215: 2018/08/21(火) 14:42:02.08 ID:FJIN7o3jo
確認しました
気が向いたら書きます
武内P「正直、動物は苦手です」
気が向いたら書きます
武内P「正直、動物は苦手です」
216: 2018/08/21(火) 14:43:49.28 ID:FJIN7o3jo
みく「えっ!? そうなの!?」
武内P「はい」
みく「苦手って、どうして?」
武内P「何故か、とても警戒されてしまいまして」
みく「じゃあ、ネコチャンは!?」
武内P「……」
武内P「……申し訳、ありません」
みく「……!?」
武内P「はい」
みく「苦手って、どうして?」
武内P「何故か、とても警戒されてしまいまして」
みく「じゃあ、ネコチャンは!?」
武内P「……」
武内P「……申し訳、ありません」
みく「……!?」
217: 2018/08/21(火) 14:50:02.68 ID:FJIN7o3jo
・ ・ ・
みく「――っていう事があったにゃ!」
アーニャ「ミク。声が、大きいです」
のあ「そうなのね」
みく「反応が薄い!」
みく「ネコチャン系アイドルとして、自覚が足りないよ!」
アーニャ・のあ「はあ」
みく「Pチャンの、動物への苦手意識!」
みく「一刻も早く、これを何とかする必要があるにゃ!」
アーニャ・のあ「……はあ」
みく「――っていう事があったにゃ!」
アーニャ「ミク。声が、大きいです」
のあ「そうなのね」
みく「反応が薄い!」
みく「ネコチャン系アイドルとして、自覚が足りないよ!」
アーニャ・のあ「はあ」
みく「Pチャンの、動物への苦手意識!」
みく「一刻も早く、これを何とかする必要があるにゃ!」
アーニャ・のあ「……はあ」
218: 2018/08/21(火) 14:55:51.26 ID:FJIN7o3jo
みく「まず、ネコちゃんを好きになって貰う!」
みく「そうじゃないと、色々と困るにゃ!」
アーニャ「イズヴィニーチェ、すみません……あの」
アーニャ「困る、とは? 何が、困るのですか?」
みく「あーにゃん、落ち着いて聞いて」
アーニャ「ダー」
みく「あーにゃん、ネコっぽいでしょー?」
みく「つまり、ネコが苦手って事は――」
みく「Pチャンは! あーにゃんが苦手って事になるにゃ!」
アーニャ「シトシトシトシト――!?」
のあ「落ち着いて」
みく「そうじゃないと、色々と困るにゃ!」
アーニャ「イズヴィニーチェ、すみません……あの」
アーニャ「困る、とは? 何が、困るのですか?」
みく「あーにゃん、落ち着いて聞いて」
アーニャ「ダー」
みく「あーにゃん、ネコっぽいでしょー?」
みく「つまり、ネコが苦手って事は――」
みく「Pチャンは! あーにゃんが苦手って事になるにゃ!」
アーニャ「シトシトシトシト――!?」
のあ「落ち着いて」
219: 2018/08/21(火) 14:59:27.27 ID:FJIN7o3jo
みく「あーにゃんは、それでも良いの!?」
アーニャ「ニェニェニェニェ――ット!!」
アーニャ「嫌、です!! 駄目、です!!」
アーニャ「アーニャ、ネコミミを捨てます!」
みく「そんな事しても無駄だよ、あーにゃん!」
アーニャ「シトー!? どうして、ですか!?」
みく「ネコミミは、一度つけたら外れないにゃ!」
みく「人は誰しも……心にネコミミを着けてるんだから!」
アーニャ「……ニェート……アー、そんな……!」
のあ「そんな事は無いと思うわ」
アーニャ「ニェニェニェニェ――ット!!」
アーニャ「嫌、です!! 駄目、です!!」
アーニャ「アーニャ、ネコミミを捨てます!」
みく「そんな事しても無駄だよ、あーにゃん!」
アーニャ「シトー!? どうして、ですか!?」
みく「ネコミミは、一度つけたら外れないにゃ!」
みく「人は誰しも……心にネコミミを着けてるんだから!」
アーニャ「……ニェート……アー、そんな……!」
のあ「そんな事は無いと思うわ」
220: 2018/08/21(火) 15:03:29.39 ID:FJIN7o3jo
みく「だから、方法は一つしか無いにゃ」
アーニャ「ミク……?」
みく「Pチャンに、動物――ネコチャンを好きになって貰うの!」
みく「そうしたら……むしろ!」
アーニャ「プロデューサーに……好きになって、貰えますね!?」
みく「その通りにゃ! あーにゃん、頑張ろう!」
アーニャ「ダーダーダー! ミク、頑張りましょう!」
みく「――と言う訳で、のあにゃん」
アーニャ「――良い方法、ありますか?」
のあ「あるわ。それも、とても簡単な方法が」
みく・アーニャ「!」
アーニャ「ミク……?」
みく「Pチャンに、動物――ネコチャンを好きになって貰うの!」
みく「そうしたら……むしろ!」
アーニャ「プロデューサーに……好きになって、貰えますね!?」
みく「その通りにゃ! あーにゃん、頑張ろう!」
アーニャ「ダーダーダー! ミク、頑張りましょう!」
みく「――と言う訳で、のあにゃん」
アーニャ「――良い方法、ありますか?」
のあ「あるわ。それも、とても簡単な方法が」
みく・アーニャ「!」
221: 2018/08/21(火) 15:10:00.05 ID:FJIN7o3jo
みく「サクッとあるって言ったにゃ!」
アーニャ「ノア、教えてください!」
のあ「彼が、動物が苦手なのは、動物が彼を警戒するから」
のあ「なら、彼を警戒しない動物と触れ合わせれば良い」
のあ「それにより、苦手意識の排除を図る」
のあ「今回の場合は、彼を警戒しない猫、と言った所かしら」
みく「……でも」
アーニャ「……それは、難しいですね?」
のあ「――いいえ、とても簡単よ」
のあ「……」ポコジャガポコジャガ!
みく「の……のあにゃん?」
アーニャ「そのダンスは……何ですか?」
アーニャ「ノア、教えてください!」
のあ「彼が、動物が苦手なのは、動物が彼を警戒するから」
のあ「なら、彼を警戒しない動物と触れ合わせれば良い」
のあ「それにより、苦手意識の排除を図る」
のあ「今回の場合は、彼を警戒しない猫、と言った所かしら」
みく「……でも」
アーニャ「……それは、難しいですね?」
のあ「――いいえ、とても簡単よ」
のあ「……」ポコジャガポコジャガ!
みく「の……のあにゃん?」
アーニャ「そのダンスは……何ですか?」
222: 2018/08/21(火) 15:17:36.49 ID:FJIN7o3jo
のあ「……」ポコジャガポコジャガ!
みく・アーニャ「……」
のあ「……」ポコジャガポコジャガ…
のあ「!」ポン!
のあ「……これで、準備は整ったわ」
のあ「みく、アナスタシア。後は……貴女達次第」
みく・アーニャ「な、何が!?」
のあ「今、彼の瞳に介入したわ」
のあ「彼の瞳は、アイドルは全て猫に見えるようになっている」
のあ「偽りの姿、偽りの声、けれど……彼は、それに気づけない」
のあ「気づけなければ、それは真実と認識されるわ」
みく・アーニャ「!」
ガチャッ、バタンッ!
のあ「……頑張りなさい、みく、アナスタシア」
みく・アーニャ「……」
のあ「……」ポコジャガポコジャガ…
のあ「!」ポン!
のあ「……これで、準備は整ったわ」
のあ「みく、アナスタシア。後は……貴女達次第」
みく・アーニャ「な、何が!?」
のあ「今、彼の瞳に介入したわ」
のあ「彼の瞳は、アイドルは全て猫に見えるようになっている」
のあ「偽りの姿、偽りの声、けれど……彼は、それに気づけない」
のあ「気づけなければ、それは真実と認識されるわ」
みく・アーニャ「!」
ガチャッ、バタンッ!
のあ「……頑張りなさい、みく、アナスタシア」
223: 2018/08/21(火) 15:27:48.12 ID:FJIN7o3jo
・ ・ ・
みく「はぁ……はぁ……! 急ぐにゃ、あーにゃん!」
アーニャ「ミク! 遅れているのは、ミク、です!」
みく「とにかく! これで、Pチャンにネコを好きになって貰えるね!」
アーニャ「ダー! アーニャを好きになって貰えます!」
みく「思いっきり愛想を振りまいて、メロメロにしちゃうにゃ!」
アーニャ「ダダッダー! 今日のアーニャは、甘えん坊、ですね!」
ガチャッ!
みく「Pチャン!」
アーニャ「プロデューサー!」
武内P「……! 撫でても、逃げない……!」ジーン…!
凛「にゃ……にゃ~ん///」
みく・アーニャ「!?」
みく「はぁ……はぁ……! 急ぐにゃ、あーにゃん!」
アーニャ「ミク! 遅れているのは、ミク、です!」
みく「とにかく! これで、Pチャンにネコを好きになって貰えるね!」
アーニャ「ダー! アーニャを好きになって貰えます!」
みく「思いっきり愛想を振りまいて、メロメロにしちゃうにゃ!」
アーニャ「ダダッダー! 今日のアーニャは、甘えん坊、ですね!」
ガチャッ!
みく「Pチャン!」
アーニャ「プロデューサー!」
武内P「……! 撫でても、逃げない……!」ジーン…!
凛「にゃ……にゃ~ん///」
みく・アーニャ「!?」
224: 2018/08/21(火) 15:35:56.90 ID:FJIN7o3jo
武内P「何故、事務所に猫がと、思いましたが……」
ナデナデ…
凛「あっ、あっ……にゃにゃ~ん///」
武内P「逃げない……! 撫でても、逃げない……!」ジーン…!
武内P「毛並みもツヤツヤで……キミは、誰かの飼い猫だろうか」
ナデナデ…
凛「あっ、あっ、あっ……アンタが私のプロデューにゃ~ん……///」
みく・アーニャ「……」
みく「凛チャン?」
アーニャ「リン?」
凛「ふにゃ~ん/// 悪くにゃい……」
みく・アーニャ「……」
凛「……」
凛「違うの――っ! これは違うの――っ!」
ナデナデ…
凛「あっ、あっ……にゃにゃ~ん///」
武内P「逃げない……! 撫でても、逃げない……!」ジーン…!
武内P「毛並みもツヤツヤで……キミは、誰かの飼い猫だろうか」
ナデナデ…
凛「あっ、あっ、あっ……アンタが私のプロデューにゃ~ん……///」
みく・アーニャ「……」
みく「凛チャン?」
アーニャ「リン?」
凛「ふにゃ~ん/// 悪くにゃい……」
みく・アーニャ「……」
凛「……」
凛「違うの――っ! これは違うの――っ!」
225: 2018/08/21(火) 15:42:34.23 ID:FJIN7o3jo
武内P「っ!? きゅ、急に……何が!?」
凛「なんか! プロデューサーが! 私を猫って! 猫ってー!」ジタバタ!
武内P「こ、こういう時は、どうすれば……!?」
凛「犬派だけど! 犬派だけど、最近猫もアリだって! そんな感じで!」ジタバタ!
武内P「! 確か、喉を……!」
コチョコチョッ!
凛「っふっ、やっ、ちょっとプロデューサー! くすぐったいってば!」
武内P「! も、もう少し……こう、ですか?」
凛「あっ、やめ、やめ……やめやめ……!///」
武内P「笑顔です……笑顔です……」
凛「やめっ、や、や、にゃ……にゃああ……///」
みく・アーニャ「……」
凛「なんか! プロデューサーが! 私を猫って! 猫ってー!」ジタバタ!
武内P「こ、こういう時は、どうすれば……!?」
凛「犬派だけど! 犬派だけど、最近猫もアリだって! そんな感じで!」ジタバタ!
武内P「! 確か、喉を……!」
コチョコチョッ!
凛「っふっ、やっ、ちょっとプロデューサー! くすぐったいってば!」
武内P「! も、もう少し……こう、ですか?」
凛「あっ、やめ、やめ……やめやめ……!///」
武内P「笑顔です……笑顔です……」
凛「やめっ、や、や、にゃ……にゃああ……///」
みく・アーニャ「……」
226: 2018/08/21(火) 15:50:32.94 ID:FJIN7o3jo
武内P「……落ち着いた、ようですね」
ナデナデ…
凛「……///」
武内P「動物は、苦手だと思っていましたが……」
武内P「猫は……はい、可愛いですね」ホッコリ
ナデナデ…
凛「はあぁぁ……!/// これはやばいにゃあ……///」
みく「……と、途中はどうあれ!」
みく「Pチャン、猫を好きになったみたいだね、あーにゃん!」
アーニャ「ニャ――ンッ!」
アーニャ「ニャニャニャニャ――ンッ!」
みく「!?」
武内P「猫が……もう一匹、いや、二匹……?」
ナデナデ…
凛「……///」
武内P「動物は、苦手だと思っていましたが……」
武内P「猫は……はい、可愛いですね」ホッコリ
ナデナデ…
凛「はあぁぁ……!/// これはやばいにゃあ……///」
みく「……と、途中はどうあれ!」
みく「Pチャン、猫を好きになったみたいだね、あーにゃん!」
アーニャ「ニャ――ンッ!」
アーニャ「ニャニャニャニャ――ンッ!」
みく「!?」
武内P「猫が……もう一匹、いや、二匹……?」
227: 2018/08/21(火) 15:58:13.86 ID:FJIN7o3jo
武内P「っ!? お、怒っている……!?」
アーニャ「リンだけ、ズルい、です! ニャン!」
アーニャ「アーニャも、撫でて欲しいです! ニャン!」
武内P「っ……!? ど、どうしたら……!?」
凛「ちょっと、アーニャ! プロデューサー、困ってるでしょ!?」
凛「困って、私を撫でる手が止まってるから! 静かにして!」
アーニャ「ニャ――ンッ! アーニャも!」
アーニャ「アーニャも、撫でて欲しい、です!」
アーニャ「ニャン! ニャン! ニャ――ンッ!」
スリスリッ!
武内P「これは……撫でろと、そういう事……でしょうか?」
アーニャ「ハラショ――ッ! その通り、です! ニャン!」
みく「あ、あの……あーにゃん!?」
アーニャ「リンだけ、ズルい、です! ニャン!」
アーニャ「アーニャも、撫でて欲しいです! ニャン!」
武内P「っ……!? ど、どうしたら……!?」
凛「ちょっと、アーニャ! プロデューサー、困ってるでしょ!?」
凛「困って、私を撫でる手が止まってるから! 静かにして!」
アーニャ「ニャ――ンッ! アーニャも!」
アーニャ「アーニャも、撫でて欲しい、です!」
アーニャ「ニャン! ニャン! ニャ――ンッ!」
スリスリッ!
武内P「これは……撫でろと、そういう事……でしょうか?」
アーニャ「ハラショ――ッ! その通り、です! ニャン!」
みく「あ、あの……あーにゃん!?」
228: 2018/08/21(火) 16:06:04.97 ID:FJIN7o3jo
武内P「……しかし……引っ掻かれは、しないでしょうか……?」
そーっ…
アーニャ「ンー! ンー! プロデューサー!」
スリスリッ!
武内P「! この白猫は――」
ナデナデナデナデ
アーニャ「オー♪ アー♪ ニャン♪ ニャニャニャーン♪」
武内P「――人懐っこい……!」
ナデナデナデナデッ
アーニャ「アー、フフッ/// ンフフッ/// ニャンニャーン///」
武内P「こ……これは、とても可愛いですね……!」ジーン…!
みく「目的は達成してるけど!」
みく「達成してるけど、どう見てもやっべー状況にゃあああ!!」
そーっ…
アーニャ「ンー! ンー! プロデューサー!」
スリスリッ!
武内P「! この白猫は――」
ナデナデナデナデ
アーニャ「オー♪ アー♪ ニャン♪ ニャニャニャーン♪」
武内P「――人懐っこい……!」
ナデナデナデナデッ
アーニャ「アー、フフッ/// ンフフッ/// ニャンニャーン///」
武内P「こ……これは、とても可愛いですね……!」ジーン…!
みく「目的は達成してるけど!」
みく「達成してるけど、どう見てもやっべー状況にゃあああ!!」
229: 2018/08/21(火) 16:14:35.68 ID:FJIN7o3jo
みく「凛チャン、あーにゃん!」
みく「もう良いでしょ!? さっさと逃げるにゃ!」
凛「みく、何馬鹿な事言ってるの?」
アーニャ「ミク、逃げるのは、アー、バカのする事ですね?」
武内P「! 両手で……二匹の猫を同時に撫でれば――」
武内P「――とても、幸せな気分になれるのでは……!?」
ナデナデナデナデッ
凛・アーニャ「にゃああああ///」
武内P「凄い……! 何という事だろう……!」ジーン…!
みく「二人がバカにゃ!」
みく「もう良いでしょ!? さっさと逃げるにゃ!」
凛「みく、何馬鹿な事言ってるの?」
アーニャ「ミク、逃げるのは、アー、バカのする事ですね?」
武内P「! 両手で……二匹の猫を同時に撫でれば――」
武内P「――とても、幸せな気分になれるのでは……!?」
ナデナデナデナデッ
凛・アーニャ「にゃああああ///」
武内P「凄い……! 何という事だろう……!」ジーン…!
みく「二人がバカにゃ!」
230: 2018/08/21(火) 16:19:50.31 ID:FJIN7o3jo
武内P「しかし……もう一匹の猫は、寄ってきませんね」
みく「っ!? よ、寄らないよ!?」
みく「もう、十分ネコチャンを好きになったでしょー!?」
武内P「撫でるには……手が足りませんが」
みく「だっ、だよね! みくの出番は無いにゃ!」
武内P「――膝」ポツリ
みく「へっ?」
武内P「両手で、猫を一匹ずつ撫でつつ……」
武内P「……膝の上に猫を乗せられたら」
武内P「きっと……今よりも、猫を好きになれると、そう、思うのですが」
みく「……!?」
みく「っ!? よ、寄らないよ!?」
みく「もう、十分ネコチャンを好きになったでしょー!?」
武内P「撫でるには……手が足りませんが」
みく「だっ、だよね! みくの出番は無いにゃ!」
武内P「――膝」ポツリ
みく「へっ?」
武内P「両手で、猫を一匹ずつ撫でつつ……」
武内P「……膝の上に猫を乗せられたら」
武内P「きっと……今よりも、猫を好きになれると、そう、思うのですが」
みく「……!?」
231: 2018/08/21(火) 16:27:24.92 ID:FJIN7o3jo
凛「……みく」
アーニャ「……ミク」
みく「凛チャン……あーにゃん……?」
凛「プロデューサーの膝の上、乗ってあげて」
アーニャ「ダー。リンの、言う通り、です」
みく「で、でも……///」
凛「プロデューサー、そっちを気にして撫でるの止まってるんだよね」
アーニャ「ミク。ネコは、膝の上に乗るもの、ですね?」
凛「うん。ねえ、みくのネコキャラへの思いって、そんなものだったの?」
アーニャ「恥ずかしがっては、いけませんね?」
みく「う……う~っ!」
みく「みくは、自分を曲げないよっ!」
アーニャ「……ミク」
みく「凛チャン……あーにゃん……?」
凛「プロデューサーの膝の上、乗ってあげて」
アーニャ「ダー。リンの、言う通り、です」
みく「で、でも……///」
凛「プロデューサー、そっちを気にして撫でるの止まってるんだよね」
アーニャ「ミク。ネコは、膝の上に乗るもの、ですね?」
凛「うん。ねえ、みくのネコキャラへの思いって、そんなものだったの?」
アーニャ「恥ずかしがっては、いけませんね?」
みく「う……う~っ!」
みく「みくは、自分を曲げないよっ!」
232: 2018/08/21(火) 16:32:02.77 ID:FJIN7o3jo
・ ・ ・
みく「はああぁぁぁ……膝の上、落ち着くにゃああ……」
凛「ね、ねえ……ちょっと、後で交代してよ」
みく「無理にゃあああ……みく、ここから動けないにゃああ……」
アーニャ「プロデューサー、ミクだけずるい、です!」
武内P「? もっと、撫でろと……?」
ナデナデナデナデ…
みく・アーニャ・凛「にゃあああ……///」
ちひろ「なっ……何をしてるんですか……!?」
みく・アーニャ・凛「……」
みく・アーニャ・凛「あっ」
みく「はああぁぁぁ……膝の上、落ち着くにゃああ……」
凛「ね、ねえ……ちょっと、後で交代してよ」
みく「無理にゃあああ……みく、ここから動けないにゃああ……」
アーニャ「プロデューサー、ミクだけずるい、です!」
武内P「? もっと、撫でろと……?」
ナデナデナデナデ…
みく・アーニャ・凛「にゃあああ……///」
ちひろ「なっ……何をしてるんですか……!?」
みく・アーニャ・凛「……」
みく・アーニャ・凛「あっ」
233: 2018/08/21(火) 16:39:25.37 ID:FJIN7o3jo
みく「こっ、これには事情があって!」
アーニャ「だっ、ダー! 事情、あります!」
凛「プロデューサーは、私達が猫に見えてて!」
ちひろ「えっ!?」
みく「そうなの! Pチャンは、ネコチャンと戯れてると思ってるにゃ!」
アーニャ「プロデューサーは、動物が、猫が苦手と聞きました!」
凛「なんかそんな感じで! それを治すためで……他意は無いから!」
武内P「……」
ナデナデナデナデ…
みく・アーニャ・凛「ふにゃああああ……///」
ちひろ「わっ、わからないけど……わかりました!」
アーニャ「だっ、ダー! 事情、あります!」
凛「プロデューサーは、私達が猫に見えてて!」
ちひろ「えっ!?」
みく「そうなの! Pチャンは、ネコチャンと戯れてると思ってるにゃ!」
アーニャ「プロデューサーは、動物が、猫が苦手と聞きました!」
凛「なんかそんな感じで! それを治すためで……他意は無いから!」
武内P「……」
ナデナデナデナデ…
みく・アーニャ・凛「ふにゃああああ……///」
ちひろ「わっ、わからないけど……わかりました!」
234: 2018/08/21(火) 16:44:04.78 ID:FJIN7o3jo
武内P「何処かから、迷い込んできたようで――」
ちひろ「にゃん♪ にゃんにゃん♪」
ちひろ「プロデューサーさーん、猫ちゃんだにゃ~ん♪」
ちひろ「可愛いにゃ~ん♪ ほらほら~♪」
ちひろ「にゃにゃにゃにゃ~ん♪」
武内P「えっ?」
ちひろ「……えっ?」
みく「あっ、いやあの、その……ちひろさん」
アーニャ「プラスチーチェ、ごめんなさい……アー、ごめんなさい」
凛「その……猫に見えるの……アイドルだけ、らしいんだよね」
武内P「……」
ちひろ「……」
ちひろ「えっ?」
ちひろ「にゃん♪ にゃんにゃん♪」
ちひろ「プロデューサーさーん、猫ちゃんだにゃ~ん♪」
ちひろ「可愛いにゃ~ん♪ ほらほら~♪」
ちひろ「にゃにゃにゃにゃ~ん♪」
武内P「えっ?」
ちひろ「……えっ?」
みく「あっ、いやあの、その……ちひろさん」
アーニャ「プラスチーチェ、ごめんなさい……アー、ごめんなさい」
凛「その……猫に見えるの……アイドルだけ、らしいんだよね」
武内P「……」
ちひろ「……」
ちひろ「えっ?」
235: 2018/08/21(火) 16:48:07.29 ID:FJIN7o3jo
武内P「……」
ちひろ「……」
みく「あっ! み、みく達、もう行くね!?」
アーニャ「ダー! レッスンまで、あと二時間しかない、です!」
凛「そっ、そうだね! 遅刻しちゃまずいから!」
みく・アーニャ・凛「――それじゃっ!」
ガチャッ! バタンッ!
武内P「……」
ちひろ「……」
ちひろ「……」
みく「あっ! み、みく達、もう行くね!?」
アーニャ「ダー! レッスンまで、あと二時間しかない、です!」
凛「そっ、そうだね! 遅刻しちゃまずいから!」
みく・アーニャ・凛「――それじゃっ!」
ガチャッ! バタンッ!
武内P「……」
ちひろ「……」
236: 2018/08/21(火) 16:52:16.00 ID:FJIN7o3jo
武内P「……あの」
ちひろ「何ですか?」
武内P「……千川さん」
ちひろ「何ですか?」
武内P「……今のは」
ちひろ「何ですか?」
ちひろ「何なんですか?」
ちひろ「にゃんにゃがにゃーん!?」
武内P「っ!?」
武内P「す、すみません……何でも、ありません」
ちひろ「はい」
ちひろ「何ですか?」
武内P「……千川さん」
ちひろ「何ですか?」
武内P「……今のは」
ちひろ「何ですか?」
ちひろ「何なんですか?」
ちひろ「にゃんにゃがにゃーん!?」
武内P「っ!?」
武内P「す、すみません……何でも、ありません」
ちひろ「はい」
237: 2018/08/21(火) 16:59:01.63 ID:FJIN7o3jo
武内P「……」
ちひろ「黙ってないで、何か言ってください」
武内P「えっ!?」
ちひろ「良いですか? 私、ちょっと限界ですよ?」プルプル!
武内P「っ!?」
武内P「そ、その……ですね、ええ、と……はい……!」
ちひろ「……」プルプル!
武内P「ど、動物は、どちらかと言えば、苦手だったのですが……!」
ちひろ「はい、それで?」プルプル!
武内P「……ねっ――」
武内P「猫は、可愛いですね」
おわり
ちひろ「黙ってないで、何か言ってください」
武内P「えっ!?」
ちひろ「良いですか? 私、ちょっと限界ですよ?」プルプル!
武内P「っ!?」
武内P「そ、その……ですね、ええ、と……はい……!」
ちひろ「……」プルプル!
武内P「ど、動物は、どちらかと言えば、苦手だったのですが……!」
ちひろ「はい、それで?」プルプル!
武内P「……ねっ――」
武内P「猫は、可愛いですね」
おわり
238: 2018/08/21(火) 17:04:03.55 ID:r2fyAALDO
猫は可愛いけど、緑の招き猫はちょっと…
引用元: 武内P「ムラムラ、ですか」
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