1: 22/10/31(月) 21:28:10 ID:eKOO
注意
うちの菜々さんは明治生まれで、大東亜戦争中に旦那さんと息子さんを二人亡くしてます……設定です
うちの菜々さんは明治生まれで、大東亜戦争中に旦那さんと息子さんを二人亡くしてます……設定です
2: 22/10/31(月) 21:33:19 ID:eKOO
――戦時中
「♪食べてもおいしくないし、お腹は減るし~」
「こーら、またそんな歌を歌って……それより休暇は明日までなんでしょ」
「うん。ま、母さんの顔を見られただけでもよかったよ」
「……こんなご時世だから、氏なないでとは言えません。でも、身体には気をつけてね」
「……はい」
「武運長久を祈ります」
「それでは、行ってきます」
(さよなら、母さん……))))???
「♪食べてもおいしくないし、お腹は減るし~」
「こーら、またそんな歌を歌って……それより休暇は明日までなんでしょ」
「うん。ま、母さんの顔を見られただけでもよかったよ」
「……こんなご時世だから、氏なないでとは言えません。でも、身体には気をつけてね」
「……はい」
「武運長久を祈ります」
「それでは、行ってきます」
(さよなら、母さん……))))???
3: 22/10/31(月) 21:35:34 ID:eKOO
――数ヶ月後
(日本は負けた……)
(でも、あの人も、あの子達も還ってこない……)
(どうして……)
(みんなで作った家庭菜園。そこに残されたカボチャは何も言ってくれませんでした……))))
(日本は負けた……)
(でも、あの人も、あの子達も還ってこない……)
(どうして……)
(みんなで作った家庭菜園。そこに残されたカボチャは何も言ってくれませんでした……))))
4: 22/10/31(月) 21:37:48 ID:eKOO
――現在
ガヤガヤ
菜々「うぅ……ん……」
(いけません……寝ていたみたいですね)
(でも、いつもより事務所が騒がしいですね)
(何かあったのでしょうか?))))
ガヤガヤ
菜々「うぅ……ん……」
(いけません……寝ていたみたいですね)
(でも、いつもより事務所が騒がしいですね)
(何かあったのでしょうか?))))
5: 22/10/31(月) 21:37:56 ID:eKOO
――現在
ガヤガヤ
菜々「うぅ……ん……」
(いけません……寝ていたみたいですね)
(でも、いつもより事務所が騒がしいですね)
(何かあったのでしょうか?))))
ガヤガヤ
菜々「うぅ……ん……」
(いけません……寝ていたみたいですね)
(でも、いつもより事務所が騒がしいですね)
(何かあったのでしょうか?))))
6: 22/10/31(月) 21:42:12 ID:eKOO
菜々「あのー……」
千枝「あ……菜々さん……」
菜々(いつも元気な千枝ちゃんがとても加奈しそうな顔をしています)
(一体……?)
雪美「私の……グスッ……私が頼んだから……」
「ペロを連れてきてって……グスッ……悪いのは私……」
千秋「雪美さん……」オロオロ
芳乃「大丈夫です。必ず連れて帰りますうえ……」
菜々「な、なにがあったんですか?」」」」
千枝「あ……菜々さん……」
菜々(いつも元気な千枝ちゃんがとても加奈しそうな顔をしています)
(一体……?)
雪美「私の……グスッ……私が頼んだから……」
「ペロを連れてきてって……グスッ……悪いのは私……」
千秋「雪美さん……」オロオロ
芳乃「大丈夫です。必ず連れて帰りますうえ……」
菜々「な、なにがあったんですか?」」」」
7: 22/10/31(月) 21:46:41 ID:eKOO
菜々「由愛ちゃんが行方不明ですか?!」
千秋「えぇ……雪美さんと千枝さんとお菓子を貰いに事務所を巡っている最中に……」
千枝「ペロちゃんが急に窓に向かって走ってって……」
千秋「追いかけた由愛ちゃんがそのまま……」
芳乃「どうやら、南瓜祭りの時期と重なり異空間に入ったみたいで……」
菜々(芳乃ちゃんが、いつもの伸ばした口調じゃない……それだけでナナにも事態が悪い方になってしまっていると確信できました))))
千秋「えぇ……雪美さんと千枝さんとお菓子を貰いに事務所を巡っている最中に……」
千枝「ペロちゃんが急に窓に向かって走ってって……」
千秋「追いかけた由愛ちゃんがそのまま……」
芳乃「どうやら、南瓜祭りの時期と重なり異空間に入ったみたいで……」
菜々(芳乃ちゃんが、いつもの伸ばした口調じゃない……それだけでナナにも事態が悪い方になってしまっていると確信できました))))
8: 22/10/31(月) 21:48:46 ID:eKOO
――一方
由愛「あぅぅ……」
「こ、ここはどこなんでしょうか……?」
「右も左も、上も下もわかりません……」
「ただ……とっても寒くて」
「で、でも、芳乃さんかこずえちゃんがきっと……うん!」」」」
由愛「あぅぅ……」
「こ、ここはどこなんでしょうか……?」
「右も左も、上も下もわかりません……」
「ただ……とっても寒くて」
「で、でも、芳乃さんかこずえちゃんがきっと……うん!」」」」
9: 22/10/31(月) 21:50:37 ID:eKOO
――数刻後
由愛「ふぇぇ……ぐすっ……」
「わ、私、どうなっちゃうんでしょうか……」
「Pさん……助けて」
「ん……?」
「何か歌声が……」」」」
由愛「ふぇぇ……ぐすっ……」
「わ、私、どうなっちゃうんでしょうか……」
「Pさん……助けて」
「ん……?」
「何か歌声が……」」」」
10: 22/10/31(月) 21:55:34 ID:eKOO
『♪カボチャ作ろうよ、作ろうよカボチャ~』
『♪カボチャはゴロゴロ愛嬌者よ~』
由愛(その歌は聞いたことはありません……)
(でも、自然と頭の中に歌詞が入ってきて……)
由愛「♪がっちりしていて惚けた姿~」
「♪食べておいしいし、お腹は張るし~」
『「♪なにがなんでもカボチャを、カボチャを作ろうよ~」』』』』
『♪カボチャはゴロゴロ愛嬌者よ~』
由愛(その歌は聞いたことはありません……)
(でも、自然と頭の中に歌詞が入ってきて……)
由愛「♪がっちりしていて惚けた姿~」
「♪食べておいしいし、お腹は張るし~」
『「♪なにがなんでもカボチャを、カボチャを作ろうよ~」』』』』
11: 22/10/31(月) 22:00:19 ID:eKOO
『でも、実際のとこ、あんまりうまくないんだな。これが』
由愛(姿は見えませんが、声が聞こえてきました)
(この空間……というのでしょうか?今まで異質だった空間に、急に安心できる存在が現れたような……)
「え、えっと……す、好き嫌いは駄目ですよ」
『母さんみたいなことをいうなぁ……』
由愛「お母さん……」
『うちの母さんも、家の家庭菜園で出来たのを何度も眺めてさ』
『眺めたって美味くならないっていうの!』
由愛「ふふっ……」
『お、やっと笑ってくれたな』
由愛「あ……」
「はい!」」」」
由愛(姿は見えませんが、声が聞こえてきました)
(この空間……というのでしょうか?今まで異質だった空間に、急に安心できる存在が現れたような……)
「え、えっと……す、好き嫌いは駄目ですよ」
『母さんみたいなことをいうなぁ……』
由愛「お母さん……」
『うちの母さんも、家の家庭菜園で出来たのを何度も眺めてさ』
『眺めたって美味くならないっていうの!』
由愛「ふふっ……」
『お、やっと笑ってくれたな』
由愛「あ……」
「はい!」」」」
12: 22/10/31(月) 22:05:20 ID:eKOO
『さてと。あんまり長くここにはいたくないから、帰るから』
由愛「え……帰り道、わかるんですか?」
『大体はな……今だって母さんの気配があったから、お前を見つけられたわけだし』
由愛「お母さんの……ですか?」
『あぁ……おっと、どうやらこっちをまっすぐに進むと帰れるぞ』
由愛「はい、ありがとうございます」
「あ……あなたは?」
(そう振り向くと、すでに気配はなく……)
(まるで、今まで抑えていたかのように、さっきまで感じていた違和感が襲ってきました)
(……急ごう)
(私は、教えられた道をただひたすら走ってその場から逃げ出しました))))
由愛「え……帰り道、わかるんですか?」
『大体はな……今だって母さんの気配があったから、お前を見つけられたわけだし』
由愛「お母さんの……ですか?」
『あぁ……おっと、どうやらこっちをまっすぐに進むと帰れるぞ』
由愛「はい、ありがとうございます」
「あ……あなたは?」
(そう振り向くと、すでに気配はなく……)
(まるで、今まで抑えていたかのように、さっきまで感じていた違和感が襲ってきました)
(……急ごう)
(私は、教えられた道をただひたすら走ってその場から逃げ出しました))))
13: 22/10/31(月) 22:07:34 ID:eKOO
『俺は帰れなかったが、母さんの知り合いなら米英鬼畜共の好きにさせてなるものか』
『さぁ、乾坤一擲の勝負。大和魂の心髄を見るがいい!』』』』
14: 22/10/31(月) 22:13:20 ID:eKOO
――事務所
芳乃「っ!」
千枝「っ!」
千秋「え?ど、どうしたの?」
菜々「来たってことですね!」
雪美「……来た……の?」
千枝「あ、はい……でも……」
芳乃「少しまだ迷っているみたいで……」
菜々「ど、どうしたら……」
千秋(?……よくわからないけど、由愛ちゃんが近くに来たのかしら?)
こずえ「まかせろー……」
千秋(い、いつのまに??)
千枝「こずえちゃん!」
雪美「お願い……由愛を助けて……」
こずえ「うりゃー……」
千秋(そう呟いた彼女がなにもない所に手をかざすと))))
芳乃「っ!」
千枝「っ!」
千秋「え?ど、どうしたの?」
菜々「来たってことですね!」
雪美「……来た……の?」
千枝「あ、はい……でも……」
芳乃「少しまだ迷っているみたいで……」
菜々「ど、どうしたら……」
千秋(?……よくわからないけど、由愛ちゃんが近くに来たのかしら?)
こずえ「まかせろー……」
千秋(い、いつのまに??)
千枝「こずえちゃん!」
雪美「お願い……由愛を助けて……」
こずえ「うりゃー……」
千秋(そう呟いた彼女がなにもない所に手をかざすと))))
15: 22/10/31(月) 22:18:02 ID:eKOO
千秋(そこから……)
由愛「はふぅ……た、助かったぁ……」
芳乃「よくぞご無事でー」
千枝「よかったぁ……」
雪美「由愛……大丈夫……?」
由愛「あ……はい」
「な、何か変なとこに行ってて……」
芳乃「倭の国に西洋の霊魂の儀式を取り入れたうえー」
こずえ「変な世界につながりやすくなってたのー……」
千枝「でもよかったです……」
菜々「本当に大丈夫ですか?」
由愛「あ、はい……えっと、誰か知らない人に助けてもらって……」
芳乃「知らない人ですかー?」」」」
由愛「はふぅ……た、助かったぁ……」
芳乃「よくぞご無事でー」
千枝「よかったぁ……」
雪美「由愛……大丈夫……?」
由愛「あ……はい」
「な、何か変なとこに行ってて……」
芳乃「倭の国に西洋の霊魂の儀式を取り入れたうえー」
こずえ「変な世界につながりやすくなってたのー……」
千枝「でもよかったです……」
菜々「本当に大丈夫ですか?」
由愛「あ、はい……えっと、誰か知らない人に助けてもらって……」
芳乃「知らない人ですかー?」」」」
16: 22/10/31(月) 22:21:43 ID:eKOO
由愛「何か、私がその人のお母さんと知り合いっぽくて……」
こずえ「知り合いー……?」
由愛「あ、あと変わった歌を歌ってました」
「♪カボチャ作ろうよ、作ろうよカボチャ~」
「って」
菜々「っ!」
由愛「その人はそんな歌を歌っていたんですが、カボチャ自体はあまり好きじゃないみたいで」
「それで……」
菜々(カボチャ……もしかして……))))
こずえ「知り合いー……?」
由愛「あ、あと変わった歌を歌ってました」
「♪カボチャ作ろうよ、作ろうよカボチャ~」
「って」
菜々「っ!」
由愛「その人はそんな歌を歌っていたんですが、カボチャ自体はあまり好きじゃないみたいで」
「それで……」
菜々(カボチャ……もしかして……))))
17: 22/10/31(月) 22:22:29 ID:eKOO
『たしかに送り返したよ、母さん』
菜々「っ!!」」」」
18: 22/10/31(月) 22:25:11 ID:eKOO
菜々(そうでしたか……)
(あの子が……)
(だから、夢の中で……)
「ぐすっ……」
雪美「菜々……?」
千秋「だ、大丈夫ですか?」
菜々「あー、いえ。安心して……」
由愛「あぅぅ……ご、ご迷惑を……」
菜々「い、いえ。無事で何よりです!」
ワハハハハハハ
(あの子が……)
(だから、夢の中で……)
「ぐすっ……」
雪美「菜々……?」
千秋「だ、大丈夫ですか?」
菜々「あー、いえ。安心して……」
由愛「あぅぅ……ご、ご迷惑を……」
菜々「い、いえ。無事で何よりです!」
ワハハハハハハ
19: 22/10/31(月) 22:33:05 ID:eKOO
芳乃「……」
千枝「……聞こえましたか?」
芳乃「はいー。菜々殿の血縁者の気配をー」
千枝「これもハロウィンだからですかね?」
芳乃「どうやらー、よほどカボチャを嫌ってるみたいでー」
千枝「でも、そのおかげで由愛さんは助かりましたから」
芳乃「よきかなよきかな」
千枝(菜々さんも……息子さんに会えたんですよね……)
――思い出は美しいばかりとは限らない
――でも、忘れられない。忘れらてはいけないことなら、心の片隅にしまっておこう
――いつか、また思い出に浸るその日まで
おしまいいいい
20: 22/10/31(月) 22:34:03 ID:eKOO
「カボチャの歌」
作詞 サトウハチロー
作曲 古賀政男男男男
作詞 サトウハチロー
作曲 古賀政男男男男
21: 22/10/31(月) 22:35:27 ID:eKOO
もうちょっとオカルトめいた話にしたいとこですが、生憎怖いのは苦手で……
それでは読んでくださった方へ、パンプキンパイをををを
それでは読んでくださった方へ、パンプキンパイをををを

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