真姫「海未、あなたは元気な内にもう一度カウンセリングも受けるべきよ」

海未「嫌です！あれは拷問以外のなにものでもありません！」

真姫「でも……本当に氏んじゃうわよ？絵里の時だってどれだけ穂乃果が悲しんだか知らないわけじゃないでしょ！？」

海未「ですから絵里の話は！！」

ことり「やめて！！ｹﾎｯｹﾎｯ……海未ちゃん……私はもうカウンセリングに耐えられる身体じゃないなら……海未ちゃんだけでも……お願い」

海未「……ずるいですよ、ことり……」

真姫「じゃあ準備してくるから」

真姫「私は高坂穂乃果が嫌いです」

海未「私は高坂穂乃果が……が……」

真姫「私は高坂穂乃果が嫌いです！」

海未「私は……私は……高坂穂乃果がっ……ぁ……ぁ……」ｶﾞｸｶﾞｸ

真姫「ふぅ……一旦止めるわよ」

海未「はぁ……はぁ……もう無理です……こんな方法じゃ」

真姫「……(心身共に限界、かしらね)」

真姫「……しばらくほの禁しなさい」

海未「……無理です」

真姫「氏ぬわよ」

海未「穂乃果が原因で氏ぬなら本望です！」

真姫「それがエゴなのよ！穂乃果の事を考えるのなら生きるべきよ！自分のせいで友達が氏んだと穂乃果が知ったらどうなると思う！！？」

海未「ぁ……」

真姫「……」

海未「何日……ですか」

真姫「3日ね」

海未「3日……それは今から3日だから72時間経てばすぐ会えるのですよね？」

真姫「今日を含まず3日いっぱいよ」

海未「……わかりました」

ほの禁1日目

海未「今日は穂乃果に会えない……大丈夫……今までも1日くらい会わない事はあったじゃありませんか……大丈夫……」

携帯「穂乃果だよっ！！今日休みだったけど大丈夫？風邪？電話も繋がらないから留守電残しておくね！明日待ってるよ！」

海未「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！」ｶﾞﾝｯｶﾞﾝｶﾞｯｶﾞﾝ

……

海未「……はっ……なんとか柱に頭を打ち付けて正気を保てました……完全に抗穂乃果剤が抜けている状態では声すら危険ということですね……」

海未「もう寝ましょう……」

ほの禁2日目

海未「大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫……口に出してはいけない……だめ……口に出すと……おかしくなる……だめ……だめだめだめだめ……いけません絶対に！！……」

海未「…………………………………ほ……穂乃果っっぁああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！」

海未「あぎっっっっっ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」ｻﾞｸｯ

園田母「海未！悲鳴が聞こえたけど！？きゃあああああああ！！」

……

海未「ここは……」

真姫「病院よ」

海未「私は……」

真姫「手に持っていた刃物を自分の腹に刺して丸2日気を失っていたのよ」

海未「そうですか……丸2日！つまり今日はその！」

真姫「ええ穂乃果に会えるわよ、その代わり抗穂乃果剤を打ってからじゃないとほの禁3日で会うとどうなるか分からないから、腕出して」

ｶﾞﾗｯ

穂乃果「海未ちゃああああん！！」抱きっ

真姫「なっ！！？？穂乃果！！30分に来てって言ったじゃない！！！」

穂乃果「海未ちゃんが心配で待てなかったんだもん！！！海未ちゃん海未ちゃん海未ちゃああああん！！！！！」ｽﾘｽﾘｽﾘｽﾘ

真姫「は、離れて！いいから！海未はまだ治ってないんだから！！」

穂乃果「そ、そっかごめんね！」

心電図「ピーーーーーーーーーーーーーー」

穂乃果「海未ちゃ……ん？」

真姫「今すぐ電気ショック用意して！！早く！！！」

海未「」

……

ことり「聞いたよ」

真姫「……」

ことり「海未ちゃん、氏んじゃったって」

真姫「脳細胞の99%が氏滅、ほぼ即氏だったわ……ごめんなさい……私が付いていながら……なんてことを……ぅぅ」

ことり「泣かないで真姫ちゃん……大丈夫だから……ほらテレビ」

テレビ「抗穂乃果剤にかわる画期的な治療法、こと真姫療法が正式に日本で認可されました」

真姫「これって！」

ことり「そう、私と真姫ちゃんにしかできないこの治療法……一緒に頑張ろ？」

真姫「ゔぇぇ！？……し、仕方ないわね……」

……

このあとことりはこと真姫療法により無事穂乃果依存を克服したが真姫がことり依存症を発症したのは言うまでもない
おわり

脳細胞の99%が氏滅ってどんな状況なんだ・・・

何気に穂乃果がかなりかわいそうだなこれ
仲良い友達2人自分のせいで氏んでことりは真姫のところに行っちゃうし