1: 2013/10/15(火) 12:26:13.41 ID:oNrqxKQL0
結衣「大変大変っ!たいへんなんだよぉゆきのん!」
雪乃「何が大変なのかしら?由比ヶ浜さん」
結衣「ひ、ヒッキーが記憶喪失になっちゃったんだって!!」
雪乃「比企谷くんが記憶喪失に?」
結衣「もう大変なんだよお!」
雪乃「どうしてそんな事になったているのかしら?」
雪乃「何が大変なのかしら?由比ヶ浜さん」
結衣「ひ、ヒッキーが記憶喪失になっちゃったんだって!!」
雪乃「比企谷くんが記憶喪失に?」
結衣「もう大変なんだよお!」
雪乃「どうしてそんな事になったているのかしら?」
5: 2013/10/15(火) 12:30:30.43 ID:oNrqxKQL0
結衣「それがね、ヒッキーってばまた車に轢かれちゃったみたいで・・・あっ」
雪乃「いいのよ。続けて由比ヶ浜さん」
結衣「う、うん。それで、頭を打っちゃったみたいでね。意識は戻ったんだけど、どうやら様子が変なんだって」
雪乃「様子が変なのはいつもの・・・いいえ、今はやめましょうか」
雪乃「結構な大事故なのね。それで、おかしいと言うのは何があったのかしら?」
結衣「ヒッキーね、自分の名前も小町ちゃんの顔も憶えてないんだって!」
雪乃「いいのよ。続けて由比ヶ浜さん」
結衣「う、うん。それで、頭を打っちゃったみたいでね。意識は戻ったんだけど、どうやら様子が変なんだって」
雪乃「様子が変なのはいつもの・・・いいえ、今はやめましょうか」
雪乃「結構な大事故なのね。それで、おかしいと言うのは何があったのかしら?」
結衣「ヒッキーね、自分の名前も小町ちゃんの顔も憶えてないんだって!」
10: 2013/10/15(火) 12:35:49.30 ID:oNrqxKQL0
雪乃「彼が妹の顔を忘れるだなんて、よほど強く頭を打ったようね・・・」
結衣「ゆ、ゆきのん!ヒッキー私たちの事も忘れちゃってるのかなぁ!?」
雪乃「・・・おそらくはね。彼は自分の顔を忘れても、妹の事は憶えてそうなものだもの」
雪乃「それすら憶えていないのなら、たぶん私たちの事も・・・」
結衣「ううっ、やだよおヒッキー・・・私たちはみんなで奉仕部なのに・・・」ぐすっ
結衣「ゆ、ゆきのん!ヒッキー私たちの事も忘れちゃってるのかなぁ!?」
雪乃「・・・おそらくはね。彼は自分の顔を忘れても、妹の事は憶えてそうなものだもの」
雪乃「それすら憶えていないのなら、たぶん私たちの事も・・・」
結衣「ううっ、やだよおヒッキー・・・私たちはみんなで奉仕部なのに・・・」ぐすっ
14: 2013/10/15(火) 12:41:21.08 ID:oNrqxKQL0
雪乃「泣かないで由比ヶ浜さん。そんな事故でも、命があっただけ幸いじゃない?」なでなで
結衣「ぐすっ、うん、そうだね。ゆきのんの言う通りだよ・・・」
結衣「ふぇぇぇん!ヒッキー生きてて良かったよぉぉぉ!」びえーん
雪乃「・・・余計に泣かせてしまったわね」なでなで
雪乃「それにしても、そんな事態になっているのでは私も心配になるわね」
結衣「ぐすっ!お見舞い行こう、ゆきのん!」
結衣「て言うかついて来て!私一人じゃあ、ヒッキーに忘れられてるなんて怖くて行けないよぉ」
雪乃「そうね。今から行ってみましょうか」
結衣「ぐすっ、うん、そうだね。ゆきのんの言う通りだよ・・・」
結衣「ふぇぇぇん!ヒッキー生きてて良かったよぉぉぉ!」びえーん
雪乃「・・・余計に泣かせてしまったわね」なでなで
雪乃「それにしても、そんな事態になっているのでは私も心配になるわね」
結衣「ぐすっ!お見舞い行こう、ゆきのん!」
結衣「て言うかついて来て!私一人じゃあ、ヒッキーに忘れられてるなんて怖くて行けないよぉ」
雪乃「そうね。今から行ってみましょうか」
19: 2013/10/15(火) 12:47:02.20 ID:oNrqxKQL0
【タクシーの中】
結衣「小町ちゃん、大丈夫かなぁ?さっきからメールしてるんだけど、返ってこないんだ」
雪乃「小町さんは病院にいるのよね?だったら、あまり電話はかけられないと思うのだけれど」
結衣「あ、そっか。じゃあ電源切ってるのかな?」
雪乃「そのようね。突然病室にお邪魔する形になるけれど、仕方ないわね」
結衣「うん。早く行ってあげようよ!」
結衣「小町ちゃん、大丈夫かなぁ?さっきからメールしてるんだけど、返ってこないんだ」
雪乃「小町さんは病院にいるのよね?だったら、あまり電話はかけられないと思うのだけれど」
結衣「あ、そっか。じゃあ電源切ってるのかな?」
雪乃「そのようね。突然病室にお邪魔する形になるけれど、仕方ないわね」
結衣「うん。早く行ってあげようよ!」
20: 2013/10/15(火) 12:49:50.49 ID:oNrqxKQL0
【病院】
雪乃「・・・この病室ね」
結衣「う、あぅ、緊張してきた・・・」ブルブル
結衣「お願いゆくのん。先に入って・・・」
雪乃「・・・わかったわ」
コンコン
雪乃「失礼します。雪ノ下です」
小町『あ、雪ノ下さんですか!?どうぞ、入って下さい!』
雪乃「・・・この病室ね」
結衣「う、あぅ、緊張してきた・・・」ブルブル
結衣「お願いゆくのん。先に入って・・・」
雪乃「・・・わかったわ」
コンコン
雪乃「失礼します。雪ノ下です」
小町『あ、雪ノ下さんですか!?どうぞ、入って下さい!』
26: 2013/10/15(火) 12:54:39.81 ID:oNrqxKQL0
雪乃「・・・お邪魔します」
結衣「ううっ、ヒッキー、ヒッキー」ブルブル
ガチャ
小町「お二人とも、来てくれたんですね?」
八幡「・・・。」
結衣「ああっ!!ヒッキー!!」ぶわっ
雪乃「包帯が全身に・・・こんな大怪我だったばんて・・・!」
小町「はい。車にぶつかってから地面を転がったみたいで、見た目ほどではないらしいんですけど大怪我ですね」
結衣「うえーん!ヒッキー!ヒッキー!」ポロポロ
結衣「ううっ、ヒッキー、ヒッキー」ブルブル
ガチャ
小町「お二人とも、来てくれたんですね?」
八幡「・・・。」
結衣「ああっ!!ヒッキー!!」ぶわっ
雪乃「包帯が全身に・・・こんな大怪我だったばんて・・・!」
小町「はい。車にぶつかってから地面を転がったみたいで、見た目ほどではないらしいんですけど大怪我ですね」
結衣「うえーん!ヒッキー!ヒッキー!」ポロポロ
36: 2013/10/15(火) 12:59:32.18 ID:oNrqxKQL0
小町「お兄ちゃーん?二人が来てくれたよー?」
小町「・・・何か憶えてる事とか、思い出した事とかないかな?」
結衣「・・・ヒッキー?」
八幡「・・・知らない人たちだよ」
結衣「ううっ・・・」ズキッ
小町「そっか。こちらは由比ヶ浜結衣さんと、雪ノ下雪乃さん。お兄ちゃんと同じ奉仕部なんだよ?」
八幡「奉仕部・・・?そうなんですか。すみません・・・」
雪乃「いいのよ比企谷くん。こんな怪我をするほどの事故だもの。無理ないわ」
結衣「そ、そだね・・・」
小町「・・・何か憶えてる事とか、思い出した事とかないかな?」
結衣「・・・ヒッキー?」
八幡「・・・知らない人たちだよ」
結衣「ううっ・・・」ズキッ
小町「そっか。こちらは由比ヶ浜結衣さんと、雪ノ下雪乃さん。お兄ちゃんと同じ奉仕部なんだよ?」
八幡「奉仕部・・・?そうなんですか。すみません・・・」
雪乃「いいのよ比企谷くん。こんな怪我をするほどの事故だもの。無理ないわ」
結衣「そ、そだね・・・」
44: 2013/10/15(火) 13:03:37.83 ID:oNrqxKQL0
八幡「見舞いに来てくれたのに、申し訳ないです」
雪乃「これから思い出していけばいいと思うわ。まずは怪我を治す事に専念して頂戴」
結衣「そうだね、ヒッキー。こんなにボロボロのヒッキー見てらんないもん」
八幡「ヒッキー?」
結衣「う、うんっ!ヒッキーの、ヒッキーのあだ名だよ?なんか思い出した!?」
八幡「ああ、いえ、何も・・・」
結衣「そ、そっか、ごめんねヒッキー?」
雪乃「これから思い出していけばいいと思うわ。まずは怪我を治す事に専念して頂戴」
結衣「そうだね、ヒッキー。こんなにボロボロのヒッキー見てらんないもん」
八幡「ヒッキー?」
結衣「う、うんっ!ヒッキーの、ヒッキーのあだ名だよ?なんか思い出した!?」
八幡「ああ、いえ、何も・・・」
結衣「そ、そっか、ごめんねヒッキー?」
45: 2013/10/15(火) 13:06:36.92 ID:oNrqxKQL0
八幡「それにしても、あだ名か」
小町「お兄ちゃん最初自分の本名すらわかんなかったのにね?」
八幡「ああ。あだ名を付けたりって事は、もしかして二人は俺と仲良かった、んですか?」
結衣「!!」
雪乃「・・・!」
結衣「そ、それは・・・///」もじもじ
雪乃「・・・。・・・。」そわそわ
小町「お兄ちゃん最初自分の本名すらわかんなかったのにね?」
八幡「ああ。あだ名を付けたりって事は、もしかして二人は俺と仲良かった、んですか?」
結衣「!!」
雪乃「・・・!」
結衣「そ、それは・・・///」もじもじ
雪乃「・・・。・・・。」そわそわ
52: 2013/10/15(火) 13:10:12.57 ID:oNrqxKQL0
小町「あ、小町飲み物買ってくるんで!3人でごゆっくり~!」しゅたっ
八幡「小町?ああ。二人に何か飲み物を・・・って、速いなあいつ」
八幡「それで、俺たちって仲良かったの、かな?」
結衣「え、えっとねヒッキー?あはは、なんて言うかさ、その・・・///」
雪乃「比企谷くん。あなたと私は、私たちは・・・」
ガチャ!
平塚「比企谷ぁあああ!無事かー!?」
八幡「小町?ああ。二人に何か飲み物を・・・って、速いなあいつ」
八幡「それで、俺たちって仲良かったの、かな?」
結衣「え、えっとねヒッキー?あはは、なんて言うかさ、その・・・///」
雪乃「比企谷くん。あなたと私は、私たちは・・・」
ガチャ!
平塚「比企谷ぁあああ!無事かー!?」
67: 2013/10/15(火) 13:16:47.64 ID:oNrqxKQL0
雪乃結衣「平塚先生!?」
八幡「先生?ああ、えっと、こちらの方は?」
平塚「ああっ!なんて事だ八幡っ!本当に記憶喪失だなんて!」ぶわっ
雪乃(八幡・・・?)
八幡「すんません。そういう事になってまして、あなたは一体俺とどんな関係だったんですか?」
平塚「ああっ、ショックだ八幡!婚約者の私を忘れてしまうだなんてっっ!!」
雪乃「っ!!?」
結衣「へっ!!?」
八幡「ファッ!!?」
八幡「先生?ああ、えっと、こちらの方は?」
平塚「ああっ!なんて事だ八幡っ!本当に記憶喪失だなんて!」ぶわっ
雪乃(八幡・・・?)
八幡「すんません。そういう事になってまして、あなたは一体俺とどんな関係だったんですか?」
平塚「ああっ、ショックだ八幡!婚約者の私を忘れてしまうだなんてっっ!!」
雪乃「っ!!?」
結衣「へっ!!?」
八幡「ファッ!!?」
73: 2013/10/15(火) 13:21:24.69 ID:oNrqxKQL0
八幡「婚約者!?お、俺って高校生なんじゃないんですか!?」
平塚「高校生だって婚約は出来るだろう?ああっ!愛してるぞ八幡!さあ、八幡も私にそう言ってくれ!」
八幡「いや、そもそも俺はあなたの名前は『平塚先生』としか聞いてないですし・・・」
平塚「平塚先生だなんて。教室のように呼ばないでくれ。いつものように静と呼んで欲しい」
八幡「・・・静」
平塚「ふふっ、八幡///」
結衣「いやいやいやいやいやっ!!」ブンブンブンブンブンブン
平塚「高校生だって婚約は出来るだろう?ああっ!愛してるぞ八幡!さあ、八幡も私にそう言ってくれ!」
八幡「いや、そもそも俺はあなたの名前は『平塚先生』としか聞いてないですし・・・」
平塚「平塚先生だなんて。教室のように呼ばないでくれ。いつものように静と呼んで欲しい」
八幡「・・・静」
平塚「ふふっ、八幡///」
結衣「いやいやいやいやいやっ!!」ブンブンブンブンブンブン
77: 2013/10/15(火) 13:26:50.47 ID:oNrqxKQL0
平塚「どうした由比ヶ浜?」
結衣「いや!先生がヒッキーと婚約とかあり得ないし!」
雪乃「先生。彼の記憶喪失を良い事に嘘をつくのはいかがなものかと」
平塚「ははっ、そう言えばお前たちにはナイショにしていたんだったな!」
雪乃「・・・はい?」
平塚「私と八幡が付き合っているだなんて、生徒に教えるわけにはいかなかったからなー!
いやー、実を言うと私と八幡ってそういう関係だったんだよー!まったくお似合いの夫婦だろう?
お前たちも祝福してくれるよな?な?」
結衣「なんだこれ・・・なんだコレぇ!?」
結衣「いや!先生がヒッキーと婚約とかあり得ないし!」
雪乃「先生。彼の記憶喪失を良い事に嘘をつくのはいかがなものかと」
平塚「ははっ、そう言えばお前たちにはナイショにしていたんだったな!」
雪乃「・・・はい?」
平塚「私と八幡が付き合っているだなんて、生徒に教えるわけにはいかなかったからなー!
いやー、実を言うと私と八幡ってそういう関係だったんだよー!まったくお似合いの夫婦だろう?
お前たちも祝福してくれるよな?な?」
結衣「なんだこれ・・・なんだコレぇ!?」
83: 2013/10/15(火) 13:31:56.75 ID:oNrqxKQL0
雪乃「あくまでもそう来ますか、平塚先生?」
平塚「何を言う!これは真実だ!覆す証拠などなーい!」
八幡「そ、そうだったんですか・・・俺に婚約者なんて・・・」
平塚「ああそうだぞ八幡!あの夜の八幡の熱い気持ち・・・今でも憶えているぞ?///」うっとり
八幡「な、何があったんだ静?///」ドキドキ
結衣「ヒッキーも流されないでっ!ぜ、全部先生の嘘だもん!」
平塚「何を言う!これは真実だ!覆す証拠などなーい!」
八幡「そ、そうだったんですか・・・俺に婚約者なんて・・・」
平塚「ああそうだぞ八幡!あの夜の八幡の熱い気持ち・・・今でも憶えているぞ?///」うっとり
八幡「な、何があったんだ静?///」ドキドキ
結衣「ヒッキーも流されないでっ!ぜ、全部先生の嘘だもん!」
85: 2013/10/15(火) 13:36:32.48 ID:oNrqxKQL0
平塚「お前までなんて事を言うんだ由比ヶ浜ー!私が嘘を言っている証拠なんてないじゃないか!」
結衣「あ、あるもん!先生が嘘言ってるって証拠ならあるしっ!」
八幡「えっ?」
平塚「ほ、ほう?何を証拠に・・・」あせあせ
結衣「わ・・・私だもんっ!!」
平塚「・・・ん?」
結衣「ヒッキーの彼女は私だしっ!!」
結衣「ヒッキーと私が付き合ってたんだもん!!///」かぁぁぁ
八幡「ええっ!?///」
雪乃「・・・。」
平塚「ファッ!!?」
結衣「あ、あるもん!先生が嘘言ってるって証拠ならあるしっ!」
八幡「えっ?」
平塚「ほ、ほう?何を証拠に・・・」あせあせ
結衣「わ・・・私だもんっ!!」
平塚「・・・ん?」
結衣「ヒッキーの彼女は私だしっ!!」
結衣「ヒッキーと私が付き合ってたんだもん!!///」かぁぁぁ
八幡「ええっ!?///」
雪乃「・・・。」
平塚「ファッ!!?」
90: 2013/10/15(火) 13:43:27.24 ID:oNrqxKQL0
とりあえずやりたい事はあらかた書いたし寝る
87: 2013/10/15(火) 13:38:17.26 ID:whq6ZjhV0
最高です
94: 2013/10/15(火) 13:47:25.96 ID:R/GA/JnB0
ファッ!?とか臆面もなくSSにねじ込んでるし終わっていいぞ
100: 2013/10/15(火) 13:56:03.65 ID:i0U4yH4j0
ファッ!?は残念ながら原作でも使われてるんだよね
103: 2013/10/15(火) 13:58:56.75 ID:8/zLQk/Si
ファッ!?
ってネットスラングだったのか
元ネタとかあるの?
ってネットスラングだったのか
元ネタとかあるの?
110: 2013/10/15(火) 14:04:50.43 ID:XQCCLm2/P
原作者が脚本担当の番外編でも玉入れ(意味深)とかやってたな
やってやるですとかの他アニメネタもあったが
やってやるですとかの他アニメネタもあったが
引用元: 雪ノ下雪乃「比企谷くんが記憶喪失に?」
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