852: 2017/11/29(水) 21:14:44.34 ID:abVgxl3vo
では、そんな感じのを


武内P「キラキラエフェクト、ですか?」

853: 2017/11/29(水) 21:17:17.59 ID:abVgxl3vo
卯月「はい♪ 楓さん、とってもキラキラしてました♪」

未央「うん! なんかもう、オーラが違ったよね!」

凛「あれがアイドルの輝きなのかな、って思った」

武内P「なるほど、そういう事でしたか」

卯月「いつか、私もああやって輝けるようになるのかなぁ」

武内P「そうですね……試しにエフェクトをかけてみましょうか」

卯月「へっ?」


未央・凛「んっ?」
アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場(1) (電撃コミックスEX)
854: 2017/11/29(水) 21:19:47.83 ID:abVgxl3vo
武内P「皆さんには……まだ少し早いと思っていたのですが」

卯月「ちょっ、ちょっと待ってください!」

未央「エフェクトをかけるって、えっ? どういう事?」

凛「どうせ映像にエフェクトをかけるって意味でしょ」

武内P「いえ……今から、島村さんに、と言う意味ですが」

卯月「ふえっ!?」


未央・凛「はっ?」

855: 2017/11/29(水) 21:24:52.28 ID:abVgxl3vo
武内P「いずれはご自身で、普段も輝きをコントロール出来るようになると思います」

卯月「ぷ、プロデューサーさん!?」

未央「やばいよ、目がマジだ」

凛「……普段もって、どういう事?」

武内P「皆さん、仕事中やライブの時などは、エフェクトを自然に発生させていますよ」

卯月「私が……もう、キラキラしてるって事ですか?」

武内P「はい、その通りです」


未央「……どうする、しぶりん?」

凛「……とりあえず様子を見ようか」

856: 2017/11/29(水) 21:30:52.18 ID:abVgxl3vo
武内P「考えてみれば、貴女達はもう立派なアイドルです」

武内P「キラキラエフェクトをキチンと理解した方がいい頃合いでしょう」

武内P「そうでなければ、すぐにファンの方に囲まれてしまいますから」

卯月「確かに、この前も凛ちゃん達と一緒に、ファンの人に囲まれそうに……」

武内P「! もう、既に問題が……?」

卯月「ああいえ! その時は走って逃げられたんですけど……」

武内P「……これは、一刻も早くキラキラエフェクトを理解する必要がありますね」


未央「あー、かみやんと一緒に逃げた時の話?」

凛「うん、多分そうだと思う」

857: 2017/11/29(水) 21:34:52.72 ID:abVgxl3vo
武内P「初めは私がエフェクトをかけて補助します」

卯月「ほ、補助ですか?」

武内P「はい。一度意識出来れば、エフェクトのオンオフも自然とわかるようになりますから」

卯月「き、緊張します……!」

武内P「大丈夫です、島村さん……貴女の特技は何ですか?」

卯月「私の特技……――笑顔! はいっ、笑顔は自信があります♪」ニコッ

武内P「良い、笑顔です」


未央「あれがキラキラエフェクト?」

凛「特に変わりないね」

858: 2017/11/29(水) 21:39:43.44 ID:abVgxl3vo
武内P「それでは、いきます」

卯月「はいっ♪ 島村卯月、頑張ります♪」


武内P「プロデュゥゥゥス!」

シャランラ~


卯月「えっ? もう、キラキラエフェクトがかかってるんですか?」キラキラ


未央「なんかキラキラしてる!? あっ、やばい、しまむーがめっちゃ可愛く見える!?」

凛「……どうしよう、なんだか卯月にチューしたくなってきた……!?」


卯月「ふえぇ!?///」キラキラ

859: 2017/11/29(水) 21:46:37.55 ID:abVgxl3vo
卯月「ふ、二人共からかわないでください!」キラキラ

未央「はあああああん何なのしまむー可愛すぎるんだけど!」

凛「ねえ、良いよね卯月。私達、友達だもんね。ねえ、チューして良いよね」

武内P「!? 島村さん、輝きを抑えてください!」

卯月「そ、そんな事言われても、どうすれば……!?」キラキラ

未央「ひいいいい!? 困ってるしまむーもキュートすぎいいい!」ジタバタ

凛「卯月……んんー……」チュパチュパ

卯月「り、凛ちゃん!? 口をチュパチュパさせながら来ないでー!?」キラキラ

860: 2017/11/29(水) 21:52:19.25 ID:abVgxl3vo
武内P「何か下品な事を! 下品な事を言ってください!」

卯月「げ、下品な事!? えーと、えーっと……!?」キラキラ

未央「もうやめてえええ! これ以上可愛い姿を見せないでえええ!」ビクンビクン

凛「んんんんー……」チロチロチロチロ

卯月「……ち、ち……」キラキラ


卯月「ちんちん! ちんちん、ちんちん! おちんちん!」


未央「……っ! しまむーの輝きが収まった……!?」

凛「……卯月の必氏の叫び、私達に届いたよ」

卯月「わ、わわ、忘れてくださいー!///」

861: 2017/11/29(水) 21:57:46.38 ID:abVgxl3vo
武内P「しかし……島村さんの輝きは、想像以上でしたね」

卯月「そ、そうですか? 自分では、よくわからなかったです」

未央「もうね、ヤバかったよ。何しても超可愛く見えたもん!」

凛「私も、卯月の唇って柔らかそうだな、チューしたいなとしか思わなかった」

卯月「あぅ……///」

武内P「島村さんは、今後はご自宅で一人の時にエフェクトの練習をされた方が良いですね」

卯月「はい……一人じゃないと、その、大変な事になっちゃいますもんね」


未央・凛「……」

862: 2017/11/29(水) 22:06:23.48 ID:abVgxl3vo
未央「それじゃあ、次は私がエフェクトをかけてもらおうかな!」

卯月「……私、避難してようかな」

凛「一人だけ逃げようたって、そうはいかないよ。最後まで付き合ってもらうから」

卯月「そ、そんなぁ!?」

武内P「……そうですね、先程の島村さんの事もありますし、」

未央「あらかじめ下品な台詞を考えておけ、でしょ? わかってるって!」ニコッ

武内P「……良い、笑顔です」


卯月「き、緊張しますね」

凛「ふふっ、卯月も、さっきの私達の気分を味わうと良いよ」

卯月「もー! 凛ちゃーん!」

863: 2017/11/29(水) 22:11:36.36 ID:abVgxl3vo
武内P「それでは、いきます」

未央「本田未央、行っきまーす!」


武内P「プロデュゥゥゥス!」

シャランラ~


未央「さあ、どうよ! 未央ちゃんのキラキラは!」ホワ~


卯月「あっ、淡い光が……見てて、とっても……」

凛「なんだか目に優しいね」


未央「ちょいちょーい!?」ホワ~

864: 2017/11/29(水) 22:17:10.79 ID:abVgxl3vo
未央「なんか……なんかなんかだよ!?」ホワ~

卯月「でも……ずっと見ていたくなるような……」フラフラ

凛「よくわからないから……もっと近くで見るよ、未央」フラフラ

未央「し、しまむー? しぶりん?」ホワ~

武内P「! いけません! 二人共、既にエフェクトにやられています!」

卯月「未央ちゃん……」フラフラ

凛「未央……」フラフラ

未央「良かった! 私、ちゃんとアイドルとして輝けてた!」ホワ~

865: 2017/11/29(水) 22:20:50.50 ID:abVgxl3vo
武内P「本田さん、早く下品な台詞を!」

未央「オッケー! ブーブーブー、オナラぶぅ♪」ホワ~

卯月「未央ちゃん……とっても可愛いです……」フラフラ

凛「未央……私と結婚しようか……」フラフラ

未央「とっ、止まらないんだけど!?」ホワ~

武内P「今のでは可愛すぎます! もっと下品に!」

未央「も、もっと下品に!?」

867: 2017/11/29(水) 22:26:35.85 ID:abVgxl3vo
未央「もっと下品になんて……えと、えと……」ホワ~

卯月「未央ちゃん……可愛い……可愛い……!」フラフラ

凛「子供は何人がいいかな……きっと、未央に似て可愛いよ……」フラフラ

未央「下品……う、う……」ホワ~


未央「うんこー! うんこぶりぶりぶりー!」


卯月「……」

凛「……」

未央「二人共、何か言って!? ねえ、お願いだから!」

武内P「本田さん、あの……さすがに今のは……」

未央「ごめん、やっぱり何も言わないで」

868: 2017/11/29(水) 22:32:57.98 ID:abVgxl3vo
武内P「本田さんの輝きも……はい、とても素晴らしいものでしたね」

未央「そっ、そうだね!」

卯月・凛「……」

武内P「しかし、やはり今後は自宅で練習をされた方が良いですね」

未央「うんうん! やー、輝きがすごくて困っちゃうなー!」

卯月・凛「……」

未央「ねえ引きずらないで、お願いだから!」

卯月「ご、ごめんね未央ちゃん。ちょっと、ビックリしちゃって」

凛「わかった……ぶり」

未央「はっはっは! しぶりんはぶっとばされたいのかなー?」

869: 2017/11/29(水) 22:37:30.97 ID:abVgxl3vo
未央「とにかく! 次はしぶりんの番ね!」

凛「いや、私は良いよ」

卯月「!? 凛ちゃん、ずるくないですか!?」

未央「おいおいしぶりーん? ここに来て逃げようたって、そうはいかないぜ!」

凛「だって、下品な事を言わなきゃいけないんでしょ? 嫌だよ、私」

武内P「しかし……今後のために、必要になるかと」

凛「ふーん。アンタ、私が下品な事言ってるの聞きたいんだ?」

武内P「あの、いえ……! 決して、そういうわけでは……!」

凛「……ふふっ、冗談だよ」

武内P「……」

870: 2017/11/29(水) 22:40:56.33 ID:abVgxl3vo
凛「下品な事って、卯月と未央が言ったのと同じようなので良いんでしょ」

卯月「あっ、ずるい!」

未央「あああっ、その手があったかああ!?」

凛「未央のはさすがに恥ずかしいから、卯月のを参考にしようかな」

未央「追い打ちやめてくれない!?」

武内P「……それでは、準備はよろしいでしょうか?」

凛「うん、良いよ」


卯月「凛ちゃん……どうなるんでしょう」

未央「しぶりんは普段からちょっとオーラ出てるもんねぇ」

871: 2017/11/29(水) 22:44:14.30 ID:abVgxl3vo
武内P「それでは、いきます」

凛「行くよ。蒼い風が、駆け抜けるように」


武内P「プロデュゥゥゥス!」

シャランラ~


凛「……どうかな?」ビカー!!


卯月「ま、眩しくて何も見えないです!?」

未央「いたたたた! 目が! 目が痛い!」


凛「えっ、そ、そんなに?」ビカー!!

872: 2017/11/29(水) 22:49:12.72 ID:abVgxl3vo
凛「そんなに輝いてる?」ビカー!!

卯月「ううう! 眩しいいいい!」

未央「わかった! もうわかったからやめて!」

凛「……なんか、釈然としないんだけど」ビカー!!

武内P「渋谷さん……! もう、止めていただけないでしょうか……!」

凛「……まあ、しょうがないかな」ビカー!!


凛「ちんちん、おちんちーん」ビカー!!


凛「……止まった?」ビカー!!

卯月「ひいいい!? 油断して思いっきり見ちゃいましたああああ!」

未央「しぶりいいいいん! そういうのやめてよおおおお!」

凛「はっ? えっ?」ビカー!!

873: 2017/11/29(水) 22:56:28.55 ID:abVgxl3vo
武内P「今のでは、まだ弱いようです……!」

凛「弱いって……えっ?」ビカー!!

卯月「もっと! もっと下品に!」

未央「私の方を! はやあああく!」

凛「……わ、わかったよ」ビカー!!


凛「ぶ……ぶりぶりー、うんこぶりぶりー///」ビカー!!


凛「ほ、ほら! これで大丈夫!」ビカー!!

卯月「もうイヤあああ! 助けてママ――!」

未央「渋谷ああああ! よくも騙したああああ! 騙してくれたなあああ!」

武内P「も、もっと大きな声で! う、動きもつける必要がありそうです!」

凛「う、動きも!?」ビカー!!

874: 2017/11/29(水) 23:00:39.42 ID:abVgxl3vo
凛「動きもなんてそんな……嫌だよ!」ビカー!!

卯月「見てませんから! 見えませんから!」

未央「何なら耳も塞いでるから! お願い、早く!」

武内P「渋谷さん、貴女ならきっと出来ます!」

凛「ほ、本当に見ない!? 聞かない!?」ビカー!!

卯月・未央・武内P「……!」コクコク

凛「~~~っ! わかったよ! やるよ! やれば良いんでしょ!?」ビカー!!

875: 2017/11/29(水) 23:10:03.40 ID:abVgxl3vo
凛「……スゥッ……!」ビカー!!


ガチャッ


ちひろ「おは――」


凛「ウンコオオオアアアッ! ハッ! ホッ!」ポコジャガ


ちひろ「……よ……」


凛「ハー、ブリッブリッブリ、ウンコブリリーン!」ポコジャガポコジャガ


ちひろ「……」


凛「ブリブリしすぎて困っちゃウー! ンーコッ! ハイ、ウンコー!」ポコジャガ


ちひろ「……」


凛「――今のはどう!? 私の輝きは消えた!?」ビシッ!


ちひろ「……」


凛「あっ」


ちひろ「綺麗に消し飛んでますよ」




おわり

876: 2017/11/29(水) 23:14:42.39 ID:abVgxl3vo
明日はちょっと早いのでこれで寝ます
おやすみなさい

877: 2017/11/29(水) 23:38:18.90 ID:24fxO3EEO
今まで見てたキラキラエフェクトってアイドルが自前で発生させてたのか…

878: 2017/11/29(水) 23:48:39.87 ID:+B7FYJdd0

880: 2017/11/30(木) 13:29:03.62 ID:vZxz8YySO
危うく声出して笑うところだったわ

引用元: 武内P「大人の魅力、ですか」