97:◆6RLd267PvQ 19/07/06(土)04:23:14 ID:Uc0
98: 19/07/06(土)04:23:42 ID:Uc0
~時は、少しだけ前に遡る~
Side ネネ
楽しい時間って、どうしてあっという間に過ぎていくんだろう。
看護師「ネネちゃん、もう面会時間、そろそろだから」
ネネ「あっ、はい……わかりました」
しおん「お姉ちゃん……いっちゃうの?」
ネネ「しーちゃん……ゴメンね、でも、決まりだから…」
しおん「……あーあ、病院ってつまんないよね。自由に遊んだりできないし、ご飯も…お姉ちゃんの作るのの方が絶対美味しいんだもん」
ネネ「ダメよ、ちゃんとバランス考えて作られているんだから、ちゃんと残さず食べなさい」
しおん「ん…わかってまーす。でもね、お姉ちゃん、こっそりまた差し入れに作ってきてよ、サンドイッチとかでいいから……」
ネネ「もう、しーちゃんったら……」クスッ
看護師「ネネちゃん?」
ネネ「はーい! じゃ、行くね。」
しおん「うん。…あのね、お姉ちゃん」
ネネ「?」
しおん「……ムリ、しないでね」
ネネ「……しーちゃん?」
Side ネネ
楽しい時間って、どうしてあっという間に過ぎていくんだろう。
看護師「ネネちゃん、もう面会時間、そろそろだから」
ネネ「あっ、はい……わかりました」
しおん「お姉ちゃん……いっちゃうの?」
ネネ「しーちゃん……ゴメンね、でも、決まりだから…」
しおん「……あーあ、病院ってつまんないよね。自由に遊んだりできないし、ご飯も…お姉ちゃんの作るのの方が絶対美味しいんだもん」
ネネ「ダメよ、ちゃんとバランス考えて作られているんだから、ちゃんと残さず食べなさい」
しおん「ん…わかってまーす。でもね、お姉ちゃん、こっそりまた差し入れに作ってきてよ、サンドイッチとかでいいから……」
ネネ「もう、しーちゃんったら……」クスッ
看護師「ネネちゃん?」
ネネ「はーい! じゃ、行くね。」
しおん「うん。…あのね、お姉ちゃん」
ネネ「?」
しおん「……ムリ、しないでね」
ネネ「……しーちゃん?」
99: 19/07/06(土)04:23:55 ID:Uc0
その時の妹の、寂しそうな、辛そうな顔を見て……でも私は、それが一体何を思っての表情なのか、察することができなかった。
ただ、1日に必ず訪れる、別れが寂しくて。
『時間が止まっちゃえばいいのに』なんて。
そんな事を考えていた。
ただ、1日に必ず訪れる、別れが寂しくて。
『時間が止まっちゃえばいいのに』なんて。
そんな事を考えていた。
100: 19/07/06(土)04:24:14 ID:Uc0
・メーヴェシティ(マギアシティ南の港町)
~ネネの部屋~
ネネ「……退屈だな…」ボーッ
ネネ「考えてみたら、私は…しーちゃんの事で頭が一杯で、自分では何もできていないんだわ」
ネネ「しーちゃん……もしかして、それが心配で……?」ハッ
ネネ「私にできる……私がしたい事……か」
アマカジ「マカジ」チョコチョコ
ネネ「あ、ダメよアマちゃん、勝手にうろうろしてちゃ……今はもうこんなに暗いんだから……」
アマちゃん「カジマ マジ アママ!」ピョン
ネネ「どうしたって言うの…?」
~ネネの部屋~
ネネ「……退屈だな…」ボーッ
ネネ「考えてみたら、私は…しーちゃんの事で頭が一杯で、自分では何もできていないんだわ」
ネネ「しーちゃん……もしかして、それが心配で……?」ハッ
ネネ「私にできる……私がしたい事……か」
アマカジ「マカジ」チョコチョコ
ネネ「あ、ダメよアマちゃん、勝手にうろうろしてちゃ……今はもうこんなに暗いんだから……」
アマちゃん「カジマ マジ アママ!」ピョン
ネネ「どうしたって言うの…?」
101: 19/07/06(土)04:24:37 ID:Uc0
~ネネの家の外~
怪我をしたトロピウス「ピウウス……」
ネネ「わ……大きなポケモン……!」
傷に果汁を付けるアマちゃん「アママ!」ピトピト
トロピウス「ピス……トロピス…」
ネネ「確かにアマちゃんの果汁は傷にも効くけど……ちょっと待って、包帯も持ってくるから」パタタ
アマちゃん「マカジ!」
~ネネの家の庭~
ネネ「本当はポケモンセンターに連れていけたら良いんだけど……この怪我だし、身体も大きいし……」
トロピウス「ピス…」フリフリ
ネネ「大丈夫って言ってるの? ダメよ、ちょっとした怪我も病気も、油断してると大変なことになるんだから…ほら、熱もある」
トロピウス「ピス……」
ネネ「一体どうしてこんな……あら?」
ドデカバシ「グァー」バサバサ
アマちゃん「マジ!?」ワタワタ
トロピウス「ピッス……!」ウーー
去りゆくドデカバシ「カバシッ」バサバサ……
アマちゃん「マカジ…」ホッ
トロピウス「ピスピウス」ニコッ
ネネ「ドデカバシ……確か、アマカジ族の天敵で…そうだ、丸呑みにして食べることがあるって…」
怪我をしたトロピウス「ピウウス……」
ネネ「わ……大きなポケモン……!」
傷に果汁を付けるアマちゃん「アママ!」ピトピト
トロピウス「ピス……トロピス…」
ネネ「確かにアマちゃんの果汁は傷にも効くけど……ちょっと待って、包帯も持ってくるから」パタタ
アマちゃん「マカジ!」
~ネネの家の庭~
ネネ「本当はポケモンセンターに連れていけたら良いんだけど……この怪我だし、身体も大きいし……」
トロピウス「ピス…」フリフリ
ネネ「大丈夫って言ってるの? ダメよ、ちょっとした怪我も病気も、油断してると大変なことになるんだから…ほら、熱もある」
トロピウス「ピス……」
ネネ「一体どうしてこんな……あら?」
ドデカバシ「グァー」バサバサ
アマちゃん「マジ!?」ワタワタ
トロピウス「ピッス……!」ウーー
去りゆくドデカバシ「カバシッ」バサバサ……
アマちゃん「マカジ…」ホッ
トロピウス「ピスピウス」ニコッ
ネネ「ドデカバシ……確か、アマカジ族の天敵で…そうだ、丸呑みにして食べることがあるって…」
102: 19/07/06(土)04:25:40 ID:Uc0
トロピウス「トーロピ」
ネネ「じゃああなたは、アマちゃんを助けてこんな怪我をしたの……? 同じくさタイプで、鳥ポケモンには弱いはずなのに……」
トロピウス「ピスッピ」ニッ
アマちゃん「アーママー」スリスリ
ネネ「……ありがとう、大きなポケモンさん。でもね、貴方が大怪我をして、もしかして氏んじゃったりしたら……」
トロピウス「ピス?」
ネネ「アマちゃんだって悲しむし……貴方みたいに大きなポケモンなら、声をあげて助けを呼ぶことだって、できたはず。…特にこんな街の中なら…」
トロピウス「ピス ピースウ」フリフリ
ネネ「…他の人を巻き込みたくなかったの? 自分が凄く危ない目にあったのに…?」
トロピウス「ピス」コクン
ネネ「……わぁ……」
ネネ(この子、本当に優しいポケモンなんだわ……見ず知らずのポケモンのためにさえ、自分が盾になって、助けようとして……見返りも何も求めようとしていない)
ネネ「勇気、って……こういう事なのかな……でも、やっぱり自己犠牲なんて……」
ネネ「じゃああなたは、アマちゃんを助けてこんな怪我をしたの……? 同じくさタイプで、鳥ポケモンには弱いはずなのに……」
トロピウス「ピスッピ」ニッ
アマちゃん「アーママー」スリスリ
ネネ「……ありがとう、大きなポケモンさん。でもね、貴方が大怪我をして、もしかして氏んじゃったりしたら……」
トロピウス「ピス?」
ネネ「アマちゃんだって悲しむし……貴方みたいに大きなポケモンなら、声をあげて助けを呼ぶことだって、できたはず。…特にこんな街の中なら…」
トロピウス「ピス ピースウ」フリフリ
ネネ「…他の人を巻き込みたくなかったの? 自分が凄く危ない目にあったのに…?」
トロピウス「ピス」コクン
ネネ「……わぁ……」
ネネ(この子、本当に優しいポケモンなんだわ……見ず知らずのポケモンのためにさえ、自分が盾になって、助けようとして……見返りも何も求めようとしていない)
ネネ「勇気、って……こういう事なのかな……でも、やっぱり自己犠牲なんて……」
103: 19/07/06(土)04:26:04 ID:Uc0
アマちゃん「マジ」ピトピト
トロピウス「ピス♪」
ネネ「自己犠牲………もしかしたら、私も……」
ネネ「……………うん」タタッ
トロピウス「ピス?」
アマちゃん「マジ?」
ネネ「大きなポケモンさん、お願いがあるの。このヒールボールに……中に入れば、傷が少しずつ癒えていくはず」
ネネ「貴方が中にいる間に、私がポケモンセンターに連れて行くわ。だから……」
ネネ「貴方を、ゲットする事を、許してくれますか?」
アマちゃん「マジマジ! アーママー♪」
トロピウス「ピス ピスピウス ピスッピ」
トロピウス「ピス♪」コクン
ネネ「……ありがとう!」ギュッ
トロピウス「ピスピースウ♪」スリスリ
ネネ「じゃあ……お願い、癒やして、ヒールボール!!」ヒュンッ
ボウン……! ……ユラッ ユラッ ユラッ
……カチッ……!
トロピウス「ピス♪」
ネネ「自己犠牲………もしかしたら、私も……」
ネネ「……………うん」タタッ
トロピウス「ピス?」
アマちゃん「マジ?」
ネネ「大きなポケモンさん、お願いがあるの。このヒールボールに……中に入れば、傷が少しずつ癒えていくはず」
ネネ「貴方が中にいる間に、私がポケモンセンターに連れて行くわ。だから……」
ネネ「貴方を、ゲットする事を、許してくれますか?」
アマちゃん「マジマジ! アーママー♪」
トロピウス「ピス ピスピウス ピスッピ」
トロピウス「ピス♪」コクン
ネネ「……ありがとう!」ギュッ
トロピウス「ピスピースウ♪」スリスリ
ネネ「じゃあ……お願い、癒やして、ヒールボール!!」ヒュンッ
ボウン……! ……ユラッ ユラッ ユラッ
……カチッ……!
104: 19/07/06(土)04:26:17 ID:Uc0
ボールを拾うネネ「……本当にありがとう、アマちゃんは貴方のおかげで助かりました」ペコリ
ネネ「だから、私は貴方を助けます。絶対、見捨てたりしないんだから…」タタッ
アマちゃん「アママー」ピョンコ
ネネ「だから、私は貴方を助けます。絶対、見捨てたりしないんだから…」タタッ
アマちゃん「アママー」ピョンコ
105: 19/07/06(土)04:26:38 ID:Uc0
~1週間後・ネネの妹、しおんの病室~
しおん「これ、ジュース? あ、アマちゃんの搾りたてジュース!」
ネネ「ふふっ、半分は正解ね。」
しおん「半分は……?……んっ」ゴクン
しおん「……あれ、いつものより、甘さがまろやか……美味しいっ」
ネネ「窓の外を見て、しーちゃん」
しおん「ん?」
飛ぶトロピウス「トーロピ♪」
背中に乗るアマちゃん「マママー♪」
しおん「新しいポケモンさん? おっきい!」
ネネ「私も最初はびっくりしたの。それでね、この子、色々調べたら……ふふっ、おかしいの」
しおん「えー、何が何が?」
ネネ「昔むかし、あるフルーツがとっても大好きな、食いしん坊のポケモンがいました」
しおん「うんうん」
ネネ「ポケモンは毎日のように同じフルーツを食べ続けるうち……なんと、自分の首元にとっても美味しいフルーツが実るようになってしまったの!」
しおん「それってもしかして……」ジーッ
しおん「あっ、首にフルーツついてる!」
しおん「これ、ジュース? あ、アマちゃんの搾りたてジュース!」
ネネ「ふふっ、半分は正解ね。」
しおん「半分は……?……んっ」ゴクン
しおん「……あれ、いつものより、甘さがまろやか……美味しいっ」
ネネ「窓の外を見て、しーちゃん」
しおん「ん?」
飛ぶトロピウス「トーロピ♪」
背中に乗るアマちゃん「マママー♪」
しおん「新しいポケモンさん? おっきい!」
ネネ「私も最初はびっくりしたの。それでね、この子、色々調べたら……ふふっ、おかしいの」
しおん「えー、何が何が?」
ネネ「昔むかし、あるフルーツがとっても大好きな、食いしん坊のポケモンがいました」
しおん「うんうん」
ネネ「ポケモンは毎日のように同じフルーツを食べ続けるうち……なんと、自分の首元にとっても美味しいフルーツが実るようになってしまったの!」
しおん「それってもしかして……」ジーッ
しおん「あっ、首にフルーツついてる!」
106: 19/07/06(土)04:27:00 ID:Uc0
ネネ「大好きなフルーツの味を皆にも知ってほしくて、ポケモンや人間の子供達に自分から首のフルーツを分け与えるポケモンなんですって。名前は、トロピウス。」
ネネ「で、トロピウスだから…トロちゃん!」
しおん「そっかー。じゃ、さっきのジュースは、アマちゃんとトロちゃんのミックスジュースなんだ」
ネネ「そうなの♪ 私も飲んでみたんだけどね、何だか身体の中から元気が湧いてきて……」ニコニコ
ネネ「………しーちゃん?」
しおん「お姉ちゃんのそんな嬉しそうな顔、久しぶりだなーって」
ネネ「しーちゃん……」
しおん「お姉ちゃん、そうやって笑ってると、凄くいい、かわいい!」
ネネ「か、かわいいって、いきなり……照れちゃうでしょ、もう」
しおん「ねえ、お姉ちゃん。お姉ちゃんはさ、やりたい事って…ある?」
ネネ「…あ…」
突然あの時と、少し前に病室で見たあの目と同じ目で見てくる妹の表情を見て…私は。
ネネ(やっぱり、そういう事…だったんだ)
ネネ(……妹に、いつまでも心配ばかりかけてたら、ダメよね、私も)
ネネ「で、トロピウスだから…トロちゃん!」
しおん「そっかー。じゃ、さっきのジュースは、アマちゃんとトロちゃんのミックスジュースなんだ」
ネネ「そうなの♪ 私も飲んでみたんだけどね、何だか身体の中から元気が湧いてきて……」ニコニコ
ネネ「………しーちゃん?」
しおん「お姉ちゃんのそんな嬉しそうな顔、久しぶりだなーって」
ネネ「しーちゃん……」
しおん「お姉ちゃん、そうやって笑ってると、凄くいい、かわいい!」
ネネ「か、かわいいって、いきなり……照れちゃうでしょ、もう」
しおん「ねえ、お姉ちゃん。お姉ちゃんはさ、やりたい事って…ある?」
ネネ「…あ…」
突然あの時と、少し前に病室で見たあの目と同じ目で見てくる妹の表情を見て…私は。
ネネ(やっぱり、そういう事…だったんだ)
ネネ(……妹に、いつまでも心配ばかりかけてたら、ダメよね、私も)
107: 19/07/06(土)04:27:16 ID:Uc0
トロちゃん「トローピ!」
アマちゃん「アーママー!」
ネネ「この声……あっ」
ドデカバシ「カバシッ!」バサバサ
ネネ「あの時のドデカバシ!」ダッ
しおん「お姉ちゃん?」
ネネ「前にトロちゃんを怪我させたポケモンなの!すぐに行かなきゃ!」
しおん「お姉ちゃん……うん!」
しおん「がんばれ、お姉ちゃん!」
ネネ「うん!」タタタッ
アマちゃん「アーママー!」
ネネ「この声……あっ」
ドデカバシ「カバシッ!」バサバサ
ネネ「あの時のドデカバシ!」ダッ
しおん「お姉ちゃん?」
ネネ「前にトロちゃんを怪我させたポケモンなの!すぐに行かなきゃ!」
しおん「お姉ちゃん……うん!」
しおん「がんばれ、お姉ちゃん!」
ネネ「うん!」タタタッ
108: 19/07/06(土)04:27:31 ID:Uc0
~病院の外~
ネネ「トロちゃん、背中に!」タタタッ
トロちゃん「ピウス!」バサッ
アマちゃんを抱くネネ「飛んで!」
トロちゃん「ピーウス!」バサッバサッ
ドデカバシ「カバシカバシッ!」バサッバサッ
ネネ「とにかく、人がいる所からは距離をとりましょう! 海の方に逃げるの!」
トロちゃん「ピス!」コクン
バサッバサッバサッ……
ネネ「トロちゃん、背中に!」タタタッ
トロちゃん「ピウス!」バサッ
アマちゃんを抱くネネ「飛んで!」
トロちゃん「ピーウス!」バサッバサッ
ドデカバシ「カバシカバシッ!」バサッバサッ
ネネ「とにかく、人がいる所からは距離をとりましょう! 海の方に逃げるの!」
トロちゃん「ピス!」コクン
バサッバサッバサッ……
109: 19/07/06(土)04:27:49 ID:Uc0
~海上~
ネネ「ここなら……誰も巻き込まない……!でも、どうやって戦えば…」
ドデカバシ「カバシッ」ヒュウッ!
ネネ「きゃっ!」
トロちゃん「ピスッ!」ゲシッ
ドデカバシ「バシ……」バサバサ
ネネ「今の技は……『つつく』かしら……くさタイプが苦手とするひこうタイプの技……」
ドデカバシ「カー……」スウウウウ
ネネ「くちばしを開いた……? ……何かが来る!トロちゃん!」
トロちゃん「ピウス!」バサッ
ドデカバシ「カババババババ!」ババババババ
アマちゃん「アママー!?」
ネネ「タネマシンガン! くさタイプの技まで……!?」
ネネ「ここなら……誰も巻き込まない……!でも、どうやって戦えば…」
ドデカバシ「カバシッ」ヒュウッ!
ネネ「きゃっ!」
トロちゃん「ピスッ!」ゲシッ
ドデカバシ「バシ……」バサバサ
ネネ「今の技は……『つつく』かしら……くさタイプが苦手とするひこうタイプの技……」
ドデカバシ「カー……」スウウウウ
ネネ「くちばしを開いた……? ……何かが来る!トロちゃん!」
トロちゃん「ピウス!」バサッ
ドデカバシ「カババババババ!」ババババババ
アマちゃん「アママー!?」
ネネ「タネマシンガン! くさタイプの技まで……!?」
110: 19/07/06(土)04:28:13 ID:Uc0
ネネ「えっと……確かバッグに……」ガサガサ
ネネ「あった、メーヴェ生息ポケモンのリーフレット! 観光案内所でこの前貰ってきたのよね…!」
ネネ「ドデカバシ……ドデカバシ……あった!」
ネネ「…体内でガス爆発を起こして、食べた種を吐き出し攻撃……そうか」
ネネ「じゃあ、あの種には弾数制限があるはず、それまで耐えきれば………?」
ドデカバシ「グアアアア……」ゴオオオッ
ネネ「くちばしが、赤く……!?」
ドデカバシ「カーバシッ!」ドヒュウウウ
トロちゃん「ピウス!」バサッ
ネネ「……っ!」ギュッ
ドパアアアン!
ネネ「……けほっ、けほ……? 何、この焦げた匂い……」
ドデカバシ「カバシッ……」チッ
ネネ「『くちばしキャノン』……くちばしを100度以上に加熱させ、一気に突撃するドデカバシの大技……」
アマちゃん「アマァ……」フルフル
ネネ「さっき、突撃した時の衝撃で空気が音を出した……つまり……アレをまともに受けたら、私達は……!」
トロちゃん「ピス……!」
ネネ「あった、メーヴェ生息ポケモンのリーフレット! 観光案内所でこの前貰ってきたのよね…!」
ネネ「ドデカバシ……ドデカバシ……あった!」
ネネ「…体内でガス爆発を起こして、食べた種を吐き出し攻撃……そうか」
ネネ「じゃあ、あの種には弾数制限があるはず、それまで耐えきれば………?」
ドデカバシ「グアアアア……」ゴオオオッ
ネネ「くちばしが、赤く……!?」
ドデカバシ「カーバシッ!」ドヒュウウウ
トロちゃん「ピウス!」バサッ
ネネ「……っ!」ギュッ
ドパアアアン!
ネネ「……けほっ、けほ……? 何、この焦げた匂い……」
ドデカバシ「カバシッ……」チッ
ネネ「『くちばしキャノン』……くちばしを100度以上に加熱させ、一気に突撃するドデカバシの大技……」
アマちゃん「アマァ……」フルフル
ネネ「さっき、突撃した時の衝撃で空気が音を出した……つまり……アレをまともに受けたら、私達は……!」
トロちゃん「ピス……!」
111: 19/07/06(土)04:28:39 ID:Uc0
ネネ「……うん。こんな危ない事をしでかす子を、のさばらせておくわけにはいかないわよね」
ネネ「街の皆のためにも……トロちゃんやアマちゃん、しーちゃんのためにも…そしてきっと」
ネネ「私の為にも!……今、ここで戦って、変わらなきゃ!」
ドデカバシ「グアアアア……」ゴオオオッ
ネネ「また来る……! トロちゃん、下の海面スレスレに飛んで!」
トロちゃん「ピーウス!」バサッ!
ドデカバシ「グアアアア!」ゴオッ
ネネ「………引きつけて……まだ…もっと……」
アマちゃん「アママ……」フルフル
ネネ「今よ、トロちゃん、飛んで!」
トロちゃん「ピーウス!」バサァッ!
ドデカバシ「グァ!?」ギュウン
ネネ「その勢いなら……急な方向転換は絶対にムリ!」
ネネ「海面に、叩きつけられて!!」
ドッパアアアアア………
ネネ「街の皆のためにも……トロちゃんやアマちゃん、しーちゃんのためにも…そしてきっと」
ネネ「私の為にも!……今、ここで戦って、変わらなきゃ!」
ドデカバシ「グアアアア……」ゴオオオッ
ネネ「また来る……! トロちゃん、下の海面スレスレに飛んで!」
トロちゃん「ピーウス!」バサッ!
ドデカバシ「グアアアア!」ゴオッ
ネネ「………引きつけて……まだ…もっと……」
アマちゃん「アママ……」フルフル
ネネ「今よ、トロちゃん、飛んで!」
トロちゃん「ピーウス!」バサァッ!
ドデカバシ「グァ!?」ギュウン
ネネ「その勢いなら……急な方向転換は絶対にムリ!」
ネネ「海面に、叩きつけられて!!」
ドッパアアアアア………
112: 19/07/06(土)04:29:02 ID:Uc0
びしょ濡れのネネ「はっ……はっ……はっ……」ドクン…ドクン……
ネネ(……参ったな……私の、身体も……)ドクン ドクン
アマちゃん「アママ! マジ ママジ!」
トロちゃん「ピス!?」
ネネ「…妹だけじゃ、ないの……私も、昔入院してて……けほっ」
ネネ「身体、あまり……もたないかも……っ」ハァ ハァ ハァ
アマちゃん「アママー!」ワタワタ
トロちゃん「ピス……!」バサッ
ネネ「待ってトロちゃん……けほ……街に向かうのは、まだ早い、みたい……」ギュッ
怒ったドデカバシ「バッシ…」バサバサ
アマちゃん「アマママママ」フルフル
トロちゃん「ピースウ……!」
ネネ「でも、向こうも弱ってる……加熱したくちばしに、いきなり水なんて被ったから……」
ネネ「もう一度、水をぶつけられれば、倒せはしなくても追い返せる……はず……」グッ…
トロちゃん「ピス?」
ネネ(……参ったな……私の、身体も……)ドクン ドクン
アマちゃん「アママ! マジ ママジ!」
トロちゃん「ピス!?」
ネネ「…妹だけじゃ、ないの……私も、昔入院してて……けほっ」
ネネ「身体、あまり……もたないかも……っ」ハァ ハァ ハァ
アマちゃん「アママー!」ワタワタ
トロちゃん「ピス……!」バサッ
ネネ「待ってトロちゃん……けほ……街に向かうのは、まだ早い、みたい……」ギュッ
怒ったドデカバシ「バッシ…」バサバサ
アマちゃん「アマママママ」フルフル
トロちゃん「ピースウ……!」
ネネ「でも、向こうも弱ってる……加熱したくちばしに、いきなり水なんて被ったから……」
ネネ「もう一度、水をぶつけられれば、倒せはしなくても追い返せる……はず……」グッ…
トロちゃん「ピス?」
113: 19/07/06(土)04:29:32 ID:Uc0
ネネ「……ゴメンね……トロちゃん、アマちゃん……ちょっと私……ダメ、みたい……」バタリ
街へ向かおうとするトロちゃん「ピス!」バサッ
通せんぼドデカバシ「カバシ?」ニヤリ
アマちゃん「アママー! アママー!」プンプン
ドデカバシ「グアアアア…」ゴオオオッ……
トロちゃん「ピス……ピス?」コオオオオオ
ネネ「……トロちゃん……? 青い光……これは、トロちゃんの……?」
ドデカバシ「グアアアア!」ギュルッ
トロちゃん「トーロー………ピースウ!」ジャバア!
アマちゃん「アマ!?」
ネネ「……水の……技……?」
くちばしにハイドロポンプを受けたドデカバシ「バシ…バシ……」クスン
逃げたバシ「バシー」ウエーン
トロちゃん「ピースウ」ニッ
アマちゃん「マジカマジカァ!」ピョンコピョンコ
ネネ「そう……しぜんのちからって、技なのね…トロちゃん…」
トロちゃん「ピス」コクン
※しぜんのちから。出す場所の影響で技のタイプが変動する。海上で発動すると水タイプの上級技、ハイドロポンプが出る。
街へ向かおうとするトロちゃん「ピス!」バサッ
通せんぼドデカバシ「カバシ?」ニヤリ
アマちゃん「アママー! アママー!」プンプン
ドデカバシ「グアアアア…」ゴオオオッ……
トロちゃん「ピス……ピス?」コオオオオオ
ネネ「……トロちゃん……? 青い光……これは、トロちゃんの……?」
ドデカバシ「グアアアア!」ギュルッ
トロちゃん「トーロー………ピースウ!」ジャバア!
アマちゃん「アマ!?」
ネネ「……水の……技……?」
くちばしにハイドロポンプを受けたドデカバシ「バシ…バシ……」クスン
逃げたバシ「バシー」ウエーン
トロちゃん「ピースウ」ニッ
アマちゃん「マジカマジカァ!」ピョンコピョンコ
ネネ「そう……しぜんのちからって、技なのね…トロちゃん…」
トロちゃん「ピス」コクン
※しぜんのちから。出す場所の影響で技のタイプが変動する。海上で発動すると水タイプの上級技、ハイドロポンプが出る。
114: 19/07/06(土)04:30:04 ID:Uc0
ネネ「……よかった……」フラッ
トロちゃん「ピス!?」
アマちゃん「マママー!?」
落ちるネネ「…………」ヒュウウウ……
トロちゃん「ピースウ!」バサバサッ
アマちゃん「マママー! マママー!」ワタワタ
ネネ「………」フワリ
トロちゃん「ピス?」
楓「……必氏の戦い、黙って見ていたのは謝ります、ごめんなさい」フワリ……
セレビィ「ビィ」ムムム…
楓「そうですね、ひとまずは……セレビィ、癒やしの鈴を、お願いします」
セレビィ「ビィ--」リイイイイン
ネネ「……この、音色は……?」パチッ
ネネ(あったかい……それに、身体のだるさが、消えて……)
楓「さぁ、後は貴方達の出番ですよ」
ネネ「あ…」スウ……ストン
トロちゃん「ピス」コクン
アマちゃん「ママー」クスン
トロちゃん「ピス!?」
アマちゃん「マママー!?」
落ちるネネ「…………」ヒュウウウ……
トロちゃん「ピースウ!」バサバサッ
アマちゃん「マママー! マママー!」ワタワタ
ネネ「………」フワリ
トロちゃん「ピス?」
楓「……必氏の戦い、黙って見ていたのは謝ります、ごめんなさい」フワリ……
セレビィ「ビィ」ムムム…
楓「そうですね、ひとまずは……セレビィ、癒やしの鈴を、お願いします」
セレビィ「ビィ--」リイイイイン
ネネ「……この、音色は……?」パチッ
ネネ(あったかい……それに、身体のだるさが、消えて……)
楓「さぁ、後は貴方達の出番ですよ」
ネネ「あ…」スウ……ストン
トロちゃん「ピス」コクン
アマちゃん「ママー」クスン
115: 19/07/06(土)04:30:27 ID:Uc0
ネネ「……あの、あなたは一体……」
楓「名乗るほどの者ではありません。ですが、名乗ると「楓」です。なので、「帰って」寝ます、なんて」フフッ
ネネ「ほえ?」キョトン
楓「んー、流石に今のは伝わりにくかったですよね、要改良です……とりあえず、マギアシティに帰ります。では」ペコリ
セレビィ「ビィ」シュン
ネネ「……消えちゃった……マギアシティの、楓さん……」ウト……
ネネ「……トロちゃん、アマちゃん、二人ともよく頑張ったわね…」ウト…
トロちゃん「ピス」コクン
アマちゃん「マママー」ギュッ
ネネ「…病院まで、お願いして、いい…?」
トロちゃん「ピス」バサッ
アマちゃん「アママー」ビシッ
楓「名乗るほどの者ではありません。ですが、名乗ると「楓」です。なので、「帰って」寝ます、なんて」フフッ
ネネ「ほえ?」キョトン
楓「んー、流石に今のは伝わりにくかったですよね、要改良です……とりあえず、マギアシティに帰ります。では」ペコリ
セレビィ「ビィ」シュン
ネネ「……消えちゃった……マギアシティの、楓さん……」ウト……
ネネ「……トロちゃん、アマちゃん、二人ともよく頑張ったわね…」ウト…
トロちゃん「ピス」コクン
アマちゃん「マママー」ギュッ
ネネ「…病院まで、お願いして、いい…?」
トロちゃん「ピス」バサッ
アマちゃん「アママー」ビシッ
116: 19/07/06(土)04:30:40 ID:Uc0
微睡みの中で、私はぼんやり考えていたんだ。
踏み出すことは怖いけど、でも、踏み出したら何か、変わるかもしれないって。
しーちゃんは……許してくれるかな……?
踏み出すことは怖いけど、でも、踏み出したら何か、変わるかもしれないって。
しーちゃんは……許してくれるかな……?
117: 19/07/06(土)04:30:54 ID:Uc0
~それからしばらくして、マギアシティ~
ネネ「ユニット制……困ったな……」ウーン
ネネ(しーちゃんを元気付ける方法は1つじゃない。昔身体が弱かった私でも、戦えるんだって事を見せてあげられれば……そう思ってここまで来たんだけど……)
ネネ「仲間の人を見つけるところから、よね。……うん、めげてなんていられ……」
ネネ「ユニット制……困ったな……」ウーン
ネネ(しーちゃんを元気付ける方法は1つじゃない。昔身体が弱かった私でも、戦えるんだって事を見せてあげられれば……そう思ってここまで来たんだけど……)
ネネ「仲間の人を見つけるところから、よね。……うん、めげてなんていられ……」
118: 19/07/06(土)04:31:11 ID:Uc0
加蓮『信じる』
未央『え……』
加蓮『信じて』
未央『……うん!』
ネネ「あれは……もしかして、ちょうど今やってる試合……?」
ぽて『ヒノォ……』クラクラ
みく『何にせよ、次で終わりにゃ!おうふくビンタにゃあ!』
ネネ「あっ、危ないっ!」
加蓮『…負けない! ぽて!』
ぽて『ヒノ!』ハッ
エネコロロ『ニャアアアッ』ヒュッ…
ネネ「きゃっ……」ギュッ……
未央『え……』
加蓮『信じて』
未央『……うん!』
ネネ「あれは……もしかして、ちょうど今やってる試合……?」
ぽて『ヒノォ……』クラクラ
みく『何にせよ、次で終わりにゃ!おうふくビンタにゃあ!』
ネネ「あっ、危ないっ!」
加蓮『…負けない! ぽて!』
ぽて『ヒノ!』ハッ
エネコロロ『ニャアアアッ』ヒュッ…
ネネ「きゃっ……」ギュッ……
119: 19/07/06(土)04:31:27 ID:Uc0
加蓮『起氏回生!!!』
ネネ「え……?」
ぽて『ヒノオオオオオオオオ!!』カッ
エネコロロ『ニャ!?』
みく『なっ!?』
紗南『き、起氏回生!? 体力が減るほどに威力が上がる一か八かの大技を……!?』
未央『……いける……いっけえええ!!!』
ドオオオオン……
エネコロロ『ニャ……ニャ……ニャフン』パタリ
みく『あ、あああ……』
ネネ「……わあ……わぁっ!」
ネネ「え……?」
ぽて『ヒノオオオオオオオオ!!』カッ
エネコロロ『ニャ!?』
みく『なっ!?』
紗南『き、起氏回生!? 体力が減るほどに威力が上がる一か八かの大技を……!?』
未央『……いける……いっけえええ!!!』
ドオオオオン……
エネコロロ『ニャ……ニャ……ニャフン』パタリ
みく『あ、あああ……』
ネネ「……わあ……わぁっ!」
120: 19/07/06(土)04:31:43 ID:Uc0
紗南『効果は抜群だぁーっ!!!エネコロロ、戦闘不能ーっ!!!』
加蓮『ぽてーっ!』ダッ
ぽて『ヒノォ!』ピョンコ
加蓮『もう!心配かけちゃってこいつぅ』ワシャワシャワシャ
ぽて『ヒノ ヒノノオ♪』
未央『な、何か加蓮のテンションがいつもと違うような……』
加蓮『……何見てんのよ』ギロッ
未央『うええ、そんな睨まなくても!』
加蓮『なーんて、ウソウソ。…ほら、手』
未央『……うん!』
パシィッ!
~~~~~
加蓮『ぽてーっ!』ダッ
ぽて『ヒノォ!』ピョンコ
加蓮『もう!心配かけちゃってこいつぅ』ワシャワシャワシャ
ぽて『ヒノ ヒノノオ♪』
未央『な、何か加蓮のテンションがいつもと違うような……』
加蓮『……何見てんのよ』ギロッ
未央『うええ、そんな睨まなくても!』
加蓮『なーんて、ウソウソ。…ほら、手』
未央『……うん!』
パシィッ!
~~~~~
121: 19/07/06(土)04:32:02 ID:Uc0
ネネ(素敵なもの、見ちゃった。そうだよね、私も、あんな風に……)
ネネ(でも、さっきのヒノアラシのトレーナーさん……顔色が少し……気のせいだと良いのだけど…)
子供「あー、ポケモンのジュース屋さんだー!」ワーイ
ネネ「あ、いらっしゃいませ。どのジュースにする?」
母親「こらこら、ダメよ、今からご飯なんだから…ごめんなさいね、ほら行くわよ」
子供「うえージュースのみたーい」ズリズリ……
ネネ「あ、あはは……またねー」フリフリ
トロちゃん「ピスウ」
アマちゃん「マーマー」
ネネ(でも、さっきのヒノアラシのトレーナーさん……顔色が少し……気のせいだと良いのだけど…)
子供「あー、ポケモンのジュース屋さんだー!」ワーイ
ネネ「あ、いらっしゃいませ。どのジュースにする?」
母親「こらこら、ダメよ、今からご飯なんだから…ごめんなさいね、ほら行くわよ」
子供「うえージュースのみたーい」ズリズリ……
ネネ「あ、あはは……またねー」フリフリ
トロちゃん「ピスウ」
アマちゃん「マーマー」
122: 19/07/06(土)04:32:22 ID:Uc0
ネネ「それに、マギアシティの楓さん……あの人にも、いつかお礼を言わなくちゃだし……よし!」
ネネ「すみませーん、ドリンクいかがですか~!」
未央「……ん?」
ネネ「すみませーん、ドリンクいかがですか~!」
未央「……ん?」
123: 19/07/06(土)04:32:35 ID:Uc0
※そして、3話ラストへ。
これは新たな旅の仲間、ネネの、旅立ちの物語。
そして、加蓮、未央、ネネの3人の旅が、もう間もなく、始まろうとしている!
続く!
これは新たな旅の仲間、ネネの、旅立ちの物語。
そして、加蓮、未央、ネネの3人の旅が、もう間もなく、始まろうとしている!
続く!
124: 19/07/06(土)04:35:09 ID:Uc0
というわけで、今回は第3の主人公、ネネの単独回でした。
彼女の旅の目的、そして秘められた想い……
垣間見ていただければ嬉しいです。
あと、妹の名前は原作ではしーちゃんとしかわかっておらず、「しおん」は有識者の見解を拝借した本作オリジナルネームになりますので了承くださいませ。
では、今回もお目汚し、失礼をば。
彼女の旅の目的、そして秘められた想い……
垣間見ていただければ嬉しいです。
あと、妹の名前は原作ではしーちゃんとしかわかっておらず、「しおん」は有識者の見解を拝借した本作オリジナルネームになりますので了承くださいませ。
では、今回もお目汚し、失礼をば。
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