488: 2018/08/29(水) 21:09:49.49 ID:c8+n4sgeo
>>483
書きます
武内P「ロックです」
書きます
武内P「ロックです」
489: 2018/08/29(水) 21:11:33.41 ID:c8+n4sgeo
みく「えっ?」
李衣菜「はいっ?」
みく「ねえ……Pチャン?」
李衣菜「あの……プロデューサー?」
みく「可愛いフリフリを着て、ネコミミの衣装だよ!?」
李衣菜「全然、ロックじゃないと思うんですけど!?」
武内P「いえ、ロックです」
みく・李衣菜「……!?」
李衣菜「はいっ?」
みく「ねえ……Pチャン?」
李衣菜「あの……プロデューサー?」
みく「可愛いフリフリを着て、ネコミミの衣装だよ!?」
李衣菜「全然、ロックじゃないと思うんですけど!?」
武内P「いえ、ロックです」
みく・李衣菜「……!?」
490: 2018/08/29(水) 21:15:54.46 ID:c8+n4sgeo
みく「あの、Pチャン。さすがに、李衣菜ちゃんでも騙せないにゃ」
李衣菜「みくちゃん!? それ、どういう意味!?」
みく「そのままの意味にゃ! ねえ、説得するなら真面目にやって!」
李衣菜「私は、説得されませんからね!? ロックじゃないですもん!」
武内P「多田さんは、ロックではないから……」
武内P「……フリフリの、ネコミミは嫌だ、と」
武内P「……そう、仰るのですね?」
李衣菜「はい! 全然、ロックじゃないです!」
李衣菜「みくちゃん!? それ、どういう意味!?」
みく「そのままの意味にゃ! ねえ、説得するなら真面目にやって!」
李衣菜「私は、説得されませんからね!? ロックじゃないですもん!」
武内P「多田さんは、ロックではないから……」
武内P「……フリフリの、ネコミミは嫌だ、と」
武内P「……そう、仰るのですね?」
李衣菜「はい! 全然、ロックじゃないです!」
491: 2018/08/29(水) 21:17:37.37 ID:c8+n4sgeo
武内P「……成る程、わかりました」
李衣菜「わかってくれました!?」
武内P「はい」
武内P「フリフリの、ネコミミから――」
武内P「――逃げる」
李衣菜「にっ、逃げる!?」
武内P「それが、多田さんの信じるロックなのですね?」
李衣菜「おっ、お……ええっ!?」
李衣菜「わかってくれました!?」
武内P「はい」
武内P「フリフリの、ネコミミから――」
武内P「――逃げる」
李衣菜「にっ、逃げる!?」
武内P「それが、多田さんの信じるロックなのですね?」
李衣菜「おっ、お……ええっ!?」
493: 2018/08/29(水) 21:22:35.72 ID:c8+n4sgeo
李衣菜「にっ、逃げるって……言い方、ずるくないですか!?」
武内P「そう、でしょうか?」
みく「まあ、でも……間違ってはないよね」
李衣菜「みくちゃんまで!?」
武内P「……多田さん」
武内P「逃げるのではなく――立ち向かう」
武内P「それこそが、ロックなのでは、と」
武内P「……そう、思います」
李衣菜「っ――!」
李衣菜「確かに……確かに、その通りです!」
李衣菜「プロデューサー! 私、やります!」
李衣菜「――フリフリの、ネコミミを!」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
武内P「そう、でしょうか?」
みく「まあ、でも……間違ってはないよね」
李衣菜「みくちゃんまで!?」
武内P「……多田さん」
武内P「逃げるのではなく――立ち向かう」
武内P「それこそが、ロックなのでは、と」
武内P「……そう、思います」
李衣菜「っ――!」
李衣菜「確かに……確かに、その通りです!」
李衣菜「プロデューサー! 私、やります!」
李衣菜「――フリフリの、ネコミミを!」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
495: 2018/08/29(水) 21:27:51.96 ID:c8+n4sgeo
・ ・ ・
夏樹「だりー、お前それ騙されてるぞ」
李衣菜「なつきち!? 何て事言うの!?」
夏樹「上手くのせられてるだけだぞ?」
李衣菜「じゃ、じゃあ……なつきちだったらどうすのさ!?」
夏樹「アタシに、フリフリのネコミミが似合うと思うか?」
李衣菜「逃げるの!?」
夏樹「……おいおい」
夏樹「だりー、お前それ騙されてるぞ」
李衣菜「なつきち!? 何て事言うの!?」
夏樹「上手くのせられてるだけだぞ?」
李衣菜「じゃ、じゃあ……なつきちだったらどうすのさ!?」
夏樹「アタシに、フリフリのネコミミが似合うと思うか?」
李衣菜「逃げるの!?」
夏樹「……おいおい」
496: 2018/08/29(水) 21:31:09.97 ID:c8+n4sgeo
夏樹「そういう話じゃなくてだな」
李衣菜「……ショックだよ、なつきち」
夏樹「はぁ?」
李衣菜「なつきちなら、立ち向かうと思ってた!」
夏樹「……おいおい、だりー」
夏樹「アタシが、フリフリのネコミミから逃げる?」
夏樹「――ハッ! 見くびって貰っちゃ困るな!」
李衣菜「……なつきちっ!」パアアッ!
李衣菜「……ショックだよ、なつきち」
夏樹「はぁ?」
李衣菜「なつきちなら、立ち向かうと思ってた!」
夏樹「……おいおい、だりー」
夏樹「アタシが、フリフリのネコミミから逃げる?」
夏樹「――ハッ! 見くびって貰っちゃ困るな!」
李衣菜「……なつきちっ!」パアアッ!
497: 2018/08/29(水) 21:34:48.73 ID:c8+n4sgeo
・ ・ ・
夏樹「――なあ、待ってくれって!」
李衣菜「プロデューサー! 話が違います!」
みく「みくは賛成! 大賛成にゃ!」
夏樹「みくと同じ喋り方!? アタシ『にゃ』を付けろって!?」
李衣菜「これ、全然ロックじゃないですよね!?」
武内P「いえ、ロックです」
李衣菜・夏樹「……!?」
夏樹「――なあ、待ってくれって!」
李衣菜「プロデューサー! 話が違います!」
みく「みくは賛成! 大賛成にゃ!」
夏樹「みくと同じ喋り方!? アタシ『にゃ』を付けろって!?」
李衣菜「これ、全然ロックじゃないですよね!?」
武内P「いえ、ロックです」
李衣菜・夏樹「……!?」
498: 2018/08/29(水) 21:38:29.24 ID:c8+n4sgeo
夏樹「どこがロックなんだ!? なあ!」
李衣菜「納得出来ませんよ、プロデューサー!」
みく「ネコチャンユニットの完成にゃ!」
武内P「……」
武内P「多田さんと、木村さんは……」
武内P「……語尾に『にゃ』をつけるのは嫌だ、と」
武内P「……そう、仰るのですね?」
夏樹「どう考えても、そうだろう!?」
李衣菜「嫌ですよ! 語尾に『にゃ』をつけるなんて!」
李衣菜「納得出来ませんよ、プロデューサー!」
みく「ネコチャンユニットの完成にゃ!」
武内P「……」
武内P「多田さんと、木村さんは……」
武内P「……語尾に『にゃ』をつけるのは嫌だ、と」
武内P「……そう、仰るのですね?」
夏樹「どう考えても、そうだろう!?」
李衣菜「嫌ですよ! 語尾に『にゃ』をつけるなんて!」
499: 2018/08/29(水) 21:41:59.58 ID:c8+n4sgeo
武内P「……成る程、わかりました」
李衣菜「良いですか!? やりませんよ!?」
夏樹「フリフリのネコミミで、もうギリギリだっての!」
武内P「そうですか」
武内P「語尾に『にゃ』をつけるだけで――」
武内P「――揺らぐ」
李衣菜「ゆっ……」
夏樹「揺らぐ!?」
武内P「それが、貴女達の信じるロックなのですね?」
李衣菜「ちょっ、はっ……んえっ!?」
夏樹「いや、そん……はあっ!?」
李衣菜「良いですか!? やりませんよ!?」
夏樹「フリフリのネコミミで、もうギリギリだっての!」
武内P「そうですか」
武内P「語尾に『にゃ』をつけるだけで――」
武内P「――揺らぐ」
李衣菜「ゆっ……」
夏樹「揺らぐ!?」
武内P「それが、貴女達の信じるロックなのですね?」
李衣菜「ちょっ、はっ……んえっ!?」
夏樹「いや、そん……はあっ!?」
501: 2018/08/29(水) 21:46:51.10 ID:c8+n4sgeo
李衣菜「ゆっ、揺らぐって……」
夏樹「……アンタ、その言い方は卑怯じゃないか!?」
武内P「そう、でしょうか?」
みく「……」ジイッ
李衣菜・夏樹「……!?」
武内P「……多田さん、木村さん」
武内P「迷わされずに――己を貫く」
武内P「それこそが、ロックなのでは、と」
武内P「……そう、思います」
李衣菜「っ――!」
李衣菜「やろう……やろうよ、なつきち!」
李衣菜「――ううん! やるにゃ!」ニコッ!
夏樹「だりー……へっ、しょうがないにゃあ!」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
夏樹「……アンタ、その言い方は卑怯じゃないか!?」
武内P「そう、でしょうか?」
みく「……」ジイッ
李衣菜・夏樹「……!?」
武内P「……多田さん、木村さん」
武内P「迷わされずに――己を貫く」
武内P「それこそが、ロックなのでは、と」
武内P「……そう、思います」
李衣菜「っ――!」
李衣菜「やろう……やろうよ、なつきち!」
李衣菜「――ううん! やるにゃ!」ニコッ!
夏樹「だりー……へっ、しょうがないにゃあ!」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
502: 2018/08/29(水) 21:53:31.90 ID:c8+n4sgeo
・ ・ ・
菜々「あのっ!? それ、騙されてますよ!?」
李衣菜「菜々ちゃん、そんにゃ事にゃいよ!」
菜々「みくちゃんより上手くやっちゃ駄目ですよ!?」
夏樹「菜々、あんまり大声をだすにゃよ」
菜々「いえあの、ナナが悪い流れですか、これ!?」
李衣菜・夏樹「にゃあ」
菜々「わからないですよ、それじゃ!」
菜々「あのっ!? それ、騙されてますよ!?」
李衣菜「菜々ちゃん、そんにゃ事にゃいよ!」
菜々「みくちゃんより上手くやっちゃ駄目ですよ!?」
夏樹「菜々、あんまり大声をだすにゃよ」
菜々「いえあの、ナナが悪い流れですか、これ!?」
李衣菜・夏樹「にゃあ」
菜々「わからないですよ、それじゃ!」
503: 2018/08/29(水) 21:57:44.42 ID:c8+n4sgeo
菜々「う~っ……わかりました!」
李衣菜「? にゃにが?」
菜々「ナナが、代わりに話をつけてきます!」
夏樹「にゃぁ?」
菜々「このままじゃ、二人のロックがピンチです!」
李衣菜「ロックがピンチ?……にゅふふ!」
夏樹「……追い詰められても、諦めないのが――」
李衣菜・夏樹「――ロックにゃ!」
菜々「……」
菜々「これは……急がないと!」
李衣菜「? にゃにが?」
菜々「ナナが、代わりに話をつけてきます!」
夏樹「にゃぁ?」
菜々「このままじゃ、二人のロックがピンチです!」
李衣菜「ロックがピンチ?……にゅふふ!」
夏樹「……追い詰められても、諦めないのが――」
李衣菜・夏樹「――ロックにゃ!」
菜々「……」
菜々「これは……急がないと!」
506: 2018/08/29(水) 22:05:45.67 ID:c8+n4sgeo
・ ・ ・
菜々「……」
みく「ナナチャンも参加してくれるなら、百人力にゃ!」
李衣菜「うん! アスタリスクwithなつなな――」
夏樹「再形成、だにゃ!」
菜々「……十代のアイドルだけのイベント、ですか?」
武内P「……はい」
みく・李衣菜・夏樹「?」
菜々「……!?」
菜々「……」
みく「ナナチャンも参加してくれるなら、百人力にゃ!」
李衣菜「うん! アスタリスクwithなつなな――」
夏樹「再形成、だにゃ!」
菜々「……十代のアイドルだけのイベント、ですか?」
武内P「……はい」
みく・李衣菜・夏樹「?」
菜々「……!?」
507: 2018/08/29(水) 22:09:59.62 ID:c8+n4sgeo
菜々「……いやいや、えっ?」
みく「まあ、さすがにそうだよね」
李衣菜「うん、二十代でフリフリのネコミミの……」
夏樹「語尾に『にゃ』は……にゃあ?」
菜々「で……ですよねー」
夏樹「まあ、アタシもギリギリセーフだけどにゃ!」
李衣菜「そんな事ないにゃ! なつきち!」
みく「そうにゃ! カッコイイネコチャンも居るにゃ!」
菜々「……」
みく「まあ、さすがにそうだよね」
李衣菜「うん、二十代でフリフリのネコミミの……」
夏樹「語尾に『にゃ』は……にゃあ?」
菜々「で……ですよねー」
夏樹「まあ、アタシもギリギリセーフだけどにゃ!」
李衣菜「そんな事ないにゃ! なつきち!」
みく「そうにゃ! カッコイイネコチャンも居るにゃ!」
菜々「……」
508: 2018/08/29(水) 22:17:17.92 ID:c8+n4sgeo
菜々「なっ……ナナはウサミン星人なので……その」
菜々「今回は、遠慮した方が良いって電波が!」
菜々「ピピッと! ピリピリドンガラガッシャンきてます!」
菜々「はっ!? これは、やったらまずいです!」
菜々「だからですね、あの――」
みく「大丈夫だよ、ナナチャン!」
李衣菜「ロックの魂……ううん、魂がウサミン星人なら!」
夏樹「フリフリのネコミミ、語尾に『にゃ』をつけたって――」
みく・李衣菜・夏樹「――ウサミン星人にゃ!」グッ!
菜々「っ……!」バッ!
武内P「……」サッ!
菜々「……!?」
菜々「今回は、遠慮した方が良いって電波が!」
菜々「ピピッと! ピリピリドンガラガッシャンきてます!」
菜々「はっ!? これは、やったらまずいです!」
菜々「だからですね、あの――」
みく「大丈夫だよ、ナナチャン!」
李衣菜「ロックの魂……ううん、魂がウサミン星人なら!」
夏樹「フリフリのネコミミ、語尾に『にゃ』をつけたって――」
みく・李衣菜・夏樹「――ウサミン星人にゃ!」グッ!
菜々「っ……!」バッ!
武内P「……」サッ!
菜々「……!?」
510: 2018/08/29(水) 22:26:37.56 ID:c8+n4sgeo
みく「Pチャン! Pチャンも説得して!」
李衣菜「お願いにゃ、プロデューサー!」
夏樹「聞かせてやるにゃ、アンタの熱い思いを!」
武内P「……」
武内P「……安部さん」
菜々「はっ、はい!?」
武内P「ロックです」
武内P「時の流れに逆らっている、貴女ならば」
武内P「……何とか、はい、大丈夫だと……ええ、思います」
みく・李衣菜・夏樹「……なんか、最後がふわっと」
菜々「そうですよね! ロックですよね!」
李衣菜「お願いにゃ、プロデューサー!」
夏樹「聞かせてやるにゃ、アンタの熱い思いを!」
武内P「……」
武内P「……安部さん」
菜々「はっ、はい!?」
武内P「ロックです」
武内P「時の流れに逆らっている、貴女ならば」
武内P「……何とか、はい、大丈夫だと……ええ、思います」
みく・李衣菜・夏樹「……なんか、最後がふわっと」
菜々「そうですよね! ロックですよね!」
511: 2018/08/29(水) 22:32:41.71 ID:c8+n4sgeo
菜々「ぃよぉ~し! ネコミン星人、行きますにゃ~!」
みく「おおっ! すっごいやる気だね、ナナチャン!」
李衣菜「へへっ! 負けれられないよにゃ、なつきち!」
夏樹「にゃあ! そうだにゃ、だりー!」
みく・李衣菜・夏樹・菜々「……にゃはっ!」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
みく「おおっ! すっごいやる気だね、ナナチャン!」
李衣菜「へへっ! 負けれられないよにゃ、なつきち!」
夏樹「にゃあ! そうだにゃ、だりー!」
みく・李衣菜・夏樹・菜々「……にゃはっ!」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
512: 2018/08/29(水) 22:40:26.55 ID:c8+n4sgeo
・ ・ ・
ちひろ「あの……また、バラエティー方面のお仕事ですか?」
武内P「ええ、そうですね」
武内P「木村さんと、安倍さんもスケジュールを調整してくださいました」
ちひろ「えっ? あの二人も、ですか?」
武内P「おかげで、企画の幅が広がりました」
ちひろ「……そろそろ、怒られるんじゃないですか?」
武内P「問題ありません」
武内P「彼女達――アイドルの皆さん自身の、輝きを引き出す」
武内P「そのためならば、専務の方針と対立しようと……はい」
武内P「何の問題もありません」
ちひろ「……ロックですねぇ」
おわり
ちひろ「あの……また、バラエティー方面のお仕事ですか?」
武内P「ええ、そうですね」
武内P「木村さんと、安倍さんもスケジュールを調整してくださいました」
ちひろ「えっ? あの二人も、ですか?」
武内P「おかげで、企画の幅が広がりました」
ちひろ「……そろそろ、怒られるんじゃないですか?」
武内P「問題ありません」
武内P「彼女達――アイドルの皆さん自身の、輝きを引き出す」
武内P「そのためならば、専務の方針と対立しようと……はい」
武内P「何の問題もありません」
ちひろ「……ロックですねぇ」
おわり
516: 2018/08/30(木) 05:44:56.31 ID:DbXfpdsDO
乙
このメンバーチョロアマ過ぎて笑う
このメンバーチョロアマ過ぎて笑う
引用元: 武内P「ムラムラ、ですか」
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