1: 2018/10/16(火) 00:10:09.792 ID:FxS0e2tG0.net
友「よっしゃ、カラオケ行こうぜ！」
男「悪い、俺これから用事あるんだ」
友「あっ、もしかしてデートか？」
男「……まぁな」
友「聞いた話じゃ、お前の彼女ってサバサバ系なんだって？」
男「サバサバ系、ねえ……」
男（ていうか、サバなんだけどね……）
男「悪い、俺これから用事あるんだ」
友「あっ、もしかしてデートか？」
男「……まぁな」
友「聞いた話じゃ、お前の彼女ってサバサバ系なんだって？」
男「サバサバ系、ねえ……」
男（ていうか、サバなんだけどね……）
6: 2018/10/16(火) 00:12:12.903 ID:FxS0e2tG0.net
男「お待たせー！」
サバ「あっ、来た来た～」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
男「待った？」
サバ「ううん、全然！」
男「よかったぁ～。それじゃ映画でも観に行こうか」
サバ「あっ、だったらサバイバル映画にしよっ！」
男（さすがサバ……）
サバ「あっ、来た来た～」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
男「待った？」
サバ「ううん、全然！」
男「よかったぁ～。それじゃ映画でも観に行こうか」
サバ「あっ、だったらサバイバル映画にしよっ！」
男（さすがサバ……）
8: 2018/10/16(火) 00:15:06.364 ID:FxS0e2tG0.net
男「面白かったね」
サバ「うん、最高だったわ！」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
サバ「特に絶望的な状況でも最後まで諦めない主人公に感動しちゃった！」
男「分かる！ やっぱ男ってのはああでなくっちゃね！」
サバ「うふふっ！」ﾋﾞﾁｯ
サバ「……う！」
サバ「うん、最高だったわ！」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
サバ「特に絶望的な状況でも最後まで諦めない主人公に感動しちゃった！」
男「分かる！ やっぱ男ってのはああでなくっちゃね！」
サバ「うふふっ！」ﾋﾞﾁｯ
サバ「……う！」
10: 2018/10/16(火) 00:17:24.228 ID:FxS0e2tG0.net
サバ「ハァ、ハァ、ハァ……」
男「ど、どうしたの！？」
サバ「息が苦しくて……地上にいすぎたかしら……」
男（かなり長い映画だったからな……）
男「すぐ近くに海がある！ 急いで向かおう！」
サバ「あ、ありがとう……」
男「ど、どうしたの！？」
サバ「息が苦しくて……地上にいすぎたかしら……」
男（かなり長い映画だったからな……）
男「すぐ近くに海がある！ 急いで向かおう！」
サバ「あ、ありがとう……」
16: 2018/10/16(火) 00:21:16.052 ID:FxS0e2tG0.net
― 海 ―
ｻﾞｻﾞｰﾝ…
男「さぁ、海だ！」
サバ「嬉しい～！」
男「ハハハ、まるで水を得た魚だね」
サバ「だってあたし、魚だもん！」
男「そっか！」
ｻﾞｻﾞｰﾝ…
男「さぁ、海だ！」
サバ「嬉しい～！」
男「ハハハ、まるで水を得た魚だね」
サバ「だってあたし、魚だもん！」
男「そっか！」
18: 2018/10/16(火) 00:23:13.647 ID:FxS0e2tG0.net
男「待て～！」ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ
サバ「こっちこっち～！」ｽｲｽｲ
男「やっぱり速いなぁ……俺も水泳やってたのに、とても泳ぎじゃ追いつけないよ」
サバ「えへへっ」ｽｲｽｲ
サメ「青春だねえ……」
サバ「こっちこっち～！」ｽｲｽｲ
男「やっぱり速いなぁ……俺も水泳やってたのに、とても泳ぎじゃ追いつけないよ」
サバ「えへへっ」ｽｲｽｲ
サメ「青春だねえ……」
20: 2018/10/16(火) 00:23:30.602 ID:9JEf4wNod.net
さっさと食べようぜ
21: 2018/10/16(火) 00:25:08.514 ID:FxS0e2tG0.net
友「彼女とはどうだ？」
男「ああ、うまくいってるよ」
友「いいなぁ～」
友「あ、そうだ！ 今度お前の彼女に会わせてくれよ！ 一度会ってみたかったんだ！」
男「ん～……いいけど」
男「ああ、うまくいってるよ」
友「いいなぁ～」
友「あ、そうだ！ 今度お前の彼女に会わせてくれよ！ 一度会ってみたかったんだ！」
男「ん～……いいけど」
22: 2018/10/16(火) 00:26:09.847 ID:cFk0VkNdp.net
冷めてるな
24: 2018/10/16(火) 00:26:30.482 ID:wrgzacpZd.net
サバ娘ですらないのか・・
25: 2018/10/16(火) 00:30:04.057 ID:FxS0e2tG0.net
サバ「こんにちは～！」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
友「こ、こんにちは」
友（サバサバ系じゃなくて、まさかサバだったとは……）
友「えぇ～と、年はいくつなの？」
サバ「17歳ですっ」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
友「へぇ～、若いねえ！」
男（本当はもっと上なのに……サバ読んでやがる）
友「こ、こんにちは」
友（サバサバ系じゃなくて、まさかサバだったとは……）
友「えぇ～と、年はいくつなの？」
サバ「17歳ですっ」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
友「へぇ～、若いねえ！」
男（本当はもっと上なのに……サバ読んでやがる）
27: 2018/10/16(火) 00:33:27.538 ID:FxS0e2tG0.net
ﾍﾟﾁｬｸﾁｬ… ﾍﾟﾁｬｸﾁｬ…
男「へぇ～、パソコン壊れちゃったのか」
友「ああ、買い換えたいけど、どれにしたらいいのか分からないんだよな」
サバ「あっ、だったらオススメのパソコンあるわよ！」
友「えっ、パソコン詳しいの？」
サバ「うん、あたしパソコン関係の仕事してるから！」
友「え、意外！ そうなんだ！」
男「サーバー管理をやってるんだって」
男（サバだけに、ね……）
男「へぇ～、パソコン壊れちゃったのか」
友「ああ、買い換えたいけど、どれにしたらいいのか分からないんだよな」
サバ「あっ、だったらオススメのパソコンあるわよ！」
友「えっ、パソコン詳しいの？」
サバ「うん、あたしパソコン関係の仕事してるから！」
友「え、意外！ そうなんだ！」
男「サーバー管理をやってるんだって」
男（サバだけに、ね……）
28: 2018/10/16(火) 00:35:13.159 ID:FxS0e2tG0.net
2月14日――
サバ「そろそろ冷蔵庫から出してもいいかな……」
ｼﾞｬﾝ!
サバ「できた！」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
サバ「あたし手作りのチョコレート！ 喜んでもらえるといいなぁ……」
サバ「そろそろ冷蔵庫から出してもいいかな……」
ｼﾞｬﾝ!
サバ「できた！」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
サバ「あたし手作りのチョコレート！ 喜んでもらえるといいなぁ……」
30: 2018/10/16(火) 00:38:12.065 ID:FxS0e2tG0.net
サバ「ねえ……」
男「ん？」
サバ「はいっ、バレンタインデーのプレゼント！」ｻｯ
男「えっ、これはまさか……」
サバ「チョコレートよ！」ﾋﾞﾁｯ
男「……！ 嬉しいよ、ありがとう！」
男「ん？」
サバ「はいっ、バレンタインデーのプレゼント！」ｻｯ
男「えっ、これはまさか……」
サバ「チョコレートよ！」ﾋﾞﾁｯ
男「……！ 嬉しいよ、ありがとう！」
31: 2018/10/16(火) 00:39:42.022 ID:bcC608+J0.net
でもベッドの上じゃマグロなんだろ？
32: 2018/10/16(火) 00:40:40.487 ID:FxS0e2tG0.net
男「さっそく、いただきます！」ﾊﾟｸｯ
男「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ｷﾞﾄｷﾞﾄ… ﾇﾒﾇﾒ…
男「うん、脂がよくのってておいしい！」
サバ「よかったー！」
男「……ん？」ｼｭｩｩｩｩ…
男「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ｷﾞﾄｷﾞﾄ… ﾇﾒﾇﾒ…
男「うん、脂がよくのってておいしい！」
サバ「よかったー！」
男「……ん？」ｼｭｩｩｩｩ…
34: 2018/10/16(火) 00:43:52.304 ID:FxS0e2tG0.net
男「な、なんだ！？ 体が急にスリムになって……！」ｼｭｩｩｩ…
男「うおおおーっ！ どうなってんだこれ！？」ｶﾞｯｼﾘ
サバ「きっとあたしの脂が作用したのよ！」
男「そうか！ サバの脂には中性脂肪を減らすDHAやEPAが豊富だっていうもんね！」
男「おかげでダイエットできたよ！ ありがとう！」
サバ（やだ……ますますステキになっちゃった……）ﾋﾟﾁｯ
男「うおおおーっ！ どうなってんだこれ！？」ｶﾞｯｼﾘ
サバ「きっとあたしの脂が作用したのよ！」
男「そうか！ サバの脂には中性脂肪を減らすDHAやEPAが豊富だっていうもんね！」
男「おかげでダイエットできたよ！ ありがとう！」
サバ（やだ……ますますステキになっちゃった……）ﾋﾟﾁｯ
35: 2018/10/16(火) 00:47:08.715 ID:FxS0e2tG0.net
それからおよそ三週間後――
男（明日はいよいよ“あの日”だ……）
男（明日のために用意したプレゼントを、彼女に渡そう！）
男（――ん？）
TV『今日の≪おいしく健康≫ではサバを特集します』
男（明日はいよいよ“あの日”だ……）
男（明日のために用意したプレゼントを、彼女に渡そう！）
男（――ん？）
TV『今日の≪おいしく健康≫ではサバを特集します』
36: 2018/10/16(火) 00:49:06.243 ID:FxS0e2tG0.net
TV『サバはとっても栄養が豊富なんです！』
TV『しかし、いたみやすいという特徴もあるので、サバの水煮缶で食べるのがオススメです』
TV『なるほどぉ～』
男「……」
男（この番組って視聴率高いし、影響力すごいんだよな……）
男（なんだか嫌な予感がする……）
TV『しかし、いたみやすいという特徴もあるので、サバの水煮缶で食べるのがオススメです』
TV『なるほどぉ～』
男「……」
男（この番組って視聴率高いし、影響力すごいんだよな……）
男（なんだか嫌な予感がする……）
39: 2018/10/16(火) 00:56:12.033 ID:FxS0e2tG0.net
次の日――
男「やぁ！」
サバ「急に呼び出してどうしたの？」
男「実は……渡したいものがあるんだ」
サバ（渡したいもの？）
サバ（ホワイトデーにはまだ早いし……なんだろ？）
男「やぁ！」
サバ「急に呼び出してどうしたの？」
男「実は……渡したいものがあるんだ」
サバ（渡したいもの？）
サバ（ホワイトデーにはまだ早いし……なんだろ？）
40: 2018/10/16(火) 00:58:05.100 ID:FxS0e2tG0.net
黒服A「動くな！」ｻｯ
男「！」
サバ「！」
男「なんだお前……！？」
黒服B「おっと、こっちにもいるんだぜ！」ｶﾞｯ
男「ぐわっ……！」ﾄﾞｻｯ
サバ「何するのよ！」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
黒服A「ボスが昨日の≪おいしく健康≫を見て、サバの水煮缶を欲しがってるのだがどこも売り切れなのだ」
黒服A「女……お前にはボスのために水煮缶になってもらうぞ」
男「！」
サバ「！」
男「なんだお前……！？」
黒服B「おっと、こっちにもいるんだぜ！」ｶﾞｯ
男「ぐわっ……！」ﾄﾞｻｯ
サバ「何するのよ！」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
黒服A「ボスが昨日の≪おいしく健康≫を見て、サバの水煮缶を欲しがってるのだがどこも売り切れなのだ」
黒服A「女……お前にはボスのために水煮缶になってもらうぞ」
41: 2018/10/16(火) 01:00:09.579 ID:FxS0e2tG0.net
黒服A「お前にはこっちに来てもらおうか！」ｶﾞｼｯ
黒服B「大人しくしやがれ！」ｶﾞｼｯ
サバ「いや……はなして！ はなしてぇぇぇぇぇ！」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
男「待て……待てーっ！！！」
黒服B「大人しくしやがれ！」ｶﾞｼｯ
サバ「いや……はなして！ はなしてぇぇぇぇぇ！」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
男「待て……待てーっ！！！」
43: 2018/10/16(火) 01:03:07.324 ID:FxS0e2tG0.net
男（彼女が連れ去られてしまった……）
男「くそう……どうすればいいんだ……」
サメ「取り戻すしかないだろうな」
男「サメさん！？」
サメ「奴らの匂いは覚えた……オレが連れていってやろう」
男「あ、ありがとう……！」
サメ「なぁに、オレもお前らの青春する姿を見て、ずいぶん癒やされた……その礼さ」
男「くそう……どうすればいいんだ……」
サメ「取り戻すしかないだろうな」
男「サメさん！？」
サメ「奴らの匂いは覚えた……オレが連れていってやろう」
男「あ、ありがとう……！」
サメ「なぁに、オレもお前らの青春する姿を見て、ずいぶん癒やされた……その礼さ」
44: 2018/10/16(火) 01:05:30.869 ID:FxS0e2tG0.net
ｻﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ
サメ「着いたぞ。ここが奴らのいる屋敷だ」
サメ「オレはあまり陸では動けんから手伝うことはできん……許せ」
男「ここまで来れば大丈夫！」
男「俺が必ず彼女を取り戻してみせる！」
サメ「フッ、期待しているぞ」
サメ「着いたぞ。ここが奴らのいる屋敷だ」
サメ「オレはあまり陸では動けんから手伝うことはできん……許せ」
男「ここまで来れば大丈夫！」
男「俺が必ず彼女を取り戻してみせる！」
サメ「フッ、期待しているぞ」
45: 2018/10/16(火) 01:05:34.426 ID:ztHGyhDo0.net
鮫の嗅覚の鋭さを知る>>1
46: 2018/10/16(火) 01:06:01.712 ID:wW11f4N+r.net
やだサメさん素敵
47: 2018/10/16(火) 01:07:51.279 ID:FxS0e2tG0.net
― 屋敷内 ―
黒服A「き、貴様は！？ もう追いついてきたのか……」
男「彼女を返せ！」
黒服A「そういうわけにはいかんな……」
黒服A「我らのボスは健康食品の類が大好きでな。あの女はサバの水煮缶となるのだ！」
男「……だったら戦うまでだ！」
黒服A「き、貴様は！？ もう追いついてきたのか……」
男「彼女を返せ！」
黒服A「そういうわけにはいかんな……」
黒服A「我らのボスは健康食品の類が大好きでな。あの女はサバの水煮缶となるのだ！」
男「……だったら戦うまでだ！」
48: 2018/10/16(火) 01:08:06.756 ID:qV9TWylY0.net
黒服がサメの餌に
49: 2018/10/16(火) 01:08:31.329 ID:uuDrrhln0.net
サメさんに抱かれたい
50: 2018/10/16(火) 01:10:54.878 ID:F16aHqa50.net
サメだけにこしゃくな奴めｗｗｗ
51: 2018/10/16(火) 01:13:39.517 ID:FxS0e2tG0.net
黒服A「ちなみに貴様、身長はいくつだ？」
男「170cmだ！」
黒服A（なるほど……ならばこの間合いで戦えば相手の攻撃は届かない！）ｻｻｯ
男「でりゃっ！」
バキィッ！
黒服A「がふっ！ ……な、なぜ！？ この距離、身長170cmの手足では届かないはず……！」
男「実際には173cmだ」
黒服A「油断させるためにサバを読んでいたということか……」ｶﾞｸｯ
男「170cmだ！」
黒服A（なるほど……ならばこの間合いで戦えば相手の攻撃は届かない！）ｻｻｯ
男「でりゃっ！」
バキィッ！
黒服A「がふっ！ ……な、なぜ！？ この距離、身長170cmの手足では届かないはず……！」
男「実際には173cmだ」
黒服A「油断させるためにサバを読んでいたということか……」ｶﾞｸｯ
53: 2018/10/16(火) 01:15:01.116 ID:FxS0e2tG0.net
黒服B「てめえはさっきの！」
男「さっきはよくもやってくれたな……今度はこっちの番だ！」
黒服B「ふん、また同じ目にあわせてやらぁっ！」
男「むんっ！」ｶﾞｼｯ
黒服B「ぐえっ！？」
黒服B（く、首を絞められ……！）
男「これが……“絞めサバ”だ」
黒服B「つ、つええ……」ｶﾞｸｯ
男「さっきはよくもやってくれたな……今度はこっちの番だ！」
黒服B「ふん、また同じ目にあわせてやらぁっ！」
男「むんっ！」ｶﾞｼｯ
黒服B「ぐえっ！？」
黒服B（く、首を絞められ……！）
男「これが……“絞めサバ”だ」
黒服B「つ、つええ……」ｶﾞｸｯ
55: 2018/10/16(火) 01:16:48.157 ID:FxS0e2tG0.net
男「お前がボスか！」
ボス「ほう、よくここまで来れたな……褒めてやろう」
サバ「来てくれたのね！」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
男「彼女を返せ！」
ボス「いいだろう……返してやる」
ボス「ただし……私を倒せたらなァ！！！」
ボス「ほう、よくここまで来れたな……褒めてやろう」
サバ「来てくれたのね！」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
男「彼女を返せ！」
ボス「いいだろう……返してやる」
ボス「ただし……私を倒せたらなァ！！！」
56: 2018/10/16(火) 01:18:57.616 ID:FxS0e2tG0.net
ボス「ゆくぞ！」ｼｭﾊﾞｯ
ガッ！ バキッ！ ドカッ！
男「は、速い……！」
ボス「フフフ、日頃から健康食品を食べまくっている私に敵はない！」
ボス「氏ねぇい！」
バキィッ！！！
男「ぐは……っ！」
サバ「いやぁぁぁっ！ やめてぇぇぇっ！」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
ガッ！ バキッ！ ドカッ！
男「は、速い……！」
ボス「フフフ、日頃から健康食品を食べまくっている私に敵はない！」
ボス「氏ねぇい！」
バキィッ！！！
男「ぐは……っ！」
サバ「いやぁぁぁっ！ やめてぇぇぇっ！」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
57: 2018/10/16(火) 01:22:19.784 ID:FxS0e2tG0.net
男「ま、まだだ……！」ﾖﾛｯ…
ボス「まだ立てるのか……！」
男「どんな絶望的な状況でも、俺は諦めない……映画の主人公のように！」
ボス「主人公だと？ 笑わせるな！ 主役はこの私だ！ お前はこれから氏ぬのだ！」
男「……」ﾖﾛﾖﾛ… ｶﾞｼｯ
ボス「？」
ボス「なに抱きついてきているんだ。とっととはなさんか！」
男「抱きついたんじゃあない……これは――」
ボス「まだ立てるのか……！」
男「どんな絶望的な状況でも、俺は諦めない……映画の主人公のように！」
ボス「主人公だと？ 笑わせるな！ 主役はこの私だ！ お前はこれから氏ぬのだ！」
男「……」ﾖﾛﾖﾛ… ｶﾞｼｯ
ボス「？」
ボス「なに抱きついてきているんだ。とっととはなさんか！」
男「抱きついたんじゃあない……これは――」
58: 2018/10/16(火) 01:22:47.652 ID:96ZYbtVy0.net
なんでこのスレ開いちゃったんだろう…
60: 2018/10/16(火) 01:25:15.859 ID:FxS0e2tG0.net
男「必殺の“サバ折り”だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！！」
ﾊﾞｷﾎﾞｷﾍﾞｷﾊﾞｷﾎﾞｷｺﾞｷｯ
ボス「ぐぎゃぁぁぁぁぁっ！！！」
ﾄﾞｻｯ…
男「健康に自信があるらしいが、カルシウム不足だったな……」
ﾊﾞｷﾎﾞｷﾍﾞｷﾊﾞｷﾎﾞｷｺﾞｷｯ
ボス「ぐぎゃぁぁぁぁぁっ！！！」
ﾄﾞｻｯ…
男「健康に自信があるらしいが、カルシウム不足だったな……」
62: 2018/10/16(火) 01:27:19.546 ID:Fiz8dP/Dr.net
ワロタ
64: 2018/10/16(火) 01:28:28.054 ID:FxS0e2tG0.net
サバ「助けてくれてありがとう！」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁｯ
男「無事でよかった……」
男「ところで、はいこれ」ｽｯ…
サバ「！」
サバ「これは……プランクトンで作った結婚指輪！？」
男「ああ、だって今日は3月8日……“サバの日”だろう？」
サバ「あっ……！」ｷｭﾝｯ
男「無事でよかった……」
男「ところで、はいこれ」ｽｯ…
サバ「！」
サバ「これは……プランクトンで作った結婚指輪！？」
男「ああ、だって今日は3月8日……“サバの日”だろう？」
サバ「あっ……！」ｷｭﾝｯ
65: 2018/10/16(火) 01:30:09.744 ID:FxS0e2tG0.net
男「結婚しよう」
サバ「はい……！」
サメ「青春だねえ……」
こうして二人は結婚した――
サバ「はい……！」
サメ「青春だねえ……」
こうして二人は結婚した――
67: 2018/10/16(火) 01:32:39.753 ID:96ZYbtVy0.net
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
面白かった
サバちゃんと男さんに幸あれ
面白かった
サバちゃんと男さんに幸あれ
68: 2018/10/16(火) 01:33:49.613 ID:FxS0e2tG0.net
それからおよそ10年後……
娘「ただいまー！」ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ
男「お帰り」
サバ「お帰りなさい」
娘「今日も友達とたっぷり遊んできちゃった！」
男「……」
男「お前は俺たちの子供だけど……半魚人ってことでイジメられたりしてないか？」
娘「ん～」
娘「そりゃあ、時々からかわれることはあるけど……」
娘「ただいまー！」ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ
男「お帰り」
サバ「お帰りなさい」
娘「今日も友達とたっぷり遊んできちゃった！」
男「……」
男「お前は俺たちの子供だけど……半魚人ってことでイジメられたりしてないか？」
娘「ん～」
娘「そりゃあ、時々からかわれることはあるけど……」
71: 2018/10/16(火) 01:36:19.497 ID:FxS0e2tG0.net
娘「全然気にしないしー！ そんな奴はウロコでゴリゴリしてやるしー！」
娘「それに水泳じゃ、あたしに勝てる奴一人もいないんだから！」
娘「むしろ半魚人って生まれてよかったーって思ってるわ！」
男「我が娘ながら、サバサバしてるなぁ……頼もしい」
サバ「いったい誰に似たのかしらねえ……」
おわり
娘「それに水泳じゃ、あたしに勝てる奴一人もいないんだから！」
娘「むしろ半魚人って生まれてよかったーって思ってるわ！」
男「我が娘ながら、サバサバしてるなぁ……頼もしい」
サバ「いったい誰に似たのかしらねえ……」
おわり
72: 2018/10/16(火) 01:36:28.692 ID:Q/VYhTejp.net
久しぶりに心が暖かくなっている
76: 2018/10/16(火) 01:40:22.017 ID:gaSuxcHd0.net
おもろい
乙
乙
78: 2018/10/16(火) 02:05:50.962 ID:Fiz8dP/Dr.net
乙
鯖尽くしなSSだった
鯖尽くしなSSだった
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります