903: 2017/11/30(木) 20:13:14.10 ID:0kXFt9DTo

904: 2017/11/30(木) 20:15:33.62 ID:0kXFt9DTo
未央「ほら、男の人っておっOい好きじゃん?」

武内P「そう、ですね……女性の胸に関心がある男性は多いと思います」

凛「プロデューサー。胸じゃなく、おっOいだよ」

武内P「は、はぁ……」

美嘉「ほら、おっOい★ アンタも言いなよ」

武内P「お、おっOい」

未央・凛・美嘉「うんうん」

武内P「待ってください! 意味が、よくわかりません!」

905: 2017/11/30(木) 20:18:08.56 ID:0kXFt9DTo
未央「あっ、別にふざけてるわけじゃないよ、真面目な話!」

武内P「真面目に……はぁ、真面目ですか」

凛「私達もアイドルをしてるとさ、男の人のそういう視線を感じるんだよね」

武内P「それは……はい、そういう場合もあるかと」

美嘉「だからさ、男の人ってどうしてそんなにおっOいが好きなんだろー、って話になって」

武内P「まさか……それを私に聞こうと……?」

未央・凛・美嘉「うん」

武内P「……!?」

906: 2017/11/30(木) 20:20:38.44 ID:0kXFt9DTo
武内P「あの、別に私でなくても聞ける人は居るのでは……?」

凛「そんなの居ないよ」

武内P「で、ですが……」

美嘉「ねえ、アタシがそういう事を聞けると思う?★」

武内P「あっ、はい、すみませんでした」

美嘉「ぶっとばすぞー?★」

武内P「! ほ、本田さんにはご兄弟がいらっしゃいます!」

未央「いやー、家族にそういう話振るのってなんか嫌で」

武内P「……!」

907: 2017/11/30(木) 20:25:04.15 ID:0kXFt9DTo
未央「だからお願い! プロデューサー!」

凛「私達に、男の人がおっOいを好きな理由を教えてよ」

美嘉「教えてくれたら……ンフフ★ 何して欲しい?」

武内P「いえ、特にありません」

美嘉「本当にぶっとばすわよ!?」

未央「落ち着いて美嘉ねぇ! めっちゃ顔怖いから!」

凛「あまりの怒りに、ギャルからガチヤマンバギャルになってるよ」

908: 2017/11/30(木) 20:28:39.74 ID:0kXFt9DTo
未央「そういう視線をちゃんと意識出来るようになればさ」

凛「今後のアイドル活動にも、きっと役立つと思うんだよね」

美嘉「アタシもさ、もっと活躍するためには……その、知っといた方が良いかな、って」

武内P「……なるほど、そういう事でしたか」

未央「! 教えてくれるの!?」

武内P「あくまでも、私個人の見解でよろしければ、ですが」

凛「それで良いよ。まずは、身近な男の人に聞きたかったから」

武内P「……」

美嘉「それじゃあ、余す所なく教えて貰おうかな★」

武内P「……努力します」

909: 2017/11/30(木) 20:32:02.64 ID:0kXFt9DTo
武内P「そうですね……男性のおっOいに対する思考は大きく三つに分けられます」

未央「な、なんだか思ってたよりも本格的な切り出しだね」

武内P「見たい」

未央「見たい……うん、それはわかる」

武内P「揉みたい」

凛「触りたくなるのは……まあ、なんとなく」

武内P「吸い付きたい」

美嘉「すっす、吸い付きたい!?///」

武内P「吸い付きたいは、おっOい全体と言うよりも乳首に重点が置かれています」

未央・凛・美嘉「……///」

910: 2017/11/30(木) 20:36:40.42 ID:0kXFt9DTo
武内P「皆さんが主に感じている視線は、見たい、という欲求によるものですね」

未央「見たいって……服の上からじゃ駄目なの?」

武内P「服の上からでは、全てが見渡せませんから」

凛「やっぱり……全部見たいものなの?」

武内P「確かに、服を着たままの方が良いと言う意見もあります」

美嘉「き、着たまま……」

武内P「しかし、どんな状態でも見たいという欲求には抗いがたいものがあります」

武内P「そうですね……おっOいには目を向けたくなる、輝く世界の魔法がかかっています」

未央「ここで曲名出されると反応に困るからやめて!」

911: 2017/11/30(木) 20:43:12.84 ID:0kXFt9DTo
凛「それじゃあ……揉みたい、っていうのは?」

武内P「そうですね……男性には、おっOいがありません」

美嘉「それが、何か関係あるの?」

武内P「人は、自分には無いものを求める生き物です」

未央「男の人にはおっOいが無いから、揉みたくなる……?」

武内P「ただ触るだけでなく、揉みたくなるのは……握手、のようなものかも知れません」

武内P「わからないから、わかり合おうとする、架け橋の握手……そう、We're the friends!、と」

凛「ねえ、曲名出すのホントやめて」

912: 2017/11/30(木) 20:50:20.34 ID:0kXFt9DTo
美嘉「な、なら、すっすすす、吸い付きたいっていうのは!?」

武内P「これは、人間だけでなく、哺乳類全てにある本能によるものです」

美嘉「本能!?」

武内P「子が母の乳を求めるのは、至極当然の生存本能ヴァルキュリアですから」

凛「衣装が販売されたからって、即飛び火したよ」

武内P「女性よりもその傾向が男性に強いのは、一種の憧憬のようなものでしょう」

武内P「無いものを求めて旅する少年の心……男は皆、Star!!にGOIN'!!!したいものです」

美嘉「畳み掛けてこないで!?」

913: 2017/11/30(木) 20:55:19.61 ID:0kXFt9DTo
武内P「……以上が、私の見解です」

未央・凛・美嘉「……」

武内P「何か、質問はありますか?」

未央「ねえ……やっぱりプロデューサーもおっOい好きなの?」

凛「聞いた」

美嘉「未央って、こういう所ホント凄いと思う」

武内P「そう……ですね、どちらかと言えば好きです」

凛「……ふーん、そうなんだ」

美嘉「へ、へー! アンタも、そういうスケベな所あるんだ!★」

武内P「私も……その、男ですから」

未央・凛・美嘉「……」

914: 2017/11/30(木) 21:02:11.87 ID:0kXFt9DTo
未央「じゃあさ、私達三人の中で誰が一番良いおっOいだと思う!?」

凛「この三人の中でって聞くのはやめなよ」

美嘉「そ、そうだよね……ちょっと恥ずかs」

凛「美嘉に勝ち目がなさすぎる。かわいそうだよ」

美嘉「凛!? いやいや、アタシとアンタ、サイズ変わらないからね!?」

凛「ほらでも……美嘉って、(★人★)、って感じでしょ?」

美嘉「黒くないから! そこまでカリスマ出張してないから!」

武内P「……」

915: 2017/11/30(木) 21:07:09.54 ID:0kXFt9DTo
未央「さあさあ、誰が一番良いおっOいだと思う?」

武内P「そう、ですね……考えた事もありませんでした」

凛「は? 私達に、そんなに魅力が無い、って事?」

武内P「い、いえ! そういう意味ではありません!」

美嘉「それじゃあどういう意味?」

武内P「私はおっOいよりも……貴女達の、笑顔に目が向いてしまいますから」

未央・凛・美嘉「……」

未央「あ、あー……そういう事かー……///」

凛「ふ、ふーん? まあ、悪くないかな……///」

美嘉「う、うん……ヤバ、照れるんですけど……///」

武内P「……」

917: 2017/11/30(木) 21:16:18.47 ID:0kXFt9DTo
武内P「それに、まだ皆さんは十代でいらっしゃいますから」

未央「? 十代のおっOいじゃ駄目なの?」

武内P「年齢を重ねる毎に、魅力的に思う女性の年齢も上がっている気がします」

凛「それじゃあ……二十代のおっOいが良いんだ」

武内P「そうですね、はい、私は、十代よりも二十代の方が」

美嘉「二十代って言うと……」


ガチャッ!


楓「渇い~た風が~♪ 心~通り抜ける♪」


未央・凛・美嘉「なんか来た!?」


楓「溢れ~る想い♪ 連れさ~って欲しい♪」

918: 2017/11/30(木) 21:22:17.17 ID:0kXFt9DTo
楓「ふ~た~りの影♪ 何気~ない会話も♪」


未央「めっちゃ熱唱してる! アピール半端じゃないよ、あれ!」


楓「嫉妬してる♪ 切なくなる♪ これが~恋なの?♪」


凛「二十代の魅力的な女性って聞いて……満を持して登場しました、って感じだね」


楓「あなたしか見えなくなって♪ 想い~育ってくば~かり~♪」


美嘉「ねえ……アンタ的に、楓さんのおっOいはどうなの?」


楓「苦しくて~♪ 見~せ~か~けの笑顔、も、作れな~い~なんて♪」


武内P「高垣さんは魅力的な女性ですが……おっOいを意識した事はありませんね」


楓「……」


バタンッ!


未央・凛・美嘉「サビ前に帰った!?」

919: 2017/11/30(木) 21:28:34.17 ID:0kXFt9DTo
未央・凛・美嘉「……」

武内P「一体、何の用だったのでしょうか……?」

未央「素だ」

凛「素だね」

美嘉「でも、楓さんのおっOいじゃ駄目なの?」

武内P「高垣さんは……手のかかる、仕方のない人だなという印象が強くて」

未央「……居ない所で、本人が聞いたら喜びそうな評価してるよ」

凛「でも、さっきのも合わせてトントンじゃないかな」


<命燃やして~♪ 恋せよ乙女~♪


美嘉「あっ、大丈夫そう。っていうか、チョー機嫌よさそう」

未央・凛・美嘉「……」

武内P「……」

920: 2017/11/30(木) 21:36:36.56 ID:0kXFt9DTo
未央「ねえ……プロデューサーにとって、おっOいって何・」

武内P「自分に無いものを求めるという、探究心をくすぐる物ですね」

凛「……なんだか壮大」

武内P「それと同時に、感触を確かめたいという好奇心を刺激する物です」

美嘉「それで、本能のままに吸い付きたい、と」

武内P「いえ、それは違います」

未央・凛・美嘉「?」

武内P「理性ある人間として、きちんとお願い! シンデレラをしますから」

未央・凛・美嘉「ここでおねシン!?」

武内P「……おっOいは、男を童心に帰らせ、少年の心を呼び覚ます――」



武内P「大人の魅力です」




おわり

923: 2017/11/30(木) 21:53:16.71 ID:0kXFt9DTo
HTML化依頼出してきます

924: 2017/11/30(木) 21:55:42.36 ID:xKUJfkQR0
毎日書いてくれてありがとう楽しかったです。



925: 2017/11/30(木) 22:05:33.69 ID:ihGXX+0lo
乙~

まだまだ次も期待してる

引用元: 武内P「大人の魅力、ですか」