明石「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン！　明石です！」

提督「なんだ、明石か……って、別に呼んだ覚えはないんだが」

明石「それはともかく、ケッコンカッコカリのことならこの明石にお任せを！」

提督「何か策があるのか？」

明石「まずは提督、こちらをどうぞ！」ｽｯ

提督「……眼鏡？　別に目は悪くないぞ？」

明石「度は入っていないのでご安心を……ってそうじゃなくて！　これはただの眼鏡ではありません！」

提督「というと？」

明石「これをかけて艦娘を数秒間見つめると、その艦娘のケッコン成功率……つまりケッコンカッコカリを受け入れてくれる確率が分かるんです！」ﾊﾞﾊﾞｰﾝ

提督「な、何だってー！？」

提督「でもなんで確率なんだ？　単純に受け入れてくれるかそうでないかじゃないのか？」

明石「それはほら、状況とかプロポーズの言葉によりますから！　シチュエーションが良くても言葉が相手に伝わらないとダメでしょう？」

提督「な、なるほど……」

明石「まああくまで確率ですからね。たとえ成功率1%でも、最高のシチュエーションで最高の言葉を伝えれば、喜んでくれるかも知れません」

提督「その逆も然り……か」

明石「そういうことです。それを活用して、ケッコンカッコカリの相手を決める判断材料にして下さい！」

提督「ありがとう明石！　よし、さっそくかけてみよう！」ｽﾁｬｯ

明石のケッコン成功率
↓2コンマ

>>0は100として扱います

川内

艦娘名……明石

成功率……91%


提督「！？」

明石「提督、どうしたんですか？」

提督「ああ、いや……えー……これは言っていいのか……」

明石「もう、そんな言い方されたら気になるじゃないですか！　教えて下さいよー」

提督「……お前のケッコン成功率が、すごいことに」

明石「え？　……ああ、もうかけてますもんね。そりゃ分かるか……//」

提督「そ、そうだったのか……悪かったな、今まで気付けなくて」

明石「提督……私はいつでも……オーケーですからね……？//」

提督「あ、ああ……考えとくよ」

提督「はぁ……まさか初っ端からあんな高い率が出るとは」

提督「あの流れで明石とケッコンしても良かったんじゃないかと思わなくもないが……1人だけ見て決めるのもな」

提督「もうちょっと他の艦娘を見てからでもいいだろう、うん」

提督「というわけで鎮守府内をうろついてみる」

提督「……お？　あそこにいるのは……」

↓2　出会った艦娘&ケッコン成功率
レスのコンマが成功率です

阿武隈

提督「おーい、阿武隈ー」

阿武隈「提督？　何ですか？」

提督「いや、何してるのかなーと思って」

阿武隈「今日は天気もいいので、お散歩です！」

提督「なるほど。ところで阿武隈」

阿武隈「はい？」

提督「……うりゃっ」ｸｼｬｸｼｬｯ

阿武隈「ふわあぁぁーーっ！？　前髪いじるのやめてーーっ！」

提督「はっはっは」

提督（さて、阿武隈のケッコン成功率は……？）

艦娘名……阿武隈

成功率……26%


提督（おおう……低いな……）

提督（普段から前髪いじったり名前を間違えていたりするからか……？）

阿武隈「もうっ、提督ひどいです！　次やったら怒りますからね！」

提督「あ、ああ……すまなかった。もうしない」

阿武隈「え？」

提督「それと、もう阿武隈の名前を間違えないように気を付けるから……」

阿武隈「あ、はい……お願いします」

提督「……じゃあな」ｽﾀｽﾀ

阿武隈「……何だったんだろう。変な提督」

提督「うーん……阿武隈との接し方はもう少し考えるべきだろうか」

提督「でもな……北上が言ってたように、あいつって結構ないじられキャラだからな……ついついいじりたくなっちまうんだよな」

提督「いやいや、それじゃだめだ……そういう気さくな間柄になるには、もっと阿武隈との距離を縮めてからだ」

提督「……さて、次に行くか」

↓2　出会った艦娘&ケッコン成功率
レスのコンマが成功率です

那智

那智「提督」

提督「那智か。どうした？」

那智「……ん？　貴様、眼鏡などかけていたか？」

提督「ああ、これは……ほら、オシャレってやつだよ」

那智「……あまり似合わんな」

提督「」

那智「まあそれはいい。今夜、一杯どうだ？」

提督「またかよ……俺は酒はあまり好きじゃないんだって」

那智「そう言いつつ飲むじゃないか」

提督「あれはお前が勧めてくるからで……」

提督（こうやってことあるごとに俺を飲みに誘ってくる那智だが……俺のことはどう思っているのか……）

艦娘名……那智

成功率……59%


提督（ふむ……悪くないな）

提督（そういやこの確率って……今ここでケッコンを申し込んで成功する確率だよな）

提督（……ちょっと試してみるか……）

提督「……あのさ、ちょっと話変わるんだが」

那智「何だ？」

提督「今日、ケッコンカッコカリの指輪と書類が届いたんだ」

那智「ほう」

提督「もし、俺がその指輪を那智に受け取ってほしいって言ったら……どうする？」

↓2　那智の反応
コンマ59以下で成功、以上だと拒否

ああ

那智「……私にか？」

提督「……ああ」

那智「……別に構わんが」

提督「ほ、本当か？」

那智「ケッコンカッコカリをしたところで私と貴様の関係は特に変わらんだろう。断る理由はない」

提督「あ、ああ……そういう考えなのね……」

那智「少なくとも私はそう思っている」

提督「なるほど……よく分かったよ」

提督「那智みたいな考えを持った艦娘は他にもいるんだろうか……？」

提督「いそうだな……加賀とか不知火とか真面目勢は特に」

提督「受け取ってくれるならいいんだが、向こうが何とも思ってないとそれはそれで複雑だな……」

↓2　出会った艦娘&ケッコン成功率
レスのコンマが成功率です

能代

能代「提督、阿賀野姉ぇ見ませんでした？」

提督「阿賀野？　いや、見てないな……」

能代「そうですか……もう、どこ行ったのかしら」

提督「何かあったのか？」

能代「私達の部屋を掃除してたんですけど、いつの間にか阿賀野姉ぇだけいなくなっちゃって……」

提督「ああ……阿賀野はそういうの苦手だろうからなあ……」

提督（能代……普段は阿賀野のことを随分気にかけているが、俺のことは……？）

艦娘名……能代

成功率……72%


提督（おっ、なかなか高いじゃないか）

提督（だが、油断はできない……3割弱の確率でオコトワリされるんだ）

提督（那智の時のように、仮定の話で反応を見ておこう）

提督「能代、ちょっといいか？」

能代「はい、何でしょう？」

提督「単刀直入に言おう。俺からケッコンカッコカリを申し込まれたら、能代はどう思う？」

↓2　能代の反応
コンマ72以下で成功、72より上だと拒否

か

能代「えっ、能代が提督とケッコン、ですか？」

提督「そうだ」

能代「……」

提督「……」

提督（この間が怖いな……）

能代「……嬉しいです！」

提督「……え？」

能代「実は阿賀野姉ぇだけじゃなくて、提督のお世話もしたいなあ……なんて思ってたんです！」

提督「あ、ああ……そうなのか」

能代「提督！　不束者ですが、これからも宜しくお願いします！」

提督「いや、あの……能代？」

能代「はい！」ﾆｺﾆｺ

提督「ものすごい笑顔でいるところ悪いんだが……仮の話だぞ？」

能代「……え？」

提督「いやだから、あくまで仮定の話」

能代「……」

提督「……」

能代「……失礼致しました！！//」ﾀﾞｯ

提督「……行っちまった」

提督「能代は本当に世話好きなんだな」

提督「でもその性格の影響で阿賀野があんな感じになったんじゃないだろうか」

提督「……能代とケッコンしたら、俺もそうなってしまうのか？」

提督「……考えるのはよそう」

↓2　出会った艦娘&ケッコン成功率
レスのコンマが成功率です

大鳳

大鳳「あら、提督」

提督「大鳳か。トレーニング中か？」

大鳳「日課の走り込みです！」

提督「精が出るな」

大鳳「体は動かさないとすぐ鈍ってしまいます！　だから日々の体力作りは必要不可欠なんです！」

提督「その言葉、どこかの駆逐艦に聞かせてやりたい」

提督（大鳳……着任したのは比較的遅めだが、今やうちの鎮守府空母の中核を担う存在といっても過言ではない……）

提督（彼女にとって俺は、ケッコンするに足りる存在なのか……）

艦娘名……大鳳

成功率……28%


提督「……」

提督（あれ……？　おかしいな……俺の見間違いか……？）

提督（その数字はどう見ても……28……）

提督（さっきの能代と真逆じゃないか……）

提督（……阿武隈の時は怖くて聞けなかったが、一応聞いてみるか……）

提督「……なあ、大鳳」

大鳳「はい？」

提督「もし俺が大鳳にケッコンカッコカリしてほしいと頼んだら、受けてくれるか……？」

↓2　大鳳の反応
コンマ28以下で成功、28より上だと拒否

り

大鳳「……」

提督「……」

大鳳「……それは、お受けできません」

提督（……うん、まあ予想はしてたよ。してたけど……面と向かって言われると辛いなあ……本番じゃないとはいえ）

提督「……理由を聞いてもいいか？」

大鳳「↓2」



1.好みのタイプじゃない

2.提督には自分以外にもっとふさわしい人がいる

3.練度が足りない

4.その他（自由安価、内容次第ではずらすことがあります）

提督の体が物足りない（筋肉的な意味で）

大鳳「……実は、私……」

提督「……」

大鳳「……筋肉フェチなんです」

提督「……はい？」

大鳳「ですから、筋肉フェチなんです！」

提督「……そう、だったのか」

大鳳「はい……それもゴリゴリの」

提督「……ということは」

大鳳「そうです……ボディビルダーのような体型の人が好きなんです」

提督「……」

大鳳「今の提督の体は……正直、物足りません」

提督「……」

大鳳「提督がもっと鍛えて、筋骨隆々とした体になっていただければ……その時は、喜んでお受けします」

提督「……」

提督「……大鳳があそこまで筋肉好きだったとは」

提督「俺がボディビルダーみたいな体を……か」

提督「……やめておこう、大鳳以外の皆から気持ち悪がられそうだ」

提督「しかし大鳳とケッコンするとなったら、そうならなきゃなんだよな……ライ〇ップでも行くか？」

↓2　出会った艦娘&ケッコン成功率
レスのコンマが成功率です

如月

如月「司令官、艦隊が遠征から帰投したわ。これ、報告書です」

提督「ああ、お疲れさん。補給が済んだら、後はゆっくり休んでくれ」

如月「はーい……あら？　司令官、眼鏡かけるのね」

提督「度は入ってないがな。オシャレってやつだ」

如月「ふーん……眼鏡をかけた司令官も素敵♪」

提督「はは、ありがとう」

提督（如月か……結構俺のことを慕ってくれているみたいだし、これは高い値が出るはず……）

艦娘名……如月

成功率……30%


提督（えぇ……マジかよ……30%って……）

提督（普段のあの言動は何なんだ……『好き』とか言ってるのも社交辞令ってことか……？）

提督（……聞いてみるか。一応受けてくれる可能性もあるわけだし）

提督「なあ如月」

如月「なあに？」

提督「ここにケッコンカッコカリの指輪がある」

如月「あら……」

提督「これは如月にあげよう。受け取ってくれるか？」

提督（まあ、冗談だけどな）

↓2　如月の反応
コンマ30以下で成功、30より上だと拒否

むん

如月「……」

提督「……」

如月「……ダメ、今は受け取れないわ」

提督（うーん、やっぱり断られたか……ん？）

提督「今は？」

如月「だって、そういうムードじゃないでしょ？」

提督「……」

如月「やっぱり女の子としては、そういう雰囲気の中でプロポーズしてもらいたいもの」

如月「執務室で唐突に、なんてロマンチックさの欠片もないから」

提督「……なるほどな」

如月「だから司令官、冗談でもこんな所でプロポーズしちゃダメよ？」

提督「分かった……って、冗談だったこと気付いてたのか」

如月「当然じゃない、うふふ……」

提督「断られはしたものの、特にへこむことはない理由だった」

提督「それにしても、ロマンチックなプロポーズか……どんなのがいいんだろうな」

提督「……やばい、さっぱり思いつかない。まあ相手を決めてからでいいか」

提督「さて、次に行こう」

↓2　出会った艦娘&ケッコン成功率
レスのコンマが成功率です

響

響「司令官」

提督「響か。どうした？」

響「如月にケッコン指輪を渡そうとしたらしいね」

提督「あいつ口軽いな！」

響「すごく嬉しそうに話していたよ」

提督「まあ、冗談だったんだけどな」

響「如月には、冗談でも自分に向けて指輪を差し出してくれたことが嬉しかったんだろう」

提督「そういうもんかね」

提督（第六駆逐隊のクール担当、響）

提督（俺に対する感情は分かりづらいが、果たして……）

艦娘名……響

成功率……98%


提督「」

提督（ま、まさか明石を超える確率が出るとは……）

提督（これはもうほぼ確実に成功じゃないですかやったー！）

提督（まあ、一応聞いておくけどな。どんな反応するか見てみたいし）

提督「響」

響「何だい？」

提督「お前はどうだ？　今ここでお前に指輪を差し出したら、受け取ってくれるか？」

↓2　響の反応
コンマ98以下で成功、98より上だと拒否

はい

響「もちろんだよ」

提督（はい来ましたオーケーサイン！　あざっす！）

響「私は他の誰より司令官のことが好きだという自信があるよ」

提督「……ん？」

響「……聞こえているくせに、司令官は意地悪だな//」

提督「あ、いや……」

響「もう一度言おうか。私は司令官が大好きだ」

提督「あ、うん……ありがとう」

響「式はいつ挙げようか。せっかくだから盛大なものにしたいな」

提督「あのー……響さん？」

響「新婚旅行の行き先も決めないとね。私は司令官と一緒ならどこでもいいよ」

提督「もしもーし……」

響「この際司令官という呼び方も改めようか……あ、あなた//」

提督（ダメだ……完全に自分の世界に入っていらっしゃる……）

提督「あの後なんとか冗談だということを理解してもらった」

提督「露骨にがっかりしていたが……」

提督「響にはちょっと悪いことをしたな。まあ、慕ってくれているのは嬉しいことだ」

提督「響を超える猛者は現れるのか？」

↓2　出会った艦娘&ケッコン成功率
レスのコンマが成功率です

三隈

提督「やあくまりんこ、もがみんとぶつかる癖は直ったかい？」

三隈「そうですね……前と比べると少しは減ったと思いますけど……」

提督「ということは、まだたまにぶつかるのか」

三隈「……お恥ずかしい限りです」

提督「まあそういう所も含めてくまりんこの可愛さみたいなところだからな」

三隈「もう、提督ったら……褒めても何も出ませんわよ？」

提督（何かと最上の話題を口にする三隈だが、俺のことはどう思っているのか……）

艦娘名……三隈

成功率……74%


提督（おお、いいじゃないか。少なからず想ってくれているようだ）

提督（最上のことしか考えていないかも、なんて思ったけど杞憂だったか）

提督（例によって聞いてみるが、どうだろうな……三隈は如月と同じでムードとか大切にしそうだからな……）

提督「ところで三隈」

三隈「何です？」

提督「俺が三隈とケッコンしたいって言ったら、受けてくれるか？」

↓2　三隈の反応
コンマ74以下で成功、74より上だと拒否

お

三隈「もちろんです！　私でよろしいのであれば、お受け致しますわ！」

提督「そうか、ありがとうな」

三隈「提督、ケッコンの相手を決めかねているのですか？」

提督「え？　ああ、まあな……」

三隈「……提督ともあろうお方が、そんな弱腰でどうするのですか！」ﾊﾞｼｯ

提督「痛っ！？」

三隈「慎重なのもいいですけど、時には度胸も必要ですわ！」

提督「三隈……」

三隈「提督なら男らしく、当たって砕けて下さい！　その後私が慰めてあげますから！」

提督「砕ける前提かよ！」

提督「……そういえば、阿武隈に俺とのケッコンをどう思うか聞いてないな」

提督「あの時は怖くて聞けなかったが、聞かずにいるのもなんだし、行ってみるか」

提督「……まあ、返答はある程度予想できるが」

――――――――――――――――――――――――――

提督「お、いたいた。阿武隈」

阿武隈「提督？　何かご用ですか？」

提督「いや、ちょっと聞きたいことがあってな」

阿武隈「あたしに聞きたいこと……ですか」

提督「阿武隈は、自分が俺とケッコンカッコカリするってなったら、嬉しいか？」

↓2　阿武隈の反応
コンマ26以下で成功、26より上だと拒否

お受けいたします

阿武隈「んー、あたし的にはなしですね」

提督「お、おう……そうか」

阿武隈「だってケッコンカッコカリをした艦娘は、燃費が軽減されるんですよね？」

提督「……そうだな」

阿武隈「ならあたしより、戦艦や正規空母の人とした方がいいじゃないですか」

提督「……あれ？　そういう理由？」

阿武隈「そうですけど……何かおかしいですか？」

提督「ああいや、そういうわけじゃないんだが……」

阿武隈「……大丈夫ですか？　今日の提督、何か変ですよ？」

提督「……ちなみに燃費うんぬんはなしにして、阿武隈個人はどう思うんだ？」

阿武隈「……ごめんなさい」

提督「」

提督「阿武隈と結ばれるのはかなり難しいようだな……」

提督「……もしそうなったら本当に三隈に慰めてもらおうかな」

提督「さて……成功率が分かったのは明石を含めて8人か」

提督「もう少し聞いてみてもいい気がするが、あまり時間をかけるのもあれだし……どうするか」



1.他の艦娘にも何人か聞いてみる

2.8人から相手を選ぶ

↓1～5　多数決

2

提督「……よし、決めた！　8人から選ぶ！」

提督「三隈も言っていたが、こういう時は度胸だ！　やってやろうじゃねえか！」

提督「一番の問題は、誰に申し込むかだが……」



明石（成功率：91%）
阿武隈（成功率：26%）
那智（成功率：59%）
能代（成功率：72%）
大鳳（成功率：28%）
如月（成功率：30%）
響（成功率：98%）
三隈（成功率：74%）

↓1～8でコンマが最大の艦娘にケッコンを申し込みます
（00は100、同数の場合は再度判定を行います）

あ

あ

ぽい

あ

あ

あ

ﾌﾐｨ

ポイ

コンマが順当すぎる結果に

明石「おかしい、こんなことは許されない」

提督「……うん、まあ響がいいだろうな」

提督「あんなに期待してくれてたわけだし、あの思いを踏みにじることは俺にはできない」

提督「それに何だろう……響からは運命じみた何かを感じる」

提督「……よし、そうと決まれば早速準備だ！」

――――――――――――――――――――――

――――――――――――――――

―――――――――――

鎮守府そばの灯台の下

響「何だい司令官、こんなところに呼び出して。プロポーズでもしてくれるのかい？」

提督「いや、そうなんだけどさ……そこでそれ言っちゃうかな……」

響「大好きな司令官の考えることなんて、私には全部分かるよ」

提督「……すごいな」

響「愛のなせる業だよ」

提督「まあそれでも、こういう時くらいは格好つけさせてくれよ」

響「……分かった。じゃあ、司令官の思いを聞かせてほしい」

提督「……ああ」

響（ふふ……私はこれから司令官に、プロポーズされるんだね。夕陽が美しく見える、この場所で）

提督「響、君が好きだ。君と共に過ごす時間が、何よりの幸せなんだ」

提督「だから、俺とケッコンしてほしい。この指輪を受け取ってくれるか」ｽｯ

響「……」

提督「……」

響「……」

↓2　響の反応
コンマ98以下でハッピー、98より上だと……

どうだ

響「……Спасибо。とても嬉しいよ//」

提督「じゃあ……」

響「もちろん、喜んで//」

提督「……やった、やったぞ……」

提督「ついに俺は、響と結ばれるんだ……！」

響「……その指輪、司令官にはめてもらってもいいかい？」

提督「あ、ああ！　手を出して」

響「……はい」ｽｯ

提督「……」ｽｰｯ

響「……」

提督「……うん、ぴったりだな」

響「……一生、大事にするからね//」

響「あ、そうだ。司令官、一つ聞いていいかい？」

提督「何だ？　式の日程か？　新婚旅行の行き先か？」

響「いや、そうじゃないんだ。ずっと前から気になっていたことがあって」

提督「……ずっと前から？」

響「今まで気にしないことにしていたんだけど、この際だから聞いておこうかと思ってね」

提督「いいよ。何でも聞いてくれ」

響「じゃあ失礼して……」

響「……私はいつになったら、Верныйになれるんだい？」



提督（……やっべえ、改装するのすっかり忘れてた……）

以上です。最後まで読んでくださった方、レスを下さった方、ありがとうございました。
安価スレというのをやってみたかった。反省はしている。

↓過去作リスト

https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472885155/

https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474247732/

https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1479017156/

https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1482035050/

P.S.
遅筆な自分には安価スレは向いてなさそうです……

乙