2: 2013/11/15(金) 23:09:14.15 ID:1Ng2iM/S0

【昼休み】


比企谷「(さーて、そろそろ教室に戻るか)」テクテク

比企谷「(――ん? あれは…)」


比企谷「おい由比ヶ浜、大丈夫か?」

由比ヶ浜「あ、ヒッキ―…」フラフラ

由比ヶ浜「うん大丈夫。ちょっとめまいがしただけだから…」

比企谷「(そうは言うものの顔色は悪い)」

1: 2013/11/15(金) 23:08:06.58 ID:1Ng2iM/S0

比企谷×由比ヶ浜です。


3: 2013/11/15(金) 23:10:27.21 ID:1Ng2iM/S0

比企谷「(さすがに具合の悪そうな知り合いの女子を放っておくわけにもいかず――)」

比企谷「保健室で横になった方がいいかもな… 立てるか?」

由比ヶ浜「えっと、ちょっと厳しいかも…」クラッ

比企谷「…保健室までおぶってやるよ、ほら」

由比ヶ浜「…うん、ありがと」ギュッ


~~~~


比企谷「由比ヶ浜、お前どっか体調でも悪いのか?」テクテク

由比ヶ浜「んと、えっとね……」

比企谷「いや、別に言いたくなけりゃいいんだが」

由比ヶ浜「…実は最近ダイエットやってて、たまに食事抜いてるんだ」

由比ヶ浜「み、みんなには言わないでよ。恥ずかしいから…」

比企谷「別に言わねーし、言う相手もいねーよ」

由比ヶ浜「うん、ヒッキ―はそうだね…」フラフラ

比企谷「(悪態を付くものの、やはりいつもの元気はない)」

4: 2013/11/15(金) 23:11:27.33 ID:1Ng2iM/S0

比企谷「(それにしても… さっきから背中の感触がヤバい)」

由比ヶ浜「はぁ… はぁ…」ムニュムニュ

比企谷「(すまん由比ヶ浜。耳元で聞こえる苦しそうな喘ぎ声も正直堪らん)」

比企谷「(まぁ、これぐらい役得があっても… ねぇ?)」


【保健室】

コンコン

比企谷「失礼しまーす」

「あら… どうしたのかしら?」

比企谷「どうも貧血っぽくて――」

5: 2013/11/15(金) 23:12:18.35 ID:1Ng2iM/S0

【放課後 奉仕部】

雪ノ下「――ということで食事はきちんと取らないとダメよ、由比ヶ浜さん」

由比ヶ浜「うん、そうだね… ごめんねゆきのん! 心配させて」ダキッ

雪ノ下「い、いえ。わかってもらえればいいのよ」


比企谷「うーっす」ガラガラ

由比ヶ浜「あ、ヒッキ―!」

比企谷「由比ヶ浜、もう良いのか?」

由比ヶ浜「うん、保健室で寝させてもらったからもう大丈夫!」

比企谷「そっか」

由比ヶ浜「ありがとね、ヒッキ―!」

比企谷「お、おう…」


雪ノ下「由比ヶ浜さんを保健室に運んでくれたそうね。私からもお礼を言うわ、比企谷君」

比企谷「(別にお礼を言われるほどのことでもないんだがな)」

6: 2013/11/15(金) 23:13:13.10 ID:1Ng2iM/S0

比企谷「(それから普通の部活動が始まったものの…)」チラッ


由比ヶ浜「ゆきのん、ここはどうやって解くの?」プルンプルン

雪ノ下「ええ、ここはね――」

比企谷「(由比ヶ浜の胸が気になって仕方ない…)」チラッチラッ


由比ヶ浜「――なるほど! ありがとゆきのん!」ユッサユッサ

比企谷「(急に動くんじゃない! 揺れるから!)」





雪ノ下「……」

7: 2013/11/15(金) 23:14:05.01 ID:1Ng2iM/S0

雪ノ下「もう時間ね。今日の部活はここまでにしましょう」

雪ノ下「申し訳ないのだけれど、この後ちょっと用事があって… 鍵をお願いしてもいいかしら?」

由比ヶ浜「うん、大丈夫だよ!」

比企谷「ああ、いいぜ」

8: 2013/11/15(金) 23:14:49.21 ID:1Ng2iM/S0

由比ヶ浜「…ヒッキ―、今日は本当にありがとね」

比企谷「別にいいって。保健室まで運んだだけだ」

比企谷「(役得もあったしな)」


由比ヶ浜「それで、ヒッキ―にお礼がしたいんだけど…」

比企谷「気にすんな。そんな大層なことやってねーし」

由比ヶ浜「それじゃあたしの気が済まないの!」

比企谷「だから気にしなくていいって… じゃ、また明日な」

9: 2013/11/15(金) 23:15:31.82 ID:1Ng2iM/S0

由比ヶ浜「ちょ、ちょっと待ったー!」グイー

比企谷「うぉ! …何だよ」

由比ヶ浜「その、話変わるけど… 今日の部活中、ヒッキ―さ…」

由比ヶ浜「あ、あたしの胸見てたでしょ///」

比企谷「!? な、何のことだか」

由比ヶ浜「とぼけてもムダだよ。女の子ってそういう視線わかっちゃうから」

由比ヶ浜「たぶんゆきのんも気付いてたと思うけど、あたしを運ぶために仕方ないことだったから… 言わなかったんだと思う」

比企谷「」ガーン

10: 2013/11/15(金) 23:16:40.27 ID:1Ng2iM/S0

由比ヶ浜「べ、別に怒ってるわけじゃないの!」

由比ヶ浜「その… おぶってもらったとき… だよね///」ズイ

由比ヶ浜「男の子だもん、仕方ないよね///」ズイズイ

比企谷「(ど、どうして近づいてくるんですかねぇ…)」


由比ヶ浜「ヒッキ―… 私の胸、触りたい…?」

由比ヶ浜「これは… お礼だから、ね?」

比企谷「(ゴクリ…)」

11: 2013/11/15(金) 23:17:20.11 ID:1Ng2iM/S0

比企谷「じゃ、じゃあ触るぞ」ドキドキ

由比ヶ浜「う、うん」ドキドキ

比企谷「(結局断れなかった…)」

比企谷「……」モミモミ

由比ヶ浜「ひゃん!」ビク

比企谷「す、すまん。痛かったか?」

由比ヶ浜「だ、大丈夫だから… 続けて?」

比企谷「わ、わかった…」モミモミモミモミ

23: 2013/11/15(金) 23:28:06.44 ID:1Ng2iM/S0
中略

由比ヶ浜「……」

比企谷「由比ヶ浜…? おい、由比ヶ浜大丈夫か?」

由比ヶ浜「きゅー…」グルグル

比企谷「(目回してやがる… そういえばこいつ病み上がりだったな…)」

24: 2013/11/15(金) 23:28:52.35 ID:1Ng2iM/S0

比企谷「…い、おーい由比ヶ浜。そろそろ起きろ」

由比ヶ浜「ふぇ、ヒッキ―…?」パチクリ

由比ヶ浜「え? ここどこ? なんでヒッキ―におんぶされてるの!?」

比企谷「落ち着け。ここはお前ん家の近くだ」

比企谷「あのあとお前が気絶しちまったからここまで運んできたんだよ」

由比ヶ浜「あのあとって… あっ…///」

25: 2013/11/15(金) 23:29:37.32 ID:1Ng2iM/S0

比企谷「ほれ、もう歩けるか?」

由比ヶ浜「う、うん、大丈夫」ストン

比企谷「悪かったな… 病み上がりなのに無理させちまって」

由比ヶ浜「ううん、気にしないで。私もその… 嬉しかったし///」

比企谷「そ、そうか///」

「……」

「……」

由比ヶ浜「あ、ありがとヒッキ―! また明日ね!」チュッ

比企谷「お、おおおう。ま、また明日にゃ」

26: 2013/11/15(金) 23:30:27.06 ID:1Ng2iM/S0

【エピローグ:翌日 昼休み】

比企谷「(昨日は凄かったな…)」ボーッ

比企谷「(思えば確かこの辺りで由比ヶ浜がしゃがみ込んでて…)」


比企谷「(…って今日も誰かいるぞ)」

比企谷「ん? あれは…?」

27: 2013/11/15(金) 23:31:14.83 ID:1Ng2iM/S0

比企谷「ゆ、雪ノ下… 大丈夫か?」

雪ノ下「あら、比企谷君。こんなところで会うなんて奇遇ね」

雪ノ下「ちょっとめまいがしただけよ。実は今朝から貧血気味で…」チラ

比企谷「ほら、立てるか?」

雪ノ下「ごめんなさい、まだちょっとフラフラするわ…」チラチラ

雪ノ下「でも少し休めば大丈夫だと思うから…」チラチラチラ

雪ノ下「心配してもらわなくても結構よ」チラチラチラチラ

比企谷「(な、何でいちいちこっちを見てくるんですかねぇ…)」


~~~~


由比ヶ浜「あ、あたしの胸見てたでしょ///」比企谷「!?」

終わり

28: 2013/11/15(金) 23:32:33.82 ID:1Ng2iM/S0

以上で終わりになります。
読んでくださった方ありがとうございました。


45: 2013/11/15(金) 23:49:34.60 ID:1Ng2iM/S0

以上で全て終わりです。

読んでくださった方ありがとうございました。

引用元: 由比ヶ浜「あ、あたしの胸見てたでしょ///」比企谷「!?」