1: 2022/12/17(土) 07:12:00.019 ID:mkLFvkcHd.net
マヤ「あうっ」ペタンッ

マヤ「な……何を……!」

シンジ「黙れ! 僕に話しかけるな!」

シンジ「ふんっ!!」スタスタ

マヤ「酷いわ……シンジ君……酷い……ウウッ……」シクシク

2: 2022/12/17(土) 07:12:31.068 ID:mkLFvkcHd.net
リツコ「マヤ!? どうしたの!?」

マヤ「センパイ……! 実はシンジ君があーなってこーなってそーなったんです……!」

リツコ「突然頬を引っぱたかれたですって……!?」

3: 2022/12/17(土) 07:13:12.010 ID:mkLFvkcHd.net
マヤ「ハイ……私はただ普通に挨拶をしただけなのに……ウッ……ウッ……」

リツコ「なんてこと……すぐにシンジ君を追いかけましょう」

リツコ「突然マヤにそんな仕打ちをするなんて、私も黙ってるわけにはいかないわ」

マヤ「センパイ……」

4: 2022/12/17(土) 07:14:05.759 ID:mkLFvkcHd.net
シンジ「……」スタスタ

リツコ「いた! ちょっとシンジ君! 待ちなさい!」

シンジ「誰……ってリツコさん……!!」

リツコ「どういうことなの!? マヤの頬をいきなり叩くなんて! 事と次第によっては司令に……」

シンジ「黙れよっ!!」パシーン

リツコ「いたっ」バタッ

シンジ「さっきも言ったでしょぉ!? 僕に話しかけないでよっ!!」スタスタ

7: 2022/12/17(土) 07:16:14.729 ID:mkLFvkcHd.net
リツコ「っつぅ……」

マヤ「センパイ……大丈夫ですか……?」サスサスサスサスサスサスサスサスサスサスサスサス

リツコ「……はぁぁ、これは思った以上に深刻そうね」

リツコ「マヤ、ミサトのところへ行くわよ……どう考えても監督不行届だわ」スタスタ

マヤ「は、はい……!」サスサススタスタサスサススタスタサスサススタスタ

8: 2022/12/17(土) 07:17:21.886 ID:mkLFvkcHd.net
ミサト「ルルルルールルンッルルールンルンッ……♪」

リツコ「ミサトッ!!」パシーン

ミサト「ぎゃんっ!?」ドスンッ!!!

リツコ「ハァァアッ!!」パシシシシーン

ミサト「パァラッ‼︎」ドンガラガッシャーン

11: 2022/12/17(土) 07:18:12.468 ID:mkLFvkcHd.net
ミサト「っつぅ……ちょっとリツコぉ! いきなり何すんのよぉ! セーラー戦士の私じゃなかったら氏んでたわよ今のぉ!」

リツコ「何をするはこっちの台詞よ! ミサト! 貴女シンジ君のメンタルケアを怠ったわね!?」

ミサト「はあ? どゆこと?」

マヤ「実はシンジ君がアレでソレでコレなんです!」

ミサト「なんですってぇ!? シンジ君がマヤちゃんとリツコの頬を突然引っぱたいたぁ!?」

12: 2022/12/17(土) 07:18:47.089 ID:mkLFvkcHd.net
ミサト「うっそぉ……お二人揃って幻覚でも見たんじゃないのぉ?」

リツコ「そんなわけないでしょ? 頬を引っぱたかれたのは紛れもない事実よ」

マヤ「そうです! 幻覚なんかじゃありません!」

ミサト「でもさっきすれ違った時はシンちゃん、すっごくご機嫌だったわよ? ほら見てコレ!」スッ

14: 2022/12/17(土) 07:19:25.589 ID:mkLFvkcHd.net
マヤ「花束……ですか?」

ミサト「そっ! さっきシンちゃんから貰ったの! 日頃の感謝を込めて……だって!」

ミサト「あとミサトさん大好き~って……えへへへ!」

ミサト「いやーもう……私ったら年甲斐もなく感極まっちゃって! 思わずその場で泣きそうに……」

15: 2022/12/17(土) 07:20:07.921 ID:mkLFvkcHd.net
マヤ(センパイ……どういうことでしょう……?)ヒソヒソ

リツコ(シンジ君、ミサトに対しては私達のような態度を取らなかったのね……)ヒソヒソ

リツコ(てっきり日頃のストレスで誰も彼もを憎むようになったのかと思ったけど……)ヒソヒソ

リツコ(ひょっとしてそうではないのかしら……)ヒソヒソ

17: 2022/12/17(土) 07:22:39.207 ID:mkLFvkcHd.net
冬月「グッ……」ヨタヨタ

マヤ「あっ、副司令! どうしたんですか? 何だか歩き方がぎこちないですけど……」

冬月「あ……ああキミたちか……いやね、さっきシンジ君に突然頬を叩かれてな……」

冬月「その衝撃でひっくり返って腰を少々やってしまった……歩くのも儘ならん……」

ミサト「えぇっ!? まさかそんな……! 副司令のようなお年寄りを!?」

リツコ「ね? 言った通りでしょう? 今のシンジ君はお年寄りでも容赦しないのよ」

マヤ「でも酷い……私達ならまだしもお年寄りを叩くなんて……!」

冬月「あまりお年寄りを連呼するな、悲しくなるから」

19: 2022/12/17(土) 07:23:59.123 ID:mkLFvkcHd.net
ミサト「……ついにグレちゃったのかしら」

冬月「まあ……あんな男を父に持てばグレたくもなるだろうが……」

冬月「葛城二佐、 シンジ君がグレたのは君の監督不行届の要因があるのではないかね? これは減俸ものだぞ」

ミサト「しょ……しょんなぁ……! 申し訳ございません! 何でもしますから! 減俸だけは……!」

リツコ「お言葉ですが副司令、碇シンジは葛城二佐に対しては寧ろ感謝を告げていたと……」

冬月「む? そうなのか?」

ミサト「は、はい……この花束は碇シンジから感謝の気持ちに……と貰ったものです」

21: 2022/12/17(土) 07:24:48.314 ID:mkLFvkcHd.net
冬月「ということは……完全にグレたわけではないのか?」

リツコ「そこはよく分かっておらず……」

< アーッ!!

マヤ「!?」ビクッ

リツコ「何……? 今の声……」

ミサト「今の声は……まさか!」ダッ

23: 2022/12/17(土) 07:25:48.683 ID:mkLFvkcHd.net
加持「」ヒクヒク

ミサト「やっぱり加持君! ちょっと大丈夫?」

リツコ「地べたに突っ伏して……どうしたのよいったい……」

加持「あ……ああ……葛城……それにリッちゃん……」ヒクヒク

加持「シンジ君がいたから……グッ……挨拶でもと思って近づいたんだが……」ヒクヒク

シンジ『ッ! 僕に!! 近寄るなァァァッ!!』ボコォ

加持「ってな感じで……思いっきり股間を蹴られたんだ……」

ミサト「えぇ……うっそぉ……」ヒキッ

25: 2022/12/17(土) 07:26:15.853 ID:mkLFvkcHd.net
加持「はぁぁ……やっと落ち着いてきた……もしかしてこの集まりは……」

リツコ「そう、みんなシンジ君から特に理由もない暴行を受けたのよ」

リツコ「ミサト以外はね」

加持「なるほど……」

26: 2022/12/17(土) 07:27:01.966 ID:mkLFvkcHd.net
マヤ「私達……何かシンジ君を怒らせるようなことをしてしまったんでしょうか……」

冬月「どういうことかね、伊吹くん」

マヤ「はい……ここにいるメンバーの中で葛城二佐だけがシンジ君から暴行を受けていないのが気になりまして……」

リツコ「確かに、周りが見えなくなる程に精神が不安定になっているならミサトにも暴行を加えたはずよね」

加持「それがないってことは……」

冬月「シンジ君は葛城二佐を除く、我々4名を心底嫌っているというわけか?」

27: 2022/12/17(土) 07:27:56.279 ID:mkLFvkcHd.net
加持「うーん……シンジ君にそこまで嫌われるようなことをした覚えはないんだがなぁ……」

マヤ「私もです……」

リツコ「同じく」

冬月「私に至ってはほぼ関わりすらないぞ」

加持「それはそれでどうなんですかね」

ミサト「とにかくシンジ君を探して問い詰めましょう、ここで考えてても埒が明きません」

加持「それもそうだな……シンジ君を探そう」

28: 2022/12/17(土) 07:28:50.558 ID:mkLFvkcHd.net
ーーー
ーー


冬月「キミ」

青葉「あっ、副司令……それに皆さんもお揃いで……どうしたんです?」

冬月「シンジ君を見かけなかったかね?」

青葉「シンジ君? シンジ君ならさっきすれ違ってそこの通路を曲がっていきましたよ」

29: 2022/12/17(土) 07:29:28.824 ID:mkLFvkcHd.net
ミサト「青葉くん、シンジ君と挨拶はしたの?」

青葉「挨拶? まあ、軽く会釈くらいは」

マヤ「え? 青葉くんはシンジ君に叩かれなかったの?」

青葉「はあ? 叩かれる? なんで?」

マヤ「な、なんでって言われても……」

リツコ「やっぱり明らかに人を選んで暴行を加えてるわね……」

加持「俺達がシンジ君に嫌われてるのはほぼ確定ってわけか」

ミサト「とにかくシンジ君を追うわよ!」

30: 2022/12/17(土) 07:30:50.717 ID:mkLFvkcHd.net
シンジ「……」スタスタ

ミサト「いた! ちょっとシンジ君!」

シンジ「あっ! ミサトさん! こんにちは!」

リツコ マヤ 冬月 加持(明らかに態度が違う……)

ミサト「シンジ君……本当なの? リツコ達に暴行を加えたって」

31: 2022/12/17(土) 07:31:07.776 ID:mkLFvkcHd.net
シンジ「え? リツコさん達……?」

ミサト「ほら、そこにいるでしょ?」

加持「……」

冬月「……」

マヤ「……」

リツコ「……」

シンジ「ヒッ」

32: 2022/12/17(土) 07:31:38.124 ID:mkLFvkcHd.net
ミサト「皆突然シンジ君から暴力を受けて混乱してるのよ……どうしてそんな酷いことをしたの?」

シンジ「あ……ああ……」ビクビク

ミサト「し、シンジ君……?」

シンジ「うわぁぁぁ!! うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」ジタバタ

ミサト「!?」

33: 2022/12/17(土) 07:32:20.254 ID:mkLFvkcHd.net
シンジ「やだぁぁぁ! やめてよぉぉぉ! うわあああああああああ!!!!」ジタバタ

ミサト「し、シンジ君!? 落ち着いて! しっかり!」

シンジ「来るなぁぁぁ!! うわぁぁぁぁぁ!! ミサトさぁん! 助けてぇ!! 助けてよぉ!!」ヒシッ

ミサト(こ、こんなに取り乱すほどリツコ達を拒絶するなんて……)

34: 2022/12/17(土) 07:33:01.120 ID:mkLFvkcHd.net
リツコ「ちょっと大丈夫……? 安定剤ならあるけど……」

シンジ「ァァァァ……100ァァァァァァァァ……」ビクンビクン

ミサト「……申し訳ないけど、しばらくシンジ君と二人きりにしてもらえる?」

マヤ「で……でも……」

ミサト「これじゃオチオチ話もできないわ……話は私が聞いておくから今は……ね?」

シンジ「ッ! ッ!」ビクンビクン

36: 2022/12/17(土) 07:33:50.248 ID:mkLFvkcHd.net
冬月「……確かにその方が良さそうだな、ここは葛城二佐に任せて我々は退散しよう」スタスタ

加持「そうですね……葛城、シンジ君のこと任せたぞ」スタスタ

ミサト「ええ……」

マヤ「グスッ……うぅ……」スタスタ

リツコ「マヤ……」スタスタ

シンジ「……オワァァァァァァァッ! ナンデボクダケェェェェェ!!」ジタバタジタバタ

ミサト(シンジ君……いったいどうしちゃったのよ……)サスサス

37: 2022/12/17(土) 07:34:08.489 ID:mkLFvkcHd.net
加持「ハァ……まさかあんなに錯乱するとは……俺達の姿は目にもしたくないってわけか」

冬月「理由の分からん悪意ほど意地の悪いものはないな」

マヤ「グスッ……グスッ……」

リツコ「私達がいったい何をしたって言うのかしら……」

38: 2022/12/17(土) 07:34:44.017 ID:mkLFvkcHd.net
ミサト「おまたー」スタスタ

リツコ「ミサト、シンジ君は?」

ミサト「今日はもう家に帰らせたわ、あんな状態じゃシンクロテストもままならないだろうしね」

ミサト「一応アスカと、念の為レイにも家まで付き添ってもらうことにしたから大丈夫だと思うけど」

加持(一緒に帰れるってことは……レイとアスカはシンジ君から嫌われてはいないのか……)

マヤ「それで……その……私達が嫌われてる理由って……」

ミサト「…………本当に聞きたい?」

39: 2022/12/17(土) 07:35:31.357 ID:mkLFvkcHd.net
加持「何かエゲツない事でも言ったのか? シンジ君」

ミサト「まあ……うん……」

冬月「勿体ぶらずにハッキリと言いたまえ」

ミサト「では……えーっと……」

ミサト「貴方達の顔を見るだけで全身に鳥肌が立つ、できれば二度と僕の前に現れないで欲しい」

ミサト「と、言っていたわ……」

加持「」

冬月「」

マヤ「」

リツコ「」

40: 2022/12/17(土) 07:36:10.140 ID:mkLFvkcHd.net
ミサト「そ、それじゃあ私も今日はこの辺で……」

ミサト「えーっと……私もシンジ君が心配だしぃ……」

ミサト「あは……あははは……」スタスタ

加持「」

冬月「」

マヤ「」

リツコ「」

41: 2022/12/17(土) 07:36:55.412 ID:mkLFvkcHd.net
加持「まさかそこまで嫌われてるなんてなぁ……」

マヤ「シクシク……シクシク……」

リツコ「マヤ……可哀想に……」

冬月「原因は何だ? 何故我々はあそこまでシンジ君に嫌われている?」

加持「さあ、そこんとこは俺にもサッパリです」




















「尻 大 会 ?」

42: 2022/12/17(土) 07:37:45.933 ID:mkLFvkcHd.net
マヤ「あれ……キミは……」

カヲル「やあ」

リツコ「フォースチルドレン……渚カヲル……」

加持「…………」

カヲル「貴方達がシンジくんに拒絶されずに話せる方法……尻大会?」

冬月「キミはその方法を知っているというのかね?」

カヲル「はい、知っています」

加持「勿論、知っているならぜひとも教えてほしいですね」

43: 2022/12/17(土) 07:38:06.574 ID:mkLFvkcHd.net
カヲル「では教えてあげましょう、僕についてきてください……」スタスタ

マヤ「……どうするんですか?」

リツコ「何だか怪しい感じがするけれど、行くしかないでしょう」

加持「だな」

冬月「やれやれ……腰が痛いというのに……」

44: 2022/12/17(土) 07:38:35.662 ID:mkLFvkcHd.net
━━━
━━


シンジ「さようならって言っておいて、結局みんなエヴァからさようならできてないよね」スタスタ

加持「やあ、シンジくん」

シンジ「!!!!!!!!!!!」ビクッ

加持(やはり拒否反応……! 本当に大丈夫なんだろうな……! けどやるしかない……)

加持(信用してますよ……!)

46: 2022/12/17(土) 07:39:00.914 ID:mkLFvkcHd.net
加持「ウオオオオオオオオンッ!!」

シンジ「!?」

加持(……ど、どうだ?)

シンジ「ホウコウ……カクヘンヤンケ……」ブツブツ

シンジ「あ! 加持さん! おはようございます! 今日もかっこいいですね!」

加持「あ、ああ……シンジ君も今日は前髪の感じがイカしてるぜ」

加持(本当に通用したぞ……ともかく、これでシンジくんから拒絶されずに済むな)

47: 2022/12/17(土) 07:39:19.865 ID:mkLFvkcHd.net
シンジ「マリさんエンドは良いけどさ、今までの積み重ねはいったいなんだったんだろうって話になるよね」スタスタ

マヤ「お、おはようシンジくん……」

シンジ「!!!!!!!!!!」ゾワッ

マヤ(うぅ……やっぱり拒否反応……渚くんの言う通りか……)

マヤ(ちょっぴり恥ずかしいけど……やるしかないよね)

48: 2022/12/17(土) 07:39:38.425 ID:mkLFvkcHd.net
マヤ「ガタガタガタガタガタガタガタ……」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

シンジ「!?」

マヤ(ど、どう……?)

シンジ「レバブル……カクヘンヤンケ……」ブツブツ

シンジ「あっ、マヤさん! こんにちは! 今日は凄く良い天気ですね!」

マヤ「う、うん! 良い天気だね!」

マヤ(良かった……! 渚くんの言った通りにしたらシンジくんとお話できたよ!)

49: 2022/12/17(土) 07:40:01.487 ID:mkLFvkcHd.net
シンジ「ペンペンを見て実際にペンギンを買おうとしたら、色々とハードル高すぎて普通に挫折したよね」

冬月「やあシンジ君、調子はどうかな」スタスタ

シンジ「!!!!!!!!!!」

冬月(やはり拒否反応か、ならば致し方ない)

51: 2022/12/17(土) 07:40:47.255 ID:mkLFvkcHd.net
冬月「ふんっ……ぬおりゃぁ!」ブンッ

カランカラン……

シンジ「!?」

冬月(どうだ……流石にアレは人間には扱えない故、赤く塗った棒切れだが……)

シンジ「ロンギヌスキタ……カクヘンヤンケ……」ブツブツ

シンジ「あっ副司令、おはようございます! これ良かったらどうぞ! ぬか漬けを作ったんですけどちょっと作りすぎて……」スッ

冬月「そうか、ありがたくいただくよ」

冬月(フォースチルドレンの言った通りだったというわけか……まあなにはともあれ、これで解決だな)

52: 2022/12/17(土) 07:41:21.753 ID:mkLFvkcHd.net
シンジ「たまにみんな僕が中学生ってこと忘れてるよね、もはや当たり前のようにゴジラとかと戦わせるけどさ」

リツコ「あらシンジ君、おはよう」

シンジ「!!!!!!!!!」

リツコ(やはり拒否反応が……フォースチルドレン、渚カヲルの言っていた通りというわけね)

リツコ(えーっと……まだ皆がやっていないパターンは……これね)

54: 2022/12/17(土) 07:42:13.193 ID:mkLFvkcHd.net
リツコ「………」スッ

[+2]

シンジ「!?」

リツコ(ただ+2と書かれた紙を提示しているだけなのだけれど……これで良いのかしら……?)

シンジ「ズガラ+2スタート……カクヘンヤンケ……」ブツブツ

シンジ「あっリツコさん! おはようございます! 今日も厚化粧が良い感じで、はい、とってもステキですね!」

リツコ「ふふっ、褒めても何も出ないわよ?」

リツコ(本当に拒否反応が出なくなった……結局理由は明かしてくれなかったけど……何故シンジくんは私達を拒絶していたのかしら……)

56: 2022/12/17(土) 07:42:38.106 ID:mkLFvkcHd.net
こうしてリツコ達はカヲルからの助言により、


教えてもらった動作を行いさえすれば、


シンジから頑なに拒絶されることは無くなった。


しかし……。

57: 2022/12/17(土) 07:43:05.180 ID:mkLFvkcHd.net
冬月「ところで碇、その机にある花は……」

ゲンドウ「……」ニヤリ

ゲンドウ「ああ、先程シンジから貰った、捨てるのも勿体無いのでこうして飾っている」

冬月(こ、これは……! 葛城二佐と同じ……!)

冬月(私達を嫌っておきながら、全ての元凶とも言うべきこの男のことは嫌っていないというのか?)

冬月(何故だ……何故なんだシンジ君……!)

何故シンジがリツコ達を拒絶しているのかは……

誰にも分からないのであった。

58: 2022/12/17(土) 07:43:58.068 ID:mkLFvkcHd.net
カヲル「やあシンジ君、一緒にピアノでもどうだい?」スタスタ

シンジ「ギャァァァァァァ!!!!!!!」ドクドクドクドクドク

カヲル「おやおや……また出してしまったんだね? じゃあ今日も僕がパンツを変えてあげるよ」

シンジ「んほぉぉぉぉぉぉぉぉ!!! しゅきぃ!! カヲルくんしゅきぃぃぃぃぃ!!!」

カヲル「うん、僕もシンジ君が大好きだよ」ニッコリ

シンジ「おぎゃぁぁぁぁぁ!! おぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」ドクドクドクドクドク



(カヲル以外は)誰にも分からないのであった。












59: 2022/12/17(土) 07:44:15.236 ID:mkLFvkcHd.net
いってきます。

60: 2022/12/17(土) 07:44:26.084 ID:TvNeHdTra.net

61: 2022/12/17(土) 07:44:42.771 ID:UwL3NZ4K0.net
いってらノシ

引用元: マヤ「あっ、シンジ君! おはよう!」 シンジ「黙れよ!」パシーン