1: 2022/11/06(日) 21:48:27.11 ID:lv/06ZBl.net
せつ菜「と、意気込んでお家のキッチンに立った瞬間なぜか母に遊んでらっしゃいと追い出されてしまいました」

せつ菜「なので、璃奈さんのお家に来ました!」

璃奈「なんで?」

せつ菜「私たちIT活用チームのよしみじゃないですか!せっかくですし2人で作ったお料理を栞子さんに送りましょう!きっと喜んでくれますよ!」

璃奈「そうかな?」

4: 2022/11/06(日) 22:00:34.95 ID:lv/06ZBl.net
璃奈「私も料理なんてほとんど出来ないから役に立てるとは思えないかど...」

せつ菜「私もとは」

璃奈「ううんなんでもない、口が滑っただけだから」

せつ菜「そうですか!」

せつ菜「ほら、璃奈さんには発明品があるじゃないですか!何かお料理に活用できるものとかありませんか?」

璃奈「うーん...これなら使えるかも、アンカートーカー」

せつ菜「ほう!それは一体どんな発明品なんですか!?」

璃奈「簡単に説明すると、どんな質問にも最適な答えを出してくれるみたいな機械って感じかな」

璃奈「これで料理の舵を取ればびっくりドッキリメシ製造機のせつ菜さんでもちゃんとした料理が作れる...かも?」

せつ菜「もしかして私料理下手って思われてます?」

璃奈「ソンナコトナイヨ」

せつ菜「ですよね!!!」

5: 2022/11/06(日) 22:04:21.96 ID:lv/06ZBl.net
璃奈「じゃあまずは、どんな料理を作るか決めよう」

せつ菜「合点です!ところでどういう風に使うんですか?」

璃奈「簡単だよ、こうするの」

璃奈「栞子ちゃんに贈る料理は何がいい?」

アンカートーカー「>>7」

7: 2022/11/06(日) 22:05:39.82 ID:DmEmqw8c.net
ハンバーグ

8: 2022/11/06(日) 22:09:21.02 ID:lv/06ZBl.net
璃奈「ハンバーグだって」

せつ菜「ハンバーグですか!いいですね!大好きです!」

璃奈「食べるのは栞子ちゃんだけど...いや、せっかくだから3人で食べたいな...いやほんとにそうかな?栞子ちゃん1人分の方が...」

せつ菜「もちろん3人で食べますよ!これを機に3人の絆をもっと深めましょう!」

璃奈「しまった」

9: 2022/11/06(日) 22:12:50.44 ID:lv/06ZBl.net
璃奈「まあ、アンカの力があればきっと美味しくなるはず、大丈夫...大丈夫...」

せつ菜「そこまで緊張する必要はありませんよ!?」

璃奈「ごめんなさい気にしないで」

せつ菜「そうですか?では材料を決めましょうか!」

璃奈「そうだね、じゃあ...」

せつ菜「あっ、待ってください!次は私にやらせて欲しいです!」

璃奈「いいよ、じゃあこれ...」

せつ菜「ありがとうございます!では...ずはり、ハンバーグのお肉は何を使えばいいですか!?」

アンカートーカー「>>11」

11: 2022/11/06(日) 22:13:41.58 ID:mibHri69.net
ワイバーンの胸肉

13: 2022/11/06(日) 22:22:59.71 ID:7qSJBJdp.net
せつ菜「ワイバーンとは」

璃奈「わからない...でもアンカの言うことは絶対、せつ菜さん、ワイバーンの胸肉の入手方法について聞いてみよう」

せつ菜「そうですね、では...ワイバーンの胸肉はどうすれば入手できますか!?」

アンサートーカー「>>15」

15: 2022/11/06(日) 22:29:36.63 ID:gNBOje5q.net
お台場ゲーマーズ生鮮コーナー

17: 2022/11/06(日) 22:36:46.04 ID:7qSJBJdp.net
せつ菜「お台場ゲーマーズ!?私のパンツで有名なあの!?」

璃奈「そう!せつ菜さんのパンツ見放題のあの!!璃奈ちゃんボード「ぐへへ」」

せつ菜「生鮮コーナーなんてあります?」

璃奈「私の知る限りではないと思う...でもとりあえず行ってみよう」

せつ菜「では行きましょう!」

18: 2022/11/06(日) 22:49:27.56 ID:7qSJBJdp.net
せつ菜「やって来ましたお台場ゲーマーズ!」

璃奈「すごい、私たちIT活用チームの3人が並んでる」

no title


璃奈「でも本当にワイバーンの胸肉なんて置いてあるのかな...」

せつ菜「置いてあるグッズの過半数がラブライブ関連のものですから、ワイバーンがラブライブに関連していればあるいは...店員さん!こちらのお店に生鮮コーナーはありますか!?ワイバーンの胸肉を探しているのですが!」

店員の彼方ちゃん「>>20」

20: 2022/11/06(日) 22:51:19.33 ID:e36GZNV2.net
璃奈ちゃんとせつ菜ちゃん!?逃げて!!ここは危ないよ!なんか危険な生き物が!!!

24: 2022/11/06(日) 22:59:20.53 ID:5u198tL9.net

彼方「璃奈ちゃんとせつ菜ちゃん!?逃げて!!ここは危ないよ!なんか危険な生き物が!!!」

ワイバーン「ぐおおおお!」

璃奈「あれは、ワイバーン!?あわわわわわ」

せつ菜「これはこれは、生鮮コーナーに行くまでもなく目当ての品を見つけてしまいましたね!ここは任せてください!私がこのワイバーンを狩ります!」

彼方「せつ菜ちゃん!?」

せつ菜「私の戦闘力は>>27です!うおおおお!」

ワイバーン「ぐおおおおおおお!」

27: 2022/11/06(日) 23:01:04.33 ID:3tyINdfk.net
このコンマ×1000

30: 2022/11/06(日) 23:10:48.18 ID:5u198tL9.net
せつ菜「私の戦闘力は3万3千です、ですがもちろんフルパワーで戦うことはありませんのでご心配なく!」

璃奈「3万3千!?すごい、リクーム戦のベジータレベルの強さだよ!」

彼方「彼方ちゃんなにがなんだかだけど本当に戦えるなら本気でやって欲しいなー!」

せつ菜「うおおおおおせつ菜⭐︎スカーレットストオオオオム!!!」

ワイバーン「ぎゃぁあああああ!!!」

ワイバーンのこんがり胸肉を手に入れた!

31: 2022/11/06(日) 23:19:29.71 ID:5u198tL9.net
せつ菜「きたねぇ花火ですねぇ!!!ふぅー、今日もまた、世界を救ってしまいました!」

彼方「せつ菜ちゃんすご」

璃奈「本当にワイバーンの胸肉が手に入るとは...璃奈ちゃんボード「びっくり」」

璃奈「でも、ハンバーグに使うのに火を通しちゃって大丈夫なのかな」

彼方「ハンバーグ?なんの話?」

璃奈「!!!彼方さん、実は...「うおおおおおっと!」」

彼方「!?」

せつ菜「なんでもありません!無事ワイバーンの胸肉も手に入れたので私たちは帰りますね!(ダメですよ璃奈さん、今回は私たち2人の力で料理を作るんですから!」

璃奈「ムーーー!ンンンンン!!!(後生だから!せっかくのチャンスだから!彼方さん実績あるから!)」

彼方「そっかー、2人ともありがとうねぇ、今日は助かったよー」

せつ菜「いえいえ、ではさようなら!」

璃奈「ンンンンンン!!!(実績があああああ!)」

33: 2022/11/06(日) 23:25:56.77 ID:5u198tL9.net
せつ菜「さて、無事にお肉も手に入ったので次は他に混ぜ込むものを決めましょう!」

璃奈「璃奈ちゃんボード「ゲンナリ」」

せつ菜「どうしたんですか璃奈さん!さっきはあんなに元気でしたのに!」

璃奈「ううん、さっさと決めちゃおう(誰のせいだと...)」

せつ菜「そうですねぇ、まず玉ねぎは必須ですよね!あともう一つ何かいれましょう!家庭によっては人参とかきのことか混ぜるそうですよ!」

璃奈「そうなんだ...あんまりご飯作ってもらわないから知らなかった」

せつ菜「そうなんですね...それなら尚更、今回のハンバーグは絶対美味しく作りましょう!」

璃奈「!...うん、そうだね」

せつ菜「では!アンカートーカーさん、ハンバーグに混ぜる具材、ワイバーンの胸肉と玉ねぎ、あと一つはなにがいいしょうか!?」

アンカートーカー「>>36」

36: 2022/11/06(日) 23:32:54.94 ID:GGrLwTcF.net
ダブダブ

37: 2022/11/06(日) 23:39:32.30 ID:5u198tL9.net
せつ菜「ダブダブとは!?ダブルチーズバーガーダブルとかそんな感じですか!?」

璃奈「ちょっと待って、調べてみる」スマホポチポチ

せつ菜「あれ、この機械は使わないんですか?」

璃奈「なんでもかんでもアンカに頼るのは良くない、自分で調べられることは自分で調べないと」

せつ菜「どうしたんですか急に...ではお料理の方も普通に調べながら作れば良かったのでは...?」

璃奈「ちょっと調べたくらいじゃ出来ないこともあるんだよ」

せつ菜「なるほど(?)」

39: 2022/11/06(日) 23:43:31.24 ID:5u198tL9.net
璃奈「ダブダブとは、豚肉が2盛りと玉子(スクランブルエッグ)が2枚のっている豚の焼肉定食。肉がダブルで、玉子がダブルなので「ダブダブ」、だって」

せつ菜「ちょっと手の込んだ焼肉定食じゃないですかー!」

璃奈「まあ、合い挽き肉にできるし、卵はつなぎにできるから...できるかな?そもそも玉ねぎ以外火が入っちゃってるけど」

せつ菜「ではまずはダブダブを作りましょうか!」

璃奈「う、うん...」

40: 2022/11/06(日) 23:48:29.85 ID:5u198tL9.net
璃奈「はっ!せつ菜さんちょっと待って!」

せつ菜「なんですか!?すでに豚肉を用意して後は焼くだけなのですが!」

璃奈「アンサートーカーが勝手に反応した、「そのダブダブじゃなくてインドネシアのダブダブソース」だって」

せつ菜「ええええ!ではこのやり場のない豚肉と卵はどうすれば!?」

璃奈「普通にミンチとつなぎにしよう」

せつ菜「やはり天才ですか...」

41: 2022/11/06(日) 23:55:40.57 ID:5u198tL9.net
せつ菜「ではついに調理開始です!まずは玉ねぎを切りますうおおおお!(涙)」

璃奈「璃奈ちゃんボードはこのために...」タマネギガード

せつ菜「そしてそれを炒めます!うおおおお(弱火)

璃奈「すごい、掛け声は一丁前だけど火はちゃんと弱火でじっくり飴色になるまで炒めてる」

せつ菜「その後、炒めた玉ねぎを冷まします!その間にワイバーンの胸肉と豚肉をミンチにします!うおおおお!」

璃奈「お肉がせつ菜さんの拳でぐちゃぐちゃになってる、見事な訳あり不揃いミンチだね」

42: 2022/11/07(月) 00:01:32.03 ID:jitOSCVw.net
せつ菜「玉ねぎが冷めたので、ミンチと卵と混ぜ、塩胡椒で味を整えます!そしてさっきダッシュで買ってきたこのダブダブソースを...!」

>>43
1.ぶち込む
2.ぶち込むのはやめてお召し上がりの直前にハンバーグにかける

43: 2022/11/07(月) 00:03:32.46 ID:e9Qe/q5T.net
せつ菜ならぶち込む(うまくいくとはいってない)

44: 2022/11/07(月) 00:06:54.92 ID:jitOSCVw.net
せつ菜「ぶち込みます!!!」

璃奈「!?」

せつ菜「さて、あとは味をなじませるためにしばらく待ちますよ!」

璃奈「突然の暴挙に唖然としちゃった なんで今ダブダブソースぶち込んだの」

せつ菜「そうだ、ハンバーグといえば付け合わせも大事ですね!これも決めちゃいましょう!」

璃奈「お願いだから話を聞いて」

せつ菜「さてさてさーて!付け合わせはなにがいいですか!?」

アンサートーカー「>>46」

46: 2022/11/07(月) 00:14:28.48 ID:RwGdLWHb.net
タルタルステーキ

52: 2022/11/07(月) 20:42:28.35 ID:jitOSCVw.net
続けます

せつ菜「ハンバーグの付け合わせにステーキ...?」

璃奈「えっと...タルタルステーキとは、馬肉や牛肉をみじん切りにして味付けした後、生肉のまま食べる料理...なんだって」

せつ菜「生でですか...?牛肉は危なそうなのでやめておいた方が良さそうですね」

璃奈「そうだね、馬肉なら大丈夫かな...?馬刺しを買ってきてミンチにしちゃうとか 火を入れないし、薬味とか乗っけるからなんとなく付け合わせ感がある気がする」

せつ菜「ハンバーグの付け合わせにタルタルステーキはありということですね!それでは馬刺しを買ってきます!ダッシュで!」

53: 2022/11/07(月) 20:56:24.39 ID:jitOSCVw.net
せつ菜「買ってきました!」

璃奈「あまりにも早すぎる...さすが戦闘力3万、璃奈ちゃんボード「おでれえたぞ!」」

せつ菜「さあ!これも先程と同じくぐちゃぐちゃにしてさらに同じくぐちゃぐちゃにした人参と玉ねぎ、味付けの塩胡椒をしてお好みでタバスコをぶち込みます!!!」ドバー

璃奈「それせつ菜さんの好みだよね?そんなに入れたらタバスコの味しかしなくなっちゃう...」

せつ菜「はっ!ついテンションが上がってしまって...まあ美味しいから大丈夫ですよ!」

璃奈「何も大丈夫じゃない」

54: 2022/11/07(月) 21:08:14.89 ID:jitOSCVw.net
せつ菜「まあそれはさておいて!味付けした馬刺しのミンチをさらに混ぜ合わせます!」

璃奈「さておかないで...璃奈ちゃんボード「イライラ」」

せつ菜「そんなボードもあるんですか!準備いいんですね!」

璃奈「璃奈ちゃんボードでは今のせつ菜さんと心を繋ぐのは無理みたいだね」

せつ菜「さぁさぁ!混ぜ合わせたら後は形を整えてお皿に盛り付けたら完成です!」

璃奈「すぐ出来ちゃったね、そういえばいつ栞子ちゃんに渡すの?ハンバーグはともかく、これは日を跨ぐと傷んじゃいそうだけど」

せつ菜「心配は無用です!さっき馬刺しを買いに行ったついでに栞子さんをこの家に呼んでおきました!楽しみにしてるとおっしゃってましたよ!」

璃奈「えっ本当?理由は伝えた?」

せつ菜「それを伝えたらサプライズ出来ないじゃないですかー!いやですね璃奈さん!」

璃奈「もうなんでもいいや 璃奈ちゃんボード「どうにでもなーれ」」

55: 2022/11/07(月) 21:16:23.57 ID:jitOSCVw.net
せつ菜「次は休ませていたハンバーグから空気を抜きますよ!璃奈さん!ハンバーグで1人キャッチボールです!ほら!」パンパンパン

璃奈「そうだね、楽しいね」パンパンパン

せつ菜「数回パンパンしたら整形して、後は栞子さん待つだけです!栞子さんが到着次第焼き始めましょう!」

璃奈「焼きたての方がおいしいもんね、私もそれがいいと思う」

ピンポーン

璃奈「あっ誰か来たね、栞子ちゃんかな」ハーイ

56: 2022/11/07(月) 21:23:23.63 ID:jitOSCVw.net
栞子「本日はお招きいただいてありがとうございます。こちらつまらないものですが」

璃奈「そんな、気にしなくていいのに」

栞子「いえいえ、初めてお呼びいただいたのでこれくらいは」

せつ菜「栞子さん!ようこそいらっしゃいました!どうぞ中に!」

栞子「せつ菜さん!今日は誘ってくださってありがとうございます 璃奈さんのお家で遊ぶのは初めてです」

せつ菜「いえいえ!それより栞子さん、今お腹は空いてますか?」

栞子「お腹ですか?そうですね...お昼ご飯を食べてからしばらく経っているので、空いているといえば空いてるかもしれません」

せつ菜「それは良かったです!」

57: 2022/11/07(月) 21:29:10.37 ID:jitOSCVw.net
栞子「良かった?」

せつ菜「いえいえ、なんでもありません!では璃奈さん、少しの間栞子さんをよろしくお願いします!」

璃奈「え?」

せつ菜 (璃奈さんが栞子さんと遊んでいる間に私がテーブルにハンバーグを用意しておきますから、私の合図で栞子さんを連れてきてください!)コソコソ

璃奈 (そんな要求は到底受け入れられない、仕上げだけでも私がやる、栞子ちゃんと遊ぶのはせつ菜さんにお願いしたい)コソコソ

せつ菜(そんな!お料理は仕上げが大事なんですよ!)コソコソ

璃奈 (だから私がやるって言ってるの!)コソコソ

栞子 (お二人でコソコソしてどうしたんでしょう)

58: 2022/11/07(月) 21:33:20.01 ID:jitOSCVw.net
せつ菜(ではこうしましょう、アンカートーカーに決めてもらいます!)コソコソ

璃奈(いいよ、絶対私に決まるから)コソコソ

せつ菜(言いましたね!ではアンカートーカーさん!お料理の仕上げは私と璃奈さん、どちらが適任ですか!?)コソコソ

璃奈(常識的に考えてここでせつ菜さんが選ばれるわけない 璃奈ちゃんボード「勝ったな」)

栞子「その機械は一体...」

>>60
1.せつ菜
2.璃奈

60: 2022/11/07(月) 21:33:59.11 ID:u/eW8EWW.net
1

61: 2022/11/07(月) 21:52:01.44 ID:jitOSCVw.net
璃奈「ハァ!?」

ᶘイ^⇁^ナ川!?

栞子「どうしたんですか!?」

璃奈「なんでもない...(後であの機械は解体する絶対に)」

せつ菜「ほら!やはり私です!そもそも言い出しっぺの私には、最後まで自分の行動を貫き通す責任があるんですよ!」

栞子「あのー、なんの話をしていらっしゃるのですか?」

せつ菜「いえいえいえお気になさらず!では私はちょっと向こうの部屋で用事があるので璃奈さんと遊んでいてくださいね!」

栞子「ええ...というかせつ菜さんが璃奈さんのお家で1人で用事ってどういうことなんでしょう」

璃奈「私、知らない!璃奈ちゃんボード「プリプリ!」」

栞子「璃奈さんはなぜか機嫌が悪いですし...気になります...」

璃奈「いいから、ゲームでもしてよう 最後のゲームになるかもしれないから楽しもうね」

栞子「?はい、そうですね?」

68: 2022/11/07(月) 22:12:55.55 ID:jitOSCVw.net

せつ菜「では焼いて行きますよ!ハンバーグは強火で焼くと表面カリカリ中ドロドロの生焼けになってしまうらしいので、中火で焼き目をつけてから蓋をしてじっくり弱火で焼きます!」

せつ菜「しばらくしたら裏返して、10分ほど蒸し焼きにします!」

せつ菜「蒸している間にソース作りですね!和風がいいでしょうか、それともデミグラス?ケチャップだけどいうのはいささか寂しいですね!」

せつ菜「ここは>>65にしてみましょう!」

65: 2022/11/07(月) 22:02:26.89 ID:MLFYcFZl.net
ハチミツ&マーガリン

67: 2022/11/07(月) 22:10:19.41 ID:jitOSCVw.net
━━━━━━━━⁄/*イ`^ᗜ^リ━━━━━━━━!!!ティコリン

せつ菜「待ってください?そういえば先ほど、ダブダブソースをタネにぶち込んだんでした!すでにこのハンバーグはかなり味が濃いハズ!」

せつ菜「その上にソースなんてかけたら!!滅茶苦茶味の濃い、実に栞子さんの好みに合わなそうな味になるのでは!?」

せつ菜「そこに気付くとは、さすが私です!」

せつ菜「つまり、甘いソースならおっけーというコトですね!ハチミツソースにしましょう!あ!冷蔵庫を探ってみたらマーガリンもありますね!これは最後に乗っけてステーキに乗っかっているバターみたいにしましょう!」

せつ菜「うおおおお!私はお料理の天才なのでは!?」

69: 2022/11/07(月) 22:13:47.08 ID:jitOSCVw.net
━━━━━━━━⁄/*イ`^ᗜ^リ━━━━━━━━!!!ティコリン

せつ菜「待ってください?そういえば先ほど、ダブダブソースをタネにぶち込んだんでした!すでにこのハンバーグはかなり味が濃いハズ!」

せつ菜「その上にソースなんてかけたら!!滅茶苦茶味の濃い、実に栞子さんの好みに合わなそうな味になるのでは!?」

せつ菜「そこに気付くとは、さすが私です!」

せつ菜「つまり、甘いソースならおっけーというコトですね!ハチミツソースにしましょう!あ!冷蔵庫を探ってみたらマーガリンもありますね!これは最後に乗っけてステーキに乗っかっているバターみたいにしましょう!」

せつ菜「うおおおお!私はお料理の天才なのでは!?」

70: 2022/11/07(月) 22:16:27.22 ID:jitOSCVw.net
せつ菜「できました!名付けて、ホットケーキ風ハンバーグです!」

せつ菜「これをお皿に盛り付けて~タルタルステーキも添えて~♪」

せつ菜「璃奈さーん!栞子さんを連れてきて下さーい!」

72: 2022/11/07(月) 22:18:45.72 ID:jitOSCVw.net
リナサーン!!!

璃奈「あっ、せつ菜さんが呼んでる 栞子ちゃん、心の準備をしておいた方がいいよ 璃奈ちゃんボード「ガクブル」」

栞子「一体何が始まるんです?」

璃奈「ついてからのお楽しみだよ...フッ」トコトコ

栞子「はぁ...」トコトコ

73: 2022/11/07(月) 22:23:38.65 ID:jitOSCVw.net
栞子「こ、これは....!」

璃奈「やっぱりやっちゃったね 私分かってたよ」

せつ菜「栞子さん!生徒会長就任おめでとうございます!このハンバーグは私たち2人からのささやかなお祝いです!ぜひご賞味ください!」

璃奈「お祝いだけにケーキ風ってコト?あはは、せつ菜さんギャグセンス高いねははは」

栞子「なんですかこの香ばしくも甘いアンバランスな香りは...」

せつ菜「ハンバーグのタネに辛めのソースを混ぜ込んでいるので、ソースは甘くしたんです!」

栞子「それならソースをなしにするか、薄めのものにしたら良かったのでは...」

璃奈「栞子ちゃん、覚悟はできた?私はとっくに出来てたよ あとおめでとう」

栞子「これは...急ですね...」

74: 2022/11/07(月) 22:29:32.45 ID:jitOSCVw.net
せつ菜「さあ早速いただきましょう!」

璃奈「ソウダネ」

栞子(本当に食べるんですかこれ...うう...せっかくのご厚意を無碍にするわけにはいきません...)

栞子「では、まずはこっちの付け合わせの...なんでしょうこれは」

せつ菜「それはタルタルステーキというものですよ!生の牛肉や馬肉をミンチにして、それに味付けをし、生のまま食べるお料理です!今回は安全のために馬刺しをミンチにしてみました!ちょっと私好みの味付けになってるかもですが、おいしいはずですよ!」

栞子「なるほど...タルタルステーキを食べるのは初めてです、ものすごくタバスコ臭いんですね」パクッ

栞子「これは...>>76ですね...」

78: 2022/11/07(月) 22:41:54.57 ID:jitOSCVw.net
栞子「これは...なんだがもう今すぐにでも氏にそうですね...」ダバー

せつ菜「あらら...栞子さん、辛いのは苦手なんでしたっけ?」

璃奈「辛いのが得意苦手のレベルじゃないよ...栞子ちゃん、水飲んで!」

栞子「ゲホゲホ!ンク...、ふぅー...ありがとうございます璃奈さん」

せつ菜「大丈夫ですか?」

栞子「全然大丈夫じゃありませんが大丈夫です...」

せつ菜「では私たちもいただきましょうか!」パクッ

璃奈「今の栞子ちゃんの反応を見てどうして躊躇なくそれを口に運べるのか実に気になる 璃奈ちゃんボード「えーい、ままよ!」パクッ

せつ菜「>>81」

璃奈「>>84」

81: 2022/11/07(月) 22:44:22.42 ID:RwGdLWHb.net
うーんちょうどいい辛さですね

84: 2022/11/07(月) 22:46:15.84 ID:e9Qe/q5T.net
あれ?肉の味は悪くない!?(錯乱)

85: 2022/11/07(月) 22:52:06.18 ID:jitOSCVw.net
せつ菜「うーん、ちょうどいい辛さですね...」オイシイオイシイ

璃奈「あれ?お肉の味は悪くない!?でも辛い!」

璃奈「すごい!お肉が美味しい!お肉美味しい!あまりにもタバスコが辛いけどそれでもお肉が美味しい!馬刺しすごい!私感動した!」

栞子「り、璃奈さん?w」

璃奈(せつ菜さんの料理なのにギリギリ美味しいなんて馬刺しすごい...馬刺し、好き)

せつ菜「璃奈さんのお口にはあったようで何よりです!」

栞子「本当にそうなのでしょうか...?」

せつ菜「あっ、栞子さんは無理して食べなくても大丈夫ですよ!辛いのが苦手なのは仕方ありませんから!私がちゃんと残さず食べます!」

栞子「そうですね...では申し訳ありませんがお願いします」

璃奈「あはは、オイシイオイシイ...」

86: 2022/11/07(月) 22:55:28.00 ID:jitOSCVw.net
栞子「えーっと、それではハンバーグの方を...」ネチョリ

せつ菜「辛いものを食べた後ですから、美味しいですよ!」

栞子「そ、そうですね...では...」パクッ

璃奈(ダブダブソース入りハンバーグのハチミツがけなんてタルタルステーキの比じゃないくらいの呪物だけど、栞子ちゃん大丈夫かな...)

栞子「こ、これは...>>89ですね...」

89: 2022/11/07(月) 22:57:45.51 ID:fp6svytJ.net
まさに上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想そのもの

90: 2022/11/07(月) 23:11:46.12 ID:jitOSCVw.net
栞子「こ、これは... まさに上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想そのものですね!!!」

璃奈「!?」

せつ菜「上等な料理なんてそんな...褒めすぎですよ///」

璃奈「!?!?(そこだけ拾うの!?)」

栞子「この無駄なハチミツがいかに美味しいを遠ざけ、ハンバーグの純正を損なうことになるか...」

璃奈「栞子ちゃん、体は大丈夫...?」

栞子「ハチミツ以外は美味しかったので大丈夫です!それなのになぜハチミツをかけてしまったのか!これがわかりません!」

せつ菜「褒めすぎですよぉ///」

璃奈「せつ菜さん全然聞いてないよ」

栞子「とりあえずハチミツは全部どかして食べます!」パクパク

91: 2022/11/07(月) 23:16:09.73 ID:jitOSCVw.net
せつ菜「栞子さんはハチミツも苦手と...覚えておきましょう」

璃奈「あっちょっとは聞いてた せつ菜さんって料理モードの時はとんでもなく都合のいい頭になるんだね、私も覚えたよ」

せつ菜「私たちもハンバーグをいただきましょう!栞子さんのお墨付きですよ!」パクッ

璃奈「ハチミツがなければね...マーガリンはともかく...」パクッ

せつ菜「>>94」

璃奈「>>97」

97: 2022/11/07(月) 23:35:44.04 ID:e9Qe/q5T.net
まっず……肉の良さをハチミツが完全に頃してる……

99: 2022/11/07(月) 23:44:53.50 ID:jitOSCVw.net
せつ菜「うん、美味しいですね 私ってやっぱり料理の天才かもしれません」

璃奈「まっず...肉の良さを完全にハチミツが頃してる...璃奈ちゃんボード「オェー」」

栞子「分かります」

せつ菜「ハチミツって苦手な方多いんですねー意外です!」

璃奈「悪いのはハチミツじゃなくてせつ菜さんだから!ハチミツは大体の人は大好きだよ!」

栞子「り、璃奈さん...落ち着いてください...」

璃奈「ちょっと我慢の限界かもしれない ねぇせつ菜さん、一ついいかな?」

せつ菜「なんでしょう?」

璃奈「>>101」

栞子「璃奈さん!!」

101: 2022/11/07(月) 23:49:21.82 ID:IQw4NNI0.net
これからせつ菜さんが料理する時は同好会の誰かに監視してもらうし、余計なことはしないで指示にも従ってね

103: 2022/11/08(火) 00:06:37.43 ID:MezMdNAi.net
璃奈「これからせつ菜さんが料理する時は同好会の誰かに監視してもらうし、余計なことはしないで指示にも従ってね」

せつ菜「え?」

栞子「それは...仕方ありませんね...」

せつ菜「どうして」

璃奈「最後に致命的に余計なことをしてせっかくの美味しいハンバーグを台無しにしたからだよ」

せつ菜「でも美味しいですよ?」

璃奈「でもじゃない、私たちはハンバーグにハチミツをかけることの一切を認めない、今後せつ菜さんは1人で料理しないで するなら1人で食べて」

せつ菜「そんな...ちょっと横暴ではありませんか...?生徒会長ォ!」

栞子「これは...承認ですね...」

せつ菜「生徒会長!そんな!」

璃奈「これは支持率100%超え間違いなしだね、璃奈ちゃんボード「やったぜ」」

せつ菜「あまりにもあんまりです!!!」

こうしてせつ菜さんは料理をするたびに監視されることになった
余計なひと手間が無くなったことによりせつ菜さんの料理はなんかとても美味しいと評判となることはまた別のお話...


104: 2022/11/08(火) 00:09:59.10 ID:BgPWzq3G.net
褒められても好きなように作れないから心が擦り減っていきそう
おつ

105: 2022/11/08(火) 00:11:02.29 ID:6KXsxOj6.net
おつ!面白かった

引用元: せつ菜「栞子さんの生徒会長就任のお祝いに手作りのお料理をご馳走します!」(安価)