557: 2018/08/31(金) 22:58:26.16 ID:J/fnfotTo
書きます


武内P「お先に失礼します」
アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場(12) アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場 (電撃コミックスEX)
558: 2018/08/31(金) 23:01:23.73 ID:J/fnfotTo
早苗「はぁ? はぁ~っ? はあぁ~っ?」

瑞樹「まあまあ、まあまあまあまあ」

楓「ふふっ! お先におさっふふっ!」

武内P「では……これで」


早苗・瑞樹・楓「……」ジィッ


武内P「あの、無言で見るだけは……はい」

559: 2018/08/31(金) 23:03:58.52 ID:J/fnfotTo
早苗「今の、意味わかった?」

瑞樹「わからないわ」

早苗「わかった?」

楓「お酒おっ、ふっふふ! うふふっ!」


早苗・瑞樹・楓「……」ジィッ


武内P「正直に、申し上げます」

武内P「皆さん、とても酔われているので……はい」

武内P「……帰りたいのです」

560: 2018/08/31(金) 23:07:17.57 ID:J/fnfotTo
早苗「あー! そういう事言う!?」

瑞樹「テンション下がるわー!」

楓「テンションの点、ションボリうっふふっ!」

早苗「そんな事より、アレやりなさいよ! アレ!」


早苗・瑞樹・楓「……」ジィッ


武内P「……」

武内P「えっ!?」

武内P「……あの、どれでしょうか!?」

561: 2018/08/31(金) 23:10:30.73 ID:J/fnfotTo
早苗「アレと言ったらアレよ! あーれ!」

瑞樹「見たいわ~。早く見たいわ~」

楓「とても、楽しみです……っふふ!」

武内P「待ってください! どれですか!?」


早苗・瑞樹・楓「笑顔」


武内P「……」

武内P「……!?」

562: 2018/08/31(金) 23:15:21.79 ID:J/fnfotTo
早苗「はやく! はーやく! ハイハイハイハイ!」

瑞樹「スマイル、ハイハイ! 見たいわハイハイ!」

楓「笑顔は、スマイル……あっこれ普通うっふふっ!」

武内P「わ、笑えば……帰って良いのでしょうか?」


早苗・瑞樹・楓「?」


武内P「……なるほど」

武内P「普通に、帰すつもりが無いだけですね!?」

563: 2018/08/31(金) 23:18:30.71 ID:J/fnfotTo
早苗「じゃあ、アレ! アレやんなさいよ!」

瑞樹「わ・か・る・わ~! 私も聞きたかったの!」

楓「ハイボールですよね? 注文しておきました、うふふっ!」

武内P「ありがとうござ……待ってください!」


早苗・瑞樹・楓「ポーエーム♪ ポーエームーっ♪」


武内P「……」

武内P「……!?」

564: 2018/08/31(金) 23:24:23.59 ID:J/fnfotTo
早苗「じゃあねー、お題は、そうねー」

早苗「あたしのスタイルについて! はい、ポエム!」

瑞樹「期待してるわ! ナイスポエムを!」

楓「ふふっ! お題をお大事……ぷっふふっ! うふふっ!」


武内P「えっ!? いえ、あの……」チラッ

早苗「はーっ! 目が工口い! 工口罪でタイホタイホー!」

バッシバッシ!

武内P「痛っ! あの、加減が……片桐さん! 片桐さん!」

565: 2018/08/31(金) 23:32:18.61 ID:J/fnfotTo
瑞樹「それじゃあ次は私ね!」

瑞樹「私の可愛い所をポエって貰うわ!」

早苗「んぐっんぐっ……プハーッ! ポエれポエれーっ!」

楓「瑞樹さんの、水着さ……あっこれ全然関係ないうっふふっ!」


武内P「えっ!? いえ、あの……」チラッ

瑞樹「やーっだ、もうっ! ジロジロ見ないで欲しいわ!」

バッシバッシ!

武内P「うんんっ!? あの、ルールが! ルールが、よく!」

566: 2018/08/31(金) 23:35:51.86 ID:J/fnfotTo
楓「それじゃあ、次は私ですね」

楓「けれど……何をポエって貰おうかしら」

早苗「明日の運勢とか良いんじゃない!?」

瑞樹「それだわ! さあ! さあさあさあ!」


武内P「えっ!? いえ、あの……」オロオロ

楓「……!」

バシバシ!

武内P「えっ!? 何故、叩かれて……あの、高垣さん!?」

567: 2018/08/31(金) 23:40:43.31 ID:J/fnfotTo
早苗「はー! なんか今日楽しいわねー!」

瑞樹「わかるぅ~……わっ! ふふっ! 楓ちゃん、わっ!」

楓「わっ! ふふっ、わっ! わっ! うふふっ!」

早苗・瑞樹・楓「わっ!」


武内P「……えっ?」


早苗・瑞樹・楓「……」ジィッ


武内P「……」

武内P「えっ!?」

568: 2018/08/31(金) 23:46:21.21 ID:J/fnfotTo
早苗「はぁ~……ため息、はぁ~……からの、わっ!」

瑞樹「わかるわわかるわわっわっわっ、わわわの、わっ!」

楓「っ……っふふふふっ! わ、わ……うふふふっ!」

早苗・瑞樹・楓「……はぁ」ジィッ


武内P「っ……!」

武内P「わ……わっ///」


早苗・瑞樹・楓「あははっ! わっ! あはははっ!」


武内P「もう……もう、帰してください!」

武内P「お願いします、帰らせてください!」

569: 2018/08/31(金) 23:50:31.95 ID:J/fnfotTo
早苗「じゃあ、アレ! アレやって! アレ!」

瑞樹「わかるわー。アレやらないと、ねぇ?」

楓「はい。帰ると言う話、お受けできません」

武内P「あの……どれでしょうか!?」


早苗「さーて、ここでクエスチョン!」

瑞樹「私達が言ってるアレとは?」

楓「一体、何でしょう♪」


武内P「……」

武内P「えっ!?」

571: 2018/08/31(金) 23:57:28.59 ID:J/fnfotTo
早苗「正解したら、帰ってもいいわよ!」

瑞樹「そうね。グラスも空いてるし、丁度いいもの」

楓「お料理も、もう少ないですし」

武内P「! ほ、本当ですか!?」


早苗「当たり前でしょ! あたし達を信じなさいよね!」

瑞樹「そろそろ日本酒でいいわよね。注文しておくわ」

楓「お刺身は……盛り合わせで、二人前」


武内P「待ってください!」

武内P「そもそも、正解を出す気がありませんね!?」

572: 2018/09/01(土) 00:04:36.71 ID:6G7vBzhxo
早苗「まあまあ! そんな、困った時は!?」

瑞樹「ほらほら! 右手を首筋にやって!」

武内P「えっ、あ……はい」スッ

早苗「んー……な~んか足りないわね」

瑞樹「あっ、そうだわ。左手も首筋! はやく!」

武内P「えっ!? は……はい」スッ

早苗・瑞樹「からのぉ~、少し仰け反ってぇ~」


武内P「……はあ」キュッ


早苗・瑞樹「セクシーポーズ」

楓「っぷふっ!?……っ!……ふっ! ふっく、ふ、ふふふっ!」


武内P「勘弁していただけますか!?」

573: 2018/09/01(土) 00:12:55.20 ID:6G7vBzhxo
早苗「いやぁー、セクシーだったわーギルティーだわー」

瑞樹「急なセクシーずるいわずるいわー、晴れ時々セクシー」

楓「ふふっ! あっ、待ってまだっふふっ! ふうっ、ふっふふっ!」

武内P「……」

早苗「んもー、何よ! ムスッとしちゃってー!」

瑞樹「怒ったなら、右手はそのままで、左手は腰に!」


武内P「……」キュッ


早苗・瑞樹「セクシーポーズ」

楓「ふううっ……!? お腹、お腹いたっ、いたたっくふふっ!」


武内P「あの、本当に帰っていいですか!?」

574: 2018/09/01(土) 00:20:13.70 ID:6G7vBzhxo
早苗「まあまあ! セクシーすぎてごめ……あっははっ!」

瑞樹「耐えるのよ早苗ちゃ、ぷっ、うっく……笑うふふぅっ!」

楓「……ふぅ……ふぅ……落ち着いて……あ駄目、うふふっ!」

武内P「……」


武内P「セクシーです」キュッ


早苗・瑞樹・楓「っ、ふうっふ、ふうっくっくっくっく!」


「お待たせしました。ご注文の品、お持ちしました」


武内P「っ!?」ビクッ!

武内P「あっ、いえ、はっ、はい」ワタワタ!


早苗・瑞樹・楓「あはっはははははっ!」

576: 2018/09/01(土) 00:27:48.47 ID:6G7vBzhxo
早苗「はー……! はー……! 今の……今のは!」

瑞樹「ふっふふっ! ずるいわー、今のはずるいわー、っくく!」

楓「はー……頬が上がっちゃって、戻りません……ふふっ!」

武内P「……」


武内P「カンパーイ!」


早苗・瑞樹・楓「カンパーイ♪」


武内P「んぐんぐっ……プハーッ!」

武内P「……」

武内P「あの、普通に黒ビールが回ってきたのですが!?」

577: 2018/09/01(土) 00:36:27.26 ID:6G7vBzhxo
早苗「でも……キミって、よく付き合ってくれるわよね」

武内P「いえ、あの……帰りt」

瑞樹「ええ、何だかんだ言いながら、最後まで……ね」

武内P「ですから、その……帰しt」

楓「本当に、感謝してるんですよ」

武内P「……」


武内P「皆さん」

武内P「そう仰っていただけるのは、嬉しいのですが……はい」

武内P「そろそろ、帰っt」


早苗・瑞樹・楓「カンパーイ♪」


武内P「……カンパイ」

579: 2018/09/01(土) 00:50:10.39 ID:6G7vBzhxo
早苗「……でもま、これ片付けたら出ましょっか」

瑞樹「そうねぇ……あー、今日も笑ったわー!」

楓「プライベートのこういう時間も、大事ですよね」


武内P「っ!」

武内P「お開き、ですか!?」


早苗・瑞樹・楓「えっ?」


武内P「……」

武内P「えっ?」

580: 2018/09/01(土) 00:55:48.28 ID:6G7vBzhxo
早苗「いやいやいや……はぁ? 何言ってるの?」

武内P「えっ!? いえ……店を出る、と」

瑞樹「そうは言ったけど、お開きとは言ってないわ」

武内P「えっ!? あの……店を変えるだけ、ですか!?」

楓「えっ? 帰りたいって……仰ってたじゃないですか」

武内P「えっ!? それは……言いました、が」


早苗・瑞樹・楓「……」


武内P「……」

武内P「待ってください」

581: 2018/09/01(土) 01:05:25.57 ID:6G7vBzhxo
早苗「……あ、友紀ちゃん来るって! やったわね!」

武内P「何がですか!?」

瑞樹「エースで四番だもの、わかるわ」

武内P「何がですか!?」

楓「一緒に、笑顔で!」

武内P「何がですか!?」


早苗・瑞樹・楓「宅飲み」


武内P「待ってください」

武内P「……」

武内P「待ってください! 宅とは、一体!?」

582: 2018/09/01(土) 01:18:59.24 ID:6G7vBzhxo
早苗「……お、釣れた釣れた! もう三人釣れたわよ!」

武内P「あの、皆さん!?」

瑞樹「ふふっ! 今日のタクシー代は、私が出すわ!」

武内P「待ってください!」

楓「ふふっ! わたくし、は、タクシーに乗って……うふふっ!」

つんつんっ!

武内P「つんつんしないでください!」


武内P「あの! まさかとは思いますが、皆さん!?」


早苗・瑞樹・楓「ピンポーン♪」


武内P「……!?」

583: 2018/09/01(土) 01:36:23.01 ID:6G7vBzhxo
武内P「……皆さん、二軒目はどうしますか?」

早苗「やめとくわ。あたし……もう、大分酔ってるし」

武内P「でっ、でしたら! もう、帰った方が!」

瑞樹「そうね。途中、スーパーに寄って帰らないと」

武内P「ご自宅に! ご自宅に、お願いします!」

楓「ふふっ! うふっ、うふふっ! ふふふっ!」

つんつんっ!

武内P「高垣さん!? あの、何故つんつんを!?」


早苗・瑞樹・楓「……」ジイッ


武内P「……!?」


早苗・瑞樹・楓「失礼します」ニコッ!



おわり

引用元: 武内P「ムラムラ、ですか」