ルビー「とりあえずあれを見てよ！」


ワイス「？」


ヤン「んぅ…zzz」


ブレイク「…zzz」ｷﾞｭｯ


ルビー「ヤンが抱き枕みたいになってるよ」


ワイス「…そういえば最近は毎朝ああなってるわね」

ヤン「……あつい…」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ


ブレイク「…zzz」ｷﾞｭｯ


ワイス「微動だにしないわね」


ルビー「昔は私のだったのに…」


ワイス「貴女も混ざってくればどうかしら」


ルビー「ブレイクに怒られる…」


ワイス「実践済みなの…？」

ヤン「ん…？」ﾊﾟﾁｯ


ワイス「起きたようですわね」


ヤン「…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


ブレイク「……ん…zzz」


ルビー「まるで起きたら猫が添い寝していたかのような慈悲深い瞳」


ヤン「……zzz」ﾅﾃﾞ…


ブレイク「……zzz」


ワイス「二度寝しましたわ起しますわよ」ｶﾞﾀｯ


ルビー「よっしゃ」ｶﾞﾀｯ

食堂


ヤン「んぁー…ねむ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ


ブレイク「スープいる？」


ヤン「ん」


ブレイク「はい」ｽｯ


ヤン「ｽﾞｽﾞ…あっつ！」


ブレイク「もう、貸しなさい」


ヤン「んー」ｽｯ

ブレイク「ﾌｰ…ﾌｰ…」


ヤン「…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ


ブレイク「はい」ｽｯ


ヤン「ん、ありがと」


ブレイク「…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ


ヤン「ｽﾞｽﾞ…ふぅ」


ルビー「…」


ワイス「…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ルビー「分かる？」ｺｿｺｿ


ワイス「え？」


ルビー「意志疎通無しに相手の気持ちを理解するが事夫婦の如し」ﾎﾞｿﾎﾞｿ


ワイス「そう…」


ルビー「あれ？もしかして無関心？」


ワイス「…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ


ルビー「ねぇねぇ」


ワイス「…」ｽﾞｽﾞ


ルビー「わいすーわいすー」ﾕｻﾕｻ


ワイス「やめなさい！零れるでしょう！」


ルビー「ごめん」

授業中


ヤン「…」ｶｷｶｷ


ブレイク「…」ｶｷｶｷ


ルビー「…」ｼﾞｨｰ


ワイス「…」ｶｷｶｷ


「えー…で、あるからしてグリムの中には―――」


ルビー「近っ」


ワイス「何が…？集中しなさい」


ルビー「だってあれ見てよ」

ヤン「…あ」


ブレイク「…ん」ｽｯ


ヤン「ありがと」


ルビー「消しゴムという単語を出さずして消しゴムを渡す姿熟年夫婦の如し！」ｶﾞﾀｯ


「ルビー君？授業は真面目に聞きなさい」


ルビー「ﾋｭｰ…」ｽｯ


ワイス「馬鹿ね」


ルビー「むっ」

寮


ルビー「暇ですわー晩御飯までする事がないですわー」ｺﾞﾛｺﾞﾛ


ワイス「何？その口調…」


ルビー「ワイスの真似すれば頭良く見えるかなって思いましたですわー！」


ワイス「怒るわよ」


ルビー「ごめんなさいですわー」ｹﾗｹﾗ


ワイス「…」ｶﾞﾀｯ


ルビー「ごめんなさい」

ｶﾞﾁｬｯ


ヤン「たっだいまー」


ブレイク「帰ったわ」


ルビー「おっかえりー」


ワイス「何してたのかしら？」


ブレイク「え？いや…」


ヤン「別に何でもないよ」


ルビー「あやしー」


ヤン「あんだとーこのやろ」ｸﾞﾘｸﾞﾘ


ルビー「んやああああ」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ


ブレイク「…」


ワイス「…」

ルビー「この問題はー？」


ワイス「これはね…」ｶｷｶｷ


ルビー「なるほど…――あ」


ワイス「？」


ルビー「見てあれ」ｺｿｺｿ


ワイス「また？」ﾁﾗｯ

ヤン「んー…」ｻﾜｻﾜ


ブレイク「ん…ふふっ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


ワイス「うわぁ」


ルビー「膝枕で顔を触りあう事カップルが如し」


ワイス「その口調はなんなのかしら」


ルビー「どう？」


ワイス「イライラするわ」


ルビー「やめます」

ヤン「…」ｻﾜｻﾜ


ブレイク「…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


ヤン「…」ｻﾜ…


ブレイク「…？」


ヤン「…もうちょっとこっち来て」


ブレイク「……ん…」ｽｯ


ルビー「…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ


ワイス「あの空気は不味いですわ晩御飯に行きますわよ」ｸﾞｲｯ


ルビー「いいとこなのに！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

―――――――――――――――
――――――――――
―――――


ルビー「お腹いっぱーい」ｶﾞﾁｬｯ


ワイス「二人は結局来なかったわね」


ルビー「……あ」


ワイス「？」


ブレイク「…」ｷﾞｭｰ


ヤン「…」ｷﾞｭｰ


ワイス「…二人とも」


ブレイク「…」ｷﾞｭｰ


ヤン「あ、おかえり」

ワイス「早く食べないと食堂が閉まってしまいますわよ」


ヤン「えっ…もうそんな時間！？」


ブレイク「ん…」ｷﾞｭｯ


ヤン「ほら早く行くよ！」ﾊﾞｯ


ブレイク「ぁ…待って」ﾀｯﾀｯ


ワイス「はぁ…」

―――――――――――――――
――――――――――
―――――



ルビー「どう？」


ワイス「まぁ確かに…あの二人の仲の良さは異常ですわね」


ルビー「だよね！」


ワイス「でも別にあのままでいいでしょう」


ルビー「それもそうだね」


ワイス「それでは寝ましょうか」


ルビー「うん」


ルビー「あ、今日私左ね！」


ワイス「好きになさい」


ルビー「早く―」


ワイス「はいはい…電気消すわよ」


―――――
――――――――――
―――――――――――――――


ヤン「最近思うんだけどさ」


ブレイク「？」




ヤン「ルビーとワイスの仲が良過ぎる」


ブレイク「え？」





おしり

いつもはモバマス書いてます
RWBY面白いから、皆見よう！(ダイレクトマーケティング)

乙！

RWBYモノがあるとは
乙