159: 2018/08/20(月) 20:53:50.19 ID:AC0nkxaCo
書きます
まゆP「鍋やろうぜ、鍋」武内P「鍋、ですか」
まゆP「鍋やろうぜ、鍋」武内P「鍋、ですか」
160: 2018/08/20(月) 20:59:02.16 ID:AC0nkxaCo
武内P「この時期に、ですか?」
まゆP「この時期だからこそ、だよ」
まゆP「暑い時に冷たいもんを食う、そんなのァ当たり前だろ」
まゆP「男だったら、暑い時にこそ熱いもんを食うべきだろ」
まゆP「お前知らないの?」
まゆP「クーラーのきいた部屋でバーゲンダッシュを食う快感を」
まゆP「本当の贅沢ってのは、ああいうのを言うんだよ」
武内P「何か、特別な理由あるのでは?」
まゆP「はっ、はあっ!? 何!? お前、俺を疑ってんの!?」
まゆP「あーあー、悲しいねぇ! 悲しくて、鍋がしょっぱくなっちまわぁな!」
武内P「では、失礼します」
まゆP「あっ、ちょっとストップぅ! オイ、待てってコラ!」
まゆP「わーったわーった! 言う! 理由を言うからァァァ!!」
まゆP「この時期だからこそ、だよ」
まゆP「暑い時に冷たいもんを食う、そんなのァ当たり前だろ」
まゆP「男だったら、暑い時にこそ熱いもんを食うべきだろ」
まゆP「お前知らないの?」
まゆP「クーラーのきいた部屋でバーゲンダッシュを食う快感を」
まゆP「本当の贅沢ってのは、ああいうのを言うんだよ」
武内P「何か、特別な理由あるのでは?」
まゆP「はっ、はあっ!? 何!? お前、俺を疑ってんの!?」
まゆP「あーあー、悲しいねぇ! 悲しくて、鍋がしょっぱくなっちまわぁな!」
武内P「では、失礼します」
まゆP「あっ、ちょっとストップぅ! オイ、待てってコラ!」
まゆP「わーったわーった! 言う! 理由を言うからァァァ!!」
163: 2018/08/20(月) 21:04:36.86 ID:AC0nkxaCo
武内P「……」
まゆP「ったく、そんな目で見るなって」
まゆP「お前アレだよ? 俺じゃなかったら大変な事になってたよ?」
まゆP「お前の凶悪なツラで睨まれたら、赤ちゃんも一瞬でおじいちゃんだよ?」
武内P「……」
まゆP「はいはい、わかったっての!」
まゆP「まゆが、珍しい肉を手に入れてな」
武内P「珍しい肉……ですか?」
まゆP「おう。それも、滅多に手に入らない代物らしくてな」
まゆP「――今度ぉ、一緒に二人で食べましょうねぇ、うっふぅん」
まゆP「な~んて言って、事務所の冷蔵庫で保管してあるんだよ」
武内P「あの……今のは?」
まゆP「まゆ」
武内P「……」
まゆP「ったく、そんな目で見るなって」
まゆP「お前アレだよ? 俺じゃなかったら大変な事になってたよ?」
まゆP「お前の凶悪なツラで睨まれたら、赤ちゃんも一瞬でおじいちゃんだよ?」
武内P「……」
まゆP「はいはい、わかったっての!」
まゆP「まゆが、珍しい肉を手に入れてな」
武内P「珍しい肉……ですか?」
まゆP「おう。それも、滅多に手に入らない代物らしくてな」
まゆP「――今度ぉ、一緒に二人で食べましょうねぇ、うっふぅん」
まゆP「な~んて言って、事務所の冷蔵庫で保管してあるんだよ」
武内P「あの……今のは?」
まゆP「まゆ」
武内P「……」
164: 2018/08/20(月) 21:14:45.67 ID:AC0nkxaCo
武内P「あの……まさか」
まゆP「は~っはっはっは! そのまさかよ!」
まゆP「その保管してる肉を先に食っちまおう、ってお誘いだ!」
まゆP「肉が無けりゃ、まゆも俺を鍋に誘う口実が無くなる」
まゆP「一緒に鍋をつついて、色んな所をつつかれる心配もなくなる」
まゆP「どうでぇ! 名案だろ!」
武内P「その……よろしいのですか?」
まゆP「あぁん!? お前は、俺がまゆにグツグツやられても良いってのか!?」
まゆP「っかー! 俺ァ、お前がそんっなに冷たいヤツだとは思わなかった!」
まゆP「皆さーん! ここに、冷酷な男がいまーす!」
まゆP「命乞いをしても、笑顔です、って言いながら引き金を引く男がいまーす!」
武内P「待ってください」
武内P「あの……一人で、食べてしまえば良いのでは?」
まゆP「ば、馬鹿、お前……一人で鍋とか、お前」
まゆP「ま、まあ!? 俺なら一人鍋とか余裕だしィ!?」
まゆP「観覧車だって、コーヒーカップだって一人で乗れちゃうしィィィ!?」
武内P・まゆP「……」
まゆP「……頼むよ」
武内P「……」
まゆP「は~っはっはっは! そのまさかよ!」
まゆP「その保管してる肉を先に食っちまおう、ってお誘いだ!」
まゆP「肉が無けりゃ、まゆも俺を鍋に誘う口実が無くなる」
まゆP「一緒に鍋をつついて、色んな所をつつかれる心配もなくなる」
まゆP「どうでぇ! 名案だろ!」
武内P「その……よろしいのですか?」
まゆP「あぁん!? お前は、俺がまゆにグツグツやられても良いってのか!?」
まゆP「っかー! 俺ァ、お前がそんっなに冷たいヤツだとは思わなかった!」
まゆP「皆さーん! ここに、冷酷な男がいまーす!」
まゆP「命乞いをしても、笑顔です、って言いながら引き金を引く男がいまーす!」
武内P「待ってください」
武内P「あの……一人で、食べてしまえば良いのでは?」
まゆP「ば、馬鹿、お前……一人で鍋とか、お前」
まゆP「ま、まあ!? 俺なら一人鍋とか余裕だしィ!?」
まゆP「観覧車だって、コーヒーカップだって一人で乗れちゃうしィィィ!?」
武内P・まゆP「……」
まゆP「……頼むよ」
武内P「……」
166: 2018/08/20(月) 21:24:38.17 ID:AC0nkxaCo
武内P「……」
まゆP「まあ、この暑いのに鍋が嫌ってのも、わかる」
まゆP「だから、鍋の間は、扇風機の風向きは半々にしといてやるから」
まゆP「これで文句ねえだろ? なっ?」
武内P「……」
まゆP「……おいおい、冗談だって」
まゆP「首振りで、ちょっとお前の方が風が当たる時間長くしてやるって」
まゆP「ここまで譲ったんだ、当然オッケーだよな? なっ?」
武内P「……」
まゆP「はっははは! オイオイ、ウソウソ、冗談だって!」
まゆP「扇風機の独占権はお前のもんだ! もってけドロボー!」
武内P「……」
まゆP「オイ、何か言えって」
まゆP「あっ、そっかぁ! 感激しすぎて、言葉も出なくなっちゃったかー!」
まゆP「悪ィな、それじゃあ今後困るだろうから、やっぱり扇風機は俺が使う」
武内P「佐久間さんに……悪いと、思わないのですか?」
まゆP「う~ん……」
ブッ!
武内P「待ってください。放屁で返事をしないでください」
まゆP「まあ、この暑いのに鍋が嫌ってのも、わかる」
まゆP「だから、鍋の間は、扇風機の風向きは半々にしといてやるから」
まゆP「これで文句ねえだろ? なっ?」
武内P「……」
まゆP「……おいおい、冗談だって」
まゆP「首振りで、ちょっとお前の方が風が当たる時間長くしてやるって」
まゆP「ここまで譲ったんだ、当然オッケーだよな? なっ?」
武内P「……」
まゆP「はっははは! オイオイ、ウソウソ、冗談だって!」
まゆP「扇風機の独占権はお前のもんだ! もってけドロボー!」
武内P「……」
まゆP「オイ、何か言えって」
まゆP「あっ、そっかぁ! 感激しすぎて、言葉も出なくなっちゃったかー!」
まゆP「悪ィな、それじゃあ今後困るだろうから、やっぱり扇風機は俺が使う」
武内P「佐久間さんに……悪いと、思わないのですか?」
まゆP「う~ん……」
ブッ!
武内P「待ってください。放屁で返事をしないでください」
167: 2018/08/20(月) 21:35:11.02 ID:AC0nkxaCo
まゆP「確かに、悪いなと少しは思うぜ?」
武内P「でしたら」
まゆP「でもな、アイツ絶対何か企んでるもの」
まゆP「鍋をきっかけに、何か仕掛けてくる気満々だもの」
まゆP「だってお前アレだよ? 肉を見て、うふうふ笑ってるんだよ?」
まゆP「食べる気満々なんだよ! 色んな意味でェェェェェ!」
武内P「……」
まゆP「このお肉は、二人で食べないと駄目ですよ、とか言ってるんだぞ!?」
まゆP「だからよ、お前と食ったら何となくセーフだろ!?」
まゆP「あっ、ゴッメーン☆ アイツと二人で鍋パしちゃった☆」
まゆP「とか言ったらギリセーフ! サヨナラ2ランスクイズだって!」
まゆP「だから頼む! なっ!? お願いしますゥゥゥゥゥ!!」
武内P「……わかりました」
武内P「佐久間さんに謝る時は、私も同席します」
まゆP「マジでかァァァァァ!!」
まゆP「責任は、俺が4、お前が6で良いか!?」
武内P「お先に、失礼します」
まゆP「あっ、待って! 待ってェェェェェ!」
まゆP「俺が10! 全部俺の責任で良いから!」
まゆP「だからお願い! 俺と一緒に鍋をしてェェェェェ!!」
武内P「でしたら」
まゆP「でもな、アイツ絶対何か企んでるもの」
まゆP「鍋をきっかけに、何か仕掛けてくる気満々だもの」
まゆP「だってお前アレだよ? 肉を見て、うふうふ笑ってるんだよ?」
まゆP「食べる気満々なんだよ! 色んな意味でェェェェェ!」
武内P「……」
まゆP「このお肉は、二人で食べないと駄目ですよ、とか言ってるんだぞ!?」
まゆP「だからよ、お前と食ったら何となくセーフだろ!?」
まゆP「あっ、ゴッメーン☆ アイツと二人で鍋パしちゃった☆」
まゆP「とか言ったらギリセーフ! サヨナラ2ランスクイズだって!」
まゆP「だから頼む! なっ!? お願いしますゥゥゥゥゥ!!」
武内P「……わかりました」
武内P「佐久間さんに謝る時は、私も同席します」
まゆP「マジでかァァァァァ!!」
まゆP「責任は、俺が4、お前が6で良いか!?」
武内P「お先に、失礼します」
まゆP「あっ、待って! 待ってェェェェェ!」
まゆP「俺が10! 全部俺の責任で良いから!」
まゆP「だからお願い! 俺と一緒に鍋をしてェェェェェ!!」
168: 2018/08/20(月) 21:45:17.40 ID:AC0nkxaCo
・ ・ ・
まゆP宅
…グツグツグツグツ…!
まゆP「おっ、お~し! 大分煮えてきたみたいだな!」
まゆP(オイオイ、何だコレ……何なんだよ、コレはよぉ!?)
まゆP(えっ!? 何!? 本当に、何なのコレ!?)
まゆP(今の、ちょっと噛んだけど自然だったよな!?)
まゆP(……ヤベえって……何なんだよ、オイ)
武内P「ええ、良い感じですね」ムッワァァァ!
まゆP「……」
まゆP(どう見ても色っぺェェェェェ!!)
まゆP(ムッワァァァって何だよオイィィィィィ!?)
武内P「? どうか、しましたか?」ムッワァァァ!
まゆP「っ!?///」ドキンッ☆
まゆP「うっ、ううん!/// 何でもない!///」
まゆP(あっ、ヤダ! 顔熱い! ウソウソ、何これ!)
まゆP(……本当に何なのコレェェェェェ!?)
…グツグツグツグツ…!
まゆP宅
…グツグツグツグツ…!
まゆP「おっ、お~し! 大分煮えてきたみたいだな!」
まゆP(オイオイ、何だコレ……何なんだよ、コレはよぉ!?)
まゆP(えっ!? 何!? 本当に、何なのコレ!?)
まゆP(今の、ちょっと噛んだけど自然だったよな!?)
まゆP(……ヤベえって……何なんだよ、オイ)
武内P「ええ、良い感じですね」ムッワァァァ!
まゆP「……」
まゆP(どう見ても色っぺェェェェェ!!)
まゆP(ムッワァァァって何だよオイィィィィィ!?)
武内P「? どうか、しましたか?」ムッワァァァ!
まゆP「っ!?///」ドキンッ☆
まゆP「うっ、ううん!/// 何でもない!///」
まゆP(あっ、ヤダ! 顔熱い! ウソウソ、何これ!)
まゆP(……本当に何なのコレェェェェェ!?)
…グツグツグツグツ…!
169: 2018/08/20(月) 21:55:05.54 ID:AC0nkxaCo
…グツグツグツグツ…!
武内P「顔が……赤いようですが?」ムッワァァァ!
まゆP「えっ、赤い!?///」
まゆP「赤いのはホラ、お前、アレだよ!/// アレ!///」
まゆP「シャアだから!/// 俺、シャア専用だから!///」
武内P「は……はあ」ムッワァァァ!
まゆP「シャア専用って事はアレだよ、三倍だよ!?///」
まゆP「普段の三倍、ドキドキっつーか、ムラムラっつーか?///」
まゆP「ええい、やってみるさ!///」
武内P「えっ?」ムッワァァァ!
まゆP「ふんぬっ!」
ガゴンッ!
武内P「っ!? な、何故頭を机の角に!?」ムッワァァァ!
まゆP「あぁ、ちょっとシャア専用には赤みが足りないかと思ってな」
まゆP「お前知ってるか? 赤塗料が足りないから、ピンク塗料を使ったんだぜ」
まゆP「おかげで、テリーマンもシャア専用ザクカラーなんだよ、なっ?」
武内P「は……はあ」ムッワァァァ!
…グツグツグツグツ…!
武内P「顔が……赤いようですが?」ムッワァァァ!
まゆP「えっ、赤い!?///」
まゆP「赤いのはホラ、お前、アレだよ!/// アレ!///」
まゆP「シャアだから!/// 俺、シャア専用だから!///」
武内P「は……はあ」ムッワァァァ!
まゆP「シャア専用って事はアレだよ、三倍だよ!?///」
まゆP「普段の三倍、ドキドキっつーか、ムラムラっつーか?///」
まゆP「ええい、やってみるさ!///」
武内P「えっ?」ムッワァァァ!
まゆP「ふんぬっ!」
ガゴンッ!
武内P「っ!? な、何故頭を机の角に!?」ムッワァァァ!
まゆP「あぁ、ちょっとシャア専用には赤みが足りないかと思ってな」
まゆP「お前知ってるか? 赤塗料が足りないから、ピンク塗料を使ったんだぜ」
まゆP「おかげで、テリーマンもシャア専用ザクカラーなんだよ、なっ?」
武内P「は……はあ」ムッワァァァ!
…グツグツグツグツ…!
171: 2018/08/20(月) 22:07:16.26 ID:AC0nkxaCo
…グツグツグツグツ…!
まゆP「……」
まゆP(ヤベエェェェェェ! どうなってんだよオイィィィィィ!)
まゆP(咄嗟に頭に上った血を抜いたから冷静になれたが……!)
武内P「あの……血は、拭かないのですか?」ムッワァァァ!
まゆP「えっ!?///」ドキンッ☆
まゆP「べっ、別にサザビーじゃないんだからね!///」
まゆP「ナイチンゲールなんだから、勘違いしないでよね!///」
まゆP(何を言ってんだ俺はァァァァァ!!?)
まゆP(ツンデレ!? ツンデレなの!? 何に対してツンしてるわけ!?)
まゆP(兎に角……兎に角、何とか誤魔化さねぇとマズい!)
まゆP「こっ、こんなのすぐ乾くっての!///」
まゆP「って事で、悪ぃが扇風機の向き、ちょっとこっちにするぜ」
―カコンッ
まゆP「……」
まゆP(ああ……なんだか、心が落ち着いてきた)
まゆP(アイツが色っぽいなんて有るはずねえだろ、有り得ねえだろ)
まゆP(一番はかな子! 愛してるぜ、かな子ォォォォォ!)
武内P「……///」モジモジッ
まゆP「……」
まゆP(イヤァァァァァ!! 助けてかな子ォォォォォォ!!)
…グツグツグツグツ…!
まゆP「……」
まゆP(ヤベエェェェェェ! どうなってんだよオイィィィィィ!)
まゆP(咄嗟に頭に上った血を抜いたから冷静になれたが……!)
武内P「あの……血は、拭かないのですか?」ムッワァァァ!
まゆP「えっ!?///」ドキンッ☆
まゆP「べっ、別にサザビーじゃないんだからね!///」
まゆP「ナイチンゲールなんだから、勘違いしないでよね!///」
まゆP(何を言ってんだ俺はァァァァァ!!?)
まゆP(ツンデレ!? ツンデレなの!? 何に対してツンしてるわけ!?)
まゆP(兎に角……兎に角、何とか誤魔化さねぇとマズい!)
まゆP「こっ、こんなのすぐ乾くっての!///」
まゆP「って事で、悪ぃが扇風機の向き、ちょっとこっちにするぜ」
―カコンッ
まゆP「……」
まゆP(ああ……なんだか、心が落ち着いてきた)
まゆP(アイツが色っぽいなんて有るはずねえだろ、有り得ねえだろ)
まゆP(一番はかな子! 愛してるぜ、かな子ォォォォォ!)
武内P「……///」モジモジッ
まゆP「……」
まゆP(イヤァァァァァ!! 助けてかな子ォォォォォォ!!)
…グツグツグツグツ…!
172: 2018/08/20(月) 22:22:16.67 ID:AC0nkxaCo
まゆP「お……おい、どうした?」
まゆP「何か、お前……顔が赤いぞ?」
武内P「えっ?///」モジモジッ
武内P「いっ、いえ……その……///」モジモジッ
まゆP「おっ、おいおい、俺がシャア専用で、お前がジョニー・ライデン専用か?」
まゆP「アッハハ! 言ってみて思ったが、見た目もちょっとジョニーっぽいな!」
まゆ「アハ、アハハハハハ……!」
武内P「……良い、素敵な笑顔です……///」モジモジッ
まゆP「素敵な笑顔って、お前……はぁっ!?」
まゆP「顔赤いのは、熱でもあるからか!?」
まゆP「ガキじゃあるめえし、まだ大して飲んじゃいねえだろ!?」
武内P「心配……して、くださるのですか?///」モジモジッ
…もっこり!
まゆP「……あ、うん」
まゆP(イヤァァァァァ!!……イヤァァァァァ!!)
まゆP(バズーカ構えちゃってるんですけどォォォォォ!?)
まゆP(コロニー内で、戦闘を始めそうなんですけどォォォォォ!?)
…グツグツグツグツ…!
まゆP「何か、お前……顔が赤いぞ?」
武内P「えっ?///」モジモジッ
武内P「いっ、いえ……その……///」モジモジッ
まゆP「おっ、おいおい、俺がシャア専用で、お前がジョニー・ライデン専用か?」
まゆP「アッハハ! 言ってみて思ったが、見た目もちょっとジョニーっぽいな!」
まゆ「アハ、アハハハハハ……!」
武内P「……良い、素敵な笑顔です……///」モジモジッ
まゆP「素敵な笑顔って、お前……はぁっ!?」
まゆP「顔赤いのは、熱でもあるからか!?」
まゆP「ガキじゃあるめえし、まだ大して飲んじゃいねえだろ!?」
武内P「心配……して、くださるのですか?///」モジモジッ
…もっこり!
まゆP「……あ、うん」
まゆP(イヤァァァァァ!!……イヤァァァァァ!!)
まゆP(バズーカ構えちゃってるんですけどォォォォォ!?)
まゆP(コロニー内で、戦闘を始めそうなんですけどォォォォォ!?)
…グツグツグツグツ…!
174: 2018/08/20(月) 22:32:36.01 ID:AC0nkxaCo
…グツグツグツグツ…!
まゆP「ちょっ、ちょっと待ってろ!」
まゆP「とっとと、トイレ! トイレ行ってくっから!」
武内P「え、ええ……どうぞ///」
まゆP「行ってくらぁ!」
…ガチャッ!
…ガチャッ! バタンッ!
まゆP「っ……!っ……!」
『――はい、もしもし』
『こんな時間に電話なんて……うふ』
『まゆの声が、聞きたくなっちゃったんですか?』
まゆP「まゆううううう!!」
まゆP「お前、一緒に食おうって言ってた肉に、何か仕込んでたのか!?」
『仕込むだなんて……何もしてませんよ?』
まゆP「だったら、何なんだよアレはよぉ!?」
『……うふ』
『――ラッコのお肉ですよ♪』
まゆP「ラッコの肉……?」
まゆP「ちょっ、ちょっと待ってろ!」
まゆP「とっとと、トイレ! トイレ行ってくっから!」
武内P「え、ええ……どうぞ///」
まゆP「行ってくらぁ!」
…ガチャッ!
…ガチャッ! バタンッ!
まゆP「っ……!っ……!」
『――はい、もしもし』
『こんな時間に電話なんて……うふ』
『まゆの声が、聞きたくなっちゃったんですか?』
まゆP「まゆううううう!!」
まゆP「お前、一緒に食おうって言ってた肉に、何か仕込んでたのか!?」
『仕込むだなんて……何もしてませんよ?』
まゆP「だったら、何なんだよアレはよぉ!?」
『……うふ』
『――ラッコのお肉ですよ♪』
まゆP「ラッコの肉……?」
175: 2018/08/20(月) 22:44:47.21 ID:AC0nkxaCo
まゆP「ラッコの肉ってのは……食うとどうなるんだ?」
『ラッコのお肉は、ですね』
『一緒に、お鍋を囲うだけ……匂いだけで良いんです』
『二人で、ラッコのお肉を煮込んだ匂いを嗅ぐと……』
まゆP「かっ……嗅ぐと……!?」
『……うふ♪』
『今よりも、もっと、もーっと、強い絆で結ばれるようになるんです』
『プロデューサーさん……まゆ、頑張りますね? うふふふ♪』
まゆP「……悪いな、まゆ」
まゆP「俺ぁ、もう……お前の成長する姿を見てられなくなっちまう」
『……えっ?』
まゆP「電話越しだけど、聞こえるか?」
まゆP「この――」
コンコン、コンコン、コンコン、コンコンッ
まゆP「――でけえラッコが、貝殻を叩いてる音が」
まゆP「アイツのパワーで本気で来られたら、抵抗なんて出来やしねえだろう」
まゆP「ホタテみたいに、パクッといかれちまわぁな」
『……!?』
『ラッコのお肉は、ですね』
『一緒に、お鍋を囲うだけ……匂いだけで良いんです』
『二人で、ラッコのお肉を煮込んだ匂いを嗅ぐと……』
まゆP「かっ……嗅ぐと……!?」
『……うふ♪』
『今よりも、もっと、もーっと、強い絆で結ばれるようになるんです』
『プロデューサーさん……まゆ、頑張りますね? うふふふ♪』
まゆP「……悪いな、まゆ」
まゆP「俺ぁ、もう……お前の成長する姿を見てられなくなっちまう」
『……えっ?』
まゆP「電話越しだけど、聞こえるか?」
まゆP「この――」
コンコン、コンコン、コンコン、コンコンッ
まゆP「――でけえラッコが、貝殻を叩いてる音が」
まゆP「アイツのパワーで本気で来られたら、抵抗なんて出来やしねえだろう」
まゆP「ホタテみたいに、パクッといかれちまわぁな」
『……!?』
176: 2018/08/20(月) 22:59:24.83 ID:AC0nkxaCo
『あの……まさか!?』
『シンデレラプロジェクトの、プロデューサーさんですかぁ!?』
まゆP「今のアイツは、一匹の獣だ」
まゆP「公国かと思いきや、帝国だった」
まゆP「モビルスーツじゃなくて、ゾイドだった」
まゆP「デスザウラーの荷電粒子砲で、サヨナラだ、まゆ」
『何を言ってるんですか!?』
コンコン、コンコン、コンコン、コンコンッ
まゆP「おっしっせっまーる! とーきをこーえてー!」
まゆP「ふんふんふんふんふふーん!」
ドンドン、ドンドン、ドンドン、ドンドンッ
『……大丈夫です、プロデューサーさん』
まゆP「……何が?」
『どんなに汚れても――』
『まゆは、プロデューサーさんを見捨てたりしませんよ♪』
まゆP「……」
まゆP「見捨ててるじゃねえかァァァァァ!?」
まゆP「おい! 何とか……切りやがった!?」
ドンドンドンドンッ!
まゆP「……!?」
『シンデレラプロジェクトの、プロデューサーさんですかぁ!?』
まゆP「今のアイツは、一匹の獣だ」
まゆP「公国かと思いきや、帝国だった」
まゆP「モビルスーツじゃなくて、ゾイドだった」
まゆP「デスザウラーの荷電粒子砲で、サヨナラだ、まゆ」
『何を言ってるんですか!?』
コンコン、コンコン、コンコン、コンコンッ
まゆP「おっしっせっまーる! とーきをこーえてー!」
まゆP「ふんふんふんふんふふーん!」
ドンドン、ドンドン、ドンドン、ドンドンッ
『……大丈夫です、プロデューサーさん』
まゆP「……何が?」
『どんなに汚れても――』
『まゆは、プロデューサーさんを見捨てたりしませんよ♪』
まゆP「……」
まゆP「見捨ててるじゃねえかァァァァァ!?」
まゆP「おい! 何とか……切りやがった!?」
ドンドンドンドンッ!
まゆP「……!?」
177: 2018/08/20(月) 23:20:19.66 ID:AC0nkxaCo
まゆP「ど、どうした……!?」
「――いえ、私も、トイレに行きたいと……そう、思いまして」
まゆP「だ、だからってお前、アレだよ!」
まゆP「あーっ、出てる出てる! 今、モリモリ出てる!」
まゆP「出口から出てるわー! これ、入り口じゃねーわー!」
まゆP「そっ、外にトイレあるから、そっち使えって! なっ!?」
まゆP「すぐ近くの公園! でっかい滑り台がある所ー!」
「いえ、もう……限界が、近いので」
まゆP「馬鹿野郎! 自分で、自分の限界を決めるんじゃねえ!」
まゆP「眼の前に壁があるからって、諦めたりするな!」
まゆP「お母さんね、やれば出来る子だって信じてるから!」
「はい」
ドンドンッ!
まゆP「ドアを叩くなってェェェェェ!! マジでやめろってェェェェェ!!」
まゆP「お前がいくら頑張ったって、やっても出来ないからね!!」
まゆP「あっ、かな子! かな子くれるなら……やっぱり嫌ァァァァァ!」
「――いえ、私も、トイレに行きたいと……そう、思いまして」
まゆP「だ、だからってお前、アレだよ!」
まゆP「あーっ、出てる出てる! 今、モリモリ出てる!」
まゆP「出口から出てるわー! これ、入り口じゃねーわー!」
まゆP「そっ、外にトイレあるから、そっち使えって! なっ!?」
まゆP「すぐ近くの公園! でっかい滑り台がある所ー!」
「いえ、もう……限界が、近いので」
まゆP「馬鹿野郎! 自分で、自分の限界を決めるんじゃねえ!」
まゆP「眼の前に壁があるからって、諦めたりするな!」
まゆP「お母さんね、やれば出来る子だって信じてるから!」
「はい」
ドンドンッ!
まゆP「ドアを叩くなってェェェェェ!! マジでやめろってェェェェェ!!」
まゆP「お前がいくら頑張ったって、やっても出来ないからね!!」
まゆP「あっ、かな子! かな子くれるなら……やっぱり嫌ァァァァァ!」
178: 2018/08/20(月) 23:28:02.38 ID:AC0nkxaCo
…カチャリ
まゆP「……」
まゆP「えっ?」
…ガチャッ
武内P「……もう、済んでいるようですね」
まゆP「お、お前……どうやって鍵を!?」
武内P「笑顔です」
武内P「10円玉で……笑顔で、開けました」
まゆP「笑顔関係なくない!? 全然関係ないよねそれ!?」
まゆP「ちょっ、ちょっと待て! 来るな! 来ないで!」
まゆP「お願いだから! 10円と言わず、300円あげるからァァァ!!」
武内P「……」
まゆP「……い……い……!」
まゆP「イヤアアアァァァァァ!!」
まゆP「……」
まゆP「えっ?」
…ガチャッ
武内P「……もう、済んでいるようですね」
まゆP「お、お前……どうやって鍵を!?」
武内P「笑顔です」
武内P「10円玉で……笑顔で、開けました」
まゆP「笑顔関係なくない!? 全然関係ないよねそれ!?」
まゆP「ちょっ、ちょっと待て! 来るな! 来ないで!」
まゆP「お願いだから! 10円と言わず、300円あげるからァァァ!!」
武内P「……」
まゆP「……い……い……!」
まゆP「イヤアアアァァァァァ!!」
179: 2018/08/20(月) 23:35:55.83 ID:AC0nkxaCo
・ ・ ・
まゆP「いやー! 昨日は危なかったな、マジで!」
武内P「……ええ」
まゆP「だーから、悪かったって!」
まゆP「って言うか、危なかったのは俺の方だからね!?」
まゆP「危うく、男同士でローカルルールの壁を超える所だったからね!?」
武内P「トイレは……換気扇があって、助かりました」
まゆP「ああ、換気扇が無かったらやばかったな」
まゆP「あれのおかげで、ログイン棒ナスを受け取らずに済んだ」
武内P「……もう、忘れたいです」
まゆP「……俺だって忘れてえよ」
まゆP「いやー! 昨日は危なかったな、マジで!」
武内P「……ええ」
まゆP「だーから、悪かったって!」
まゆP「って言うか、危なかったのは俺の方だからね!?」
まゆP「危うく、男同士でローカルルールの壁を超える所だったからね!?」
武内P「トイレは……換気扇があって、助かりました」
まゆP「ああ、換気扇が無かったらやばかったな」
まゆP「あれのおかげで、ログイン棒ナスを受け取らずに済んだ」
武内P「……もう、忘れたいです」
まゆP「……俺だって忘れてえよ」
180: 2018/08/20(月) 23:48:16.71 ID:AC0nkxaCo
まゆP「でもま、悪いことばっかりじゃなかったな」
まゆP「今日のまゆは、優しい目をしてた」
武内P「待ってください」
武内P「あの……誤解をといていないのですか!?」
まゆP「ちょっとでもヤバい気配を感じたらな?」
まゆP「こう、尻に手を当てて痛がるフリをすると、空気が和らぐんだよ」
まゆP「しばらくは、これで何とか乗り切れると思う」
武内P「佐久間さんの誤解をといてきます」
まゆP「まあ、待てって」
ガシッ!
武内P「離してください」
まゆP「一緒のトイレにこもった仲じゃねえか! なっ!?」
武内P「あれは、仕方なくです」
まゆP「無理やり入ってきたのは、そっちだろうが!」
まゆP「壊れるかと思ったんだぞ!? あんなに激しく叩いてよぉ!」
武内P「大丈夫だと、そう、判断しました」
まゆP「兎に角、行かさねえぞ!」
武内P「……離してください」
…グイグイッ!
アイドル達「……しゅ……しゅ――」
アイドル達「修羅場……!?」
おわり
まゆP「今日のまゆは、優しい目をしてた」
武内P「待ってください」
武内P「あの……誤解をといていないのですか!?」
まゆP「ちょっとでもヤバい気配を感じたらな?」
まゆP「こう、尻に手を当てて痛がるフリをすると、空気が和らぐんだよ」
まゆP「しばらくは、これで何とか乗り切れると思う」
武内P「佐久間さんの誤解をといてきます」
まゆP「まあ、待てって」
ガシッ!
武内P「離してください」
まゆP「一緒のトイレにこもった仲じゃねえか! なっ!?」
武内P「あれは、仕方なくです」
まゆP「無理やり入ってきたのは、そっちだろうが!」
まゆP「壊れるかと思ったんだぞ!? あんなに激しく叩いてよぉ!」
武内P「大丈夫だと、そう、判断しました」
まゆP「兎に角、行かさねえぞ!」
武内P「……離してください」
…グイグイッ!
アイドル達「……しゅ……しゅ――」
アイドル達「修羅場……!?」
おわり
181: 2018/08/21(火) 06:09:28.86 ID:j82AfoCXO
乙
何も起こらないだと……!?
何も起こらないだと……!?
引用元: 武内P「ムラムラ、ですか」
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