律「大人数で遊ぶと楽しいんだぜ～。聡と一緒にやったらどっぷりハマっちゃってさー」

澪「律は昔から戦いモノが好きだったからな！格ゲーとか」

紬「か・・格言？」

律「まぁな～。戦いモノってストレス発散になるし、ドラム叩くみたいにアツくなれるんだぜー！」

梓「はぁ・・アツくですか・・」

律「でさ、軽音部のみんなでPSP買ってモンハンやらないか？きっと盛り上がるぜ～？」

唯「いいね～、わたしも久しぶりに狩りしたいよ～！」

澪「でも、本体って結構高くないか？」

梓「私、ゲームはちょっと・・苦手で・・・ムギ先輩はどうですか？」

紬「ほわ～（遠い目）」

梓「興味津々だこりゃ・・」

律「いいじゃん～ちょっとぐらい高くても～部費余ってるんだしさ」

澪「それもそうだな！って、おい！部費をゲーム機の代金に使うのか！？」

律「細かいこと気にするなって～」

澪「いや、気にするだろ！先生に聞いてみないと！」

梓「聞いたところで絶対ダメだと思いますけど・・・」

唯「とりあえず、さわちゃんに聞いてみようよ～」

紬「も～は～♪」

さわ子「却下！」

唯「即答！？」

律「えーーいいじゃん～！さわちゃんのケチぃ～」

さわ子「ケチじゃありませんっ！部費をゲーム機の購入代金に使うなんて、いいわけないじゃない！」

梓「ですよね～」

澪「ほら、先生もこう言ってるんだし、諦めろよ。」

紬「先生！はい、抹茶プリンですよ～♪」

梓「ムギ先輩・・食べ物で釣ったって無駄ですよ・・」

さわ子「許可します！」

梓「ええええええ！？」

律「いいのかよ！」

さわ子「話ぐらいなら聞いてあげるわ♪どうしてまたゲームなの？」

律「いや～軽音部にゲームを取り入れることで、リズム感を養おうと考えまして～」

梓「リズム感関係ないと思います・・」

さわ子「一理あるわね・・・」

澪「ないだろ！！」

唯「さわちゃん！さわちゃんなら分かってくれるよね！愛する生徒が頭を下げてるんだよ！？」

さわ子「わかったわよ・・・今回だけよ？その代わり条件があるわ。」

律「条件？」

さわ子「私にも貸してね♪」

律「やりたいのかよ！」

律「と、まぁ買ってきたわけだが・・・」

唯「全部で１０万円ぐらい無くなったね♪」

律「みなまで言うな・・・気にしたら負けだぁ」

梓「うー・・私ゲーム苦手なのに・・・」

澪「１０万あれば・・・・楽器が買えた・・・」

紬「これが、ぴーえすぴーなのね～♪わぁ～♪すごぉーい」

律「さぁ！やるぞーみんな電源をつけてー！」

唯「おっけーだよ～」

澪「つけたぞ」

梓「つけました」

紬「えいっ！えぃっ！つかないわね～」

唯「それボタンだよ！電源は右のスイッチをスライドさせるんだよ～」

紬「おおおおーー！ついたわ～すごーいー！唯ちゃんありがとう～♪」

律「いちいち感動してたらキリがないだろ・・」

～１時間後～


澪「ひっ・・・なんか出たーーー！！梓！そっち行ったーー！！」

梓「え！あわわわーーーこっちがーこうなってーもうわかんないですよぅー」

唯「あずにゃん！あとはまかせた！」

梓「私ばっかり押し付けないでくださいーー！」

澪「梓ーーー！こっちきたーーーひぃぃ～」

梓「えええ！なんで私ばっかり～！！」

紬「ここ掘れ♪ここ掘れ♪採掘って楽しいわねぇ～」

澪「終わった・・・怖かった・・・」

梓「もう疲れました・・・」

唯「うむ、手ごわい奴であった！」

梓「先輩たち逃げてただけじゃないですか・・・」

澪「あれ？律は？」

唯「りっちゃんなら、あそこで寝てるよー」

澪「おおい！寝るなーー！！」

梓「飽きるの早いですね・・・」

律「んぁ？終わったのかー？」

澪「お前がやるって言い出したんだろ！」

律「え？まぁまぁ飽きちゃったもんはしょうがないよー」

梓「じゃあ気分転換にバンドの練習しましょうよ」

澪「そうだな！練習しようか！」

紬「お茶が入りましたよ～」

唯「わーい、ありがと～」

梓「あの・・・練習を・・」

唯「あ、茶柱立ってるー！」

紬「わぉ！おめでとう唯ちゃん！」

唯「ありがと～南無阿弥陀仏！南無阿弥陀仏！」

澪「それ違わないか・・・」

律「ふう、よっこらせ！ムギーあたしもお茶～」

紬「はいはい～♪」

梓「あの・・れんしぅ・・・」

唯「ハッ！除霊完了！！」

律「除霊！！？」

澪「霊！？ひっ・・・」

梓「（もういや・・・）」



～完～