1: 2010/10/14(木) 22:28:48.41 ID:IgmdV1gnO
ゲンドウ「え」

ミサト「ちょ、シンジ君!?」


シンジ「…ああ、思い出したぜ。その髭面……昔、俺を捨てた糞親父だな」


ゲンドウ「…」


ミサト「あなたお父さんになんて口を…」

シンジ「るせえなぁ……俺は捨てられたんだよ。こいつはもう父親じゃねえ…」シュボッ


ゲンドウ「お前…タバコを……」

2: 2010/10/14(木) 22:35:26.35 ID:IgmdV1gnO
ミサト「あなた未成年じゃない!」

シンジ「あーあー、うるせえ……で、髭。俺に何の用だよ?」

ゲンドウ「……」

シンジ「聞いてンのか?おい」


ゲンドウ「あ……」

ゲンドウ「…シ、シンジ…お前を本日づけでエヴァ初号機のパイロットに任命する」


シンジ「おいコラ髭。なに名前で呼んでんだよ」

ゲンドウ「え」


シンジ「いきなり呼び捨てなんて無礼だと思わねえの?ん?」

ゲンドウ「……」


ゲンドウ「…シンジ…君」


ミサト「司令…」

シンジ「誰が名前で呼んでいいっつったコラ。髭抜くぞ」

3: 2010/10/14(木) 22:37:05.04 ID:38VaG9OOO
このあと十億円くらい要求するのがスパシン

4: 2010/10/14(木) 22:37:10.76 ID:WLkdauDqP
悪いシンジだなおい

5: 2010/10/14(木) 22:40:22.83 ID:IgmdV1gnO
ゲンドウ「……碇君」

シンジ「…ふん」


ミサト「( ゚д゚ ) 」

ゲンドウ「それで…碇君。……乗ってもらいたいのだが…」

シンジ「…ん~……どうしようかなあ?」

ミサト「シンジ君!今は非常事態なのよ?あなたしかエヴァに乗れる人間はいないのよ!!」


綾波「…うっ……くぅっ……」

シンジ「…やれやれ、しょうがねえな。俺が乗らなきゃ、この子が乗るんだろ?」

ゲンドウ「あ、あぁ」

シンジ「本当に子供に愛情のない髭だな。荷物か道具にしか見てねえんだな…こりゃ病気だわ」

ゲンドウ「」

7: 2010/10/14(木) 22:42:19.79 ID:IgmdV1gnO
シンジ「ま、この子の為に乗ってやるか…」

ゲンドウ「!」


ミサト「シンジ君…」


シンジ「よお、後は俺に任せな。ゆっくり休んでなよ」

綾波「……?」


シンジ「おい髭、さっさと準備しろ」


ゲンドウ「あ、あぁ」

9: 2010/10/14(木) 22:44:40.89 ID:ZFIyn1MzP
シンジさんパネェっす

10: 2010/10/14(木) 22:45:53.11 ID:IgmdV1gnO
ミサト「エヴァンゲリオン発進!」



ガギョーン


シンジ『おお、中々いい景色だな…で、あれが使徒か……』

サキエル『…』


リツコ「シンジ君、まずは歩く事から…って歩いてる」


ミサト「す、凄い…!」


ズシン ズシン


シンジ『ひゃっはー!ご機嫌だぜえ~!!」

12: 2010/10/14(木) 22:49:17.90 ID:IgmdV1gnO
サキエル『!!』

カッ

シンジ『え?』


チュドオオオォォン!!!!!!


ミサト「シンジ君!?」

マヤ「初号機直撃しました!!損傷率20%!!」


シンジ『いででで…!て、てめえいきなりかぁ~~…!マジかコラァ~~……!!!』


マヤ「あれ、シンクロ率が上がってます」


冬月「ユイ君そっくりだな」

ゲンドウ「…ああ………」

13: 2010/10/14(木) 22:50:39.15 ID:crqRI2P90
ユイもこんなんなのかよwww

15: 2010/10/14(木) 22:52:53.05 ID:IgmdV1gnO
シンジ『ぶっ頃す!!!』


ドゴオオォッ
サキエル『!!?』


リツコ「ケ、ケンカキック!?」


マヤ「シンクロ率がさらに上昇!!」


ミサト「ええ、彼は小学校を中退した後、これまでずっと一人で生きてきたのよ。身を守る術は心得ているわ!!」


ゲンドウ「…」


17: 2010/10/14(木) 22:57:03.16 ID:IgmdV1gnO
チュドオオオーォォン


マヤ「使徒殲滅!!」

リツコ「早っ、1分で?」


シンジ『うおおおお!!やったぞコラアアァァ!!!』
初号機『ウオオオオオオオオオオ!!!』


ミサト「ちょっち問題がありそうだけど…彼なら使徒と十分に戦えるわ!!」


ゲンドウ「……ユイと完全に同調している…」

冬月「彼女の血を思いっきり引いたな」

ゲンドウ「」ガクブル

18: 2010/10/14(木) 23:00:00.48 ID:IgmdV1gnO
シンジ「ヒュー、どんなもんよ」


ミサト「お疲れさまシンジ君!」

リツコ「驚いたわ。随分喧嘩慣れしているのね」


シンジ「へっ、まあね…」シュボ


ミサト「こら!未成年~?」


シンジ「いーじゃねえの。タバコぐらい」

ミサト「全く…不良少年が……」


リツコ「まあまあ」


冬月「打ち解けているぞ」

ゲンドウ「…」

22: 2010/10/14(木) 23:05:53.78 ID:IgmdV1gnO
シンジ「じゃあ俺は帰るわ」

ミサト「送っていくわ」

シンジ「いいよ。歩いてゆっくり行くさ」

リツコ「シンジ君、使徒が現れたらまた頼むわよ」


シンジ「金は出るんだろ?」

ミサト「ええ…司令が判断すると思うけど…」


シンジ「おい髭!そこにいんのはわかってんだよ!!」


ゲンドウ「!」


シンジ「金はちゃんと振り込んどけよ!わかったな!?」


ゲンドウ「あ……あぁ。…今日はよくやってくれたな、シンジ」

シンジ「……おい」

ゲンドウ「……碇君」

24: 2010/10/14(木) 23:08:54.61 ID:IgmdV1gnO
シンジ「ああ、あの子によろしく言っといてくれや」

ゲンドウ「わかった…」

シンジ「金忘れんなよ」

ゲンドウ「はぃ…あ、あぁ」


リツコ「使徒と戦ってすぐ動けるなんてね」

ミサト「彼、黙ってたけどこれからドカタのバイトみたいよ」


おわり

26: 2010/10/14(木) 23:10:52.80 ID:9ODUCQZLO
ドカタのバイト…

苦労人よのぉ……

27: 2010/10/14(木) 23:11:13.75 ID:cWKTqty+O
ゲンドウは何故ユイと結婚したのか?

37: 2010/10/14(木) 23:27:35.14 ID:5FljuWK30
俺は好きだぜ
ゆとりだからか

引用元: ゲンドウ「久しぶりだな」シンジ「誰だお前」