1: 2016/10/07(金) 11:24:00.80 ID:afMShrPj0
・百合注意

~~~


曜(気のせいじゃないよね…)チラチラ

梨子「………」チラッ

曜(ほら!今も私のこと見た)

曜(ここのところ毎日なんだよね…)

曜(………)チラッ

曜(あ…わかった!)

曜(梨子ちゃん私のことが好きなんだ!)チラチラ

曜(そうだ!そうに違いない!)

2: 2016/10/07(金) 11:26:25.73 ID:afMShrPj0
曜(そういえば梨子ちゃんレOっぽい顔してるし…)

曜(辻褄が合うね!)

曜(そっかぁ…私に惚れちゃったか~)チラチラ

曜(でも、ごめんね梨子ちゃん…)

曜(私には千歌ちゃんがいるから…//)

曜(あぁ…千歌ちゃん…今日もかわいいよぉ…//)ハァハァ

梨子(曜ちゃんがやたらこっちを見てくる…)

梨子(何か息荒くなってるし…)

梨子(……ちょっと気持ち悪い…)

3: 2016/10/07(金) 11:28:31.88 ID:afMShrPj0
~~~

曜(あ、梨子ちゃんだ)

曜(折角だし話しかけてあげよう♪)

曜「梨子ちゃーん♪」

梨子「わっ…曜ちゃん!びっくりしたぁ…」

曜(いきなり私に話しかけられて焦っちゃってるねー♪)

曜「梨子ちゃんもお昼買いにきたの?」

梨子「うん。今日お弁当作る時間なくて」

曜「そっかぁ、私もだよ」

4: 2016/10/07(金) 11:30:37.24 ID:afMShrPj0
曜(あ…いいこと思い付いた♪)

曜「そうだ!折角だし、二人でお昼食べない?」ニヤニヤ

梨子「えっ、二人で?」

曜「うん!たまにはどう?」ニヤニヤ

梨子「うーん…」

曜(さすがに好きな子と二人ってのは恥ずかしいのかなー?)ニヤニヤ

曜「ねぇ、りこちゃ…」

千歌「梨子ちゃんお待たせ~」

曜「!?」

5: 2016/10/07(金) 11:32:16.41 ID:afMShrPj0
千歌「あ、曜ちゃんも一緒なんだ!」

曜「ひぇっ…ぅ…うんっ!?//」

曜(な、何で千歌ちゃんが!?//)

千歌「外でお昼食べよって誘おうとしたのにすぐ教室飛び出してっちゃったからさ~」

曜「ぁあっ…しょ、そうなんだぁ…!//」

千歌「でも丁度よかったよ!3人で食べよう♪」

曜「あ…あ、えっと…//」

千歌「行こっ曜ちゃん♪」

曜「あ…あぁ!私、ちょっと用事あるからぁ!?//」ピューン

千歌「えー!曜ちゃーん!」

千歌「行っちゃった…」

梨子「………」

6: 2016/10/07(金) 11:34:20.03 ID:afMShrPj0
~~~

梨子「ふぅ…」アセアセ

曜(梨子ちゃんが困ってる!)

曜「梨子ちゃん!何してるの?」

梨子「これ運ぶように先生に頼まれちゃって…」

曜「そっか!じゃあ、手伝ってあげるよ♪」

梨子「えっ…あ、ありがとう…」

7: 2016/10/07(金) 11:36:08.48 ID:afMShrPj0
曜「よいしょ…ってこれ結構重いね~」

梨子「う、うん」

曜「梨子ちゃんみたいな可愛い娘にはキツいよね~♪」ニヤニヤ

梨子「可愛いって…そんなこと、ないけど…//」

曜「えー?私いつも思ってるんだよ?梨子ちゃん可愛いなーって!」ニヤニヤ

梨子「もう…いいからこれ運んじゃいましょ…//」

曜「そうだねー♪」

曜(梨子ちゃん照れてる…♪私に可愛いって言われて内心絶対喜んでるよー)ニヤニヤ

千歌「………」

8: 2016/10/07(金) 12:04:37.70 ID:afMShrPj0
~~~

曜「は~…今日も千歌ちゃん可愛いかったなぁ…♡」

曜「今夜は捗りそう…//」

千歌(あっ!)

千歌「曜ちゃんみーっけ!!」ダキッ

曜「あひゃっ!?//ちっ…ちかちゃっ!?//」

千歌「先帰っちゃうなんて酷いよー」

曜「あっ、ご…ごめっ…//」

千歌「ま、いいけどさ~。一緒に帰ろっ?」ニコッ

曜(んひょおおぉっ!//千歌ちゃんの笑顔ぉおぉおおぉっ♡可愛い過ぎるよぉお!//)ハァハァ

千歌「~♪」

曜(千歌ちゃんと二人で歩いてる!//私と千歌ちゃん二人で!//)

9: 2016/10/07(金) 12:05:57.81 ID:afMShrPj0
千歌「曜ちゃん、水泳部の方はどうなの?」

曜「んぇっ…す、すいえいっ…?//」

千歌「うん!調子、どう?」

曜「ま、まぁまぁ…かなぁっ…//」

千歌「そっか!でも凄いよね~、部活掛け持ちなんて千歌には無理だ~」アハハ

曜「いっ…凄くなんかっ…ないって…!//」

千歌「いーや凄いって!中途半端じゃなくてどっちも全力で頑張ってるんだからさ~!」

曜「ふひっ…そ、そうかなぁ…//」

千歌「うんうん!」

10: 2016/10/07(金) 12:07:23.47 ID:afMShrPj0
千歌「あ、そういえばこの前さ~……」

曜(はぁっ…千歌ちゃん、距離近過ぎっ…!?//)

曜(ほぼ密着状態なんだけど!?//て、てか千歌ちゃん…めっちゃ良い臭いするぅっ♡)ハァハァ

曜(千歌ちゃんの甘い香りで…頭蕩けちゃいそう…♡)ハァハァ

曜(千歌ちゃん…千歌ちゃん…♡//)

千歌「それでしま姉がー……って、曜ちゃん聞いてる?」

曜「はぁ…はぁ…♡」

千歌「曜ちゃーん!」

曜「えっ!?//ぁ、あぁあっ…//な、何だっけ!?//」

千歌「………」

千歌「も~、ちゃんと人の話は聞かないとだよー!」

曜「ご、ごめんっ…!//」

千歌「………」

11: 2016/10/07(金) 12:08:52.46 ID:afMShrPj0
曜「そ、それじゃっ…また明日ねっ!//」

千歌「うん、ばいばい!」

千歌「………」

千歌「あんまり…話盛り上がらなかったなぁ…」シュン…



曜「早く帰ってあれしないと…♡千歌ちゃんの臭いが残ってる内に…!」

曜「はぁっ…はぁっ♡」

12: 2016/10/07(金) 12:10:22.63 ID:afMShrPj0
-曜の家-

曜「ふぅ…」

曜「今日のは何時にも増して最高だった…」

曜「………」カタヅケ

曜「梨子ちゃんも私のこと考えながらやってるのかなぁ…」

曜「好きなんだし…」

曜「………」

曜「悪い気はしないなぁ~♪」

曜「………」

曜「千歌ちゃんは絶対やってないよ!こういうこと自体知らないはずだし!純粋だからね!」

曜「そういうとこも可愛いよね…♡」

曜「千歌ちゃん…♡」

曜「いつか私のものにしてやる!! 」

13: 2016/10/07(金) 12:11:46.13 ID:afMShrPj0
-教室-

千歌「曜ちゃん、おはよ!」

曜「あ、お、おはようそろ~…!//」

千歌「あはは、曜ちゃんのそれ、可愛いよね~♪」

曜「………//」

梨子「千歌ちゃん、曜ちゃんおはよ~」

千歌「梨子ちゃんおはよ!」

曜「おはよーそろー!」

梨子「二人とも朝から元気だね」

千歌「それだけが取り柄だからね!」

梨子「あはは、千歌ちゃんったら」

14: 2016/10/07(金) 12:12:56.98 ID:afMShrPj0
曜「そういえば梨子ちゃん!昨日ね~…」

梨子「うんうん」

千歌(曜ちゃん…梨子ちゃんとは楽しそうに話すなぁ…)

千歌(私の時とは正反対…)

千歌(………)

15: 2016/10/07(金) 12:14:49.05 ID:afMShrPj0
~~~

曜「梨子ちゃん、次の授業何だっけ?」

梨子「数学だよ」

曜「ありがと!あ、数学といえば…」

千歌(曜ちゃん…また梨子ちゃんと話してる…)

千歌(私には話しかけてくれないのに…)

千歌(………)

曜(梨子ちゃん、私に話し掛けられてドキドキしてるんだろうなぁ…)ニヤニヤ

曜(恋する乙女の心を弄ぶのも、また一興だね…!)

16: 2016/10/07(金) 12:16:13.33 ID:afMShrPj0
-千歌の家-

千歌(今日も曜ちゃんとあんまり話せなかったな…)

千歌「はぁ…」

千歌(曜ちゃん…私のこと嫌いなのかな…)

千歌「ぐすっ…う…うぅ…!」

千歌(私、こんなに曜ちゃんのこと好きなのに…)

千歌「うぇえぇえぇん…!」

17: 2016/10/07(金) 12:18:20.55 ID:afMShrPj0
~~~

梨子「…そんなことがあったんだね」

千歌「うん…私、どうしたらいいか…わからなくて…!」グスッ

梨子「大丈夫。曜ちゃんは千歌ちゃんのこと嫌ってなんかないよ」

千歌「で…でも…!」

梨子「友達なんだから…信じてあげないと」

千歌「う…うん…」

梨子「でもびっくりしたよ。急に千歌ちゃんの泣いてる声が聞こえてきたから…」

千歌「ごめんね…うるさかった…?」

梨子「ううん。そんなことないけど…」

梨子「千歌ちゃん、そんなに曜ちゃんのこと想ってるんだね」

千歌「うん…」

18: 2016/10/07(金) 12:20:38.40 ID:afMShrPj0
梨子「ちょっと羨ましいな…私好きな人とかいたことないから…」

千歌「…気持ち悪い…とか思わないの…?」

梨子「なんで?」

千歌「だって私…曜ちゃんのこと好きなんだよ…?女の子だよ…?」

梨子「好きに性別は関係ないよ。気持ち悪いなんて絶対に思わない」

千歌「…そっか…梨子ちゃんは優しいね…」

梨子「そんなことないよ」

梨子「曜ちゃんに気持ち…伝わればいいね」

千歌「うん…!」

梨子「千歌ちゃん可愛いし、きっと上手くいくよ!」

千歌「か、可愛い!?//」

梨子「うん。千歌ちゃんとっても可愛いよ?」

千歌「や、やめてっ!//そういうの慣れてないんだよぉ…//」

梨子「あはは、千歌ちゃん顔真っ赤♪」

千歌「もう!梨子ちゃん!//」

19: 2016/10/07(金) 12:23:01.35 ID:afMShrPj0
~1ヶ月後~

千歌「決めた!私告白するよ!」

梨子「ほんと!?頑張って、千歌ちゃん!」

千歌「うん!実は一杯練習してきたんだ~」

梨子「そうなんだ。きっと上手く…」

千歌「………」カベドンッ

梨子「!?//」

20: 2016/10/07(金) 12:24:17.49 ID:afMShrPj0
千歌「………」アゴクイッ

梨子「ひゃっ!?//」

千歌「………」

梨子「な…なに…?//予行練習…?//」

千歌「梨子ちゃん」

梨子「は、はいっ//」ドキドキ

千歌「私の物になって?」

梨子「なっ…なななっ!?//」

千歌「私、梨子ちゃんのこと好きになっちゃったの…だから」

梨子「ちょ、ちょっと待って!//」

21: 2016/10/07(金) 12:25:55.10 ID:afMShrPj0
千歌「なに?」

梨子「千歌ちゃんは曜ちゃんのことが好きだったはずだよね?//」

千歌「……曜ちゃん?誰それ」

梨子「いや、誰って…」

千歌「私、梨子ちゃんしか見えないんだよね」グイッ

梨子「っ!?//ち、近っ…//」

千歌「だから、私の物になってよ」

梨子「え…ほ、本気…なの?//」

千歌「本気だよ」

梨子「そっか……」

22: 2016/10/07(金) 12:27:55.31 ID:afMShrPj0
梨子「…って…えぇええぇえぇっ!?//」アセアセ

千歌「うるさい」クチビルサワッ

梨子「あひゃっ…!//」ビクッ

千歌「それで、どうなの?私と付き合うの?」

梨子「そ、そんな…言われてもっ…すぐには…//」

千歌「はぁ…仕方ないなぁ…」

チュウゥウゥ…!

梨子「~~っ!?//」ビクンッ

千歌「ぷはぁ…梨子ちゃん、私の物になる?」

梨子「ふぁ…ふぁいぃ…♡//」

-Happy End-

23: 2016/10/07(金) 12:29:22.41 ID:afMShrPj0
曜(おかしいなぁ…そろそろ告白されてもいい頃だと思うんだけどなぁ)

曜(梨子ちゃん恥ずかしがり屋だから、自分からはできないのかな?)

曜(もう…仕方ない娘だなぁ…♪)ニヤニヤ

ちかりこ「~♡」イチャイチャ

曜(最近、千歌ちゃんと梨子ちゃんがやたら仲良くなった気がするな…)

曜(………)

24: 2016/10/07(金) 12:30:56.89 ID:afMShrPj0
千歌「梨子ちゃん…」チュッ

梨子「やだ…千歌ちゃん…!//みんな見てるから…!//」

千歌「いいじゃん。見て貰ってる方が興奮するでしょ?」

梨子「な、なに言って…あっ、あぁっ…!?//」ビクンッ

千歌「梨子ちゃん、大好き」ギュウゥ

曜(………)

曜(ほんとに仲良いなぁ…)

25: 2016/10/07(金) 12:32:23.14 ID:afMShrPj0
曜(………)


曜(………)



曜(……え…?)


~完~

26: 2016/10/07(金) 12:33:36.60 ID:afMShrPj0
以上です。

駄文失礼致しました。

27: 2016/10/07(金) 12:55:33.68 ID:q3Kiq33Go

29: 2016/10/07(金) 13:12:04.63 ID:4bd2jgCSO
曜ちゃんが完全におまえら

引用元: 曜(最近、梨子ちゃんが私のことを見てくる気がする…)