1:◆Vysj.4B9aySt 22/12/10(土) 14:18:17 ID:PxZj
由愛「じゃあ、聖ちゃんはお肉を。小春ちゃんはお野菜を選んでくださいね」

聖・小春『はーい』

由愛「ふふっ、二人から(それぞれの担当)プロデューサーさんに何か作りたいって相談された時はびっくりしちゃったけど」

「こないだ千枝ちゃんに冬のお鍋の作り方を聞いててよかった」

「ん?」



愛梨「……」ドヨーン



由愛「あれは……愛梨さん?」

2: 22/12/10(土) 15:58:15 ID:PxZj
みんなで仲良くお鍋を食べる(意味深)話です

よろしかったらどうぞ

3: 22/12/10(土) 16:04:02 ID:PxZj
由愛「愛梨さん……?」

愛梨「……」フラフラ

由愛(どうしたんだろう……話しかけても返事がないし……)オドオド



小春「あ、愛梨さ~ん!」

聖「こ、小春ちゃん…あまり大きい声だと……」

愛梨「……」フラフラ

由愛「あ、小春ちゃんに聖ちゃん」

小春「どうしたんですか~?愛梨さんは天然さんでしたが、ここまでひどくなるなんて~」

由愛「小春ちゃん」

聖「生気……感じられない……?」

由愛「え……愛梨さん!?」

愛梨「」

グラッ

バタン

DHS『っ!?』

『愛梨さーん!』

21: 22/12/11(日) 00:16:06 ID:0y9W

――女子寮

心「これでよし……と」

志保「もう大丈夫だよ」

由愛「あ、ありがとうございます」ペコリ

智絵里「でもどうしちゃったんだろう……」

美穂「来週の誕生日のケーキは大丈夫なんでしょうか?」

みく「美穂チャンは空気読むにゃ……」



愛梨「ぅ……ぅん……」

心「お、気がついたか?」

愛梨「ここ……は……?」

みく「女子寮にゃ。愛梨チャンが倒れたってドリホスの子達が連絡をくれて、芳乃ちゃんがここに運んだにゃ」

愛梨「え……でも、私……さっきまで事務所に……」

「あ」

ポロポロ

「やだ……涙が……」ポロポロ

心「……」ダキッ

愛梨「はぁと……さん……」

心「いいんだ。今は思いっきり泣いて……」

愛梨「あ……わ、私……」ポロポロ

「Pさんが……浮気して……私じゃ駄目みたいに……」ポロポロ



「ぅ……うわぁぁぁぁぁんっ!」

心「……」ヨシヨシ

5: 22/12/10(土) 16:24:13 ID:PxZj
――しばらくして

ギィ

みく「どうだったにゃ?」

心「あぁ、志保の作ったパフェを食べて今は寝ているよ」

志保「誕生日の後から何も食べてないみたいで……」

聖「だから……」

智絵里「でも……愛梨さんのプロデューサーさんが浮気だなんて……」

小春「愛梨さんって~、夕美さんや藍子さんのプロデューサーさんみたいに~らぶらぶだったはずですよね~」

みく「……ここにいるみんな全員して、Pチャンと関係があるアイドルばかりだにゃ。だから、浮気なんかされたら……」

みんな『……』

みく「だから、みんなはその浮気相手というのじゃないはずにゃ」





由愛(Pさんに浮気されたら……)

(そんな……生きていける自信がないよ……)

フラッ

(あ……)

バタン



ユメチャン?

由愛(薄れゆく意識の中で……)

シッカリ!

(私を呼ぶ声が聞こえる気がしました……)

6: 22/12/10(土) 16:34:06 ID:PxZj
…………………
………………
……………
…………
………
……

みく「というわけで、愛梨チャンのPチャンを探し出して徹底的に問いつめるにゃ!」

心「志希から自白剤は借りてきたぞ☆」

志保「響子ちゃんとまゆちゃんから鮪包丁を借りてきました!」

智絵里「我が名は智絵里。緒方智絵里。国父、倭の赤子にして天に代わりて不義を討つ皇軍の兵士。そして陛下の剣なり!」

「見よ、この大和魂の神髄を。今こそ勇戦奮闘でもって必ずや皇国の不朽を勝ち取らん!!」エイ、チョップデス!

聖「わわわっ、ぼ、暴力は……」

みく「問題ないにゃ!これも乙女心を弄んだ愛梨チャンのPチャンが悪いにゃ!!」

7: 22/12/10(土) 16:36:32 ID:PxZj
志保「うーん」

小春「どうかしましたかぁ~?」

志保「これで実は」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ホワンホワン

愛梨P「人聞きの悪い!評判のお店でアップルパイを買ってきて、プロデューサー仲間で食べてただけだって!」

愛梨「私が作りたかったのにぃ~」

8: 22/12/10(土) 16:38:51 ID:PxZj
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ホワンホワン

志保「とかになりそうで……」



みんな『……』



みく「ありうる……愛梨チャンならありうるにゃ」

心「とりあえず、愛梨が目覚めたら詳しく聞いてみるか」

聖「そ、それに……由愛ちゃんを置いていけないし……」

9: 22/12/10(土) 16:51:21 ID:PxZj
心「とりあえず愛梨が目を覚ますのを待つか」

みく「賛成だにゃ」



「その必要はないのでしてー」



智絵里「その声は……」

美穂「芳乃ちゃん?」



芳乃「はいー」

12: 22/12/10(土) 21:25:42 ID:PxZj
――愛梨と由愛が寝ている部屋の前

芳乃「皆のものー、お静かにー」

ボソボソ

みく「何か聞こえるにゃ」

11: 22/12/10(土) 16:58:30 ID:PxZj
愛梨P(以下P)「すまん」ペコリ

若葉「ごめんなさい」ペコリ

ネネ「止めることができなくてごめんなさい」ペコリ

愛梨「あ、大丈夫です。そういうことでしたらいくらでも作りますので」

由愛「えっと……?」

P「由愛ちゃんには説明しないとな」

若葉「実は……」

ネネ「私のSR【ほほえみの温度】
no title

を撮影した後なんですけど……」

14: 22/12/10(土) 21:34:17 ID:PxZj
――撮影終了後

――事務所

若葉「ただいま戻りましたー」

ネネ「お疲れさまです」

愛梨P「お疲れさま。お二人共、今日はもう上がってもいいですよ」

若葉「あれ?私のPさんは?」

ネネ「そういえば私のPさんも……?」

愛梨P「お二人のプロデューサーなら、今会議中ですから……」

若葉「この時間に会議ってことは、また遅くなりそうですね」

ネネ「またご飯を作ってあげられませんね……」

愛梨P「私も、最近愛梨にまともに家で会ったのは誕生日の日だけですからね」

若葉「お互い大変ですね」

15: 22/12/10(土) 22:03:02 ID:PxZj
若葉「ところで……」

愛梨P「ん?」

若葉「さっきからいい香りがするそれは……?」

愛梨P「これですか?」

「さっき、愛梨が差し入れをしてくれたんですよ」パカッ

つ【焼きたてアップルパイ】

ネネ「わぁ、さすがは愛梨さんの手作りです。おいしそうですねぇ、若葉さん」

若葉「」

ネネ「若葉さん?」

若葉「」ヨダレダラー

ネネ「若葉……さん?」

愛梨P「よ、よかったら、一緒に食べますか?」オズッ

若葉「いいんですかっ!?」ガバッ

愛梨P「愛梨が飲み物を買って「いただきまーす!」パクッ



バタン

ガタッ



愛梨P・ネネ『え……』ソーッ



愛梨「あ……あ……」

16: 22/12/10(土) 22:07:40 ID:PxZj
愛梨P「あ、愛梨……これは……」

ネネ「もぅ、若葉さん!」

若葉「あ、愛梨ちゃん……ごめn「うぅ……」



愛梨「プロデューサーさんの浮気者ーっ!!」バッ

愛梨P「」

若葉「愛梨ちゃん、違うの!待って!」

愛梨P「」

ネネ「あ、愛梨さんのプロデューサーさん?」

愛梨P「」チーン

若葉「し、しんでる……?」



?「……しんでるしんでれら?」

?「楓さん、さすがに今はやめましょうか」

17: 22/12/10(土) 22:15:44 ID:PxZj
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ホワンホワン

若葉「で、芳乃ちゃんを呼んで、私たちと一緒に加蓮ちゃんがよく逝くとこまで探して呼び戻して」

由愛(逝くって……実際にお亡くなりになったんですね)

芳乃(賽の河原で間に合いましたー)

由愛(うわぁ……)

ネネ「で、愛梨さんも探して貰って……で、遅くなったんです」

愛梨P「ごめんな、愛梨。もっとしっかりしていれば」

愛梨「うぅん、私こそプロデューサーさんを信用してあげられなくてごめんなさい」

愛梨P「いいんだ。アイドルがどんなに迷惑をかけても何とかするのがプロデューサーの仕事だからな」

「さらに言えば、愛する人が困っていて見過ごすことなんかできない」

愛梨「プロデューサーさん……」

愛梨P「愛梨……」

愛梨「ん……」

チュッ!





由愛「わわわっ……」

若葉「お熱いことで……」

ネネ「いいなぁ……」ボソッ

22: 22/12/11(日) 00:19:31 ID:0y9W

――部屋の扉の外

みく「うわぁ……女子寮なのにキスなんかやるかにゃあ」

芳乃「よきかなよきかなー」

心「ま、仲直りできたってことでよしとすっか☆」

志保「ですね」

智絵里「じゃあ、解散ってことで」



聖「あ」

小春「せっかくですから~」

みんな『?』

19: 22/12/10(土) 22:24:55 ID:PxZj
――女子寮

グツグツ

ネネ「えっとご一緒してもいいんですか?」

小春「はい~」

由愛「じゃあ、熱いですから気を付けて……」

若葉「スペアリブが一本丸ごと入ったカレー鍋なんですね」

聖「たしか……唯さんの自信作とか……」

みく「一人用鍋だからお肉の取り合いにならないにゃ」

智絵里「はぁとさんとみくちゃん、いつも喧嘩してますからね」

みく「そういう恥ずかしいことはバラさないにゃ!」

志保「はいはい、それじゃあみんな手を合わせて」



みんな『いただきます!』

20: 22/12/10(土) 22:29:35 ID:PxZj
――同じ頃

愛梨「はい、Pさん。あーん」

P「うん。うまいな」

愛梨「じゃあ、次は私も」

P「じゃあ、ふーっふーっ」

「あーん」

愛梨「はーい、はふっほふっ……美味しいですね」

P「愛梨と一緒だからな」

愛梨「……カレーって汗かいちゃいますね」ヌギヌギ

P「おいおい、既にトップレスだぞ」

愛梨「熱いから大丈夫ですよ」

P「そんなこと言うと」ギュッ

愛梨「やんっ、えOちぃ」

P「デザートに愛梨を食べちゃうからな」チュッ

愛梨「はいっ、たくさん召し上がれ」チュッ



おしまい

23: 22/12/11(日) 00:22:13 ID:0y9W
頼子のSRに由愛と小春、そしてネネのSRに若葉がいてうれしい

でも、金がないや……(とときんも出してないしさぁ)

では読んでくださった方へ、ボックヴルスト入りの温かいアイントプフを

引用元: 【モバマス】愛梨「Pさんに……浮気されちゃいました」