515: 2017/12/22(金) 20:09:50.14 ID:hM2/6zoso
とりあえず、今でてるのは全部やってみます


>>481書きます



武内P「私と諸星さんが、ですか?」

516: 2017/12/22(金) 20:11:33.13 ID:hM2/6zoso
莉嘉「うん! チョーお似合いだと思うんだよね☆」

みりあ「うんうん! みりあも、ずっと思ってたの!」

きらり「ちょ、ちょっと、二人とも~!」

武内P「……」

莉嘉「きらりちゃん優しいし、P君どう思う?」

みりあ「ねえねえ、きらりちゃん、可愛いよね?」

武内P「……」
アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場(12) アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場 (電撃コミックスEX)
517: 2017/12/22(金) 20:13:52.19 ID:hM2/6zoso
きらり「こら~! 二人とも、Pちゃんをあんまり困らせちゃメッ、だゆ!」

莉嘉「えー! だって、ホントにそう思うんだもん!」

武内P「いえ……私などには、諸星さんは勿体無い女性だと思います」

みりあ「えー! そんな事ないよ! プロデューサー、カッコイイよ!」

武内P「……」

莉嘉「P君、何気に背が高いし、仕事も出来るし!」

みりあ「きらりちゃんは、プロデューサーの事どう思う?」

きらり「ど、どうって言われても……こ、困るにぃ」

518: 2017/12/22(金) 20:15:53.89 ID:hM2/6zoso
武内P「城ヶ崎さん、赤城さん」

莉嘉・みりあ「何?」

武内P「確かに、諸星さんはとても、素敵な方です」

莉嘉・みりあ「うん!」

きらり「ぴ、Pちゃん!?///」

武内P「ですが、私はプロデューサーで、彼女はアイドルです」

莉嘉・みりあ・きらり「……」

武内P「なので、あまりそう言った話はよろしくありません」

519: 2017/12/22(金) 20:18:09.80 ID:hM2/6zoso
莉嘉「……ちぇーっ! つまんないの!」

みりあ「でも、プロデューサーときらりちゃん、本当にお似合いだと思うんだけどなぁ」

莉嘉「アタシ、二人が付き合ったら絶対イイ感じだと思う」

武内P「あの……話が、続いているのですが」

きらり「そ、そうだゆ。もうこの話はおしま~い!」

莉嘉・みりあ「あっ、そうだ!」

武内P・きらり「?」

莉嘉・みりあ「アイドルじゃなかったら、どう!?」

520: 2017/12/22(金) 20:20:11.58 ID:hM2/6zoso
武内P「アイドルじゃ……」

きらり「……なかったら?」

莉嘉「そう! もし、きらりちゃんがアイドルじゃなかったら!」

みりあ「だったら、プロデューサーと付き合ってもいいよね?」

武内P「しかし、実際は諸星さんはアイドルで……」

莉嘉「もしも、の話だよ! ねっ、それならどう思う?」

みりあ「ねえねえ、きらりちゃんもどう思う?」

武内P・きらり「……」

521: 2017/12/22(金) 20:23:14.41 ID:hM2/6zoso
武内P「そう、ですね……それは、考えたこともありませんでした」

きらり「きらりも、そういう風に考えたこと、なかったかもかも……」

莉嘉「Pくん! アイドルじゃない場合、きらりちゃんはどう?☆」

武内P「一人の女性として見た時……いえ、諸星さんは17歳ですから」

みりあ「じゃあじゃあ、ハタチ! ハタチくらいだったら?」


武内P「どストライクですね」


莉嘉・みりあ「きゃーっ!///」

きらり「ぴ、Pちゃん!?/// な、な、何言ってるにぃ!?///」

522: 2017/12/22(金) 20:27:43.41 ID:hM2/6zoso
武内P「諸星さんは、アイドルとして活躍出来る程の魅力を持った方です」

武内P「加えて、優しさ、気配り上手さ、明るさ等、良い点は挙げればキリがありません」

武内P「ご自身の身長に、少しコンプレックスがあるようですが――」

きらり「あ、あの……///」


武内P「こうして並ぶと……はい、可愛らしい女性です」

きらり「……にょ、にょわー……///」



莉嘉「ヤバイ! アタシ達、キューピットになっちゃうカモ☆」

みりあ「ねえねえ、本当に付き合っちゃいなよ!」

523: 2017/12/22(金) 20:30:58.37 ID:hM2/6zoso
武内P「……いえ、残念ながらそれは有り得ません」

莉嘉・みりあ「なんで!?」

武内P「諸星さんの様な素敵な方が、私を選ぶはずがありませんから」

きらり「~~~っ、Pちゃん!」

武内P「も、諸星さん!?」

きらり「それ以上言うと、きらり、本気で怒っちゃうゆ!」

武内P「あの……何故、でしょうか?」

きらり「Pちゃん! そこに座るにぃ!」

武内P「は、はい」


莉嘉「きらりちゃん……」

みりあ「本気で怒ってる……」

524: 2017/12/22(金) 20:33:40.69 ID:hM2/6zoso
きらり「あのね、きらりは、Pちゃんにと~っても感謝してるの」

武内P「……」

きらり「きらり、他の皆よりおっきぃから、アイドルなんて無理だと思ってたにぃ」

武内P「……」

きらり「でも、Pちゃんはそんなきらりをキラキラのお姫様にしてくれたんだゆ」

武内P「それは……諸星さん自身の力です」

きらり「今はきらりが喋ってるにぃ! お口、チャ~ック!」

武内P「……」

525: 2017/12/22(金) 20:37:24.36 ID:hM2/6zoso
きらり「そんなキラキラな夢を叶えてくれたPちゃんが、自分はダメダメだと思ってる」

武内P「……」

きらり「そんなの……それこそダメダメ! ぜーったい、ダメだゆ!」

武内P「……」

きらり「Pちゃんはぁ、ちょーっと誤解されやすいけど、とーっても優しいゆ」

武内P「……」

きらり「Pちゃんと歩いてるとね、きらりは普通の女の子になれるの」

武内P「……」


莉嘉「……ヤバイ、なんかキュンキュンしてきた!」

みりあ「……うわぁ、告白だぁ!」

526: 2017/12/22(金) 20:40:19.31 ID:hM2/6zoso
きらり「夢を叶えてくれてぇ、キラキラのお姫様にしてくれて」

武内P「……」

きらり「それなのに、ただの女の子にしてくれるなんて、普通は出来ないにぃ!」

武内P「……」

きらり「だから、Pちゃんはもっと自信をもって良いんだゆ!☆」

武内P「……諸星さん」

きらり「それで、笑顔になって、一緒にハピハピするにぃ☆」

武内P「……良い、笑顔です」


莉嘉・みりあ「……」

527: 2017/12/22(金) 20:43:01.28 ID:hM2/6zoso
莉嘉「イエーイ! 二人共、オメデトーっ!☆」

きらり「おめでとー! えへへっ、みりあも嬉しいな!」

武内P「? 何が……」

きらり「……おめでとうなの~?」

莉嘉「カップル成立に決まってるじゃん☆」

武内P・きらり「!?」

みりあ「ねえねえ、いつ結婚するの?」

武内P・きらり「!?」

528: 2017/12/22(金) 20:45:08.43 ID:hM2/6zoso
武内P「いえ、今のはそういう話では……」

莉嘉「えーっ!? 二人共、チョーいい感じだったじゃん!」

みりあ「きらりちゃん、プロデューサーの事好きなんだよね?」

きらり「い、今のは違うよ~!/// ちょっと、メッ、ってしただけだにぃ///」

莉嘉・みりあ「あーっ! 赤くなった!」

きらり「も、も~!///」

武内P「……」

529: 2017/12/22(金) 20:48:24.77 ID:hM2/6zoso
武内P「城ヶ崎さん、赤城さん」

莉嘉・みりあ「何?」

武内P「先程のは例え話で……実際は、諸星さんはアイドルですから」

きらり「そ、そうだゆ! きらりは、キラキラのアイドルだにぃ☆」

莉嘉「それじゃあ……ちょっとさびしいけど」

みりあ「きらりちゃんが……アイドルを辞めて、モデルになったら?」

きらり「ぴ、Pちゃん! 何とかして~!」

武内P「……諸星さんが……アイドルを辞めて……」

莉嘉・みりあ・きらり「……?」

武内P「モデルになったら……ですか……」

530: 2017/12/22(金) 20:50:41.24 ID:hM2/6zoso
武内P「そう……ですね……」ションボリ

莉嘉「あ、あの……Pくん?」

武内P「アイドルを……辞めて……」ションボリ

みりあ「プロデューサー? お腹痛いの?」

武内P「ああ、いえ……違います……」ションボリ

きらり「なんだか、とっても落ち込んでるように見えるにぃ……」

武内P「はい……想像したら……はい……」ションボリ

莉嘉・みりあ・きらり「……」

531: 2017/12/22(金) 20:54:30.28 ID:hM2/6zoso
武内P「諸星さんが……アイドルでなくなる……」ションボリ

莉嘉「で、でも! 付き合えるんだよ!?」

武内P「そう、ですね……はい……」ションボリ

みりあ「プロデューサー? ねえ、元気だして?」

武内P「申し訳ありません……ですが……」ションボリ


きらり「き、きらりはアイドルを続けるゆ!☆」


武内P「はい。諸星さんは、とても素晴らしいアイドルです」シャキーン


莉嘉・みりあ「立ち直った!」

532: 2017/12/22(金) 20:59:30.75 ID:hM2/6zoso
武内P「申し訳ありません。想像しただけで、ションボリしてしまいました」

莉嘉「う、うん。なんか、すっごい負のオーラでてたよPくん」

武内P「そう、でしょうか?」

みりあ「ねえねえ、どうしたらプロデューサーときらりちゃんは付き合えるの?」

武内P「それは……わかりません」

きらり「Pちゃん。Pちゃんは、きらりにアイドルで居て欲しい?」

武内P「はい。私は、アイドルの貴女を見守っていきたいと、そう、思います」

きらり「Pちゃん……うぇへへ、恥ずかすぃー☆」

莉嘉・みりあ「……」

533: 2017/12/22(金) 21:01:18.85 ID:hM2/6zoso
莉嘉「Pくんは、きらりちゃんがアイドルでなくなると落ち込んじゃう」

みりあ「だけど、プロデューサーとアイドルは付き合えない」

莉嘉「モデルになるのもダメ」

みりあ「だけど、二人共お似合いだし……」

莉嘉「二人が付き合うためには……」

莉嘉・みりあ「……う~ん」

莉嘉・みりあ「……」


莉嘉・みりあ「わかった!」

534: 2017/12/22(金) 21:07:00.04 ID:hM2/6zoso
  ・  ・  ・

ガチャッ

ちひろ「おはようござ――」


莉嘉・みりあ「や・め・ろ! や・め・ろ!」

きらり「ふ、二人とも~!」


ちひろ「……あの、一体何が――」

武内P「……おはようございます」ションボリ

ちひろ「ぷ、プロデューサーさん!? 何です、その負のオーラは!?」

武内P「諸星さんのためにプロデューサーをやめろと言われ……」ションボリ

ちひろ「はい!?」


莉嘉・みりあ「や・め・ろ! や・め・ろ!」


きらり「もうやめてあげて~;;」



おわり

引用元: 武内P「便秘、ですか」