1: 2016/07/24(日) 00:08:35.982 ID:cNm+YbDD0.net
リツコ「あなたの護身用に作ったの。でも、使用は慎重にね」
シンジ「ありがとうございます」
シンジ「ありがとうございます」
3: 2016/07/24(日) 00:12:05.338 ID:cNm+YbDD0.net
カヲル「……」キョロキョロ
アスカ「ぅげ。ヤな奴に会っちゃった」
カヲル「……酷い挨拶だね。ところで、シンジ君を探してるんだけど、知らないかい?」
アスカ「まーた始まったわね。あんたそれしか興味無いわけ?」
シンジ「慎重にって言ってたけど、ホントに効果あるのかな……? いいや、とりあえず押してみよう」ポチ
アスカ「ぅげ。ヤな奴に会っちゃった」
カヲル「……酷い挨拶だね。ところで、シンジ君を探してるんだけど、知らないかい?」
アスカ「まーた始まったわね。あんたそれしか興味無いわけ?」
シンジ「慎重にって言ってたけど、ホントに効果あるのかな……? いいや、とりあえず押してみよう」ポチ
4: 2016/07/24(日) 00:13:33.173 ID:cNm+YbDD0.net
カヲル「そんなことはないさ。例えば、美しい女性には人並みに興味がある。君のような」
アスカ「へ!?」
アスカ「へ!?」
5: 2016/07/24(日) 00:14:48.824 ID:cNm+YbDD0.net
アスカ「なななっなに言い出してんのよいきなりっ」
カヲル「そう驚くことかい? 君は、自らの魅力に自信と自覚を持っていると思っていたよ」
アスカ「そ、そりゃまあ……なんたってこの私だし。だけどあんたの場合―――」
カヲル「僕も男性だよ。シンジ君のことは好きだけど、それとは別にね」スッ
アスカ「あ……な、渚……」
カヲル「カヲルでいいよ」
カヲル「そう驚くことかい? 君は、自らの魅力に自信と自覚を持っていると思っていたよ」
アスカ「そ、そりゃまあ……なんたってこの私だし。だけどあんたの場合―――」
カヲル「僕も男性だよ。シンジ君のことは好きだけど、それとは別にね」スッ
アスカ「あ……な、渚……」
カヲル「カヲルでいいよ」
6: 2016/07/24(日) 00:16:42.520 ID:cNm+YbDD0.net
カヲル「もっと乱れて。心を開放して、君を僕に見せてくれ。アスカ」
アスカ「ああぁカヲルぅ、カヲル! 素敵、好きっ大好きぃ!!」
カヲル「嬉しいよ……君には嫌われていると思っていたからね」
アスカ「そ……それは、カヲルはホ〇だって思ってたから……でも……」
カヲル「でも?」
アスカ「ほ、ほんとはぁ……初めて会った時から、こうなりたくて……ぁぁっ」
シンジ「……考えてみたら、カヲル君がいないとこで押しても本物かどうかなんて分からないや」ポチ
7: 2016/07/24(日) 00:17:31.685 ID:cNm+YbDD0.net
カヲル「……」ピタ
アスカ「あ……ど、どうしたの……? 」
アスカ「あ……ど、どうしたの……? 」
8: 2016/07/24(日) 00:17:50.517 ID:cNm+YbDD0.net
カヲル「? シンジ君を探してる途中だった」
アスカ「えっ。」
カヲル「それじゃ」スタスタ
アスカ「待……ぁぁ、待ってカヲル……もっと……」
カヲル「シンジ君、どこかな」スタスタ
アスカ「えっ。」
カヲル「それじゃ」スタスタ
アスカ「待……ぁぁ、待ってカヲル……もっと……」
カヲル「シンジ君、どこかな」スタスタ
9: 2016/07/24(日) 00:19:29.617 ID:cNm+YbDD0.net
シンジ「それでさ、ケンスケはまた行きたがってるんだけど、トウジは勘弁してくれ!って」
レイ「そう」
シンジ「……あ。ごめん、さっきから僕だけ勝手に話して」
レイ「いいの。碇君のこと、知りたいから」
シンジ「綾波……!」
レイ「もっと聞かせて」
シンジ「う、うん。それでね―――」
カヲル「やっと見つけた!」
シンジ「……ひっ」
カヲル「シンジきゅ……シンジ君!!」
レイ「そう」
シンジ「……あ。ごめん、さっきから僕だけ勝手に話して」
レイ「いいの。碇君のこと、知りたいから」
シンジ「綾波……!」
レイ「もっと聞かせて」
シンジ「う、うん。それでね―――」
カヲル「やっと見つけた!」
シンジ「……ひっ」
カヲル「シンジきゅ……シンジ君!!」
10: 2016/07/24(日) 00:21:08.477 ID:cNm+YbDD0.net
シンジ「や、やあカヲル君」
カヲル「僕も隣いいかな」
シンジ「どうぞ……」
レイ「……」
カヲル「♪」ピタ
シンジ(うう、近い……ふとももくっついてるし)
カヲル「ところで、何を話してたんだい?」
シンジ「えっと。トウジとケンスケと一緒に基地の見学に行った時のこと……あっ」
シンジ(スイッチがあったんだった)
カヲル「僕も隣いいかな」
シンジ「どうぞ……」
レイ「……」
カヲル「♪」ピタ
シンジ(うう、近い……ふとももくっついてるし)
カヲル「ところで、何を話してたんだい?」
シンジ「えっと。トウジとケンスケと一緒に基地の見学に行った時のこと……あっ」
シンジ(スイッチがあったんだった)
12: 2016/07/24(日) 00:21:58.939 ID:cNm+YbDD0.net
シンジ「少し待って」ゴソゴソ
カヲル「? どうしたのシンジ君。さあ、君の声で君の物語を聞かせて」
シンジ「えいっ」ポチ
カヲル「……あれ?」
シンジ「どうしたの? カヲル君」
カヲル「いや……ごめん、なんでもないよ。席を移動してもいいかな」
カヲル「? どうしたのシンジ君。さあ、君の声で君の物語を聞かせて」
シンジ「えいっ」ポチ
カヲル「……あれ?」
シンジ「どうしたの? カヲル君」
カヲル「いや……ごめん、なんでもないよ。席を移動してもいいかな」
13: 2016/07/24(日) 00:22:41.869 ID:cNm+YbDD0.net
カヲル「失礼」スト
レイ「なぜ、こっちに来たの?」
カヲル「迷惑かい?」
レイ「ええ」
カヲル「はは、手厳しいな。君は正直だね、綾波レイ」
シンジ(本物だ! 凄いやリツコさん。いい歳して金髪恥ずかしいとかミサトさんと盛り上がってごめんなさい)
レイ「碇君」
シンジ「あ、どこまで話したっけ……そうだ、それでその日は帰ったんだけど、途中で」
カヲル「…」ボソッ
レイ「……っ」ピク
レイ「なぜ、こっちに来たの?」
カヲル「迷惑かい?」
レイ「ええ」
カヲル「はは、手厳しいな。君は正直だね、綾波レイ」
シンジ(本物だ! 凄いやリツコさん。いい歳して金髪恥ずかしいとかミサトさんと盛り上がってごめんなさい)
レイ「碇君」
シンジ「あ、どこまで話したっけ……そうだ、それでその日は帰ったんだけど、途中で」
カヲル「…」ボソッ
レイ「……っ」ピク
14: 2016/07/24(日) 00:23:18.764 ID:cNm+YbDD0.net
カヲル「…」ボソボソ
レイ「な……なにを言うのよ……」
シンジ「どうしたの?」
レイ「なんでもないわ。フィフス、黙っていて」
シンジ「……えっと、途中でゲーセンに寄ったんだけど」
カヲル「…」ボソボソ
レイ「……ん……っ」
シンジ「そこに、基地で見たのと同じヘリコプターのプラモが景品で置いてあって……」
カヲル「……」ボソボソ
レイ「……ぁぁ、フィフス……」
シンジ「あの……僕の話、聞いてる?」
レイ「な……なにを言うのよ……」
シンジ「どうしたの?」
レイ「なんでもないわ。フィフス、黙っていて」
シンジ「……えっと、途中でゲーセンに寄ったんだけど」
カヲル「…」ボソボソ
レイ「……ん……っ」
シンジ「そこに、基地で見たのと同じヘリコプターのプラモが景品で置いてあって……」
カヲル「……」ボソボソ
レイ「……ぁぁ、フィフス……」
シンジ「あの……僕の話、聞いてる?」
15: 2016/07/24(日) 00:23:55.601 ID:cNm+YbDD0.net
レイ「あ。ご、ごめんなさい碇君。平気……だから。フィフス、邪魔しないで」
カヲル「ただ黙っていることなんてできないよ。こんなに君が傍にいるのに」
レイ「……やめて……」
カヲル「本当にやめて欲しいのかい? 正直な綾波レイ」
レイ「……」
シンジ「その景品を……ケンスケが絶対欲しいって」
カヲル「…」ボソボソ
レイ「ン……っ」
シンジ「それは予想通りだったんだけど、トウジまで」
カヲル「…」ボソボソ
カヲル「ただ黙っていることなんてできないよ。こんなに君が傍にいるのに」
レイ「……やめて……」
カヲル「本当にやめて欲しいのかい? 正直な綾波レイ」
レイ「……」
シンジ「その景品を……ケンスケが絶対欲しいって」
カヲル「…」ボソボソ
レイ「ン……っ」
シンジ「それは予想通りだったんだけど、トウジまで」
カヲル「…」ボソボソ
16: 2016/07/24(日) 00:24:50.708 ID:cNm+YbDD0.net
シンジ「綾波……」
カヲル「…」ボソボソ
レイ「ぁ、ふぁ…… ///」
シンジ(あ、綾波の顔が、どんどんトロケてく……こんな顔、するんだ……)ゴクッ
シンジ「トウジまで欲しがって。だから3人で協力して取ろうってことになって」
レイ「ハァ、ハァ……フィ……カヲ、る……」
シンジ(もう全然聞いてない……)
カヲル「レイ。僕にもよく顔を見せて」グィ
レイ「ぁん」
カヲル「レイ……」
レイ「カヲル……」
シンジ「……」
カヲル「…」ボソボソ
レイ「ぁ、ふぁ…… ///」
シンジ(あ、綾波の顔が、どんどんトロケてく……こんな顔、するんだ……)ゴクッ
シンジ「トウジまで欲しがって。だから3人で協力して取ろうってことになって」
レイ「ハァ、ハァ……フィ……カヲ、る……」
シンジ(もう全然聞いてない……)
カヲル「レイ。僕にもよく顔を見せて」グィ
レイ「ぁん」
カヲル「レイ……」
レイ「カヲル……」
シンジ「……」
17: 2016/07/24(日) 00:25:22.549 ID:cNm+YbDD0.net
シンジ(こんな、こんなのって。でも……さっきの綾波の顔……)
シンジ(あのトロ顔をもう一回だけでも見ときたい……スイッチで戻すのはそれからでも。見るにはあっちに回らないと)
シンジ「……」ス
ちゅっ
シンジ「!?」
レイ「ん……っ!」
シンジ「カカカ、カヲル君!? いきなりそんな」
シンジ(キスとか、そこまでするなんてっ)
レイ「ぷはっ、ハァ……だ、だめ。碇君、いるのに」
カヲル「いても困らないだろう? 僕らが幸せなら、彼は祝福してくれるさ」
レイ「……そう……なの?」
シンジ「え。いや、そ、それは……っ」
ちゅぅぅ
シンジ「あ……」
シンジ(あのトロ顔をもう一回だけでも見ときたい……スイッチで戻すのはそれからでも。見るにはあっちに回らないと)
シンジ「……」ス
ちゅっ
シンジ「!?」
レイ「ん……っ!」
シンジ「カカカ、カヲル君!? いきなりそんな」
シンジ(キスとか、そこまでするなんてっ)
レイ「ぷはっ、ハァ……だ、だめ。碇君、いるのに」
カヲル「いても困らないだろう? 僕らが幸せなら、彼は祝福してくれるさ」
レイ「……そう……なの?」
シンジ「え。いや、そ、それは……っ」
ちゅぅぅ
シンジ「あ……」
18: 2016/07/24(日) 00:26:02.418 ID:cNm+YbDD0.net
アスカ「なぁにやってんのよこの泥棒猫!!!!!!」
シンジ「え。アスカ!?」
カヲル「おや」
19: 2016/07/24(日) 00:26:43.988 ID:cNm+YbDD0.net
アスカ「どきなさいっ! カヲルは私のものなんだからっ」
シンジ「ど、どうしたのアスカ」
アスカ「部外者は黙ってて」
シンジ「う……」
アスカ「このぉっ」
レイ「きゃっ」
カヲル「乱暴はダメだよ。アスカ」
アスカ「あ。ごっごめんなさいカヲル。怒らないで……でも、この女が」
レイ「カヲルに触らないで。弐号機パイロット」
アスカ「ぁぁん!?」
シンジ「ど、どうしたのアスカ」
アスカ「部外者は黙ってて」
シンジ「う……」
アスカ「このぉっ」
レイ「きゃっ」
カヲル「乱暴はダメだよ。アスカ」
アスカ「あ。ごっごめんなさいカヲル。怒らないで……でも、この女が」
レイ「カヲルに触らないで。弐号機パイロット」
アスカ「ぁぁん!?」
20: 2016/07/24(日) 00:27:21.088 ID:cNm+YbDD0.net
アスカ「言っとくけどね! 私はさっきまで、あっちでカヲルに抱かれてたんだから!」
レイ「!?」
アスカ「よ、! キスなんかとはワケが違うの」
レイ「カヲル……?」
カヲル「本当のことだよ。さっきまで、アスカとをしていたんだ」
シンジ(さっきって、最初にスイッチ押した時!? っていうかカヲル君、そんなことバラしちゃったら―――)
レイ「……私も……」
シンジ「へ?」
レイ「私とも、一つになりましょう。キモチのいいこと……して……お願い。カヲル」
アスカ「なによファースト、あんた恥じらいとかないわけ!? カヲルぅ、ね、こんなのほっといて私と続きしましょ♥」
カヲル「困ったな」
シンジ「……」
レイ「!?」
アスカ「よ、! キスなんかとはワケが違うの」
レイ「カヲル……?」
カヲル「本当のことだよ。さっきまで、アスカとをしていたんだ」
シンジ(さっきって、最初にスイッチ押した時!? っていうかカヲル君、そんなことバラしちゃったら―――)
レイ「……私も……」
シンジ「へ?」
レイ「私とも、一つになりましょう。キモチのいいこと……して……お願い。カヲル」
アスカ「なによファースト、あんた恥じらいとかないわけ!? カヲルぅ、ね、こんなのほっといて私と続きしましょ♥」
カヲル「困ったな」
シンジ「……」
21: 2016/07/24(日) 00:27:48.843 ID:cNm+YbDD0.net
アスカ「カヲル。何してもいいから。なんだってしてあげる。だって、私がそうしたいんだもん」
レイ「捧げるわ……全てを、あなたに……だから」
カヲル「嬉しいよ、アスカ、レイ。二人とも愛してあげるから、ケンカしないで」
アスカ「私のこと、捨てたりしない?」
カヲル「もちろん。アスカもレイも、永遠に僕のものだ」
アスカ・レイ「♥」
シンジ「ポチッとな」ポチ
レイ「捧げるわ……全てを、あなたに……だから」
カヲル「嬉しいよ、アスカ、レイ。二人とも愛してあげるから、ケンカしないで」
アスカ「私のこと、捨てたりしない?」
カヲル「もちろん。アスカもレイも、永遠に僕のものだ」
アスカ・レイ「♥」
シンジ「ポチッとな」ポチ
22: 2016/07/24(日) 00:28:34.687 ID:cNm+YbDD0.net
カヲル「そして僕は、永遠にシンジ君のものさ」
シンジ「うん。知ってた」
シンジ「うん。知ってた」
23: 2016/07/24(日) 00:28:53.671 ID:cNm+YbDD0.net
シンジ「そろそろ帰ろう、カヲル君」
カヲル「そうだねシンジきゅ君」
アスカ「ちょ、ちょっと……!?」
レイ「カヲル!? イヤ、待って」
カヲル「帰りにどこかでアイスを食べていかないかい? もちろん僕のおごりで」
シンジ「三段重ねしてもいい?」
カヲル「ふふ……僕も君に重なりたいな」
カヲル「そうだねシンジきゅ君」
アスカ「ちょ、ちょっと……!?」
レイ「カヲル!? イヤ、待って」
カヲル「帰りにどこかでアイスを食べていかないかい? もちろん僕のおごりで」
シンジ「三段重ねしてもいい?」
カヲル「ふふ……僕も君に重なりたいな」
24: 2016/07/24(日) 00:29:50.339 ID:cNm+YbDD0.net
シンジ(やっぱり、好かれるなら、他の人に求められてる人に好かれる方が気分いいよね)
シンジ(今まではカヲル君にまとわりつかれても、皆から引かれるかバカにされるだけだったけど―――)
アスカ「カヲル、私も帰る! 置いてかないで、お願い!」
レイ「私もっ」
シンジ「あ、そうだ二人とも」
アスカ「……なによ」
シンジ「これからは、カヲル君に相手して欲しければ僕への奉仕と誠意を忘れないでね。そうしたら、たまに貸し出してあげるから」
カヲル「シンジ君のお手手、あったかいナリぃ」ギュッ
シンジ「いいね? カヲル君」
カヲル「君の望むままに。シンジ君」
こうしてシンジの進撃が始まり、やがてネルフの実権を握った
完
シンジ(今まではカヲル君にまとわりつかれても、皆から引かれるかバカにされるだけだったけど―――)
アスカ「カヲル、私も帰る! 置いてかないで、お願い!」
レイ「私もっ」
シンジ「あ、そうだ二人とも」
アスカ「……なによ」
シンジ「これからは、カヲル君に相手して欲しければ僕への奉仕と誠意を忘れないでね。そうしたら、たまに貸し出してあげるから」
カヲル「シンジ君のお手手、あったかいナリぃ」ギュッ
シンジ「いいね? カヲル君」
カヲル「君の望むままに。シンジ君」
こうしてシンジの進撃が始まり、やがてネルフの実権を握った
完
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