1: 2015/12/14(月)12:34:15 ID:aMz
創作だけど聞いてくれ

4: 2015/12/14(月)12:37:01 ID:aMz
7年前に異世界に行ったことがある。

工業高校に通っていた僕は4月からエンジニアとして就職が決まっていた。卒業式も終わり暇な時間が多いので、原付で心霊スポットに行ったり、喫茶店で童Oを捨てるための作戦を練ったりしていた。
片田舎で娯楽も少なく、山登りや廃屋探索はよくある事だった。

6: 2015/12/14(月)12:37:35 ID:aMz
>>5
書き溜めてるよ!

8: 2015/12/14(月)12:38:02 ID:aMz
バイクに引きずられた僕は不運にもガードレールの下をすり抜けて山崖に落ちた。氏ぬと思った。
浮遊感があり、地面と激突して、そのままぐるぐるとタイヤのように坂を転げ落ちた。
即氏しなかったことに驚いた。
頭が痒かったので触るとヘルメットがなく、髪が水に濡れていた。

9: 2015/12/14(月)12:38:25 ID:aMz
それが水ではなく血だと気付いたとき、気を失った

11: 2015/12/14(月)12:39:34 ID:aMz
機械の音で目が覚めると僕はまだ山にいた。
友人達が救助を寄越してくれたんだと思った。
救急隊員の人が病院につくまでずっと話しかけてくれていたけれど、
僕には相手が何を言っているのかわからなかった。

僕が話そうとしても顎が痛くて言葉にできなかった。
頭を打って耳と顎と視界がおかしくなったと思っていた。

12: 2015/12/14(月)12:40:34 ID:aMz
>>10
事故った経験無いから詳しくかけなかったの><

13: 2015/12/14(月)12:41:01 ID:aMz
病院につき、事情を説明しようとしたが顎が痛くてしゃべれない。
先生が紙とペンを用意してくれたので「転倒して落ちた」と書き、母の電話番号を書いた。
鎮痛剤を投与されたのかすぐに眠くなり眠った。起きるまで異世界にいるとは全く思っていなかった。

14: 2015/12/14(月)12:41:27 ID:aMz
次の日には身体中が痛いけれど歩けるし、食事もとれた。
食事のあと母さんと父さんが病室に現れ、父が僕を抱き締めた。

僕は絶叫した。
「さわるな」「何でお前がいる」「くるな」どれも言葉にはなっていなかったと思う。
母さんは泣き出し父さんも悲しそうな表情をしていた。

16: 2015/12/14(月)12:44:38 ID:aMz
>>15
うわあ、ほんとだ。
バイクで出かける描写ぬけててっわろりん

続き

父さんは酔うと僕や妹に暴力を振るい、他の家庭を作り母子を置いて出ていった最低な男だ。(実話)
暴力と虐げられてい日々が思い出され近づかないでほしかった。

しばらくしてから医師の部屋で面談があり、数日中に退院できると言うことだった。
筆談で母にケータイがほしいと伝えたが院内は禁止だった

17: 2015/12/14(月)12:45:15 ID:aMz
2日後顎も良くなってきて退院になった。
なぜかまた父さんも来ていて、最悪なことに父さんの見たことない外車で家に帰ることになった。

なんだかおかしい。
離婚した夫婦がなか良さそうにしているし、
そもそも父さんは実家には進入禁止、妹には接触禁止だと裁判で決まっているはずだった。

18: 2015/12/14(月)12:46:21 ID:aMz
家につくと家の様子が少しだけ違っていた。
父さんの荷物があるのに、妹の靴はない。

僕は混乱して自分の記憶が間違っていると思った。
911も311も無かったことになっていた。
だけど大体同じだったし、慣れるのに時間はかからなかった。
基本的には同じ世界だったから。

ただ日本はいま戦時下という点が大きく違っていた。
報道される映像はそれほど悲惨でなかった。

20: 2015/12/14(月)12:48:09 ID:aMz
怪我がなおるまでの2ヶ月間非常によくしてもらった。
何か恩返しがしたくて父さんの経営する部品工場に勤めることになった。
工業で培った技術は存分にいかされ、社会人生活の楽しさを実感した。
基本的には航空機の部品を作っていた。
航空機の構造をどんどん覚えた。
エルロンまわりやトリムタブを作ることが多かった。

21: 2015/12/14(月)12:49:57 ID:aMz


年末まで半年間あっという間にすぎていった。
両親と生活にも慣れ、妹がいないことに何もかんじなくなっていた。
職場で新しい友人が出来たし、充実していた。

職場の友人が突然徴兵されるまでは。
日本は戦況が悪くなっているらしく、若い人間はどんどん徴兵されていった。

22: 2015/12/14(月)12:51:22 ID:aMz
僕は視力が2.0だし、背も低いし、体重も軽い。
1月の2週目に僕も徴兵され、半年間訓練を受けた。
航空隊に配属され、日本海での大規模な作戦が初出撃となった。

露前線基地のあるサイファン島を爆撃機20、重爆8で攻撃、制圧する。
僕の任務は重爆と給油機の護衛だった。

23: 2015/12/14(月)12:52:20 ID:aMz
無線から聞こえた指令は簡単なものだった。
「会敵後自由戦闘」。
僕の戦闘機はプッシャの双発だ。
トラクタと比べて軽いが脱出は難しい。
空がとてもきれいだった。
雲の上だけ、別の世界だった。
急に万能になった気分だった。

24: 2015/12/14(月)12:52:38 ID:aMz
火が見えた。
爆発音。
散開して敵を探す。
上だ。
フラップ。
減速。
エルロンを引く。
呼吸する。
キョロキョロする。
後ろにつかれた。
海面近くまで降りる。
エレベータが重い。
スロットルをあげる。
上昇。太陽まで。
敵はトラクタだ、初速には利がある。
追ってくる。

25: 2015/12/14(月)12:53:12 ID:aMz
スロットル全開。
打ってくる。きっと。
フルフラップで減速、スロットル、デッドロー。
きりもみになる。
点射。
火が見える。
はじめての撃墜だった。
ハンロールしてキョロキョロする。
迷子だ。

刹那、10時2機。
スポイラの音が気持ちいい。
旋回。逃げよう。

26: 2015/12/14(月)12:54:00 ID:aMz
雲のなかに逃げる。
寒い。
雲を抜ける。
目の前に紺のカーボンのボディ。
敵だ。
ダウン。
スロットルハイ。
笑った。
3機に後ろをとられた。
増装を捨てる。
紺カーボンかすぐ後ろだ。
ただのおっかけっこじゃないか。
笑った。
打たれた。
尾翼に被弾。
回る。

火が見える。

27: 2015/12/14(月)12:54:44 ID:aMz
撃墜されたと思った。
躰中がいたい。

気がつくと夜だ。
生きている。
海じゃない。
山だ。

僕はバイクと一緒に病院に搬送されていた。
周りで仲間達が心配している。

これが僕が7年前に体験した、異世界の話し。

34: 2015/12/14(月)13:24:16 ID:rIz
ガバガバすぎて逆に笑う

36: 2015/12/14(月)13:26:13 ID:aMz
2作目行きます。

スペック 女 SIer5年目
高専卒 宮崎出身
東京在住

質問があればすぐに答えます。

1年前に私の属する部署は組閣による存続の危機に面していました。
一か八かデスマ前提で部運(?)を賭けた大規模プロジェクト入札し、メンバーは馬車馬の如く働きました。

37: 2015/12/14(月)13:27:47 ID:aMz
大規模プロジェクトが大きな遅延もなく3ヶ月ほどたった頃に小さなチームのリーダーに任命されました。
いくつかのサブシステムを作り上げた実績を買われての事でした。
もともとコアメンバでしたので私自身は驚かなかったのですが、若年の私にリーダーは務まらないと考えているメンバも多かった様です。
高専卒の為、当時私は24歳になったばかり。院卒で入ってきた方と同い年でした。リーダー経験も無かった為、通勤中に読む本は専門書から指導指南書のようなHowTo本に変わっていきました。
この時点で出社時間が7:30になっていました。(始業時間は9:00です。)

38: 2015/12/14(月)13:28:46 ID:aMz
そこからは地獄のような日々でした。
出社してすぐに前日までのメンバの進捗を確認し、成果物を確認し、改修箇所の指示書を作り、遅延を吸収するためにリスケし、リスケの承認を受けるため会議資料を作り、10:00からは会議。
会議が終わればやっと私の作成部分に取りかかれるといった感じでした。

39: 2015/12/14(月)13:30:11 ID:aMz
担当した製造作業は難易度こそ普通でしたが、関連書類の多さから、なかなかハードな内容になっていました。
また、メンバーから質問等に対応していると製造作業時間はさらに減ります。
この頃から私はお昼休みを作成作業の時間とし始めました。終電での帰宅後、コンビニで食事を買う程度で一日一食が当たり前でした。

40: 2015/12/14(月)13:31:14 ID:aMz
数週間後、製造が終わりました。
メンバーも製造からテストに入っていきました。
テスト工程に入り余裕があるようにみえたのか、上司が別チームのバグ回収を依頼してきました。
私のテストをメンバに代替してもらい、すぐさまバグを潰し始めました。

41: 2015/12/14(月)13:32:28 ID:aMz
バグ回収を続けているうちに、どうやら全体を見直す必要があると言うことがわかりました。
見直しを行い、改修案を会議にかけ、承認されたのち設計書を書き上げ、他チームメンバのリスケ、分担も見積もりました。
どうやらメンバの能力的に厳しいようで、もしできなければ私が代替することに決まりました。

42: 2015/12/14(月)13:32:59 ID:aMz
この時点で土日出社をして、代休はすべて買い取りをお願いしていました。
20連勤したころ、結合テストで大量のバグが発生しました。
メンバも疲弊してきており、バグの原因究明に半日かかるようになっていました。
そのため、私はあがってきたバグの原因究明と回収作業にアサインしました。

43: 2015/12/14(月)13:33:18 ID:aMz
さらにこの二つのサブシステムとは別に夜間のバージョンアップ作業もありました。
その為20連勤目~22連勤目は徹夜となりました。
そして翌週、会議中に私は倒れました。

44: 2015/12/14(月)13:36:58 ID:aMz
結論からお伝えすると過労による虚血性心疾患で、労災もおりました(もともと不整脈だった為、労災認定に少し時間はかかりましたが・・・)。
緊急搬送された病院で心配停止し、電気ショックにより心肺蘇生したそうです。
心肺蘇生したものの意識は戻らず、5日後に意識を取り戻しました。

経緯の説明が長くなりましたが、この時体験(ゆめ?)したことがオカルトでした。

45: 2015/12/14(月)13:37:44 ID:aMz
私は倒れる時の記憶がありました。
貧血のように視界がホワイトアウトし、ああ、倒れるんだと冷静に考えていました。
次に目を冷ますと消灯されたオフィスの机に突っ伏して眠っていました。
私は倒れたあと仕事に戻り机で眠ってしまったと思い、進捗を確認しました。
午前中と変わっていませんでした。

47: 2015/12/14(月)13:39:11 ID:aMz
同じフロアに別プロジェクトで徹夜組の同期が1人座って作業をしていました(他には誰もいませんでした)。
この同期の男性を仮に伊藤とします。
伊藤くんは一浪して大卒入社のため私より3つ歳上でした。(たしか当時28歳。)
伊藤くんと入社してから一緒に仕事することも多く、仲良くしていただいていました。

48: 2015/12/14(月)13:40:35 ID:aMz
伊藤くんは作業が一段落したのか、私のデスクへ近づくと無言で資料を手に取り、プロジェクトのドキュメントをサラサラ読んだあと、改修案件のアイディアをいくつも教えてくれました。

そのアイディアを元に改修指南書を作り、一晩で全てのバグ回収を行いました。
疲れきって私は机で眠りました、

49: 2015/12/14(月)13:42:07 ID:aMz
次に目を冷ますと病院のベッドでした。
そばには母がいました。
私は混乱しました。会社の机から病院のベッドに瞬間移動していたので。
病室のデジタル時計を見ると5日も進んでいました。
母に「会社で倒れて5日間意識が戻らなかった」事を説明され、私が体験?したことを話しました。
すると母はとても驚き、こう言いました。

50: 2015/12/14(月)13:43:52 ID:aMz
伊藤くんが毎日お見舞いに来て仕事の愚痴を言っていたよ、と。

会社からいとまをもらうことになり、書類作りとデスクの整理をしに1日だけ出社しました。
整理と偽り、バグ回収をすべて終わらせました。
夢?で一度体験していることをもう一度やるだけなので簡単でした。

51: 2015/12/14(月)13:44:15 ID:aMz
後日談として伊藤くんとはその後お付き合いし、現在婚約中です。
伊藤くんはお見舞いに来るたび、改修のアイディアを話していたそうです。
臨氏体験したときに三途の川が見えるわけでもなく、仕事を続けてしまうなんてワーカーホリックすぎますよね(笑)
以上です。

53: 2015/12/14(月)13:47:21 ID:aMz
くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、伊藤達のみんなへのメッセジをどぞ

伊藤「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

伊藤「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

伊藤「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

伊藤「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

伊藤「・・・ありがと」ファサ

では、

伊藤、伊藤、伊藤、伊藤、俺「皆さんありがとうございました!」



伊藤、伊藤、伊藤、伊藤、伊藤「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり


59: 2015/12/14(月)14:40:56 ID:TQX
最初に創作って言い切った点が高評価スレ

引用元: この前異世界に行った話