304:◆6RLd267PvQ 22/09/15(木) 21:23:50 ID:iqIB
モバP「煮えきらない俺とおでんと喋る花」
ぷちかれ・ぷちみお・ぷちなかの・P&ヒロミシリーズ
更新します。煮えてないよ。

305: 22/09/15(木) 21:24:12 ID:iqIB
~事務所~

P「……まだ早いと思わない?」

おでんデスク「グツグツ」

楓「ちょうど食べたいと思ってたんですよ♪」

P「お前か……」ハァ……

楓「ピー君、地が出てます」

P「っと……つい緩んでたな……目の前の光景に気を取られすぎた…」

楓「じゃあ早速ですけどえーと、とりあえず大根と卵とじゃがいもと」

P「全部味が染みないとだめなやつだろうが」
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306: 22/09/15(木) 21:24:28 ID:iqIB
加蓮「誰もいないとわりと緩むよね二人とも」ガチャリ

P「お、お疲れさん……いや、今のはその……ええと」

楓「煮えきらないですね~」

P「…おでんの話だよな」

加蓮「Pさんの話でしょ」

楓「ピー君の話ですよ」

P「完全に不利対面だこれ」

~~~

307: 22/09/15(木) 21:24:42 ID:iqIB
P(あの日加蓮に寝覚めの一撃をもらってから、ウダウダ悩むのはやめたつもりだった)

P(でも、何て言うか、一度決めちまった線引きを、今更改めて引き直すのも、少し毛恥ずかしくて)

P(甲斐性なんかまるっきりないな、と思いつつも、ウヤムヤで取り繕う日が相変わらず続いてた)

P(それを……見透かされたのかもしれない。目の前で味の染みてない大根をむぐむぐやってるコイツは……)

楓「……大根で、だぁ一献……イマイチ…」シュン

P(そんなに深く考えてないかもしれん)

※半々です。

308: 22/09/15(木) 21:24:58 ID:iqIB
~以下、いつもの小ネタ~

【大回転】

P「……凄いもの見たな……」

有香「あれ、プロデューサーさん、お買い物帰りですか?」

ぷちなかの「おっすー」

P「ああ、そういうお前達は走り込みか」

有香「そうですけど……どうしたんです、狐にでもつままれたみたいな顔で…」

P「ユミラウネが花状態で逆上がりしてたんだよ公園で」

有香「ああ、トレーニングだそうですよ?」

P「知ってたのかよ」

有香「何なら縄跳びもしてますよ、鉢植えのまま」

P「マジか」

※桜の老木とパンジーがいるあの公園。

309: 22/09/15(木) 21:25:10 ID:iqIB
【灰塵】

P「炎属性か……」

アイス舐めるヒロミ「?」ペロペロ

P「ヒロミは何か必殺技とかないのか」

ヒロミ「必殺技」ペロペロ

P「例えばそのアイスの棒を食べ終わった後で一瞬で灰にするとか」

ヒロミ「できるけど必殺技じゃないと思う」

P「できるのか…」

310: 22/09/15(木) 21:25:22 ID:iqIB
【そういう気分】

ヒュルルル……

P「流れ星だ」

ぷちかれ「オネガイ サンカイイウト イインダヨ」

P「言ってみ」

ぷちかれ「コロケ」「コロケ」「コロケ」

ぷちかれ「「「コロケ」」」

P「3匹がかりで」

311: 22/09/15(木) 21:25:39 ID:iqIB
【たいやき】

ぷちかれ「ポテェ……」

イル「ほれ、できたぞい、鯛焼きじゃ」ハイッ

ぷちかれ「オシャカナ!」パクッ

ぷちかれ「アマイ オシャカナ」モキュモキュ

ユミラウネ「タベタイナーッ」

イル「そっちのお嬢ちゃんにはクリーム入りをあげようかの」

ユミラウネ「アマーイ」モキュモキュ

~ここまではよかった。しかし。

~別な日、定食屋・Pとユミラウネのお昼~

P「不思議そうな顔して魚とにらめっこしてどうしたんだ」

ユミラウネ「ヤッパリ オサカナッテ コンナアジダヨネッ」モキュモキュ

P「?」

312: 22/09/15(木) 21:25:56 ID:iqIB
【長年生きてると】

蘭子「龍炎の乙女!そなたに訊いておきたかった事があるわ」クックック

ヒロミ「えと……何かな、私で答えられることなら」

蘭子「うむ……やはりサラマンダー、街を灼いたり戦火に見舞われたりそういうのあった?」ワクワク

飛鳥「デリカシーがない上に興奮が隠せていないぞ」

ヒロミ「ううん?私、まだわりと生まれたばかりみたいなものだし、そういうのはないかな」

蘭子「おお!数千歳とかではなく生まれたばかりとは!」

ヒロミ「あ、霊獣様なら数千年生きてると思うよ?ね、霊獣様」

のあ「……長く生きていると、哀しみに見舞われたりもする」コクン

のあ「行きつけの店が数百年の間に消えたり、味付けが変わったり、辛さが弱くなったり、調理法が途絶えたり」

飛鳥「食べることばかりじゃないか」

313: 22/09/15(木) 21:26:10 ID:iqIB
【行方】

凛「プロデューサー、ロボ卯月見てない?」

P「ちまむーか?さっきラボの方に行ったっぽいが」

~~

晶葉「すまん助手、406号を見ていないか」

P「ちまむーか?さっきレッスンルームに行ったっぽいが」

~~

卯月「プロデューサーさん、ちまちゃん」

P「人気か」

※ドリンクバー機能があるので。

314: 22/09/15(木) 21:26:25 ID:iqIB
【お灸】

P「……あづっ」

ヒロミ「こら、じっとしてて」

P「本当にこれで疲れが取れるのか……?」

ヒロミ「多分ね」

P「多分て」

ヒロミ「ワイバーンはこれしてあげると喜ぶんだよ、凄く」

P「俺は飛竜じゃねえよ」

ヒロミ「いいから、刺すよ」プツッ

P「はちゃちゃちゃちゃ!」

ヒロミ式爪お灸。疲労回復、食欲増進、なんやかんや色々効果があるとか。

315: 22/09/15(木) 21:26:42 ID:iqIB
【つきみ】

~夜・屋上~

P「ふわ……」ノビー

ユミラウネ「アー」ピョンピョコ

P「ん……眠気覚ましに来たぞ」カシュッ ズズー

ユミラウネ「キョウハ オツキサマガ ゲンキダヨッ」ニコニコ

P「…おお、確かに、でかいな」

P(思えばゆっくり月を見るのも久々だな…)フー…フー…

ユミラウネ「ネーネー」クイクイ

316: 22/09/15(木) 21:27:00 ID:iqIB
P「ん?どうした、コーヒーなら自販機で買えるだろ、お金持ってんだからお前」

ユミラウネ「チガウヨー アノネー」

P「?」

ユミラウネ「オツキサマヲ ミテルト ムカシノコト オモイダスンダー」

P「珍しいな、魔界の事か」

ユミラウネ「ウウン キノウノ バンゴハン」ニパー

P「シリアスに回想パートとか行くと思ったよ俺は」ガクー

ユミラウネ「アノネ ツキミバーガート ムーンバーグ タベタンダヨー」

P「贅沢かよ」

317: 22/09/15(木) 21:27:11 ID:iqIB
ユミラウネ「ソレデネー オミセガチガウト アジモ チガッテネー♪」

P「…お前と話してるとちっぽけな悩みなんかどうでもよくなっちまうな、ははは…」

※語らいで人を癒やす一輪の花、ユミラウネ。
少しは元気になれたのかな、プロデューサーさんも。

つづく。

318: 22/09/15(木) 21:27:30 ID:iqIB
no title


戴いたイラスト。

319: 22/09/15(木) 21:28:39 ID:iqIB
煮えきらない男と煮えきらないおでんと。
それでも泥臭く前に進むし、たまにはもたれかかるくらいで丁度いい。ゆっくり上手に甘えていけ。

お目汚し、失礼をば。

322: 22/09/15(木) 23:51:38 ID:iqIB
>>321
ゆるふわ運転……免許……うっ頭が

引用元: ヒロミ「笑顔の練習、頑張らないと」モバP「おう、その意気だ!」