1: 2010/09/28(火) 01:17:13.67 ID:f6OERILI0
それは、憂が小学6年生の頃・・・
みなさんこんにちは!平沢憂です!
今日私はとても上機嫌です!
なぜかといいますと・・・うふふ。
唯「今日の夜・・・大事な話があるんだ。だからお部屋で待っててね」
ktkr!!1111
私はこの日を待っていました!
そう!お姉ちゃんから想いを告げるであろうこの日を!!
みなさんこんにちは!平沢憂です!
今日私はとても上機嫌です!
なぜかといいますと・・・うふふ。
唯「今日の夜・・・大事な話があるんだ。だからお部屋で待っててね」
ktkr!!1111
私はこの日を待っていました!
そう!お姉ちゃんから想いを告げるであろうこの日を!!
3: 2010/09/28(火) 01:18:05.63 ID:f6OERILI0
そして今、約束の時間が迫ってきています。
憂「お姉ちゃんまだかな・・・」
緊張が止まりません。
ああっ、緊張しすぎてだんだん頭痛が痛くなってきました。
トン・・・トン・・・トン・・・
!!
お姉ちゃんが階段を上ってくる音が聞こえてきました!
5: 2010/09/28(火) 01:19:47.76 ID:f6OERILI0
唯「ういー? おきてるー?」
憂「うん、起きてるよ」
唯「お部屋、入るね・・・」
ガチャ
憂「おおおおお姉ちゃんよく来たね」
唯「どうしたのうい?」
・・・落ち着け私。私落ち着け。
憂「うん、起きてるよ」
唯「お部屋、入るね・・・」
ガチャ
憂「おおおおお姉ちゃんよく来たね」
唯「どうしたのうい?」
・・・落ち着け私。私落ち着け。
7: 2010/09/28(火) 01:20:42.65 ID:f6OERILI0
唯「・・・それでね、話なんだけど」
来た!
大丈夫!そんなに不安そうな顔しないで!
私もお姉ちゃんの事大好きだよ!
唯「憂も来年から中学生だし、知っておいた方がいいかなぁって思って・・・」
憂「う、うん?」
・・・あれ。
何か告白って雰囲気じゃないような。
唯「あのね、憂」
唯「憂と私は、血が繋がってないんだよ」
来た!
大丈夫!そんなに不安そうな顔しないで!
私もお姉ちゃんの事大好きだよ!
唯「憂も来年から中学生だし、知っておいた方がいいかなぁって思って・・・」
憂「う、うん?」
・・・あれ。
何か告白って雰囲気じゃないような。
唯「あのね、憂」
唯「憂と私は、血が繋がってないんだよ」
8: 2010/09/28(火) 01:21:04.65 ID:PUmm1ZHz0
!?
14: 2010/09/28(火) 01:28:54.09 ID:f6OERILI0
憂「」
唯「・・・憂?」
憂「」
唯「憂?うーいー?」
次の日、私は学校を休みました。
唯「・・・憂?」
憂「」
唯「憂?うーいー?」
次の日、私は学校を休みました。
15: 2010/09/28(火) 01:29:59.87 ID:f6OERILI0
唯「憂」
唯「ご飯、お母さんが作ってくれたから・・・ここに置いとくから食べてね」
憂「・・・」
食欲なんてありませんでした。
今まで大好きだったお姉ちゃん。
そのお姉ちゃんが実はお姉ちゃんじゃなかったなんて。
唯「ご飯、お母さんが作ってくれたから・・・ここに置いとくから食べてね」
憂「・・・」
食欲なんてありませんでした。
今まで大好きだったお姉ちゃん。
そのお姉ちゃんが実はお姉ちゃんじゃなかったなんて。
16: 2010/09/28(火) 01:31:05.89 ID:f6OERILI0
漫画なんかでは
兄「実はお前とは血が繋がってなかったんだ」
妹「キュン」
という展開が普通なんでしょうけど・・・
でも、私は血の繋がりがあるからこその絆だと、そう信じてきました。
こんなに大好きなのは、生まれた時から一緒だったから。
こんなに愛おしいのは、血を分けた姉妹だったから。
そう思って、今まで過ごして来たのに・・・
兄「実はお前とは血が繋がってなかったんだ」
妹「キュン」
という展開が普通なんでしょうけど・・・
でも、私は血の繋がりがあるからこその絆だと、そう信じてきました。
こんなに大好きなのは、生まれた時から一緒だったから。
こんなに愛おしいのは、血を分けた姉妹だったから。
そう思って、今まで過ごして来たのに・・・
17: 2010/09/28(火) 01:31:58.07 ID:f6OERILI0
・・・お腹すいた。
憂「さすがに何か食べないといけないかな・・・」
ドアを少しずつ開け、お姉ちゃんがいないか確認します。
今顔を合わせても、何を話せばいいか全くわかりません。
お姉ちゃんがいないのを確認して、お膳を部屋の中に。
その日の晩御飯は、何を食べていたのか全く思い出せません。
憂「さすがに何か食べないといけないかな・・・」
ドアを少しずつ開け、お姉ちゃんがいないか確認します。
今顔を合わせても、何を話せばいいか全くわかりません。
お姉ちゃんがいないのを確認して、お膳を部屋の中に。
その日の晩御飯は、何を食べていたのか全く思い出せません。
18: 2010/09/28(火) 01:33:00.59 ID:f6OERILI0
唯「あっ! 憂、もう学校行けるの?」
憂「!! あ、う・・・お、おはようございます・・・ゆ、唯、さん・・・い、行ってきます!!」
ガチャ バタン
唯「うい・・・」グスッ
唯「・・・そうだ」ピコーン
憂「!! あ、う・・・お、おはようございます・・・ゆ、唯、さん・・・い、行ってきます!!」
ガチャ バタン
唯「うい・・・」グスッ
唯「・・・そうだ」ピコーン
19: 2010/09/28(火) 01:33:46.53 ID:f6OERILI0
顔も合わせず家を飛び出してきてしまいました。
挙句の果て、唯「さん」なんて・・・。
「お姉ちゃん」と呼びたくなかった・・・
いや、「お姉ちゃん」と呼んで拒絶されるのが怖かっただけ。
「お前は血が繋がってないんだ。だから妹でもなんでもないんだよ」
そう言われたら、私は間違いなく生きて行けないでしょう。
挙句の果て、唯「さん」なんて・・・。
「お姉ちゃん」と呼びたくなかった・・・
いや、「お姉ちゃん」と呼んで拒絶されるのが怖かっただけ。
「お前は血が繋がってないんだ。だから妹でもなんでもないんだよ」
そう言われたら、私は間違いなく生きて行けないでしょう。
21: 2010/09/28(火) 01:34:29.35 ID:f6OERILI0
純「おはよ、憂・・・どしたの、顔真っ青だけど」
憂「う、あぅ・・・なんだ純ちゃんか・・・」
なんだとはなんだよー傷付くだろーなんて言いながら私にじゃれ付いてくる純ちゃん。
純ちゃんは悩みがなさそうでいいなあ。
純「・・・何か失礼なこと考えなかった?」
憂「ううん、そんなことないよー」
純「ほんとかなぁ・・・ま、それよりさ。昨日はなんで休んだの?」
憂「・・・えっと」グスッ
純「えええ、ちょっ、な、泣かないでよ! ごめん、私が悪かったから!」
憂「う、あぅ・・・なんだ純ちゃんか・・・」
なんだとはなんだよー傷付くだろーなんて言いながら私にじゃれ付いてくる純ちゃん。
純ちゃんは悩みがなさそうでいいなあ。
純「・・・何か失礼なこと考えなかった?」
憂「ううん、そんなことないよー」
純「ほんとかなぁ・・・ま、それよりさ。昨日はなんで休んだの?」
憂「・・・えっと」グスッ
純「えええ、ちょっ、な、泣かないでよ! ごめん、私が悪かったから!」
22: 2010/09/28(火) 01:35:03.05 ID:f6OERILI0
思い出すだけで涙が出てきてしまう。
ああ、私純ちゃんを困らせてるんだなぁとは思うけど、
どうしても涙が止まらない。
そういえば・・・私が子供だった頃・・・今でも子供だけど・・・
幼稚園ぐらいかな?の頃、近所のお友達と夢中になって遊んだ時、
足元も見ずに走って転んじゃって泣いたなぁ。
あの時、一緒に遊んでたお姉ちゃんが凄い勢いで走ってきて・・・ぎゅって抱き締めて・・・
わた、私・・・をっ・・・
憂「うああぁぁぁあああん!!!」ボロボロ
純「うわああああ!! ど、どうしよう」オロオロ
憂「ぁあああぅう・・・おねえぢゃぁぁあああん!!」ボロボロ
純「お願いだから泣き止んでよー!!」オロオロ
結局、お昼休みが終わるまで私が泣き止むことはありませんでした。
ああ、私純ちゃんを困らせてるんだなぁとは思うけど、
どうしても涙が止まらない。
そういえば・・・私が子供だった頃・・・今でも子供だけど・・・
幼稚園ぐらいかな?の頃、近所のお友達と夢中になって遊んだ時、
足元も見ずに走って転んじゃって泣いたなぁ。
あの時、一緒に遊んでたお姉ちゃんが凄い勢いで走ってきて・・・ぎゅって抱き締めて・・・
わた、私・・・をっ・・・
憂「うああぁぁぁあああん!!!」ボロボロ
純「うわああああ!! ど、どうしよう」オロオロ
憂「ぁあああぅう・・・おねえぢゃぁぁあああん!!」ボロボロ
純「お願いだから泣き止んでよー!!」オロオロ
結局、お昼休みが終わるまで私が泣き止むことはありませんでした。
23: 2010/09/28(火) 01:35:48.45 ID:f6OERILI0
憂「ごめんね純ちゃん・・・学校までサボらせちゃって・・・」
純「いいっていいって・・・で、そろそろ事情話してくれない?」
憂「・・・どんな理由でも怒らない? 下らないって言わない?」
純「言わない言わない」
憂「・・・」
私は全てを話しました。
大好きなお姉ちゃんと私の間に血の繋がりがなかったこと。
その事を知らされてから、お姉ちゃんが遠くなって、
自分から離れて行ってしまうように思えたこと。
お姉ちゃんと呼んでしまっていいのか、拒絶されたら・・・って思うと不安で仕方ないこと。
純「いいっていいって・・・で、そろそろ事情話してくれない?」
憂「・・・どんな理由でも怒らない? 下らないって言わない?」
純「言わない言わない」
憂「・・・」
私は全てを話しました。
大好きなお姉ちゃんと私の間に血の繋がりがなかったこと。
その事を知らされてから、お姉ちゃんが遠くなって、
自分から離れて行ってしまうように思えたこと。
お姉ちゃんと呼んでしまっていいのか、拒絶されたら・・・って思うと不安で仕方ないこと。
54: 2010/09/28(火) 02:09:49.43 ID:f6OERILI0
純「・・・憂は、ほんとにお姉ちゃんが好きなんだね」
憂「当たり前だよ!」
純「でも、好き過ぎてお姉ちゃんのことが見えなくなってるんじゃないかな」
憂「見えなく・・・?」
純「だってほら、こんなに一生懸命に憂の事を探してるんだよ?
そんな人が、憂のことを拒絶なんてするわけないよ」
唯「・・・はっ・・・はぁ・・・っ、憂!」ゼエゼエ
憂「!?」ビクッ
純「ちょっ、私の後ろに隠れないでよ」
25: 2010/09/28(火) 01:37:13.91 ID:f6OERILI0
お姉ちゃん、息が上がってる・・・
私の事さがしてたのかな・・・
唯「う・・・うい・・・さが・・・探したよ・・・」ゼエゼエ
唯「きょ・・・教室にいな・・・ごほっ・・・げほ・・・」ゼエゼエ
私は、お姉ちゃんの言葉を黙って聞いている事しかできませんでした。
学校サボった事を怒られるんだろうか。
もう家に帰って来なくていいよ、と言われるんだろうか。
さようならもう会う事なんてないよ、と言われるんだろうか。
「血の繋がった」お姉ちゃんがそんな事言わないなんてすぐにわかる。
なのに、「血の繋がってない」お姉ちゃんの事、何もわからない。
そう思うと、さっきまで落ち着いていた心が途端にざわつき始めます。
憂「・・・っ」ボロボロ
唯「・・・うい」ゼエ ゼエ
私の事さがしてたのかな・・・
唯「う・・・うい・・・さが・・・探したよ・・・」ゼエゼエ
唯「きょ・・・教室にいな・・・ごほっ・・・げほ・・・」ゼエゼエ
私は、お姉ちゃんの言葉を黙って聞いている事しかできませんでした。
学校サボった事を怒られるんだろうか。
もう家に帰って来なくていいよ、と言われるんだろうか。
さようならもう会う事なんてないよ、と言われるんだろうか。
「血の繋がった」お姉ちゃんがそんな事言わないなんてすぐにわかる。
なのに、「血の繋がってない」お姉ちゃんの事、何もわからない。
そう思うと、さっきまで落ち着いていた心が途端にざわつき始めます。
憂「・・・っ」ボロボロ
唯「・・・うい」ゼエ ゼエ
26: 2010/09/28(火) 01:37:49.96 ID:f6OERILI0
ギュッ
憂「!?」
唯「・・・えへへ・・・ずーっと前、憂が泣いた時あったよね」
唯「あの時も、こうやってぎゅーって抱き締めて・・・」
チュッ
唯「おでこにちゅーしたよね・・・えへへ」
憂「お姉・・・ちゃん」グス
憂「!?」
唯「・・・えへへ・・・ずーっと前、憂が泣いた時あったよね」
唯「あの時も、こうやってぎゅーって抱き締めて・・・」
チュッ
唯「おでこにちゅーしたよね・・・えへへ」
憂「お姉・・・ちゃん」グス
27: 2010/09/28(火) 01:38:20.40 ID:f6OERILI0
唯「ごめんね、憂。私が『血が繋がってない』って言ったから不安になっちゃったんだよね」
唯「でもね、憂。」
唯「たとえ血が繋がってなくても、私は憂のこととーっても大好きだよ!」
憂「お姉ちゃん・・・」ボロボロ
唯「あ、あれ・・・? 泣き止まない・・・」オロオロ
憂「当たり前だよ・・・そんなこと言われたら、嬉しくて涙が出てきちゃうよ・・・」ボロボロ
唯「・・・憂」ギュ
憂「お姉ちゃん・・・」ギュウウ
その日、私とお姉ちゃんは久しぶりに手を繋いで帰りました。
あっ、純ちゃん忘れてた。まあいいや。
純「・・・別に寂しくないもん」
唯「でもね、憂。」
唯「たとえ血が繋がってなくても、私は憂のこととーっても大好きだよ!」
憂「お姉ちゃん・・・」ボロボロ
唯「あ、あれ・・・? 泣き止まない・・・」オロオロ
憂「当たり前だよ・・・そんなこと言われたら、嬉しくて涙が出てきちゃうよ・・・」ボロボロ
唯「・・・憂」ギュ
憂「お姉ちゃん・・・」ギュウウ
その日、私とお姉ちゃんは久しぶりに手を繋いで帰りました。
あっ、純ちゃん忘れてた。まあいいや。
純「・・・別に寂しくないもん」
28: 2010/09/28(火) 01:39:07.30 ID:f6OERILI0
唯「あっ、そういえば憂。今日学校いなかったよね?」
憂「ご、ごめんね・・・サボっちゃった」
唯「う、憂が不良さんになっちゃった・・・!」ガーン
憂「えっと・・・ごめんなさい・・・」
唯「ううん、憂が無事だったならそれでいいよ」ギュ
憂「お姉ちゃん・・・心配して探してくれたの?」
唯「当たり前だよ! 帰ってくるの遅かったし・・・学校にはいなかったし・・・」
唯「もしかしたら、このまま帰ってこないんじゃないかって思っちゃった」
憂「・・・ごめんね。もう心配かけるようなことしないよ」
唯「うん・・・」
憂「ご、ごめんね・・・サボっちゃった」
唯「う、憂が不良さんになっちゃった・・・!」ガーン
憂「えっと・・・ごめんなさい・・・」
唯「ううん、憂が無事だったならそれでいいよ」ギュ
憂「お姉ちゃん・・・心配して探してくれたの?」
唯「当たり前だよ! 帰ってくるの遅かったし・・・学校にはいなかったし・・・」
唯「もしかしたら、このまま帰ってこないんじゃないかって思っちゃった」
憂「・・・ごめんね。もう心配かけるようなことしないよ」
唯「うん・・・」
31: 2010/09/28(火) 01:41:16.62 ID:f6OERILI0
唯「ただいまー」
憂「ただいまー」
唯「あれ、お母さんたちいないのかな・・・」
ガチャ
唯「あれ、書置きが・・・」
憂「お父さんとお母さん、また旅行するんだ・・・」
唯「じゃあ、今日から2人っきりだね!」
憂「ふ、2人っきり・・・///」カアア
こ、これは・・・
神がくれたプレゼントでしょうか!
仲直りした(一方的に私が拗ねてただけだけど)私とお姉ちゃんに、
もっと深い仲になりなさいという思し召しでしょう!きっとそうです!
憂「ただいまー」
唯「あれ、お母さんたちいないのかな・・・」
ガチャ
唯「あれ、書置きが・・・」
憂「お父さんとお母さん、また旅行するんだ・・・」
唯「じゃあ、今日から2人っきりだね!」
憂「ふ、2人っきり・・・///」カアア
こ、これは・・・
神がくれたプレゼントでしょうか!
仲直りした(一方的に私が拗ねてただけだけど)私とお姉ちゃんに、
もっと深い仲になりなさいという思し召しでしょう!きっとそうです!
32: 2010/09/28(火) 01:42:29.52 ID:f6OERILI0
憂「じゃ、じゃあお姉ちゃんそこに座っててね! すぐにご飯の準備・・・」
唯「あっ、ダメ! 憂がそこに座ってて!!」
憂「えっ・・・」
唯「いい? そこから動いちゃダメだからね! あっ、目もつぶってて!」
憂「目を!? う、うん! わかったよ!」ドキドキ
ああ・・・ナニが始まるんでしょう・・・
目をつぶるって・・・もちろんアレですよね・・・き、きっす・・・しかも唇に・・・!!
て、テンション上がってきた・・・!!
唯「あっ、ダメ! 憂がそこに座ってて!!」
憂「えっ・・・」
唯「いい? そこから動いちゃダメだからね! あっ、目もつぶってて!」
憂「目を!? う、うん! わかったよ!」ドキドキ
ああ・・・ナニが始まるんでしょう・・・
目をつぶるって・・・もちろんアレですよね・・・き、きっす・・・しかも唇に・・・!!
て、テンション上がってきた・・・!!
33: 2010/09/28(火) 01:43:29.59 ID:f6OERILI0
コトッ
唯「もう目開けていいよ!!」
憂「えっ?」
なんだ・・・キスじゃ・・・な・・・
憂「こ、これ・・・お姉ちゃんが作ったの?」
唯「そうだよ!」フンス
目の前には一皿のカレー。
私と、お姉ちゃんの大好物。
唯「もう目開けていいよ!!」
憂「えっ?」
なんだ・・・キスじゃ・・・な・・・
憂「こ、これ・・・お姉ちゃんが作ったの?」
唯「そうだよ!」フンス
目の前には一皿のカレー。
私と、お姉ちゃんの大好物。
34: 2010/09/28(火) 01:44:36.59 ID:f6OERILI0
唯「私があんな事言っちゃったから憂が落ち込んじゃったでしょ?」
唯「だから、憂が元気になるように、憂の為に何ができるかなって考えて・・・」
唯「ごめんね。ほんとは、もっと凝ったの作りたかったんだけど・・・」
憂「ううん、嬉しいよ!」
嬉しい。
料理どころか、台所にすら立ったことなかったのに。
私の為に。
・・・料理するの初めてにしては手に怪我一つないあたり、
お姉ちゃんは凄いって思う。
唯「だから、憂が元気になるように、憂の為に何ができるかなって考えて・・・」
唯「ごめんね。ほんとは、もっと凝ったの作りたかったんだけど・・・」
憂「ううん、嬉しいよ!」
嬉しい。
料理どころか、台所にすら立ったことなかったのに。
私の為に。
・・・料理するの初めてにしては手に怪我一つないあたり、
お姉ちゃんは凄いって思う。
35: 2010/09/28(火) 01:45:30.66 ID:f6OERILI0
唯「そ、それで・・・どう?」ドキドキ
憂「・・・うん、おいしい! 凄く美味しいよお姉ちゃん!」
唯「憂があんまり美味しそうに食べるから、私もお腹空いてきちゃった・・・」
そう言って自分の分をよそいに行くお姉ちゃん。
純ちゃんの言った通りだった。
お姉ちゃんはいつも私の事を想ってくれてたんだ。
たとえ血が繋がってなくても、お姉ちゃんは私の大好きなお姉ちゃんだったんだ。
憂「お姉ちゃん」
唯「ふぇ? なーに、うい」
チュッ
憂「お姉ちゃんだいすきっ」
憂「・・・うん、おいしい! 凄く美味しいよお姉ちゃん!」
唯「憂があんまり美味しそうに食べるから、私もお腹空いてきちゃった・・・」
そう言って自分の分をよそいに行くお姉ちゃん。
純ちゃんの言った通りだった。
お姉ちゃんはいつも私の事を想ってくれてたんだ。
たとえ血が繋がってなくても、お姉ちゃんは私の大好きなお姉ちゃんだったんだ。
憂「お姉ちゃん」
唯「ふぇ? なーに、うい」
チュッ
憂「お姉ちゃんだいすきっ」
36: 2010/09/28(火) 01:46:15.99 ID:f6OERILI0
---------------------------------------------------------------------
紬「・・・oh」ぽわぽわ
唯「? どうしたのムギちゃん」
紬「そ、それで? そのあとどうしたの!?」ハァハァ
澪「ムギ、落ち着け」
紬「・・・oh」ぽわぽわ
唯「? どうしたのムギちゃん」
紬「そ、それで? そのあとどうしたの!?」ハァハァ
澪「ムギ、落ち着け」
37: 2010/09/28(火) 01:46:52.45 ID:f6OERILI0
唯「え? どうしたって・・・一緒に寝たけど・・・」
紬「それで!? それで!?」ハァハァハァ
梓「ちょっ、ムギ先輩! 袖にクリームついてますよ!」
律「ああ・・・なんかもうムギはコレが普通になってきたな」
澪「そうだな」
紬「それで!? それで!?」ハァハァハァ
梓「ちょっ、ムギ先輩! 袖にクリームついてますよ!」
律「ああ・・・なんかもうムギはコレが普通になってきたな」
澪「そうだな」
38: 2010/09/28(火) 01:47:28.48 ID:f6OERILI0
唯「えーっと・・・一緒に寝ただけだよ」
紬「・・・ほんと?」
唯「ほんと」
紬「・・・」シュン
梓「あ、大人しくなった」
紬「・・・ほんと?」
唯「ほんと」
紬「・・・」シュン
梓「あ、大人しくなった」
39: 2010/09/28(火) 01:48:50.51 ID:f6OERILI0
ガチャ
憂「失礼しまーす」
唯「あ、うーいー!」ダッ
憂「おねえちゃん!」ギュー
唯「えへへー///」
憂「えへへー///」
憂「失礼しまーす」
唯「あ、うーいー!」ダッ
憂「おねえちゃん!」ギュー
唯「えへへー///」
憂「えへへー///」
40: 2010/09/28(火) 01:49:35.58 ID:f6OERILI0
梓「おうおう譲ちゃんたち、そういうのは外でやってくれねぇか」
律「なんだー梓、嫉妬かー?」
梓「そういうんじゃないでごわす」
澪「動揺しまくってるじゃないか・・・」
紬「oh・・・yes・・・!!!」ダバー
律「なんだー梓、嫉妬かー?」
梓「そういうんじゃないでごわす」
澪「動揺しまくってるじゃないか・・・」
紬「oh・・・yes・・・!!!」ダバー
41: 2010/09/28(火) 01:50:06.88 ID:f6OERILI0
憂「お姉ちゃん」
唯「なあに、うい・・・んぅ・・・!」チュッ
憂「んっ・・・ふぅ。さ、帰ろ?」ギュ
紬「yheaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!」ブファアアア
律「すげえ、人間スプレーだ」
澪「赤色限定のな」
唯「なあに、うい・・・んぅ・・・!」チュッ
憂「んっ・・・ふぅ。さ、帰ろ?」ギュ
紬「yheaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!」ブファアアア
律「すげえ、人間スプレーだ」
澪「赤色限定のな」
42: 2010/09/28(火) 01:51:38.18 ID:f6OERILI0
梓「信じないよ。混じりっ気のないものしか、信じない」
澪「こっちはこっちでぶっ壊れたな」
律「おーい、もどってこーい・・・まあいいや、じゃ今日は解散!また明日なー」
律「さ、帰ろうぜ」ギュ
澪「ああ」ギュ
後に残されたのは、空になったスプレー缶と壊れたラジカセだけでした。
おしまい。
澪「こっちはこっちでぶっ壊れたな」
律「おーい、もどってこーい・・・まあいいや、じゃ今日は解散!また明日なー」
律「さ、帰ろうぜ」ギュ
澪「ああ」ギュ
後に残されたのは、空になったスプレー缶と壊れたラジカセだけでした。
おしまい。
43: 2010/09/28(火) 01:52:52.61 ID:f6OERILI0
純「・・・へっくし!・・・ぐす」
・・・おしまい!
・・・おしまい!
45: 2010/09/28(火) 01:56:16.39 ID:f6OERILI0
以上、初SSでしたがいかがだったでしょうか。
正直俺の心は>>2で折れましたが、1レス投稿したくらいで投げてちゃアレかな
って思ったんで続けさせていただきました。
最後まで見てくださった方々、ありがとうございます。
あと、レスしてくれた方!返レスできなくてごめんね!
引用元: 唯「けつえん!」
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