1: 2019/10/10(木) 18:25:18.771 ID:z2Ro1m8wM1010.net
紗由「そ、そんなに本に集中してたの?」

舞菜「あ、あはは……部室ですよね!行きましょう!」

紗由「何か怪しい……
何読んでたの?」

舞菜「……そ、それは……」

紗由「私のポエムは見せてあげたのに、舞菜ってば酷いわ……!」

舞菜「///……
さ、紗由さんにだけ、ですからね……?」
Re:ステージ! (3) (単行本コミックス)
5: 2019/10/10(木) 18:28:07.346 ID:z2Ro1m8wM1010.net
紗由「こ、これって……官能小説よね……?
なんかショックだわ……」

舞菜「え……?」

紗由「舞菜、そういうことは何も知らない無垢な子だと思ってたのに……
いつの間にかそんなえOちな子に……」

舞菜「ち、違います!///
中身を知らないまま買って学校に持ってきちゃって……
紗由さんこそ詳しいですよね!」

紗由「え……!?///
そ、それはわたしだって中学生だし……
人並みに興味はあるけど……」

7: 2019/10/10(木) 18:36:17.836 ID:z2Ro1m8wM1010.net
舞菜「さ、紗由さんもやっぱり、そういうことに興味あるんですね……」

紗由「け、軽蔑した……?」

舞菜「そういうことだったら、この本で聞きたいことがあって……」

紗由「(や、やな予感しかしないけど……
舞菜の力にはなってあげたいし……)
分かったわ!何でも聞いて!」

舞菜「この本のここの文章がよく分からなくて……
『私は今、女性の山を登ろうとしている。巨大な山が2つ、その道は険しく、頂上は凛としていて、それはまるで富士山をも超えるような、日本百景をすらも飛び越える美しさを放っていた。』」

紗由「すとーっぷ!詠み上げないで、舞菜!!」

8: 2019/10/10(木) 18:38:55.688 ID:z2Ro1m8wM1010.net
舞菜「この女性の山って、何のことでしょうか?」

紗由「(き、きっと私にはないあれのことだろうけど……
舞菜に教えるのは罪悪感が……)」

舞菜「紗由さん?」

紗由「ご、ごめん舞菜!私にも分からないわ!
と、とにかく部室行きましょ!」

舞菜「?……は、はい」

9: 2019/10/10(木) 18:40:49.707 ID:z2Ro1m8wM1010.net
みい「お、日直の仕事は終わったみぃ?」

紗由「はい!もうみんな集まってますね!」

香澄「僕はサバゲー部が休みだったしね」

かえ「かえは授業に出てないから……」

瑞葉「ほな、レッスンはじめよか~」

10: 2019/10/10(木) 18:43:27.279 ID:z2Ro1m8wM1010.net
ジャジャジャン

紗由「はぁ……はぁ……」

かえ「つかれた……」

みい「今日はこんなところみぃ!」

瑞葉「帰ろか~」

紗由「そうですねー」

舞菜「あ、さ、紗由さん!
ちょっと話が……」

香澄「僕たちはもう帰るけど……」

紗由「ちょ、ちょっと舞菜と残りますね!」

みい「鍵はしめるみぃよー」

11: 2019/10/10(木) 18:45:18.763 ID:z2Ro1m8wM1010.net
紗由「どうしたの?舞菜」

舞菜「私、やっぱりこのままじゃだめだと思ったんです……」

紗由「?
今日のレッスンも頑張ってたわよ?」

舞菜「私、紗由さんに置いていかれてるみたいで……
ダンスの息も合ってない気がして……」

紗由「も、もしかして部室行くときの話?」

舞菜「だから、紗由さん!
私に……え、えOちなことを教えてください!///」

12: 2019/10/10(木) 18:48:29.441 ID:z2Ro1m8wM1010.net
終わり

13: 2019/10/10(木) 19:03:51.625 ID:efndOutyd1010.net
良いぞ良いぞ

引用元: 舞菜「(こ、この本……//)」紗由「舞菜ー、謡舞踊部の部室行くわよー」舞菜「さささ紗由さん!?」