一番です!」
みなみ「…サプライズ?」
パトリシア「ソウです!コンドのニチヨウ、ユタカさんチにトツゲキしましょう!」
28: 2008/06/08(日) 20:20:23.06 ID:vn3qac8CO
――柊宅――
つかさ「お姉ちゃん。今度の日曜日に喧嘩することになったよ。」
かがみ「……。」
つかさ「こなちゃんを侮辱するなんて許せないよね。」
かがみ「……。」
つかさ「わたし、前よりも強くなろうと思うんだ。」
かがみ「……。」
つかさ「今までお姉ちゃんに迷惑かけてばかりで…だから今度はわたしがお姉ちゃんを……」
かがみ「……。」
つかさ「だからゆっくり休んで元気になってね!」
かがみ「(……つかさ。)」
つかさ「お姉ちゃん。今度の日曜日に喧嘩することになったよ。」
かがみ「……。」
つかさ「こなちゃんを侮辱するなんて許せないよね。」
かがみ「……。」
つかさ「わたし、前よりも強くなろうと思うんだ。」
かがみ「……。」
つかさ「今までお姉ちゃんに迷惑かけてばかりで…だから今度はわたしがお姉ちゃんを……」
かがみ「……。」
つかさ「だからゆっくり休んで元気になってね!」
かがみ「(……つかさ。)」
30: 2008/06/08(日) 20:20:59.54 ID:vn3qac8CO
――高速道路――
トラック野郎「お嬢ちゃん、家族に連絡しなくていいんかい?」
こなた「携帯持って来なかったし、別にいいです。」
トラック野郎「でもねぇ、きっと心配してるよ。」
こなた「おっちゃんのトラックに乗せてもらってるなんて言ったら、絶対変な妄想して泣くと思うし。」
トラック野郎「…ハハッ。」
こなた「子離れ出来ない親なんで、この際少し連絡とらないくらいが丁度いいんですよ!」
トラック「まぁ、そういうことなら。日曜日には着けるよ。」
こなた「あがとごじゃます!お肩揉ませてください!」
トラック野郎「おぉ悪いねぇ。気持ちいい~。」
こなた「ちょww変な声出さないでくださいよ!隣見てますよ!」
トラック野郎「新しい孫が出来たみたいで、おっちゃん嬉しいよ…。」
こなた「そんなにマゴマゴしないでください!」
二人「ブワァハハッ!!」
トラック野郎「お嬢ちゃん、家族に連絡しなくていいんかい?」
こなた「携帯持って来なかったし、別にいいです。」
トラック野郎「でもねぇ、きっと心配してるよ。」
こなた「おっちゃんのトラックに乗せてもらってるなんて言ったら、絶対変な妄想して泣くと思うし。」
トラック野郎「…ハハッ。」
こなた「子離れ出来ない親なんで、この際少し連絡とらないくらいが丁度いいんですよ!」
トラック「まぁ、そういうことなら。日曜日には着けるよ。」
こなた「あがとごじゃます!お肩揉ませてください!」
トラック野郎「おぉ悪いねぇ。気持ちいい~。」
こなた「ちょww変な声出さないでくださいよ!隣見てますよ!」
トラック野郎「新しい孫が出来たみたいで、おっちゃん嬉しいよ…。」
こなた「そんなにマゴマゴしないでください!」
二人「ブワァハハッ!!」
33: 2008/06/08(日) 20:22:52.66 ID:vn3qac8CO
――日曜日――
ゆたか「(こういう時って黒いお洋服がいいんだよね。)」
そうじろう「ゆたかちゃん、おはよう。」
ゆたか「おはようございます。(珍しくおじさんがスーツだ。)」
そうじろう「今更だけど…こなたが迷惑かけてごめんな。」
ゆたか「そ、そんな…迷惑だなんて…。」
そうじろう「…本当に……あいつときたら…まさか……氏ぬなんて……。」
ガチャッ
ゆい「おっはy……。」
そうじろう「すまん、みんな揃ったし行こうか。」
ゆたか・ゆい「……。」
ゆたか「(こういう時って黒いお洋服がいいんだよね。)」
そうじろう「ゆたかちゃん、おはよう。」
ゆたか「おはようございます。(珍しくおじさんがスーツだ。)」
そうじろう「今更だけど…こなたが迷惑かけてごめんな。」
ゆたか「そ、そんな…迷惑だなんて…。」
そうじろう「…本当に……あいつときたら…まさか……氏ぬなんて……。」
ガチャッ
ゆい「おっはy……。」
そうじろう「すまん、みんな揃ったし行こうか。」
ゆたか・ゆい「……。」
35: 2008/06/08(日) 20:23:22.82 ID:vn3qac8CO
――○×公園――
つかさ「うわぁ~たくさん集まってるよ~。」
つかさ「でもわたし強くなるって決めたんだ!」
みゆき「つかささん!」
つかさ「ゆきちゃん!どうして…。」
みゆき「大切な友人を見過ごす訳には行きません。」
スタスタ
みさお「よぉ~妹!」
つかさ「あ、日下部さん。それに峰岸さんも。」
峰岸「たまには刺激的なこともしなくちゃね。」
日下部「チビッコの悪口言う奴は許せないからな!」
つかさ「……みんな。よし、行こう!」
一同「おぉ!」
ダダンダンダダン
つかさ「うわぁ~たくさん集まってるよ~。」
つかさ「でもわたし強くなるって決めたんだ!」
みゆき「つかささん!」
つかさ「ゆきちゃん!どうして…。」
みゆき「大切な友人を見過ごす訳には行きません。」
スタスタ
みさお「よぉ~妹!」
つかさ「あ、日下部さん。それに峰岸さんも。」
峰岸「たまには刺激的なこともしなくちゃね。」
日下部「チビッコの悪口言う奴は許せないからな!」
つかさ「……みんな。よし、行こう!」
一同「おぉ!」
ダダンダンダダン
44: 2008/06/08(日) 20:25:56.78 ID:vn3qac8CO
――泉宅前――
キキーッ
トラック野郎「とうちゃーく!!」
こなた「おっちゃん本当にあがとごじゃした!」
トラック野郎「おぉ!お嬢ちゃんも元気でな!」
ブルルンッ
こなた「さて何と言って中に入ろうか…。」
こなた「いやぁどこでもドアの修復に時間かかって~……違うな。」
こなた「亀に乗って竜宮城まで行ってきたらさ~……むぅ、センスゼロ。」
ガタガターッ
店員男「いやぁ運ぶの大変すねぇ。」
店長「なぁに。遺族の幸せを願ったらこれしき…。」
店長女「確かこの辺り…あぁ女の子が立ってるあそこの家がそうじゃないですか?」
店員男「どれどれ……て、店長……。」
店長「どうした?」
店員男「あれってまさか……。」
店長「ん?」
店員男「で、伝説の少女Aじゃ…。」
店長「そ~んな、馬鹿なこt……ギャー!!」
店員女「ゆ、幽霊だ!まだこの世をさまよってたんだ!」
店長「きょ、今日のところは撤収だ~!!さいなら~!!!」
ガタガターッ
キキーッ
トラック野郎「とうちゃーく!!」
こなた「おっちゃん本当にあがとごじゃした!」
トラック野郎「おぉ!お嬢ちゃんも元気でな!」
ブルルンッ
こなた「さて何と言って中に入ろうか…。」
こなた「いやぁどこでもドアの修復に時間かかって~……違うな。」
こなた「亀に乗って竜宮城まで行ってきたらさ~……むぅ、センスゼロ。」
ガタガターッ
店員男「いやぁ運ぶの大変すねぇ。」
店長「なぁに。遺族の幸せを願ったらこれしき…。」
店長女「確かこの辺り…あぁ女の子が立ってるあそこの家がそうじゃないですか?」
店員男「どれどれ……て、店長……。」
店長「どうした?」
店員男「あれってまさか……。」
店長「ん?」
店員男「で、伝説の少女Aじゃ…。」
店長「そ~んな、馬鹿なこt……ギャー!!」
店員女「ゆ、幽霊だ!まだこの世をさまよってたんだ!」
店長「きょ、今日のところは撤収だ~!!さいなら~!!!」
ガタガターッ
46: 2008/06/08(日) 20:26:20.34 ID:vn3qac8CO
――墓地――
そうじろう「水かけるよ。」
バシャ
ゆい「じゃあ綺麗にしようね、ゆたか。」
ゆたか「うん。」
ゴシゴシ
ゆい「お花を供えて……これでよし!」
そうじろう「二人共どうもありがとう!焼香を立ててお祈りしよう。」
そうじろう「(かなた…ごめんな。俺…こなたを守れなかったよ。)」
そうじろう「(そっちで二人が会えたなら、よろしく頼むな…。)」
かなた「まだ来てないっつうの。」
そうじろう「水かけるよ。」
バシャ
ゆい「じゃあ綺麗にしようね、ゆたか。」
ゆたか「うん。」
ゴシゴシ
ゆい「お花を供えて……これでよし!」
そうじろう「二人共どうもありがとう!焼香を立ててお祈りしよう。」
そうじろう「(かなた…ごめんな。俺…こなたを守れなかったよ。)」
そうじろう「(そっちで二人が会えたなら、よろしく頼むな…。)」
かなた「まだ来てないっつうの。」
52: 2008/06/08(日) 20:27:44.07 ID:vn3qac8CO
――泉宅――
ピンポン、ピンポン
こなた「何だぁ留守か。PSから鍵を取り出して…。」
ガチャ
こなた「たっだいま……誰もいないけどね。」
スタスタ
こなた「シャワーでも浴びるかぁ…の前にお母さんに挨拶しよ。」
チーン
こなた「お母さん、帰ってきたよ!あれ、写真が二枚置いてある。」
ジーッ
こなた「お母さんに似てるけど…目元にホクロ…アホ毛…ちょっとこれ私じゃん!」
こなた「もうこんなとこに置くなんて不謹慎だなぁ!あ、テーブルに手紙がある。」
スタスタ
こなた「手紙かと思ったら新聞紙かぁ……なぬ?」
こなた「北海道発XX便が墜落事故!これって私が乗るはずだったやつじゃん…。」
こなた「ま、まさか私氏んでることになってるわけ?」
ピンポン、ピンポン
こなた「何だぁ留守か。PSから鍵を取り出して…。」
ガチャ
こなた「たっだいま……誰もいないけどね。」
スタスタ
こなた「シャワーでも浴びるかぁ…の前にお母さんに挨拶しよ。」
チーン
こなた「お母さん、帰ってきたよ!あれ、写真が二枚置いてある。」
ジーッ
こなた「お母さんに似てるけど…目元にホクロ…アホ毛…ちょっとこれ私じゃん!」
こなた「もうこんなとこに置くなんて不謹慎だなぁ!あ、テーブルに手紙がある。」
スタスタ
こなた「手紙かと思ったら新聞紙かぁ……なぬ?」
こなた「北海道発XX便が墜落事故!これって私が乗るはずだったやつじゃん…。」
こなた「ま、まさか私氏んでることになってるわけ?」
53: 2008/06/08(日) 20:28:29.99 ID:vn3qac8CO
――○×公園――
不良女子A「時間通り来るとはエライじゃねぇか。」
つかさ「あんたこそ馬鹿だから約束忘れてたかと思ったよ。」
不良女子B「んだと!その鼻へし折ってやる!」
つかさ「あんたの汚い面、さらに汚しちゃる!!」
不良女子A「かかれー!」
つかさ「うおー!」
不良女子A「時間通り来るとはエライじゃねぇか。」
つかさ「あんたこそ馬鹿だから約束忘れてたかと思ったよ。」
不良女子B「んだと!その鼻へし折ってやる!」
つかさ「あんたの汚い面、さらに汚しちゃる!!」
不良女子A「かかれー!」
つかさ「うおー!」
56: 2008/06/08(日) 20:29:18.38 ID:vn3qac8CO
――喫茶店――
そうじろう「かなたといい、こなたといい、口リは短命なのかもしれんなぁ…。」
ゆたか「(…おじさん。)」
そうじろう「ゆたかちゃんは長生きしてくれな、な!」
ゆたか「は、はい (ちょっと恐い…)。」
そうじろう「かなたといい、こなたといい、口リは短命なのかもしれんなぁ…。」
ゆたか「(…おじさん。)」
そうじろう「ゆたかちゃんは長生きしてくれな、な!」
ゆたか「は、はい (ちょっと恐い…)。」
60: 2008/06/08(日) 20:30:19.18 ID:vn3qac8CO
――泉宅――
こなた「と・り・あ・え・ず……かがみに電話。」
ピポパポ
まつり「はい柊です。」
こなた「にちゃ!泉ですけど、かがみさんいますか?」
まつり「……先日、友人が亡くなってからすっかり蛻の殻になってしまってて…。」
こなた「あ、その友人なら生きてますよ~。」
まつり「悪ふざけはよしてください!」
こなた「え、でも本当に生きて……。」
プープー
こなた「ガーンっ。しょうがないか…。」
ピンポーン
こなた「誰か来た!は~い!」
黒井「薮から棒にすいません、こなたさんの担任だった黒井いうものです。」
こなた「せ、先生だ!」
こなた「と・り・あ・え・ず……かがみに電話。」
ピポパポ
まつり「はい柊です。」
こなた「にちゃ!泉ですけど、かがみさんいますか?」
まつり「……先日、友人が亡くなってからすっかり蛻の殻になってしまってて…。」
こなた「あ、その友人なら生きてますよ~。」
まつり「悪ふざけはよしてください!」
こなた「え、でも本当に生きて……。」
プープー
こなた「ガーンっ。しょうがないか…。」
ピンポーン
こなた「誰か来た!は~い!」
黒井「薮から棒にすいません、こなたさんの担任だった黒井いうものです。」
こなた「せ、先生だ!」
65: 2008/06/08(日) 20:30:56.13 ID:vn3qac8CO
――○×公園――
つかさ「ぐはっ……この雌豚!」
不良女子A「この口ポカン野郎!」
みゆき「てめぇら低脳共がぁ!!」
つかさ「(ゆきちゃん…すごい。)」
つかさ「ぐはっ……この雌豚!」
不良女子A「この口ポカン野郎!」
みゆき「てめぇら低脳共がぁ!!」
つかさ「(ゆきちゃん…すごい。)」
67: 2008/06/08(日) 20:31:38.79 ID:vn3qac8CO
――泉宅へ向かう道中――
パトリシア「元気を出すにはコスプレが一番です!」
ひより「そうだね!ノリノリで行こう!」
みなみ「わたしのコスって……何ていう名前のキャラ?」
ひより「李小狼ってキャラだよ。」
パトリシア「ゆたかさんには、さくらちゃんコスをしてもらいます!」
ひより「そう!私は自重してエリオルくん。」
パトリシア「私は桃矢くんコスです!シナリオ頭に入りましたか?」
みなみ「お、俺はさくらのことが好きだ!」
パトリシア「お前に妹はやらんぞ!」
ひより「僕と付き合ってください。」
パトリシア「お前なら許す。」
みなみ「ちょ、待てよ!」
パトリシア「はい、完璧で~す!では突撃しましょう!」
一同「おぉ~!」
パトリシア「元気を出すにはコスプレが一番です!」
ひより「そうだね!ノリノリで行こう!」
みなみ「わたしのコスって……何ていう名前のキャラ?」
ひより「李小狼ってキャラだよ。」
パトリシア「ゆたかさんには、さくらちゃんコスをしてもらいます!」
ひより「そう!私は自重してエリオルくん。」
パトリシア「私は桃矢くんコスです!シナリオ頭に入りましたか?」
みなみ「お、俺はさくらのことが好きだ!」
パトリシア「お前に妹はやらんぞ!」
ひより「僕と付き合ってください。」
パトリシア「お前なら許す。」
みなみ「ちょ、待てよ!」
パトリシア「はい、完璧で~す!では突撃しましょう!」
一同「おぉ~!」
73: 2008/06/08(日) 20:33:03.27 ID:vn3qac8CO
――泉宅――
こなた「え~い!先生に詳しい事情を話そう。」
ガチャ
こなた「せ、先生!にちゃ!」
黒井「……。」
こなた「あ、あの私生きてました。氏んでませんよ~。」
黒井「……。」
こなた「また一緒にネトゲ出来ますね。良かった、良かった!」
黒井「……。」
こなた「せ、先生?もしもーし。」
ツンツン
黒井「ギャー!!」
こなた「ちょ、先生!……行っちゃったぁ。」
黒井「ギャー!!」
ひより「今の黒井先生じゃ?」
パトリシア「あのひきつった顔…きっとゆたかの家で何かあったんですね。」
みなみ「…ゆたかが危ない。」
こなた「え~い!先生に詳しい事情を話そう。」
ガチャ
こなた「せ、先生!にちゃ!」
黒井「……。」
こなた「あ、あの私生きてました。氏んでませんよ~。」
黒井「……。」
こなた「また一緒にネトゲ出来ますね。良かった、良かった!」
黒井「……。」
こなた「せ、先生?もしもーし。」
ツンツン
黒井「ギャー!!」
こなた「ちょ、先生!……行っちゃったぁ。」
黒井「ギャー!!」
ひより「今の黒井先生じゃ?」
パトリシア「あのひきつった顔…きっとゆたかの家で何かあったんですね。」
みなみ「…ゆたかが危ない。」
75: 2008/06/08(日) 20:33:56.03 ID:vn3qac8CO
――○×公園――
不良女子A「こいつら、しぶといなぁ。」
つかさ「ダメだ…圧倒的に数が足りない……。」
みゆき「ちょづいてんじゃねぇよ、貧O共がぁ!」
不良女子B「ひぃ。」
つかさ「…うぅ(私も貧O。)」
不良女子A「こいつら、しぶといなぁ。」
つかさ「ダメだ…圧倒的に数が足りない……。」
みゆき「ちょづいてんじゃねぇよ、貧O共がぁ!」
不良女子B「ひぃ。」
つかさ「…うぅ(私も貧O。)」
76: 2008/06/08(日) 20:34:19.99 ID:vn3qac8CO
――喫茶店――
そうじろう「こなたの残した遺品は全て大切に保管することにしたよ。」
ゆたか「え!あの淫辱スタジオTake2もですか?」
ゆい「シーッ!ゆたか!」
そうじろう「あぁ、淫辱スタジオTake2もだ。」
ゆたか・ゆい「……。」
そうじろう「こなたの残した遺品は全て大切に保管することにしたよ。」
ゆたか「え!あの淫辱スタジオTake2もですか?」
ゆい「シーッ!ゆたか!」
そうじろう「あぁ、淫辱スタジオTake2もだ。」
ゆたか・ゆい「……。」
85: 2008/06/08(日) 20:38:50.49 ID:vn3qac8CO
――泉宅――
こなた「う~ん、まずいなぁ。お父さんの携帯も繋がらないし。」
ピンポン
こなた「また誰か来たよ!は~い!」
パトリシア「友枝小学校から来た者で~す。」
こなた「ちょwモロCCかよ。……出るべきか否か。」
ピンポン
こなた「あ、あのー。」
ひより「はい。」
こなた「そのまま私の話を聞いてくれますか?」
ひより「いいっすよ。」
こなた「もしあの墜落事故を起こした飛行機に乗らず、泉こなたが生きてたとしたら驚く?」
パトリシア「あなた一体誰ですか?家族と言えど余りに不謹慎ですよ!」
ガラッ
一同「!」
こなた「わたしですけど…。」
パト・ひより「ギャー!!!」
こなた「ちょw卒倒した。」
みなみ「あの…。」
こなた「ん?」
みなみ「幽霊じゃないですよね?」
こなた「い、生きてるよ!触ってみてよ!」
ペタッ
みなみ「(…私よりは大きい。)」
こなた「温かいでしょ?」
こなた「う~ん、まずいなぁ。お父さんの携帯も繋がらないし。」
ピンポン
こなた「また誰か来たよ!は~い!」
パトリシア「友枝小学校から来た者で~す。」
こなた「ちょwモロCCかよ。……出るべきか否か。」
ピンポン
こなた「あ、あのー。」
ひより「はい。」
こなた「そのまま私の話を聞いてくれますか?」
ひより「いいっすよ。」
こなた「もしあの墜落事故を起こした飛行機に乗らず、泉こなたが生きてたとしたら驚く?」
パトリシア「あなた一体誰ですか?家族と言えど余りに不謹慎ですよ!」
ガラッ
一同「!」
こなた「わたしですけど…。」
パト・ひより「ギャー!!!」
こなた「ちょw卒倒した。」
みなみ「あの…。」
こなた「ん?」
みなみ「幽霊じゃないですよね?」
こなた「い、生きてるよ!触ってみてよ!」
ペタッ
みなみ「(…私よりは大きい。)」
こなた「温かいでしょ?」
87: 2008/06/08(日) 20:39:52.58 ID:vn3qac8CO
――泉宅――
こなた「そういう訳なんだよ。」
みなみ「生きてて良かった…。ゆたかも喜ぶ。」
こなた「そのゆたかちゃん達が何処に行ったか知らない?」
みなみ「知りません。」
こなた「そっかぁ。今日はX月X日……あ、お母さんの命日だ!」
みなみ「なるほど、それでお墓参りに…。」
こなた「だね!」
みなみ「あ、あと…。」
こなた「ん?」
みなみ「詳しくは分からないのですが…噂で今日決闘があるって…。」
こなた「決闘?」
みなみ「はい。どうも、つかさ先輩絡みらしくて…。」
こなた「ま・じ・で・か。わかった!留守番任せたよ!」
みなみ「あ…何処へ?」
こなた「とりあえず、つかさの家に行ってみる!」
こなた「そういう訳なんだよ。」
みなみ「生きてて良かった…。ゆたかも喜ぶ。」
こなた「そのゆたかちゃん達が何処に行ったか知らない?」
みなみ「知りません。」
こなた「そっかぁ。今日はX月X日……あ、お母さんの命日だ!」
みなみ「なるほど、それでお墓参りに…。」
こなた「だね!」
みなみ「あ、あと…。」
こなた「ん?」
みなみ「詳しくは分からないのですが…噂で今日決闘があるって…。」
こなた「決闘?」
みなみ「はい。どうも、つかさ先輩絡みらしくて…。」
こなた「ま・じ・で・か。わかった!留守番任せたよ!」
みなみ「あ…何処へ?」
こなた「とりあえず、つかさの家に行ってみる!」
88: 2008/06/08(日) 20:40:42.50 ID:vn3qac8CO
――柊宅――
いのり「かがみ!起きて!」
かがみ「ん?」
いのり「あんたの友達が、あんたの友達が!」
こなた「か、かがみ…おひさぶりぃ。」
かがみ「こ、こなたぁ!!」
ガバッ
かがみ「こなたぁ!無事で、ぶりれよはっら……」
こなた「かがみんや、苦しいよ。」
かがみ「うぅ、こなたぁ。」
こなた「本当にごめんね……そうだ!決闘ってなに?」
かがみ「は!そういえば今日○×公園で…。」
こなた「わたし行ってくる!」
かがみ「もうこなたを失いたくない……私も行くわ!」
ワチャー
いのり「かがみ!起きて!」
かがみ「ん?」
いのり「あんたの友達が、あんたの友達が!」
こなた「か、かがみ…おひさぶりぃ。」
かがみ「こ、こなたぁ!!」
ガバッ
かがみ「こなたぁ!無事で、ぶりれよはっら……」
こなた「かがみんや、苦しいよ。」
かがみ「うぅ、こなたぁ。」
こなた「本当にごめんね……そうだ!決闘ってなに?」
かがみ「は!そういえば今日○×公園で…。」
こなた「わたし行ってくる!」
かがみ「もうこなたを失いたくない……私も行くわ!」
ワチャー
96: 2008/06/08(日) 20:45:05.44 ID:vn3qac8CO
――○×公園――
つかさ「ぐっ……これまでか。」
不良女子A「さぁ、観念しなさい!」
チョットマッタァァァ
不良女子B「?」
みさお「か、かがみ……とチビッコ!」
こなた「武術経験者の私が来たからには、指一本仲間に触れさせないよ!」
不良女子A「ど、どうして……氏んだはずじゃあ。」
かがみ「ふっふっふ。漫画の主人公が氏ぬ訳ないじゃない!」
こなた「かがみ、それを言っちゃ…。」
不良女子B「こうなったら、私達があの世に送ってやるぅ!」
こなた「いくよ、かがみ!」
かがみ「おっけー!」
こなた・かがみ「カ・メ・ハ・メ……」
不良女子A・B「まさか!」
こなた・かがみ「波――――!」
スポポブィイィイィイ
不良女子達「んなの、ありかい!」
ブワァー ドッカーン
こなた「秋葉原で亡くなった全ての人に捧げる波動弾だ~!」
つかさ「ぐっ……これまでか。」
不良女子A「さぁ、観念しなさい!」
チョットマッタァァァ
不良女子B「?」
みさお「か、かがみ……とチビッコ!」
こなた「武術経験者の私が来たからには、指一本仲間に触れさせないよ!」
不良女子A「ど、どうして……氏んだはずじゃあ。」
かがみ「ふっふっふ。漫画の主人公が氏ぬ訳ないじゃない!」
こなた「かがみ、それを言っちゃ…。」
不良女子B「こうなったら、私達があの世に送ってやるぅ!」
こなた「いくよ、かがみ!」
かがみ「おっけー!」
こなた・かがみ「カ・メ・ハ・メ……」
不良女子A・B「まさか!」
こなた・かがみ「波――――!」
スポポブィイィイィイ
不良女子達「んなの、ありかい!」
ブワァー ドッカーン
こなた「秋葉原で亡くなった全ての人に捧げる波動弾だ~!」
100: 2008/06/08(日) 20:46:33.86 ID:vn3qac8CO
こなた「はぁ、はぁ。」
かがみ「終わったわね。」
白石「はぁはぁ(*´Д`*)」
106: 2008/06/08(日) 20:47:51.54 ID:vn3qac8CO
――学校――
キンコンカーン
つかさ「メロンパンって表面のカリカリがいいよね~。」
みゆき「わたしはシットリした中生地が好きですよ。」
こなた「わたしはやっぱりコロネに一コロネって感じ。」
かがみ「またあんたは親父ギャグかい。」
一同「アハハハッ。」
こんな訳で私が起こした騒ぎは丸く収まり、
また普段の日常が始まったのでした。
――心理病棟――
黒井「あれは幽霊や…絶対私を呪ってるんや……。」
店長「伝説の少女Aは怪奇現象だったんだ…。さ迷う生き霊の祟りだ…。」
完
キンコンカーン
つかさ「メロンパンって表面のカリカリがいいよね~。」
みゆき「わたしはシットリした中生地が好きですよ。」
こなた「わたしはやっぱりコロネに一コロネって感じ。」
かがみ「またあんたは親父ギャグかい。」
一同「アハハハッ。」
こんな訳で私が起こした騒ぎは丸く収まり、
また普段の日常が始まったのでした。
――心理病棟――
黒井「あれは幽霊や…絶対私を呪ってるんや……。」
店長「伝説の少女Aは怪奇現象だったんだ…。さ迷う生き霊の祟りだ…。」
完
110: 2008/06/08(日) 20:48:34.17 ID:MUb3wSUe0
終わったww
111: 2008/06/08(日) 20:48:36.72 ID:hGPxpLtc0
終わりか乙
126: 2008/06/08(日) 20:51:12.39 ID:vn3qac8CO
読んでいただいて本当にありがとうございます!
途中で注意してくれた人、本当に助かりました!
またロム側に戻ってもっと腕を磨きたいです(^ω^)
途中で注意してくれた人、本当に助かりました!
またロム側に戻ってもっと腕を磨きたいです(^ω^)
引用元: かがみ「こなたが…いなくなった……」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります