357: 2017/11/20(月) 20:01:40.39 ID:Pfdjp9MCo
先に>>356書きます
武内P「三村さん、間食をやめましょう」
武内P「三村さん、間食をやめましょう」
358: 2017/11/20(月) 20:03:49.80 ID:Pfdjp9MCo
武内P「以前、それで問題が起こりましたが……もう限界のようです」
かな子「……」
武内P「カ口リー計算云々の次元を越えてしまっている、私はそう考えます」
かな子「……」
ガサゴソ…
かな子「マシュマロ美味しい~」
武内P「話を聞いていますか、三村さん?」
かな子「……」
武内P「カ口リー計算云々の次元を越えてしまっている、私はそう考えます」
かな子「……」
ガサゴソ…
かな子「マシュマロ美味しい~」
武内P「話を聞いていますか、三村さん?」
359: 2017/11/20(月) 20:06:10.87 ID:Pfdjp9MCo
武内P「マシュマロを置いてください」
かな子「……」モタモタ
武内P「名残惜しそうにしないでください」
かな子「……」
武内P「はい、ありがとうございます」
かな子「……」
スッ…
武内P「置いてすぐに取ろうとしないでください」
かな子「……」モタモタ
武内P「名残惜しそうにしないでください」
かな子「……」
武内P「はい、ありがとうございます」
かな子「……」
スッ…
武内P「置いてすぐに取ろうとしないでください」
360: 2017/11/20(月) 20:08:56.25 ID:Pfdjp9MCo
武内P「三村さん、私は以前カ口リー計算とレッスンの内容で対応すると言いましたね」
かな子「……」コクリ
武内P「結果的にそれは成功し、一時期三村さんの体重は減っていました」
かな子「……」コクリ
武内P「しかし、減少していった体重は元に戻り、一向に減る気配が無くなりました」
かな子「……」
かな子「……」コクリ
武内P「結果的にそれは成功し、一時期三村さんの体重は減っていました」
かな子「……」コクリ
武内P「しかし、減少していった体重は元に戻り、一向に減る気配が無くなりました」
かな子「……」
361: 2017/11/20(月) 20:12:26.77 ID:Pfdjp9MCo
武内P「三村さん、こちらを御覧ください」
かな子「……」
武内P「これが今の貴女のレッスン――いえ、最早トレーニング内容です」
かな子「……」
武内P「一つお聞きしますが、今、貴女はベンチプレスで何キロを?」
かな子「120」
武内P「お菓子を食べるためにパワーキャラになるなど、聞いたことがありません」
かな子「……」
武内P「これが今の貴女のレッスン――いえ、最早トレーニング内容です」
かな子「……」
武内P「一つお聞きしますが、今、貴女はベンチプレスで何キロを?」
かな子「120」
武内P「お菓子を食べるためにパワーキャラになるなど、聞いたことがありません」
363: 2017/11/20(月) 20:15:54.43 ID:Pfdjp9MCo
武内P「確かに、筋肉を鍛えれば基礎代謝が上がります」
かな子「……」
武内P「ですが、どう考えても鍛えすぎです」
かな子「……」
武内P「トレーナーの皆さんが口を揃えて言っていました」
かな子「……」
武内P「『あの子の肉体には神が宿っている』と」
かな子「えへへ♪」
武内P「あまり、おかしな物を宿さないでください」
かな子「お菓子?」
武内P「違います」
かな子「……」
武内P「ですが、どう考えても鍛えすぎです」
かな子「……」
武内P「トレーナーの皆さんが口を揃えて言っていました」
かな子「……」
武内P「『あの子の肉体には神が宿っている』と」
かな子「えへへ♪」
武内P「あまり、おかしな物を宿さないでください」
かな子「お菓子?」
武内P「違います」
364: 2017/11/20(月) 20:19:27.74 ID:Pfdjp9MCo
武内P「見た目が変わっていないのが不思議でなりません」
かな子「……」
武内P「その……失礼ですが、二の腕を触っても宜しいでしょうか?」
かな子「はい、良いですよ」
武内P「ありがとうございます。では、失礼します」
ふにふに
かな子「……」
武内P「……少しふっくらしている、普通の腕ですね」
かな子「……」
武内P「その……失礼ですが、二の腕を触っても宜しいでしょうか?」
かな子「はい、良いですよ」
武内P「ありがとうございます。では、失礼します」
ふにふに
かな子「……」
武内P「……少しふっくらしている、普通の腕ですね」
365: 2017/11/20(月) 20:22:05.29 ID:Pfdjp9MCo
武内P「では、少し力を入れてみていただけますか?」
かな子「わかりました」
武内P「よろしくお願いします」
かな子「えいっ!」
メキメキィッ!
武内P「……突然、腕が丸太にすり替わったかと思いました」
かな子「お菓子作りって、結構力を使うんですよー」
武内P「お菓子どころか、色々粉々になりますよ」
かな子「わかりました」
武内P「よろしくお願いします」
かな子「えいっ!」
メキメキィッ!
武内P「……突然、腕が丸太にすり替わったかと思いました」
かな子「お菓子作りって、結構力を使うんですよー」
武内P「お菓子どころか、色々粉々になりますよ」
366: 2017/11/20(月) 20:24:28.42 ID:Pfdjp9MCo
武内P「……ありがとうございました」
かな子「……」
武内P「三村さん、やはり間食は控えましょう」
かな子「……」
スッ…
武内P「話の途中でマシュマロに手を伸ばさないでください」
かな子「……」
かな子「……」
武内P「三村さん、やはり間食は控えましょう」
かな子「……」
スッ…
武内P「話の途中でマシュマロに手を伸ばさないでください」
かな子「……」
367: 2017/11/20(月) 20:29:02.83 ID:Pfdjp9MCo
武内P「間食を控え、トレーニングをレッスンにしていきましょう」
かな子「……」
武内P「確かに、現状でも問題が無いと不満に思うかもしれません」
かな子「……」
武内P「ですが、今の三村さんはアイドルの皮を被った別の何かになろうとしています」
かな子「!?」
武内P「……お気づきいただけた様で幸いです」
かな子「……」
武内P「確かに、現状でも問題が無いと不満に思うかもしれません」
かな子「……」
武内P「ですが、今の三村さんはアイドルの皮を被った別の何かになろうとしています」
かな子「!?」
武内P「……お気づきいただけた様で幸いです」
368: 2017/11/20(月) 20:32:38.33 ID:Pfdjp9MCo
武内P「事務所内にも、小さくですが波紋が広がっています」
かな子「……」
武内P「『地面に根が生えているかのように、微動だにしなかった』」
かな子「……」
武内P「これは、日野さんからの証言です」
かな子「体幹も、鍛えてます」
武内P「はい、どちらもアイドルの発言とは少し違いますね」
かな子「……」
武内P「『地面に根が生えているかのように、微動だにしなかった』」
かな子「……」
武内P「これは、日野さんからの証言です」
かな子「体幹も、鍛えてます」
武内P「はい、どちらもアイドルの発言とは少し違いますね」
369: 2017/11/20(月) 20:35:59.53 ID:Pfdjp9MCo
武内P「緒方さんからも、証言があがっています」
かな子「!?」
武内P「『一緒に四葉のクローバーを探していたら、手が緑色の汁まみれだった』」
かな子「……」
武内P「力を制御できず、葉をすりつぶしてしまっているじゃないですか」
かな子「……」
かな子「!?」
武内P「『一緒に四葉のクローバーを探していたら、手が緑色の汁まみれだった』」
かな子「……」
武内P「力を制御できず、葉をすりつぶしてしまっているじゃないですか」
かな子「……」
370: 2017/11/20(月) 20:37:41.58 ID:Pfdjp9MCo
武内P「双葉さんからも、証言があがっています」
かな子「!?」
武内P「『ハイタッチしたら5m吹っ飛んだ』」
かな子「……」
スッ…
武内P「心を落ち着けるためにマシュマロを食べようとしないでください」
かな子「!?」
武内P「『ハイタッチしたら5m吹っ飛んだ』」
かな子「……」
スッ…
武内P「心を落ち着けるためにマシュマロを食べようとしないでください」
371: 2017/11/20(月) 20:41:11.17 ID:Pfdjp9MCo
武内P「三村さん、もう、選択肢は二つに一つです」
かな子「……」
武内P「お菓子を我慢し、アイドルの道を進むのか」
かな子「……」
武内P「お菓子を我慢せず、力を追い求めるのか」
かな子「……」
武内P「決めましょう、三村さん」
かな子「……」
武内P「お菓子を我慢し、アイドルの道を進むのか」
かな子「……」
武内P「お菓子を我慢せず、力を追い求めるのか」
かな子「……」
武内P「決めましょう、三村さん」
372: 2017/11/20(月) 20:44:42.53 ID:Pfdjp9MCo
かな子「私は……」
武内P「……」
かな子「これからも、アイドルを続けていきたいです」
武内P「……」
かな子「だけど……お菓子を我慢出来るかわからないんです」
武内P「……」
かな子「もしも私がお菓子に手を出しそうになった時、止めて貰えますか?」
スッ…
武内P「早速手が出ていますよ」
武内P「……」
かな子「これからも、アイドルを続けていきたいです」
武内P「……」
かな子「だけど……お菓子を我慢出来るかわからないんです」
武内P「……」
かな子「もしも私がお菓子に手を出しそうになった時、止めて貰えますか?」
スッ…
武内P「早速手が出ていますよ」
373: 2017/11/20(月) 20:48:33.44 ID:Pfdjp9MCo
武内P「三村さん、最早それは禁断症状かと」
かな子「美味しいから大丈夫ですよ~」
武内P「!? 止まってください!」
かな子「最後にこれだけ~」
武内P「ダイエットに失敗する人の常套句じゃないですか!」
かな子「美味しいから大丈夫ですよ~」
武内P「くっ……!」
ガシッ!
かな子「マシュマロ食べた~い」
武内P「なんてパワーだ……!」
かな子「美味しいから大丈夫ですよ~」
武内P「!? 止まってください!」
かな子「最後にこれだけ~」
武内P「ダイエットに失敗する人の常套句じゃないですか!」
かな子「美味しいから大丈夫ですよ~」
武内P「くっ……!」
ガシッ!
かな子「マシュマロ食べた~い」
武内P「なんてパワーだ……!」
374: 2017/11/20(月) 20:55:35.67 ID:Pfdjp9MCo
武内P「三村さん! 正気に戻ってください!」
かな子「美味しいから大丈夫ですよ~」
武内P「止まらない……!」
かな子「うふふっ♪」
武内P「くっ……!」
武内P「――ショコラ・ティアラ!ショコラ・ティアラ!」
かな子「……Ready Ready Step!」
武内P「……止まった……!」
かな子「美味しいから大丈夫ですよ~」
武内P「止まらない……!」
かな子「うふふっ♪」
武内P「くっ……!」
武内P「――ショコラ・ティアラ!ショコラ・ティアラ!」
かな子「……Ready Ready Step!」
武内P「……止まった……!」
375: 2017/11/20(月) 21:00:31.85 ID:Pfdjp9MCo
・ ・ ・
かな子「……止めてくれて、ありがとうございました」
武内P「いえ、私は手助けをしただけです」
かな子「えっ?」
武内P「止まったのは貴女の、アイドルを続けたいという意思です」
かな子「……」
武内P「しかし、間食をやめるというのは難しそうですね」
かな子「……」
かな子「……止めてくれて、ありがとうございました」
武内P「いえ、私は手助けをしただけです」
かな子「えっ?」
武内P「止まったのは貴女の、アイドルを続けたいという意思です」
かな子「……」
武内P「しかし、間食をやめるというのは難しそうですね」
かな子「……」
376: 2017/11/20(月) 21:04:11.73 ID:Pfdjp9MCo
武内P「そうですね……では、今後も間食は続ける方向でいきましょう」
かな子「!」
武内P「しかし、食べるお菓子はこちらで用意した物になります」
かな子「……」
武内P「お菓子作りも、味見をする危険性が大きいので全面的に禁止に」
かな子「!?」
武内P「こちらは……そうですね、日曜大工等の、他のモノ作りで対応していきましょう」
かな子「……」
かな子「!」
武内P「しかし、食べるお菓子はこちらで用意した物になります」
かな子「……」
武内P「お菓子作りも、味見をする危険性が大きいので全面的に禁止に」
かな子「!?」
武内P「こちらは……そうですね、日曜大工等の、他のモノ作りで対応していきましょう」
かな子「……」
377: 2017/11/20(月) 21:10:25.81 ID:Pfdjp9MCo
武内P「三村さん、貴女はとても魅力的なアイドルです」
かな子「……」
武内P「しかし、今の貴女はパワーオブパワー、筋肉の塊です」
かな子「……」
武内P「ですが、貴女ならばきっと昔の自分を取り戻せる」
武内P「……私は、そう確信しています」
かな子「……」
スッ…
武内P「マシュマロに手を伸ばさないでください」
かな子「……」
武内P「しかし、今の貴女はパワーオブパワー、筋肉の塊です」
かな子「……」
武内P「ですが、貴女ならばきっと昔の自分を取り戻せる」
武内P「……私は、そう確信しています」
かな子「……」
スッ…
武内P「マシュマロに手を伸ばさないでください」
378: 2017/11/20(月) 21:16:51.83 ID:Pfdjp9MCo
・ ・ ・
武内P「今回は、私も驚きました」
かな子「プロデューサーさんのおかげで、すっかり元通りです♪」
武内P「まさか、三日足らずで元通りとは……」
かな子「うふふっ、頑張りました♪」
武内P「……」
かな子「それで……この前のマシュマロって、まだ残ってますか?」
武内P「残っていますが……あの、まさかそのために?」
かな子「マシュマロ食べた~い♪」
武内P「いえ、ですが……」
かな子「美味しいから大丈夫ですよ~」
おわり
武内P「今回は、私も驚きました」
かな子「プロデューサーさんのおかげで、すっかり元通りです♪」
武内P「まさか、三日足らずで元通りとは……」
かな子「うふふっ、頑張りました♪」
武内P「……」
かな子「それで……この前のマシュマロって、まだ残ってますか?」
武内P「残っていますが……あの、まさかそのために?」
かな子「マシュマロ食べた~い♪」
武内P「いえ、ですが……」
かな子「美味しいから大丈夫ですよ~」
おわり
380: 2017/11/20(月) 21:26:07.23 ID:8kYC1aG8O
おつ
かな子の食い煩いで事務所がヤベェことになるかと思った
かな子の食い煩いで事務所がヤベェことになるかと思った
引用元: 武内P「大人の魅力、ですか」
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esusokuhou
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