377: 2018/08/25(土) 23:01:26.52 ID:ZyYxGqmMo
莉嘉「セクシーなの!」みりあ「キュートなのー!」
アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場(12) アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場 (電撃コミックスEX)
378: 2018/08/25(土) 23:04:39.57 ID:ZyYxGqmMo
莉嘉・みりあ「どっちが好きなの?」

武内P「……えっ?」

莉嘉「もー! Pくんノリ悪ーい!」

みりあ「ねえねえ、どっちが好きなの?」

武内P「あの……何の話、でしょうか?」


莉嘉・みりあ「好きな女の人のタイプ、だよ!」


武内P「……はあ」

379: 2018/08/25(土) 23:07:18.12 ID:ZyYxGqmMo
莉嘉「やっぱり~、アタシみたいにセクシーなカンジ?☆」

武内P「あ……いえ」

みりあ「可愛い方が良いよね? ねえねえ、プロデューサー!」

武内P「……すみません」

武内P「あまり、意識したことはありませんでした」

莉嘉・みりあ「えーっ!?」

武内P「……」


莉嘉・みりあ「じゃあ、どっちかって言えば?」


武内P「……」

武内P「えっ?」

380: 2018/08/25(土) 23:11:09.79 ID:ZyYxGqmMo
莉嘉「セクシーなの?」

みりあ「キュートなの?」

莉嘉・みりあ「どっちどっち? ね~え? どっちー?」

武内P「……」


武内P「どちらも……と言う答えでは、駄目でしょうか?」


莉嘉・みりあ「えーっ!?」

武内P「その……ですね」


武内P「城ヶ崎さんも、赤城さんも……どちらも、魅力的に見えますから」

武内P「どちらかを選ぶと言うのは、その……私には、難しい問題です」


莉嘉・みりあ「……」

莉嘉・みりあ「……えへへっ、そっかー!///」

381: 2018/08/25(土) 23:18:40.35 ID:ZyYxGqmMo
  ・  ・  ・

ちひろ「――ふふっ、うまく躱しましたね」

武内P「躱す……と、そういう意図は無かったのですが」

ちひろ「でも、あれが正解だったと思いますよ」

ちひろ「どっちかって答えを出したら……ねぇ?」

武内P「……はい、そうですね」

ちひろ「でも、どちらもだったら――」


ちひろ「セクシーで、キュートな女性はどうですか?」ニコッ


武内P「えっ? あの……それは、どういう意味でしょうか?」

ちひろ「……」


ちひろ「もうっ!」

382: 2018/08/25(土) 23:21:05.66 ID:ZyYxGqmMo
  ・  ・  ・

莉嘉「セクシーなの?」

みりあ「キュートなの?」

莉嘉・みりあ「どっちも好きなのー!」


CPアイドル達「……へ、へえ?」


莉嘉「Pくん、選べない、って言ってたよね!☆」

みりあ「うんうん! でも、どっちかはタイプって事だよね!」

莉嘉・みりあ「ねーっ♪」


CPアイドル達「……」

383: 2018/08/25(土) 23:24:15.46 ID:ZyYxGqmMo
未央「なるほど……つまり、セクシーな私もタイプ、と!」

卯月「みっ、未央ちゃん?」

未央「へっ? どしたの?」

凛「……未央って、セクシー枠だったの?」

未央「何言ってんの、しぶりん!」


未央「私は、ニュージェネのセクシー枠じゃん!」


凛「……そうなの?」

卯月「あ、あはははは」

384: 2018/08/25(土) 23:28:01.97 ID:ZyYxGqmMo
未央「それで、しまむーは当然キュート枠ね!」

卯月「えっ、ええっ!?///」

凛「まあ、それはわかるかな」

未央「しまむー、年上なんだけど可愛いって感じだもんね」

凛「うん。ニュージェネのキュート枠は、卯月だと思う」


卯月「きゅ、キュート枠……が、頑張ります!///」


未央「おっ、良いよ! しまむー! 可愛い可愛い!」

凛「未央、その言い方おじさんっぽいよ」

385: 2018/08/25(土) 23:30:43.86 ID:ZyYxGqmMo
未央「それで、しぶりんは……」

凛「?」

未央「……しまむー、パス!」

卯月「えっ、ええっ!? えっと、えっと……」

卯月「凛ちゃんは……カッコイイです!」

未央「それだ! しぶりんは、カッコイイ枠!」


凛「……」

凛「……カッコイイ枠」

386: 2018/08/25(土) 23:42:01.08 ID:ZyYxGqmMo
   ・  ・  ・

武内P「……なるほど、そんな事が」


凛「ねえ……アンタ、私のプロデューサーでしょ?」

アーニャ「アーニャは、セクシー? それとも、キュート?」

蘭子「我が友よ! 我、妖艶なる者なり!……ですよね!?」

李衣菜「プロデューサー! ロックはどっちに含まれますか!?」


武内P「……千川さん」

ちひろ「頑張ってください、プロデューサーさん」ニコッ

武内P「……」

387: 2018/08/25(土) 23:48:11.19 ID:ZyYxGqmMo
武内P「では、まず……多田さんから」

李衣菜「っ、はい!」

武内P「多田さんは、ご自身はどちらのタイプだと思われますか?」

李衣菜「えっ? 私が……ですか?」

武内P「これは、あくまでも私の考えなのですが……」


武内P「ロックをセクシーか、キュートか、どちらかの枠に定めてしまう」

武内P「その、枠に定めるという行為は――」


李衣菜「……」


武内P「ロックから離れている、と」

武内P「そう……思います」


李衣菜「っ! なるほど……!」

388: 2018/08/25(土) 23:52:03.53 ID:ZyYxGqmMo
李衣菜「確かに……プロデューサーの言う通りですね!」

武内P「それでは、改めて質問させていただきます」

李衣菜「はいっ!」ニコッ!

武内P「……良い、笑顔です」

武内P「多田さん、貴女はご自分を――」


武内P「セクシーだと思いますか?」

武内P「キュートだと思いますか?」


李衣菜「セクシーです!」グッ!


武内P「えっ?」


李衣菜「? セクシーです!!」グッ!


武内P「……あ……はい」

武内P「そう……ですか」

389: 2018/08/25(土) 23:59:06.43 ID:ZyYxGqmMo
  ・  ・  ・

武内P「……では、次の方に」


凛「ねえ……李衣菜、元気に走っていったけど、さ」

アーニャ「フフッ♪ とっても、可愛かったですね?」

蘭子「ククク……我が友の言の葉により、愛らしさは増していたわ!」


武内P「……千川さん」

武内P「後で……フォローをお願いできますか?」

ちひろ「頑張ってください、プロデューサーさん」ニコッ

武内P「……」

390: 2018/08/26(日) 00:05:34.63 ID:D7lAIHHno
武内P「では、次に……神崎さん」

蘭子「我は、妖艶にして深淵なる闇に寄り添う者!」

武内P「神崎さんは、ご自身をセクシーだと思っている、と」

武内P「……そういう事で、宜しいでしょうか?」

蘭子「あ、あの……あまり、ハッキリ言わないでください……///」モジモジッ


武内P「そう、ですね……確かに、神崎さんにはそういった面もあります」

武内P「ですが、今の反応は……可愛らしいに、入るのでは無いかと」


蘭子「ぴっ!?/// かっ、かかかか!?///」


武内P「すっ、すみません」

武内P「気分を害してしまったでしょうか?」


蘭子「そっ……そんな事ありません!///」

391: 2018/08/26(日) 00:17:23.34 ID:D7lAIHHno
蘭子「わ……我が友は、私が……あ、愛らしいと……?///」モジモジッ

武内P「え、ええ……すみません」

蘭子「あっ、いや! 謝らなくて……い、良いです……!///」オロオロ!

武内P「えっ?」

蘭子「……う、ううっ……///」


蘭子「……――ハーッハッハッハ!」

蘭子「秘められし扉は開き、新たなる力に目覚めた!」


武内P「……えっ?」


蘭子「我が友よ、感謝するわ!」

蘭子「……だが! その力を制御する術は、未だこの手には無い!」

蘭子「しかし! いずれこの手に収めてみせるわ!」

蘭子「――汝の言の葉がもたらす、祝福を!」ビシッ!


武内P「……は、はあ」

392: 2018/08/26(日) 00:20:44.76 ID:D7lAIHHno
  ・  ・  ・

武内P「……神崎さんは、何故あんなに機嫌よく……?」


凛「そんなの、可愛いって言われたからでしょ?」

アーニャ「ダー♪ ランコは、可愛いです♪」


武内P「……千川さん」

ちひろ「何ですか?」

武内P「あっ、いえ……何でもありません」

ちひろ「頑張ってください、プロデューサーさん」ニコッ

武内P「……」

393: 2018/08/26(日) 00:26:02.05 ID:D7lAIHHno
武内P「では……」


凛「ねえ、カッコイイ枠って言われたんだけど」

アーニャ「神秘的、と言われました」

凛「プロデューサーは、どう思う?」

アーニャ「プロデューサーは、どう、思いますか?」


武内P「……あっ、いえ、あの」

武内P「順番で……良いでしょうか?」


凛「うん」

アーニャ「ダー」


武内P「……」

394: 2018/08/26(日) 00:32:15.99 ID:D7lAIHHno
武内P「では……」


凛「カッコイイも、まあ、悪くないんだけど、さ」

アーニャ「ミステェィリヤ、神秘的は、褒めていますね?」

凛「でも……私って、セクシーとキュートなら、どっちかな?」

アーニャ「でも……セクシーかキュートかが、知りたい、です」


武内P「……あっ、いえ、あの」

武内P「渋谷さん、アナスタシアさん……?」

武内P「その、ですね……順番で、お願いします」


凛・アーニャ「……」

395: 2018/08/26(日) 00:39:51.37 ID:D7lAIHHno
凛「別に、同時でも良いんじゃない?」

アーニャ「ダー。もう、待ちきれない、です」


武内P「は……はあ」

武内P「では……ですね」

武内P「お二人は、ご自分では――」


武内P「セクシーだと思いますか?」

武内P「キュートだと思いますか?」


凛・アーニャ「どっちも」


武内P「……」

武内P「ん……んん、そう……ですか」

397: 2018/08/26(日) 00:51:57.77 ID:D7lAIHHno
武内P「……千川さん」

ちひろ「頑張ってください、プロデューサーさん」ニコッ

武内P「……」


凛「まあ、何て言ったら良いのかな」

凛「どっちか決められないって事は、どっちにも含まれるって事でしょ?」

凛「だから、カッコイイで、セクシーでキュートもアリなのかな、って」

凛「でも……まあ、一応プロデューサーの意見も聞いておこうと思って」


アーニャ「うまく、ンー、説明出来ない、です」

アーニャ「セクシーと、キュート……どちらも、いい意味、です」

アーニャ「プロデューサーは、どっちも好きだと、言ったそうですね?」

アーニャ「なら、アーニャは、どっちもだと……嬉しい、です」


武内P「……なるほど」

398: 2018/08/26(日) 01:03:57.61 ID:D7lAIHHno
武内P「お二人の仰っている意味は、わかりました」

武内P「……はい……そう、ですね」

武内P「お二人とも、キュートで、セクシーだ、と」

武内P「……私も、そう、思います」


凛「そ、そう……?///」

凛「……まあ、悪くないかな///」

アーニャ「す、スパシーバ、ありがとう、ございます///」

アーニャ「どっちも……嬉しい、です///」


武内P「はい」


凛・アーニャ「それで……どこが?///」

凛・アーニャ「どこが、セクシー?///」

凛・アーニャ「どこが、キュート?///」


武内P「……」

武内P「えっ!?」

399: 2018/08/26(日) 01:11:20.03 ID:D7lAIHHno
武内P「どこが……ですか……?」


凛「ま、まあ……参考までに?」

凛「聞いておくのも、悪くないんじゃないの?」

凛「ほら、プロデューサーの意見だし?」

アーニャ「私は、知りたい、です」

アーニャ「どこが、セクシーで、どこが、キュートかを」

アーニャ「プロデューサーは、どう、考えていますか?」


武内P「あっ……いえ……」

武内P「……せ、千川さん」

ちひろ「頑張ってください、プロデューサーさん」ニコッ

武内P「……!」

400: 2018/08/26(日) 01:21:38.74 ID:D7lAIHHno
凛・アーニャ「……」ワクワク!

武内P「……え」


武内P「笑顔です」

武内P「お二人の笑顔は、とても……はい、可愛らしい、と」

武内P「……そう、思います」


凛・アーニャ「……!///」

凛・アーニャ「せ……セクシーは?///」


武内P「せ……セクシーですか」


凛・アーニャ「……」ワクワク!


武内P「……」

401: 2018/08/26(日) 01:29:33.24 ID:D7lAIHHno
武内P「その……ですね……」


凛・アーニャ「……」ワクワク!


武内P「セクシーな所は……はい」


凛・アーニャ「……」ワクワク!


武内P「……」


凛・アーニャ「……」


凛「……ねえ、まさかとは思うけど」

アーニャ「プロデューサーは、どっちもと、言いましたね?」

凛「言った。だから、セクシーな所も、答えられるはずでしょ?」

アーニャ「ダー。そうでないと、おかしい、です」


武内P「……!」

402: 2018/08/26(日) 01:39:12.69 ID:D7lAIHHno
凛「もしかして、いい加減な事言った?」

アーニャ「ニェート。そんなはず、無い、です」

凛「じゃあ、何でセクシーな所が言えないの」

アーニャ「それは……わかりません」


武内P「……」


凛「ねえ、セクシーとキュート、どっちも好きなんでしょ?」

アーニャ「アーニャは、キュートな所しか、無いですか?」


武内P「お……お二人の、セクシーな所は……」

武内P「そう……ですね」


凛・アーニャ「……」ジィッ!


武内P「とても……悩ましい所ですね」



おわり

404: 2018/08/26(日) 02:09:06.31 ID:KZYnW0ja0


最後うまく逃げたなwwwwww

引用元: 武内P「ムラムラ、ですか」