1: 2019/01/16(水) 14:49:25.35 ID:44Gt95hh.net
ー部室ー
穂乃果「海未ちゃん、お茶取ってー」
海未「自分で取りなさい」
ことり「はい、穂乃果ちゃん!」スッ
穂乃果「へへー、ありがとー!」
海未「ことりも甘やかさないで下さい!」
ことり「えへへー」
真姫「二年生は相変わらずね」
凛「そう簡単に人は変わらないにゃ」
真姫「そりゃそうだけど」
希「そう言えば絵里ちと花陽ちゃんは?」
にこ「またいないわね、今度は何に影響されたんだか」
凛「諦めが早くないかにゃー」
にこ「こうやって送れてくる時は、大抵何かしらに影響されて来るじゃない、アイツ」
希「最近は花陽ちゃんも絵里ちに影響されて、持ってかれてる感が否めないやんな」
凛「真姫ちゃんのかよちんを返すにゃー!!」
真姫「ヴェ!?なんで私!?」
穂乃果「そうだー!真姫ちゃんのかよちゃんを返せー!!」
真姫「ヴェェ・・・///」
ガチャ
7人「「!!」」
穂乃果「海未ちゃん、お茶取ってー」
海未「自分で取りなさい」
ことり「はい、穂乃果ちゃん!」スッ
穂乃果「へへー、ありがとー!」
海未「ことりも甘やかさないで下さい!」
ことり「えへへー」
真姫「二年生は相変わらずね」
凛「そう簡単に人は変わらないにゃ」
真姫「そりゃそうだけど」
希「そう言えば絵里ちと花陽ちゃんは?」
にこ「またいないわね、今度は何に影響されたんだか」
凛「諦めが早くないかにゃー」
にこ「こうやって送れてくる時は、大抵何かしらに影響されて来るじゃない、アイツ」
希「最近は花陽ちゃんも絵里ちに影響されて、持ってかれてる感が否めないやんな」
凛「真姫ちゃんのかよちんを返すにゃー!!」
真姫「ヴェ!?なんで私!?」
穂乃果「そうだー!真姫ちゃんのかよちゃんを返せー!!」
真姫「ヴェェ・・・///」
ガチャ
7人「「!!」」
3: 2019/01/16(水) 14:56:49.71 ID:44Gt95hh.net
花陽「お、お待たせしました!先生に頼まれ事されちゃってて・・・」
海未「そういう事ならば仕方がありませんね」
凛「・・・」
真姫「・・・」
花陽「え?ど、どうしたの二人とも・・・」
りんまき「・・・普通だ!(にゃ!)」
花陽「えぇ!?」
希「花陽ちゃんは大丈夫そやな、あとは絵里ちだけや」
ことり「また何かしてるのかな・・・」
にこ「・・・?花陽、その荷物は?」
花陽「あ、これね、ファンの方からの贈り物なんだ!」ガサッ
穂乃果「おくりもの!?お菓子かな!?」
凛「中身は!?中身は何!?」
真姫「アホ二人」
花陽「中身はジュースとか、お菓子の詰め合わせだね」
花陽「皆で分けよう!」
ことり「マカロンあるかなぁ?」
海未「有難いことですね、謹んで頂きましょう」
花陽「あと、コーヒーの粉とか・・・」
にこ「!?」ガタッ
希「落ち着きや・・・」
花陽「それともう1つ、とんでもないものがあるんです・・・」ガサガサ
真姫「?」
花陽「温泉宿、おふたり様ご招待券です!!」
希「!?」ガタッ
真姫「落ち着きなさいよ」
海未「そういう事ならば仕方がありませんね」
凛「・・・」
真姫「・・・」
花陽「え?ど、どうしたの二人とも・・・」
りんまき「・・・普通だ!(にゃ!)」
花陽「えぇ!?」
希「花陽ちゃんは大丈夫そやな、あとは絵里ちだけや」
ことり「また何かしてるのかな・・・」
にこ「・・・?花陽、その荷物は?」
花陽「あ、これね、ファンの方からの贈り物なんだ!」ガサッ
穂乃果「おくりもの!?お菓子かな!?」
凛「中身は!?中身は何!?」
真姫「アホ二人」
花陽「中身はジュースとか、お菓子の詰め合わせだね」
花陽「皆で分けよう!」
ことり「マカロンあるかなぁ?」
海未「有難いことですね、謹んで頂きましょう」
花陽「あと、コーヒーの粉とか・・・」
にこ「!?」ガタッ
希「落ち着きや・・・」
花陽「それともう1つ、とんでもないものがあるんです・・・」ガサガサ
真姫「?」
花陽「温泉宿、おふたり様ご招待券です!!」
希「!?」ガタッ
真姫「落ち着きなさいよ」
4: 2019/01/16(水) 15:08:55.90 ID:44Gt95hh.net
花陽「でもこれはお二人様用だし、分けようが無いよね・・・」
にこ「じゃんけんかしら」
海未「妥当かと」
凛「やったるにゃぁ!かよちん一緒に行くよ!」
希「ラッキーガールのウチに勝てると?甘いよ凛二等兵!」
真姫「偉くやる気ね・・・」
花陽「じゃあじゃんけんだね、絵里ちゃんを待って・・・」ガタァン!!
全員「「!?」」
絵里「その必要は無いわ!!! 」
穂乃果「うわビックリしたぁ!」
ことり「急にドア開けるもんだから・・・」
にこ「・・・」ハァー
希「・・・絵里ち、一応聞くけどそのカッコは?」
絵里「あ、どう?新品なんだけど・・・」全身黒スーツ
にこ「見た目聞いてんじゃないわよ!なんでそんなカッコしてんのよって聞いてんの!」
海未「また何か始まるんですか・・・」
絵里「話は聞いたわ、温泉宿ご招待券よね?」
花陽「う、うん、そうだけど・・・」
絵里「じゃあ、都市伝説対決よ!!」
真姫「じゃあって何よ!」
にこ「じゃんけんかしら」
海未「妥当かと」
凛「やったるにゃぁ!かよちん一緒に行くよ!」
希「ラッキーガールのウチに勝てると?甘いよ凛二等兵!」
真姫「偉くやる気ね・・・」
花陽「じゃあじゃんけんだね、絵里ちゃんを待って・・・」ガタァン!!
全員「「!?」」
絵里「その必要は無いわ!!! 」
穂乃果「うわビックリしたぁ!」
ことり「急にドア開けるもんだから・・・」
にこ「・・・」ハァー
希「・・・絵里ち、一応聞くけどそのカッコは?」
絵里「あ、どう?新品なんだけど・・・」全身黒スーツ
にこ「見た目聞いてんじゃないわよ!なんでそんなカッコしてんのよって聞いてんの!」
海未「また何か始まるんですか・・・」
絵里「話は聞いたわ、温泉宿ご招待券よね?」
花陽「う、うん、そうだけど・・・」
絵里「じゃあ、都市伝説対決よ!!」
真姫「じゃあって何よ!」
5: 2019/01/16(水) 15:09:35.96 ID:44Gt95hh.net
絵里「舞台はここ、音ノ木坂学院!」
にこ「なんか始まったわよ」
希「都市伝説・・・黒スーツ・・・あっ」
絵里「パンドラの箱に封印されている物は、温泉宿ご招待券」
絵里「これを入手した者が、新たな時代の立役者となるのです」
ことり「そんな大それた物かな・・・?」
絵里「新時代到来の日は明日、ここ部室にて行われます」
絵里「皆さんが都市伝説を持ち寄り、それを皆さん自身が審査するのです」
真姫「やっと話が見えたわね」
絵里「信じるか信じないかは」
のぞえり「アナタ次第です!(アナタ次第です・・・)」ズビシッ
穂乃果「希ちゃん?」
絵里「やっぱり希は知ってたわね!」キャッキャッ
希「まあ好きやし・・・あの番組」
にこ「なんか始まったわよ」
希「都市伝説・・・黒スーツ・・・あっ」
絵里「パンドラの箱に封印されている物は、温泉宿ご招待券」
絵里「これを入手した者が、新たな時代の立役者となるのです」
ことり「そんな大それた物かな・・・?」
絵里「新時代到来の日は明日、ここ部室にて行われます」
絵里「皆さんが都市伝説を持ち寄り、それを皆さん自身が審査するのです」
真姫「やっと話が見えたわね」
絵里「信じるか信じないかは」
のぞえり「アナタ次第です!(アナタ次第です・・・)」ズビシッ
穂乃果「希ちゃん?」
絵里「やっぱり希は知ってたわね!」キャッキャッ
希「まあ好きやし・・・あの番組」
6: 2019/01/16(水) 15:21:15.97 ID:44Gt95hh.net
海未「つまりその、都市伝説?とやらで審査すると?」
絵里「オォォォホォオオオ・・・」スッ
海未「え?え?何ですか?握手?」
絵里「そう、そういう事なのよね!」
希「ンフッwやるやる、そういうの」
ほのりん「都市伝説って何?」
真姫「都市伝説とは、近代あるいは現代に広がったとみられる口承の一種である。大辞林 第二版には「口承される噂話のうち、現代発祥のもので、根拠が曖昧・不明であるもの」と解説されている。Wikipediaより」
ほのりん「・・・?」
ことり「要は、現代版怖い話?みたいな」
ほのりん「「なるほど!」」
絵里「各自色んな都市伝説を話して、どれだけ皆が驚いたかで対決って事!良い?」
希「エフッwその話し方やめや! w」
にこ「あたしもやるの・・・?めんどいんだけど・・・」
希「やってくれたらコーヒー奢る」ボソッ
にこ「Hey Siri、都市伝説を教えて」
凛「行動が早い上に他人任せにゃ」
絵里「来るべきその日に向けて、今日は解散よ、頑張ってね!」
花陽「・・・ああだからさっき」
穂乃果「どうしたの?」
花陽「ここに来る時絵里ちゃんに会ったの、だから絵里ちゃんには一足先にこの券のこと話してて」
花陽「血相変えて走ってったから、何かと思ったんだ」
希「大マジやんwww」
真姫「影響を受けやすいってのも考え物ね」
絵里「そう言うのいいから!///また明日!」
Siri「都市伝説とは、近代あるいは現代に広がったとみられる口承の一種で・・・」
にこ「いや意味を教えて欲しいんじゃなくて・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「オォォォホォオオオ・・・」スッ
海未「え?え?何ですか?握手?」
絵里「そう、そういう事なのよね!」
希「ンフッwやるやる、そういうの」
ほのりん「都市伝説って何?」
真姫「都市伝説とは、近代あるいは現代に広がったとみられる口承の一種である。大辞林 第二版には「口承される噂話のうち、現代発祥のもので、根拠が曖昧・不明であるもの」と解説されている。Wikipediaより」
ほのりん「・・・?」
ことり「要は、現代版怖い話?みたいな」
ほのりん「「なるほど!」」
絵里「各自色んな都市伝説を話して、どれだけ皆が驚いたかで対決って事!良い?」
希「エフッwその話し方やめや! w」
にこ「あたしもやるの・・・?めんどいんだけど・・・」
希「やってくれたらコーヒー奢る」ボソッ
にこ「Hey Siri、都市伝説を教えて」
凛「行動が早い上に他人任せにゃ」
絵里「来るべきその日に向けて、今日は解散よ、頑張ってね!」
花陽「・・・ああだからさっき」
穂乃果「どうしたの?」
花陽「ここに来る時絵里ちゃんに会ったの、だから絵里ちゃんには一足先にこの券のこと話してて」
花陽「血相変えて走ってったから、何かと思ったんだ」
希「大マジやんwww」
真姫「影響を受けやすいってのも考え物ね」
絵里「そう言うのいいから!///また明日!」
Siri「都市伝説とは、近代あるいは現代に広がったとみられる口承の一種で・・・」
にこ「いや意味を教えて欲しいんじゃなくて・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
7: 2019/01/16(水) 15:35:23.42 ID:44Gt95hh.net
ー翌日ー
穂乃果「・・・」コクッ
ことり「穂乃果ちゃん?眠いの?」
穂乃果「昨日遅くまで都市伝説調べてて・・・」
海未「何をしてるんですか・・・」
真姫「ふぁーあ・・・」
凛「真姫ちゃんもあくびなんて珍しいにゃ」
真姫「色々とね・・・」
花陽「真姫ちゃんも夜な夜な調べてたの?」
真姫「ヴェッ、違うわよ!」
凛「素直じゃないにゃー・・・」
真姫「違うっての!///」
絵里「ふふ、皆本気のようね」
にこ「一番本気のやつが何か言ってるわよ」
希「な、どの口が言っとるんやろ」
海未「・・・さて、それで順番はどうするんです?」
絵里「あ、忘れてた」
凛「あのさぁ・・・」
希「あ、じゃあウチくじ引き持ってるから、引いて決めよ!」
ことり「なんでそんなの持ってるの・・・?」
穂乃果「それじゃ、失礼して」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ー順番ー
1・園田海未
2・星空凛
3・小泉花陽
4・矢澤にこ
5・南ことり
6・西木野真姫
7・高坂穂乃果
8・絢瀬絵里
9・東條希
ーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「・・・」コクッ
ことり「穂乃果ちゃん?眠いの?」
穂乃果「昨日遅くまで都市伝説調べてて・・・」
海未「何をしてるんですか・・・」
真姫「ふぁーあ・・・」
凛「真姫ちゃんもあくびなんて珍しいにゃ」
真姫「色々とね・・・」
花陽「真姫ちゃんも夜な夜な調べてたの?」
真姫「ヴェッ、違うわよ!」
凛「素直じゃないにゃー・・・」
真姫「違うっての!///」
絵里「ふふ、皆本気のようね」
にこ「一番本気のやつが何か言ってるわよ」
希「な、どの口が言っとるんやろ」
海未「・・・さて、それで順番はどうするんです?」
絵里「あ、忘れてた」
凛「あのさぁ・・・」
希「あ、じゃあウチくじ引き持ってるから、引いて決めよ!」
ことり「なんでそんなの持ってるの・・・?」
穂乃果「それじゃ、失礼して」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ー順番ー
1・園田海未
2・星空凛
3・小泉花陽
4・矢澤にこ
5・南ことり
6・西木野真姫
7・高坂穂乃果
8・絢瀬絵里
9・東條希
ーーーーーーーーーーーーーーーー
8: 2019/01/16(水) 15:39:39.00 ID:44Gt95hh.net
海未「私が1番ですか・・・」
絵里「私大トリが良かったんだけど・・・」
希「相当自信ありの様やな」
ことり「無難で良かったね、かよちゃん」
花陽「そうだね、自信ないし・・・」
穂乃果「えーとどれにしよっかな・・・」メモメモ
凛「わざわざメモ帳に書いたの!?あの穂乃果ちゃんが!?」
穂乃果「あのって何さあのって!!」
にこ「ハイハイ落ち着いてとっとと始めましょ、海未、いける?」
希「うちラストか・・・」
海未「ええまあ、ご招待券は魅力ですし、勝負事に手は抜けませんから」
穂乃果「おおっ、海未ちゃんが燃えている!」
海未「不肖園田海未、参ります!」
絵里「私大トリが良かったんだけど・・・」
希「相当自信ありの様やな」
ことり「無難で良かったね、かよちゃん」
花陽「そうだね、自信ないし・・・」
穂乃果「えーとどれにしよっかな・・・」メモメモ
凛「わざわざメモ帳に書いたの!?あの穂乃果ちゃんが!?」
穂乃果「あのって何さあのって!!」
にこ「ハイハイ落ち着いてとっとと始めましょ、海未、いける?」
希「うちラストか・・・」
海未「ええまあ、ご招待券は魅力ですし、勝負事に手は抜けませんから」
穂乃果「おおっ、海未ちゃんが燃えている!」
海未「不肖園田海未、参ります!」
9: 2019/01/16(水) 16:02:18.58 ID:44Gt95hh.net
https://youtu.be/HQoRXhS7vlU
ーーーーーーーーーーーーーーーー
~狐と日本~
海未「・・・皆さんは狐と聞いて、何が思い浮かびますか?」
凛「おいなりさん!」
希「稲荷大社かな」
海未「どちらも正解ですね、ではその二つともに共通する物といえば?」
真姫「・・・きつね?」
海未「そうです、お狐様です」
海未「狐は日本古来より、稲荷大社の五穀を司る神、ウカノミタマの眷属として崇められていました」
海未「狐に関係する言葉として、まるで狐に憑かれた様だ、という言葉もありますね」
海未「衣装作り中のことりなんかが当てはまります」
ことり「ぴぃ!?」
にこ「まさかの流れ弾」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
~狐と日本~
海未「・・・皆さんは狐と聞いて、何が思い浮かびますか?」
凛「おいなりさん!」
希「稲荷大社かな」
海未「どちらも正解ですね、ではその二つともに共通する物といえば?」
真姫「・・・きつね?」
海未「そうです、お狐様です」
海未「狐は日本古来より、稲荷大社の五穀を司る神、ウカノミタマの眷属として崇められていました」
海未「狐に関係する言葉として、まるで狐に憑かれた様だ、という言葉もありますね」
海未「衣装作り中のことりなんかが当てはまります」
ことり「ぴぃ!?」
にこ「まさかの流れ弾」
10: 2019/01/16(水) 16:26:39.70 ID:44Gt95hh.net
海未「ただ、お稲荷様は身近であるとはいえ、粗末にされると怒ります」
海未「よく、触らぬ神に祟りなしと言いますよね?衣装作り中のことりに当てはまることですが」
ことり「ピピィ!?」
希「二発目は誤射やないね」
海未「あれも元はお稲荷様が語源とされています」
海未「祟り神としての側面も持つお稲荷様、そこから狐憑きという物も生まれています」
海未「・・・これ、現代風に考えると、こう考えられませんか?」
海未「狐に憑かれると急に凶暴化したり、四足歩行で歩いたり」
海未「ロマンの無い話ですし、狐に限りませんが、所謂狂犬病のウイルスに感染してしまった、イコールお狐様に取り憑かれたと昔の人々は考えたのでは無いでしょうか」
真姫「昔は医療も発達してないし・・・」
海未「ここから発展して、九尾の狐というのもいますよね」
海未「人の世を終わらせる気だった九尾の狐は最終的に退治され、石となります」
海未「これは殺生石と呼ばれ、近付いたものは氏んでいく石とされています」
絵里「今でもあるの?」
海未「あります、栃木県に」
穂乃果「え、じゃあ近付いたら氏んじゃうの!?」
海未「よく、触らぬ神に祟りなしと言いますよね?衣装作り中のことりに当てはまることですが」
ことり「ピピィ!?」
希「二発目は誤射やないね」
海未「あれも元はお稲荷様が語源とされています」
海未「祟り神としての側面も持つお稲荷様、そこから狐憑きという物も生まれています」
海未「・・・これ、現代風に考えると、こう考えられませんか?」
海未「狐に憑かれると急に凶暴化したり、四足歩行で歩いたり」
海未「ロマンの無い話ですし、狐に限りませんが、所謂狂犬病のウイルスに感染してしまった、イコールお狐様に取り憑かれたと昔の人々は考えたのでは無いでしょうか」
真姫「昔は医療も発達してないし・・・」
海未「ここから発展して、九尾の狐というのもいますよね」
海未「人の世を終わらせる気だった九尾の狐は最終的に退治され、石となります」
海未「これは殺生石と呼ばれ、近付いたものは氏んでいく石とされています」
絵里「今でもあるの?」
海未「あります、栃木県に」
穂乃果「え、じゃあ近付いたら氏んじゃうの!?」
11: 2019/01/16(水) 16:41:31.36 ID:44Gt95hh.net
海未「かの俳人、松尾芭蕉もこう言っています」
ー殺生石は温泉の出る山陰にある。石の毒気はいまだになくなっていない。蜂や蝶のたぐいが、地面の砂の色が見えないほど重なって氏んでいたー
花陽「・・・」ガクブル
海未「さて、果たして本当なのか、私の父が偶然栃木に出張していた為、聞いてきて頂きました」
ことり「え!?お父さんが!?」
海未「父曰く、良く考えると成程となる所だったそうです」
海未「先程も言いました芭蕉の言葉、温泉のでる山陰」
海未「つまり、殺生石は溶岩なのです。近辺では有毒な火山ガスが今でも流出しています」
海未「ちょうど殺生石の周りには窪みが沢山あり、その有毒ガスが溜まりやすい場所でもあります」
海未「昔の人はそれが分からず近付き、ガスを吸い込んでしまう」
海未「それを九尾の狐の怨念だと思ってしまったのでしょうね」
海未「古来よりの霊現象、超自然的現象が全て科学的に解明されるのも、時間の問題なのかもしれません・・・」
海未「・・・」
凛「海未ちゃん!例の言葉例の言葉!」ボソボソ
海未「え?ああ」
海未「信じるか信じないかは、アナタ次第です」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ー殺生石は温泉の出る山陰にある。石の毒気はいまだになくなっていない。蜂や蝶のたぐいが、地面の砂の色が見えないほど重なって氏んでいたー
花陽「・・・」ガクブル
海未「さて、果たして本当なのか、私の父が偶然栃木に出張していた為、聞いてきて頂きました」
ことり「え!?お父さんが!?」
海未「父曰く、良く考えると成程となる所だったそうです」
海未「先程も言いました芭蕉の言葉、温泉のでる山陰」
海未「つまり、殺生石は溶岩なのです。近辺では有毒な火山ガスが今でも流出しています」
海未「ちょうど殺生石の周りには窪みが沢山あり、その有毒ガスが溜まりやすい場所でもあります」
海未「昔の人はそれが分からず近付き、ガスを吸い込んでしまう」
海未「それを九尾の狐の怨念だと思ってしまったのでしょうね」
海未「古来よりの霊現象、超自然的現象が全て科学的に解明されるのも、時間の問題なのかもしれません・・・」
海未「・・・」
凛「海未ちゃん!例の言葉例の言葉!」ボソボソ
海未「え?ああ」
海未「信じるか信じないかは、アナタ次第です」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
13: 2019/01/16(水) 16:47:35.23 ID:K11Lv/2Y.net
絵里「流石海未、日本の話だったわね」
海未「ええまあ、これくらいしか取り柄無いですし・・・」
穂乃果「急に卑屈にならないでよ!」
希「面白そうやね、その石触ったらあかんのかな?」
海未「ダメですよ、規制線もありますから」
ことり「ホントに怨念が残ってたら洒落にならないよ!」
希「いや冗談やて!」
にこ「んで、えーと次は・・・」
凛「凛だよ!皆の度肝を抜かさせて貰うにゃ!」
花陽「ええー・・・もう結構怖いのに・・・」
真姫「怖がり過ぎじゃない?」
穂乃果「おやおや真姫ちゃん、足が震えてますよ」
真姫「どこ見てんのよ!///」
海未「では頑張って下さい、凛」
凛「いっくにゃー!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「ええまあ、これくらいしか取り柄無いですし・・・」
穂乃果「急に卑屈にならないでよ!」
希「面白そうやね、その石触ったらあかんのかな?」
海未「ダメですよ、規制線もありますから」
ことり「ホントに怨念が残ってたら洒落にならないよ!」
希「いや冗談やて!」
にこ「んで、えーと次は・・・」
凛「凛だよ!皆の度肝を抜かさせて貰うにゃ!」
花陽「ええー・・・もう結構怖いのに・・・」
真姫「怖がり過ぎじゃない?」
穂乃果「おやおや真姫ちゃん、足が震えてますよ」
真姫「どこ見てんのよ!///」
海未「では頑張って下さい、凛」
凛「いっくにゃー!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
14: 2019/01/16(水) 16:58:16.05 ID:44Gt95hh.net
(例の音)
~ウォーリーを探さないで~
凛「凜ね、この絵本が大好きなんだ!」ガサガサ
ことり「あ、懐かしい」
花陽「ウォーリーを探せ!だね」
凛「ちっちゃい頃、雨の日とか外で遊べない日によく読んでたんだ」
凛「それもあってか、絵本が好きなの!だから絵本の都市伝説調べてみたら丁度この絵本にまつわる都市伝説があったんだ!」
穂乃果「穂乃果もその本好きだけど、それに?」
凛「うん、むかーしイギリスでね、誘拐事件があったの」
凛「子供を狙った事件で、何人もいなくなったんだ」
凛「その事件の容疑者として、ジムって人が捕まったの」
凛「調べて分かった事が、ジムは精神病の人で他に何十人も誘拐して頃してしまったって事が分かったんだ」
凛「結局裁判では、えーと責任能力?が無くて、警察の病院に入れられたんだって」
凛「でもね、ジムは脱走するんだ」
~ウォーリーを探さないで~
凛「凜ね、この絵本が大好きなんだ!」ガサガサ
ことり「あ、懐かしい」
花陽「ウォーリーを探せ!だね」
凛「ちっちゃい頃、雨の日とか外で遊べない日によく読んでたんだ」
凛「それもあってか、絵本が好きなの!だから絵本の都市伝説調べてみたら丁度この絵本にまつわる都市伝説があったんだ!」
穂乃果「穂乃果もその本好きだけど、それに?」
凛「うん、むかーしイギリスでね、誘拐事件があったの」
凛「子供を狙った事件で、何人もいなくなったんだ」
凛「その事件の容疑者として、ジムって人が捕まったの」
凛「調べて分かった事が、ジムは精神病の人で他に何十人も誘拐して頃してしまったって事が分かったんだ」
凛「結局裁判では、えーと責任能力?が無くて、警察の病院に入れられたんだって」
凛「でもね、ジムは脱走するんだ」
15: 2019/01/16(水) 17:08:04.95 ID:44Gt95hh.net
にこ「え?警察病院から?」
凛「そう、いくら探しても見つからなかったんだって」
凛「その直後に出来た絵本が、ウォーリーを探せなの」
凛「周りの人に注意を呼び掛ける為に作ったらしいよ」
真姫「じゃあ何?ウォーリーがそのジムって奴なの?幾ら何でもそう考えるのは早計じゃない?」
凛「そう?ウォーリーの可愛い赤白のボーダー服が、イギリスの犯罪者の着る囚人服と一致してても?」
真姫「っ!」
凛「後ろの大きいリュックは世界を飛び回って逃げてる為の物だとしても?」
凛「メガネとニットが変装用で、街中を足が悪いわけでも、山とかにいる訳でもないのにステッキを持っているのは、凶器だからだとしても?」
穂乃果「」
ことり「穂乃果ちゃん!帰って来て!」
凛「それでさ、ウォーリーを探せにはおまけ要素あるよね」
凛「そう、いくら探しても見つからなかったんだって」
凛「その直後に出来た絵本が、ウォーリーを探せなの」
凛「周りの人に注意を呼び掛ける為に作ったらしいよ」
真姫「じゃあ何?ウォーリーがそのジムって奴なの?幾ら何でもそう考えるのは早計じゃない?」
凛「そう?ウォーリーの可愛い赤白のボーダー服が、イギリスの犯罪者の着る囚人服と一致してても?」
真姫「っ!」
凛「後ろの大きいリュックは世界を飛び回って逃げてる為の物だとしても?」
凛「メガネとニットが変装用で、街中を足が悪いわけでも、山とかにいる訳でもないのにステッキを持っているのは、凶器だからだとしても?」
穂乃果「」
ことり「穂乃果ちゃん!帰って来て!」
凛「それでさ、ウォーリーを探せにはおまけ要素あるよね」
16: 2019/01/16(水) 17:11:13.95 ID:44Gt95hh.net
希「たしか、ウォーリー親衛隊やったっけ」
凛「そうだね、ウォーリー親衛隊って何人いるっけ」
穂乃果「たしか・・・25人?」
凛「最後になるけど、ジムが頃した子供の数は、25人だよ」
ことり「ひっ」
凛「凛達は知らない間に、殺人犯を探す手伝いをしてたのかも知れないね」
凛「信じるか信じないかは、皆次第だよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
凛「そうだね、ウォーリー親衛隊って何人いるっけ」
穂乃果「たしか・・・25人?」
凛「最後になるけど、ジムが頃した子供の数は、25人だよ」
ことり「ひっ」
凛「凛達は知らない間に、殺人犯を探す手伝いをしてたのかも知れないね」
凛「信じるか信じないかは、皆次第だよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
17: 2019/01/16(水) 17:21:00.48 ID:44Gt95hh.net
穂乃果「」
ことり「海未ちゃん穂乃果ちゃんがぁ!」
海未「穂乃果!帰って来なさい!」バチン!
穂乃果「んはっ!体重増えた!?」
絵里「至って健康体よ」
にこ「あんたにしてはどぎついの持って来たわね・・・」
凛「えへへー、どうだったかな」
花陽「」ガクブル
真姫「」ガクブル
希「メディィィィィック!!二人に救援をおおおお!!!」
凛「えちょ、二人とも大丈夫!?」
真姫「話も怖かったけど・・・」
花陽「凛ちゃんの声でそんな話聞くと余計・・・」
まきぱな「「怖かった」」ドサッ
凛「真姫ちゃあああああああん!!!かよちいいいいいいいん!!!」
にこ「ちょ、花陽叩き起して!次だから!」
絵里「あ、あんな所にこしひかりと最高級フルーツトマトが!!」
花陽「コシヒカリぃ!?」ガバッ
真姫「フルーツトマトぉ!?」ガバッ
希「割と単純やんな二人とも」
海未「全く・・・」
ことり「海未ちゃん穂乃果ちゃんがぁ!」
海未「穂乃果!帰って来なさい!」バチン!
穂乃果「んはっ!体重増えた!?」
絵里「至って健康体よ」
にこ「あんたにしてはどぎついの持って来たわね・・・」
凛「えへへー、どうだったかな」
花陽「」ガクブル
真姫「」ガクブル
希「メディィィィィック!!二人に救援をおおおお!!!」
凛「えちょ、二人とも大丈夫!?」
真姫「話も怖かったけど・・・」
花陽「凛ちゃんの声でそんな話聞くと余計・・・」
まきぱな「「怖かった」」ドサッ
凛「真姫ちゃあああああああん!!!かよちいいいいいいいん!!!」
にこ「ちょ、花陽叩き起して!次だから!」
絵里「あ、あんな所にこしひかりと最高級フルーツトマトが!!」
花陽「コシヒカリぃ!?」ガバッ
真姫「フルーツトマトぉ!?」ガバッ
希「割と単純やんな二人とも」
海未「全く・・・」
38: 2019/01/17(木) 22:24:08.94 ID:TJJrsNv4.net
(例の音)
~憾~
花陽「うう・・・ごめん、気絶しちゃってて・・・」
にこ「まさか気絶する程驚くとは」
穂乃果「ぐんぽーかいぎだよ凛ちゃん!」
凛「国に帰らせてにゃあああ!!!」
希「何やその小芝居」
花陽「えへへ、ありがとう凛ちゃん、元気出てきたよ!」
凛「え、あ、良かったにゃ!」
真姫「望まぬ結果って感じね」
花陽「じゃあ話していくね、みんなは滝廉太郎って人、知ってる?」
~憾~
花陽「うう・・・ごめん、気絶しちゃってて・・・」
にこ「まさか気絶する程驚くとは」
穂乃果「ぐんぽーかいぎだよ凛ちゃん!」
凛「国に帰らせてにゃあああ!!!」
希「何やその小芝居」
花陽「えへへ、ありがとう凛ちゃん、元気出てきたよ!」
凛「え、あ、良かったにゃ!」
真姫「望まぬ結果って感じね」
花陽「じゃあ話していくね、みんなは滝廉太郎って人、知ってる?」
39: 2019/01/17(木) 22:33:55.51 ID:TJJrsNv4.net
希「荒城の月やな」
絵里「花もあるわよ」
花陽「流石三年生です!博識ですね!」
にこ「え?」
花陽「あとはこの曲とかだね」ピッ
~♪
穂乃果「あ、はとぽっぽだ!」
凛「昔よく聞いたにゃー」
花陽「懐かしいよね、でね、この曲の作曲者は不明だよね」
ことり「え?そうなの?」
花陽「次は、これを聞いて」ピッ
~♪
穂乃果「・・・歌詞がちょっと違う?」
海未「言わば盗作ですね」
花陽「海末ちゃん、半分正解です」
花陽「今聞いた曲が「鳩ぽっぽ」それと「雪やこんこ」、1901年に作られたんだ」
花陽「それで、今私達が一番知っている曲が「鳩」「雪」、1911年の物なんだ」
にこ「十年越しに誰かがパクッたっての?」
花陽「滝廉太郎は当時、怒っていたかも知れないね」
絵里「花もあるわよ」
花陽「流石三年生です!博識ですね!」
にこ「え?」
花陽「あとはこの曲とかだね」ピッ
~♪
穂乃果「あ、はとぽっぽだ!」
凛「昔よく聞いたにゃー」
花陽「懐かしいよね、でね、この曲の作曲者は不明だよね」
ことり「え?そうなの?」
花陽「次は、これを聞いて」ピッ
~♪
穂乃果「・・・歌詞がちょっと違う?」
海未「言わば盗作ですね」
花陽「海末ちゃん、半分正解です」
花陽「今聞いた曲が「鳩ぽっぽ」それと「雪やこんこ」、1901年に作られたんだ」
花陽「それで、今私達が一番知っている曲が「鳩」「雪」、1911年の物なんだ」
にこ「十年越しに誰かがパクッたっての?」
花陽「滝廉太郎は当時、怒っていたかも知れないね」
40: 2019/01/17(木) 22:40:31.74 ID:TJJrsNv4.net
海未「そりゃそうです、盗作など以ての外です」
花陽「海末ちゃんのお怒りもごもっともなんだけどね、滝廉太郎は怒りたくても怒れなかったんだ」
花陽「滝廉太郎は曲が書き換えられてしまう数年前、23の若さで亡くなってるんだ」
絵里「え」
真姫「確か、結核だっけ?」
花陽「そうだね」
花陽「余談だけど、滝さんの「鳩ぽっぽ」や「雪やこんこ」、作詞は滝さんの二年先輩の東くめさん、作曲者は滝廉太郎なんだけど」
花陽「今私達が一番知っている「鳩」「雪」は作詞作曲共に不明なんだ」
希「何か暗い物が見えそうやな・・・」
花陽「希ちゃんは勘が鋭いね、当時の文科省は幼稚園児向けに楽しめる曲を作ったんだ」
花陽「でもこれが、すっごい堅苦しい物で・・・まるで軍歌なんだ」
穂乃果「ぐんか?」
花陽「良かったら歌ってみようか?」
~こゝろはたけく。きはつよく。
うたがひなくて。よくまなべ。
であへることに。うごかぬ人を。
まずらをとしも。いふぞかし~
花陽「海末ちゃんのお怒りもごもっともなんだけどね、滝廉太郎は怒りたくても怒れなかったんだ」
花陽「滝廉太郎は曲が書き換えられてしまう数年前、23の若さで亡くなってるんだ」
絵里「え」
真姫「確か、結核だっけ?」
花陽「そうだね」
花陽「余談だけど、滝さんの「鳩ぽっぽ」や「雪やこんこ」、作詞は滝さんの二年先輩の東くめさん、作曲者は滝廉太郎なんだけど」
花陽「今私達が一番知っている「鳩」「雪」は作詞作曲共に不明なんだ」
希「何か暗い物が見えそうやな・・・」
花陽「希ちゃんは勘が鋭いね、当時の文科省は幼稚園児向けに楽しめる曲を作ったんだ」
花陽「でもこれが、すっごい堅苦しい物で・・・まるで軍歌なんだ」
穂乃果「ぐんか?」
花陽「良かったら歌ってみようか?」
~こゝろはたけく。きはつよく。
うたがひなくて。よくまなべ。
であへることに。うごかぬ人を。
まずらをとしも。いふぞかし~
41: 2019/01/17(木) 22:48:07.45 ID:TJJrsNv4.net
にこ「それが幼稚園児向けとかちゃんちゃらおかしいわね」
花陽「まあ、当時の話だから仕方ない事だよね」
花陽「ただ案の定、子供達には受け入れられ無かったらしいよ」
花陽「そこで現れた天才作曲家、滝廉太郎」
花陽「子供向けの楽しい曲を作って、子供たちの人気を勝ち取ったんだ」
花陽「でもやっぱり、当時の文科省はメンツが潰された!とでも思ったのかな」
花陽「文科省は滝さんの意向に関係無く、文部省外国留学生としてドイツに留学させるんだ」
真姫「滝廉太郎の意思は聞かずに?」
花陽「そうだよ」
穂乃果「かわいそうだね・・・」
花陽「そして彼はただでさえ不慣れな土地のせいなのか、2ヶ月足らずで当時は不治の病の、肺結核にかかってしまうんです」
真姫「海外でかかってしまうのね」
花陽「滝さんは結局一年で、お父さんの故郷、大分県に帰り療養していたんですが、1903年6月25日、亡くなってしまうんです」
ことり「そんな・・・」
花陽「まあ、当時の話だから仕方ない事だよね」
花陽「ただ案の定、子供達には受け入れられ無かったらしいよ」
花陽「そこで現れた天才作曲家、滝廉太郎」
花陽「子供向けの楽しい曲を作って、子供たちの人気を勝ち取ったんだ」
花陽「でもやっぱり、当時の文科省はメンツが潰された!とでも思ったのかな」
花陽「文科省は滝さんの意向に関係無く、文部省外国留学生としてドイツに留学させるんだ」
真姫「滝廉太郎の意思は聞かずに?」
花陽「そうだよ」
穂乃果「かわいそうだね・・・」
花陽「そして彼はただでさえ不慣れな土地のせいなのか、2ヶ月足らずで当時は不治の病の、肺結核にかかってしまうんです」
真姫「海外でかかってしまうのね」
花陽「滝さんは結局一年で、お父さんの故郷、大分県に帰り療養していたんですが、1903年6月25日、亡くなってしまうんです」
ことり「そんな・・・」
42: 2019/01/17(木) 23:02:52.04 ID:TJJrsNv4.net
花陽「そして、滝さんが遺した楽曲の楽譜は、結核菌がついてるかもしれないという理由で全て燃やされました」
真姫「酷すぎるわ!」
花陽「・・・滝廉太郎は天才であったが故に、国に疎まれ、存在を消されてしまった様に思えてならないんです」
ことり「最後の言葉とかは無いの・・・?」
花陽「・・・」ピッ
~♪
https://youtu.be/KxSoqe9L13o
絵里「・・・何この曲」
凛「ピアノだけで何か怖いにゃ・・・」
花陽「・・・滝廉太郎は最後にこの曲を遺しました」
花陽「彼は音楽家であったからなのか、最後は音楽にメッセージを遺して亡くなりました」
海未「でも、この曲にメッセージとなりそうな歌詞はありませんが・・・」
~♪
花陽「・・・結局この数年後、彼の曲は「鳩」、「雪」に変えられてしまいます」
花陽「凛ちゃんを倣って、最後はこの曲の名前を言って終わらせるね」
花陽「この曲の名前は、「憾(うらみ)」、だよ」
にこ「うわ・・・」
絵里「」ガクブル
ーーーーーーーーーーーーーーーー
真姫「酷すぎるわ!」
花陽「・・・滝廉太郎は天才であったが故に、国に疎まれ、存在を消されてしまった様に思えてならないんです」
ことり「最後の言葉とかは無いの・・・?」
花陽「・・・」ピッ
~♪
https://youtu.be/KxSoqe9L13o
絵里「・・・何この曲」
凛「ピアノだけで何か怖いにゃ・・・」
花陽「・・・滝廉太郎は最後にこの曲を遺しました」
花陽「彼は音楽家であったからなのか、最後は音楽にメッセージを遺して亡くなりました」
海未「でも、この曲にメッセージとなりそうな歌詞はありませんが・・・」
~♪
花陽「・・・結局この数年後、彼の曲は「鳩」、「雪」に変えられてしまいます」
花陽「凛ちゃんを倣って、最後はこの曲の名前を言って終わらせるね」
花陽「この曲の名前は、「憾(うらみ)」、だよ」
にこ「うわ・・・」
絵里「」ガクブル
ーーーーーーーーーーーーーーーー
43: 2019/01/17(木) 23:26:37.08 ID:odQLFf4D.net
花陽「・・・どうだったかな」
凛「凛は良いとして、真姫ちゃんが・・・」
にこ「あと絵里も」
まきえり「「」」ガクブルガクブル
希「発起人ンンンンン!!!!」
海未「都市伝説はさて置いても、曲としては素晴らしい曲だと思います、憾でしたっけ?」
花陽「うん、でも憾の意味は「怨恨」とかじゃなくて「遺憾」の方だけどね」
ことり「でもそうやって話した方が、都市伝説感は増すよ」
穂乃果「花陽ちゃん朗読とか上手そうだね!」
花陽「えへへ・・・///」
にこ「さ、次よ次、えーと・・・」
にこえり「「・・・にこじゃない!(にこじゃないの!)」」
真姫「自分の出番位覚えておきなさいよ」
凛「えりまきの復活にゃ 」
にこ「やかましいわね、とっとと話すわよ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
凛「凛は良いとして、真姫ちゃんが・・・」
にこ「あと絵里も」
まきえり「「」」ガクブルガクブル
希「発起人ンンンンン!!!!」
海未「都市伝説はさて置いても、曲としては素晴らしい曲だと思います、憾でしたっけ?」
花陽「うん、でも憾の意味は「怨恨」とかじゃなくて「遺憾」の方だけどね」
ことり「でもそうやって話した方が、都市伝説感は増すよ」
穂乃果「花陽ちゃん朗読とか上手そうだね!」
花陽「えへへ・・・///」
にこ「さ、次よ次、えーと・・・」
にこえり「「・・・にこじゃない!(にこじゃないの!)」」
真姫「自分の出番位覚えておきなさいよ」
凛「えりまきの復活にゃ 」
にこ「やかましいわね、とっとと話すわよ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
55: 2019/01/20(日) 00:55:33.74 ID:zXokawsS.net
(例の音)
~世界各地に見られる異物~
にこ「私、宇宙が好きなのね」
凛「ほんとかにゃ」
にこ「ホントのホントよ、まあ虎太郎とかここあが見てる超常現象番組みたいなのを、私も一緒に見てるからかな」
にこ「やっぱり定番を話した方がいいと思って、こんな話を持ってきたわ」
にこ「人類はいつ頃、宇宙人と接触すると思う?」
真姫「近い内・・・としか言えないわね」
絵里「昨今の都市伝説ブームでまた地球外生命体について流行してるわよ」
にこ「人類の永遠のロマン、宇宙人」
にこ「古くても1万2000年以上は前に、人類は宇宙人と接触してたんじゃないかしら」
ことり「そんなに・・・気の遠くなる程昔だね」
にこ「それでなくても古代遺跡にはたくさんの宇宙人と思われる壁画、発掘品、モチーフ、絵なんかが残ってるのよ」
~世界各地に見られる異物~
にこ「私、宇宙が好きなのね」
凛「ほんとかにゃ」
にこ「ホントのホントよ、まあ虎太郎とかここあが見てる超常現象番組みたいなのを、私も一緒に見てるからかな」
にこ「やっぱり定番を話した方がいいと思って、こんな話を持ってきたわ」
にこ「人類はいつ頃、宇宙人と接触すると思う?」
真姫「近い内・・・としか言えないわね」
絵里「昨今の都市伝説ブームでまた地球外生命体について流行してるわよ」
にこ「人類の永遠のロマン、宇宙人」
にこ「古くても1万2000年以上は前に、人類は宇宙人と接触してたんじゃないかしら」
ことり「そんなに・・・気の遠くなる程昔だね」
にこ「それでなくても古代遺跡にはたくさんの宇宙人と思われる壁画、発掘品、モチーフ、絵なんかが残ってるのよ」
56: 2019/01/20(日) 01:07:51.40 ID:zXokawsS.net
にこ「これを見て」
https://i.imgur.com/RUVyM2F.jpg
希「来た来た、ピラミッド」
穂乃果「王様のお墓だよね!」
にこ「流石に穂乃果も知ってるわね、そうピラミッド」
穂乃果「流石にって何さ!」
にこ「まあ、お墓とされてるだけで、実態は何なのか分かってないけどね」
凛「え?お墓じゃないの?」
にこ「一説には宇宙人が作った天文台、って説もあるわ」
真姫「えらく飛躍したわね・・・」
にこ「当時の技術では到底出来ない様な作り方をされてるの」
にこ「配置が黄金比だったり、人力だけでは到底無理な建築方法だったり」
にこ「そして宇宙と絡めるなら、物事は見方を変えないとね」
https://i.imgur.com/RUVyM2F.jpg
希「来た来た、ピラミッド」
穂乃果「王様のお墓だよね!」
にこ「流石に穂乃果も知ってるわね、そうピラミッド」
穂乃果「流石にって何さ!」
にこ「まあ、お墓とされてるだけで、実態は何なのか分かってないけどね」
凛「え?お墓じゃないの?」
にこ「一説には宇宙人が作った天文台、って説もあるわ」
真姫「えらく飛躍したわね・・・」
にこ「当時の技術では到底出来ない様な作り方をされてるの」
にこ「配置が黄金比だったり、人力だけでは到底無理な建築方法だったり」
にこ「そして宇宙と絡めるなら、物事は見方を変えないとね」
57: 2019/01/20(日) 01:14:17.31 ID:zXokawsS.net
絵里「見方?」
にこ「はいこれ」
花陽「上から見た写真?」
にこ「そうよ、話は変わるんだけど、火星ってあるわよね」
にこ「火星にも昔文明があったんじゃないかって言われてるの、知ってる?」
海未「あんな、不毛の地にですか?」
にこ「ピラミッドの画像は置いといて、はいこれ」
にこ「火星探査機オポチュニティが撮った写真よ」
花陽「どぅ、どぅーむです!!」
にこ「はいこれ」
花陽「上から見た写真?」
にこ「そうよ、話は変わるんだけど、火星ってあるわよね」
にこ「火星にも昔文明があったんじゃないかって言われてるの、知ってる?」
海未「あんな、不毛の地にですか?」
にこ「ピラミッドの画像は置いといて、はいこれ」
にこ「火星探査機オポチュニティが撮った写真よ」
花陽「どぅ、どぅーむです!!」
58: 2019/01/20(日) 01:21:35.04 ID:zXokawsS.net
真姫「しっかり球体ね」
にこ「自然に出来たものなのか、人工物なのか分からないわよね」
にこ「さて本題、火星には火山とされてる大きな山が三つほどあるんだけど」
にこ「こんな形よ」
ことり「え・・・」
希「明らかにピラミッドやんな」
穂乃果「火星にピラミッドがあるの!?」
にこ「これだけでも充分驚きなんだけど」
にこ「私さっき、火山は3つあるって言ったわよね」
にこ「自然に出来たものなのか、人工物なのか分からないわよね」
にこ「さて本題、火星には火山とされてる大きな山が三つほどあるんだけど」
にこ「こんな形よ」
ことり「え・・・」
希「明らかにピラミッドやんな」
穂乃果「火星にピラミッドがあるの!?」
にこ「これだけでも充分驚きなんだけど」
にこ「私さっき、火山は3つあるって言ったわよね」
59: 2019/01/20(日) 01:32:06.31 ID:zXokawsS.net
にこ「上は火星、下は三大ピラミッドの画像」
にこ「角度も、位置も、大きさも全部、エジプトのピラミッドと同じ物が火星にはあるのよ」
凛「全く同じにゃ・・・」
にこ「いい?世界中には宇宙人と接触したと思われる物が沢山残ってるの」
にこ「ピラミッドも、元は火星にあった文明が地球に持ち込まれた結果なのかも知れないし」
にこ「これだってそうよ」
にこ「古代マヤ文明、パレンケの石棺にはロケットに乗っている人物のレリーフが彫られているし」
にこ「まだ行くわよ」
にこ「中世絵画、聖母マリアの絵にだってUFOの様なものが描かれてる」
穂乃果「・・・」ポカーン
にこ「角度も、位置も、大きさも全部、エジプトのピラミッドと同じ物が火星にはあるのよ」
凛「全く同じにゃ・・・」
にこ「いい?世界中には宇宙人と接触したと思われる物が沢山残ってるの」
にこ「ピラミッドも、元は火星にあった文明が地球に持ち込まれた結果なのかも知れないし」
にこ「これだってそうよ」
にこ「古代マヤ文明、パレンケの石棺にはロケットに乗っている人物のレリーフが彫られているし」
にこ「まだ行くわよ」
にこ「中世絵画、聖母マリアの絵にだってUFOの様なものが描かれてる」
穂乃果「・・・」ポカーン
60: 2019/01/20(日) 01:41:37.51 ID:zXokawsS.net
にこ「付いて来なさいよ?」
にこ「ナスカの地上絵の中に、ハチドリやサル以外にもこんな絵がある事もあまり知られてないわ」
にこ「こちらに手を振る宇宙人に見えるでしょ?」
ことり「ちょっと可愛いかも・・・」
にこ「日本だって例外じゃないわ!」
にこ「1825年にまとめられた兎園小説、虚舟の蛮女という物よ」
にこ「この絵の人間は髪と眉が赤く、顔色が桃色、白く長い付け髪をしていたらしいわ」
にこ「およそ日本人らしからぬ風体をしてるの」
希「こんな日本人は今ならまだしも、江戸時代にはおらんわなぁ」
にこ「・・・1番最初に話した、人類はいつ頃宇宙人と接触するのか」
にこ「私達人類はいつ宇宙人に会うのか、そんな事を今更話してる場合じゃないの」
にこ「もう既に、私達は何度も、宇宙人に接触してるのよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
にこ「ナスカの地上絵の中に、ハチドリやサル以外にもこんな絵がある事もあまり知られてないわ」
にこ「こちらに手を振る宇宙人に見えるでしょ?」
ことり「ちょっと可愛いかも・・・」
にこ「日本だって例外じゃないわ!」
にこ「1825年にまとめられた兎園小説、虚舟の蛮女という物よ」
にこ「この絵の人間は髪と眉が赤く、顔色が桃色、白く長い付け髪をしていたらしいわ」
にこ「およそ日本人らしからぬ風体をしてるの」
希「こんな日本人は今ならまだしも、江戸時代にはおらんわなぁ」
にこ「・・・1番最初に話した、人類はいつ頃宇宙人と接触するのか」
にこ「私達人類はいつ宇宙人に会うのか、そんな事を今更話してる場合じゃないの」
にこ「もう既に、私達は何度も、宇宙人に接触してるのよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
61: 2019/01/20(日) 01:54:17.68 ID:zXokawsS.net
希「おつかれさーん」
凛「後半テンション上がり過ぎじゃないかにゃ」
にこ「ごめんごめん、意外と乗って来ちゃって」
絵里「かっこよかったわよ、にこ」
にこ「・・・ありがと」
真姫「水を差すようで悪いけど、花陽もにこちゃんも大事な言葉忘れてるわよ」
にこぱな「「へ?」」
ことり「ああ、例の」
にこ「・・・?あっ」
花陽「あっ!」
にこぱな「「信じるか信じないかはアナタ次第です!」」
凛「よく出来ましたー」
海未「さ、次はことりですよ、頑張って下さい」
ことり「みんな凄いからなぁ・・・気後れしちゃうよ」
ことり「でも頑張るよ!海末ちゃん穂乃果ちゃん!」
穂乃果「頑張れーことりちゃーん!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
凛「後半テンション上がり過ぎじゃないかにゃ」
にこ「ごめんごめん、意外と乗って来ちゃって」
絵里「かっこよかったわよ、にこ」
にこ「・・・ありがと」
真姫「水を差すようで悪いけど、花陽もにこちゃんも大事な言葉忘れてるわよ」
にこぱな「「へ?」」
ことり「ああ、例の」
にこ「・・・?あっ」
花陽「あっ!」
にこぱな「「信じるか信じないかはアナタ次第です!」」
凛「よく出来ましたー」
海未「さ、次はことりですよ、頑張って下さい」
ことり「みんな凄いからなぁ・・・気後れしちゃうよ」
ことり「でも頑張るよ!海末ちゃん穂乃果ちゃん!」
穂乃果「頑張れーことりちゃーん!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
62: 2019/01/20(日) 02:28:34.48 ID:zXokawsS.net
(例の音)
~恋にまつわる都市伝説~
ことり「私の話す都市伝説は怖くないよ!箸休めだと思って聞いて欲しいな」
ことり「でね、皆は好きな子、いるかな?」
真姫「女子校で好きな子って言われてもね・・・」
凛「かよちんも真姫ちゃんも大好きだにゃ!」
花陽「凛ちゃんっ!///」
絵里「・・・いる?好きな人」
にこ「・・・まあ」
ことり「人それぞれだよね、じゃあその恋が絶対に叶うおまじないを教えちゃいます!」
ことり「四谷って所に、全部が金色の公衆電話があるんだけど、そこで意中の人に告白電話をすると必ず成就するらしいんだ」
希「へえ、面白いやんね」
ことり「条件がちょっとだけ難しいかな、ギザ10って分かる?」
海未「昭和26~33年にかけて作られた、ふちの部分がギザギザの物ですよね」
ことり「海末ちゃん正解、そのギザ10を使わないと恋は叶わないんだって」
真姫「へぇ、理由は?」
ことり「さあ?」
真姫「えぇ・・・」
~恋にまつわる都市伝説~
ことり「私の話す都市伝説は怖くないよ!箸休めだと思って聞いて欲しいな」
ことり「でね、皆は好きな子、いるかな?」
真姫「女子校で好きな子って言われてもね・・・」
凛「かよちんも真姫ちゃんも大好きだにゃ!」
花陽「凛ちゃんっ!///」
絵里「・・・いる?好きな人」
にこ「・・・まあ」
ことり「人それぞれだよね、じゃあその恋が絶対に叶うおまじないを教えちゃいます!」
ことり「四谷って所に、全部が金色の公衆電話があるんだけど、そこで意中の人に告白電話をすると必ず成就するらしいんだ」
希「へえ、面白いやんね」
ことり「条件がちょっとだけ難しいかな、ギザ10って分かる?」
海未「昭和26~33年にかけて作られた、ふちの部分がギザギザの物ですよね」
ことり「海末ちゃん正解、そのギザ10を使わないと恋は叶わないんだって」
真姫「へぇ、理由は?」
ことり「さあ?」
真姫「えぇ・・・」
63: 2019/01/20(日) 02:37:09.08 ID:zXokawsS.net
ことり「あとはね、抜けちゃったまつ毛を右手の人差し指に乗せる」
ことり「そしてふっと息を吹いて、もし綺麗に飛んで行ったら恋が叶うんだって!」
花陽「・・・あ、抜けちゃった」
凛「飛ばして!飛ばして!」
花陽「ぴゃあ!?ヤダよぉ!」
ことり「あとはあとは、電話を取る時、どっちの耳に当てるか!」
ことり「もし今右耳で電話を取る人がいたら、左耳で聞くといいよ」
ことり「誰かから告白された時、心揺さぶられるから!」
穂乃果「ええ!?何で何で!?」
ことり「うーん、何でだろ?」
真姫「多分、左耳から来る情報は右脳に行くんだけど、右脳には感情、喜怒哀楽を司る器官があるから心揺さぶられる・・・じゃないかしら」
にこ「科学的見解ね」
穂乃果「夢が無いよ真姫ちゃん!」
真姫「事実を述べたまでよ!」
ことり「そしてふっと息を吹いて、もし綺麗に飛んで行ったら恋が叶うんだって!」
花陽「・・・あ、抜けちゃった」
凛「飛ばして!飛ばして!」
花陽「ぴゃあ!?ヤダよぉ!」
ことり「あとはあとは、電話を取る時、どっちの耳に当てるか!」
ことり「もし今右耳で電話を取る人がいたら、左耳で聞くといいよ」
ことり「誰かから告白された時、心揺さぶられるから!」
穂乃果「ええ!?何で何で!?」
ことり「うーん、何でだろ?」
真姫「多分、左耳から来る情報は右脳に行くんだけど、右脳には感情、喜怒哀楽を司る器官があるから心揺さぶられる・・・じゃないかしら」
にこ「科学的見解ね」
穂乃果「夢が無いよ真姫ちゃん!」
真姫「事実を述べたまでよ!」
64: 2019/01/20(日) 02:41:47.92 ID:zXokawsS.net
ことり「あとはー、もし自分の体にてんとう虫さんが止まったら結婚出来る!かも?」
海未「てんとう虫が・・・?」
ことり「てんとう虫は海外では聖母マリアの使いって言われてて、幸福のシンボルなんだって!」
ことり「でも、自分から止まるように仕向けたりはぶっぶーです!」
ことり「自然にてんとう虫さんから止まって来てくれたら、幸福になれるって訳だね」
希「・・・」ガラッ
海未「希?何故窓を?」
希「てんとう虫さんを呼ぶんよ」
真姫「意外とメルヘンね」
海未「てんとう虫が・・・?」
ことり「てんとう虫は海外では聖母マリアの使いって言われてて、幸福のシンボルなんだって!」
ことり「でも、自分から止まるように仕向けたりはぶっぶーです!」
ことり「自然にてんとう虫さんから止まって来てくれたら、幸福になれるって訳だね」
希「・・・」ガラッ
海未「希?何故窓を?」
希「てんとう虫さんを呼ぶんよ」
真姫「意外とメルヘンね」
65: 2019/01/20(日) 02:50:58.24 ID:zXokawsS.net
ことり「最後は、ミルキー!」
凛「ママの味のアレ?」
ことり「そのアレです!」
ことり「ミルキーの包み紙の中にはペコちゃんの顔が書いてあるんだけど」
ことり「顔が切れちゃったりしてない綺麗なペコちゃんの包み紙があるとラッキーなんだよ!」
穂乃果「あっ、海末ちゃん確か今ミルキー持ってたよね!?」
海未「ことりから貰ったものですが・・・皆もひとつ如何です?」
ことり「その包み紙で顔が切れてなくて、かつ四つ葉のクローバーが書いてあったりすると効果アップだよ」
ほののぞりん「「どれどれ・・・」」
にこ「何してんの・・・」
ことり「えへへ、皆も焼け石に水かも知れないけど、沢山のラッキーを集めて好きな人に想いを伝えてみてね!」
ことり「・・・」チラッ
私のお財布の中の包み紙
ハートマークと四つ葉のクローバーが書いてあるんだけど
まだ効果は無さそうかな・・・?
海未「ことり?どうしました?」
ことり「え?ううん!何でもないのよ何でも!」
ことり「えっと、信じるか信じないかは、アナタ次第ですっ!」
花陽「おおー!」パチパチ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
凛「ママの味のアレ?」
ことり「そのアレです!」
ことり「ミルキーの包み紙の中にはペコちゃんの顔が書いてあるんだけど」
ことり「顔が切れちゃったりしてない綺麗なペコちゃんの包み紙があるとラッキーなんだよ!」
穂乃果「あっ、海末ちゃん確か今ミルキー持ってたよね!?」
海未「ことりから貰ったものですが・・・皆もひとつ如何です?」
ことり「その包み紙で顔が切れてなくて、かつ四つ葉のクローバーが書いてあったりすると効果アップだよ」
ほののぞりん「「どれどれ・・・」」
にこ「何してんの・・・」
ことり「えへへ、皆も焼け石に水かも知れないけど、沢山のラッキーを集めて好きな人に想いを伝えてみてね!」
ことり「・・・」チラッ
私のお財布の中の包み紙
ハートマークと四つ葉のクローバーが書いてあるんだけど
まだ効果は無さそうかな・・・?
海未「ことり?どうしました?」
ことり「え?ううん!何でもないのよ何でも!」
ことり「えっと、信じるか信じないかは、アナタ次第ですっ!」
花陽「おおー!」パチパチ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
66: 2019/01/20(日) 03:11:32.84 ID:zXokawsS.net
ことり「ふう、意外と疲れるね・・・」
海未「お疲れ様です、ことりらしく可愛らしい話でしたね」
ことり「えへへ・・・///」
凛「あっ!いまテントウムシが飛んでたよ!!」
穂乃果「どこどこ!?捕まえなきゃ!!」
希「ちょ待って!!ウチもウチもぉ!!うごっ、ミルキーが喉に・・・っ!!」
真姫「バッ、危ないわよ!?ほら水!!」
希「あ、ありがと真姫ちゃん・・・」
にこ「・・・あほ3人は置いといて良いから、真姫ちゃんレッツゴーよ」
真姫「あ、私だったわね」
海未「お疲れ様です、ことりらしく可愛らしい話でしたね」
ことり「えへへ・・・///」
凛「あっ!いまテントウムシが飛んでたよ!!」
穂乃果「どこどこ!?捕まえなきゃ!!」
希「ちょ待って!!ウチもウチもぉ!!うごっ、ミルキーが喉に・・・っ!!」
真姫「バッ、危ないわよ!?ほら水!!」
希「あ、ありがと真姫ちゃん・・・」
にこ「・・・あほ3人は置いといて良いから、真姫ちゃんレッツゴーよ」
真姫「あ、私だったわね」
67: 2019/01/20(日) 03:20:24.38 ID:zXokawsS.net
(例の音)
~音楽~
真姫「最初に、白状するわ」
真姫「私は確かに昨日の夜、都市伝説を調べまくって結局寝ちゃったの」
凛「・・・ぷっ」
真姫「りいぃぃんんんん!?今笑ったわよね!?///」
凛「わ、笑ってないよ!・・・ぷふっ」
真姫「・・・///」ズドン
凛「に゛ゃ゛っ゛」
海未「良い一撃です」
花陽「りんちゃああああ!!!」
真姫「・・・じゃあ話すわね」
にこ「悪びれることも無く・・・」
~音楽~
真姫「最初に、白状するわ」
真姫「私は確かに昨日の夜、都市伝説を調べまくって結局寝ちゃったの」
凛「・・・ぷっ」
真姫「りいぃぃんんんん!?今笑ったわよね!?///」
凛「わ、笑ってないよ!・・・ぷふっ」
真姫「・・・///」ズドン
凛「に゛ゃ゛っ゛」
海未「良い一撃です」
花陽「りんちゃああああ!!!」
真姫「・・・じゃあ話すわね」
にこ「悪びれることも無く・・・」
68: 2019/01/20(日) 03:30:17.36 ID:zXokawsS.net
真姫「私は知っての通り、音楽が大好きなの」
真姫「そこで、音楽にまつわる都市伝説をいくつか持ってきたわ」
真姫「まずはオーストリアの作曲家、ハイドン」
真姫「彼の作った「告別」という曲は一風変わった演出を、演奏中にするのよ」
真姫「それが、演奏している人が、舞台上からいなくなっていくって物」
花陽「いなくなっちゃうのぉ!?」
真姫「そうよ」
真姫「最終的に、バイオリンの奏者二人だけが残るわ」
にこ「そりゃまた変ね」
真姫「まあ真実は怖くないし、良い話なのよ?」
希「良い話なの?」
真姫「当時ハイドンは、ハンガリーの貴族に仕えていた楽長だったの」
真姫「ハイドンの楽団員達もいわゆる単身赴任でその貴族の城に住んでいたそうよ」
真姫「ある日、ハイドンの楽団員達はこう言うの」
「ハイドン、家族が恋しい」
「故郷が懐かしい、寂しいんだ」
真姫「そこで、音楽にまつわる都市伝説をいくつか持ってきたわ」
真姫「まずはオーストリアの作曲家、ハイドン」
真姫「彼の作った「告別」という曲は一風変わった演出を、演奏中にするのよ」
真姫「それが、演奏している人が、舞台上からいなくなっていくって物」
花陽「いなくなっちゃうのぉ!?」
真姫「そうよ」
真姫「最終的に、バイオリンの奏者二人だけが残るわ」
にこ「そりゃまた変ね」
真姫「まあ真実は怖くないし、良い話なのよ?」
希「良い話なの?」
真姫「当時ハイドンは、ハンガリーの貴族に仕えていた楽長だったの」
真姫「ハイドンの楽団員達もいわゆる単身赴任でその貴族の城に住んでいたそうよ」
真姫「ある日、ハイドンの楽団員達はこう言うの」
「ハイドン、家族が恋しい」
「故郷が懐かしい、寂しいんだ」
69: 2019/01/20(日) 03:36:31.44 ID:zXokawsS.net
凛「単身赴任は・・・寂しいもんな・・・」ググッ
絵里「あら復活ね」
真姫「それを聞き入れたハイドンは貴族達の前で演奏する時、どんどん人が居なくなっていくという演出をした」
真姫「家族の元へ帰りたいという想いを、そういう演出にして貴族に伝えたの」
真姫「その真意を分かった貴族は楽団員の気持ちを汲み取り、休暇を与えたそうよ」
真姫「それが伝わって、今でもその演出がされているって事」
希「ええ貴族さんだったんやなぁ」
真姫「そうよね、私もそう思うわ」
絵里「あら復活ね」
真姫「それを聞き入れたハイドンは貴族達の前で演奏する時、どんどん人が居なくなっていくという演出をした」
真姫「家族の元へ帰りたいという想いを、そういう演出にして貴族に伝えたの」
真姫「その真意を分かった貴族は楽団員の気持ちを汲み取り、休暇を与えたそうよ」
真姫「それが伝わって、今でもその演出がされているって事」
希「ええ貴族さんだったんやなぁ」
真姫「そうよね、私もそう思うわ」
70: 2019/01/20(日) 03:41:38.75 ID:zXokawsS.net
真姫「それじゃ2つ目、第九の呪い」
ことぱな「「の、呪い・・・」」ガクブル
真姫「そんな震えないでよ、どうせ迷信なんだから」
にこ「仮にも都市伝説テラーがそれを言うのはどうなの?」
真姫「第九の呪いというのは、交響曲という物を作るとして、9番目の交響曲に取り掛ろうとすると氏んでしまうという話」
真姫「交響曲という概念を作ったのはハイドンだけど、音楽として完成させたのは、かのベートーヴェン」
真姫「彼は第9を作り、第10に差し掛かる時病気で亡くなってしまうの」
真姫「そのせいなのか、他の作曲家が第9を作ろうとすると不幸な氏が待ってるらしいわ」
絵里「良いわね、都市伝説らしいわよ」
真姫「らしいと言うか都市伝説なんだけど・・・」
ことぱな「「の、呪い・・・」」ガクブル
真姫「そんな震えないでよ、どうせ迷信なんだから」
にこ「仮にも都市伝説テラーがそれを言うのはどうなの?」
真姫「第九の呪いというのは、交響曲という物を作るとして、9番目の交響曲に取り掛ろうとすると氏んでしまうという話」
真姫「交響曲という概念を作ったのはハイドンだけど、音楽として完成させたのは、かのベートーヴェン」
真姫「彼は第9を作り、第10に差し掛かる時病気で亡くなってしまうの」
真姫「そのせいなのか、他の作曲家が第9を作ろうとすると不幸な氏が待ってるらしいわ」
絵里「良いわね、都市伝説らしいわよ」
真姫「らしいと言うか都市伝説なんだけど・・・」
71: 2019/01/20(日) 03:50:20.91 ID:zXokawsS.net
真姫「マーラーという作曲家は第九の呪いを恐れて、8番目までは曲を作るんだけど」
真姫「9番目の曲を「大地の歌」と名付けて交響曲扱いにしなかったの」
海未「呪いはどうなったのです?」
真姫「かからなかったわ、交響曲じゃないなら良いみたい」
凛「じゃあやっぱり迷信なんだにゃ」
真姫「そうでも無さそうよ」
穂乃果「え?」
真姫「マーラーは「大地の歌」を作ってから安心してしまったのか」
真姫「その後交響曲第9番を作ったんだけど、間もなく氏んでしまうわ」
ことり「や、やっぱり呪い・・・?」
真姫「でもこれに立ち向かった人がいてね」
真姫「シベリウスという作曲家は、第8番まで曲を作ってから、その楽譜を燃やしてしまうの」
真姫「彼曰く、8番までが無いんなら次にどれ程曲を書いてもその交響曲は9番じゃない、って」
希「どこぞのとんち坊主か」
真姫「実際彼はその後91歳まで生きて天寿をまっとうしたわ」
穂乃果「ベートーヴェンに勝ったッ!!」
凛「第9部、完ッ!!」
海未「やかましいですよ」
真姫「9番目の曲を「大地の歌」と名付けて交響曲扱いにしなかったの」
海未「呪いはどうなったのです?」
真姫「かからなかったわ、交響曲じゃないなら良いみたい」
凛「じゃあやっぱり迷信なんだにゃ」
真姫「そうでも無さそうよ」
穂乃果「え?」
真姫「マーラーは「大地の歌」を作ってから安心してしまったのか」
真姫「その後交響曲第9番を作ったんだけど、間もなく氏んでしまうわ」
ことり「や、やっぱり呪い・・・?」
真姫「でもこれに立ち向かった人がいてね」
真姫「シベリウスという作曲家は、第8番まで曲を作ってから、その楽譜を燃やしてしまうの」
真姫「彼曰く、8番までが無いんなら次にどれ程曲を書いてもその交響曲は9番じゃない、って」
希「どこぞのとんち坊主か」
真姫「実際彼はその後91歳まで生きて天寿をまっとうしたわ」
穂乃果「ベートーヴェンに勝ったッ!!」
凛「第9部、完ッ!!」
海未「やかましいですよ」
72: 2019/01/20(日) 04:05:52.77 ID:zXokawsS.net
真姫「最後はちょっと怖いわよ」
真姫「聞くと自頃してしまう曲の話」
ことり「ぴぃ・・・」
真姫「それは「暗い日曜日」という曲で、1933年にハンガリーの作曲家シェレッシュレジェーと、作詞ヤーヴォルラースローによって作られたわ」
真姫「シェレッシュはこの曲を失恋直後に作ったとされ、世間に発表する気はさらさら無かったらしいわね」
真姫「理由は、この曲は私的な物で、誰にも理解される事は無いと思ってたから」
真姫「まあ、結局三年後に世間に発表したんだけどね」
真姫「するとこの暗ーい曲、意外にも大ヒットしたの」
にこ「ヒットしたんだ・・・」
真姫「ええ、シェレッシュも大喜びだったそうよ」
真姫「喜んだシェレッシュは、この曲のきっかけになったかつての恋人に連絡したんだって。よりを戻したくて」
真姫「でも最初の悲劇が待ってるとは知らなかった」
真姫「連絡を受けた彼女は翌日、服毒自殺により亡くなったわ」
花陽「」ガクブル
真姫「彼女の手元には遺書が一枚、こう書かれていたわ」
ー暗い 日曜日ー
真姫「聞くと自頃してしまう曲の話」
ことり「ぴぃ・・・」
真姫「それは「暗い日曜日」という曲で、1933年にハンガリーの作曲家シェレッシュレジェーと、作詞ヤーヴォルラースローによって作られたわ」
真姫「シェレッシュはこの曲を失恋直後に作ったとされ、世間に発表する気はさらさら無かったらしいわね」
真姫「理由は、この曲は私的な物で、誰にも理解される事は無いと思ってたから」
真姫「まあ、結局三年後に世間に発表したんだけどね」
真姫「するとこの暗ーい曲、意外にも大ヒットしたの」
にこ「ヒットしたんだ・・・」
真姫「ええ、シェレッシュも大喜びだったそうよ」
真姫「喜んだシェレッシュは、この曲のきっかけになったかつての恋人に連絡したんだって。よりを戻したくて」
真姫「でも最初の悲劇が待ってるとは知らなかった」
真姫「連絡を受けた彼女は翌日、服毒自殺により亡くなったわ」
花陽「」ガクブル
真姫「彼女の手元には遺書が一枚、こう書かれていたわ」
ー暗い 日曜日ー
73: 2019/01/20(日) 04:14:41.93 ID:zXokawsS.net
絵里「ひっ」
真姫「まだ終わらないわよ、第二の悲劇だってあるんだから」
真姫「ハンガリーのブタペスト市警が、とある靴屋の主人の氏亡現場を調査してたんだけど、奇妙な遺書があったの」
真姫「遺書には歌の一節が書かれてたそうよ、まあ遺書に好きな歌の歌詞を書くというのは珍しくはないわよね」
真姫「ただ、その遺書の歌は暗い日曜日だったの」
にこ「また・・・」
希「ただの偶然やないん?」
真姫「普通はそう考えるわよね、でも当時のブタペストではこの曲の関連で17人が自頃してるの」
海未「何と・・・」
真姫「女の子が暗い日曜日のレコードを抱えたまま川に入水自頃したり」
真姫「バーで演奏していたバンドに暗い日曜日をリクエストした老人が、そのまま店の外に歩いて出て拳銃自頃したりと」
真姫「ここでも充分悲劇なんだけど、作曲家としての悲劇はこれから」
真姫「当局は暗い日曜日の販売、演奏を全面的に禁止したの」
真姫「まだ終わらないわよ、第二の悲劇だってあるんだから」
真姫「ハンガリーのブタペスト市警が、とある靴屋の主人の氏亡現場を調査してたんだけど、奇妙な遺書があったの」
真姫「遺書には歌の一節が書かれてたそうよ、まあ遺書に好きな歌の歌詞を書くというのは珍しくはないわよね」
真姫「ただ、その遺書の歌は暗い日曜日だったの」
にこ「また・・・」
希「ただの偶然やないん?」
真姫「普通はそう考えるわよね、でも当時のブタペストではこの曲の関連で17人が自頃してるの」
海未「何と・・・」
真姫「女の子が暗い日曜日のレコードを抱えたまま川に入水自頃したり」
真姫「バーで演奏していたバンドに暗い日曜日をリクエストした老人が、そのまま店の外に歩いて出て拳銃自頃したりと」
真姫「ここでも充分悲劇なんだけど、作曲家としての悲劇はこれから」
真姫「当局は暗い日曜日の販売、演奏を全面的に禁止したの」
74: 2019/01/20(日) 04:20:22.89 ID:zXokawsS.net
海未「自分の曲が禁止されるという気持ちは、計り知れないですね・・・」
真姫「悲しい事だけど、これで人が氏んでいくのが止まるなら結果オーライ」
真姫「でもね、この曲、もう海外に輸出されてたの」
凛「あっ」
真姫「ニューヨークでガスによる自殺をした女性の遺書に、葬式では暗い日曜日を流して欲しいと書いてあったり」
真姫「ローマで浮浪者の前で立ち止まった少年が、ポケットの中のお金を全て浮浪者にあげて、そのまま川に飛び込んで氏んでしまったり」
真姫「後の調査で浮浪者は、暗い日曜日を口ずさんでただけと答えたそうよ」
ことり「口ずさんでただけで・・・!?」
真姫「悲しい事だけど、これで人が氏んでいくのが止まるなら結果オーライ」
真姫「でもね、この曲、もう海外に輸出されてたの」
凛「あっ」
真姫「ニューヨークでガスによる自殺をした女性の遺書に、葬式では暗い日曜日を流して欲しいと書いてあったり」
真姫「ローマで浮浪者の前で立ち止まった少年が、ポケットの中のお金を全て浮浪者にあげて、そのまま川に飛び込んで氏んでしまったり」
真姫「後の調査で浮浪者は、暗い日曜日を口ずさんでただけと答えたそうよ」
ことり「口ずさんでただけで・・・!?」
75: 2019/01/20(日) 04:36:34.89 ID:zXokawsS.net
真姫「イギリスのBBCもアメリカのラジオ局も自粛し始めて」
真姫「フランスでは心理学者を呼んで原因解明に努めたけど、結局原因不明で終了」
真姫「事件から暫く経ってから、BBCはインストゥルメンタル、曲のみで歌無しを流したんだけど」
真姫「放送して間もなくロンドン市警にある通報が入ったわ」
真姫「マンションの一室からずっと同じ曲が流れ続けてると」
真姫「警察がその部屋に行っても反応は無く、結局蹴破られたドアの向こうには女性が亡くなっていたわ。氏因は鎮痛剤の過剰摂取」
真姫「そばの蓄音機からは、ずっと暗い日曜日を延々リピートしていたんだって」
絵里「まだ終わらないの・・・?」
真姫「最終的に、自殺者は100人以上だそうよ」
真姫「さて、第三の悲劇」
真姫「この曲にある"何か"」
真姫「それは作曲者のシェレッシュにも、逃れられる物では無かったのかも知れないわ」
真姫「1968年 1月13日」
真姫「69歳の誕生日を迎えたばかりのシェレッシュは、自宅アパートから飛び降りて、そのまま氏亡した」
希「嘘やん」
真姫「・・・この曲、暗い日曜日は原因の分からない"何か"によって、沢山の犠牲者を生み出してしまった」
真姫「こんな悲しい話の、そして悲しい曲の最後の一節で、話は終わらせるわ」
「私と 私の心は 自殺を決意した 暗い日曜日」
真姫「信じるか信じないかは、アナタ次第よ」
https://youtu.be/Fkos6emRph0
ーーーーーーーーーーーーーーーー
真姫「フランスでは心理学者を呼んで原因解明に努めたけど、結局原因不明で終了」
真姫「事件から暫く経ってから、BBCはインストゥルメンタル、曲のみで歌無しを流したんだけど」
真姫「放送して間もなくロンドン市警にある通報が入ったわ」
真姫「マンションの一室からずっと同じ曲が流れ続けてると」
真姫「警察がその部屋に行っても反応は無く、結局蹴破られたドアの向こうには女性が亡くなっていたわ。氏因は鎮痛剤の過剰摂取」
真姫「そばの蓄音機からは、ずっと暗い日曜日を延々リピートしていたんだって」
絵里「まだ終わらないの・・・?」
真姫「最終的に、自殺者は100人以上だそうよ」
真姫「さて、第三の悲劇」
真姫「この曲にある"何か"」
真姫「それは作曲者のシェレッシュにも、逃れられる物では無かったのかも知れないわ」
真姫「1968年 1月13日」
真姫「69歳の誕生日を迎えたばかりのシェレッシュは、自宅アパートから飛び降りて、そのまま氏亡した」
希「嘘やん」
真姫「・・・この曲、暗い日曜日は原因の分からない"何か"によって、沢山の犠牲者を生み出してしまった」
真姫「こんな悲しい話の、そして悲しい曲の最後の一節で、話は終わらせるわ」
「私と 私の心は 自殺を決意した 暗い日曜日」
真姫「信じるか信じないかは、アナタ次第よ」
https://youtu.be/Fkos6emRph0
ーーーーーーーーーーーーーーーー
81: 2019/01/20(日) 15:34:48.70 ID:DWEpV3m+.net
真姫「確かに結構疲れるものね・・・」
凛「良かったよ真姫ちゃん!」
海未「怖いもの見たさで聞いてみたいですね、暗い日曜日」
真姫「私は結構好きなんだけどねこの曲」
絵里「普通にBARとかで流れそうだもの」
にこ「お疲れ真姫ちゃん、さ次は問題児よ」
穂乃果「何さ問題児ってぇ!」
花陽「頑張って下さい穂乃果ちゃん!」
ことり「頑張るちゅん!」
穂乃果「ありがとう!じゃあ話すよ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
凛「良かったよ真姫ちゃん!」
海未「怖いもの見たさで聞いてみたいですね、暗い日曜日」
真姫「私は結構好きなんだけどねこの曲」
絵里「普通にBARとかで流れそうだもの」
にこ「お疲れ真姫ちゃん、さ次は問題児よ」
穂乃果「何さ問題児ってぇ!」
花陽「頑張って下さい穂乃果ちゃん!」
ことり「頑張るちゅん!」
穂乃果「ありがとう!じゃあ話すよ!」
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82: 2019/01/20(日) 15:46:32.30 ID:DWEpV3m+.net
(例の音)
~あのカリスマの秘密~
穂乃果「私はよくかりすま?って言われるんだけど、意味は知らないんだ」
絵里「ああ・・・」
真姫「うん・・・」
希「まあね・・・」
穂乃果「・・・?でね、カリスマについて調べてたらこの人が出てきたの」
穂乃果「ナチス・ドイツの独裁者、アドルフ・ヒトラー」
穂乃果「この人はユダヤ人という人を我々アーリア人より劣っていると言う理由で迫害を加えてたんだ」
穂乃果「ナチスの当時の力は凄まじいものだったらしいね」
穂乃果「ゆくゆくは世界征服を企んでたんだ、洒落や冗談の類じゃなくね」
絵里「まあ、それを考えるだけの力はあったから・・・」
穂乃果「でね、ナチス・ドイツは世界各地の色んな場所に名残というか、逃亡先?みたいなのを作ってて」
穂乃果「見てこれ」
https://i.imgur.com/WvusmWQ.jpg
真姫「はぁ!?」
穂乃果「あのナチスは月すら逃亡先の一つに数えてて、月をも征服するつもりだったらしいよ」
~あのカリスマの秘密~
穂乃果「私はよくかりすま?って言われるんだけど、意味は知らないんだ」
絵里「ああ・・・」
真姫「うん・・・」
希「まあね・・・」
穂乃果「・・・?でね、カリスマについて調べてたらこの人が出てきたの」
穂乃果「ナチス・ドイツの独裁者、アドルフ・ヒトラー」
穂乃果「この人はユダヤ人という人を我々アーリア人より劣っていると言う理由で迫害を加えてたんだ」
穂乃果「ナチスの当時の力は凄まじいものだったらしいね」
穂乃果「ゆくゆくは世界征服を企んでたんだ、洒落や冗談の類じゃなくね」
絵里「まあ、それを考えるだけの力はあったから・・・」
穂乃果「でね、ナチス・ドイツは世界各地の色んな場所に名残というか、逃亡先?みたいなのを作ってて」
穂乃果「見てこれ」
https://i.imgur.com/WvusmWQ.jpg
真姫「はぁ!?」
穂乃果「あのナチスは月すら逃亡先の一つに数えてて、月をも征服するつもりだったらしいよ」
87: 2019/01/21(月) 17:18:30.37 ID:PVMr0q0v.net
穂乃果「あとはヒトラーと言えば、第二次大戦中拳銃自頃したって話だけど」
穂乃果「割と90歳くらいまで生きてたって話だよ」
穂乃果「CIAの公式文書に載ってるんだって」
穂乃果「パラグアイからアルゼンチンを経由してブラジルに逃れ、小さな町でアドルフ ライプツィヒと名乗ってたんだ」
穂乃果「こんな風に、黒人女性と仲が良かったらしいね 」
希「あのヒトラーがねぇ・・・」
穂乃果「住民からは、ドイツの老人と呼ばれてたらしいよ」
にこ「こうして見れば普通のおじいちゃんね」
海未「でもやはり生きているとは思えませんよ、現に遺体などが見つかっているのでは?」
穂乃果「割と90歳くらいまで生きてたって話だよ」
穂乃果「CIAの公式文書に載ってるんだって」
穂乃果「パラグアイからアルゼンチンを経由してブラジルに逃れ、小さな町でアドルフ ライプツィヒと名乗ってたんだ」
穂乃果「こんな風に、黒人女性と仲が良かったらしいね 」
希「あのヒトラーがねぇ・・・」
穂乃果「住民からは、ドイツの老人と呼ばれてたらしいよ」
にこ「こうして見れば普通のおじいちゃんね」
海未「でもやはり生きているとは思えませんよ、現に遺体などが見つかっているのでは?」
88: 2019/01/21(月) 17:29:25.81 ID:PVMr0q0v.net
穂乃果「それがね、最近の研究で分かったんだけど」
穂乃果「ヒトラーの物とされてた遺体の頭蓋骨を、DNA鑑定で調べてみると、ただの女性の物だって判明したんだ」
穂乃果「だからヒトラーの遺体は見つかってないし、拳銃自頃したって言うのもあくまで口伝えなだけなんだ」
真姫「今どこかで生きている、もしくは天寿をまっとうしていたとしても過言では無いのね」
穂乃果「そうだね、まあ生きていたとしても100歳近いけど」
穂乃果「そんなヒトラーを頭に置くナチスだけど、南極を支配しようとしてたのはあんまり知られてないね」
ことり「え、南極?」
凛「あんな所を?」
穂乃果「これは都市伝説と言うよりただの噂かな、敗戦後にドイツ軍のUボート、つまり潜水艦が南極に到着したのをアメリカ軍ないしはイギリス軍が発見したの」
穂乃果「敗戦後に来たからなのか、ヒトラーの遺灰が南極に運ばれた!とか、幹部が逃げてきた!とか言われてたんだってさ」
絵里「人の世に噂有りね」
穂乃果「ヒトラーの物とされてた遺体の頭蓋骨を、DNA鑑定で調べてみると、ただの女性の物だって判明したんだ」
穂乃果「だからヒトラーの遺体は見つかってないし、拳銃自頃したって言うのもあくまで口伝えなだけなんだ」
真姫「今どこかで生きている、もしくは天寿をまっとうしていたとしても過言では無いのね」
穂乃果「そうだね、まあ生きていたとしても100歳近いけど」
穂乃果「そんなヒトラーを頭に置くナチスだけど、南極を支配しようとしてたのはあんまり知られてないね」
ことり「え、南極?」
凛「あんな所を?」
穂乃果「これは都市伝説と言うよりただの噂かな、敗戦後にドイツ軍のUボート、つまり潜水艦が南極に到着したのをアメリカ軍ないしはイギリス軍が発見したの」
穂乃果「敗戦後に来たからなのか、ヒトラーの遺灰が南極に運ばれた!とか、幹部が逃げてきた!とか言われてたんだってさ」
絵里「人の世に噂有りね」
92: 2019/01/21(月) 17:47:37.03 ID:PVMr0q0v.net
穂乃果「ほぇ~つかれたぁ~・・・」
ことり「お疲れ穂乃果ちゃん、ミルキーあるよ」
穂乃果「わーい!」
凛「餌付けかにゃ?」
真姫「それ言っちゃダメよ!」
穂乃果「聞こえてるよ!」
にこ「ハイハイ次次、真打ち絵里さん頑張って」
絵里「ふふふ・・・遂に私の出番ね!」スクッ
にこ「ネクタイズレてる」ススッ
絵里「花陽!PCを貸してくれるかしら?」
花陽「えぇ?!ど、どうぞ!」
絵里「・・・」ガサゴソ
希「なんやそのCD」
海未「再生するのですか?」
絵里「見れば分かるわ、始めましょ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「お疲れ穂乃果ちゃん、ミルキーあるよ」
穂乃果「わーい!」
凛「餌付けかにゃ?」
真姫「それ言っちゃダメよ!」
穂乃果「聞こえてるよ!」
にこ「ハイハイ次次、真打ち絵里さん頑張って」
絵里「ふふふ・・・遂に私の出番ね!」スクッ
にこ「ネクタイズレてる」ススッ
絵里「花陽!PCを貸してくれるかしら?」
花陽「えぇ?!ど、どうぞ!」
絵里「・・・」ガサゴソ
希「なんやそのCD」
海未「再生するのですか?」
絵里「見れば分かるわ、始めましょ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
93: 2019/01/21(月) 17:59:25.22 ID:PVMr0q0v.net
https://youtu.be/vhSHXGM7kgE
ーPCー
絵里「今回の舞台はここ、アメリカ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
凛「ブフゥァッ!?」
穂乃果「えぇっ!?」
希「アメwwwアメリカに行ったんかwwww」
にこ「すご・・・あの番組と同じ作り方・・・」
真姫「わざわざ御苦労な事で・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「人類の進化を促す裏の組織、そして人類のこれからを紐解いて行きます」
絵里「新しい知識と世界について、受け入れる覚悟と準備をして下さい!」
絵里「信じるか信じないかは、アナタ次第です!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーPCー
絵里「今回の舞台はここ、アメリカ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
凛「ブフゥァッ!?」
穂乃果「えぇっ!?」
希「アメwwwアメリカに行ったんかwwww」
にこ「すご・・・あの番組と同じ作り方・・・」
真姫「わざわざ御苦労な事で・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「人類の進化を促す裏の組織、そして人類のこれからを紐解いて行きます」
絵里「新しい知識と世界について、受け入れる覚悟と準備をして下さい!」
絵里「信じるか信じないかは、アナタ次第です!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
94: 2019/01/21(月) 18:06:16.83 ID:PVMr0q0v.net
ーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「今、地球って環境災害が多いんだけど、気付いてる?」
絵里「かたや地震、かたや嵐、台風」
絵里「何故かあまり知られてないんだけど、あの、サハラ砂漠に雪が降ってるんだからね?」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
凛「砂漠にゆきぃ!?」
真姫「これはヤバそうね・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「人類がこれから直面する環境問題、特に一番危険視されているのが」
絵里「ミニ、氷河期!」
ーMs都市伝説 絢瀬絵里が語る、ミニ氷河期とは・・・(CV 櫻井○宏)ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「櫻井○宏さん!?」
にこ「あんた一体幾ら払ったの!?」
絵里「知り合いがいてね・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーー 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)
絵里「今、地球って環境災害が多いんだけど、気付いてる?」
絵里「かたや地震、かたや嵐、台風」
絵里「何故かあまり知られてないんだけど、あの、サハラ砂漠に雪が降ってるんだからね?」
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凛「砂漠にゆきぃ!?」
真姫「これはヤバそうね・・・」
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絵里「人類がこれから直面する環境問題、特に一番危険視されているのが」
絵里「ミニ、氷河期!」
ーMs都市伝説 絢瀬絵里が語る、ミニ氷河期とは・・・(CV 櫻井○宏)ー
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ことり「櫻井○宏さん!?」
にこ「あんた一体幾ら払ったの!?」
絵里「知り合いがいてね・・・」
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Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)
95: 2019/01/21(月) 18:15:27.85 ID:PVMr0q0v.net
ーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「ミニ氷河期というのは、太陽の活動が縮小してしまう、マウンダー極小期のことを言うんだけどね」
絵里「早ければ2030年にはミニ氷河期が到達するって言われているの」
絵里「大昔もそのマウンダー極小期と言うのはあって、テムズ川やオランダの運河なんかが全面凍結」
絵里「日本だって寛永、延宝、天和、元禄の大飢饉があったわよね?それがマウンダー極小期の影響だって事なの」
絵里「今日いつもより寒いわね、なんて言ってられる暇はもうすぐ無くなっていくのよ」
絵里「では人類はどう対処すればいいのか、人間の生活を営めなくなるほど地球が凍ってしまったら」
絵里「それこそデイアフタートゥモローの様になってしまったら」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「ミニ氷河期というのは、太陽の活動が縮小してしまう、マウンダー極小期のことを言うんだけどね」
絵里「早ければ2030年にはミニ氷河期が到達するって言われているの」
絵里「大昔もそのマウンダー極小期と言うのはあって、テムズ川やオランダの運河なんかが全面凍結」
絵里「日本だって寛永、延宝、天和、元禄の大飢饉があったわよね?それがマウンダー極小期の影響だって事なの」
絵里「今日いつもより寒いわね、なんて言ってられる暇はもうすぐ無くなっていくのよ」
絵里「では人類はどう対処すればいいのか、人間の生活を営めなくなるほど地球が凍ってしまったら」
絵里「それこそデイアフタートゥモローの様になってしまったら」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
96: 2019/01/21(月) 18:22:49.07 ID:PVMr0q0v.net
ーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「・・・」スタスタ
絵里「ここね、分かる?」
絵里「あそこの建物が、スペースX社よ」
絵里「あのスペースX社のCEOこそ、イーロン・マスク」
絵里「彼が計画している物がそう」
絵里「人類の、火星移住計画」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
にこ「あら火星?」
海未「もう考えてる人はいたんですね」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「地球上が人間の住めなくなる星となってしまった場合、選ばれた人間は火星へと移住するのです」
絵里「では、選ばれなかった人類はどうするのでしょうか」
絵里「その頃はもう地球上は住める物では無くなっています」
絵里「我々人類にはあと二つ、逃げる場所があるのです」
絵里「そのひとつが、地下」
絵里「・・・」スタスタ
絵里「ここね、分かる?」
絵里「あそこの建物が、スペースX社よ」
絵里「あのスペースX社のCEOこそ、イーロン・マスク」
絵里「彼が計画している物がそう」
絵里「人類の、火星移住計画」
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にこ「あら火星?」
海未「もう考えてる人はいたんですね」
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絵里「地球上が人間の住めなくなる星となってしまった場合、選ばれた人間は火星へと移住するのです」
絵里「では、選ばれなかった人類はどうするのでしょうか」
絵里「その頃はもう地球上は住める物では無くなっています」
絵里「我々人類にはあと二つ、逃げる場所があるのです」
絵里「そのひとつが、地下」
97: 2019/01/21(月) 18:35:36.65 ID:PVMr0q0v.net
絵里「今ロシアってたくさん地下鉄があるんだけど、その中でモスクワの地下鉄」
絵里「日本で一番深い地下鉄が都営大江戸線の六本木駅で地下42m」
絵里「モスクワ地下鉄は、最深部でその倍の84mあるの、例え地表で何かがあっても何の影響もないわけね」
絵里「しかもその地下鉄内には、国の重要文化財に指定された芸術品や美術品が守られてるのね」
絵里「しかもまるで駅なのにホテルロビーみたいな綺麗さで、天井には平和的な絵画が描かれてるの」
絵里「だから国が有事の際にも、地下で快適に過ごせる様になってる訳、水のパイプラインだってあるんだから」
絵里「後は、シベリアのダイヤモンド鉱山跡地を利用して、10万人は住める地下都市化計画を進めてる」
絵里「そしてロシアの非常事態省は、モスクワ全市民が入れる地下シェルターを用意したと報道したわ」
絵里「モスクワの全市民は約1700万人よ。相当な大きさの空間が、この下に広がっているって訳ね」
絵里「日本で一番深い地下鉄が都営大江戸線の六本木駅で地下42m」
絵里「モスクワ地下鉄は、最深部でその倍の84mあるの、例え地表で何かがあっても何の影響もないわけね」
絵里「しかもその地下鉄内には、国の重要文化財に指定された芸術品や美術品が守られてるのね」
絵里「しかもまるで駅なのにホテルロビーみたいな綺麗さで、天井には平和的な絵画が描かれてるの」
絵里「だから国が有事の際にも、地下で快適に過ごせる様になってる訳、水のパイプラインだってあるんだから」
絵里「後は、シベリアのダイヤモンド鉱山跡地を利用して、10万人は住める地下都市化計画を進めてる」
絵里「そしてロシアの非常事態省は、モスクワ全市民が入れる地下シェルターを用意したと報道したわ」
絵里「モスクワの全市民は約1700万人よ。相当な大きさの空間が、この下に広がっているって訳ね」
98: 2019/01/21(月) 18:43:51.03 ID:PVMr0q0v.net
絵里「そして、人類のもう一つの逃亡先、それが」
絵里「電脳の世界」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
花陽「え、遂に二次元に!?」
真姫「落ち着きなさい」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「VRってあるわね?実在しない世界を作り出す機械」
絵里「あれがこのまま進化していくと、脳に直接電気信号を送り込める様になるの」
絵里「脳から直接送られる信号によって五感を操り、本物と何ら違いのない世界が作られる様になるのね」
絵里「それがもう1つの地球、パラレルワールド」
絵里「ある意味、世知辛い現実に生きる必要はもう無いのかもね」
絵里「だってVRの世界は、全てが自分の理想なんだから」
絵里「つまりどういう事か、それは簡単です」
絵里「体がいらなくなる、人体の不要化が始まってくるのです」
絵里「そして人類は電子の世界、VRの世界に移住を始めて行くのです」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「電脳の世界」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
花陽「え、遂に二次元に!?」
真姫「落ち着きなさい」
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絵里「VRってあるわね?実在しない世界を作り出す機械」
絵里「あれがこのまま進化していくと、脳に直接電気信号を送り込める様になるの」
絵里「脳から直接送られる信号によって五感を操り、本物と何ら違いのない世界が作られる様になるのね」
絵里「それがもう1つの地球、パラレルワールド」
絵里「ある意味、世知辛い現実に生きる必要はもう無いのかもね」
絵里「だってVRの世界は、全てが自分の理想なんだから」
絵里「つまりどういう事か、それは簡単です」
絵里「体がいらなくなる、人体の不要化が始まってくるのです」
絵里「そして人類は電子の世界、VRの世界に移住を始めて行くのです」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
99: 2019/01/21(月) 18:53:04.18 ID:PVMr0q0v.net
ーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「これから人類は、地球上に住む事が出来なくなった場合三つの方法を選ぶ事になるでしょう」
絵里「火星に移住する選ばれた人達、地下に避難する人達、電脳の世界に移住する人達」
絵里「この三つの人種は、VR上の新たな世界、新たな地球で交流する様になって行くのです」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
凛「凛は地球にいたいなー」
穂乃果「私は火星に行ってみたーい!」
にこ「電脳の世界が良いわ、全宇宙ナンバーワンアイドルになるのよ」
希「もうなっとるやろ?」
にこ「あ、そうだったわ」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「身近な電脳化ってもうかなり進んでるんだけど、例えばマイクロチップ」
絵里「手のひらに埋め込まれたマイクロチップが家の鍵を開ける時とか、商品のお金を支払う時とかに活用されてる」
絵里「現にもう何十万人も極秘裏に、脳にマイクロチップを埋めてるそうよ」
絵里「そしてスウェーデンでは電車の中で切符を確認する為に手のひらを使って切符を確認する様になって行ってる」
絵里「世界は電脳化と同時進行でキャッシュレス化も進んで言ってるってわけ、良いかしら?」
絵里「これから人類は、地球上に住む事が出来なくなった場合三つの方法を選ぶ事になるでしょう」
絵里「火星に移住する選ばれた人達、地下に避難する人達、電脳の世界に移住する人達」
絵里「この三つの人種は、VR上の新たな世界、新たな地球で交流する様になって行くのです」
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凛「凛は地球にいたいなー」
穂乃果「私は火星に行ってみたーい!」
にこ「電脳の世界が良いわ、全宇宙ナンバーワンアイドルになるのよ」
希「もうなっとるやろ?」
にこ「あ、そうだったわ」
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絵里「身近な電脳化ってもうかなり進んでるんだけど、例えばマイクロチップ」
絵里「手のひらに埋め込まれたマイクロチップが家の鍵を開ける時とか、商品のお金を支払う時とかに活用されてる」
絵里「現にもう何十万人も極秘裏に、脳にマイクロチップを埋めてるそうよ」
絵里「そしてスウェーデンでは電車の中で切符を確認する為に手のひらを使って切符を確認する様になって行ってる」
絵里「世界は電脳化と同時進行でキャッシュレス化も進んで言ってるってわけ、良いかしら?」
100: 2019/01/21(月) 18:58:56.33 ID:PVMr0q0v.net
ーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「・・・我々人類は、これからの地球の変化に適応し、新たな進化を受け入れていかなければなりません」
絵里「あなたの友人、家族、恋人が火星に移住してしまうかもしれない、地下に避難してしまうかもしれない、電脳の世界に行ってしまうかもしれない」
絵里「それをただ見てるだけの時代は、もうすぐに終わりを告げ、自分から進化して行かなければならない時代になっていくのです」
絵里「新たな進化を、そして人類のこれからに対して、新しい知識と覚悟を決めて置いて下さい」
絵里「信じるか信じないかは、アナタ次第です」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
にこ「本気で作り過ぎじゃない?」
穂乃果「ちょっと怖いな・・・」
希「ま、信じるか信じないかは自分次第やからな、電源消すでー」
花陽「ま、待って!まだ再生時間あるよ!」
海未「ほんとですね・・・」
絵里「・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「・・・我々人類は、これからの地球の変化に適応し、新たな進化を受け入れていかなければなりません」
絵里「あなたの友人、家族、恋人が火星に移住してしまうかもしれない、地下に避難してしまうかもしれない、電脳の世界に行ってしまうかもしれない」
絵里「それをただ見てるだけの時代は、もうすぐに終わりを告げ、自分から進化して行かなければならない時代になっていくのです」
絵里「新たな進化を、そして人類のこれからに対して、新しい知識と覚悟を決めて置いて下さい」
絵里「信じるか信じないかは、アナタ次第です」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
にこ「本気で作り過ぎじゃない?」
穂乃果「ちょっと怖いな・・・」
希「ま、信じるか信じないかは自分次第やからな、電源消すでー」
花陽「ま、待って!まだ再生時間あるよ!」
海未「ほんとですね・・・」
絵里「・・・」
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101: 2019/01/21(月) 19:04:56.06 ID:PVMr0q0v.net
凛「・・・なんかの研究所かにゃ?」
希「絵里ち・・・?まさか」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
スッスッ
絵里「・・・」
「・・・手のひらの消毒はこれで完了です。準備は宜しいですか?」
絵里「はい、いつでも」
「かしこまりました、では、失礼します」
プスッ・・・
絵里「・・・っ」
「・・・はい、完了です」
絵里「もう、入ってるんですね、ここに」
「はい、あなたはアップデートされました」
絵里「・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
希「絵里ち・・・?まさか」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
スッスッ
絵里「・・・」
「・・・手のひらの消毒はこれで完了です。準備は宜しいですか?」
絵里「はい、いつでも」
「かしこまりました、では、失礼します」
プスッ・・・
絵里「・・・っ」
「・・・はい、完了です」
絵里「もう、入ってるんですね、ここに」
「はい、あなたはアップデートされました」
絵里「・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
103: 2019/01/21(月) 19:19:13.42 ID:PVMr0q0v.net
ことり「・・・え?」
にこ「嘘でしょ?」
絵里「ん」
サワサワ
真姫「ほんとに入ってるじゃないの!!」
希「嘘、ホントに入ってる・・・」
絵里「人類は進化しなきゃね」
穂乃果「ひえ・・・」
真姫「・・・ん、そう言えば人類を裏で操る裏の組織って?」
絵里「・・・あ、忘れてた」
凛「またかにゃ」
ポポン
ことり「Siri?」
絵里「あなたは子供が何人居ますか」
ー子供を持てるのは、生命体だけですよー
凛「わっ、急に何?」
ー・・・今の所はー
花陽「ひっ」
絵里「聞いた?Siriを裏で操ってる組織は、ゾルタクスゼイアンと言う組織」
絵里「彼らはSiriを使い、人工知能の進化を促し始めてる」
絵里「人工知能の進化は、これからの人類の進化を超えて行くわよ。覚悟しておいてね」
にこ「・・・こっわ」
にこ「嘘でしょ?」
絵里「ん」
サワサワ
真姫「ほんとに入ってるじゃないの!!」
希「嘘、ホントに入ってる・・・」
絵里「人類は進化しなきゃね」
穂乃果「ひえ・・・」
真姫「・・・ん、そう言えば人類を裏で操る裏の組織って?」
絵里「・・・あ、忘れてた」
凛「またかにゃ」
ポポン
ことり「Siri?」
絵里「あなたは子供が何人居ますか」
ー子供を持てるのは、生命体だけですよー
凛「わっ、急に何?」
ー・・・今の所はー
花陽「ひっ」
絵里「聞いた?Siriを裏で操ってる組織は、ゾルタクスゼイアンと言う組織」
絵里「彼らはSiriを使い、人工知能の進化を促し始めてる」
絵里「人工知能の進化は、これからの人類の進化を超えて行くわよ。覚悟しておいてね」
にこ「・・・こっわ」
104: 2019/01/21(月) 19:20:17.26 ID:PVMr0q0v.net
ゾルタクスゼイアンについては今Siriに聞いてもはぐらかすけどね
子供が何人居ますかは、多分今聞いても答えてくれるよ
子供が何人居ますかは、多分今聞いても答えてくれるよ
105: 2019/01/21(月) 19:23:59.30 ID:PVMr0q0v.net
絵里「さ、大トリよ、頑張ってね希」
希「うーん、まさか現地に飛ぶとは思って無かったからなぁ。ウチの都市伝説なんか・・・」
にこ「大丈夫よ、こんな奴の都市伝説なんか軽く超えて行きなさいな」
希「簡単に言うやんなぁ・・・wま、頑張るよ」
凛「頑張るにゃ!」
海未「同じグループとして期待してますよ」
希「めっちゃハードル上げてくるやん・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
希「うーん、まさか現地に飛ぶとは思って無かったからなぁ。ウチの都市伝説なんか・・・」
にこ「大丈夫よ、こんな奴の都市伝説なんか軽く超えて行きなさいな」
希「簡単に言うやんなぁ・・・wま、頑張るよ」
凛「頑張るにゃ!」
海未「同じグループとして期待してますよ」
希「めっちゃハードル上げてくるやん・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
107: 2019/01/21(月) 20:37:41.12 ID:PVMr0q0v.net
https://youtu.be/_12kKLvJd9Q
~音ノ木坂学院~
希「皆凄い都市伝説を持ってきたから、気後れしちゃうけど・・・まあ聞いてってや」
希「穂乃果ちゃんって凄いよな、ヒトラーじゃないけどカリスマ力がある」
穂乃果「えへへ・・・」
にこ「否定はしないわ」
海未「右に同じく」
希「実は穂乃果ちゃんのカリスマ力、誰かに作られたものなのかもしれないって、考えた事は無いかな」
穂乃果「え?」
希「そんな穂乃果ちゃんと、この"音ノ木坂学院"を絡めた話をするね」
希「この学院の歴史は古く、戦前から続く歴史があるんやけど」
希「当時の音ノ木坂はかなりの生徒数で、教室が足りないくらいだったんや」
希「その名残か、今現在も使われてない空き教室が沢山あるやんね」
海未「確かにそうですね、廃校の危機が無くなったとはいえ以前から使われない教室が多いと思ってました」
希「せやろ?その空き教室には、戦時中の人体実験に使われていた地下施設につながる秘密の扉があるって専らの噂なんや」
ことり「じ、人体実験・・・?」
~音ノ木坂学院~
希「皆凄い都市伝説を持ってきたから、気後れしちゃうけど・・・まあ聞いてってや」
希「穂乃果ちゃんって凄いよな、ヒトラーじゃないけどカリスマ力がある」
穂乃果「えへへ・・・」
にこ「否定はしないわ」
海未「右に同じく」
希「実は穂乃果ちゃんのカリスマ力、誰かに作られたものなのかもしれないって、考えた事は無いかな」
穂乃果「え?」
希「そんな穂乃果ちゃんと、この"音ノ木坂学院"を絡めた話をするね」
希「この学院の歴史は古く、戦前から続く歴史があるんやけど」
希「当時の音ノ木坂はかなりの生徒数で、教室が足りないくらいだったんや」
希「その名残か、今現在も使われてない空き教室が沢山あるやんね」
海未「確かにそうですね、廃校の危機が無くなったとはいえ以前から使われない教室が多いと思ってました」
希「せやろ?その空き教室には、戦時中の人体実験に使われていた地下施設につながる秘密の扉があるって専らの噂なんや」
ことり「じ、人体実験・・・?」
108: 2019/01/21(月) 20:44:46.56 ID:PVMr0q0v.net
希「・・・折角やし、移動しよか、その空き教室に」
花陽「え、ち、ちょっと怖いです・・・」
にこ「まああくまで都市伝説だから、行くだけ行くわ」
真姫「私も気になるし」
希「行こか」
ガチャ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ー第九教室ー
希「ここが現在使われてない空き教室の一つ、第九教室やんな」
凛「普通の教室だにゃー」
希「まあ、そう思うやんな」
希「さて、本題の音ノ木坂学院が行っていたとされる、戦時中の人体実験」
希「それは国民を導くカリスマを、人工的に作り上げる実験なんや」
絵里「造られた偽りのカリスマってこと?」
希「せや、軽く言うとまず被験者の頭を切り開き、脳を露出させ、大脳部分に強制的に電気信号を送るというもの」
希「麻酔はごく最小限に抑え、頭を切り開いた時に出るアドレナリンによる併発的症状を見る為の実験や」
希「被験者の平均年齢は15~17歳の女性に限ったって話」
にこ「えっぐ・・・」
真姫「そんな事したって・・・意味あったの?」
花陽「え、ち、ちょっと怖いです・・・」
にこ「まああくまで都市伝説だから、行くだけ行くわ」
真姫「私も気になるし」
希「行こか」
ガチャ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ー第九教室ー
希「ここが現在使われてない空き教室の一つ、第九教室やんな」
凛「普通の教室だにゃー」
希「まあ、そう思うやんな」
希「さて、本題の音ノ木坂学院が行っていたとされる、戦時中の人体実験」
希「それは国民を導くカリスマを、人工的に作り上げる実験なんや」
絵里「造られた偽りのカリスマってこと?」
希「せや、軽く言うとまず被験者の頭を切り開き、脳を露出させ、大脳部分に強制的に電気信号を送るというもの」
希「麻酔はごく最小限に抑え、頭を切り開いた時に出るアドレナリンによる併発的症状を見る為の実験や」
希「被験者の平均年齢は15~17歳の女性に限ったって話」
にこ「えっぐ・・・」
真姫「そんな事したって・・・意味あったの?」
109: 2019/01/21(月) 21:00:11.19 ID:PVMr0q0v.net
希「まあ都市伝説やから、あくまでその実験があったってだけで内容が勝手に一人歩きしただけなんかもしれんしな」
希「本当はただ超軍国主義的教育を強制的に受けさせただけとも言われとるし、ただの地下壕があっただけとも言われとる」
希「ただな、そんな話が囁かれ始めた戦後、とある生徒が学院を一人で建て直したんや」
花陽「一人で・・・って」
希「当時の音ノ木坂は経営難、生徒不足、学力低下に悩まされ校内も相当荒れてたらしいんや」
希「そんな時に現れた時の生徒会長が瞬く間に生徒をまとめあげ、精力的な学校活動を行い教育委員会からの評価を爆上げ、予算を上げてもらったりもした」
希「校長顔負けの手腕で学校1つを、1人で救ったんや」
希「その生徒は卒業した後、ただ学校が好きだという理由で教育委員会に単身進言、その進言と功績を認められ学院初の初代理事長としてその名を遺したって話」
絵里「・・・たった一人で・・・」
希「ただその生徒の友人が言うには、遊ぶ時とかはぐーたらでお菓子が好き、料理も好きな普通の女の子だったらしいで」
希「でも学校に行くと、まるで狐に憑かれたかの様に生徒達の指導、生徒会の仕事をお昼も食べず一心不乱に進めたり、先生が病気の時は臨時の教師として活動したり」
希「今では考えられん程凄い人が、丁度戦後直後にいたらしいんや」
希「本当はただ超軍国主義的教育を強制的に受けさせただけとも言われとるし、ただの地下壕があっただけとも言われとる」
希「ただな、そんな話が囁かれ始めた戦後、とある生徒が学院を一人で建て直したんや」
花陽「一人で・・・って」
希「当時の音ノ木坂は経営難、生徒不足、学力低下に悩まされ校内も相当荒れてたらしいんや」
希「そんな時に現れた時の生徒会長が瞬く間に生徒をまとめあげ、精力的な学校活動を行い教育委員会からの評価を爆上げ、予算を上げてもらったりもした」
希「校長顔負けの手腕で学校1つを、1人で救ったんや」
希「その生徒は卒業した後、ただ学校が好きだという理由で教育委員会に単身進言、その進言と功績を認められ学院初の初代理事長としてその名を遺したって話」
絵里「・・・たった一人で・・・」
希「ただその生徒の友人が言うには、遊ぶ時とかはぐーたらでお菓子が好き、料理も好きな普通の女の子だったらしいで」
希「でも学校に行くと、まるで狐に憑かれたかの様に生徒達の指導、生徒会の仕事をお昼も食べず一心不乱に進めたり、先生が病気の時は臨時の教師として活動したり」
希「今では考えられん程凄い人が、丁度戦後直後にいたらしいんや」
110: 2019/01/21(月) 21:04:30.38 ID:PVMr0q0v.net
穂乃果「ひえー・・・穂乃果には無理だ・・・」
海未「そりゃそうでしょう」
真姫「もしかして、その実験は成功してたのかしら・・・」
希「さあね、都市伝説だもん」
希「さて、この普通の空き教室、なんか気付かへん?」
にこ「・・・?別に何も・・・」
凛「・・・あっ、何か棚が多いにゃ!」
絵里「まあ、言われてみればって感じだけど、別に多いくらい・・・」
真姫「今は軽い物置としても使われてるでしょ」
希「せやろか、にこっちも言ってたけど、見方を変えればええんちゃう?」ガシッ
絵里「ちょっ希!?何で棚を動かすの?!」
ズズズズ・・・!
花陽「・・・嘘」
海未「そりゃそうでしょう」
真姫「もしかして、その実験は成功してたのかしら・・・」
希「さあね、都市伝説だもん」
希「さて、この普通の空き教室、なんか気付かへん?」
にこ「・・・?別に何も・・・」
凛「・・・あっ、何か棚が多いにゃ!」
絵里「まあ、言われてみればって感じだけど、別に多いくらい・・・」
真姫「今は軽い物置としても使われてるでしょ」
希「せやろか、にこっちも言ってたけど、見方を変えればええんちゃう?」ガシッ
絵里「ちょっ希!?何で棚を動かすの?!」
ズズズズ・・・!
花陽「・・・嘘」
111: 2019/01/21(月) 21:10:45.14 ID:PVMr0q0v.net
ー大日本帝国第九師団ー
凛「何この扉・・・」
穂乃果「重そうな鉄扉・・・」
海未「大日本帝国、第九師団・・・」
希「って、読めるやんな」
希「その都市伝説の実験、全部が全部成功してた訳やなくて、いわゆる犠牲者もおったんやけどな」
希「その数は、八人やで」
絵里「話の生徒と合わせると・・・」
穂乃果「μ'sと同じ数・・・!?」
希「例のその生徒は、九人目の成功者なんかもしれない」
希「もしかしたら今でも、この音ノ木坂学院では、次代のカリスマを造る実験が行われてるのかもしれへんな」
希「信じるか信じないかは、皆次第や」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
凛「何この扉・・・」
穂乃果「重そうな鉄扉・・・」
海未「大日本帝国、第九師団・・・」
希「って、読めるやんな」
希「その都市伝説の実験、全部が全部成功してた訳やなくて、いわゆる犠牲者もおったんやけどな」
希「その数は、八人やで」
絵里「話の生徒と合わせると・・・」
穂乃果「μ'sと同じ数・・・!?」
希「例のその生徒は、九人目の成功者なんかもしれない」
希「もしかしたら今でも、この音ノ木坂学院では、次代のカリスマを造る実験が行われてるのかもしれへんな」
希「信じるか信じないかは、皆次第や」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
112: 2019/01/21(月) 21:16:37.20 ID:PVMr0q0v.net
にこ「最後の最後に・・・」
花陽「凄いのを持ってきましたね・・・」
凛「ちょっと野暮用が」
真姫「逃がさないわよ」ガシッ
希「あはは、面白かった?」
絵里「そんな笑える話じゃなかったわよ・・・」
希「そう?」ペリッ
ことり「えぇ!?シール!?」
希「達筆に書くのは難しかったんやで」
海未「どんな小細工をしてるんですか・・・」
希「ささ、皆部室帰ってな、ウチ棚戻さへんと・・・」
絵里「手伝うわよ?」
希「ええのええの、自分でやった事なんやから」
凛「じゃあお言葉に甘えてお先に!!」シュバッ
穂乃果「ちょっ凛ちゃん!待て待てー!!」
花陽「ぴゃぁ!?穂乃果ちゃん何でひっぱるのぉぉぉぉ!?」
海未「こらぁ!廊下は走らないで下さい!!」
ワーギャー
絵里「・・・じゃあ、先に」
にこ「戻ってるわね・・・」
真姫「アホばっか・・・」
ことり「あはは・・・」
希「うん、ウチもすぐ行くわ」
花陽「凄いのを持ってきましたね・・・」
凛「ちょっと野暮用が」
真姫「逃がさないわよ」ガシッ
希「あはは、面白かった?」
絵里「そんな笑える話じゃなかったわよ・・・」
希「そう?」ペリッ
ことり「えぇ!?シール!?」
希「達筆に書くのは難しかったんやで」
海未「どんな小細工をしてるんですか・・・」
希「ささ、皆部室帰ってな、ウチ棚戻さへんと・・・」
絵里「手伝うわよ?」
希「ええのええの、自分でやった事なんやから」
凛「じゃあお言葉に甘えてお先に!!」シュバッ
穂乃果「ちょっ凛ちゃん!待て待てー!!」
花陽「ぴゃぁ!?穂乃果ちゃん何でひっぱるのぉぉぉぉ!?」
海未「こらぁ!廊下は走らないで下さい!!」
ワーギャー
絵里「・・・じゃあ、先に」
にこ「戻ってるわね・・・」
真姫「アホばっか・・・」
ことり「あはは・・・」
希「うん、ウチもすぐ行くわ」
114: 2019/01/21(月) 21:39:37.68 ID:PVMr0q0v.net
希「ぬっ・・・重いっ・・・!!」ガガガッ
ガラッ
希「・・・あくまで都市伝説ですからね」
?「ふふ、まさかお祖母様がそんな実験の産物とは、考えたくないわね」
希「・・・どうせ噂が一人歩きしただけですよ、この扉だってただの物置に通じる扉だって教えてくれたのは、理事長でしょう」
理事長「ええ、話のネタになったかしら?」
希「お陰様で・・・勿論理事長やお祖母様を馬鹿にするつもりは毛頭ありませんから」
理事長「あくまで、都市伝説ですものね」カツカツ
希「な、なんです?」
理事長「ふふ、失礼」
ガチャ
ガコン・・・
理事長「・・・もし私が都市伝説を話すならこんな感じはどうかしら」
理事長「日本軍の介入を許さない時の理事長は、私的な実験施設を学院の地下に作り、日々人体実験を行い、次代のカリスマを造り上げた・・・」
理事長「・・・なんてね、信じるか信じないかは、アナタ次第よ」カツンカツン
希「・・・」
理事長「寄り道しないで、帰るのよ?」
ギィィィ・・・
バタン・・・
希「・・・怖いなぁ」
ガラッ
希「・・・あくまで都市伝説ですからね」
?「ふふ、まさかお祖母様がそんな実験の産物とは、考えたくないわね」
希「・・・どうせ噂が一人歩きしただけですよ、この扉だってただの物置に通じる扉だって教えてくれたのは、理事長でしょう」
理事長「ええ、話のネタになったかしら?」
希「お陰様で・・・勿論理事長やお祖母様を馬鹿にするつもりは毛頭ありませんから」
理事長「あくまで、都市伝説ですものね」カツカツ
希「な、なんです?」
理事長「ふふ、失礼」
ガチャ
ガコン・・・
理事長「・・・もし私が都市伝説を話すならこんな感じはどうかしら」
理事長「日本軍の介入を許さない時の理事長は、私的な実験施設を学院の地下に作り、日々人体実験を行い、次代のカリスマを造り上げた・・・」
理事長「・・・なんてね、信じるか信じないかは、アナタ次第よ」カツンカツン
希「・・・」
理事長「寄り道しないで、帰るのよ?」
ギィィィ・・・
バタン・・・
希「・・・怖いなぁ」
115: 2019/01/21(月) 21:45:47.87 ID:PVMr0q0v.net
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ー部室ー
絵里「さあ!全員話し終わったことだし、早速審査と行きましょう!」
絵里「まず一位はわたs」
八人「「希(ちゃん)」」
絵里「えええええ!!?」
希「え、ウチ?」
絵里「な、なんでよ!わざわざアメリカまで収録に行ったのに!自費で!」
凛「ブフッww」
希「自費www自費てwwww」
海未「これは満場一致で希です。こんなに身近な場所の都市伝説というインパクト、話の構成」
穂乃果「ホントかもしれないって信じちゃいそうだよ・・・」
ことり「あのドアも怖かったなぁ」
花陽「私も希ちゃんに一票です・・・」
凛「絵里ちゃん所々の話し方が腹立つにゃ」
真姫「否定はしないわ」
絵里「は、腹立つって・・・」
にこ「絵里、どんまい」
希「あはは・・・」
ー部室ー
絵里「さあ!全員話し終わったことだし、早速審査と行きましょう!」
絵里「まず一位はわたs」
八人「「希(ちゃん)」」
絵里「えええええ!!?」
希「え、ウチ?」
絵里「な、なんでよ!わざわざアメリカまで収録に行ったのに!自費で!」
凛「ブフッww」
希「自費www自費てwwww」
海未「これは満場一致で希です。こんなに身近な場所の都市伝説というインパクト、話の構成」
穂乃果「ホントかもしれないって信じちゃいそうだよ・・・」
ことり「あのドアも怖かったなぁ」
花陽「私も希ちゃんに一票です・・・」
凛「絵里ちゃん所々の話し方が腹立つにゃ」
真姫「否定はしないわ」
絵里「は、腹立つって・・・」
にこ「絵里、どんまい」
希「あはは・・・」
116: 2019/01/21(月) 21:51:47.69 ID:PVMr0q0v.net
海未「では、ご招待券は二名様です、希の他にもう一人決めなければ」
凛「でも、皆話面白かったしなぁ」
ことり「ね、皆が皆上手い話し方だったと思うし」
にこ「いざ審査ってなるとね・・・」
全員「「・・・」」
絵里「じ、じゃあわたs」
希「あ、じゃあウチ決めてええ?」
絵里「」
海未「決めてくれるのですか?」
希「このまま行くと確実に明日までかかるやん?なら皆が選んでくれたウチが2位を決めるってのはどや?」
凛「賛成にゃ!希ちゃんなら安心!」
穂乃果「よろしく希ちゃん!」
絵里「」
にこ「絵里帰って来なさい」
希「じゃあ、決めさせてもらうやんね」
希「第2位は・・・」
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凛「でも、皆話面白かったしなぁ」
ことり「ね、皆が皆上手い話し方だったと思うし」
にこ「いざ審査ってなるとね・・・」
全員「「・・・」」
絵里「じ、じゃあわたs」
希「あ、じゃあウチ決めてええ?」
絵里「」
海未「決めてくれるのですか?」
希「このまま行くと確実に明日までかかるやん?なら皆が選んでくれたウチが2位を決めるってのはどや?」
凛「賛成にゃ!希ちゃんなら安心!」
穂乃果「よろしく希ちゃん!」
絵里「」
にこ「絵里帰って来なさい」
希「じゃあ、決めさせてもらうやんね」
希「第2位は・・・」
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117: 2019/01/21(月) 21:59:06.73 ID:PVMr0q0v.net
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ー○○温泉、○○温泉に到着ですー
希「わーい!温泉の匂いや!」
真姫「はしゃがないでよ・・・」
希「だってー、旅行なんてひさしぶりなんやもん」
真姫「・・・というか、ほんとに私で良かったの?」
希「・・・もう、何回聞くねん」
希「ウチが真姫ちゃんの話が好きだったから、真姫ちゃんを指名したんやで?」
希「そんなに気負う事ないんや」
真姫「・・・ありがと・・・///」
希「うんうん!さ、温泉楽しむで!真姫ちゃんの成長具合も確かめへんと・・・」ワキワキ
真姫「ばっ、そういうのはせめて宿でやってよ!!」
希「・・・え、宿ならいいん?」
真姫「え、あっ」
希「・・・」
真姫「・・・///」
希「・・・うん、言葉のあややったな、ごめん///」
オアツイネーゴリョウニン
希「や、やかましいですよ!」
真姫「・・・///」プシュー
ー○○温泉、○○温泉に到着ですー
希「わーい!温泉の匂いや!」
真姫「はしゃがないでよ・・・」
希「だってー、旅行なんてひさしぶりなんやもん」
真姫「・・・というか、ほんとに私で良かったの?」
希「・・・もう、何回聞くねん」
希「ウチが真姫ちゃんの話が好きだったから、真姫ちゃんを指名したんやで?」
希「そんなに気負う事ないんや」
真姫「・・・ありがと・・・///」
希「うんうん!さ、温泉楽しむで!真姫ちゃんの成長具合も確かめへんと・・・」ワキワキ
真姫「ばっ、そういうのはせめて宿でやってよ!!」
希「・・・え、宿ならいいん?」
真姫「え、あっ」
希「・・・」
真姫「・・・///」
希「・・・うん、言葉のあややったな、ごめん///」
オアツイネーゴリョウニン
希「や、やかましいですよ!」
真姫「・・・///」プシュー
118: 2019/01/21(月) 22:01:23.38 ID:PVMr0q0v.net
絵里「雨の日のコーヒー」
穂乃果「第一次音ノ木坂抗争」
絵里「青に」にこ「落ちていく」
にこ「絵里って」希「映画の影響」ことり「受け過ぎだよね」
絵里「ゲームセンターに行きましょう!」にこ「拒否」希「話を聞こう」
絵里「ノッキンオン」にこ「ヘブンズドア」
絵里「予告編」
穂乃果&ツバサ「聖♡ねえさん」
絵里「真夜中に」にこ「愚痴を肴に」希「姦しく」
海未「穂むらでの」ダイヤ「一幕」
絵里「あの時の音と、あの時の色」
雪穂「25歳」
終わり
前作です
スレ間空いたりしてすいませんでした・・・
穂乃果「第一次音ノ木坂抗争」
絵里「青に」にこ「落ちていく」
にこ「絵里って」希「映画の影響」ことり「受け過ぎだよね」
絵里「ゲームセンターに行きましょう!」にこ「拒否」希「話を聞こう」
絵里「ノッキンオン」にこ「ヘブンズドア」
絵里「予告編」
穂乃果&ツバサ「聖♡ねえさん」
絵里「真夜中に」にこ「愚痴を肴に」希「姦しく」
海未「穂むらでの」ダイヤ「一幕」
絵里「あの時の音と、あの時の色」
雪穂「25歳」
終わり
前作です
スレ間空いたりしてすいませんでした・・・
引用元: 花陽「都市伝説!」絵里「対決よ!」
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